JP7411612B2 - サンプリング装置、有価金属を含むスクラップの受入システム、サンプリング方法及び有価金属を含むスクラップの振り分け方法 - Google Patents

サンプリング装置、有価金属を含むスクラップの受入システム、サンプリング方法及び有価金属を含むスクラップの振り分け方法 Download PDF

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Description

本発明は、サンプリング装置、有価金属を含むスクラップの受入システム、サンプリング方法及び有価金属を含むスクラップの振り分け方法に関する。
昨今、有価金属を含むスクラップをリサイクル原料として、有価金属を採取することが行われている。例えば、携帯電話機の基板等の電気電子部品屑が典型的な例である。このように有価金属を含むスクラップから有価金属を採取する場合、収集された有価金属を含むスクラップの状態(品位)を収集ロット毎に含有量を評価する必要がある。このような品位の評価は、収集された有価金属を含むスクラップの中からサンプルを採取して行われる。このようなサンプリングを行うサンプリング装置、サンプリング設備及びサンプリング方法も種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003-106948号公報 特開2008-249437号公報
ところで、有価金属を含むスクラップのサンプリングは、大量に集められた有価金属を含むスクラップの中から均等に、かつ、頻繁に自動で行うことが求められる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、有価金属を含むスクラップの中から均等に、かつ、頻繁に自動でサンプリングできるようにすることを目的としている。
本明細書開示のサンプリング装置は、有価金属を含むスクラップの投入を受け入れるホッパと、前記ホッパから前記スクラップを切り出すフィーダと、前記フィーダから切り出された前記スクラップの移動経路上に挿脱可能とされたバケットを有し、所定タイミングごとに前記移動経路上に前記バケットを配置するサンプラと、を備える。
上記構成において、前記バケットは、前記フィーダから切り出されて落下する前記スクラップをサンプリングする態様とすることができる。
また、上記構成において、前記サンプラは、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを移動させながら、前記スクラップをサンプリングする態様としてもよい。
また、上記構成において、前記サンプラは、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを往復移動させ、前記バケットは往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、前記スクラップをサンプリングする態様とすることができる。
また、本明細書開示の他のサンプリング装置は、有価金属を含むスクラップの投入を受け入れるホッパと、前記ホッパから前記スクラップを切り出す第1フィーダと、前記第1フィーダから切り出された前記スクラップが移動する第1移動経路上に挿脱可能とされた第1バケットを有し、所定タイミングごとに前記第1移動経路上に前記第1バケットを配置する第1サンプラと、前記第1サンプラの後段に設置され、前記第1バケットによって採取された前記スクラップの投入を受け入れ、前記スクラップを切り出す第2フィーダと、前記第2フィーダから切り出された前記スクラップが移動する第2移動経路上に挿脱可能とされた第2バケットを有し、所定タイミングごとに前記第2移動経路上に前記第2バケットを配置する第2サンプラと、を備える。
上記構成において、前記第2バケットによって採取された前記スクラップの投入を受け入れ、前記スクラップを切り出す第3フィーダと、前記第3フィーダから切り出された前記スクラップを縮分する縮分器をさらに備えた態様とすることができる。
また、上記構成において、前記第1バケットと前記第2バケットの少なくとも一方は、それぞれの往復経路の往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、それぞれ前記スクラップをサンプリングする態様とすることができる。
また、本明細書開示の有価金属を含むスクラップの受入システムは、前記サンプリング装置と、前記フィーダ又は前記第1フィーダから切り出された前記スクラップを受入れる複数の鉱区と、前記複数の鉱区に前記フィーダ又は前記第1フィーダから切り出された前記スクラップを搬送する搬送装置と、を備える。
また、本明細書開示のサンプリング方法は、有価金属を含むスクラップをホッパに投入する工程と、前記ホッパに設けられたフィーダを用いて、前記スクラップを切り出す工程と、前記フィーダから切り出された前記スクラップの移動経路上に所定タイミングごとにバケットを挿入して、前記スクラップの一部をサンプリングする工程と、を含む。
上記構成において、前記サンプリングする工程では、前記フィーダから切り出されて落下する前記スクラップを、前記バケットを用いてサンプリングする態様とすることができる。
また、上記構成において、前記サンプリングする工程では、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを移動させながら、前記スクラップをサンプリングする態様とすることができる。
また、前記サンプリングする工程では、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを往復移動させ、前記バケットが往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、前記スクラップをサンプリングする態様とすることができる。
上記構成において、サンプリングされた前記スクラップの一部の移動経路上に所定タイミングごとにバケットを挿入して、前記スクラップの一部の更に一部をサンプリングする工程を更に含む態様とすることができる。
本明細書開示の有価金属を含むスクラップの振り分け方法は、前記サンプリング方法により、前記スクラップの一部をサンプリングする工程と、前記フィーダから切り出された前記スクラップを搬送して、複数の鉱区のいずれかに前記スクラップを振り分ける工程と、を含む。
本明細書開示の発明によれば、有価金属を含むスクラップの中から均等に、かつ、頻繁に自動でサンプリングできるようにすることができる。
図1は第1実施形態の受入システムの全体像を模式的に示す説明図である。 図2は第1実施形態の受入システムに含まれるサンプリング装置を拡大して示す説明図である。 図3は第1実施形態の受入システムが備えるサンプリング装置に含まれるフィーダの先端部とサンプラが配置された部分の平面図である。 図4は図1においてフィーダ側から受入区側を観たときのサンプラの様子を示す説明図である。 図5は振分部を上方から観た様子を示す説明図である。 図6は第1実施形態の受入システムの制御系統を示すブロック図である。 図7は第1実施形態の振り分け方法の一例を示すフローチャートである。 図8は第2実施形態のサンプリング装置の概略構成を示す説明図である。 図9は第2実施形態のサンプリング装置を組み込んだ受入システムの制御系統を示すブロック図である。 図10(A)は第1サンプラの制御の一例を示すフローチャートであり、図10(B)は第2サンプラの制御の一例を示すフローチャートである。 図11は第2実施形態のサンプリング装置が備える第1バケットの動作を時系列的に示す説明図である。
以下、図面に基づいて、実施形態について説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、第1実施形態の受入システム100の概略構成について説明する。図1は第1実施形態の受入システム100の全体像を模式的に示す説明図である。受入システム100は、サンプリング装置1と複数の鉱区50a~50eに区画された受入区50と、複数の鉱区50a~50eへ有価金属を含むスクラップ(以下、単に「スクラップ」という)Rを搬送する搬送装置60を含む。受入システム100は、スクラップRが振り分けられ、払い出しされる鉱区50a~50eへスクラップRを搬送する過程で、サンプリング装置1によりスクラップRのサンプリングを行う。スクラップRは、例えば、IC(Integrated Circuit)チップ屑、基板屑、コンデンサー類等であり、いわゆる有価金属を含んだリサイクル原料である。実施形態の受入システムは、敷地内へのスクラップRへの受入れ、振分け、払出しを実施することができる。なお、本発明における「有価金属を含むスクラップ」はリサイクル原料として有価金属を回収する目的で処理する原料を指し、回収するにあたり、有価金属がどれくらい含まれているかをサンプリングして、含有量を分析する必要のあるスクラップであれば、対象とする。例えば、電気電子部品屑、故銅、メッキ屑等がある。また、有価金属は、銅、金、銀、白金、パラジウム等の非鉄金属があげられる。特に、電気電子部品屑は、銅を始め、金、銀を含んでおり、本発明が好適である。
ここで、サンプリング装置1を拡大して示す図2を参照すると、サンプリング装置1は、ホッパ10と、フィーダ20と、サンプラ30を備える。ホッパ10は、スクラップRの投入を受け入れる。スクラップRは、フレコン(フレキシブルコンテナバック)やコンテナに収納された状態で受入システム100が設置されている敷地に搬送される。スクラップRが収納されているフレコンは、例えば、クレーンで釣り上げられてホッパ10の上方まで搬送される。そして、フレコンがホッパ10の上方まで搬送されると、フレコン内のスクラップRがホッパ10内へ投入される。スクラップRが収納されているコンテナは、例えば、大型のトレーラーによって敷地内に搬入され、そこからホッパ10の近傍まで、搬送されて排出される。なお、トレーラーによる敷地内への搬入後、自走式の搬送車(ティルター)によって搬送するようにしてもよい。そして、スクラップRは、所定の位置でコンテナから排出されて山積み状態とされる。山積み状態とされたスクラップRは、例えば、油圧ショベル等によってホッパ10内に投入される。ホッパ10の下端部に設けられた排出口10aには、ホッパ10内にスクラップRが投入されたことを検知する投入検知センサ10bが設けられている。
フィーダ20は、エプロンフィーダであり、低層部21a、傾斜部21b及び高層部21cを備えている。傾斜部21bは、低層部21aと高層部21cとの間に設けられている。低層部21aは、ホッパ10の排出口10aの下側に配置されており、フィーダ20は、低層部21aにおいてホッパ10内のスクラップRを切り出す。フィーダ20は、フィーダ駆動部20aによって回転駆動される不図示のスプロケット及び無端チェーンと、この無端チェーンに取り付けられたエプロン部を備える。フィーダ20は、フィーダ駆動部20aによってスプロケットを回転させることで、矢示5a1、5a2及び5a3で示すように、低層部21aで切り出したスクラップRを、傾斜部21bを経由して高層部21cまで搬送する。フィーダ20は、高層部21cの下側にシュート部22を備えている。フィーダ20によって高層部21cまで搬送されたスクラップRは、高層部21cからシュート部22に向かって放出され、矢示5b1で示すように落下する。フィーダ20は、このように、低層部21aからシュート部22まで連なるスクラップRの移動経路23を形成している。移動経路23の幅方向は、高層部21cの幅方向と一致している。なお、本実施形態のフィーダ20は、エプロンフィーダであるが、例えば、スクリューフィーダやスラットコンベアによるコンベアフィーダのような他の形式のフィーダを採用してもよい。また、高層部21cとシュート部22との間に、公知の振動フィーダを設けてもよい。この場合、振動フィーダはフィーダ20から搬送されたスクラップRを振動させつつ搬送し、スクラップRをシュート部22に向かって放出する。フィーダ20がエプロンフィーダやスラットコンベア等である場合、スクラップRをシュート部22に向かって放出するときにスクラップRの量にばらつきが生じることがある。ここで、振動フィーダがスクラップRを振動させつつ搬送することで、スクラップRを放出するときの放出量のばらつきを低減することができる。
つぎに、図2に加え、図3及び図4を参照して、サンプラ30について説明する。図3はフィーダ20の先端部とサンプラ30が配置された部分の平面図である。図4は図1においてフィーダ20側から受入区50側を観たときのサンプラ30の様子を示す説明図である。
サンプラ30は、架台31上に敷設されたレール部材32と、このレール部材32上を転動する車輪33aを有する走行台車33を備えている(図4参照)。レール部材32は、図3に示す横断方向に沿って延びている。この横断方向は、フィーダ20の高層部21cの幅方向と一致している。走行台車33には、車輪33aを回転させる台車駆動部34が搭載されており、走行台車33は、所定のタイミングで移動経路23を横断するように図3や図4に示す第1地点と第2地点の間を往復動することができる。また、走行台車33には、先端部にバケット35を備えた支持軸36が回転可能に設けられている。走行台車33には、支持軸36を回転させるバケット駆動部37が搭載されている。バケット駆動部37が支持軸36を回転させることで、バケット35の上下を反転させることができる。なお、本実施形態における走行台車33は第1地点と第2地点との間を往復動するように、制御されている。また、バケット35は第2地点に到達したときに開口部側が下向きとなり、第2地点から第1地点に復帰したときに開口部側が上向きとなるように制御される。これらの制御については、後に説明する。
フィーダ20によって高層部21cまで搬送されたスクラップRは、図2や図4に示す矢示5b1で示すように落下するが、バケット35は、矢示5b2で示すように落下するスクラップRの一部をサンプルSとして採取する。具体的に、サンプラ30は、高層部21cから放出されて落下するスクラップRの流れに向かってバケット35を突き出した状態の走行台車33を第1地点から第2地点まで移動させる。この間に、バケット35は、矢示5b2のように落下するスクラップRの一部をサンプルSとして採取する。
サンプラ30は、サンプルホッパ38を備える。サンプルホッパ38は、シュート部22の内部に開口させて設けられている。サンプルホッパ38は、走行台車33の走行区間の一端である第2地点に合わせて設置されている。サンプルホッパ38の下端部からは、サンプルシュート38aが延びている。図4に示すようにサンプルシュート38aの下側にサンプル容器39を配置しておくことで、サンプルホッパ38に投下されたサンプルSがサンプル容器39内に回収される。すなわち、走行台車33を第1地点から第2地点に向かって走行させながらバケット35でサンプルSを採取し、第2地点においてバケット35を回転させてサンプルSをサンプルホッパ38に投下する。これにより、サンプルSは、サンプル容器39内に回収される。サンプル容器39は、持ち運び可能であるので、サンプル容器39内に回収されたサンプルSを分析部門へ回送することができる。
つぎに、バケットコンベア40について説明する。再び図1や図2を参照すると、サンプラ30の下側には、バケットコンベア40の投入部41が位置している。バケットコンベア40は、投入部41が設けられた第1水平移動部42と、この第1水平移動部42とその端部において接続されている上昇部43を備える。上昇部43の上端には第2水平移動部44が接続されている。第2水平移動部44の上昇部43と接続された端部と反対側の端部には、排出部45が設けられている。バケットコンベア40は、フィーダ20が備えるシュート部22から排出されたスクラップRを矢示5c1、5c2及び5c3で示すように、第1水平移動部42、上昇部43及び第2水平移動部44を経由して排出部45まで搬送する。搬送されたスクラップRは、排出部45を通じて矢示5c4のように搬送装置60上に排出される。
つぎに、受入区50及び搬送装置60について説明する。図1を参照すると、受入区50は、サンプリング装置1に近い側から順に、第1鉱区50a、第2鉱区50b、第3鉱区50c、第4鉱区50d及び第5鉱区50eに区画されている。受入区50の上方には、第1鉱区50aから第5鉱区50eを縦断する搬送装置60が設けられている。搬送装置60は、ベルトコンベアであり、無端のベルト部60aと、このベルト部60aを駆動する搬送装置駆動部60bを備えている。搬送装置60は、第1振分部61a、第2振分部61b、第3振分部61c、第4振分部61d及び第5振分部61eを備える。これらは、第1鉱区50a、第2鉱区50b、第3鉱区50c、第4鉱区50d及び第5鉱区50eの位置に合わせて設けられている。第1振分部61aは振分アーム61a1を備え、第2振分部61bは振分アーム61b1を備え、第3振分部61cは振分アーム61c1を備える。同様に第4振分部61dは振分アーム61d1を備え、第5振分部61eは振分アーム61e1を備える。振分アーム61a1~61e1は、ベルト部60aに対する配置角度によってベルト部60a上を流れてくるスクラップRの行き先を変更する。ベルト部60aの側方には、第1振分部61aから第5振分部61eの設置位置に合わせて、スクラップRを払い出すシューター62が装備されている。シューター62は、ベルト部60a上を流れてきたスクラップRを振分アーム61a1~61e1によって行き先が決められた各鉱区へ向かって排出する。
なお、各鉱区はスクラップRの性質に応じて振り分けられる後工程に応じて分類されている。例えば、スクラップRの個々の寸法に応じて後工程が異なることを考慮して、所定の大きさよりも大きいスクラップRが集められる鉱区、所定の大きさよりも小さいスクラップRが集められる鉱区、というように各鉱区を分類することができる。また、スクラップRは、原則として全量焼却処理に供されるが、その焼却処理に至るプロセスや、焼却処理自体のプロセスに着目して各鉱区を分類することができる。
ここで、第1振分部61aを上方から観た様子を示す図5を参照して、各振分部の動作について説明する。なお、第1振分部61aから第5振分部61eの構成は共通しているため、以下、代表して第1振分部61aについて説明する。第1振分部61aが備える振分アーム61a1は、軸支された一端部を支点として、矢示5d1、5d2で示すように回転することができる。振分アーム61a1は、ベルト部60aの長手方向と平行となる状態とされているとき、矢示5e1のようにベルト部60a上を搬送されるスクラップR(図5では不図示)をそのまま通過させる。これに対し、振分アーム61a1は、矢示5d1のように回転し、ベルト部60aを横切るように配置されることにより、矢示5e1のように流れてきたスクラップR(図5では不図示)の搬送方向を矢示5e2で示すようにシューター62側へ変更する。これにより、図1に示すように、スクラップRは、第1鉱区50a内へ落下する。他の振分部を適宜作動させることで、所望の鉱区へスクラップRを搬送することができる。なお、振分部に代えて、例えば、ベルトコンベアを多段に組み込み、逆転機能を設けることで任意の鉱区へ排出するようにしてもよい。
つぎに、図6を参照して、第1実施形態の受入システム100の制御系統について説明する。図6は第1実施形態の受入システム100の制御系統を示すブロック図である。受入システム100は、制御部70と、この制御部70に接続された入出力部としてのコントローラ71を備えている。制御部70は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))を備える。制御部70には、投入検知センサ10b、フィーダ駆動部20a、台車駆動部34、バケット駆動部37及び搬送装置駆動部60bが通信可能に接続されている。また、制御部70には、第1振分部61aから第5振分部61eが通信可能に接続されている。なお、制御部70と他の要素との通信可能な接続は、有線接続であっても無線接続であってもよい。制御部70は、コントローラ71による入力事項に基づいて、各要素の動作を制御する。
ここで、本実施形態における受入システム100の制御の方針について説明する。本実施形態の受入システム100では、サンプリング装置1が搬入されたスクラップRの任意の割合でサンプリングを行う。ここで、サンプリングを行う割合は、重量を基準として設定される。また、サンプリングは、作業者が搬入されたスクラップRの重量を入力し、任意のサンプリングの割合を指定すると、制御部70は、コントローラ71を介して、所望のサンプリングが行われるように、各部の作動状態を制御する。具体的に、制御部70は、単位時間にフィーダ20で輸送される電子部品屑Rの量に応じて、台車駆動部34の作動タイミング(単位時間あたりの移動回数)をセッティングする。
なお、サンプリングは、その回数が多ければ多いほど、その精度が増すが、その一方で、サンプリング回数が増すと、作業効率が低下する。具体的に、サンプリング回数が増すと、サンプルを確認する作業が増え、全体として作業効率が低下する。このため、サンプリングの割合は、サンプリングの精度と作業効率とのバランスを勘案して適宜設定される。また、同様の理由に基づいて、サンプリングの回数を設定することができる。なお、本実施形態によれば、サンプリングを自動で行うことができるので、人手によるサンプリングよりもサンプリング回数を増やすことができる。本実施形態において複数回のサンプリングを行う場合、サンプリングは一定間隔で行う。このため、サンプリングの精度を向上させることができる。
なお、制御部70は、台車駆動部34を作動させ、走行台車33(図3等参照)を走行させたとき、走行台車33が第2地点に到達したタイミングでバケット駆動部37を作動させ、バケット35を回転させる。これによりバケット35を回転させ、サンプルSをサンプルホッパ38に投下することができる(図4参照)。
作業者は、コントローラ71を介して、搬入されたスクラップRを第1鉱区50aから第5鉱区50eのいずれの鉱区を受入先とするかを指定することができる。制御部70は、コントローラ71からの入力事項に基づいて第1振分部61aから第5振分部61eに対し、適宜作動指令を発し、スクラップRを所望の鉱区へ振り分けて搬送し、払い出す。
つぎに、図7に示すフローチャートを参照して、スクラップRの実施形態の振り分け方法の一例について説明する。この振り分け方法は、受入システム100を稼働させることで実施することができる。
まず、ステップS1では、制御部70は、作動条件を取得する。このとき、制御部70は、作業者がコントローラ71に入力した受入システム100に搬入されたスクラップRの投入量、受入区50のいずれの鉱区にスクラップRを搬送し、振り分け、払い出すかの情報を取得する。また、制御部70は、作業者が任意の範囲で指定したサンプリング量に関する情報を取得する。さらに、制御部70は、予め計量されたスクラップRの投入量(重量)に関する情報も取得する。
制御部70は、ステップS1において、スクラップRの投入量、鉱区の指定、サンプリング量に関する情報を取得すると、ステップS2において、ステップS1で指定された鉱区に応じて作動させる振分部を決定する。例えば、ステップS1で払い出す鉱区として第2鉱区50bが指定された場合には、制御部70は、作動させる振分部として第2振分部61bを指定する。また、制御部70は、ステップS2において、ステップS1で入力されたスクラップRの投入量と、サンプリング量に基づいて、サンプラ30の作動スケジュールを設定する。すなわち、走行台車33を往復動させる回数、走行台車33を最初に始動させるタイミングt0、繰り返し走行台車33を往復動させる場合のインターバルt1を算出する。
ステップS2に引き続いて行われるステップS3では、制御部70は、フィーダ駆動部20a、搬送装置駆動部60bに始動指令を発し、フィーダ20と搬送装置60を始動させる。また、制御部70は、ステップS2で決定された振分部を作動させ、その振分部が備える振分アームが図5に示すようにベルト部60aを横断する状態とさせる。例えば、ステップS1で払い出す鉱区として第2鉱区50bが指定された場合には、第2振分部61bが備える振分アーム61a2を、ベルト部60aを横断する状態とさせる。
受入システム100の各部が始動し、作業者によってスクラップRがホッパ10へ投入されると、投入検知センサ10bは、スクラップRの投入を検知する。制御部70は、ステップS4において、その情報を取得する。制御部70は、その情報の取得に合わせてタイミングt0へ向けたカウントを開始する。なお、ホッパ10へのスクラップRの投入には、クレーンや、油圧ショベル等を用いることができる。
ステップS4に引き続いて行われるステップS5では、制御部70は、スクラップRのホッパ10への投入を検知した時点からカウントを開始したタイミングt0が到来したか否かを判定する。制御部70は、ステップS5で否定(No)判定した場合は、ステップS5で肯定(Yes)判定されるまで、ステップS5の処理を繰り返す。一方、ステップS5において、肯定(Yes)判定した場合には、ステップS6へ進む。
ステップS5に引き続いて行われるステップS6では、制御部70は、サンプリング回数がステップS1で指定された回数に到達したか判定する。例えば、ステップS1でサンプリング回数をN回に指定されている場合、制御部70は、ステップS5において、N回のサンプリングが行われたか否かを判定する。制御部70は、ステップS6で否定(No)判定した場合は、ステップS7へ進む。一方、ステップS6において、肯定(Yes)判定した場合には、ステップS14へ進む。
ステップS7では、制御部70は、所定のタイミングで台車駆動部34に指令を発し、走行台車33を第1地点から第2地点へ向かって走行させる。このとき、バケット35は、開口部側が上側を向いた状態とされている。
ステップS7に引き続いて行われるステップS8では、制御部70は、走行台車33が第2地点に到達したか否かを判定する。制御部70は、台車駆動部34の作動時間で走行台車33の移動距離を管理しており、走行台車33が第1地点から第2地点に到達する時間だけ台車駆動部34を作動させる。制御部70は、ステップS8で否定(No)判定したとき、すなわち、台車駆動部34の作動時間が所定の時間に到達していないときは、ステップS7からの処理を継続する。一方、ステップS8で肯定(Yes)判定したときは、ステップS9へ進む。
ステップS9では、制御部70は、バケット駆動部37に指令を発し、バケット35を回転させて、バケット35の開口部側を下向きにする。バケット35は、走行台車33が第1地点から第2地点に到達する間に、スクラップRの一部をサンプルSとして採取している。そこで、走行台車33が第2地点に位置している状態のときにバケット35を回転させ、開口部側を下向きとすることで、サンプルSがサンプルホッパ38に投下される(図4参照)。サンプルホッパ38に投下されたサンプルSは、サンプルシュート38aを通じて、サンプル容器39内に回収される。なお、サンプル容器39内に採取されたスクラップRを縮分器にかけて、最終的なサンプルSを採取するようにしてもよい。
ステップS9に引き続いて行われるステップS10では、制御部70は、台車駆動部34に指令を発し、走行台車33を第2地点から第1地点へ向かって走行させる。このとき、バケット35は、開口部側が下側を向いた状態を維持している。
ステップS10に引き続いて行われるステップS11では、制御部70は、走行台車33が第1地点に到達したか否かを判定する。制御部70は、台車駆動部34の作動時間で走行台車33の移動距離を管理しており、走行台車33が第2地点から第1地点に復帰する時間だけ台車駆動部34を作動させる。制御部70は、ステップS11で否定(No)判定したとき、すなわち、台車駆動部34の作動時間が所定の時間に到達していないときは、ステップS10からの処理を継続する。一方、ステップS11で肯定(Yes)判定したときは、ステップS12へ進む。ステップS12では、制御部70は、バケット駆動部37に指令を発し、バケット35を回転させ、バケット35を、その開口部側が上側を向いた状態に復帰させる。これにより、次回のサンプルSの採取に備えることができる。なお、制御部70は、バケット駆動部37への指令と合わせてインターバルt1のカウントを開始する。制御部70は、ステップS12の処理が終わった後は、ステップS13へ進む。
制御部70は、ステップS13において、インターバルt1が経過したか否かを判定する。制御部70は、ステップS13で否定(No)判定した場合は、ステップS13で肯定(Yes)判定されるまで、ステップS13の処理を繰り返す。一方、ステップS13において、肯定(Yes)判定した場合には、ステップS6からの処理を繰り返す。
制御部70は、ステップS6において、肯定(Yes)判定した場合、ステップS14へ進む。ステップS14では、ホッパ10に投入されたスクラップRの全量が搬送されたか否かを判定する。ステップS14で否定(No)判定した場合は、肯定(Yes)判定するまで、ステップS14の処理を繰り返す。ステップS14で肯定(Yes)判定したときは、ステップS15へ進む。
ステップS15では、受入システム100に含まれるフィーダ20、搬送装置60を停止し、また、各振分部の振分アームを元位置、すなわち、ベルト部60aに沿った位置に復帰させる。これにより、次回の始動に備える。
なお、本実施形態では、走行台車33が第1地点に到達したことや、第2地点に到達したことは、台車駆動部34の作動時間で管理していた。これに対し、例えば、第1地点と第2地点に走行台車33の到達を検知するセンサを設置し、このセンサの検知状況に応じて、走行台車33が第1地点や第2地点に到達したことを判定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、バケット駆動部37によってバケット35を回転させていた。これに対し、例えば、バケット35に突出部を設けるとともに、第1地点及び第2地点にこの突出部と接触するストッパを設け、突出部がストッパと接触することで、バケット35を自動的に回転させるようにしてもよい。このような形態を採用した場合には、バケット駆動部37を廃止することができる。
本実施形態によれば、スクラップRをホッパ10に投入した後、自動でスクラップRの切り出し、サンプリングを行うことができる。これにより、大量に集められたスクラップRの中から均等に、かつ、頻繁に自動でサンプリングを行うことができる。
サンプリングは、フィーダ20から切り出されて落下するスクラップRを、バケット35を用いてサンプリングするため、均等にサンプルSを採取することができる。
また、本実施形態では、バケットは、移動経路を横切る態様であるので、その構造が簡易である。
本実施形態によれば、自動で任意のサンプリング、すなわち、任意の回数、タイミング、割合でサンプリングを行うことができる。また、人手を介さずにサンプリングを行うことで、客観的で公正なサンプリングが行われることが期待できる。
(第2実施形態)
つぎに、図8から図11を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態の受入システム100に含まれるサンプリング装置1に替えてサンプリング装置200を装備する。以下、サンプリング装置200の説明を中心に行い、第1実施形態と共通する受入区50や搬送装置60についての説明は省略する。また、第1実施形態と共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、図8を参照すると、サンプリング装置200は、第1サンプラ230、第2サンプラ330及び縮分器350と共に、第1フィーダ220、第1排出シュート222、第2フィーダ320及び第2排出シュート322を備える。さらに、サンプリング装置200は、第1サンプルホッパ238、第2サンプルホッパ239、第3サンプルホッパ338及び第4サンプルホッパ339を備える。また、サンプリング装置200は、第3フィーダ340を備える。サンプリング装置200は、サンプルSを採取する際に、複数のサンプラを経由することで、大量のスクラップRから均等にサンプルSを採取することができる。
なお、第2実施形態では、2つのサンプラを装備しているが、サンプラの数は、これに限定されるものではなく、3つ以上のサンプラを装備するようにしてもよい。
第1フィーダ220は、第1実施形態におけるフィーダ20に替えて装備される振動フィーダである。フィーダ20と同様のエプロンフィーダとしてもよいし、スクリューフィーダ等の他の形式のフィーダとしてもよいが、振動フィーダを採用することが好ましい。第1フィーダ220がエプロンフィーダやスラットコンベア等である場合、スクラップRを放出するときにスクラップRの量にばらつきが生じることがある。ここで、振動フィーダがスクラップRを振動させつつ搬送することで、スクラップRを放出するときの放出量のばらつきを低減することができる。本実施形態で採用された振動フィーダは従来公知であるため、ここではその詳細な説明は省略する。
第1フィーダ220の上流端部には、第1実施形態と同様にホッパ10(図1参照)が装備されている。第1フィーダ220は、その下流側端部(第1実施形態における高層部21cに相当)にスクラップRを放出する放出口220aを備えており、第1実施形態における移動経路23(図1参照)に相当する第1移動経路223を形成している。
第1排出シュート222は、第1フィーダ220の放出口220aの下方に設けられている。第1排出シュート222は、上端部に開口を有する。第1排出シュート222には、第1フィーダ220の放出口220aから放出されたスクラップRが落下する。第1排出シュート222の下側には、搬送ベルトコンベア360が設けられている。搬送ベルトコンベア360は、第1排出シュート222を通じて落下したスクラップRを搬送する。搬送ベルトコンベア360のスクラップRの搬送方向の下流端には、第1実施形態に採用されているバケットコンベア40が配置されている。ここでは、バケットコンベア40についての説明は省略する。なお、バケットコンベア40によって搬送されたスクラップRは、第1実施形態の受入システム100と同様に搬送装置60上に排出され、スクラップRの性質に応じて受入区50の第1鉱区50a~第5鉱区50eのいずれかへ振り分けられる。
第1サンプラ230は、第1排出シュート222の上縁部に設けられている。より具体的には、第1サンプラ230は、第1フィーダ220の放出口220aと第1排出シュート222との間に設置されている。
第1サンプラ230は、第1走行台車233及び第1バケット235を備える。また、第1サンプラ230は、図9に示すように、制御部70と電気的に接続された第1台車駆動部234及び第1バケット駆動部237を備えている。また、第1サンプラ230は、レール部材や、第1バケット235の支持軸を備えている。レール部材や支持軸は、各図において省略されている。第1サンプラ230の基本的な構成は、第1実施形態におけるサンプラ30の構成と共通している。このため、第1サンプラ230に含まれる各部の詳細な説明は省略する。
第1走行台車233は、第1バケット235をスクラップRの第1移動経路223に挿脱可能な状態で、図8に示す第1地点と第2地点とを両端部とする往復経路間を往復動する。第1バケット235は、往復経路内の各地点において、開口部の向きを上側と下側との間で変更する。第1走行台車233の往復経路における位置と、第1バケット235の状態との関係については、後に詳細に説明する。
第1サンプルホッパ238と、第2サンプルホッパ239は、いずれも、第1排出シュート222内に設けられている。第1サンプルホッパ238は、第1走行台車233の往復経路の一端部となる第1地点に対応させて設けられている。第2サンプルホッパ239は、第1走行台車233の往復経路の他端部となる第2地点に対応させて設けられている。
第1サンプルホッパ238からは第1サンプルシュート238aが斜め下方に向かって延びている。第2サンプルホッパ239からは第2サンプルシュート239aが斜め下方に向かって延びている。
第2フィーダ320は、第1サンプルシュート238aと、第2サンプルシュート239aの後段に設けられている。第2フィーダ320は振動フィーダである。エプロンフィーダやスクリューフィーダ等の他の形式のフィーダとしてもよいが、第1フィーダ220と同様、振動フィーダを採用することが好ましい。第2フィーダ320は、第1サンプルシュート238aや第2サンプルシュート239aから放出されたスクラップRを一旦貯留するホッパ(不図示)を備えている。このホッパは、第2フィーダ320へ供給するスクラップRの量を調整することができる。第2フィーダ320は、その下流側端部にスクラップRを放出する放出口320aを備えており、第1フィーダ220における第1移動経路223に相当する第2移動経路323を形成している。
第2排出シュート322は、第2フィーダ320の放出口320aの下方に設けられている。第2排出シュート322は、上端部に開口を有する。第2排出シュート322には、第2フィーダ320の放出口320aから放出されたスクラップRが落下する。第2排出シュート322の下側には、上述した搬送ベルトコンベア360が設けられている。搬送ベルトコンベア360は、第2排出シュート322を通じて落下したスクラップRを搬送する。
第2サンプラ330は、第2排出シュート322の上縁部に設けられている。より具体的には、第2サンプラ330は、第2フィーダ320の放出口320aと第2排出シュート322との間に設置されている。第2サンプラ330は第1サンプラ230の後段に設置されており、第1サンプラ230によって採取されたスクラップRの一部を採取する。
第2サンプラ330は、第2走行台車333及び第2バケット335を備える。また、第2サンプラ230は、図9に示すように、制御部70と電気的に接続された第2台車駆動部334及び第2バケット駆動部337を備えている。また、第2サンプラ330は、レール部材や、第1バケット235の支持軸を備えている。レール部材や支持軸は、各図において省略されている。第2サンプラ330の基本的な構成は、第1実施形態におけるサンプラ30の構成と共通している。このため、第2サンプラ330に含まれる各部の詳細な説明は省略する。
第2走行台車333は、第2バケット335をスクラップRの第2移動経路323に挿脱可能な状態で、図8に示す第3地点と第4地点とを両端部とする往復経路間を往復動する。第2バケット335は、往復経路内の各地点において、開口部の向きを上側と下側との間で変更する。
第3サンプルホッパ338と、第4サンプルホッパ339は、いずれも、第2排出シュート322内に設けられている。第3サンプルホッパ338は、第2走行台車333の往復経路の一端部となる第3地点に対応させて設けられている。第4サンプルホッパ339は、第2走行台車333の往復経路の他端部となる第4地点に対応させて設けられている。
第3サンプルホッパ338からは第3サンプルシュート338aが斜め下方に向かって延びている。第4サンプルホッパ339からは第4サンプルシュート339aが斜め下方に向かって延びている。
第3フィーダ340は、第3サンプルシュート338aと、第4サンプルシュート339aの後段に設けられている。第3フィーダ340は振動フィーダである。エプロンフィーダやスクリューフィーダ等の他の形式のフィーダとしてもよいが、第1フィーダ220と同様、振動フィーダを採用することが好ましい。第3フィーダ340は、第3サンプルシュート338aや第4サンプルシュート339aから放出されたスクラップRを一旦貯留するホッパ(不図示)を備えている。このホッパは、第3フィーダ340へ供給するスクラップRの量を調整することができる。第3フィーダ340は、その下流側端部にスクラップRを放出する放出口340aを備えている。
縮分器350は、第2サンプラ330の下方、具体的に、第3フィーダ340の放出口340aの下方に設置されている。縮分器350は、第3フィーダ340から供給されたスクラップRを縮分し、所定の分量の最終的なサンプルSを採取する。縮分器の構成は特に限定されないが、例えば二分割器、回転分割器、円錐分割器といった構成を採用することが可能である。
縮分器350には、第3排出シュート350aが接続されている。第3排出シュート350aの下側には、上述した搬送ベルトコンベア360が設けられている。搬送ベルトコンベア360は、第3排出シュート350aを通じて落下したスクラップRを搬送する。
縮分器350の下側には、サンプル容器39が配置されている。縮分器350によって縮分されたサンプルSは、サンプル容器39内に回収される。サンプル容器39は、持ち運び可能であるので、サンプル容器39内に回収されたサンプルSを分析部門へ回送することができる。
ここで、図10(A)、図10(B)及び図11を参照して、第1サンプラ230及び第2サンプラ330の制御の一例について説明する。併せて、第1走行台車233の往復経路における位置と第1バケット235の状態との関係、第2走行台車333の往復経路における位置と第2バケット335の状態との関係について説明する。なお、図10(A)は第1サンプラ230の制御の一例を示すフローチャートであり、図10(B)は第2サンプラ330の制御の一例を示すフローチャートである。また、図11はサンプリング装置200が備える第1バケット235の動作を時系列的に示す説明図である。
第1サンプラ230及び第2サンプラ330の制御は、図9に示す制御部70によって実行される。第1サンプラ230及び第2サンプラ330は、サンプリング装置200の一部であり、第1実施形態で説明した受入システム100の一部として制御される。つまり、第1サンプラ230及び第2サンプラ330は、受入システム100に含まれる他の部分と連動して制御される。具体的に、第1サンプラ230及び第2サンプラ330は、図7に示したフローチャートのステップS1において取得された作動条件や、ステップS2において設定された作動条件に基づいて制御される。
但し、以下の説明では、第1サンプラ230及び第2サンプラ330の基本的な動作を中心に説明する。また、第1サンプラ230と第2サンプラ330の動作は、概ね共通しているため、主として第1サンプラ230について説明する。
第1サンプラ230が備える第1走行台車233は、第1地点と第2地点との間を往復移動するものであるが、以下の説明では、第1地点が第1走行台車233の出発地点に設定されているものとする。まず、図11における(A)に示すように、第1走行台車233が第1地点を出発するとき、第1バケット235は、開口部が上側を向いた状態とされている。第1バケット235の開口部が上側を向いた状態で第1走行台車233が第2地点に向かって走行すると、第1フィーダ220の放出口220a(図8参照)から放出されたスクラップRの一部がサンプルSの候補として第1バケット235内に採取される(ステップS21)。なお、第1バケット235内に採取されなかったスクラップRは、第1排出シュート222内を落下する。落下したスクラップRは搬送ベルトコンベア360によって搬送される。
そして、第1走行台車233が第2地点に到達した後、図11における(B)に示すように、第1バケット235を回転させ、その開口部を下側に向ける。これにより、第1バケット235内に採取されたスクラップRが第2サンプルホッパ239内に投入される(ステップS22)。
第2サンプルホッパ239にスクラップRを投入した後の第1バケット235は、再度回転し、その開口部を上側に向ける(ステップS23)。その後、第1走行台車233は、図11における(C)に示すように、第2地点から第1地点に向かって走行する(ステップS24)。これにより、第1フィーダ220の放出口220a(図8参照)から放出されたスクラップRの一部がサンプルSの候補として第1バケット235内に採取される。
そして、第1走行台車233が第1地点到達した後、図11における(D)に示すように、第1バケット235を回転させ、その開口部を下側に向ける。これにより、第1バケット235内に採取されたスクラップRが第1サンプルホッパ238内に投入される(ステップS25)。その後、第1バケット235は、再度回転し、その開口部を上側に向け(ステップS26)、必要に応じてステップS21からの工程を繰り返す。
このように、第1サンプラ230は、第1移動経路を横切る方向に第1バケット235を往復移動させる。そして、第1バケット235は往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、スクラップRをサンプリングし、往復経路の端部のそれそれでスクラップRを回収する。これにより、往路を移動している間のみスクラップRを回収する構成と比べ、より高頻度でスクラップRを回収することができる。このため、最終的なサンプルSの候補となるスクラップRを均等に回収し、品位を評価することができる。
ここで、第2サンプラ330の制御について、簡単に説明する。図10(B)に示すフローチャートを参照すると、ステップS31からステップS36は、図10(A)に示すフローチャートにおけるステップS21からステップS26に対応している。これは、第2走行台車333の往復経路における位置と第2バケット335の状態との関係が、第1走行台車233の往復経路における位置と第1バケット235の状態との関係と一致するためである。第2サンプラ330は、第3地点と第4地点との間で往復移動するため、図10(B)に示すフローチャートには、この点が反映されているが、その他の点において、第2サンプラ330の制御と第1サンプラ230の制御とは相違しない。このため、図10(B)に示すフローチャートに基づく第2サンプラ330の制御についての詳細な説明は省略する。
第2サンプラ330においても、往復移動する第2バケット335は往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、スクラップRをサンプリングし、往復経路の端部のそれぞれでスクラップRを回収する。これにより、往路を移動している間のみスクラップRを回収する構成と比べ、より高頻度でスクラップRを回収することができるため、スクラップRを均等に回収することができる。第1サンプラ230において、往復経路の端部のそれぞれでスクラップRを回収すると、スクラップRを均等に回収することができるが、回収したスクラップRが大量となり、分析を行うには過多となるおそれがある。ここで、第2サンプラ330によって、分析に適した量に近づけるようスクラップRを減量することが可能となる。
但し、第1サンプラ230、第2サンプラ330ともに高頻度でスクラップRを回収すると、第2サンプラ330で回収した段階でもスクラップRが大量となり、分析を行うにはスクラップRの量が過多となる場合がある。このとき、更に縮分器350でスクラップRを縮分することで、分析に適した分量の最終的なサンプルSを採取することができる。
なお、このようにサンプラが備える走行台車に装備されたバケットの往復経路の往路及び復路の双方においてスクラップを採取することは、第1実施形態においても採用することができる。また、第1バケット235や第2バケット335は、往復経路を一往復する間、継続して開口部を上側に向けておき、一往復し終えた後に、開口部を下側に向けてサンプリングしたスクラップRを回収するようにしてもよい。つまり、往復経路の一方の端部でのみサンプリングしたスクラップRの回収が実施されるようにしてもよい。
第2実施形態は、スクラップRを第1サンプラ230及び第2サンプラ330を経由させる。これにより、スクラップRの収集ロットの全体から満遍なく、均等にサンプルSを採取することができる。これにより、スクラップRの収集ロットにおける有価金属の分布が不均一であっても、収集ロット毎に行われる品位の評価の確度を高めている。また、第2実施形態では縮分器350を用いることで採取するサンプルSを正確に縮分し、品位の確度を高めることができる。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、有価金属を含むスクラップの中から均等に、かつ、頻繁に自動でサンプリングできる。
また、第2実施形態によれば、第1サンプラ230と第2サンプラ330を備えるため、大量のスクラップRから均等にサンプルSを採取し、サンプルSに基づいて評価される品位の確度を高めることができる。
また、第2実施形態によれば、第2サンプラ330の下方に設置された縮分器350をさらに備えているため、収集ロットの品位の確度を高めることができる。
さらに、第2実施形態によれば、第1バケット235や第2バケット335の往復経路の往路及び復路の双方においてスクラップを採取するため、大量のスクラップRを迅速に処理し、品位を評価することができる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
例えば、第2実施形態では、第3サンプルシュート338aや第4サンプルシュート339aから放出されたスクラップRは、第3フィーダ340へ供給するスクラップRの量を調整するホッパに放出される。ここで、第3サンプルシュート338aや第4サンプルシュート339aから放出されたスクラップRを一旦別容器に回収してもよい。そして、回収したスクラップRの量が所定量に達したら別容器をリフト等によって搬送し、別容器の中にあるスクラップRを、第3フィーダ340へ供給するスクラップRの量を調整するホッパに放出してもよい。また、第3サンプルシュート338aや第4サンプルシュート339aから放出されたスクラップRの量が分析に適した量となっていれば、縮分器350による縮分を行わず、別容器に回収されたスクラップRをサンプルSとして分析部門へ回送してもよい。
1、200 サンプリング装置 10 ホッパ
20 フィーダ 23 移動経路
30 サンプラ 33 走行台車
35 バケット 38 サンプルホッパ
39 サンプル容器 40 バケットコンベア
50 受入区 50a 第1鉱区
50b 第2鉱区 50c 第3鉱区
50d 第4鉱区 50e 第5鉱区
60 搬送装置 70 制御部
100 受入システム 230 第1サンプラ
235 第1バケット 330 第2サンプラ
335 第2バケット 350 縮分器

Claims (15)

  1. 有価金属を含むスクラップの投入を受け入れるホッパと、
    前記ホッパから前記スクラップを切り出すフィーダと、
    前記フィーダから切り出された前記スクラップの移動経路上に挿脱可能とされたバケットを有し、所定時間毎に前記移動経路上に前記バケットを配置するサンプラと、
    前記ホッパに投入された前記スクラップの量に応じて、前記所定時間を調整する制御部と、
    を備えることを特徴とするサンプリング装置。
  2. 前記バケットは、前記フィーダから切り出されて落下する前記スクラップをサンプリングする、ことを特徴とする請求項1に記載のサンプリング装置。
  3. 前記サンプラは、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを移動させながら、前記スクラップをサンプリングする、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサンプリング装置。
  4. 前記サンプラは、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを往復移動させ、前記バケットは往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、前記スクラップをサンプリングする、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のサンプリング装置。
  5. 有価金属を含むスクラップの投入を受け入れるホッパと、
    前記ホッパから前記スクラップを切り出す第1フィーダと、
    前記第1フィーダから切り出された前記スクラップが移動する第1移動経路上に挿脱可能とされた第1バケットを有し、第1の時間毎に前記第1移動経路上に前記第1バケットを配置する第1サンプラと、
    前記第1サンプラの後段に設置され、前記第1バケットによって採取された前記スクラップの投入を受け入れ、前記スクラップを切り出す第2フィーダと、
    前記第2フィーダから切り出された前記スクラップが移動する第2移動経路上に挿脱可能とされた第2バケットを有し、第2の時間毎に前記第2移動経路上に前記第2バケットを配置する第2サンプラと
    前記ホッパに投入された前記スクラップの量に応じて、少なくとも前記第1の時間を調整する制御部と、
    を備えることを特徴とするサンプリング装置。
  6. 前記第2バケットによって採取された前記スクラップの投入を受け入れ、前記スクラップを切り出す第3フィーダと、前記第3フィーダから切り出された前記スクラップを縮分する縮分器をさらに備えた、ことを特徴とする請求項5に記載のサンプリング装置。
  7. 前記第1バケットと前記第2バケットの少なくとも一方は、それぞれの往復経路の往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、それぞれ前記スクラップをサンプリングする、ことを特徴とする請求項5又は6に記載のサンプリング装置。
  8. 請求項1~4のいずれか一項に記載のサンプリング装置と、
    前記フィーダから切り出された前記スクラップを受入れる複数の鉱区と、
    前記複数の鉱区に前記フィーダから切り出された前記スクラップを搬送する搬送装置と、
    を備える、ことを特徴とする有価金属を含むスクラップの受入システム。
  9. 請求項5~7のいずれか一項に記載のサンプリング装置と、
    前記第1フィーダから切り出された前記スクラップを受入れる複数の鉱区と、
    前記複数の鉱区に前記第1フィーダから切り出された前記スクラップを搬送する搬送装置と、
    を備える、ことを特徴とする有価金属を含むスクラップの受入システム。
  10. 有価金属を含むスクラップをホッパに投入する工程と、
    前記ホッパに設けられたフィーダを用いて、前記スクラップを切り出す工程と、
    前記フィーダから切り出された前記スクラップの移動経路上に所定時間毎にバケットを挿入して、前記スクラップの一部をサンプリングする工程と、を含み、
    前記所定時間は、前記ホッパに投入された前記スクラップの量に応じて調整される、
    ことを特徴とするサンプリング方法。
  11. 前記サンプリングする工程では、前記フィーダから切り出されて落下する前記スクラップを、前記バケットを用いてサンプリングする、ことを特徴とする請求項10に記載のサンプリング方法。
  12. 前記サンプリングする工程では、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを移動させながら、前記スクラップをサンプリングする、ことを特徴とする請求項10又は11に記載のサンプリング方法。
  13. 前記サンプリングする工程では、前記移動経路を横切る方向に前記バケットを往復移動させ、前記バケットが往路を移動している間と復路を移動している間の両方において、前記スクラップをサンプリングする、ことを特徴とする請求項10~12のいずれか一項に記載のサンプリング方法。
  14. サンプリングされた前記スクラップの一部の移動経路上に所定タイミングごとにバケットを挿入して、前記スクラップの一部の更に一部をサンプリングする工程を更に含む、ことを特徴とする請求項10~13のいずれか一項に記載のサンプリング方法。
  15. 請求項11~14のいずれか一項に記載のサンプリング方法により、前記スクラップの一部をサンプリングする工程と、
    前記フィーダから切り出された前記スクラップを搬送して、複数の鉱区のいずれかに前記スクラップを振り分ける工程と、
    を含む、ことを特徴とする有価金属を含むスクラップの振り分け方法。
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