JP7410782B2 - 電磁波検出装置および検出モジュール - Google Patents

電磁波検出装置および検出モジュール Download PDF

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Description

本開示は、電磁波検出装置および検出モジュールに関する。
近年、電磁波を検出した結果から周囲の物体等に関する情報を取得する装置が開発されている。電磁波を走査させる走査装置として、照射部から照射される電磁波を、反射ミラーによって反射させて偏向するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2015-132762号公報
特許文献1の技術のように、斜めから光センサにビームを照射した場合、センサの正面から検出素子に直接照射されていない状態であっても、センサ側面から侵入したビームをセンサの検出素子が感知する場合があり、反射ミラーの振れ角を誤検出するおそれがある。
本開示の目的は、電磁波の偏向角度を正確に検出させることが可能な電磁波検出装置および電磁波を正確に検出可能な検出モジュールを提供することにある。
一実施形態に係る電磁波検出装置は、
電磁波を照射する照射部と、
前記照射部から照射される前記電磁波を、複数の異なる方向に偏向させて出力する偏向部と、
前記電磁波を検出する検出素子と、前記電磁波を透過させる部材で構成されて前記検出素子を封止する封止部と、遮光部と、を備え、前記偏向部によって偏向された前記電磁波を検出可能な位置に配置される検出モジュールと、を備え、
前記遮光部は、前記偏向部から出力された前記電磁波が、前記検出モジュールの一部または前記検出モジュールが設けられる基板で反射されて前記検出素子に入射することを防ぐ。
一実施形態に係る電磁波検出装置は、
照射部から照射される電磁波を、複数の異なる方向に偏向させて出力する偏向部と、
前記電磁波を検出する検出面を有する検出素子と、前記電磁波を透過させる部材で構成されて前記検出素子を封止する封止部と、遮光部と、を備え、前記偏向部によって偏向された前記電磁波を検出素子が検出可能な位置に配置される検出モジュールと、を備え、
前記封止部は、前記偏向部に偏光された前記電磁波が照射される面であって、前記検出面に直接入射する前記電磁波が通過する第1面、および、前記第1面と接続され、前記検出面に直接入射する前記電磁波が通過しない第2面と、を有し、
前記遮光部は、前記第2面の少なくとも一部に設けられている。
また、一実施形態に係る検出モジュールは、
電磁波を検出する面である検出面を有する検出素子と、
前記電磁波を透過させる樹脂で構成されて前記検出素子を封止する封止部と、
前記電磁波が前記検出素子に入射することを防ぐ遮光部と、を備え、
前記封止部は、前記検出面に対向する上面と、前記上面と接続され前記検出面の面方向に設けられた側面と、を有し、
前記遮光部は、前記側面の少なくとも一部に設けられる。
一実施形態によれば、電磁波の偏向角度を正確に検出させることが可能な電磁波検出装置および電磁波を正確に検出可能な検出モジュールを提供することができる。
図1は、一実施形態に係る検出モジュールを備える走査装置の概略構成を示す図である。 図2は、図1に示す走査装置の概略構成を他の視点から示す図である。 図3は、図1に示す走査装置の概略構成を他の視点から示す図である。 図4は、一実施形態に係る検出モジュールの概略構成を示す図である。 図5は、一実施形態に係る電磁波検出装置の概略構成を示す図である。 図6は、比較例の検出モジュールの概略構成を示す図である。
(走査装置)
図1~図3は、一実施形態に係る検出モジュールを備える走査装置1の概略構成を示す図である。図1は、走査装置1を示す斜視図である。図2は、走査装置1を、図1とは異なる向きで示す図(平面図)である。図3は、走査装置1を、図1および図2とは異なる向きで示す図(右側面図)である。
図面に示される座標軸は、走査装置1の構成に対応して定められている。座標のX軸正方向は図2において右方向に対応する。座標のX軸負方向は図2において左方向に対応する。座標のY軸正方向は図1において奥方向に対応する。座標のY軸負方向は図1において手前方向に対応する。座標のZ軸正方向は図3において上方向に対応する。座標のZ軸負方向は図3において下方向に対応する。
走査装置1は、基板10と、第1の検出モジュール21と、第2の検出モジュール22と、第1の照射部31と、第2の照射部32と、合成部40と、走査部50と、導波部60と、出射部70と、を備えて構成されてよい。走査装置1は、上記の機能ブロックの一部を備えなくてよいし、上記の機能ブロック以外のものを備えてよい。
走査装置1を実際に構成する際には、走査装置1を構成する各機能ブロックの大きさおよび間隔は、図1~図3に示されるものと異なってよい。例えば、走査装置1は、数センチメートル四方に収まる程度の小型の装置を構成するように、各機能ブロックを配置してよい。
図1~図3において、各機能ブロックから突出する矢印は、ビーム状の電磁波を示す。また、各機能ブロックは、適宜、各機能ブロックを制御または駆動する各種の機能ブロックに有線または無線で接続されてよい。
走査装置1は、以下に説明するように、照射した電磁波を偏向させながら出力させることができる。走査装置1によって偏向された電磁波の少なくとも一部は、所定の対象(人および物体等)によって反射されてよい。対象によって反射された電磁波(反射波)は、例えば電磁波検出装置2の受光系110によって検出されてよい(図5参照)。電磁波検出装置2の詳細については後述する。また、電磁波検出装置2を含む情報取得システム(例えば測距装置)が構成されてよい。情報取得システムは、例えばLIDAR(Light Detection and Ranging, Laser Imaging Detection and Ranging)の技術を採用してよい。情報取得システムは、例えばパルス状に照射されるレーザ光が対象で反射した散乱光を測定して、例えばTOF法によって遠距離にある対象までの距離および対象の性質等を分析し得る。
第1の照射部31は、第1の電磁波を照射してよい。第1の電磁波は、所定の対象に対して出力される電磁波である。本実施形態において、第1の照射部31は、第1の電磁波として、赤外線IRを照射する。図1および図2に示すように、第1の照射部31が赤外線IRを照射する方向は、例えばX軸正方向、すなわち図2における右方向としてよい。第1の照射部31は、例えば合成部40に向けて赤外線IRを照射してよい。第1の照射部31は、第1の照射部31が照射する赤外線IRが合成部40に入射するように位置決め、または固定されてよい。
第1の照射部31は、例えば半導体の再結合発光を利用する半導体レーザであるレーザダイオード(laser diode:LD)を備えてよい。レーザダイオードは、第1の電磁波として、パルス状の赤外線IRを照射してよい。第1の照射部31は、例えば複数のレーザダイオード等によってアレイ状に構成されてよい。
第2の照射部32は、第2の電磁波を照射してよい。第2の電磁波は、第1の電磁波の照射方向を検出するための電磁波である。例えば走査部50が反射ミラーである場合に、反射ミラーの振れ角を検出することによって、第1の電磁波の照射方向が検出される。本実施形態において、第2の照射部32は、第2の電磁波として、可視光VLを照射する。図1~図3に示すように、第2の照射部32が可視光VLを照射する方向は、例えばY軸正方向、すなわち図1における奥方向としてよい。第2の照射部32は、例えば合成部40に向けて可視光VLを照射してよい。第2の照射部32は、第2の照射部32が照射する可視光VLが合成部40に入射するように位置決め、または固定されてよい。また、可視光VLは、例えば赤色であってよい。
第2の照射部32は、例えば半導体の再結合発光を利用する半導体レーザであるレーザダイオード(laser Diode:LD)を備えてよい。レーザダイオードは、第2の電磁波として、定常光である可視光を照射してよい。別の例として、第2の照射部32は、可視光を照射する発光ダイオード(light Emitting Diode:LED)等を備えてよい。
合成部40は、異なる方向から入力された2つの電磁波の進行方向を一致させて、所定の方向に出力する。具体的には、合成部40は、第1の照射部31から照射された第1の電磁波と、第2の照射部32から照射された第2の電磁波との光軸を合致させることで合成してよい。合成部40は、合成した電磁波を、走査部50に向けて出力してよい。本実施形態において、合成部40は、第1の照射部31から入力される赤外線IRを通過させ、第2の照射部32から入力される可視光VLを反射させることで、赤外線IRと可視光VLとを合成して、合成された電磁波である合成波を走査部50に出力する。図1~図3において、合成波は「IR,VL」と示されている。合成部40は、第1の照射部31によって照射される第1の電磁波(赤外線IR)および第2の照射部32によって照射される第2の電磁波(可視光VL)が入射するように位置決め、または固定されてよい。さらに、合成部40は、合成波が走査部50に入射するように位置決め、または固定されてよい。
合成部40は、例えばプリズムまたはコールドミラー等を含んでよい。合成部40は、第1の照射部31から照射された第1の電磁波と、第2の照射部32から照射された第2の電磁波の進行方向を一致させて所定の方向に出力するものであれば、任意の構成を採用し得る。
合成部40は、第1の照射部31および第2の照射部32から照射された第1の電磁波および第2の電磁波のように、互いに直交する方向から照射された電磁波を合成してよい。合成部40は、第1の照射部31から照射された第1の電磁波を透過させ、第2の照射部32から照射された第2の電磁波を第1の電磁波が透過する方向へ反射させてよい。このように、合成部40において、第1の電磁波および第2の電磁波は、進行方向が一致し、合成される。本実施形態において、合成部40は、合成波を、第1の照射部31から照射された第1の電磁波と同じ方向に、すなわちX軸正方向に出力する。
走査部50は、合成部40から入力された電磁波、すなわち合成波を偏向させて出力させる。走査部50は、例えば入射された合成波を偏向させる反射ミラーを含んで構成されてよい。走査部50の反射ミラーは、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー、ポリゴンミラー、およびガルバノミラー等であり得る。本実施形態において、走査部50はMEMSミラーを含み、合成波を偏向させる。
走査部50の反射ミラーは、Z軸に平行な回転軸を有し、この回転軸の中心に左右方向を向くように回転運動する。図1および図2に示すように、走査部50は、矢印Sによって示される方向に回転運動してよい。ここで、回転運動は完全な周回運動に限定されない。回転運動は例えば一周未満の部分的な周回でよく、揺動運動を含む。
走査部50は、回転運動によって、合成部40からの合成波を偏向させて導波部60に向けて出力する。走査部50によって出力される合成波の軌跡は、XY平面に平行な平面に含まれてよい。走査部50は、合成部40から照射される合成波が入射するように位置決めされてよい。また、走査部50は、走査部50によって偏向された合成波が導波部60に入射するように位置決めされてよい。
導波部60は、入射された合成波のうち、第1の電磁波を通過させて、第2の電磁波を反射させる。すなわち、導波部60は、赤外線IRを通過させて、可視光VLを反射させる。導波部60は、例えばコールドミラー等を含む構成であり得る。導波部60は、第1の電磁波を通過させて、第2の電磁波を反射させるものであれば、任意の構成を採用し得る。
図1および図3に示すように、導波部60は、XY平面に平行な平面から所定の角度θだけ傾斜した状態で配置されてよい。このような角度θの傾斜によって、導波部60は、走査部50から入射する合成波のうち、可視光VLを基板10に向けて反射させる。このように、導波部60は、第2の電磁波(可視光VL)の少なくとも一部を、第1の電磁波(赤外線IR)と異なる方向に導いてよい。
導波部60は、走査部50によって偏向されてる合成波が入射するように位置決め、または固定されてよい。また、導波部60は、導波部60が反射させる第2の電磁波が基板10に向くように位置決め、または固定されてよい。導波部60は、適切に位置決めされることにより、基板10に配置される第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22に、第2の電磁波を導くことができる。
出射部70は、走査部50によって走査される第1の電磁波であって、導波部60を通過したものを出射する。出射部70は、第1の電磁波を通過させるように、例えばガラスまたはアクリル等で構成されてよい。
基板10は、Z軸方向の視点で矩形の外周を有しており、X軸方向を長手方向とし、Y軸方向を短手方向とする。基板10は、走査装置1において、XY平面に平行になるように固定されてよい。図3に示すように、基板10は、Z軸方向を厚さ方向とし、第1の面10Aおよび第2の面10Bを有する。基板10の第1の面10Aは、基板10においてZ軸負方向を向く面、すなわち基板10における下向きの面としてよい。基板10の第2の面10Bは、基板10においてZ軸正方向を向く面、すなわち基板10における上向きの面としてよい。このように、基板10は、第1の面10Aと、第1の面10Aの反対側の第2の面10Bと、を有してよい。
一実施形態において、基板10は、例えば絶縁体で構成された板状のものとしてよい。基板10は、絶縁体で構成された板状の部材の表面または内部に、導体の配線が施されたものとしてよい。すなわち、基板10はプリント配線板(printed wiring board:PWB)であってよい。
基板10は、JIS規格においてJIS C 5603またはIEC 60194において定義されているような各種の基板としてよい。例えば、基板10は、プリント回路(printed circuits)、プリント配線(printed wiring)、プリント回路板(printed circuit board)、プリント回路実装品(printed circuit assembly)、プリント配線板(printed wiring board)、またはプリント板(printed board)等としてよい。
以下、基板10は、リジッド基板を想定して説明する。しかしながら、基板10は、リジッド基板に限定されず、例えば、リジッドフレキシブル基板(flex-rigid/フレックスリジッド)としてよいし、フレキシブル基板(FPC)としてよい。
基板10は、通過部12を有してよい。通過部12は、例えば基板10に形成されたスリットとしてよい。例えば通過部12は、第1の面10Aおよび第2の面10Bを貫通して形成されてよい。また、通過部12が基板10を貫通して形成される場合に、通過部12に透明な樹脂板またはフィルム等を設けておくことで、そこを通過する可視光VLを視認しやすくすることができる。通過部12は第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22の間に位置するため、走査装置1が組み立てられる場合に、基板10の配置が適切であれば(すなわち、可視光VLが第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22で検出可能な配置であれば)、通過部12を通過する可視光VLが観察される。よって、走査装置1の組み立てにおいて、通過部12は、基板10の配置が適切か否かの判定に用いられる。
第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は、基板10の第1の面10A、すなわち基板10における下向きの面に設けられてよい。ここで、図3は走査装置1の右側面を示しているため、第2の検出モジュール22のみが図示されている。また、図1および図2において、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は、視認できない位置にあるため、破線で示されている。
第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は、所定の電磁波を検出してよい。本実施形態において、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は走査部50で所定の方向に偏向され、導波部60で反射された可視光VLを検出可能な位置に配置される。第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22が電磁波を検出する面は、Z軸負方向を向く面としてよい。本実施形態において、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は、電磁波を検出するための検出素子23(図4参照)を含む。第1の検出モジュール21は、走査部50よって偏向された可視光VLが検出素子23に入射した場合に、可視光VLを検出する。同じく、第2の検出モジュール22は、走査部50によって偏向された可視光VLが検出素子23に入射した場合に、可視光VLを検出する。
上記のように、本実施形態において、検出素子23が検出する電磁波は可視光VLである。検出素子23は、例えばフォトダイオード(photodiode:PD)、または、イメージセンサもしくはイメージングアレイ等の撮像素子としてよい。また、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は、電磁波を透過させる部材で構成されて検出素子23を封止する封止部25(図4参照)を含む。封止部25は例えば無色透明の樹脂であり、検出素子23をモールド封止する。封止部25は略直方体または立方体形状であってよい。また、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22は、電磁波を遮る遮光部20を含む。第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22を構成する要素の詳細については後述する。
ここで、基板10に設けられる検出モジュールは2つに限定されない。例えば、走査装置1において、基板10は、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22のうちの1つのみを備えてよい。また、走査装置1において、基板10は、3つ以上の検出モジュールを備えてよい。
以上のような構成の走査装置1において、第2の照射部32から照射された可視光VLは、第1の照射部31から照射された赤外線IRとともに、走査部50によって偏向(走査)される。可視光VLは、走査部50によって偏向された後、導波部60によってZ軸正方向に反射される。導波部60によって反射された可視光VLは、回転運動する走査部50による可視光VLの偏向方向に応じて、第1の検出モジュール21または第2の検出モジュール22によって検出され得る。第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22の可視光VLの検出情報に基づいて、走査装置1は、走査部50の回転角度(振れ角)を把握し、赤外線IRの照射方向を検出することができる。
走査装置1は、回転運動する反射ミラーで反射した可視光VLが第1の検出モジュール21または第2の検出モジュール22によって検出される時の反射ミラーの回転角度と、この状態からの経過時間に対する反射ミラーの回転角度とを対応付けた角度検出テーブルを記憶してよい。このようにして、走査装置1は、第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22のそれぞれの受光タイミングからの経過時間に基づいて、走査部50(反射ミラー)の回転角度を検出することができる。したがって、走査装置1は、赤外線IRの照射方向を検出することができる。ここで、走査装置1は、走査部50の回転角度を検出する処理を行うために、図示しない制御部(CPU)または演算部を備えてよい。
(検出モジュール)
図4は、本実施形態に係る第1の検出モジュール21の概略構成を示す図である。第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22の構成は同じである。重複説明回避のため、以下、第1の検出モジュール21のみについて詳細が説明される。
第1の検出モジュール21は、第2の電磁波(可視光VL)を検出する面である検出面23Aを有する検出素子23と、上記の封止部25および遮光部20と、を備える。第1の検出モジュール21は、さらに、検出素子23が実装される基板24と、検出素子23からの検出情報を出力する端子26と、を備える。第1の検出モジュール21は、端子26が基板10にはんだ付け等で固定されることによって、基板10に実装される。
上記のように、第1の検出モジュール21には、導波部60で反射した第2の電磁波(可視光VL)が入射する。ここで、図1に示すように、導波部60の反射面(すなわち、XY平面に平行な平面から所定の角度θだけ傾斜した平面)において、反射点Pと反射点Pとでは、可視光VLの反射の向きが異なる。走査部50の回転軸からY軸正方向に位置する反射点Pに入射した合成波の可視光VLは、Y軸正方向に反射する。これとは異なり、反射点PよりX軸負方向にずれて位置する反射点Pに入射した合成波の可視光VLは、Y軸正方向よりX軸負方向に傾いて反射する。そのため、第1の検出モジュール21には、反射点PでY軸正方向よりX軸負方向に傾いて反射した可視光VLが入射される。つまり、第1の検出モジュール21は、第2の電磁波が検出面23Aに対して斜めに入射するように配置されている。同様に、第2の検出モジュール22も、第2の電磁波が検出面23Aに対して斜めに入射するように配置されている。ただし、第2の検出モジュール22には、Y軸正方向よりX軸正方向に傾いて反射した可視光VLが入射される。
図4に示す可視光VL、可視光VLおよび可視光VLは、第1の検出モジュール21の検出素子23の検出面23Aに対して斜めに入射する第2の電磁波を示す。ここで、可視光VL、可視光VLおよび可視光VLは、時間の経過とともに変化する第2の電磁波を示す。走査部50は照射範囲Φ1で合成波を偏向させる(図1参照)。偏向された合成波の向きがX軸負方向である場合に、時間の経過とともに、第2の電磁波は可視光VL、可視光VLおよび可視光VLの順に変化する。
ここで、封止部25は、検出素子23の検出面23Aに対向する上面21Cと、上面21Cと基板24とを接続する側面21Aおよび側面21Bと、を有する。すなわち側面21Aおよび側面21Bは上面21Cと接続された面であって、検出素子23を検出面23Aの面方向から囲む面である。図4に示される2つの側面21Aおよび側面21Bのうち、側面21Aは第2の検出モジュール22に近い側の面である。別の表現では、側面21Aは反射点Pに近い側の面である。側面21Aには、走査部50が偏向させることによって第2の電磁波が入射する。一方、側面21Bには、第2の電磁波が入射しない。
本実施形態において、第1の検出モジュール21は、3つの遮光部20を備える。具体的には、第1の検出モジュール21は、遮光部20A、遮光部20Bおよび遮光部20Cを備える。遮光部20Aは、第2の電磁波が入射する側面21Aに設けられる。遮光部20Cは、上面21Cに設けられる。また、遮光部20Bは、上面21Cを側面21Aの側に延長した位置に設けられる。
図4に示すように、遮光部20Aおよび遮光部20Bは、可視光VLを遮る。遮光部20Aおよび遮光部20Bは、可視光VLが側面21Aを通って第1の検出モジュール21の内部で反射し、検出面23Aに至ることを防ぐ。また、遮光部20Cは、可視光VLを遮る。遮光部20Cは、可視光VLが上面21Cを通って第1の検出モジュール21の内部で反射し、検出面23Aに至ることを防ぐ。ここで、上面21Cのうち、第2の電磁波が直接に検出面23Aに入射する部分には、遮光部20は設けられない。つまり、直接に検出面23Aに入射する可視光VLが通る上面21Cの一部の領域は、走査部50によって偏向された可視光VLが端部(照射範囲Φ1の境界付近)に達したことを検出するための基準位置であって、遮光部20によって遮られない。図4に示す遮光部20A、遮光部20Bおよび遮光部20Cは、基準位置を通って検出面23Aに入射する可視光VLを遮ることなく、その前後において基準位置を通らずに入射する可視光VLおよび可視光VLを遮る。
遮光部20は、遮光性塗料、遮光フィルタまたは反射部材で構成され得る。遮光性塗料は、例えば可視光を反射する塗料であってよい。遮光性塗料は、側面21Aおよび上面21Cに塗布されることで、遮光部20を構成し得る。遮光フィルタは、例えば可視光を減衰させるテープ等の部材であってよい。反射部材は、例えば可視光を反射するテープ等の部材であってよい。遮光フィルタおよび反射部材は、側面21Aおよび上面21Cを覆うように配置されることで、遮光部20を構成し得る。ここで、遮光部20は、開口を有する遮蔽部材を含んで構成されてよい。遮蔽部材の開口部分は、上面21Cの基準位置に合わせて設けられることが好ましい。例えば、図4に示される遮光部20Bおよび遮光部20Cは、開口を有する遮蔽部材で構成されてよい。開口部分以外の遮蔽部材は、上記の遮光性塗料、遮光フィルタまたは反射部材であってよい。遮蔽部材の開口部分は、物理的な穴で構成されてよいし、可視光VLを透過する部材で構成されてよい。可視光VLを透過する部材は、例えば透明な樹脂またはガラスであってよい。
ここで、遮光部20は全ての可視光を反射するものでなくてよい。遮光部20は、第2の照射部32から照射される第2の電磁波を選択的に反射する、遮光性塗料または反射部材であってよい。例えば、第2の照射部32が赤色の可視光VLを照射する場合に、遮光部20は赤色を反射し、その他の色を透過させる遮光性塗料または反射部材であってよい。
また、遮光部20は、効率的な遮光を行う観点から、走査部50が第2の電磁波を偏向させる範囲内で設けられることが好ましい。例えば、第1の検出モジュール21において、遮光部20は、全ての側面に設けられていてよい。しかし、走査部50が第2の電磁波を偏向させる範囲に含まれる側面は、図4に示すように、検出素子23からの検出情報を出力する端子26が設けられている側面21Aおよび側面21Bのうち、第2の電磁波が入射する側面21Aだけである。つまり、第1の検出モジュール21において、遮光部20は全ての側面ではなく、側面の少なくとも一部、具体的には側面21Aだけに設けられることが好ましい。
ここで、図6は、比較例の第1の検出モジュール121を示す。比較例の第1の検出モジュール121は遮光部20を備えない。比較例の第1の検出モジュール121は、遮光部20を備えないことを除いて、図4の第1の検出モジュール21と同じ構成である。第1の検出モジュール121を構成する要素のうち、第1の検出モジュール21と同じものは、図4と同じ符号を付している。
比較例の第1の検出モジュール121では、基準位置を通って検出面23Aに入射する可視光VLだけでなく、基準位置を通らない可視光VLおよび可視光VLが検出面23Aに入射する。例えば可視光VLは、第1の検出モジュール121の一部、具体的には、基板24および封止部25の境界部分で反射されて、検出面23Aに入射する。また、例えば可視光VLは、第1の検出モジュール121が設けられる基板10で反射されて、検出面23Aに入射する。さらに、例えば可視光VLは、封止部25の境界部分で複数回、反射されることによって、検出面23Aに入射し得る。比較例の第1の検出モジュール121は、基準位置を通る可視光VLの入射を検出するだけでなく、可視光VLおよび可視光VLの入射を検出する。つまり、比較例の第1の検出モジュール121は、1回の走査に対する検出にも関わらず、複数回の第2の電磁波の検出をするため、第2の電磁波が第1の検出モジュール121の基準位置まで達したタイミングを正確に把握することが困難である。ここで、1回の走査は、第2の電磁波が第2の検出モジュール22の位置から第1の検出モジュール21の位置まで移動するように、走査部50が合成波を偏向させる1回の動作(すなわち、可視光VLを、照射範囲Φ1の一方の端から他方の端へ偏向させる動作)をいう。
本実施形態に係る第1の検出モジュール21は、遮光部20が可視光VLおよび可視光VLを遮り、基準位置を通る可視光VLの入射だけを正しく検出し、基準位置以外を通るVLを検出しない。つまり、第1の検出モジュール21の検出素子23は、1回の走査で第2の電磁波を1回だけ検出する。したがって、本実施形態に係る第1の検出モジュール21および第2の検出モジュール22を備える走査装置1は、反射ミラーの振れ角を正確に把握することができ、電磁波の偏向方向を正確に検出することが可能となる。ここで、第2の検出モジュール22は、上記のとおり第1の検出モジュール21と同じ構成要素を含むが、遮光部20が第1の検出モジュール21と対称的な位置に設けられている。例えば、図4の遮光部20Aに相当する遮光部20は、第2の検出モジュール22においては、第1の検出モジュール21に近い側の側面に設けられる。また、図4の遮光部20A、遮光部20Bおよび遮光部20Cは、一例であって、これらの一部を省略してよいし、さらに別の遮光部20が追加されてよい。
(電磁波検出装置)
図5は、上記の走査装置1を備える電磁波検出装置2の概略構成を示す図である。電磁波検出装置2は、走査装置1と受光系110と、制御部114と、を備えて構成される。走査装置1は、偏向検出部111と、照射部112と、偏向部113と、を備える。
図5において、各機能ブロックを結ぶ破線は、制御信号または通信される情報の流れを示す。破線が示す通信は有線通信であってよいし、無線通信であってよい。また、実線の矢印はビーム状の電磁波を示す。また、対象ob1、対象ob2および対象ob3は、電磁波検出装置2の被写体である。
照射部112は電磁波を照射する。具体的には、照射部112は、赤外線IR、可視光VL、紫外線、および電波の少なくともいずれかを照射する。本実施形態において、照射部112は、可視光VLおよび赤外線IRの合成波を偏向部113に向けて照射する。照射部112は、上記の第1の照射部31と、第2の照射部32と、合成部40と、で構成される。
偏向部113は、照射部112から照射される電磁波を、複数の異なる方向に偏向させて出力する。本実施形態において、偏向部113は、照射部112から照射される合成波のうち、赤外線IRによって、対象ob1、対象ob2および対象ob3を走査する。偏向部113は、上記の走査部50と、導波部60と、出射部70と、で構成される。
偏向検出部111は、偏向される電磁波を所定の位置で検出する。本実施形態において、偏向検出部111は、照射部112から照射される合成波のうち、可視光VLを用いて検出を行う。偏向検出部111は、上記の基板10と、第1の検出モジュール21と、第2の検出モジュール22と、で構成される。
受光系110は、入射される反射波に基づいて、対象ob1、対象ob2および対象ob3の画像情報および検出情報等を生成し、制御部114に出力する。受光系110は、レンズ、ミラー等の光学部材、イメージセンサまたはイメージングアレイ等の撮像素子、および、APD(Avalanche PhotoDiode)またはPD(PhotoDiode)等の光検出素子を備えてよい。
制御部114は、走査装置1および受光系110を制御する。制御部114は、受光系110から取得する画像情報および検出情報等に基づいて、電磁波検出装置2の周囲に関する情報を取得できる。周囲に関する情報は、例えば対象ob1、対象ob2および対象ob3の位置、形状および距離等の情報を含む。制御部114は、1以上のプロセッサおよびメモリを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサの少なくともいずれかを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)を含んでよい。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部114は、1つまたは複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、およびSiP(System In a Package)の少なくともいずれかを含んでよい。
本実施形態に係る電磁波検出装置2は走査装置1を備える。そのため、電磁波検出装置2は、被写体に電磁波を照射する際に、電磁波を正確に偏向させることが可能になる。
上記の実施形態において代表的な例を説明したが、本開示の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本開示は、上記の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
例えば、走査装置1は、第1の照射部31から照射された第1の電磁波と、第2の照射部32から照射された第2の電磁波とを合成せずに、両電磁波の進行方向を一致させるように構成されてよい。一例として、第1の照射部31から照射された第1の電磁波と、第2の照射部32から照射された第2の電磁波が、平行に走査部50へ進行してよい。
また、本開示の解決手段を装置として説明してきたが、本開示は、これらを含む態様としても実現し得るものであり、また、これらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
上記の実施形態において、封止部25は、偏光された電磁波が照射される面であって、検出面23Aに直接入射する電磁波が通過する第1面として、上面21Cを有する。また、封止部25は、第1面と接続され、検出面23Aに直接入射する電磁波が通過しない第2面として、側面21Aを有する。ただし、第1面、第2面と、封止部25が有する面との対応は限定されない。例えば、側面21Aの近傍に検出素子23が配置され、側面21Aを通過する電磁波が検出面23Aに直接入射する場合に、側面21Aが第1面であり得る。この場合、上面21Cが第2面であって、上面21Cの少なくとも一部に遮光部20が設けられてよい。
1 走査装置
2 電磁波検出装置
10 基板
12 通過部
20、20A、20B、20C 遮光部
21 第1の検出モジュール
21A、21B 側面
21C 上面
22 第2の検出モジュール
23 検出素子
23A 検出面
24 基板
25 封止部
26 端子
31 第1の照射部
32 第2の照射部
40 合成部
50 走査部
60 導波部
70 出射部
110 受光系
111 偏向検出部
112 照射部
113 偏向部
114 制御部
121 (比較例の)第1の検出モジュール
ob1、ob2、ob3 対象

Claims (12)

  1. 電磁波を照射する照射部と、
    前記照射部から照射される前記電磁波を、複数の異なる方向に偏向させて出力する偏向部と、
    前記偏向部によって偏向された前記電磁波を検出可能な位置に配置され、前記電磁波を検出する検出素子と、前記検出素子が実装される第1の基板と、前記電磁波を透過させる部材で構成され、前記検出素子の検出面に対向する上面、前記上面と接続する側面、及び前記上面に対向する裏面を備えた、前記検出素子を封止する封止部と、を含む検出モジュールと、
    前記検出モジュールが設けられる第2の基板に対して斜めに入射し、前記第2の基板で反射されて前記検出素子に入射する前記電磁波を遮る遮光部と、
    を備え、
    前記検出モジュールは、前記電磁波が前記偏向部によって偏向されることで、前記上面に対して前記封止部の外部から斜めに入射されるように配置され、
    前記遮光部は、前記検出面に前記上面から電磁波を入射させる開口部分を有し、前記封止部の前記上面を前記側面の側に延長した位置と前記封止部の前記上面とを遮光する
    電磁波検出装置。
  2. 前記偏向部は左右方向を向くように回転運動する反射ミラーを有し、
    前記遮光部に遮られずに前記検出素子に入射する前記電磁波が通る前記上面の一部は、前記反射ミラーの回転角度を検出するための基準位置である、
    請求項1に記載の電磁波検出装置。
  3. 前記基準位置は、前記偏向部が偏向した前記電磁波が照射範囲の境界付近に達したことを検出するための位置である、
    請求項2に記載の電磁波検出装置。
  4. 前記上面のうち、前記電磁波が直接に前記検出面に入射する部分には前記遮光部が設けられない、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電磁波検出装置。
  5. 前記第1の基板と前記第2の基板の間には、間隔が設けられる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁波検出装置。
  6. 前記遮光部は、前記第2の基板の前記検出モジュールの無い領域に斜めに入射する前記電磁波を遮る、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電磁波検出装置。
  7. 前記検出モジュールが前記第2の基板の面に2つ設けられ、
    前記遮光部は、一方の前記検出モジュールの前記封止部の前記上面を他方の前記検出モジュールの側に延長した位置に設けられる、
    請求項6に記載の電磁波検出装置。
  8. 前記遮光部は、前記偏向部が前記電磁波を偏向させる範囲内で設けられる、請求項1から7のいずれか一項に記載の電磁波検出装置。
  9. 前記偏向部は、前記検出素子を含む範囲で前記電磁波の走査を行い、
    前記検出素子は、1回の前記走査で、前記電磁波を1回だけ検出する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の電磁波検出装置。
  10. 前記遮光部は、前記照射部から照射される電磁波を選択的に反射する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の電磁波検出装置。
  11. 前記偏向部によって偏向された前記電磁波を前記第2の基板の面に対して斜めに入射させる導波部を有する、
    請求項1から請求項10に記載の電磁波検出装置。
  12. 電磁波を検出する面である検出面を有する検出素子と、
    前記検出素子が実装される第1の基板と、
    前記電磁波を透過させる部材で構成されて前記検出素子を封止する、前記検出面に対向する上面と前記上面と接続する側面とを有する封止部と、
    前記電磁波が前記検出素子に入射することを防ぐ遮光部と、を備える検出モジュールであって、
    前記遮光部は、前記検出モジュールが設けられる第2の基板の面に対して斜めに入射し、前記第2の基板で反射されて、前記検出素子に入射する前記電磁波を遮り、前記検出面に前記上面から電磁波を入射させる開口部分を有し、前記封止部の前記上面を前記側面の側に延長した位置と前記封止部の前記上面とを遮光する、検出モジュール。
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