JP6679472B2 - 物体検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光を投受光して対象物を検出する物体検出装置に関し、特に光学系の故障の自己診断に関する。
車載用のレーザレーダのような物体検出装置は、発光部からの光を所定範囲に投光し、その反射光を受光部で受光した結果に基づいて対象物の有無を検出する(たとえば、特許文献1、2、および5〜7)。また、発光部が光を発してから対象物での反射光を受光部で受光するまでの時間に基づいて、対象物までの距離を検出する物体検出装置もある(たとえば、特許文献3、4)。
発光部としてはレーザダイオードなどの発光素子が用いられ、受光部としてはフォトダイオードなどの受光素子が用いられる。特許文献1、2、6、および7では、広範囲に光を投受光したり、物体検出装置を小型化したりするために、回転走査部を設けている。
そのため、発光部から投射された光は、投光レンズや鏡などの投光系の光学部品を経た後、回転走査部に備わる回転可能な鏡で反射して、対象物に照射される。この際、回転走査部の鏡が回転することにより、発光部からの光が鏡で偏向されて、対象物を検出する所定範囲に走査される。そして、対象物で反射された光は、回転走査部の鏡で反射して、鏡や受光レンズなどの受光系の光学部品を経た後、受光部で受光される。この際も、回転走査部の鏡が回転することにより、所定範囲にある対象物で反射した光が鏡で偏向されて、受光系の光学部品と受光部へ導かれる。なお、特許文献1では、対象物で反射した光が、回転走査部を経ずに、受光部で受光される。
光学系が故障していると、対象物の有無や対象物までの距離を正確に検出することができない。そこで、物体検出装置において、光学系の故障を自己診断する機能が提案されている。
たとえば、特許文献1、4、および5では、物体検出装置の内部に設けた導光部により、発光部からの光を受光部に導いている。詳しくは、特許文献1では、発光部が発光して回転走査部の鏡で反射した光の一部を、ケースの内側に設けた自己診断用光路を通して透明な窓板で反射させ、受光部に導いている。特許文献4では、発光部が発光した光の一部を、自己診断用の受光部に導いている。特許文献5では、発光部が発光して走査角度範囲外へ進む光を、装置の前部に設置された透光性窓板の内面で反射させて、対象物検出用の受光部または自己診断用の受光部に導いている。そして、特許文献1、4、および5では、自己診断時に、受光部から出力される電気信号に基づいて、故障検出部が発光部や受光部の故障の有無を検出している。
なお、特許文献2および3では、対象物までの距離の検出精度を向上させるために、物体検出装置の内部に設けた導光部により、発光部からの光を受光部に導いている。詳しくは、特許文献2では、発光部から回転走査部の鏡を経由して対象物側に進む光の光軸上に、光ファイバの光導入部を配置し、該光を光導入部から取り込んで、光ファイバにより受光部へ導いている。また、特許文献3では、発光部が発光した光の走査範囲の端部に基準反射板を配置し、該光を基準反射板で反射させて、受光部へ導いている。そして、特許文献2および3では、補正時などに、受光部から出力される電気信号に基づいて補正値を算出し、検出した対象物までの距離を補正値により補正している。
特開2002−31685号公報 特開2010−204015号公報 特開2012−93256号公報 特開平9−318736号公報 特開平10−31064号公報 特開2014−145744号公報 国際公開WO2016/012579号公報
回転走査部を備えた物体検出装置において、回転走査部を経ずに、故障診断用の光を投光または受光する場合、対象物検出用の投光路や受光路とは全く別に、故障診断用の投光路や受光路を装置内に設けると、装置が大型化するおそれがある。また、回転走査部を経て、対象物検出用の光を投光するが、回転走査部を経ずに、対象物検出用の光を受光する場合も、対象物検出用の投光路とは全く別に、対象物検出用の受光路を装置内に設けなければならず、装置が大型化するおそれがある。さらに、対象物検出用の発光部や受光部とは別に、故障診断用の発光部や受光部を設けた場合も、対象物検出用の投光路や受光路とは全く別に、故障診断用の投光路や受光路を装置内に設けなければならず、然も部品点数が増えるので、装置がより大型化するおそれがある。加えて、発光部や受光部の部品点数が増えることで、装置の製造コストがかさんでしまう。
本発明は、回転走査部を備えた物体検出装置において、光学系の故障の有無を自己診断し、かつ装置の大型化を抑制することを課題とする。
本発明による物体検出装置は、発光素子を有する発光部と、受光素子を有する受光部と、鏡を有し、この鏡を回転させることにより、発光部からの光を鏡で反射して所定範囲に走査し、該所定範囲にある対象物で反射した光を鏡で反射して受光部へ導く回転走査部と、受光部から出力される受光信号に基づいて、対象物の有無を検出する物体検出部と、発光部からの光を受光部に導く導光部と、発光部の発光状態と導光部により導かれた光の受光部による受光状態とに基づいて、故障の有無を検出する故障検出部とを備える。鏡は、上下方向と平行な一対の反射面を有する両面鏡からなる。物体検出部により対象物の有無を検出するときは、発光部からの光が、鏡の対象物側を向いた第1反射面で反射して所定範囲に走査されるとともに、対象物で反射した光が、第1反射面で反射して受光部へ導かれる。故障検出部により故障の有無を検出するときは、発光部からの光が、第1反射面と反対側の第2反射面で反射して導光部へ入射し、導光部から出射した光が第2反射面で反射して受光部へ導かれる。
上記によると、故障の検出時には、発光部からの光が回転走査部を経て導光部へ導入され、該光が導光部により回転走査部を経て受光部に導かれる。また、対象物の検出時には、発光部からの光が回転走査部を経て対象物検出用の走査範囲に投光され、該走査範囲に存在する対象物で反射した光が回転走査部を経て受光部で受光される。このため、回転走査部を備えた物体検出装置において、発光部、受光部、回転走査部などの光学系の故障の有無を自己診断し、かつ対象物検出用の投光路および受光路と、故障診断用の投光路および受光路とをそれぞれ一部重複させて、物体検出装置の大型化を抑制することができる。また、対象物の検出および光学系の故障診断において、発光部および受光部を共用するので、部品点数の増加を防いで、装置の大型化をより抑制し、装置の製造コストがかさむのも抑制することができる。
本発明において、導光部は、鏡における発光部からの光の照射位置とは異なる位置に、受光した光を導出してもよい。
また、本発明において、導光部は、発光部からの光が鏡で反射した光のうち、対象物の検出範囲外に進む光を受光してもよい。
また、本発明において、導光部は、対象物を検出するために回転走査部により光を走査する範囲外に配置されていてもよい。
また、本発明において、導光部は、鏡に対して対象物と反対側に配置されていてもよい。
さらに、本発明において、導光部は、光を導入する導入面と、光を導出する導出面とを有するライトガイドから構成されてもよい。
本発明によれば、回転走査部を備えた物体検出装置において、光学系の故障の有無を自己診断し、かつ装置の大型化を抑制することが可能となる。
本発明の実施形態による物体検出装置の電気的構成図である。 図1の物体検出装置の外観の斜視図である。 第1実施形態による物体検出装置の内部構造の斜視図である。 図3の内部構造を別の方向から見た斜視図である。 図3の内部構造の上面図である。 図3の内部構造と光の走査範囲を示した上面図である。 本発明の第2実施形態による物体検出装置の内部構造と光の走査範囲を示した上面図である。 本発明の第3実施形態による物体検出装置の内部構造と光の走査範囲を示した上面図である。 本発明の第4実施形態による物体検出装置の内部構造と光の走査範囲を示した上面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、実施形態の物体検出装置100の電気的構成を、図1を参照しながら説明する。
図1は、物体検出装置100の電気的構成図である。物体検出装置100は、車載用のレーザレーダである。制御部1は、CPUなどから成り、物体検出装置100の各部の動作を制御する。制御部1には、物体検出部1aと故障検出部1bとが備わっている。
LD(レーザダイオード)モジュール2はパッケージ化されている。LDモジュール2には、光源であるLD(レーザダイオード)が複数含まれている。(図1では、便宜上、LDのブロックを1つだけ示している。)各LDは、高出力光パルスを発する発光素子である。LDモジュール2は、本発明の「発光部」の一例である。
制御部1は、LDモジュール2の各LDの動作を制御する。詳しくは、たとえば制御部1は、各LDを発光させて、人や物体などの対象物に光を投射する。充電回路3は、LDモジュール2と接続されている。制御部1は、各LDの発光を停止させて、充電回路3により各LDを充電する。
モータ4cは、後述する回転走査部4(図3など)の駆動源である。モータ駆動回路5は、モータ4cを駆動させる。エンコーダ6は、モータ4cの回転状態(角度や回転数など)を検出する。制御部1は、モータ駆動回路5によりモータ4cを回転させて、回転走査部4の動作を制御する。また、制御部1は、エンコーダ6の出力に基づいて、回転走査部4の動作状態(動作量や動作位置など)を検出する。
PD(フォトダイオード)モジュール7はパッケージ化されている。PDモジュール7には、受光素子であるPD、TIA(トランスインピーダンスアンプ)、MUX(マルチプレクサ)、およびVGA(可変ゲインアンプ)が含まれている(詳細回路は図示省略)。PDモジュール7は、本発明の「受光部」の一例である。
PDは、PDモジュール7に複数設けられている。(図1では、便宜上、PDのブロックを1つだけ示している。)MUXは、TIAの出力信号をVGAに入力させる。昇圧回路9は、フォトダイオードの動作に必要な昇圧された電圧を、PDモジュール7の各PDに供給する。ADC(アナログデジタルコンバータ)8は、PDモジュール7から出力されるアナログ信号を、デジタル信号に変換する。
制御部1は、PDモジュール7の各部の動作を制御する。詳しくは、たとえば制御部1は、LDモジュール2のLDを発光させることにより、対象物で反射された光をPDモジュール7のPDにより受光する。そして、制御部1は、その受光状態に応じてPDから出力される受光信号を、PDモジュール7のTIAおよびVGAにより信号処理する。さらに、制御部1は、PDモジュール7から出力されるアナログの受光信号を、ADC8によりデジタルの受光信号に変換する。この変換後のデジタルの受光信号に基づいて、制御部1の物体検出部1aが対象物の有無を検出する。また、物体検出部1aは、LDが光を発してから対象物での反射光をPDで受光するまでの時間を算出し、該時間に基づいて対象物までの距離を検出する。
記憶部10は、揮発性や不揮発性のメモリから成る。記憶部10には、制御部1が物体検出装置100の各部を制御するための情報や、対象物を検出するための情報などが記憶されている。インタフェイス11は、車両に搭載されたECU(電子制御装置)と通信するための通信回路から成る。制御部1は、ECUに対して、インタフェイス11により対象物に関する情報を送受信したり、各種制御情報を送受信したりする。
次に、物体検出装置100の構造および機能について、図2〜図6を参照しながら説明する。
図2は、物体検出装置100の外観の斜視図である。なお、図2の外観図と図1の構成図とは、以降の各実施形態において共通である。
図3〜図6は、第1実施形態による物体検出装置100の内部構造を示した図である。詳しくは、図3および図4は、物体検出装置100の内部構造の斜視図である。図3では、物体検出装置100の内部構造を対象物側から見た状態を示し、図4では、物体検出装置100の内部構造を対象物と反対側から見た状態を示している。図5は、物体検出装置100の内部構造の上面図である。図6は、物体検出装置100の内部構造と光の走査範囲Aを示した上面図である。
図2に示すように、物体検出装置100のケース12は、正面視が矩形状の箱体である。ケース12の開口部12aは、透光カバー13で覆われている。透光カバー13は、所定の厚みのドーム状に形成されている。
ケース12と透光カバー13で囲まれた内部空間には、図3〜図6に示すような光学系と、図1に示した電気系などが収納されている。図2の透光カバー13は、ケース12の内外に対して光を透過させる。
物体検出装置100は、たとえば、透光カバー13が車両の前方、後方、または左右側方を向くように、車両の前部、後部、または左右側部に設置される。その際、図2に示すように、ケース12の短辺方向が上下方向Zとなるように、物体検出装置100は車両に設置される。
対象物を検出するための物体検出装置100の光学系は、図3などに示すように、LDモジュール2のLD、投光レンズ14、回転走査部4、受光レンズ16、反射鏡17、およびPDモジュール7のPDから成る。
そのうち、LDモジュール2のLD、投光レンズ14、および回転走査部4は、投光光学系である。また、回転走査部4、受光レンズ16、反射鏡17、およびPDモジュール7のPDは、受光光学系である。
LDモジュール2は、厚みの薄い直方体状に形成されている。LDモジュール2は、図3などに示すように、第1基板21の一方の実装面21aの端部に実装されている。そして、LDモジュール2は、物体検出装置100の中央部に配置されている。第1基板21は、実装面21aが対象物側を向くように、ケース12内に固定されている。
LDモジュール2に含まれる各LDは、物体検出装置100の中央側でかつ第1基板21の実装面21aに対して平行な方向Xを向いている。このため、各LDは、実装面21aに対して主に平行な方向Xに光を投射する。LDモジュール2の各LDから発せられた光は、基板21により遮られることはない。
LDモジュール2の発光方向側には、投光レンズ14が配置されている。投光レンズ14は、LDモジュール2の各LDから発せられた光の拡がりを調整する。投光レンズ14は、ケース12内に固定されている。
PDモジュール7は、四角棒状に形成されている。PDモジュール7は、長辺が上下方向Zと平行になるように、第2基板22の一方の実装面22aに実装されている。第2基板22は、実装面22aが対象物側を向くように、ケース12内に固定されている。また、第2基板22は、第1基板21に対して、対象物と反対側に配置されている。なお、図4では、第2基板22の図示を省略している。
PDモジュール7に含まれる各PDは、対象物側でかつ第2基板22の実装面22a(図3など)に対して垂直な方向Yを向いている。このため、各PDは、実装面22aに対して主に垂直な方向(図3などで反Y方向)に向かって来る光を受光する。
第2基板22は、第1基板21より大きく形成されている。第1基板21には、LDモジュール2の他に、図1に示した充電回路3の一部が実装されている。第2基板22には、PDモジュール7の他に、図1に示したADC8、昇圧回路9、充電回路3の他部、モータ駆動回路5、制御部1、記憶部10、およびインタフェイス11などが実装されている。第1基板21と第2基板22とは、図示しないコネクタやFPC(Flexible Printed Circuits)により電気的に接続されている。
第2基板22より対象物側には、投光レンズ14、回転走査部4、受光レンズ16、および反射鏡17が配置されている。
回転走査部4は、回転鏡または光偏向器とも呼ばれていて、鏡4aとモータ4cなどから成る。鏡4aは、板状に形成された両面鏡から成る。すなわち、鏡4aの両板面4bは、反射面となっている。この両反射面4bは、異なる平面内にそれぞれ属している。
モータ4cは第3基板23上に実装されている。第3基板23は、モータ4cの回転軸(図示せず)がZ方向と平行になるように、ケース12内に固定されている。
第3基板23の板面は、第1基板21および第2基板22の各板面に対して垂直になっている。第3基板23と第2基板22は、図示しないコネクタやFPCにより電気的に接続されている。
モータ4cの回転軸の一端部(図3および図4で上側の端部)には、鏡4aが連結されている。モータ4cの回転軸に連動して、鏡4aは回転する。
図3および図4に示すように、受光レンズ16と反射鏡17は、第1基板21の上方に配置されている。受光レンズ16は、集光レンズから成る。受光レンズ16は、光の入射面(凸面)が回転走査部4と対向するように、ケース12内に固定されている。
反射鏡17は、受光レンズ16の回転走査部4と反対側に配置されている。反射鏡17は、受光レンズ16とPDモジュール7の各PDの受光部分とに対して所定の角度で傾斜するように、ケース12内に固定されている。
図3に1点鎖線の矢印で示すように、LDモジュール2のLDから発せられた光は、投光レンズ14により拡がりを調整された後、回転走査部4の鏡4aのいずれかの反射面4bの下半分の部分に当たる。この際、モータ4cが回転して、鏡4aの角度(向き)が変化し、いずれかの反射面4bが対象物側に面する。これにより、LDからの光が投光レンズ14を透過した後、対象物側を向いた反射面4b(第1反射面)の下半分の部分で反射して、透光カバー13(図2)を透過し、外方にある所定範囲に走査される。つまり、回転走査部4は、LDモジュール2のLDからの光を第1基板21の対象物側に偏向する。
なお、図6のハッチングで示す範囲Aは、対象物検出用に物体検出装置100が投射する光の走査範囲(上面視)である。(図6では、対象物検出用の光の走査範囲Aのうち、物体検出装置100の近傍部分を示している)。このうち、ケース12と透光カバー13の外方にある部分が、物体検出装置100による対象物Qの検出範囲である。
上記のように、透光カバー13を透過した投射光は、人や物体などの対象物Qで反射される。その反射光は、透光カバー13を透過した後、図3に2点鎖線の矢印で示すように、回転走査部4の鏡4aのいずれかの反射面4bの上半分の部分に当たる。つまり、鏡4aの反射面4bにおける、対象物Qからの反射光の照射位置は、LDモジュール2のLDからの光の照射位置とは異なっている。この際、モータ4cが回転して、鏡4aの反射面4bの角度(向き)が変化し、いずれかの反射面4bが対象物側に面する。これにより、対象物Qで反射した光が、透光カバー13を透過した後、対象物側を向いた反射面4b(第1反射面)の上半分の部分で反射して、受光レンズ16に入射する。つまり、回転走査部4は、対象物Qからの反射光を受光レンズ16側へ偏向する。
回転走査部4を経由して受光レンズ16に入射した反射光は、受光レンズ16で集光された後、反射鏡17で反射して、PDモジュール7のPDにより受光される。つまり、反射鏡17は、回転走査部4で偏向された反射光をPDモジュール7側へ反射する。また、回転走査部4は、対象物Qからの反射光を鏡4aで反射して、受光レンズ16と反射鏡17を介してPDモジュール7のPDへ導く。
上記の反射光の受光状態に応じてPDから出力される受光信号は、PDモジュール7やADC8で信号処理される。そして、この処理後の受光信号に基づいて、制御部1の物体検出部1aが、対象物Qの有無を検出したり、対象物Qまでの距離を算出したりする。
物体検出装置100のケース12内には、図3〜図6に示すように、ライトガイド15も設けられている。ライトガイド15は、導光性を有する材料で形成されている。ライトガイド15は、光学系の故障を診断するための光を導く部材である。ライトガイド15は、LDモジュール2のLDが発した光を、PDモジュール7のPDへ導く。ライトガイド15は、本発明の「導光部」の一例である。
図3および図5などに示すように、ライトガイド15は、回転走査部4の鏡4aに対して、LDモジュール2、PDモジュール7、レンズ14、16、および反射鏡17と反対側に配置されている。また、ライトガイド15は、図5および図6などに示すように、鏡4aに対して対象物と反対側に配置されている。さらに、ライトガイド15は、対象物検出用の光の走査範囲A外に配置されている。
ライトガイド15には、図3および図4に示すように、光を導入する導入面15aと、光を導出する導出面15bとが備わっている。導入面15aと導出面15bとが回転走査部4の鏡4a側でかつ基板21、22と平行な方向(図3および図4で反X方向)を向くように、ライトガイド15はケース12内に固定されている。導入面15aと導出面15bとは上下方向Zに並んでいる。導出面15bは、導入面15aより上方に配置されている。
図4に1点鎖線の矢印で示すように、LDモジュール2のLDから発せられた光は、投光レンズ14により拡がりを調整された後、回転走査部4の鏡4aのいずれかの反射面4bの下半分の部分に当たる。この際、モータ4cが回転して、鏡4aの角度が変化し、いずれかの反射面4bが対象物と反対側に面する。これにより、LDからの光が投光レンズ14を透過した後、反射面4bの下半分の部分で反射して、ライトガイド15の導入面15aに入射する。つまり、ライトガイド15は、対象物と反対側の反射面4b、すなわち対象物側を向いた反射面4b(第1反射面)と反対側の反射面4b(第2反射面)から光を受光する。さらに別の言い方をすると、ライトガイド15は、LDからの光が鏡4aで反射した光のうち、対象物の検出範囲(図6の走査範囲A)外に進む光を受光する。
そして、導入面15aに導入された光は、ライトガイド15の内部を進んで、図4に2点鎖線の矢印で示すように、ライトガイド15の導出面15bから導出され、回転走査部4の鏡4aのいずれかの反射面4bの上半分の部分に当たる。つまり、ライトガイド15は、鏡4aの反射面4bにおけるLDからの光の照射位置とは異なる位置に、光を導出する。この際、モータ4cが回転して、鏡4aの角度が変化し、いずれかの反射面4bが対象物と反対側に面する。これにより、ライトガイド15から出射した光が、対象物側を向いた反射面4b(第1反射面)と反対側の反射面4b(第2反射面)の上半分の部分で反射して、受光レンズ16に入射する。つまり、ライトガイド15は、対象物と反対側に面している鏡4aの反射面4bに対して光を投光する。
ライトガイド15から回転走査部4を経由して受光レンズ16に入射した光は、受光レンズ16で集光された後、反射鏡17で反射して、PDモジュール7のPDにより受光される。上記のように、ライトガイド15は、LDが発光して鏡4aで反射した光を受光し、該光を鏡4aで反射させてPDに導く。
上記のライトガイド15により導かれた光の受光状態に応じてPDから出力される受光信号は、PDモジュール7やADC8で信号処理される。そして、この処理後の受光信号と、LDの発光状態とに基づいて、制御部1の故障検出部1bが、LDモジュール2、PDモジュール7、回転走査部4などの光学系の故障の有無を検出する。LDが発光しているにもかかわらず、受光信号が正常に出力されない場合、故障検出部1bは、光学系が故障していると判定する。
図3に示した物体検出用の投受光路と、図4に示した故障検出用の投受光路とは、一部重複している。具体的には、物体検出時と故障検出時とで、LDから回転走査部4までの光路はほぼ一致し、回転走査部4からPDまでの光路もほぼ一致している。また、物体検出用の投受光路と故障検出用の投受光路とは、LDから、投光レンズ14、回転走査部4、受光レンズ16、および反射鏡17を経由して、PDに到る点で共通している。
上記第1実施形態によると、光学系の故障の検出時には、LDモジュール2のLDからの光が回転走査部4を経てライトガイド15へ導入され、該光がライトガイド15により、回転走査部4を経てPDモジュール7のPDに導かれる。また、対象物の検出時には、LDからの光が回転走査部4を経て対象物検出用の走査範囲Aに投光され、該走査範囲Aに存在する対象物Qで反射した光が回転走査部4を経てPDで受光される。このため、回転走査部4を備えた物体検出装置100において、光学系の故障の有無を自己診断し、かつ対象物検出用の投光路および受光路と、故障診断用の投光路および受光路とをそれぞれ一部重複させて、物体検出装置100の大型化を抑制することができる。また、対象物の検出および光学系の故障診断において、LDモジュール2のLDおよびPDモジュール7のPDを共用している。このため、部品点数の増加を防いで、物体検出装置100の大型化をより抑制し、装置100の製造コストがかさむのも抑制することができる。
また、上記第1実施形態では、ライトガイド15は、回転走査部4の鏡4aにおける、LDからの光の照射位置とは異なる位置に光を導出し、該位置に光を照射している。このため、故障診断用の投光路と受光路とを回転走査部4で分離することができる。そして、LDから回転走査部4を経てライトガイド15に到る光と、ライトガイド15から回転走査部4を経てPDに到る光との干渉を抑え、故障診断の検出精度を向上させることができる。
また、上記第1実施形態では、回転走査部4の鏡4aが、異なる平面内にそれぞれ属する複数の反射面4bを有している。このため、単位時間あたりの対象物検出用の光および故障診断用の光の投受光回数をそれぞれ増大させて、それぞれの検出精度を向上させることができる。
また、上記第1実施形態では、対象物を検出するために回転走査部4により光を走査する範囲A外に、ライトガイド15が配置されている。そして、LDからの光が回転走査部4の鏡4aで反射した光のうち、対象物の検出範囲外に進む光を、ライトガイド15が受光する。このため、対象物検出用に投光する光の走査範囲が狭くなるのを防ぐことができる。
また、上記第1実施形態では、回転走査部4の鏡4aに対して対象物と反対側に、ライトガイド15が配置されている。そして、対象物と反対側に面している鏡4aの反射面4bに対して、ライトガイド15が光を投受光している。このため、故障検出用の光の光路が鏡4aに対して対象物と反対側に形成され、対象物検出用に投光する光の走査範囲が狭くなるのをより確実に防ぐことができる。
さらに、上記第1実施形態では、故障検出用の導光部として、ライトガイド15を用いている。このため、LDから発せられて回転走査部4の鏡4aで反射した光を、ライトガイド15の導入面15aから内部に導入して、導出面15bから導出し、回転走査部4の鏡4aで反射させて、PDに確実に導くことができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、第1実施形態では、2つの反射面4bを有する薄板状の両面鏡により、回転走査部4の鏡4aを構成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。
他の例として、たとえば図7に示す第2実施形態のように、4つの反射面4b’を有する直方体状の鏡により、回転走査部4の鏡4a’を構成してもよい。各反射面4b’は、上下方向Zと平行な異なる平面内にそれぞれ属している。また、これ以外の形状で、複数の反射面を有する鏡を、回転走査部の鏡として用いてもよい。
また、第1実施形態では、回転走査部4の鏡4aに対して、LDモジュール2などと反対側でかつ対象物と反対側に、ライトガイド15を配置した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。
他の例として、たとえば図7に示す第2実施形態のように、鏡4a’に対して、LDモジュール2側でかつ対象物と反対側に、ライトガイド15を配置してもよい。第2実施形態のライトガイド15は、詳しくは、対象物Q側から見て、レンズ14、16と第2基板22との間に配置されている。
また、図8に示す第3実施形態のように、鏡4aに対して、LDモジュール2などと反対側でかつ対象物側に、ライトガイド15を配置してもよい。
第2実施形態および第3実施形態の場合、ライトガイド15の導入面15aと導出面15bが鏡4a、4a’に面するように、ライトガイド15を設置すればよい。また、導入面15aの上方に導出面15bを位置させればよい。
第2実施形態および第3実施形態では、ライトガイド15は、対象物を検出するために回転走査部4により光を走査する範囲A外に配置されている。そして、LDが発光して鏡4a、4a’で反射した光のうち、対象物の検出範囲外に進む光を、ライトガイド15は受光する。このため、対象物検出用に投光する光の走査範囲Aが、ライトガイド15によって狭められなくなる。
第2実施形態および第3実施形態のようにライトガイド15を配置しても、対象物および故障の検出時に、LDからPDに対して回転走査部4を経由して光を投受光することができる。このため、光学系の故障の有無を自己診断し、かつ物体検出装置100の大型化を抑制することができる。
また、図7の第2実施形態では、鏡4a’に対して対象物と反対側に、ライトガイド15が配置されている。そして、ライトガイド15は、対象物と反対側に面している鏡4a’の反射面4b’に対して光を投受光する。このため、故障検出用の光の光路が鏡4a’に対して対象物と反対側に形成され、対象物検出用に投光する光の走査範囲Aが狭くなるのを防ぐことができる。
また、図9に示す第4実施形態のように、対象物Qを検出するために回転走査部4により光を走査する範囲A内に、ライトガイド15を配置してもよい。詳しくは、第4実施形態のライトガイド15は、鏡4aに対してLDモジュール2などと反対側の走査範囲Aの端部に配置されている。この場合も、ライトガイド15の導入面15aと導出面15bが鏡4aに面するように、ライトガイド15を設置すればよい。また、導入面15aの上方に導出面15bを位置させればよい。ライトガイド15は、対象物側に面している鏡4aの反射面4bに対して光を投受光する。このようにしても、対象物および故障の検出時に、LDからPDに対して回転走査部4を経由して光を投受光することができる。このため、光学系の故障の有無を自己診断し、かつ物体検出装置100の大型化を抑制することができる。
また、以上の実施形態では、ライトガイド15がLDやPDに対して回転走査部4を経由して光を投受光し、そのときのLDの発光状態およびPDの受光状態に基づいて、故障検出部1bが光学系の故障の有無を検出した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、図6や図8で示す位置にライトガイド15を配置した場合は、鏡4aが基板21、22と平行になっているときに、ライトガイド15がLDやPDに対して回転走査部4を経由せずに光を投受光することも可能である。このため、ライトガイド15がLDやPDに対して、回転走査部4を経由して光を投受光したときのLDの発光状態およびPDの受光状態と、回転走査部4を経由せずに光を投受光したときのLDの発光状態およびPDの受光状態とに基づいて、故障検出部1bが光学系の故障の有無を検出してもよい。
また、以上の実施形態では、ライトガイド15により導光部を構成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば鏡、反射板、光ファイバなどのような、光を受光して特定の方向へ投光させることができるような部材を、導光部として用いてもよい。
また、以上の実施形態では、複数のLDを有するLDモジュール2と、複数のPDを有するPDモジュール7をそれぞれ1つ設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。LDモジュールやPDモジュールの設置数は、2つ以上でもよい。また、各モジュールにおけるLDやPDの数は、適宜選択すればよい。
また、以上の実施形態では、光の投光経路の上方に光の受光経路を設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、光の投光経路の下方に光の受光経路を設けてもよい。
さらに、以上の実施形態では、車載用の物体検出装置100に本発明を適用した例を挙げたが、その他の用途の物体検出装置に対しても、本発明を適用することは可能である。
1a 物体検出部
1b 故障検出部
2 LDモジュール(発光部)
4 回転走査部
4a、4a’ 鏡
4b、4b’ 反射面
7 PDモジュール(受光部)
15 ライトガイド(導光部)
15a 導入面
15b 導出面
100 物体検出装置
A 対象物を検出するために回転走査部により光を走査する範囲
LD レーザダイオード(発光素子)
PD フォトダイオード(受光素子)
Q 対象物

Claims (6)

  1. 発光素子を有する発光部と、
    受光素子を有する受光部と、
    鏡を有し、前記鏡を回転させることにより、前記発光部からの光を前記鏡で反射して所定範囲に走査し、該所定範囲にある対象物で反射した光を前記鏡で反射して前記受光部へ導く回転走査部と、
    前記受光部から出力される受光信号に基づいて、対象物の有無を検出する物体検出部と、
    前記発光部からの光を前記受光部に導く導光部と、
    前記発光部の発光状態と前記導光部により導かれた前記光の前記受光部による受光状態とに基づいて、故障の有無を検出する故障検出部と、を備えた物体検出装置において、
    前記鏡は、上下方向と平行な一対の反射面を有する両面鏡からなり、
    前記物体検出部により対象物の有無を検出するときは、前記発光部からの光が、前記鏡の対象物側を向いた第1反射面で反射して前記所定範囲に走査されるとともに、対象物で反射した光が、前記第1反射面で反射して前記受光部へ導かれ、
    前記故障検出部により故障の有無を検出するときは、前記発光部からの光が、前記第1反射面と反対側の第2反射面で反射して前記導光部へ入射し、当該導光部から出射した光が前記第2反射面で反射して前記受光部へ導かれる、ことを特徴とする物体検出装置。
  2. 請求項1に記載の物体検出装置において、
    前記導光部は、前記鏡における前記発光部からの光の照射位置とは異なる位置に、受光した前記光を導出する、ことを特徴とする物体検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の物体検出装置において、
    前記導光部は、前記発光部からの光が前記鏡で反射した光のうち、前記対象物の検出範囲外に進む光を受光する、ことを特徴とする物体検出装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の物体検出装置において、
    前記導光部は、前記対象物を検出するために前記回転走査部により光を走査する範囲外に配置されている、ことを特徴とする物体検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の物体検出装置において、
    前記導光部は、前記鏡に対して前記対象物と反対側に配置されている、ことを特徴とする物体検出装置。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の物体検出装置において、
    前記導光部は、光を導入する導入面と、光を導出する導出面と、を有するライトガイドから成る、ことを特徴とする物体検出装置。
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