JP2021014996A - 対象物検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物検出装置の検出精度を低下させることなく、測定光の投光範囲を広げる。【解決手段】対象物検出装置は、発光部と受光部を収納するケース12と、発光部から発せられた測定光La〜Lfを通過させてケース12外へ投光する出光部14bと、ケース12外に有る対象物で反射された測定光La〜Lfの反射光を通過させてケース12内へ導く入光部14cとを有している。出光部14bは、その一方側の端部14rへ向かうに連れて幅Wbが広くなる領域を有している。【選択図】図7

Description

本発明は、光を投受光して対象物を検出する対象物検出装置に関し、特に光を効率良く出射するための構造に関する。
車載用のレーザレーダのような対象物検出装置は、たとえば特許文献1や特許文献2などに開示されているように、発光部、受光部、およびその他の部品などをケース内に収納している。ケースは、遮光性を有する材料により形成されている。ケースの側面には、窓が設けられている。
対象物検出装置では、発光部から発せられた測定光が、窓を通過して、ケース外へ投光される。また、ケース外にある対象物で反射された測定光の反射光が、窓を通過して、ケース内へ入射し、受光部により受光される。そして、その受光状態に応じて受光部から出力される信号に基づいて、対象物が検出される。
特開2018−100880号公報 特開2019−20149号公報
対象物検出装置では、測定光の投光範囲を窓の大きさより大きくするため、測定光を窓に対して垂直に入射させたり、斜めに入射させたりすることがある。また、測定光の進行方向を異ならせると、発光部からの測定光の経路長も異なる。そして、窓に対して斜めに測定光を進行させた場合、発光部からの測定光の経路長が長くなるほど、測定光は窓の中心から離れた箇所に到達する。このため、発光部からの経路長が短い測定光は、窓を通過してケース外へ投光されるが、発光部からの経路長が長い測定光は、窓の周囲に有る遮光物で遮られて、ケース外へ投光されないおそれがある。そして、このように測定光がケース外へ投光されないと、投光範囲が狭くなり、対象物の検出範囲も狭くなってしまう。
そこで、測定光の投光を妨げないように、窓を大きくすることが考えられるが、単に窓を大きくすると、太陽光などの外乱光が窓からケース内へ入射し易くなるため、対象物の検出精度が低下するおそれがある。
本発明は、対象物検出装置の検出精度を低下させることなく、測定光の投光範囲を広げることを課題とする。
本発明による対象物検出装置は、発光部と、受光部と、発光部および受光部を収納するケースと、発光部から発せられた測定光を通過させてケース外へ投光する出光部と、ケース外に有る対象物で反射された測定光の反射光を通過させてケース内へ導く入光部とを備えている。反射光の受光状態に応じて受光部から出力される信号に基づいて、対象物が検出される。出光部は、その一方側の端部へ向かうに連れて幅が広くなる領域を有している。
上記対象物検出装置によると、発光部から出光部までの経路長が長い測定光ほど、出光部における幅が広い箇所を通過するので、測定光を出光部の周囲に有る遮光物で遮ることなく、ケース外へ投光して、測定光の投光範囲を広くすることができる。そしてその結果、対象物の検出範囲も広くすることができる。また、出光部の全体に渡って、出光部の幅を一様に広げるのではなく、部分的に幅を広げているので、外乱光が出光部からケース内へ入射し難くなり、対象物の検出精度が低下するのを防ぐことができる。
本発明では、ケースに収納され、鏡を有し、該鏡を回転させることにより、発光部から投射された測定光を鏡で反射して、出光部を通過させてケース外の所定範囲に走査する光走査部をさらに備えていてもよい。そして、出光部の前記領域は、前記端部へ向かうに連れて、光走査部による測定光の走査方向に対して垂直な方向の幅が広くなっていてもよい。
また、本発明では、出光部と入光部とは隣接するように設けられ、光走査部は、所定範囲に有る対象物で反射して入光部を通過することによりケース内に導かれた反射光を、回転している鏡で反射して受光部へ導いてもよい。そして、遮光性を有する材料で形成され、出光部と入光部とを仕切る仕切壁をさらに設け、該仕切壁は、その一部が、鏡から離れるに連れて入光部側に変位していてもよい。
また、本発明では、仕切壁の入光部側に変位した部分は、直線状もしくは曲線状に傾斜し、または階段状となっていてもよい。
さらに、本発明では、ケースの開口部を塞ぐカバーをさらに備え、このカバーは、透光性を有する材料で形成された窓と、遮光性を有する材料で形成され、窓の周囲を囲む窓枠とを有し、窓に出光部および入光部が設けられていてもよい。
本発明によれば、対象物検出装置の検出精度を低下させることなく、測定光の投光範囲を広げることが可能となる。
本発明の実施形態による対象物検出装置の電気的構成図である。 同対象物検出装置の外観の斜視図である。 同対象物検出装置の内部構造の斜視図である。 同対象物検出装置の投光光学系の上面図である。 同対象物検出装置の受光光学系の上面図である。 同対象物検出装置の内部構造の正面図である。 同対象物検出装置のカバーの背面図である。 従来の対象物検出装置のカバーの背面図である。 本発明の他の実施形態によるカバーの背面図である。 本発明の他の実施形態によるカバーの背面図である。 本発明の他の実施形態によるカバーの背面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、実施形態の対象物検出装置100の電気的構成を説明する。
図1は、対象物検出装置100の電気的構成図である。対象物検出装置100は、車載用のレーザレーダである。対象物検出装置100の制御部1は、CPUなどから成り、対象物検出装置100の各部の動作を制御する。
LD(レーザダイオード)モジュール2はパッケージ化されている。LDモジュール2には、光源であるLD(レーザダイオード)が複数含まれている。(図1では、便宜上、LDのブロックを1つだけ示している。)各LDは、測定光(高出力光パルス)を発する発光素子である。LDモジュール2は、本発明の「発光部」の一例である。
制御部1は、LDモジュール2の各LDの動作を制御する。詳しくは、たとえば制御部1は、各LDを発光させて、人や物体などの対象物に対して測定光を投射する。また、制御部1は、各LDの発光を停止させて、充電回路3により各LDを充電する。
モータ4cは、後述する光走査部4(図3など)の駆動源である。モータ駆動回路5は、モータ4cを駆動する。エンコーダ6は、モータ4cの回転状態(角度や回転数など)を検出する。制御部1は、モータ駆動回路5によりモータ4cを回転させて、光走査部4の動作を制御する。また、制御部1は、エンコーダ6の出力に基づいて、光走査部4の動作状態(後述する鏡4aの回転角など)を検出する。
PD(フォトダイオード)モジュール7はパッケージ化されている。PDモジュール7には、受光素子であるPD、TIA(トランスインピーダンスアンプ)、MUX(マルチプレクサ)、およびVGA(可変ゲインアンプ)が含まれている(詳細回路は図示省略)。PDモジュール7は、本発明の「受光部」の一例である。
PDは、PDモジュール7に複数設けられている。(図1では、便宜上、PDのブロックを1つだけ示している。)MUXは、TIAの出力信号をVGAに入力させる。昇圧回路9は、フォトダイオードの動作に必要な昇圧された電圧を、PDモジュール7の各PDに供給する。ADC(アナログデジタルコンバータ)8は、PDモジュール7から出力されるアナログ信号を、デジタル信号に変換する。
制御部1は、PDモジュール7の各部の動作を制御する。詳しくは、たとえば制御部1は、LDモジュール2により投光した測定光の対象物による反射光を、PDモジュール7のPDにより受光する。そして、制御部1は、その受光状態に応じてPDから出力される受光信号を、PDモジュール7のTIAおよびVGAにより信号処理する。さらに、制御部1は、PDモジュール7から出力されるアナログの受光信号を、ADC8によりデジタルの受光信号に変換する。この変換後のデジタルの受光信号に基づいて、制御部1は対象物の有無を検出する。また、制御部1は、LDが光を発してから、対象物による反射光をPDで受光するまでの時間を算出し、該時間に基づいて対象物までの距離を検出する。
記憶部10は、揮発性や不揮発性のメモリから成る。記憶部10には、制御部1が対象物検出装置100の各部を制御するための情報や、対象物を検出するための情報などが記憶されている。インタフェイス11は、車両に搭載されたECU(電子制御装置)などと通信するための通信回路から成る。
次に、対象物検出装置100の構造および機能を説明する。
図2は、対象物検出装置100の外観の斜視図である。図3は、対象物検出装置100の内部構造の斜視図である。図4は、対象物検出装置100の投光光学系の上面図である。図5は、対象物検出装置100の受光光学系の上面図である。図6は、対象物検出装置100の内部構造の正面図である。図7は、対象物検出装置100のカバー14の背面図である。なお、図3と図6では、対象物検出装置100の内部構造を対象物側から見た状態を示している。図7では、カバー14を対象物と反対側から見た状態を示している。
図2に示すように、対象物検出装置100には、ケース12とカバー14が備わっている。ケース12は、正面視(対象物側から見た状態)がほぼ矩形状の箱体に形成されている。カバー14は、ケース12の開口部12a(図4、図5)を塞ぐように、ケース12に固定されている。図3では、ケース12とカバー14の図示を省略している。図6では、カバー14の図示を省略している。
カバー14は、図2に示すように、窓14aと、窓14aの周囲を囲む窓枠14dを有している。窓枠14dは、遮光性を有する材料で形成されている。窓14aは、透光性を有する材料により、対象物側へ突出するようにドーム状に形成されている。
図7に示すように、窓14aは、背面から見て、矩形状に形成されている。また、窓14aは、出光部14bと、該出光部14bの上側(Z方向側)に隣接する入光部14cとを有している。出光部14bは、LDモジュール2の各LDから発せられた測定光をケース12外へ透過(通過)させる。入光部14cは、対象物からの反射光をケース12内へ透過(通過)させる。
窓14aの内側には、出光部14bと入光部14cとを仕切る仕切壁14sが設けられている。仕切壁14sは、遮光性を有する材料で形成されていて、窓14aおよびカバー14と一体化されている。
対象物検出装置100は、たとえば、図2に示すカバー14の表面が車両の前方、後方、または左右側方を向くように、車両の前部、後部、または左右側部に設置される。その際、図2に示すように、ケース12の短辺方向が鉛直方向Zと平行になるように、対象物検出装置100は車両に設置される。
ケース12とカバー14で囲まれた内部空間には、図3〜図7に示すような対象物検出装置100の光学系と、図1に示した対象物検出装置100の電気系などが収納されている。
対象物検出装置100の光学系は、LDモジュール2のLD、投光レンズ15、光走査部4、カバー14の窓14a、受光レンズ16、反射鏡17、およびPDモジュール7のPDから成る。
そのうち、図4に示すLDモジュール2のLD、投光レンズ15、光走査部4、およびカバー14の窓14aの出光部14bは、投光光学系である。また、図5に示すカバー14の窓14aの入光部14c、光走査部4、受光レンズ16、反射鏡17、およびPDモジュール7のPDは、受光光学系である。
図3などに示すように、LDモジュール2は、厚みの薄い直方体状に形成されている。LDモジュール2は、第1基板21の一方の実装面21aの端部に実装されている。そして、LDモジュール2は、対象物検出装置100の中央部に配置されている。第1基板21は、実装面21aが対象物側を向くように、ケース12内に固定されている。
LDモジュール2に含まれる複数のLDは、鉛直方向Zに配列されていて、X方向側を向いている。そのうち、第1群のLDは、X方向と平行に測定光を発する。また、第2群のLDは、X方向に対して斜め下向きに測定光を発する。さらに、第3群のLDは、X方向に対して斜め上向きに測定光を発する。X方向は水平方向である。
LDモジュール2のX方向側には、投光レンズ15が配置されている。投光レンズ15は、ケース12内に固定されていて、LDモジュール2の各LDから発せられた測定光の拡がりを調整する。
PDモジュール7は、棒状に形成されている。PDモジュール7は、長辺が鉛直方向Zと平行になるように、第2基板22の一方の実装面22aに実装されている。第2基板22は、実装面22aが対象物側を向くように、ケース12内に固定されている。また、第2基板22は、第1基板21に対して、対象物と反対側に配置されている。
PDモジュール7に含まれる複数のPDは、鉛直方向Zに配列されていて、対象物側(Y方向側)を向いている。複数のPDは、対象物側から向かって来る反射光を受光する。
第2基板22は、第1基板21より大きく形成されている。第1基板21には、LDモジュール2の他に、図1に示した充電回路3の一部が実装されている。第2基板22には、PDモジュール7の他に、図1に示したADC8、昇圧回路9、充電回路3の他部、モータ駆動回路5、制御部1、記憶部10、およびインタフェイス11などが実装されている。第1基板21と第2基板22とは、図示しないコネクタやFPC(Flexible Printed Circuits)により電気的に接続されている。
第2基板22より対象物側には、投光レンズ15、光走査部4、受光レンズ16、および反射鏡17が配置されている。
光走査部4は、回転走査部または光偏向器とも呼ばれていて、LDモジュール2、投光レンズ15、受光レンズ16、反射鏡17、およびPDモジュール7よりX方向側に配置されている。
光走査部4には、鏡4aとモータ4cが備わっている。鏡4aは、板状に形成された両面鏡から成る。すなわち、鏡4aの両板面4bは、反射面になっている。モータ4cは、第3基板23の上面に実装されている。
第3基板23は、モータ4cの回転軸4j(図3、図6)がZ方向と平行になるように、ケース12内に固定されている。第3基板23の板面は、第1基板21および第2基板22の各板面に対して垂直になっている。第3基板23と第2基板22は、図示しないコネクタやFPCにより電気的に接続されている。
鏡4aは、モータ4cの回転軸4jの上端部に連結されている。モータ4cの回転軸4jに連動して、鏡4aは回転する。
受光レンズ16と反射鏡17は、第1基板21より上方に配置されている。受光レンズ16は、集光レンズから成る。受光レンズ16は、光の入射面(凸面)が光走査部4の鏡4aと対向するように、ケース12内に固定されている。
反射鏡17は、受光レンズ16の光走査部4と反対側に配置されている。反射鏡17は、受光レンズ16とPDモジュール7の各PDの受光面とに対して所定の角度で傾斜するように、ケース12内に固定されている。
図6に示すように、ケース12内の高さ方向(Z方向)の中央には、遮光壁18が設けられている。遮光壁18は、遮光性を有する材料により形成され、ケース12内に固定されている。鏡4aの高さ方向の中央には、遮光板19が設けられている。遮光板19は、遮光性を有する材料により形成され、図5および図6に示すように、鏡4aの各反射面4bに垂直に固定されている。図3と図4では、遮光壁18と遮光板19の図示を省略している。
図5に示すように、遮光板19は、遮光壁18に形成された切欠き18k内と、カバー14の仕切壁14sに形成された切欠き14k内とに嵌入されている。遮光板19と遮光壁18とは、図6に示すように、平行(本例では水平)であり、かつ同一高さに位置している。遮光板19と、図5に示す仕切壁14sの切欠き14kの近傍箇所(端部14pと中央部14q)も平行(本例では水平)であり、かつ同一高さに位置している(詳細図示省略)。
鏡4aの回転を妨げないように、遮光板19と遮光壁18との間、ならびに遮光板19と仕切壁14sとの間には、所定の大きさの隙間が設けられている。ケース12内で迷光が生じるのを抑制するため、遮光壁18と遮光板19とは、ケース12内に設けられた、測定光を進行させる投光路(図6で遮光壁18と遮光板19より下方にある空間)13bと、対象物からの反射光を進行させる受光路(図6で遮光壁18と遮光板19より上方にある空間)13cとを仕切っている。
図3〜図6には、測定光の経路の一例を1点鎖線の矢印で示し、対象物からの反射光の経路の一例を2点鎖線の矢印で示している。
図3〜図6に1点鎖線の矢印で示すように、LDモジュール2のLDから発せられた測定光は、投光レンズ15により拡がりを調整された後、光走査部4の鏡4aのいずれかの反射面4bの下半分の部分に当たる。この際、モータ4cが回転して、鏡4aの角度(向き)が変化し、いずれかの反射面4bが対象物側に面する。これにより、測定光が、反射面4bの下半分の部分で反射して、図4に1点鎖線の矢印L1、L2、L3で示すように、カバー14の窓14aの出光部14bを透過し、外方にある所定範囲Aに走査される。つまり、光走査部4は、LDモジュール2のLDからの測定光を対象物側に偏向する。
上記所定範囲Aは、対象物検出装置100の投光範囲であり、かつ対象物Qの検出範囲である。そのうち、対象物検出装置100の近傍に有る部分を上方から見た状態を、図4ではハッチングで示している。所定範囲Aには、水平方向(XY方向)の範囲だけでなく、鉛直方向(Z方向)の範囲も含まれる。
上記のようにケース12外に投光された測定光は、所定範囲Aに有る人や物体などの対象物Qで反射される。そして、その反射光は、図5に2点鎖線の矢印で示すように、カバー14の窓14aの入光部14cを透過し、光走査部4の鏡4aのいずれかの反射面4bの上半分の部分に当たる。この際、モータ4cが回転して、鏡4aの反射面4bの角度(向き)が変化し、いずれかの反射面4bが対象物側に面する。これにより、対象物Qからの反射光が、図3や図5に2点鎖線の矢印で示すように、反射面4bの上半分の部分で反射して、受光レンズ16に入射する。つまり、光走査部4は、対象物Qからの反射光を受光レンズ16側へ偏向する。
受光レンズ16に入射した反射光は、受光レンズ16で集光された後、反射鏡17で反射して、PDモジュール7のPDにより受光される。つまり、反射鏡17は、光走査部4で偏向された反射光をPDモジュール7側へ反射する。また、光走査部4は、対象物Qからの反射光を鏡4aで反射して、受光レンズ16と反射鏡17を介してPDモジュール7のPDへ導く。
上記の反射光の受光状態に応じてPDから出力される受光信号は、PDモジュール7やADC8で信号処理される。そして、この処理後の受光信号に基づいて、制御部1が、対象物Qの有無を検出したり、対象物Qまでの距離を算出したりする。
前述したように、ケース12内において、LDモジュール2から発せられた測定光は、光走査部4により偏向される。具体的には、鏡4aが回転することにより、たとえば図4に実線で示す状態にある鏡4a(1)の一方の反射面4bで、測定光が反射されたときは、1点鎖線の矢印L1のように、測定光が窓14aの出光部14bの中央部14mを透過して、所定範囲Aのほぼ中央へ投光される。また、鏡4aが回転することにより、図4に破線で示す状態にある鏡4a(2)の一方の反射面4bで、測定光が反射されたときは、1点鎖線の矢印L2のように、測定光が出光部14bのX方向側の端部14Lを透過して、所定範囲Aの中央よりX方向側(図4で左下方向)へ投光される。さらに、鏡4aが回転することにより、図4に破線で示す状態にある鏡4a(3)の一方の反射面4bで、測定光が反射されたときは、1点鎖線の矢印L3のように、測定光が出光部14bのX方向と反対側の端部14rを透過して、所定範囲Aの中央より反X方向側(図4で右下方向)へ投光される。
また、前述したように、LDモジュール2には複数のLDが鉛直方向Zに配列されていて、各LDから水平方向に対して異なる角度の方向へ測定光が投射される。そして、各LDから投射された測定光は、水平方向に対して異なる角度の方向へ進行して、窓14aの出光部14bを透過し、水平、斜め下向き、または斜め上向きに所定範囲Aへ投光される。
LDモジュール2からの測定光の投射方向と、光走査部4による測定光の偏向方向とによって、ケース12内の投光路13bを進行する測定光の経路長、すなわちLDモジュール2から投射された測定光が出光部14bに到達するまでに進行する距離は異なり、カバー14における測定光の到達箇所も異なる。
具体的には、LDモジュール2から水平方向(X方向)に測定光が投射される場合に比べて、斜め上向きまたは斜め下向きに測定光が投射される場合の方が、測定光の経路長は長くなる。また、図4において、光走査部4により測定光が所定範囲Aの中央や、中央よりLDモジュール2と反対側(図4で左側)へ偏向される場合に比べて、中央よりLDモジュール2側(図4で右側)へ偏向される場合の方が、鏡4aからカバー14までの距離が長いので、測定光の経路長も長くなる。そして、ケース12内の投光路13bを進行する測定光の経路長が長くなるほど、測定光が出光部14bのX方向およびZ方向の中心から離れた箇所に到達する。
図8は、従来のカバー54の背面図である。従来のカバー54は、図7の本発明のカバー14の窓14aおよび窓枠14dと同様の、窓54aと窓枠54dとを有している。窓54aは、出光部54bと入光部54cとを有している。窓54aの内側には、仕切壁54sが設けられている。仕切壁54sには、切欠き54kが設けられている。カバー54の各部の材質と基本的な機能は、図7のカバー14の各部と同様である。
然るに、従来のカバー54では、仕切壁54sの全体が水平になっていて、ケース12内に設けられた遮光壁18および遮光板19(図6)と同一高さに位置している。また、カバー54の背面から見て、窓54aの出光部54bと入光部54cとが矩形状に形成されている。このため、出光部54bの鉛直方向Zの幅Wcは、一定になっている。
この従来のカバー54が、図7のカバー14に代えて、対象物検出装置100に用いられた場合、測定光の投光状態は、図8で1点鎖線の矢印で示したようになる。
詳しくは、LDモジュール2の各LDから発せられて投光レンズ15と光走査部4を経由した測定光のうち、たとえば、鏡4aからの距離が短い窓54aの出光部54bの端部54Lに向かって進行する測定光La、Lb、Lcは、該端部54Lを透過して、ケース12外へ投光される。また、鏡4aからの距離が短い出光部54bの中央部54mに向かって進行する測定光(図示省略)も、中央部54mを透過して、ケース12外へ投光される。
さらに、出光部54bの端部54Lや中央部54mより、鏡4aからの距離が長い反X方向側の箇所(中央部54mから反X方向側の端部54rまでの部分)に向かって進行する測定光Ld、Le、Lfのうち、斜め下向きに進行する測定光Lfと、水平方向に進行する測定光Leとは、出光部54bを透過して、ケース12外へ投光される。しかし、斜め上向きに進行する測定光Ldは、仕切壁54sで遮られて、出光部54bを透過することができず、ケース12外へ投光されない。そして、このように一部の測定光Ldが投光されない場合、対象物検出装置100の投光範囲が狭くなり、対象物の検出範囲も狭くなってしまう。特に、鉛直方向Zの投光範囲および検出範囲が狭くなってしまう。
上記に対して、図7に示す本発明のカバー14では、窓14aの仕切壁14sのうち、X方向側の端部14pから切欠き14kの近傍部分14qまで(鏡4aに近い箇所)を水平にし、該近傍部分14qより反X方向側にある部分14tを、反X方向側に向かうに連れて斜め上向きとなるように直線的に傾斜させている。つまり、仕切壁14sは、その一部14tが、鏡4aから離れるに連れて入光部14c側に変位している。
これにより、出光部14bのX方向側の端部14Lから中央部14mまでの領域では、鉛直方向Zの幅Waが一定になっている。また、出光部14bの中央部14mから反X方向側の端部14rまでの領域では、一方側の端部14rへ向かうに連れて、鉛直方向Zの幅が広くなっている。つまり、LDモジュール2から出光部14bに到達する測定光の経路長に応じて、当該経路長が長くなる到達箇所ほど、鉛直方向Zの幅が広くなっている。本例では、図7の出光部14bの左端で、鉛直方向Zの幅Wbが最大になっている(Wb>Wa)。なお、鉛直方向Zは、光走査部4による測定光の走査方向に対して垂直な方向である。
このようなカバー14を備えた対象物検出装置100では、LDモジュール2の各LDから発せられて投光レンズ15と光走査部4を経由した測定光が、たとえば図7に1点鎖線の矢印La〜Lfで示すように、窓14aの仕切壁14sや窓枠14dに遮られることなく、ケース12外の所定範囲Aへ投光される。特に、出光部14bのX方向側の端部14Lや中央部14mに比べて鏡4aからの距離が長い、反X方向側の領域(中央部14mから端部14rまでの部分)を斜め上向きに進行するLdは、仕切壁14sの一部14tに遮られることなく、ケース12外の所定範囲Aへ投光される。
以上の実施形態によると、対象物検出装置100では、LDモジュール2からカバー14の窓14aの出光部14bまでの経路長が長い測定光ほど、出光部14bにおける鉛直方向Zの幅が広い箇所を通過する。このため、測定光を出光部14bの周囲に有る遮光物で遮ることなく、ケース12外へ投光して、測定光の投光範囲を広くすることができる。そしてその結果、対象物の検出範囲も広くすることができる。また、出光部14bの全体に渡って、出光部14bの鉛直方向Zの幅を一様に広げるのではなく、部分的に幅を広げているので、太陽光などの外乱光が出光部14bからケース12内へ入射し難くなり、対象物の検出精度が低下するのを防ぐことができる。
また、以上の実施形態では、光走査部4による測定光の走査方向に対して垂直な方向(鉛直方向Z)の幅を広くしている。このため、光走査部4の走査方向だけでなく、鉛直方向Zにも、測定光の投光範囲および対象物の検出範囲を広げることができる。
また、以上の実施形態では、光走査部4の鏡4aからの距離が長い、出光部14bの中央部14mより端部14r側に有る領域では、LDモジュール2からの測定光の経路長が長くなるので、斜め上向きに進行する測定光の到達位置が高くなる。然るに、仕切壁14sにおける端部14r寄りの部分14tは、鏡4aから離れるに連れて入光部14c側に傾斜していて、斜め上向きとなっている。このため、出光部14bの中央部14mより端部14r側に有る領域の鉛直方向Zの幅を広げて、当該領域に到達した測定光を仕切壁14sで遮ることなく、ケース12外へ投光することができる。また、窓14aの大きさは、従来の窓54a(図8)と同じ大きさとし、仕切壁14sの一部分14tを入光部14c側へ変位させて、入光部14cを狭くした分、出光部14bを広げているので、対象物検出装置100が大型化するのを抑制することができる。
また、以上の実施形態では、鏡4aからの距離が長い仕切壁14sの一部分14tを、入光部14c側に傾斜させている。このため、測定光が仕切壁14sで一層遮られにくくなり、出光部14bからケース14外へ測定光を投光し易くすることができる。
さらに、以上の実施形態では、ケース12の開口部12aを塞ぐカバー14に、透光性を有する材料で形成された窓14aと、遮光性を有する材料で形成され、窓14aの周囲を囲む窓枠14dとを設けている。このため、窓14aから測定光を投射したり、反射光を入射させたりしながら、外乱光や異物がケース12内に入り込むのをカバー14により阻止して、対象物の検出精度が低下するのを一層防ぐことができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。
前記の実施形態では、図7に示したように、仕切壁14sの一部分14tを直線的に傾斜させた例を示したが、図9に示すように、仕切壁14sの一部分14t’を曲線的に傾斜させてもよい。または、図10に示すように、仕切壁14sの一部分14t”を階段状に形成してもよい。さらに、窓14aの出光部14bについても、図11に示すように、出光部14bの下端の一部分14vを、出光部14bの反X方向側の端部14rに向かうに連れて下がるように形成してもよい。図9〜図11のようにしても、窓14aの出光部14bは、端部14rへ向かうに連れて鉛直方向Zの幅が広くなる領域を有するので、LDモジュール2から進行して来る経路長が長い測定光を、遮ることなくケース12外の所定範囲Aへ投光することができる。
前記の実施形態では、両板面4bが反射面になった鏡4aを有する光走査部4を用いた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、反射面が1つまたは3つ以上設けられた鏡を有する光走査部を用いてもよい。
また、測定光と反射光のうち、いずれか一方を走査する光走査部を備えた対象物検出装置や、光走査部を備えていない対象物検出装置にも、本発明は適用することが可能である。
たとえば、測定光を走査する光走査部を備えていない対象物検出装置では、発光部や光学部品や窓の出光部の構成と配置などによって、出光部に対して垂直に進行する測定光と斜めに進行する測定光とが生じたり、発光部から出光部までの経路長が短い測定光と長い測定光とが生じたりする。このため、一部の測定光が、出光部の周囲に有る遮光物で遮られて、ケース外へ投光されないおそれがある。然るに、発光部や光学部品や出光部の構成と配置などを考慮して、発光部からの測定光の経路長に応じて、出光部の幅を鉛直方向、水平方向、またはそれらに対して斜め方向に広げることで、測定光を出光部の周囲に有る遮光物で遮ることなく、ケース外へ投光することができる。
前記の実施形態では、測定光の投光を妨げないようにするため、カバー14の窓14aの仕切壁14sを部分的に傾斜させて、出光部14bの鉛直方向Zの幅を広げている。これ以外に、たとえば、ケース12内に設けた遮光壁18や遮光板19の一部分を、他の部分より受光路13c側に変位させることにより、投光路13bを広げて、出光部14bへ向かう測定光を遮らないようにしてもよい。
前記の実施形態では、図7に示したように、出光部14bと入光部14cを有する窓14aを、カバー14に設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、出光部と入光部を有する窓を、ケースに直接設けてもよい。または、入光部を有する窓とは別に、出光部を有する窓を設けてもよい。この場合、2つの窓のうち、一方の窓をケースに設け、他方の窓をカバーに設けてもよいし、両方の窓をケースまたはカバーに設けてもよい。
前記の実施形態では、複数のLDを有するLDモジュール2と、複数のPDを有するPDモジュール7を設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、LD以外の発光素子を備えた発光部を設けたり、PD以外の受光素子を備えた受光部を設けたりしてもよい。また、発光部に備わる発光素子の数や、受光部に備わる受光素子の数は、1つでもよいし、2つ以上でもよい。
前記の実施形態では、ケース12内の投光路13bの上方に、受光路13cを設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、投光路の下方に受光路を設けてもよい。または、投光路と受光路を水平方向または水平方向に対して傾斜した斜め方向に並ぶように配置してもよい。そして、その投光路と受光路の配置に応じて、窓、出光部、または入光部を配置してもよい。
前記の実施形態では、車載用の対象物検出装置100に本発明を適用した例を挙げたが、その他の用途の対象物検出装置に対しても、本発明を適用することは可能である。
2 LDモジュール(発光部)
4 光走査部
4a 鏡
7 PDモジュール(受光部)
12 ケース
12a 開口部
14 カバー
14a 窓
14b 出光部
14c 入光部
14d 窓枠
14s 仕切壁
100 対象物検出装置
A 所定範囲
L1、L2、L3、La、Lb、Lc、Ld、Le、Lf 測定光
Q 対象物
Wa、Wb 幅
Z 鉛直方向

Claims (5)

  1. 発光部と、
    受光部と、
    前記発光部および前記受光部を収納するケースと、
    前記発光部から発せられた測定光を通過させて前記ケース外へ投光する出光部と、
    前記ケース外に有る対象物で反射された前記測定光の反射光を通過させて前記ケース内へ導く入光部と、を備え、
    前記反射光の受光状態に応じて前記受光部から出力される信号に基づいて前記対象物を検出する対象物検出装置において、
    前記出光部は、その一方側の端部へ向かうに連れて幅が広くなる領域を有している、ことを特徴とする対象物検出装置。
  2. 請求項1に記載の対象物検出装置において、
    前記ケースに収納され、鏡を有し、該鏡を回転させることにより、前記発光部から投射された前記測定光を前記鏡で反射して、前記出光部を通過させて前記ケース外の所定範囲に走査する光走査部をさらに備え、
    前記出光部の前記領域は、前記端部へ向かうに連れて、前記光走査部による前記測定光の走査方向に対して垂直な方向の幅が広くなっている、ことを特徴とする対象物検出装置。
  3. 請求項2に記載の対象物検出装置において、
    前記出光部と前記入光部とは隣接するように設けられ、
    前記光走査部は、前記所定範囲に有る前記対象物で反射して前記入光部を通過することにより前記ケース内に導かれた前記反射光を、回転している前記鏡で反射して前記受光部へ導き、
    遮光性を有する材料で形成され、前記出光部と前記入光部とを仕切る仕切壁をさらに備え、
    前記仕切壁は、その一部が、前記鏡から離れるに連れて前記入光部側に変位している、ことを特徴とする対象物検出装置。
  4. 請求項3に記載の対象物検出装置において、
    前記仕切壁の前記入光部側に変位した部分は、直線状もしくは曲線状に傾斜し、または階段状となっている、ことを特徴とする対象物検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の対象物検出装置において、
    前記ケースの開口部を塞ぐカバーをさらに備え、
    前記カバーは、透光性を有する材料で形成された窓と、遮光性を有する材料で形成され、前記窓の周囲を囲む窓枠とを有し、
    前記窓に、前記出光部および前記入光部が設けられている、ことを特徴とする対象物検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023037892A1 (ja) * 2021-09-10 2023-03-16 株式会社デンソー 光検出装置

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