JP4246866B2 - ジェットポンプの補助くさび装置および同補助くさび装置を用いたジェットポンプ入口ミキサと拘束ブラケットとの緊密剛固組立ての回復方法 - Google Patents

ジェットポンプの補助くさび装置および同補助くさび装置を用いたジェットポンプ入口ミキサと拘束ブラケットとの緊密剛固組立ての回復方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
本発明は一般的には原子炉に関し、特に、原子炉圧力容器内のジェットポンプアセンブリを改修する装置に関する。
【0002】
沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器(RPV)は通例概して筒形で、両端が例えばボトムヘッドと着脱自在なトップヘッドとにより閉ざされている。トップガイドが通例RPV内の炉心板の上方に隔置される。炉心シュラウドつまりシュラウドが通例炉心を囲みそしてシュラウド支持構造体により支持される。詳述すると、シュラウドは通例概して筒形で、炉心板とトップガイドとを包囲する。筒形の原子炉圧力容器と筒形シュラウドとの間に空間または環状域が存在する。
【0003】
BWRでは、シュラウド環状域内に配置した中空管状ジェットポンプにより所要炉心水流が発生する。ジェットポンプの上部は入口ミキサとして知られ、重力により操作されるくさびによって拘束ブラケット内で2つの対向剛性接触体に接して横方向に位置づけられそして支持される。拘束ブラケットは、隣接ジェットポンプ立上り管への取付けにより入口ミキサを支持する。重力操作くさびの目的は入口ミキサと拘束ブラケットとの接触を保つことである。くさびは、拘束ブラケットに仮付け溶接された2つの止めねじと協働して入口ミキサとの接触を保つ。ジェットポンプを通る水の流れは通例、原子炉装置内の様々な原因によって生じる圧力変動を含む。圧力変動はジェットポンプ管路の一つ以上の固有振動モードに接近した振動数を有し得る。ジェットポンプ管路の安定性は、拘束ブラケットと入口ミキサとの緊密な仮締または接触に依存する。運転中の熱勾配と液圧荷重と液圧荷重の変動は、重力くさびによる横方向支持を圧倒するおそれがあり、従って、対向する2つの固定接触体または止めねじの箇所で間隙が発生し得る。特に、仮付け溶接部が破損しそして止めねじが緩んでジェットポンプが拘束ブラケット内で振動するおそれがある。入口ミキサと拘束ブラケットとの接触が失われると、ジェットポンプの固有振動数が変化して原子炉装置内のある励振振動数と合致して管路の振動をひき起こしそして荷重を増加させるおそれがあり、その場合、管支持体の周期的な疲労割れと摩耗が生じ、その結果、別のジェットポンプ構造支持体で摩耗と疲労による劣化が生じるおそれがある。
【0004】
この問題を克服するために、従来、拘束ブラケット接触体において間隙が生じる箇所に重力くさび支持体が用いられた。重力くさび支持体は、滑りくさびと、ジェットポンプ拘束ブラケットと係合する固定ブラケットマウントとを用いるものであった。くさび支持体の取付けのための接近を可能にするには、ジェットポンプの分解が必要であり、これは望ましくない費用を要するとともに、原子炉整備のための休止時間を引き延ばすおそれがある。加えて、重力くさび支持体には通例ボルト止めされた付属物が含まれ、振動して緩み原子炉内に落下するおそれがある。他の試みられた解決策は、拘束ブラケットへの2本の止めねじの溶接取付けを補強し、次いでジェットポンプの再組立て時に入口ミキサを止めねじに再び当接させることである。しかし、この方式ではかなりの休止時間が発生するとともにジェットポンプの分解が必要になる。
【0005】
既存のねじ型接触体の支持機能の代わりに、入口ミキサと隣接拘束ブラケットとの緊密剛固組立てを回復する装置を提供することが望ましい。また、止めねじが完全に抜け出て原子炉装置内に脱落することを防止する装置を提供することが望ましい。加えて、入口ミキサを分解することなく既存の拘束ブラケットへの取付けにより遠隔設置され、そして整備のための停止中ジェットポンプの分解中に適所に止まることが可能な装置を提供することが望ましい。
【0006】
【発明の概要】
上記および他の目的は、既存のねじ型接触体、通例止めねじ近辺の位置で拘束ブラケットに結合するように形成された補助くさび装置によって達成可能である。一実施態様において、補助くさび装置は、拘束ブラケットに結合するように形成された支持ブロックと、支持ブロックにおけるくさびチャネルと滑動自在に係合するように形成されたくさびとを含んでいる。くさびはまた、入口ミキサと係合するように形成され、ジェットポンプ構成部の緊密剛固組立ての回復に役立つ。
【0007】
詳述すると、支持ブロックは第1部分と第2部分を含み、第1部分は、その上側端部からテ−パが付いているくさびチャネルを有する。フック形部分が第1部分の底端に設けられている。フック形部分は拘束ブラケットを受入れるように形成されている。
【0008】
支持ブロックの第2部分は、第1部分の上端からくさびチャネルより離れる方向に延在する。ねじ開口が支持ブロックの第2部分を貫通しており、係止ねじが、このねじ開口とねじ係合しかつそれを貫通するように形成されている。係止ねじの頭部は、その周囲に配設された複数のラチェット歯を備えている。二重片持ばねが、支持ブロックの上端に結合されそして係止ねじのラチェット歯と係合するように形成されている。二重片持ばねとラチェット歯との係合は係止ねじの緩みを防止する。第2部分はまた、二重片持ばね近辺に設けた取外し開口を有し、この開口は取外し工具を受入れるように形成され、係止ねじを緩めることを可能にする。
【0009】
支持ブロックはまた、第2部分から垂下している拘束アームを含み、この拘束アームは、拘束ブラケットに設けた既存の止めねじを捕捉するように形成されている。拘束アームは、止めねじが完全に緩んで原子炉内に落下するのを防ぐ。
【0010】
くさびチャネルは支持ブロックの第1部分において長手方向に延在し、そして支持ブロックの頂部から底部までテ−パ面が設けられている。くさびチャネルの対向平行側面はそれぞれ凸部を有し、この凸部は長手方向に延在しそしてくさびチャネルの傾斜したテーパ面と平行であるように形成されている。
【0011】
くさびは、その相対する平行側面のおのおのに設けた溝を有する。両溝は、くさびチャネルの対向側面に設けたそれぞれの凸部と滑動自在に係合するように形成されている。くさびはまた、くさびがくさびチャネルを完全に貫通することを防止する停止ねじを有する。詳述すると、停止ねじは、くさびの頂部における傾斜側のねじ開口とねじ係合するように形成されている。加えて、くさびは、その頂部を貫通している完全取付け用操作開口を有する。
【0012】
ジェットポンプを分解することなく入口ミキサと隣接拘束ブラケットとの緊密剛固組立てを回復するために、補助くさび装置を拘束ブラケットに結合する。最初に補助くさび装置を予め組立てる。詳述すると、くさびを支持ブロックのくさびチャネルに挿入してくさびチャネルの両側面の凸部がくさびの溝と係合するようにする。くさびの厚い端をくさびチャネルの下端に挿入し次いでくさびをチャネル内で上方に滑らせる。くさびの溝は、くさびがチャネル内を完全に滑り上がれないように形成されている。次に、停止ねじをくさびの頂部のねじ開口にねじ込み、そしてドリルであけた穴に取り付けたピンで固定する。停止ねじは、くさびがくさびチャネル内を後退方向に完全に滑降して外れることを防止する。
【0013】
次いで、補助くさび装置を、くさびの頂部の操作開口により、拘束ブラケット上に降ろす。このくさび装置は、入口ミキサの分解無しに入口ミキサと拘束ブラケットとの間にはまるように形成されている。くさび装置を降ろしてミキサと接触させると、支持ブロックのフック形部分が拘束ブラケットと係合する。次いで、係止ねじを支持ブロックの係止ねじ開口にねじ込む。係止ねじと支持ブロックのフック形部分の作用により補助くさび装置は拘束ブラケットに結合する。係止ねじの頭部のラチェット歯は二重片持ばねと係合して係止ねじの緩みを防止する。
【0014】
次にくさびを操作棒から離すと、くさびは重力によりくさびチャネルを滑り降りて入口ミキサと緊密に接触する。入口ミキサと、拘束ブラケットに結合された支持ブロックとの間のくさびのくさび作用は、入口ミキサの緊密な取付けに役立つ。
【0015】
万一除去が必要な場合に補助くさび装置を取外すには、取外し工具を係止ねじ取外し開口に挿入する。取外し工具は二重片持ばねと係合してそれをたわませるように形成されており、これにより、二重片持ばねと係止ねじのラチェット歯との係合を解除する。次いで、係止ねじを緩めて拘束ブラケットから離すと、くさび装置を拘束ブラケットから外しそして原子炉から除去することができる。
【0016】
上述の補助くさび装置は、既存のねじ型接触体の支持機能の代わりに、入口ミキサと隣接拘束ブラケットとの緊密剛固組立てを回復する。またこの装置には拘束アームが含まれ、既存の止めねじが完全に抜け出て原子炉装置内に脱落することを防止する。加えて、この装置は、既存の拘束ブラケットへの取付けにより遠隔設置することができ、そして整備のための停止中ジェットポンプの分解中に適所に止まるように形成される。さらに、補助くさび装置は、組立てられた時、原子炉運転中に緩んで原子炉内に落下しやすい部品を含まない。
【0017】
【発明の詳述】
図1は沸騰水型原子炉ジェットポンプアセンブリ10の側面図である。水がジェットポンプアセンブリ10を通流して炉心(図示せず)に入る。ジェットポンプアセンブリ10は、立上り管アセンブリ12と、遷移アセンブリ14と、2つの入口ミキサアセンブリ16A、16Bと、2つのディフューザアセンブリ18A、18Bとを含んでいる。詳述すると、立上り管アセンブリ12は立上り管ブレース20A、20Bによって支持され、両ブレースは立上り管12を原子炉容器(図示せず)に連結している。遷移アセンブリ14は立上り管12の上端22に接続されて水の流れを2つの通路に分け、一方の通路は入口ミキサ16Aを通りそして他方の通路は入口ミキサ16Bを通る。水はジェットポンプ入口ノズル24を通って立上り管アセンブリ12に入る。入口ミキサ16A、16Bは一端がエルボ26A、26Bそれぞれにより遷移部14に接続され、そして反対側端部がジェットポンプディフューザアセンブリ18A、18Bそれぞれに接続されている。支持と管振動防止のために、拘束ブラケット28A、28Bが入口ミキサアセンブリ16A、16Bを立上り管12に連結している。
【0018】
図2について説明すると、くさび30A、30Bがそれぞれ拘束ブラケット28A、28Bと入口ミキサ16A、16Bとの間に配置されている。ねじ型接触体32A、32B、32C、32Dが拘束ブラケット28A、28Bを貫通しそして入口ミキサ16A、16Bそれぞれに接触して緊密剛固組立てに役立つ。ねじ接触体32A、32Bはそれぞれ拘束ブラケット28A内でくさび30Aから120度離れた位置にあり、そしてねじ接触体32C、32Dはそれぞれ拘束ブラケット28B内でくさび30Bから120度離れた位置にある。通例、止めねじ32A、32B、32C、32Dは拘束ブラケット28A、28Bに仮付け溶接され、これにより止めねじ32A、32B、32C、32Dの緩みを防ぐ。しかし、原子炉容器内に存在する状態は厳しいので、仮付け溶接部は破損して止めねじ32A、32B、32C、32Dが緩み、拘束ブラケット28A、28B内の入口ミキサ16A、16Bの緊密剛固組付けを損なうおそれがある。剛固組付けが失われると入口ミキサ16A、16Bは振動するおそれがあり、これは望ましくない状態である。
【0019】
図3は入口ミキサ16Bに結合した補助くさび装置36の上面図であり、そして図4は補助くさび装置36の側面図である。図3と図4について説明すると、補助くさび装置36は止めねじ32C近辺の位置で拘束ブラケット28Bに結合するように形成されている。他の実施例では、補助くさび装置36は、止めねじ32A、32B、32C、32Dの一つの近辺の位置で拘束ブラケット28Aまたは28Bに結合するように形成することができる。補助くさび装置36は、拘束ブラケット28Bに結合するように形成された支持ブロック38と、支持ブロック38に設けたくさびチャネル42と滑動自在に係合するように形成されたくさび40とを含んでいる。くさび40はまた、入口ミキサ16Bと係合するように形成されており、止めねじ32Cが緩んだ場合の入口ミキサ16Bと拘束ブラケット28Bとの緊密剛固組立ての回復に役立つ。また、補助くさび装置36には拘束アーム44が含まれ、緩んだ止めねじ32Cと係合しそして止めねじ32Cが拘束ブラケット28Bから抜け出て原子炉内に落下するのを防ぐように形成されている。
【0020】
詳述すると、支持ブロック38は第1部分46と第2部分48を含み、第1部分46は、その上端50からテ−パ面74(図4)形成されたくさびチャネル42を有する。フック形部分52が第1部分46の底端55に設けられている。フック形部分52は拘束ブラケット28Bを係合して受入れるように形成されている。
【0021】
第2部分48は、第1部分46の上端50からくさびチャネル42より離れる方向に延在する。ねじ開口54が支持ブロック38の第2部分48を貫通している。係止ねじ56が、ねじ開口54とねじ係合しかつそれを貫通するように形成されている。係止ねじ56の頭部58は、その周囲に配設された複数のラチェット歯60を備えている。二重片持ばね62が、支持ブロック38の上端64に結合されそして係止ねじ56のラチェット歯60と係合するように形成されている。ばね62とラチェット歯60との係合は係止ねじ56の緩みを防止する。第2部分48はまた、二重片持ばね62近辺に設けた取外し開口66を有し、この開口は取外し工具(図示せず)を受入れるように形成され、これにより係止ねじ56を緩めることができる。
【0022】
支持ブロック38はまた、第2部分48から垂下している拘束アーム44を含んでいる。拘束アーム44は、拘束ブラケット28Bに設けた既存の止めねじ32Cを捕捉するように形成されている。拘束アーム44は、止めねじ32Cが完全に緩んで原子炉内に落下するのを防ぐ。
【0023】
くさびチャネル42は支持ブロック38の第1部分46において支持ブロック38の長手方向に延在し、そして支持ブロック38の頂部64から底部68まで上記長手方向に沿って形成されたテ−パ面74を有する。くさびチャネル42の対向する平行側面70A、70Bはそれぞれ凸部72A、72Bを有する。凸部72A、72Bは、支持ブロック38の長手方向に延在しそしてくさびチャネル42のテーパ面74と平行であるように形成されている
【0024】
くさび40は、上側端部86から下側端部89まで幅が狭くなるくさびであって、その相対する平行側面78A、78B(図3)それぞれに設けた溝76A、76Bを有する。溝76A、76Bはそれぞれ凸部72A、72Bと滑動自在に係合するように形成されている。くさび40はまた、くさび40がくさびチャネル42を通過し切ってくさびチャネル42から外れることを防止するための停止ねじ80を有する。詳述すると、停止ねじ80は、くさび40の上側端部86に位置するくさび40の傾斜側84のねじ開口82とねじ係合するように形成されている。停止ねじ80は、係止ピン穴83に取り付けたピン81によって固定される。また、操作開口88がくさび40の上側端部86を貫通している。
【0025】
補助くさび装置36は任意の適材で製造することができる。例えば、窒化物硬化表面を有するオーステナイトステンレス鋼、あるいは時効硬化ニッケルクロム鉄合金X−750を使用し得る。好ましくは、二重片持ばね62は時効硬化ニッケルクロム鉄合金X−750で製造される。
【0026】
ジェットポンプアセンブリ10を分解することなく入口ミキサ16Bと隣接拘束ブラケット28Bとの緊密剛固組立てを回復するために、補助くさび装置36を拘束ブラケット28Bに結合する。詳述すると、くさび40を支持ブロック38のくさびチャネル42に挿入してくさびチャネル42の凸部72A、72Bがそれぞれくさび40の溝76A、76Bと係合するようにする。くさび40の上側端部86すなわち厚い端をくさびチャネル42の下端に挿入し次いでくさび40をチャネル42内で上方に滑らせる。くさび40の溝76A、76Bは、くさび40がチャネル42内を完全に滑り上がれないように形成されている。次に、停止ねじ80をくさび40の上側端部86のねじ開口82にねじ込み、そして係止ピン穴83に取り付けたピン81で固定する。停止ねじ80は、くさび40がくさびチャネル42内を後退方向に完全に滑降して外れることを防止する。
【0027】
次いで、補助くさび装置36を、くさび40の上側端部86の操作開口88を用いて、拘束ブラケット28B上に降ろす。装置36は、入口ミキサ16Bと拘束ブラケット28Bとの間にはまるように形成されている。くさび装置36を降ろしてミキサ16Bと接触させると、支持ブロック38のフック形部分52が拘束ブラケット28Bと係合する。次いで、係止ねじ56を支持ブロック38の係止ねじ開口54にねじ込む。係止ねじ56と支持ブロック38のフック形部分52の作用により装置36は拘束ブラケット28Bに結合する。係止ねじ56の頭部58のラチェット歯60は二重片持ばね62と係合して係止ねじ56の緩みを防止する。
【0028】
次にくさび40を操作棒(図示せず)から離すと、くさび40は重力によりくさびチャネル42を滑り降りて入口ミキサ16Bと緊密に接触する。入口ミキサ16Bと、拘束ブラケット28Bに結合された支持ブロック38との間のくさび40のくさび作用は入口ミキサ16Bの緊密な取付けに役立つ。
【0029】
補助くさび装置36を拘束ブラケット28Bから取外すには、取外し工具(図示せず)を取外し開口66に挿入する。取外し工具は二重片持ばね62と係合するように形成されており、これにより、ばね62と係止ねじ56のラチェット歯60との係合を解除する。次いで、係止ねじ56を緩めて取外すと、装置36を拘束ブラケット28Bから外しそして原子炉から除去することができる。
【0030】
上述の補助くさび装置36は、既存のねじ型接触体32A、32B、32C、32Dの支持機能の代わりに、入口ミキサ16A、16Bと隣接拘束ブラケット28A、28Bとの緊密剛固組立てを回復する。また装置36には拘束アーム44が含まれ、既存の止めねじ32A、32B、32C、32Dが完全に抜け出て原子炉装置内に脱落することを防止する。加えて、装置36は、既存の拘束ブラケット28A、28Bへの取付けにより遠隔設置することができ、そして整備のための停止中ジェットポンプアセンブリ10の分解中に適所に止まるように形成される。さらに、補助くさび装置36は、組立てられた時、原子炉運転中に緩んで原子炉内に落下しやすい部品を含まない。
【0031】
本発明の様々な実施例の以上の説明から、本発明の目的が達成されることは明らかである。本発明を詳細に説示したが、この詳細な説示は単に例示のためのもので本発明を限定するものではないことを理解されたい。従って、本発明の真の範囲は特許請求の範囲の定義によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】沸騰水型原子炉ジェットポンプアセンブリの側面図である。
【図2】図1に示したジェットポンプアセンブリの線B−Bに沿う断面図である。
【図3】本発明の一実施例による補助くさび装置の断面上面図である。
【図4】図3に示した補助くさび装置の側面図である。
【符号の説明】
10 沸騰水型原子炉ジェットポンプ
12 ジェットポンプ立上り管
16A,16B 入口ミキサ
28A,28B 拘束ブラケット
32C 止めねじ
36 補助くさび装置
38 支持ブロック
40 くさび
42 くさびチャネル
44 拘束アーム
46 支持ブロックの第1部分
48 支持ブロックの第2部分
50 第1部分46の上端
52 フック形部分(係合部)
54 ねじ開口
55 第1部分46の底端
56 係止ねじ
58 係止ねじ頭部
60 ラチェット歯
62 二重片持ばね
64 支持ブロックの頂部
68 支持ブロックの底部
70A、70B くさびチャネルの第1の内側側面と第2の内側側面
72A、72B チャネル側面の第1凸部と第2凸部
74 くさびチャネルのテーパ面
76A、76B くさびの溝
78A、78B 支持ブロックの側面
80 停止ねじ
82 ねじ開口
84 くさびの傾斜側
86 くさびの上側端部
88 操作開口
89 くさびの下側端部

Claims (15)

  1. ジェットポンプ(10)とジェットポンプ立上り管(12)とを含む沸騰水型原子炉圧力容器において、前記ジェットポンプ(10)の入口ミキサ(16B)と前記ジェットポンプ立上り管(12)に結合された隣接拘束ブラケット(28B)との緊密剛固組立てを回復させる補助くさび装置(36)であって、
    前記拘束ブラケット(28B)と係合する係合部52と、この係合部52と一体のくさびチャンネル(42)であって、浅い傾斜が形成されたテーパ面(74)を内側に有するくさびチャネル(42)とを有するくさび支持ブロック(38)と、
    前記入口ミキサ(16B)と前記拘束ブラケット(28B)との間に置かれた状態の前記くさび支持ブロック(38)と嵌合して前記入口ミキサ(16B)と前記拘束ブラケット(28B)を緊密剛固組立てるために、幅広の上側端部(86)と幅狭の下側端部(89)とを有するくさび(40)であって、前記くさび支持ブロック(38)の前記くさびチャネル(42)の前記テーパ面(74)と滑動自在に係合するように前記上側端部(86)から前記下側端部(89)まで形成された傾斜側(84)を有するくさび(40)と、
    具備することを特徴とする補助くさび装置(36)。
  2. 前記くさびチャネル(42)は、
    互いに平行な第1内側側面(70A)と第2内側側面(70B)と、前記テーパ面(74)とを含み、
    これらの第1内側側面(70A)と第2内側側面(70B)と前記テーパ面(74)とが、前記くさび(40)を受けるチャネルとして機能することを特徴とする請求項1記載の装置(36)。
  3. 前記くさびチャネル(42)は、
    前記第1内側側面(70A)から突出した第1凸部(72A)と、前記第2内側側面(70B)から突出した第2凸部(72B)とをさらに含み、
    前記第1および第2凸部(72A、72B)の延長方向前記テーパ面(74)の面方向と平行であることを特徴とする請求項2記載の装置(36)。
  4. 前記くさび(40)は、前記くさびチャンネルの前記第1内側側面(70A)並びに前記第2内側側面(70B)とにそれぞれ当接する互いに平行な第1側面(78A)並びに第2側面(78B)と、前記第1側面(78A)に設けられた第1溝(76A)と、前記第2側面(78B)に設けられた第2溝(76B)とを備え、
    前記第1および第2溝(76A、76B)はそれぞれ前記第1および第2凸部(72A、72B)と滑動自在に係合するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の装置(36)。
  5. 前記くさび(40)は、前記傾斜側(84)に結合され、前記上側端部(86)に配置された停止ねじ(80)をさらに含む、請求項4記載の装置(36)。
  6. 前記くさび支持ブロック(38)は、第1部分(46)と第2部分(48)とを含み、
    前記第1部分(46)は、上端(50)並びに底端(55)、前記上端(50)から前記テ−パ面(74)設けられた前記くさびチャネル(42)と、前記底端(55)に配置され前記拘束ブラケット(28B)を受入れ可能に形成された前記係合部(52)とを含み、
    前記第2部分(48)は、前記第1部分(46)の前記上端(50)から前記くさびチャネル(42)より離れる方向に延在することを特徴とする請求項1記載の装置(36)。
  7. 前記くさび支持ブロック(38)の前記第2部分(48)は、前記第2部分(48)を貫通するねじ開口(54)と、このねじ開口(54)とねじ係合し前記ねじ開口(54)を貫通するように形成された係止ねじ(56)とをさらに含み、
    前記係止ねじ(56)は、ねじ頭部(58)と、このねじ頭部(58)の周囲複数のラチェット歯(60)とを備えている、請求項6記載の装置(36)。
  8. 前記くさび支持ブロック(38)は、
    頂部64と底部68と
    前記ネジ頭部(58)の前記ラチェット歯(60)と係合するように前記頂部(64)に設けられた二重片持ばね(62)
    前記第2部分(48)から垂下し、前記拘束ブラケット(28B)に設けた止めねじ(32C)と係合するように形成された拘束アーム(44)と、
    を含むことを特徴とする請求項7記載の装置(36)。
  9. 沸騰水型原子炉圧力容器において入口ミキサ(16B)と、ジェットポンプ立上り管(12)に結合された隣接拘束ブラケット(28B)との緊密剛固組立てを回復させる方法であって、
    互いに着脱可能なくさび支持ブロック(38)とくさび(40)とを含む補助くさび装置(36)を準備する補助くさび装置準備段階であって
    前記くさび支持ブロック(38)が、前記くさびを受け容れるためのくさびチャネル(42)と前記拘束ブラケット(28B)と係合する係合部(52)と有すると共に前記くさびチャネル(42)の内側にテーパ面(74)を有し、
    前記くさび(40)が、前記くさびチャネル(42)の前記テーパ面(74)と摺接するための傾斜側(84)を有する共に、前記くさび(40)と前記くさびチャネル(42)とは、前記傾斜側(84)とテーパ面(74)とが摺接することにより滑動自在に係合するように構成されると共に、前記くさび支持ブロック(38)と前記くさび(40)とは、前記拘束ブラケット(28B)と前記入口ミキサ(16B)との間に挿入されると前記拘束ブラケット(28B)と前記入口ミキサ(16B)と係合するように構成された、補助くさび装置(36)を準備する補助くさび装置準備段階と、
    前記補助くさび装置(36)の前記くさび支持ブロック(38)を前記入口ミキサ(16B)に隣接する位置で前記拘束ブラケット(28B)に結合するくさび支持ブロック結合段階と、
    前記くさび(40)を前記入口ミキサ(16B)と係合するように前記支持ブロック(38)の前記くさびチャネル(42)に滑り込ませるくさび滑入段階、
    を具備することを特徴とする緊密剛固組立方法。
  10. 前記くさびチャネル(42)は、互いに平行な第1内側側面(70A)並びに第2内側側面(70B)と、前記第1内側側面(70A)から突出した第1凸部(72A)と、前記第2内側側面(70B)から突出した第2凸部(72B)とを含み、
    前記テーパ面(74)は、前記くさび支持ブロック(38)の頂部(64)から傾斜して形成され
    前記第1および第2凸部(72A、72B)は前記テーパ面(74)の傾斜方向に平行に延在し形成されていることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記くさび(40)は、前記くさびチャンネルの前記第1内側側面(70A)並びに前記第2内側側面(70B)とにそれぞれ当接する互いに平行な第1側面(78A)並びに第2側面(78B)と、前記第1側面(78A)に設けられた第1溝(76A)と、前記第2側面(78B)に設けられた第2溝(76B)と、前記傾斜側(84)に結合され前記くさび(40)の前記上側端部(86)に配置された停止ねじ(80)とを備え、
    前記第1および第2溝(76A、76B)はそれぞれ前記第1および第2凸部(72A、72B)と滑動自在に係合するように形成されていることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記くさび支持ブロック(38)は、第1部分(46)と第2部分(48)とを含み、
    前記第1部分(46)は、上端(50)並びに底端(55)、前記上端(50)から前記テ−パ面(74)が付いている前記くさびチャネル(42)と、前記底端(55)に配置され、前記拘束ブラケット(28B)を受入れ可能に形成された前記係合部(52)とを含み、
    前記第2部分(48)は前記第1部分(46)の前記上端(50)から前記くさびチャネル(42)より離れる方向に延在し、
    前記くさび支持ブロック(38)の前記第2部分(48)は、前記第2部分(48)を貫通するねじ開口(54)と、このねじ開口(54)とねじ係合し前記ねじ開口(54)を貫通するように形成された係止ねじ(56)とをさらに含むことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記係止ねじ(56)は、ねじ頭部(58)と、このねじ頭部(58)の周囲の複数のラチェット歯(60)とを備えており、
    前記くさび支持ブロック(38)は、さらに二重片持ばね(62)と拘束アーム(44)とを含み、
    前記二重片持ばね(62)は、前記くさび支持ブロック(38)の前記頂部(64)に結合され、前記係止ねじ頭部(58)の前記ラチェット歯(60)と係合するように形成されており、
    前記拘束アーム(44)は、前記くさび支持ブロックの前記第2部分(48)から垂下し、そして前記拘束ブラケット(28B)に設けた止めねじ(32C)と係合するように形成されていることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記くさび支持ブロック結合段階は、
    前記くさび(40)を前記くさび支持ブロック(38)の前記くさびチャネル(42)に挿入して、前記くさびチャネル(42)の前記第1と第2の内側側面(70A、70B)前記第1と第2の凸部(72A、72B)が前記くさび(40)前記溝(76A、76B)と係合するようにする段階と、
    前記停止ねじ(80)を前記くさび(40)の前記上端(86)におけるねじ開口(82)にねじ込む段階と、
    前記補助くさび装置(36)を前記拘束ブラケット(28B)上に降ろして前記くさび支持ブロック(38)が前記拘束ブラケット(28B)と係合するようにする段階と、
    前記係止ねじ(56)を前記くさび支持ブロック(38)の前記係止ねじ開口(54)にねじ込んで前記二重片持ばね(62)が前記係止ねじ(56)の前記頭部(58)に配設した前記ラチェット歯(60)と係合するようにする段階、
    とを有することを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記くさび支持ブロック結合段階は、
    前記補助くさび装置(36)を前記拘束ブラケット(28B)上に降ろして、前記拘束ブラケット(28B)が前記くさび支持ブロック(38)の前記係合部(52)に受入れられるようにする段階を含むことを特徴とする請求項14記載の方法。
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