JP7420415B2 - ラベルホルダ、ラベル収容具、ラベル束の保持方法、及びラベルマガジンへのラベル束の供給方法 - Google Patents

ラベルホルダ、ラベル収容具、ラベル束の保持方法、及びラベルマガジンへのラベル束の供給方法 Download PDF

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Description

本開示は、ラベルホルダ、ラベル収容具、ラベル束の保持方法、及びラベルマガジンへのラベル束の供給方法に関し、詳細には、複数のラベルを束ねたラベル束を保持するラベルホルダ、このラベルホルダをラベル束を保持した状態で収容するラベル収容具、このラベルホルダを用いたラベル束の保持方法、及びこのラベルホルダを用いたラベルマガジンへのラベル束の供給方法に関する。
特許文献1には、ラベル貼付装置におけるラベル供給装置において、ロボットが複数のラベルマガジンからラベル束を順次取り出してラベル供給経路の待機領域に搬送する機構が、開示されている。
特開2010-202270号公報
発明者の調査によると、特許文献1に記載されているようにラベルマガジンに保持されたラベル束からラベル貼付装置へラベルが供給される場合、ラベルマガジンにラベル束を保持させる際には、作業者が手動でラベル束をラベルマガジンまで運んでラベルマガジンに保持させることがある。しかし、ラベル束は崩れやすいので、作業者がラベル束を崩さずに運び、更にラベルマガジンに保持させることは、容易ではない。ラベル束を崩れにくいように梱包して運ぶ場合には、ラベルマガジンの近傍で梱包を解く作業が必要となり、また梱包が解かれたラベル束をラベルマガジンに保持させる作業も容易ではない。そのため、ラベル束をラベルマガジンに保持させる作業に起因して、処理効率が低下しやすい。
本開示の課題は、ラベル束を保持した状態で運搬しやすくでき、かつラベル束をラベルマガジンに保持させやすいラベルホルダ、このラベルホルダをラベル束を保持した状態で収容するラベル収容具、このラベルホルダを用いたラベル束の保持方法、及びこのラベルホルダを用いたラベルマガジンへのラベル束の供給方法を、提供することである。
本開示の一態様に係るラベルホルダは、積層された複数のラベルからなるラベル束を保持し、かつ前記ラベル束を、物品にラベルを貼付するラベル貼付装置におけるラベルマガジンに供給するために使用される。前記ラベルホルダは、厚みを有し、かつその厚み方向の一面が保持面である保持体を備える。前記保持体は、本体部と、第一端保持部と、第二端保持部とを、備える。前記本体部は、プレート状であり、一つの先端である第一端と、前記第一端とは反対側の先端である第二端とを有する。前記第一端保持部は、前記第一端から前記第二端とは反対側へ伸びるように形成され、前記第二端保持部は、前記第二端から前記第一端とは反対側へ伸びるように形成されている。前記第一端保持部と、前記第二端保持部との各々は、折り曲げ可能である。
本開示の一態様に係るラベル収容具は、複数のラベルホルダと、収容容器とを備える。前記複数のラベルホルダの各々は、前記ラベルホルダである。前記収容容器は、前記複数のラベルホルダを、前記複数のラベルホルダの各々が前記ラベル束を保持した状態で、収容する。
本開示の一態様に係るラベル束の保持方法では、前記ラベルホルダと、積層された複数のラベルからなり、前記複数のラベルの積層方向の一方の端面が第一端面、第一端面とは反対側の端面が第二端面であるラベル束とを、用意する。前記ラベル束における前記複数のラベルの積層方向と前記ラベルホルダにおける前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向とが一致するようにして、前記ラベル束を前記ラベルホルダにおける前記保持面側で、前記本体部に載せる。前記第一端保持部を折り曲げて前記第一端面に沿わせ、かつ前記第二端保持部を折り曲げて前記第二端面に沿わせる。
本開示の一態様に係るラベルマガジンへのラベル束の供給方法では、上面が配置面である配置部と、前記配置部の一方の端部の上方にあるストッパとを備えるラベルマガジンを用意する。前記ラベル束の保持方法によって前記ラベル束を保持した状態の前記ラベルホルダを前記配置面上に、前記第一端保持部と前記第二端保持部とのうち一方が前記ストッパ側に、他方が前記ストッパとは反対側に、それぞれ位置するようにして、配置する。前記ラベル束に前記ストッパへ向かう荷重をかけながら、前記ラベルホルダに前記ストッパ側とは反対側に向かう引っ張り荷重をかけることで、前記ラベルホルダを前記配置面と前記ラベル束との間から引き抜く。
図1は、本開示の第一の実施形態における、ラベル束がラベルホルダに保持された状態の断面図である。 図2Aは、本開示の第一の実施形態における、ラベルホルダの保持体の平面図である。図2Bは、本開示の第一の実施形態における、ラベルホルダの保持体の側面図である。 図3Aは、同上の保持体の他の例を示す一部の側面図である。図3Bは、同上の保持体の他の例を示す一部の側面図である。図3Cは、同上の保持体の他の例を示す一部の側面図である。 図4Aは、本開示の第一の実施形態における、ラベルマガジンを示す斜視図である。図4Bは、本開示の第一の実施形態における、ラベル束を保持するラベルホルダがラベルマガジンに保持された状態の斜視図である。図4Cは、本開示の第一の実施形態における、ラベル束がラベルマガジンに保持された状態の斜視図である。 図5Aは、本開示の第一の実施形態における、ラベル束を保持するラベルホルダがラベルマガジンに保持された状態の断面図である。図5Bは、本開示の第一の実施形態における、ラベル束を保持するラベルホルダがラベルマガジンに保持された後、ラベルホルダが引き抜かれる様子を示す断面図である。図5Cは、本開示の第一の実施形態における、ラベル束を保持するラベルホルダがラベルマガジンに保持された後、ラベルホルダが引き抜かれる様子を示す断面図である。 図6は、本開示の第一の実施形態における、ラベル収容具の分解斜視図である。 図7Aは、本開示の第二の実施形態における、ラベルホルダの保持体の平面図である。図7Bは、本開示の第二の実施形態における、ラベルホルダの保持体の正面図である。図7Cは、本開示の第二の実施形態における、ラベルホルダの保持体の使用時の正面図である。 図8Aは、本開示の第二の実施形態における、ラベルホルダの断面図である。図8Bは、本開示の第二の実施形態における、ラベルホルダにラベル束を保持させた状態の断面図である。 図9は、ラベル貼付装置の一例の概略図である。
以下、本開示の実施形態について説明する。なお本開示は下記の実施形態に限られない。下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎず、本開示の目的を達成できれば設計に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態に係るラベルホルダ1は、積層された複数のラベル41からなるラベル束4を保持し、かつラベル束4を、物品87にラベル41を貼付するラベル貼付装置8におけるラベルマガジン7に供給するために使用される。ラベルホルダ1は、保持体2を備える。保持体2は、厚みを有し、かつその厚み方向の一面が保持面21である。保持体2は、本体部22と、第一端保持部231と、第二端保持部232とを、備える。本体部22は、プレート状であり、一つの先端である第一端221と、第一端221とは反対側の先端である第二端222とを有する。第一端保持部231は、第一端221から第二端222とは反対側へ伸びるように形成されており、第二端保持部232は、第二端222から第一端221とは反対側へ伸びるように形成されている。第一端保持部231と、第二端保持部232との各々は、折り曲げ可能である。
本実施形態によれば、ラベルホルダ1を用いることで、ラベルホルダ1でラベル束4を保持した状態で運搬しやすくでき、かつラベル束4をラベルマガジン7に保持させやすい。
本開示の、より具体的な実施形態について、説明する。
まず、ラベルホルダ1の第一の実施形態を、図1から図3Cを参照して説明する。
第一の実施形態に係るラベルホルダ1は、図1に示すように、保持体2と、中敷き材3とを備える。
第一の実施形態では、本体部22を含めた保持体2全体が、厚みを有するプレート状であり、かつ平面視長方形状である。平面視とは保持体2を厚み方向に見ることをいう。保持体2はリジットな材質から形成され、例えば板紙又はプラスチック板などから形成される。保持体2の厚みは例えば1mm以上5mm以下であるが、これに制限されない。
保持体2は、図2A及び図2Bに示すように、本体部22と、第一端保持部231と、第二端保持部232とを、備える。
本体部22は、平面視長方形状である。本体部22の厚みは全体的に均一である。第一の実施形態において、本体部22の第一端221は平面視における本体部22の一つの短辺に相当し、本体部22の第二端222は本体部22のもう一つの短辺に相当する。第一端保持部231は、平面視長方形状であり、第一端221から第二端222とは反対側へ伸びるように形成されている。第二端保持部232は、平面視長方形状であり、第二端222から第一端221とは反対側へ伸びるように形成されている。
第一端保持部231の厚みは、後述する第一曲げ部241を除き、全体的に均一である。第一端保持部231には、複数の第一曲げ部241が形成されている。複数の第一曲げ部241は第一端221と第二端222とが並ぶ方向と保持体2の厚み方向とのいずれとも直交する方向に長く、かつ保持面21で開口する断面V状の溝である。これにより、第一端保持部231は、いずれの第一曲げ部241においても折り曲げ可能である。複数の第一曲げ部241は第一端221と第二端222とが並ぶ方向に間隔をあけて並んでいる。隣合う第一曲げ部241間の間隔は、例えば2mm以上20mm以下である。
第二端保持部232の厚みは、後述する第二曲げ部242を除き、全体的に均一である。第二端保持部232には、複数の第二曲げ部242が形成されている。複数の第二曲げ部242は第一端221と第二端222とが並ぶ方向と保持体2の厚み方向とのいずれとも直交する方向に長く、かつ保持面21で開口する断面V状の溝である。これにより、第二端保持部232は、いずれの第二曲げ部242においても折り曲げ可能である。複数の第二曲げ部242は第一端221と第二端222とが並ぶ方向に間隔をあけて並んでいる。隣合う第二曲げ部242間の間隔は、例えば2mm以上20mm以下である。
なお、第一曲げ部241と第二曲げ部242との各々の形状は、折り曲げ可能であれば上記の形状に限られない。例えば図3Aに示すように、隣合う第一曲げ部241の間隔及び隣合う第二曲げ部242の間隔は、図2A及び図2Bに示す場合のよりも小さくてもよい。また、図3Bに示すように、複数の第一曲げ部241には、保持面21側に開口するV字状の溝と、保持面21とは反対側に開口する断面V字状の溝とが、含まれていてもよく、複数の第二曲げ部242についても同様であってよい。また、例えば第一曲げ部241と第二曲げ部242との各々が、断面V字状以外の形状の溝でもよい。また、第一端保持部231の厚みが第一曲げ部241において薄くなっていることで、第一端保持部231が第一曲げ部241において折り曲げ可能であれば、第一曲げ部241は溝でなくてもよく、また、第二端保持部232の厚みが第二曲げ部242において薄くなっていることで、第二端保持部232が第二曲げ部242において折り曲げ可能であれば、第二曲げ部242は溝でなくてもよい。
また、上記では第一端保持部231は第一曲げ部241でのみ折り曲げ可能であり、第二端保持部232は第二曲げ部242でのみ折り曲げ可能であるが、第一端保持部231と、第二端保持部232との各々は、全体が折り曲げ可能であってもよい。そのために、例えば第一端保持部231と、前記第二端保持部232との各々は、樹脂製のシートなどのフレキシブルな材質から作製されていてもよい。例えば図3Cに示す例では、保持体2は、本体部22と、本体部22の保持面21側とは反対側の面に重なるフレキシブルな樹脂製のシート29とを備え、このシート29は、本体部22から、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向の両側にはみ出している。このはみ出している部分が、第一端保持部231及び第二端保持部232である。
本実施形態では、第一端保持部231と第二端保持部232とは、向きが異なることを除けば同じ形状を有する。また、保持体2全体は、保持体2の平面視の中心を厚み方向に通る線を対称軸とする回転対称(2回対称)の形状を有し、かつこの対称軸を通り、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する面を対称面とする面対称の形状を有する。
中敷き材3は、厚みを有するシート状であり、かつ平面視長方形状である。中敷き材3は、フレキシブルな材質から作製される。例えば中敷き材3は、クラフト紙等の紙又は樹脂フィルム等から作製される。中敷き材3は、ラベルホルダ1が使用される際に、保持体2の保持面21側に、第一端保持部231、本体部22、及び第二端保持部232を覆うように重ねられる。中敷き材3が保持体2に重ねられた状態における、第一端221と第二端222とが並ぶ方向の寸法に関しては、中敷き材3の寸法は、保持体2全体の寸法と同じ、又はこれよりわずかに小さいことが好ましい。また、この状態における、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向の寸法に関しては、中敷き材3の寸法は、本体部22の寸法と同じであり、又はこれよりもわずかに小さいことが好ましい。
第一の実施形態に係るラベルホルダ1を用いた、ラベル束4の保持方法について、図1を参照して説明する。
まず、ラベルホルダ1と、ラベル束4とを、用意する。ラベル束4は、積層された複数のラベル41からなり、複数のラベル41の積層方向の一方の端面が第一端面421、第一端面421とは反対側の端面が第二端面422である。以下、保持体2を保持面21が上方を向くように配置した状態を基準として説明する。
中敷き材3を、保持体2の保持面21に、第一端保持部231、本体部22、及び第二端保持部232を覆うように重ねる。この状態で、ラベル束4における複数のラベル41の積層方向とラベルホルダ1における第一端221と第二端222とが並ぶ方向とが一致するようにして、ラベル束4をラベルホルダ1における保持面21側で、本体部22に載せる。このため、ラベル束4と保持面21との間に、中敷き材3が介在する。この状態で、第一端保持部231を、上方へ立ち上がるように折り曲げて、第一端面421に沿わせ、かつ第二端保持部232を、保持面21が向く方向へ立ち上がるように折り曲げて、第二端面422に沿わせる。この場合、第一端保持部231と第一端面421との間に中敷き材3が介在し、かつ第二端保持部232と第二端面422との間にも中敷き材3が介在する。これにより、ラベルホルダ1でラベル束4が保持される。
第一端保持部231を折り曲げて第一端面421に沿わせ、かつ第二端保持部232を折り曲げて第二端面422に沿わせるにあたり、本実施形態のように第一端保持部231に複数の第一曲げ部241が形成され、かつ第二端保持部232に複数の第二曲げ部242が形成されている場合には、第一端保持部231を複数の第一曲げ部241のうちいずれか一つの第一曲げ部241で折り曲げ、かつ第二端保持部232を複数の第二曲げ部242のうちいずれか一つの第二曲げ部242で折り曲げる。第一端保持部231と第二端保持部232との各々は、上方へ伸びるように折り曲げられる。第一曲げ部241と第二曲げ部242との各々が保持面21で開口するV字状の溝であれば、第一端保持部231と第二端保持部232とは、折り曲げられた状態で安定しやすい。また、ラベル束4の寸法に応じて適切な第一曲げ部241及び第二曲げ部242が選択され、選択された第一曲げ部241で第一端保持部231が折り曲げられ、かつ選択された第二曲げ部242で第二端保持部232が折り曲げられることで、ラベル束4が安定して保持されやすくなる。
第一端保持部231と第二端保持部232との各々が折り曲げられた状態では、第一端保持部231の先端と第二端保持部232の先端との各々は、ラベル束4よりも、保持面21の向く方向へ突出していることが好ましい。この場合、ラベルホルダ1にラベル束4が保持された状態で、第一端保持部231の先端部分と第二端保持部232の先端部分を、人の手又はロボットアームなどで掴みやすい。このため、ラベルホルダ1にラベル束4が保持された状態で、ラベルホルダ1をラベル束4ごと、運搬しやすくなる。
ラベルホルダ1を用いたラベルマガジン7へのラベル束4の供給方法について、図4Aから図5Cを参照して説明する。
上記のラベル束4の保持方法によって、ラベルホルダ1にラベル束4を保持させる。
また、ラベルマガジン7を用意する(図4Aから図5C参照)。ラベルマガジン7は、複数のラベル41を、ラベル貼付装置8へ供給するために保持する容器である。ラベルマガジン7は、上面が配置面72である配置部71と、配置部71の一方の端部の上方にあるストッパ73とを備える。なお、ラベルマガジン7の説明における、上面及び上方などの、向き及び位置関係等を示す文言は、ラベルマガジン7の使用時におけるラベルマガジン7が備える要素の向き及び位置関係等を説明するものである。本実施形態では、より詳しくは、ラベルマガジン7の全体形状は、直方体状の容器である。配置部71は、ラベルマガジン7の底部を構成する。配置部71は、その厚み方向が上下方向と一致する、平面視長方形状の板状の部材である。配置部71の上面が配置面72である。ストッパ73は、配置部71の長手方向の一方の端縁から上方に伸びるように形成された板状の部材である。配置部71の長手方向及び厚み方向のいずれとも直交する方向の両端縁の各々からは、板状の側壁74が上方に伸びるように形成されている。これにより、ラベルマガジン7の内部の空間は、ストッパ73及び二つの側壁74によって三方向に閉ざされており、かつ上方及びストッパ73とは反対側に開放されている。
このラベルホルダ1の配置部71における配置面72上に、ラベル束4を保持した状態のラベルホルダ1を、第一端保持部231と第二端保持部232とのうち一方がストッパ73側に、他方がストッパ73とは反対側に、それぞれ位置するようにして、配置する(図4B及び図5A参照)。このとき、例えば第一曲げ部241と第二曲げ部242とを人の手又はロボットアーム等で掴むことでラベルホルダ1を支持しながら、ラベルマガジン7の上方からラベルホルダ1を配置面72の上に載せることで、ラベルホルダ1を配置面72上に容易に載せることができる。
次に、ラベル束4にストッパ73へ向かう荷重をかけながら、ラベルホルダ1にストッパ73側とは反対側に向かう引っ張り荷重をかけることで、ラベルホルダ1を配置面72と前記ラベル束4との間から引き抜く(図5B及び図5C参照)。
例えば第一端保持部231がストッパ73側に位置している場合には、ラベル束4の第二端面422を人の手又はロボットアーム等でストッパ73側へ向けて押さえつけることでラベル束4にストッパ73へ向かう荷重をかける。この状態で、第二端保持部232を人の手又はロボットアーム等でストッパ73とは反対側へ向けて引っ張ることでラベルホルダ1にストッパ73側とは反対側に向かう引っ張り荷重をかけて、ラベルホルダ1を引き抜く。ラベルマガジン7におけるラベル束4が配置される空間はストッパ73とは反対側に開放されているので、第二端保持部232を引っ張る操作は阻害されにくい。このとき、第一端保持部231に複数の第一曲げ部241が形成されていると、第一曲げ部241が各第一曲げ部241で折り曲げられながらラベル束4における第一端面421の下端辺りを通過する。さらに、ラベルホルダ1が中敷き材3を備えていると、第一端保持部231とラベル束4との間に中敷き材3が介在した状態で、第一端保持部231がラベル束4の第一端面421の下端辺りを通過する。そのため、第一端保持部231はラベル束4の第一端面421の下端辺りをスムースに通過しやすく、これによりラベルホルダ1がスムースに引き抜かれやすい。これにより、ラベル束4がラベルマガジン7に供給されて、ラベルマガジン7に保持される(図4C参照)。また、第二端保持部232がストッパ73側に位置している場合には、第一端保持部231と第二端保持部232とが入れ替わり、第一曲げ部241と第二曲げ部242とが入れ替わり、かつ第一端面421と第二端面422とが入れ替わることを除けば、第一端保持部231がストッパ73側に位置している場合と同様に、ラベル束4がラベルマガジン7に供給されて、ラベルマガジン7に保持される。
図9は、ラベルマガジン7に保持されたラベル束4が供給されるラベル貼付装置8の一例の概略である。このラベル貼付装置8は、ラベル供給部81と、ラベル貼付部86とを備える。ラベル供給部81は、ラベルマガジン7を搬送するコンベア82と、コンベア82における特定位置(供給位置83)と接続されている供給ステージ84と、供給位置83にあるラベルマガジン7に保持されているラベル束4を供給ステージ84へ移送するロボットアームなどの移送手段85とを、備える。このラベル供給部81では、ラベル束4を保持する複数のラベルマガジン7がコンベア82によって供給位置83へ順次搬送される。供給位置83では、ラベルマガジン7に保持されているラベル束4が、移送手段85によってラベルマガジン7から押し出されて、供給ステージ84へ送られる。空になったラベルマガジン7は、コンベア82によって供給位置83から送り出され、かつラベル束4を保持する別のラベルマガジン7が特定位置に送られて待機する。
ラベル貼付部86は、ラベル41が貼付される複数の物品87を供給ステージ84へ順次送る、送り手段88を備える。送り手段88は、例えば物品87を支持しながら物品87を搬送するように構成されている。供給ステージ84へ送られた物品87は、供給ステージ84におけるラベル束4の先端のラベル41に押しつけられることで、物品87にラベル41が貼付される。
なお、上記のラベル貼付装置8の構成は一例に過ぎず、ラベル貼付装置8は種々の構成を有しうる。
図6は、複数のラベルホルダ1と、この複数のラベルホルダ1を収容する収容容器91とを備える、ラベル収容具9を示す。収容容器91は、内部に収容空間92を有し、かつ上面に収容空間92に通じる開口93を有する本体94と、本体94の開口93の縁に接続された、開口93を開閉可能な蓋体95とを、備える。収容容器91の材質は、例えば厚紙、樹脂又は金属などである。図6に示すように、例えばラベル束4を各々保持する複数のラベルホルダ1が、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向に並べられた状態で、本体94の収容空間92内に収容される。隣合うラベルホルダ1の間には、仕切り板96が配置される。この状態で、開口93を蓋体95で閉じる。これにより、ラベル41をラベル収容具9に収容することができ、このラベル収容具9を利用してラベル41の保管及び搬送等を行うことができる。また、本実施形態では、上述のとおり、ラベルホルダ1にラベル束4が保持された状態で、第一端保持部231の先端部分と第二端保持部232の先端部分を、人の手又はロボットアームなどで掴むことでラベルホルダ1を容易に移動させることができる。このようにラベルホルダ1を移動させると、収容空間92へラベルホルダ1を容易に収容することができ、また収容空間92からラベルホルダ1を容易に取り出すことができる。
ラベルホルダ1の第二の実施形態を、図7Aから図8Bを参照して説明する。
第二の実施形態に係るラベルホルダ1は、保持体2と、中敷き材3とを備える。
第二の実施形態では、本体部22を含めた保持体2全体が、厚みを有するプレート状である。保持体2はリジットな材質から形成され、例えば板紙又はプラスチック板などから形成される。保持体2の厚みは例えば1mm以上5mm以下であるが、これに制限されない。
保持体2は、本体部22と、第一端保持部231と、第二端保持部232と、第一側保持部261と、第二側保持部262とを、備える(図7A参照)。
本体部22は、中央部30と、第一側部31と、第二側部32と、二つの支持部28とを、備える。
中央部30は、平面視長方形状であり、全体にわたって均一な厚みを有する。第二の実施形態において、本体部22の第一端221は平面視における中央部30の一つの短辺に相当し、本体部22の第二端222は中央部30のもう一つの短辺に相当する。
第一側部31、一つの支持部28、中央部30、もう一つの支持部28、及び第二側部32は、この順に、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向に並んで、順次接続されている。
第一側部31と第二側部32との各々は、第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い平面視長方形状であり、全体にわたって均一な厚みを有する。第一側部31と第二側部32とは、向きが異なること以外は互いに同じ寸法及び形状を有する。
第一側部31と中央部30との間、及び中央部30と第二側部32との間の各々に、支持部28が介在している。二つの支持部28の各々は、第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い平面視長方形状であり、互いに同じ寸法及び形状を有する。
支持部28は、折り曲げられることで、保持面21が向く方向に突出するように形成されている。具体的には、各支持部28の両側縁、すなわち支持部28と第一側部31又は第二側部32との境界、及び支持部28と中央部30との境界に、第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い基部曲げ部33が形成されている。保持体2は、各基部曲げ部33において折り曲げ可能である。各基部曲げ部33は、保持面21側に開口する断面V字状の溝である。各支持部28の、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向の中央部30には、第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い二つの頂部曲げ部34が、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向に並んで形成されている。保持体2は、各頂部曲げ部34において折り曲げ可能である。各頂部曲げ部34は、保持面21側とは反対側に開口する断面V字状の溝である。
また、本体部22は、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と保持体2の厚み方向とのいずれとも直交する方向の一側端である第一側端251と、第一側端251とは反対側の側端である第二側端252とを有する。本実施形態では、第一側端251は第一側部31の側端でもあり、第二側端252は第二側部32の側端でもある。第一側保持部261は、本体部22の第一側端251から第二側端252とは反対側へ伸びるように形成されており。第二側保持部262は、本体部22の第二側端252から第一側端251とは反対側へ伸びるように形成されている。第一側保持部261と、第二側保持部262との各々は、第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い平面視長方形状であり、全体にわたって均一な厚みを有する。第一側部31と第二側部32とは、向きが異なること以外は互いに同じ寸法及び形状を有する。本体部22と第一側保持部261との境界に第一側曲げ部271が形成されている。第一側曲げ部271は第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い。保持体2は第一側曲げ部271で折り曲げ可能である。また、本体部22と第二側保持部262との境界に第二側曲げ部272が形成されている。第二側曲げ部272は第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い。保持体2は第二側曲げ部272で折り曲げ可能である。第一側曲げ部271と第二側曲げ部272との各々は、保持面21側に開口する断面V字状の溝である。
第一端保持部231は、平面視長方形状であり、第一端221から第二端222とは反対側へ伸びるように形成されている。第二端保持部232は、平面視長方形状であり、第二端222から第一端221とは反対側へ伸びるように形成されている。第一端保持部231と第二端保持部232との構成は、第一の実施形態と同様である。
本実施形態では、保持体2全体は、保持体2の平面視の中心を厚み方向に通る線を対称軸とする回転対称(2回対称)の形状を有し、かつこの対称軸を通り、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する面を対称面とする面対称の形状を有する。
中敷き材3は、厚みを有するシート状であり、かつ平面視長方形状である。中敷き材3は、フレキシブルな材質から作製され、例えば中敷き材3は、クラフト紙等の紙又は樹脂フィルム等から作製される。中敷き材3は、ラベルホルダ1が使用される際に、保持体2の保持面21側に、第一端保持部231、本体部22、及び第二端保持部232を覆うように重ねられる。中敷き材3が保持体2に重ねられた状態における、第一端221と第二端222とが並ぶ方向の寸法に関しては、中敷き材3の寸法は、支持部28が折り曲げられることで保持面21が向く方向に突出している状態における保持体2全体の寸法と同じ、又はこれよりわずかに小さいことが好ましい。また、この状態における、第一端221と第二端222とが並ぶ方向と厚み方向とのいずれとも直交する方向の寸法に関しては、中敷き材3の寸法は、本体部22の寸法と同じであり、又はこれよりもわずかに小さいことが好ましい。
第二の実施形態に係るラベルホルダ1を用いた、ラベル束4の保持方法について説明する。
まず、ラベルホルダ1と、ラベル束4とを、用意する。ラベル束4は、積層された複数のラベル41からなり、複数のラベル41の積層方向の一方の端面が第一端面421、第一端面421とは反対側の端面が第二端面422である。以下、保持体2を保持面21が上方を向くように配置した状態を基準として説明する。
第二の実施形態におけるラベル41は、その外周の一部が凸曲線44である形状を有する。例えばラベル41は、円弧状に屈曲した帯状の形状を有する(図8B参照)。このため、ラベル束4の外周面は、ラベル41における凸曲線44に対応する凸曲面45を有する。
保持体2の本体部22を、各支持部28が保持面21の向く方向へ立ち上がるように各基部曲げ部33で折り曲げ、かつ各支持部28を、支持部28が折り返されるように各頂部曲げ部34で折り曲げる(図7B参照)。これにより、第一端221と第二端222とが並ぶ方向に長い二つの支持部28が、本体部22から保持面21の向く方向へ突出するように形成され、二つの支持部28は、第一端221と第二端222とが並ぶ方向及び厚み方向のいずれとも直交する方向に間隔をあけて並ぶ。
また、保持体2を第一側曲げ部271で折り曲げることで、第一側保持部261が本体部22の第一側端251から上方に伸びるようにし、かつ保持体2を第二側曲げ部272で折り曲げることで、第二側保持部262が本体部22の第二側端252から上方に伸びるようにする(図7B参照)。
中敷き材3を、保持体2の保持面21側に、第一端保持部231、本体部22、及び第二端保持部232を覆うように重ねる(図8A参照)。第二の実施形態では、本体部22は支持部28を備えるため、中敷き材3は、二つの支持部28の先端に支えられるように配置される。
この状態で、ラベル束4における複数のラベル41の積層方向とラベルホルダ1における第一端221と第二端222とが並ぶ方向とが一致するようにして、ラベル束4をラベルホルダ1における保持面21側で、本体部22に載せる(図8B参照)。このため、ラベル束4と保持面21との間に、中敷き材3が介在する。
ラベル束4は、凸曲面45が保持面21と対向するように配置された状態で本体部22に載せられる。このため、凸曲面45が二つの支持部28の先端で支持されることで、ラベル束4が凸曲面45を有するにもかかわらず、ラベル束4が本体部22に安定して支持される。また、ラベル束4は第一側保持部261と第二側保持部262との間に配置されることで、ラベル束4が第一端221側又は第二端222側に移動しようとしても、ラベル束4の移動が第一側保持部261及び第二側保持部262で阻害されることで、ラベル束4がラベルホルダ1に保持された状態が維持されやすい。このため、ラベル束4が凸曲面45を有しても、ラベル束4がラベルホルダ1に保持されやすい。
この状態で、第一端保持部231を折り曲げて第一端面421に沿わせ、かつ第二端保持部232を折り曲げて第二端面422に沿わせる。この場合、第一端保持部231と第一端面421との間に中敷き材3が介在し、かつ第二端保持部232と第二端面422との間にも中敷き材3が介在する。
これにより、ラベルホルダ1でラベル束4が保持される。
この第二の実施形態に係るラベルホルダ1を用い、第一の実施形態の場合と同様に、ラベルマガジン7へラベル束4を供給することができる。
また、第一の実施形態の場合と同様、第二の実施形態に係る複数のラベルホルダ1と、この複数のラベルホルダ1を収容する収容容器91とを備える、ラベル収容具9を用い、ラベル41の保管及び搬送等を行うことができる。
既に説明したとおり、本開示は下記の第一の実施形態及び第二の実施形態には限られない。
例えば、第一端保持部231と、第二端保持部232との各々は、折り曲げ可能であれば、第一の実施形態及び第二の実施形態、並びに図2A、図2B及び図2Cに例示した構成以外の、種々の構成を有することができる。
また、第二の実施形態では、保持体2は、支持部28と、第一側保持部261及び第二側保持部262とを備えるが、保持体2は、支持部28を備え、かつ第一側保持部261及び第二側保持部262を備えなくてもよい。また、保持体2は、支持部28を備えず、かつ第一側保持部261及び第二側保持部262を備えてもよい。
上記の実施形態から明らかなように、本開示の第一の態様に係るラベルホルダ(1)は、積層された複数のラベル(41)からなるラベル束(4)を保持し、かつラベル束(4)を、物品(87)にラベル(41)を貼付するラベル貼付装置(8)におけるラベルマガジン(7)に供給するために使用される。ラベルホルダ(1)は、厚みを有し、かつその厚み方向の一面が保持面(21)である保持体(2)を備える。保持体(2)は、本体部(22)と、第一端保持部(231)と、第二端保持部(232)とを、備える。本体部(22)は、プレート状であり、一つの先端である第一端(221)と、第一端(221)とは反対側の先端である第二端(222)とを有する。第一端保持部(231)は、第一端(221)から第二端(222)とは反対側へ伸びるように形成され、第二端保持部(232)は、第二端(222)から第一端(221)とは反対側へ伸びるように形成されている。第一端保持部(231)と、第二端保持部(232)との各々は、折り曲げ可能である。
第一の態様によると、ラベルホルダ(1)に保持されることでラベル束(4)が運搬されやすくでき、かつラベル束(4)及びラベルホルダ(1)をラベルマガジン(7)が保持した状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が引き抜かれやすいので、ラベル束(4)がラベルマガジン(7)に保持されやすい。
本開示の第二の態様では、第一の態様において、ラベルホルダ(1)は、保持体(2)の保持面(21)側に、第一端保持部(231)、本体部(22)、及び第二端保持部(232)を覆うように重ねられた、シート状の中敷き材(3)を、更に備える。
第二の態様によれば、ラベル束(4)及びラベルホルダ(1)がラベルマガジン(7)に保持された状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が、よりスムースに引き抜かれやすい。
本開示の第三の態様では、第一又は第二の態様において、第一端保持部(231)には、複数の第一曲げ部(241)が形成されている。複数の第一曲げ部(241)の各々は第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向と保持体(2)の厚み方向とのいずれとも直交する方向に長い。複数の第一曲げ部(241)は第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向に間隔をあけて並ぶ。第一端保持部(231)は複数の第一曲げ部(241)のいずれにおいても折り曲げ可能である。第二端保持部(232)には、複数の第二曲げ部(242)が形成されている。複数の第二曲げ部(242)の各々は第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向と保持体(2)の厚み方向とのいずれとも直交する方向に長い。複数の第二曲げ部(242)は第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向に間隔をあけて並ぶ。第二端保持部(232)は複数の第二曲げ部(242)のいずれにおいても折り曲げ可能である。
第三の態様によると、ラベル束(4)及びラベルホルダ(1)がラベルマガジン(7)に保持された状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が、よりスムースに引き抜かれやすい。
本開示の第四の態様では、第三の態様において、複数の第一曲げ部(241)及び複数の第二曲げ部(242)の各々は、保持面(21)で開口する断面V字状の溝である。
第四の態様によると、ラベル束(4)がラベルホルダ(1)によって、より保持されやすくなり、かつラベル束(4)及びラベルホルダ(1)がラベルマガジン(7)に保持された状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が、よりスムースに引き抜かれやすい。
本開示の第五の態様では、第一又は第二の態様において、第一端保持部(231)と、第二端保持部(232)との各々は、全体が折り曲げ可能である。
第五の態様によると、ラベル束(4)がラベルホルダ(1)によって、より保持されやすくなり、かつラベル束(4)及びラベルホルダ(1)がラベルマガジン(7)に保持された状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が、よりスムースに引き抜かれやすい。
本開示の第六の態様では、第一から第五のいずれか一の態様において、本体部(22)は、第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向と保持体(2)の厚み方向とのいずれとも直交する方向の一側端である第一側端(251)と、第一側端(251)とは反対側の側端である第二側端(252)とを、更に有する。保持体(2)は、本体部(22)の第一側端(251)から第二側端(252)とは反対側へ伸びるように形成された第一側保持部(261)と、第二側端(252)から第一側端(251)とは反対側へ伸びるように形成された第二側保持部(262)とを、更に備える。本体部(22)と第一側保持部(261)との境界に第一側曲げ部(271)が形成されている。第一側曲げ部(271)は第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向に長い。保持体(2)は第一側曲げ部(271)で折り曲げ可能である。本体部(22)と第二側保持部(262)との境界に第二側曲げ部(272)が形成されている。第二側曲げ部(272)は第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向に長い。保持体(2)は第二側曲げ部(272)で折り曲げ可能である。
第六の態様によると、ラベルホルダ(1)に保持されたラベル束(4)が第一端(221)側又は第二端(222)側に移動しようとしても、ラベル束(4)の移動が第一側保持部(261)及び第二側保持部(262)で阻害されることで、ラベル束(4)がラベルホルダ(1)に保持された状態が維持されやすい。
本開示の第七の態様では、第一から第六のいずれか一の態様において、本体部(22)は、折り曲げられることで保持面(21)が向く方向に突出する少なくとも二つの支持部(28)を備える。各支持部(28)は、第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向に長い。
第七の態様によると、特に凸曲面(45)を有するラベル束(4)がラベルホルダ(1)に保持される場合、凸曲面(45)が二つの支持部(28)の先端で支持されることで、ラベル束(4)が本体部(22)に安定して支持され、これにより、凸曲面(45)を有するラベル束(4)がラベルホルダ(1)に安定して保持されやすい。
本開示の第八の態様に係るラベル収容具(9)は、複数のラベルホルダ(1)と、収容容器(91)とを備える。複数のラベルホルダ(1)の各々は、第一から第七のいずれか一の態様に係るラベルホルダ(1)である。収容容器(91)は、複数のラベルホルダ(1)を、複数のラベルホルダ(1)の各々がラベル束(4)を保持した状態で、収容する。
第八の態様によると、ラベル(41)をラベルホルダ(1)に保持させた状態でラベル収容具(9)に収容することができ、このラベル収容具(9)を利用してラベル(41)の保管及び搬送等を行うことができる。さらに、ラベルホルダ(1)を、ラベル束(4)を保持した状態で、収容容器(91)から取り出し、直ちにラベルホルダ(1)を利用してラベル束(4)をラベルマガジン(7)に保持させることができる。
本開示の第九の態様に係るラベル束(4)の保持方法では、第一から第八のいずれか一の態様に係るラベルホルダ(1)と、積層された複数のラベル(41)からなり、複数のラベル(41)の積層方向の一方の端面が第一端面(421)、第一端面(421)とは反対側の端面が第二端面(422)であるラベル束(4)とを、用意する。ラベル束(4)における複数のラベル(41)の積層方向とラベルホルダ(1)における第一端(221)と第二端(222)とが並ぶ方向とが一致するようにして、ラベル束(4)をラベルホルダ(1)における保持面(21)側で、本体部(22)に載せる。第一端保持部(231)を折り曲げて第一端面(421)に沿わせ、かつ第二端保持部(232)を折り曲げて第二端面(422)に沿わせる。
第九の態様によると、ラベルホルダ(1)に保持されることでラベル束(4)が運搬されやすくでき、かつラベル束(4)及びラベルホルダ(1)をラベルマガジン(7)が保持した状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が引き抜かれやすいので、ラベル束(4)がラベルマガジン(7)に保持されやすい。
本開示の第十の態様に係るラベルマガジン(7)へのラベル束(4)の供給方法では、上面が配置面(72)である配置部(71)と、配置部(71)の一方の端部の上方にあるストッパ(73)とを備えるラベルマガジン(7)を用意する。第九の態様に係るラベル束(4)の保持方法によってラベル束(4)を保持した状態のラベルホルダ(1)を配置面(72)上に、第一端保持部(231)と第二端保持部(232)とのうち一方がストッパ(73)側に、他方がストッパ(73)とは反対側に、それぞれ位置するようにして、配置する。ラベル束(4)にストッパ(73)へ向かう荷重をかけながら、ラベルホルダ(1)にストッパ(73)側とは反対側に向かう引っ張り荷重をかけることで、ラベルホルダ(1)を配置面(72)とラベル束(4)との間から引き抜く。
第十の態様によると、ラベルホルダ(1)に保持されることでラベル束(4)が運搬されやすくでき、かつラベル束(4)及びラベルホルダ(1)をラベルマガジン(7)が保持した状態でラベル束(4)とラベルマガジン(7)との間からラベルホルダ(1)が引き抜かれやすいので、ラベル束(4)がラベルマガジン(7)に保持されやすい。
1 ラベルホルダ
2 保持体
21 保持面
22 本体部
221 第一端
222 第二端
231 第一端保持部
232 第二端保持部
241 第一曲げ部
242 第二曲げ部
251 第一側端
252 第二側端
261 第一側保持部
262 第二側保持部
271 第一側曲げ部
272 第二側曲げ部
28 支持部
4 ラベル束
41 ラベル
421 第一端面
422 第二端面
7 ラベルマガジン
71 配置部
72 配置面
73 ストッパ

Claims (12)

  1. 積層された複数のラベルからなるラベル束を保持し、かつ前記ラベル束を、物品にラベルを貼付するラベル貼付装置におけるラベルマガジンに供給するために使用され、
    厚みを有し、かつその厚み方向の一面が保持面である保持体を備え、
    前記保持体は、本体部と、第一端保持部と、第二端保持部とを、備え
    前記本体部は、プレート状であり、一つの先端である第一端と、前記第一端とは反対側の先端である第二端とを有し、
    前記第一端保持部は、前記第一端から前記第二端とは反対側へ伸びるように形成され、前記第二端保持部は、前記第二端から前記第一端とは反対側へ伸びるように形成され、
    前記第一端保持部と、前記第二端保持部との各々は、折り曲げ可能であ
    前記保持体の前記保持面側に、前記第一端保持部、前記本体部、及び前記第二端保持部を覆うように重ねられた、シート状の中敷き材を、更に備える、
    ラベルホルダ。
  2. 積層された複数のラベルからなるラベル束を保持し、かつ前記ラベル束を、物品にラベルを貼付するラベル貼付装置におけるラベルマガジンに供給するために使用され、
    厚みを有し、かつその厚み方向の一面が保持面である保持体を備え、
    前記保持体は、本体部と、第一端保持部と、第二端保持部とを、備え
    前記本体部は、プレート状であり、一つの先端である第一端と、前記第一端とは反対側の先端である第二端とを有し、
    前記第一端保持部は、前記第一端から前記第二端とは反対側へ伸びるように形成され、前記第二端保持部は、前記第二端から前記第一端とは反対側へ伸びるように形成され、
    前記第一端保持部と、前記第二端保持部との各々は、折り曲げ可能であり、
    前記第一端保持部には、複数の第一曲げ部が形成され、前記複数の第一曲げ部の各々は前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向と前記保持体の厚み方向とのいずれとも直交する方向に長く、前記複数の第一曲げ部は前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向に間隔をあけて並び、前記第一端保持部は前記複数の第一曲げ部のいずれにおいても折り曲げ可能であり、
    前記第二端保持部には、複数の第二曲げ部が形成され、前記複数の第二曲げ部の各々は前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向と前記保持体の厚み方向とのいずれとも直交する方向に長く、前記複数の第二曲げ部は前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向に間隔をあけて並び、前記第二端保持部は前記複数の第二曲げ部のいずれにおいても折り曲げ可能である、
    ラベルホルダ。
  3. 前記複数の第一曲げ部及び前記複数の第二曲げ部の各々は、前記保持面で開口する断面V字状の溝である、
    請求項2に記載のラベルホルダ。
  4. 積層された複数のラベルからなるラベル束を保持し、かつ前記ラベル束を、物品にラベルを貼付するラベル貼付装置におけるラベルマガジンに供給するために使用され、
    厚みを有し、かつその厚み方向の一面が保持面である保持体を備え、
    前記保持体は、本体部と、第一端保持部と、第二端保持部とを、備え
    前記本体部は、プレート状であり、一つの先端である第一端と、前記第一端とは反対側の先端である第二端とを有し、
    前記第一端保持部は、前記第一端から前記第二端とは反対側へ伸びるように形成され、前記第二端保持部は、前記第二端から前記第一端とは反対側へ伸びるように形成され、
    前記第一端保持部と、前記第二端保持部との各々は、折り曲げ可能であり、
    前記本体部は、折り曲げられることで前記保持面が向く方向に突出する少なくとも二つの支持部を備え、前記各支持部は、前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向に長い、
    ラベルホルダ。
  5. 前記保持体の前記保持面側に、前記第一端保持部、前記本体部、及び前記第二端保持部を覆うように重ねられた、シート状の中敷き材を、更に備える、
    請求項2又は3に記載のラベルホルダ。
  6. 前記本体部は、折り曲げられることで前記保持面が向く方向に突出する少なくとも二つの支持部を備え、前記各支持部は、前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向に長い、
    請求項5に記載のラベルホルダ。
  7. 前記保持体の前記保持面側に、前記第一端保持部、前記本体部、及び前記第二端保持部を覆うように重ねられた、シート状の中敷き材を、更に備える、
    請求項4に記載のラベルホルダ。
  8. 前記第一端保持部と、前記第二端保持部との各々は、全体が折り曲げ可能である、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のラベルホルダ。
  9. 前記本体部は、前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向と前記保持体の厚み方向とのいずれとも直交する方向の一側端である第一側端と、前記第一側端とは反対側の側端である第二側端とを、更に有し、
    前記保持体は、前記本体部の前記第一側端から前記第二側端とは反対側へ伸びるように形成された第一側保持部と、前記第二側端から前記第一側端とは反対側へ伸びるように形成された第二側保持部とを、更に備え、
    前記本体部と前記第一側保持部との境界に第一側曲げ部が形成され、前記第一側曲げ部は前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向に長く、前記保持体は前記第一側曲げ部で折り曲げ可能であり、
    前記本体部と前記第二側保持部との境界に第二側曲げ部が形成され、前記第二側曲げ部は前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向に長く、前記保持体は前記第二側曲げ部で折り曲げ可能である、
    請求項1からのいずれか一項に記載のラベルホルダ。
  10. 複数のラベルホルダと、収容容器とを備え、
    前記複数のラベルホルダの各々は、請求項1からのいずれか一項に記載のラベルホルダであり、
    前記収容容器は、前記複数のラベルホルダを、前記複数のラベルホルダの各々が前記ラベル束を保持した状態で、収容する、
    ラベル収容具。
  11. 請求項1からのいずれか一項に記載のラベルホルダと、
    積層された複数のラベルからなり、前記複数のラベルの積層方向の一方の端面が第一端面、第一端面とは反対側の端面が第二端面であるラベル束とを、用意し、
    前記ラベル束における前記複数のラベルの積層方向と前記ラベルホルダにおける前記第一端と前記第二端とが並ぶ方向とが一致するようにして、前記ラベル束を前記ラベルホルダにおける前記保持面側で、前記本体部に載せ、
    前記第一端保持部を折り曲げて前記第一端面に沿わせ、かつ前記第二端保持部を折り曲げて前記第二端面に沿わせる、
    ラベル束の保持方法。
  12. 上面が配置面である配置部と、前記配置部の一方の端部の上方にあるストッパとを備えるラベルマガジンを用意し、
    請求項11に記載のラベル束の保持方法によって前記ラベル束を保持した状態の前記ラベルホルダを前記配置面上に、前記第一端保持部と前記第二端保持部とのうち一方が前記ストッパ側に、他方が前記ストッパとは反対側に、それぞれ位置するようにして、配置し、
    前記ラベル束に前記ストッパへ向かう荷重をかけながら、前記ラベルホルダに前記ストッパ側とは反対側に向かう引っ張り荷重をかけることで、前記ラベルホルダを前記配置面と前記ラベル束との間から引き抜く、
    ラベルマガジンへのラベル束の供給方法。
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