JP7426783B2 - 壁パネルの取付工法、壁パネルの取付構造体、座金プレートおよび建物 - Google Patents
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Description
図13に示すように、パネル100Aから突出するボルト61が丸座金70の重みと相まって下方に垂れ下がる。このとき、丸座金70はボルト軸と略直角に、すなわち、丸座金70の下端がパネル100に近づく方に傾斜する。このときのボルト垂れさがり角度は、例えば、3°~10°となる。
これにより、座金70の下端とパネル100Aとの隙間が小さくなり、上方から金具40のスリットに差し込みづらいという問題があった。
壁パネル(100)を、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付ける壁パネルの取付工法であって、
一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)を、前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定し、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一端に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、該平面部(51)の下辺中央部は空いたスペースとされており、前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが鈍角である座金プレート(50)を、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)の屋内側の面下部に予め埋設されたアンカー(60)部分に配し、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するようにボルト(61)を前記アンカー(60)に挿入し、
前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配されるように、前記ボルト(61)の突出部分を前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込み、
前記ボルト(61)を締結することにより、前記壁パネル(100)を前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付ける取付工法において、
前記ボルト(61)の突出部分を前記スリット(44)に差し込む際に、前記折曲片(53)により、前記座金プレート(50)が前記取付金具(40)の屋内側となるように誘導されることを特徴とする壁パネルの取付工法。
[2]
壁パネル(100)を、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付ける壁パネルの取付工法であって、
一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)を、前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定し、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一部に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが鈍角である座金プレート(50)を、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)の屋内側の面下部に予め埋設されたアンカー(60)部分に配し、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するようにボルト(61)を前記アンカー(60)に挿入し、
前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配されるように、前記ボルト(61)の突出部分を前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込み、
前記ボルト(61)を締結することにより、前記壁パネル(100)を前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付ける取付工法において、
前記ボルト(61)の突出部分を前記スリット(44)に差し込む際に、前記折曲片(53)により、前記座金プレート(50)が前記取付金具(40)の屋内側となるように誘導され、
前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが、前記取付金具(40)の前記段差部(43)の角度と略等しくされており、前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)が、前記取付金具(40)の段差部(43)に乗せられることを特徴とする壁パネルの取付工法。
[3]
前記取付金具(40)を、前記梁(10)の上面(11)に固定された下地鋼材(20)の鉛直部(22)の屋内側の面に固定する、[1]または[2]に記載の壁パネルの取付工法。
[4]
前記座金プレート(50)において、前記ボルト挿通孔(52)が長円形状である、[1]から[3]のいずれかに記載の壁パネルの取付工法。
[5]
前記座金プレート(50)において、前記折曲片(53)は前記平面部(51)の一辺の両端にそれぞれ設けられ、該2つの折曲片(53)の間は解放されている、[1]から[4]のいずれかに記載の壁パネルの取付工法。
[6]
前記座金プレート(50)において、前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度が、前記取付金具(40)の段差部(43)の角度と略等しくされている、[1]、または[3]から[5]のいずれかに記載の壁パネルの取付工法。
[7]
前記座金プレート(50)と前記ボルト(61)との間に、ワッシャー(63)を配する、[1]から[6]のいずれかに記載の壁パネルの取付工法。
[8]
壁パネル(100)が、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付けられてなる壁パネルの取付構造体であって、
屋内側の面下部にアンカー(60)が埋設されている壁パネル(100)と、
前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定され、一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)と、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一端に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、該平面部(51)の下辺中央部は空いたスペースとされており、前記折曲片(53)と前記平面部(51)となす角度θが鈍角である座金プレート(50)と、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するように前記アンカー(60)に挿入されたボルト(61)と、を備え、
前記座金プレート(50)が、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)のアンカー(60)部分に配され、
前記ボルト(61)の突出部分が前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込まれることにより、前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配され、
前記ボルト(61)により、前記壁パネル(100)が前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付けられてなることを特徴とする壁パネルの取付構造体。
[9]
壁パネル(100)が、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付けられてなる壁パネルの取付構造体であって、
屋内側の面下部にアンカー(60)が埋設されている壁パネル(100)と、
前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定され、一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)と、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一部に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、前記折曲片(53)と前記平面部(51)となす角度θが鈍角である座金プレート(50)と、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するように前記アンカー(60)に挿入されたボルト(61)と、を備え、
前記座金プレート(50)が、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)のアンカー(60)部分に配され、
前記ボルト(61)の突出部分が前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込まれることにより、前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配され、
前記ボルト(61)により、前記壁パネル(100)が前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付けられてなり、
前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが、前記取付金具(40)の前記段差部(43)の角度と略等しくされており、前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)が、前記取付金具(40)の段差部(43)に乗せられていることを特徴とする壁パネルの取付構造体。
[10]
壁パネル(100)を建物の梁(10)または柱に直接または間接的に取り付ける取付金具(40)を、壁パネル(100)に右回りに締め付けられるボルト(61)で固定する際に、該取付金具(40)と該ボルト(61)の頭部との間に挿入されて用いられる板状の座金プレート(50)であって、
略矩形状の平面部(51)と、
前記平面部(51)の略中央部に設けられたボルト挿通孔(52)と、
前記平面部(51)の下辺部に、該平面部(51)に対して前記ボルト挿通孔(52)に挿通されるボルト(61)の頭部側に向けて折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、前記折曲片(53)は、前記下辺部において、前記ボルト挿通孔(52)に挿通される前記ボルト(61)の頭部側から見て右側の端部のみに設けられ、該平面部(51)の下辺中央部及び下辺中央部よりも左側は空いたスペースとされており、
前記折曲片(53)と前記平面部(51)となす角が鈍角であることを特徴とする、座金プレート。
[11]
[8]または[9]に記載の壁パネルの取付構造体を備えた、建物。
なお、以下の説明では、壁パネルとして外壁パネルを、建物躯体である梁に取り付ける場合を例に挙げて説明する。
なお、図では、図面左側を屋外側、図面右側を屋内側、図面上側を上側、図面下側を下側とする。
まず、図3および図4に示すように、一端部に開放されたスリット44を有する取付金具40を、梁10に直接または間接的に固定する。
本実施形態では、スリット44の開放端が上側となるように、取付金具40の屋外側の面を、梁10に固定された下地鋼材20の鉛直フランジ22の屋内側の面に当接させて、溶接により下地鋼材20の鉛直フランジ22に固定する。
図2に示すように、座金プレート50は、略矩形状の平面部51と、平面部51の略中央部に設けられたボルト挿通孔52と、平面部51の外周(ここでは下辺)の少なくとも一部に、該平面部51に対して折り曲げられて設けられた折曲片53と、を有し、折曲片53と平面部51とがなす角度θが鈍角である。
これにより、座金プレート50の折曲片53を、取付金具40の段差部43に乗せることができる。ボルト61を締結して固定する際に、ボルト61が右ねじの場合は、座金プレート50の右下の折曲片53が、取付金具40の段差部43と噛み合い突っ張ることにより座金の共回りを抑止できる(図9参照)。
このとき、ボルト挿通孔52が上下方向に長い場合は、重心より高い位置に設けたボルト径の仮想穴を内包するような長円孔であればよい。つまり、長円孔の中心が重心より高い位置である必要はない。座金プレート50をボルト61にぶら下げた際に、折曲片53が常に下方を向く。
鉛直距離を長くとると、取付金具40をそれだけ上に伸ばすことになり、取付金具40が強度設計上大きく厚くなって不経済である。
なお、上述した説明では、取付金具をスリットの解放端が上向きになるように配し、壁パネルに取り付けられた座金プレートおよびボルトを上側から差し込む場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、取付金具をスリットの解放端が横向きになるように配し、壁パネルに取り付けられた座金プレートおよびボルトを横側から差し込む場合にも、本発明は適用可能である。この場合、座金プレートの折曲片は、取付金具に差し込む方向に配される。
また、図12に示すように、座金プレート50C(50)の平面部51は、円形状であってもよい。この場合、座金プレート50C(50)は、平面部51の外周全体が折曲片53とされた円皿状をなす。
この場合、壁パネル表面は「屋外」ではなく「室内(部屋の内側)」を向いて取り付けられるため、上記説明において「屋外側」は『室内側』、「屋内側」は『室外側』と読み替えるものとする。
ここで、「室内」とは、壁パネルが取り付けられる部屋(個室)の内側空間であって、通常、人間が活動する空間のことを言い、廊下や玄関ホールなどの空間も含む。
10 :梁
11 :上面
20 :下地鋼材
21 :水平フランジ
22 :鉛直フランジ
40 :取付金具
41 :第1部分
42 :第2部分
43 :段差部
44 :スリット
50 :座金プレート
51 :平面部
52 :ボルト挿通孔
53 :折曲片
54 :切欠部
60 :アンカー
61 :ボルト
62 :ボルト頭部
63 :ワッシャー
100 :壁パネル
100A :上側壁パネル
100B :下側壁パネル
Claims (11)
- 壁パネル(100)を、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付ける壁パネルの取付工法であって、
一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)を、前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定し、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一端に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、該平面部(51)の下辺中央部は空いたスペースとされており、前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが鈍角である座金プレート(50)を、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)の屋内側の面下部に予め埋設されたアンカー(60)部分に配し、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するようにボルト(61)を前記アンカー(60)に挿入し、
前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配されるように、前記ボルト(61)の突出部分を前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込み、
前記ボルト(61)を締結することにより、前記壁パネル(100)を前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付ける取付工法において、
前記ボルト(61)の突出部分を前記スリット(44)に差し込む際に、前記折曲片(53)により、前記座金プレート(50)が前記取付金具(40)の屋内側となるように誘導されることを特徴とする壁パネルの取付工法。 - 壁パネル(100)を、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付ける壁パネルの取付工法であって、
一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)を、前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定し、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一部に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが鈍角である座金プレート(50)を、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)の屋内側の面下部に予め埋設されたアンカー(60)部分に配し、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するようにボルト(61)を前記アンカー(60)に挿入し、
前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配されるように、前記ボルト(61)の突出部分を前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込み、
前記ボルト(61)を締結することにより、前記壁パネル(100)を前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付ける取付工法において、
前記ボルト(61)の突出部分を前記スリット(44)に差し込む際に、前記折曲片(53)により、前記座金プレート(50)が前記取付金具(40)の屋内側となるように誘導され、
前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)と前記平面部51とがなす角度θが、前記取付金具(40)の前記段差部(43)の角度と略等しくされており、前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)が、前記取付金具(40)の段差部(43)に乗せられることを特徴とする壁パネルの取付工法。 - 前記取付金具(40)を、前記梁(10)の上面(11)に固定された下地鋼材(20)の鉛直部(22)の屋内側の面に固定する、請求項1または2に記載の壁パネルの取付工法。
- 前記座金プレート(50)において、前記ボルト挿通孔(52)が長円形状である、請求項1から3のいずれか1項に記載の壁パネルの取付工法。
- 前記座金プレート(50)において、前記折曲片(53)は前記平面部(51)の一辺の両端にそれぞれ設けられ、該2つの折曲片(53)の間は解放されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の壁パネルの取付工法。
- 前記座金プレート(50)において、前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度が、前記取付金具(40)の段差部(43)の角度と略等しくされている、請求項1、または3から5のいずれか1項に記載の壁パネルの取付工法。
- 前記座金プレート(50)と前記ボルト(61)との間に、ワッシャー(63)を配する、請求項1から6のいずれか1項に記載の壁パネルの取付工法。
- 壁パネル(100)が、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付けられてなる壁パネルの取付構造体であって、
屋内側の面下部にアンカー(60)が埋設されている壁パネル(100)と、
前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定され、一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)と、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一端に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、該平面部(51)の下辺中央部は空いたスペースとされており、前記折曲片(53)と前記平面部(51)となす角度θが鈍角である座金プレート(50)と、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するように前記アンカー(60)に挿入されたボルト(61)と、を備え、
前記座金プレート(50)が、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)のアンカー(60)部分に配され、
前記ボルト(61)の突出部分が前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込まれることにより、前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配され、
前記ボルト(61)により、前記壁パネル(100)が前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付けられてなることを特徴とする壁パネルの取付構造体。 - 壁パネル(100)が、建物の梁(10)または柱の屋外側に取り付けられてなる壁パネルの取付構造体であって、
屋内側の面下部にアンカー(60)が埋設されている壁パネル(100)と、
前記梁(10)または柱に直接または間接的に固定され、一端部に開放されたスリット(44)を有する取付金具(40)と、
略中央部にボルト挿通孔(52)が設けられた平面部(51)と、平面部(51)の下辺部の少なくとも一部に、該平面部(51)に対して折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、前記折曲片(53)と前記平面部(51)となす角度θが鈍角である座金プレート(50)と、
前記座金プレート(50)のボルト挿通孔(52)を通して、一部が屋内側に突出するように前記アンカー(60)に挿入されたボルト(61)と、を備え、
前記座金プレート(50)が、前記折曲片(53)が屋内側に向くように、前記壁パネル(100)のアンカー(60)部分に配され、
前記ボルト(61)の突出部分が前記取付金具(40)の前記スリット(44)に差し込まれることにより、前記壁パネル(100)と前記座金プレート(50)との間に前記取付金具(40)が配され、
前記ボルト(61)により、前記壁パネル(100)が前記取付金具(40)を介して前記梁(10)または柱に取り付けられてなり、
前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)と前記平面部(51)とがなす角度θが、前記取付金具(40)の前記段差部(43)の角度と略等しくされており、前記座金プレート(50)の前記折曲片(53)が、前記取付金具(40)の段差部(43)に乗せられていることを特徴とする壁パネルの取付構造体。 - 壁パネル(100)を建物の梁(10)または柱に直接または間接的に取り付ける取付金具(40)を、壁パネル(100)に右回りに締め付けられるボルト(61)で固定する際に、該取付金具(40)と該ボルト(61)の頭部との間に挿入されて用いられる板状の座金プレート(50)であって、
略矩形状の平面部(51)と、
前記平面部(51)の略中央部に設けられたボルト挿通孔(52)と、
前記平面部(51)の下辺部に、該平面部(51)に対して前記ボルト挿通孔(52)に挿通されるボルト(61)の頭部側に向けて折り曲げられて設けられた折曲片(53)と、を有し、前記折曲片(53)は、前記下辺部において、前記ボルト挿通孔(52)に挿通される前記ボルト(61)の頭部側から見て右側の端部のみに設けられ、該平面部(51)の下辺中央部及び下辺中央部よりも左側は空いたスペースとされており、
前記折曲片(53)と前記平面部(51)となす角が鈍角であることを特徴とする、座金プレート。 - 請求項8または9に記載の壁パネルの取付構造体を備えた、建物。
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