JP7389390B2 - ファイバアレイトレーおよび該トレーを用いた光デバイスの自動光接続方法 - Google Patents

ファイバアレイトレーおよび該トレーを用いた光デバイスの自動光接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、光通信で用いられる平面光波回路型光デバイスを含む光モジュールの光実装工程で使用する治具及びその使用方法に関する。具体的には例えば、光デバイスに光ファイバアレイを接続する際に用いる、光ファイバアレイを固定するためのトレー、および該トレーを用いた光デバイスの自動光接続方法に関する。
通信容量の増大に伴い、通信設備やデータセンタなどで用いられる光デバイスの需要も急増している。そしてこれら光デバイスの低コスト化が期待されている。
通信用光デバイスには、スプリッタ、光スイッチ、AWG、コヒーレントレシーバーなど、平面光波回路(PLC)を含むものが多く存在する。
平面光波回路の材料は、シリコン、石英、InPなど様々であるが、それら平面光波回路型光デバイスチップの光入出力部となる端面には、複数のファイバ芯線を束ねた光ファイバアレイが、接着剤を用いて接続されている。
平面光波回路と光ファイバアレイとの接続には、例えば特許文献1に記載されているように、UV光の照射で硬化する、UV光硬化型接着剤用いることが多い。
また非特許文献1のように、UV接着剤を用いることで、多芯のファイバ接続においても位置合わせ精度が高く高信頼な光接続が可能である。
特許5723335号公報
M. Ishii, Y. Hibino, F. Hanawa, "Multiple 32-fiber array connection to silica waveguides on Si", IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 8, NO. 3, MARCH 1996
(従来の光接続工程)
平面光波回路型デバイスのチップに光ファイバアレイを接続する、従来の光接続工程について説明する。
図1の従来の光ファイバ接続装置では、例えば平面光波回路型デバイスのチップ(PLC2)が、6軸制御可能なチップステージ1の上に固定載置されており、PLC2の入出力パスがチップ2の片側面(図1では左端面)に配置されている。
PLCチップ2の左側には、光ファイバの一端を束ね、各光ファイバ芯線のコア面を端面に整列させるガラスブロック部4が、ファイバアレイホルダー5の上に同様に固定載置されている。光ファイバアレイ3は分岐部6で各光ファイバ芯線に分岐され、分岐された各光ファイバ芯線の他端はコネクタ9で終端されており、任意のコネクタ9がLD光源装置7とパワーメーター装置8にそれぞれ接続されている。
ここでLD光源装置7とパワーメーター装置8に接続した入力ポートと出力ポートを用いて、モニタ光を通しながらPLCチップ2とファイバアレイ3のガラスブロック部4の位置をサブミクロンの精度でアライメント(調心)する。
チップ2とファイバアレイ3の位置のアライメントは、X,Y,Z,θ,α,βの6軸自動
調心装置を用いて自動調心することができ、この時、調心に用いる入出力パスの数は任意である。即ちLD装置7とパワーメーター8に接続するコネクタの数は一組以上であってよい。
自動調心後、チップ2とファイバアレイ3のガラスブロック部4の間に接着剤を滴下し、図1の矢印のようにUV光を照射して硬化接着する。
ここではチップの片側に入出力導波路がある場合について説明したが、入力導波路と出力導波路がチップの別の端面にある場合は、例えば出力端面側にパワーメーター8に接続したフォトダイオードをセットした状態で調心し、入力用のファイバアレイを接続した後、チップの向きを変えてもう一端面に出力用のファイバアレイを接続すればよい。
この工程を箇条書きにすると下記の通りである。
1. PLCチップ2を調心装置のチップステージ1上に固定。
2. ファイバアレイ3のガラスブロック部4を調心装置のFAホルダ5に固定。
3.調心に用いる任意の入出力パスのコネクタをLD光源7及びパワーメーター8に接続

4.自動調心(アライメント)を実行。
5. UV接着剤で硬化
6. ファイバアレイ3のコネクタをLD光源7とパワーメーター(PM)8から外す。
7. 接続されたPLCチップ2とファイバアレイ3を調心装置から外す。
このようにしてPLCチップ2にファイバアレイ3が光接続されるが、従来は工程4以外の工程は自動化されておらず、手動で実施されていた。これら全工程を自動化できれば、量産性向上と作業員削減による実装費用の大幅な低コスト化が可能である。
しかしながら、次の理由から従来は全自動化が実現されていなかった。
一番の理由は、ファイバアレイの長尺ファイバ部(巻かれた状態での形状が豚のしっぽを連想させるためピッグテイルとも呼ばれる)が妨げとなって、自動搬送装置でのファイバアレイの取り扱いが困難だからである。(ハンドリングの難易性)
例えば工程2では、納品されたトレーからファイバアレイ3を取り出し、光ファイバ部が絡まないようにガラスブロック部4を自動調心装置のFAホルダ5に固定する必要があった。
同様に工程7でも、ファイバアレイ3に接続固定後のチップ2を装置から取り外して、ファイバが絡まないようにトレーに収納する必要があった。
また工程3、6で、調心のためコネクタをLDおよびPMポートに接続/脱着する際に
も、長尺ファイバが絡まないように取り扱いに注意する必要があった。
ファイバの絡まりの他にも、長尺ファイバをどこかに引っ掛けて引っ張り力を加えてしまうとファイバの破損につながるので、細心の注意が必要であった。
その他の理由としては、LD光源7やPM装置8へのコネクタの接続/脱着操作には精
密な制御性が必要であること、複数の入出力コネクタの中から調心に用いるコネクタを自動で選択することなどが、全自動化のための困難に挙げられる。
LD光源やパワーメーター(PM)のポートへのコネクタ脱着操作時には、光源やパワーメーターのポートの枠の中に、まっすぐにコネクタを挿入/抜き取りをする必要がある。斜めや間違った方向に力が加わりながら抜き差しをすると、精密な部品が破損する可能性があり、慎重な取り扱いが必要であった。
よって光接続工程の全自動化には、数メートルにも及ぶこともある長尺ファイバの取り扱いを簡易にするための治具(トレー)が必要である。また、その長尺ファイバの取り扱いなどを自動で実施するための機構が必要である。
本発明では長尺ファイバ付きのファイバアレイの取り扱いを簡易にし、光接続工程の全自動化を可能にさせる治具となる、ファイバトレー及びそのファイバトレーを使用した自動光接続方法について提案する。
このトレーを使用することにより、PLCチップへのファイバアレイ接続の工程の自動化が可能となり、光デバイスの量産性向上及び低コスト化が可能となる。
本提案のコンセプトは、不定形でハンドリングが難しいファイバアレイを、半固定構造を備えた定型のトレーに脱着可能に半固定して収納することによってハンドリングを容易にし、自動装置での取り扱いを可能にすることである。さらにトレーに摺動機構を備え、調心の際に長尺ファイバに余長を持たせることもできる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、本発明の実施形態の一例は、以下のような構成を備えることを特徴とする。
(構成1)
光デバイスに光ファイバアレイを接続する際に用いる、光ファイバアレイを固定するためのトレーであって、
光ファイバアレイのガラスブロック部を脱着可能に半固定する半固定構造と、
長尺ファイバを巻きつけて半固定する半固定構造と、
光ファイバアレイに接続された複数のコネクタを脱着可能に半固定する半固定構造を有するトレー。
(構成2)
構成1に記載のトレーであって、
前記光ファイバアレイの前記ガラスブロック部と前記コネクタを調心のために動かす際に前記長尺ファイバに余長を持たせるための摺動機構を有することを特徴とするトレー。
(構成3)
構成1に記載のトレーであって、
前記光ファイバアレイの前記ガラスブロック部を脱着可能に半固定する半固定構造と、前記コネクタを脱着可能に半固定する半固定構造とは、機械的に脱着可能なノッチ構造になっていることを特徴とするトレー。
(構成4)
構成1に記載のトレーであって、
光接続時に調心に用いる前記コネクタの位置を認識するための認識マーカが、前記コネクタを脱着可能に半固定する半固定構造の近傍についていることを特徴とするトレー。
(構成5)
構成2に記載のトレーであって、
前記摺動機構により前記長尺ファイバをたわませたときに、前記長尺ファイバのたわみ方を制御するための突起構造を有することを特徴とするトレー。
(構成6)
構成2に記載のトレーであって、
前記摺動機構は、2枚の板状部材を重ね合わせた構造であることを特徴とするトレー。
(構成7)
構成6に記載のトレーであって、
前記摺動機構は、前記2枚の板状部材の摺動動作をガイドするレール構造を有することを特徴とするトレー。
(構成8)
構成1ないし7のいずれか1項に記載のトレーを用いた光デバイスの自動光接続方法であって、
前記光ファイバアレイの前記ガラスブロック部および前記複数のコネクタの少なくとも一つを外して、前記長尺ファイバに余長を持たせて前記光デバイスにファイバアレイを全自動で光接続する自動光接続方法。
以上記載したように本発明のファイバアレイトレーによれば、光接続工程の全自動化が可能となり、光接続工程の量産性向上と作業員削減による実装費用の低コスト化が可能である。
従来の光ファイバアレイとPLCの光接続工程を示す図である。 本発明の光ファイバアレイトレーの伸長状態における上面図である。 本発明の光ファイバアレイトレーの収縮状態における上面図である。 本発明の光ファイバアレイトレーの可動部の断面図(図3のIV‐IV’)である。 本発明の光ファイバアレイトレーのノッチ構造部の側面図(a)および上面図(b)である。 本発明の光ファイバアレイトレーを用いた自動光接続工程を実施する自動光接続装置の概要を示す図である。 トレー収納前のファイバアレイの一般的な状態を説明する図である。 (a)~(f)は、本発明の自動光接続方法の各工程における光ファイバアレイトレーとPLCチップの状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で、図1を含め同じ要素には同じ番号を付与し、説明は省略されることもある。
(本発明の光ファイバアレイトレーの構造)
まず、図2~図5に本発明の光ファイバアレイトレーの構造の概要を説明する。
本発明の光ファイバアレイトレーは、図2および図3の上面図および図4の重畳する板状部材の断面図に示すように、部分的に重畳して配置され、長さ方向(図3の左右の両矢印方向)に摺動可能な下側と上側の2枚の板状部材21,22で構成されている。2枚の板状部材21,22は、図2が重畳する部分の面積が最小となる伸長状態における上面図であり、図3が重畳する部分の面積が最大となる収縮状態における上面図である。
図4には、2枚の板状部材21,22が重畳した本発明の光ファイバアレイトレーの摺動部における、摺動方向に垂直な板状部材の断面図を示す。図3のIV‐IV’における2枚の板状部材21,22の断面図である。図4で、下側の板状部材21の上面の両脇には、上側の板状部材22が摺動する時にガイドとなる向かい合う2つのレール構造21a、21bを設けてもよい。
向かい合う2つのレール構造21a、21bの内面、および/またはレール構造21a、21bの内面に接する上側の板状部材22の両脇の側面には、摺動する際の移動距離を適宜の位置で係止、固定制御可能なように、摩擦係数を高める加工(刻み目、切り込みや粗面化加工)などを施してもよい。
またレール構造は図4とは上下逆に、上側の板状部材22の下面の両脇に、下側の板状部材21を抱き込む形状で下向きに設けてもよい。あるいはレール構造は、一方の板状部材の摺動面上に設けた摺動方向に延びたレール部と、該レール部を挟み込むように形成され、他方の板状部材の摺動面上に設けた溝部などであってもよい。要すれば、2枚の板状部材の摺動動作をガイドするレール構造であればよい。
図2、図3の2枚の板状部材21,22は、それぞれの上面にファイバアレイの長尺ファイバ部(ピッグテイル部)の一部を円周に沿って巻き付け可能な、円形の巻き付け部23、24を1つづつ有していてもよい。巻き付け部23、24の円の半径を、それぞれR1,R2とする。
下側の板状部材21上の円形の巻き付け部23(R1)は、重畳する部分の面積が最大となる収縮状態(図3)において上側の板状部材22と重畳しない部分に形成されている。
上側の板状部材22にはまた、ファイバアレイのガラスブロック部4と分岐部6とを脱着可能な状態に半固定する半固定構造として、ノッチ構造部25a、bが形成されている。ファイバアレイが分岐部6で分岐された各芯線ファイバ端部のコネクタ9も、同様な複数の半固定構造のノッチ構造部25cにより下側の板状部材21の左下の位置で、光を左
端に入出力する向きで上下方向に整列して半固定されている。
図5には、図2,3のノッチ構造部25a、b、cを総称して半固定構造をなすノッチ構造部25の例として、その側面図(a)と上面図(b)の概要を示す。
図5(a)には、ノッチ構造部25の側面図(板状部材21(22)の断面をコネクタ9の光入出力側から見た図)を示す。ノッチ構造部25は、トレーの板状部材の上に2枚1組の爪状の部材が、先端部に係止部となる突起部が向き合うように配置されており、ガラスブロックや分岐部、コネクタを挟持して、機械的に脱着可能な状態に半固定する構造をしている。
図5(b)の上面図では、分岐された芯線ファイバのコネクタ9を1つ固定する例を示している。
図2にある光ファイバアレイトレーの伸長状態では、ファイバアレイの長尺ファイバ部は、下側の板状部材21の円形の巻き付け部23(R1)から、上側の板状部材22の右上にあるノッチ構造部25aに固定されたガラスブロック部4までを、真っ直ぐに結ぶ長さまで伸長している。
同様に、巻き付け部23(R1)と巻き付け部24(R2)との間の長尺ファイバ部、ファイバアレイの分岐部6からノッチ構造部25cに半固定された分岐された各芯線ファイバ端部のコネクタ9までの間のファイバ部分(ファンアウト部)も、真っ直ぐに結ぶ長さまで伸長している。
これに対して図3にある光ファイバアレイトレーの収縮状態では、ファイバアレイの長尺ファイバ部は、余長として曲線状に湾曲した状態にある。長尺ファイバ部の湾曲方向を規制する(たわみ方を制御する)ため、それぞれ1枚のガイド構造26a~dが、板状部材21,22の面上の適宜の位置に略板面に垂直に突出した構造(突起構造)として配置されている。
各ガイド構造26(突起構造)は図示の数にかぎらず、必要な個所に適宜の数を設置することができ、それぞれ単純な1枚の板や棒などの突起構造の部材で形成してもよい。また、それぞれ必要に応じて適宜の間隔で向かい合う2枚以上の部材で構成されてもよい。更に、長尺ファイバのトレーの板状部材21,22の面からの垂直方向の距離を規制する(板状部材の板面から長尺ファイバが離れすぎないようにする)ように、先端部に爪部などの構造を設けたり、板状部材の板面内の方向または板面に垂直な方向で、湾曲する面を有する形状で形成されまたは配置されていてもよい。
光ファイバアレイトレーの材料は、成型が容易かつ安価なボール紙やプラスチックで形成することができる。
ファイバアレイ3のガラスブロック部4は、ノッチ構造部25aに例えばロボットで機械的に脱着可能な容易に外せる形で取り付けることができ、図5のノッチ構造部25の爪に対応する凹部などの係止構造を有していてもよい。
ノッチ構造部25aは特に、調心し光接続した後のPLCチップ2をファイバアレイ3のガラスブロック部4と共に光ファイバアレイトレーに取り付けるため、図5と同様な図示しない別の組の係止構造部を含む半固定構造を有していてもよい。
ノッチ構造部25bは、本発明の自動光接続方法の範囲では分岐部6を取り外すことは無いので、着脱可能な半固定構造ではない固定構造のものとすることもできる。
ノッチ構造部25cは、複数のコネクタ9に対応して複数並列に設けられるので、図5にある2枚1組の爪状の部材の少なくとも一方は、隣接部材と一体の部材であってもよい。
また複数のコネクタ部9の側にも、ノッチ構造部25cにそれぞれ脱着可能な形で取り付けることが可能なように、係止部となる突起部に対応する凹部などの係止構造を設けてもよい。
長尺ファイバ部は、所要の任意の長さ(巻き付け回数)だけ円型の巻き付け部23,24に巻き付けられることができる。
トレーの2枚の板状部材21,22には、互いに摺動する際の移動距離を適宜の位置で固定、制御可能なように、摺動面に複数のノッチ加工(刻み目加工)や摩擦係数の大きい粗面化などを施してもよい。
ノッチ構造部25により、コネクタ部とファイバアレイのガラスブロック部4を、トレーに機械的に脱着可能な状態に半固定することで、自動装置で機械的にトレーから簡単にファイバアレイを脱着でき長尺ファイバの余長も確保できるようになっている。
さらに、コネクタ9とガラスブロック4をトレーから外してLD/PMポートや固定台に取り付ける際に、ファイバに引っ張り力がかからないよう、トレーの2枚の板状部材21,22を摺動することによって、長尺光ファイバにさらに十分な余長が持てるようにすることもできるなっている。
また、複数のコネクタの中から調心に用いる(LD7とPM8に接続する)コネクタ9を選択する必要があるので、トレーのノッチ構造25cの脇の板面には、画像認識で選択するコネクタの位置を判別できるように、認識マーカ27が記されているのが望ましい。
(自動光接続装置)
次に、上記で説明した光ファイバアレイトレーを用いた自動光接続工程について説明する。
図6に、本発明の自動光接続工程の全体を示す自動光接続装置の概要を示す。
図6で、光ファイバアレイは本発明の光ファイバアレイトレーに収納された状態で、複数個が重ねられた状態で、FAベンダ61から順に自動光接続装置の調心部に供給される。同様にPLCチップもチップベンダ62に収納された状態で、複数個が重ねられてチップベンダ62から順に自動光接続装置の調心部に供給される。
トレーに収納されたファイバアレイは、FAコンベア63や搬送アーム(図示せず)で調心装置640まで移動する。PLCチップ2も同様に、チップベンダ62から搬送アーム(図示せず)などで調心装置640のチップステージ1上まで移動される。
図6の調心装置640には、調心用6軸調心機構の他に、カメラ642、UVランプ643が備わっている。またファイバアレイ3のガラスブロック部をバキューム吸着などでつかみFAステージまで移動させるための搬送ハンド644も調心装置640付近に設置されている。さらに、PLCチップ2とFA4がUV接着剤で接続された状態で収納されたトレー66を搬出するためのコンベア67と、搬送されてきたトレー66を収納するためのコレクタ68も設置されている。
この状態で、光ファイバアレイトレーを摺動して短縮し、長尺ファイバに図3のような余長を持たせる。トレーを摺動して短縮するためには、ハンド644を用いることもできるが、FAコンベア63上に別の可動機構(ロボットアームなど、図示せず)を設けて用いることもできる。あるいはFAコンベア63による光ファイバアレイトレーの移動により、トレーを短縮させる力が働くような機構であってもよい。
この機構は例えば、FAコンベア63のコンベア移動面上の位置に、略平行に逆ハの字形に固定して設けられた2本のレールであって、光ファイバアレイトレーの長手方向をコンベアの移動方向に直角に整列させ、FAコンベア63上の光ファイバアレイトレーが移動して調心装置640に近づくにつれて、光ファイバアレイトレーを挟んで2本のレールの間隔が次第に狭くなるように配置された2本のレールの組などであってもよい。トレーを摺動して伸長する際にも同様な、コンベア上でのトレーの移動を利用した機構を用いることができる。
次にパッチパネル付近に設置されているカメラによる画像認識によって、アライメントに用いるコネクタを認識マーク27(図2,3)などを用いて選別し、ロボットでトレーから取り外してLD7またはPM8のポートに接続する。図6ではLD7、PM8は図示されていないが、パッチパネル65に接続された入力ファイバ651、出力ファイバ652がLD7、PM8に接続されているので、ここに接続してもよい。
そして、ハンド644でファイバアレイのガラスブロック部4をトレーから取り外し、調心ステージ台(チップステージ1手前のFAステージ5、図6には示せず)に移動して固定する。
次に、PLCチップ2を調心ステージ(チップステージ1)上に搬送し、固定する。
図6のこの状態で、PLCチップ2に光を通した状態で出力パワーが最大になるように、PLCチップ2とファイバアレイのガラスブロック部4の位置を、6軸調心で自動で合わせる。
位置合わせ後、PLCチップ2とファイバアレイのガラスブロック部4の端面間にUV光硬化接着剤を挿入し、UVランプ643よりUV光を照射して硬化する。
図6でUV硬化後、LD7、PM8に繋がるコネクタを機械で外し、トレーのノッチ構造部25c(図3)に再度収納する。
そして、接続されたチップ2とファイバアレイ3を調心ステージ台(チップステージ1、5)から外し、共に、光ファイバアレイトレーに収納する。
図6で、PLCチップ2が収納されたファイバアレイトレー66は、コンベア67等で搬送され、コレクタ68に格納されて出荷される。
実施例1では、石英PLCを用いた光スイッチへの自動ファイバ接続について説明する。
ファイバアレイ収容トレーの構造は、基本的に図2~5に示すのと同様である。
図7は一般的なファイバアレイのトレー収納前の全体の構造を説明する図である。ファイバアレイ3のテープファイバ部71は単心の光ファイバを複数本、テープ状に集成した構造を有しており、右端のガラスブロック部4でPLCチップなどに光接続される。図7
のファイバアレイ3の中央の分岐部6で分岐された各光ファイバの区間はファンアウト部72と呼ばれ、左端の複数のコネクタ9でそれぞれ終端され光入出力される。
また、摺動させて縮める前の伸長状態の光ファイバアレイトレーの上面図は図2、収縮状態の光ファイバアレイトレーの上面図は図3と同じであるので、基本的な説明は省略する。
トレーには直径の異なる複数の円形構造(巻き付け部23、24)があり、ここに長尺ファイバを巻き付けられるようになっている。本実施例では直径の異なる2つの円形構造を有する。2つの直径を変えておき、それぞれの円盤にファイバを巻き付ける回数を変えておくことで、長さの異なるファイバアレイも1種類のトレーに巻き付けることができる。
またコネクタ、ファイバアレイのガラスブロック、ファイバアレイと光接続後のチップなどを半固定できるノッチ構造25(半固定構造、図5参照)を有する。この半固定構造により、コネクタやファイバアレイ、チップを、トレーの上方向から機械で取り外し、取り付けできる構造になっている。
さらにトレーにはファイバのたわみ方向を制御するための、またトレーの摺動位置を一定にするための突起構造(ガイド構造26)を有する。この突起構造により、トレーを摺動させて、余長となる長尺ファイバをたわませたときにも、余長ファイバが絡まらないようにすることができる。
また、トレーには前述のように認識識別可能なマーク(27)がついているが、コネクタ部9側にもマークを付け、カメラで認識可能とすることもできる。このマークを利用して、調心の時に用いるコネクタを画像認識し識別することができる。
ファイバアレイのトレーへの収納も機械で実施することができる。
調心してPLCチップと光接続されたファイバアレイは、ファイバアレイトレーに収納されたのちコレクタ68に入れられて実装メーカーに出荷される。
(自動光接続工程)
図8(a)~(f)には、本発明のファイバアレイトレーを使用した自動光接続工程の流れを示す。
図8(a)で、光ファイバアレイは本発明のトレーに収納された状態で、複数台がベンダーに入った状態で供給される。
トレーに収納されたファイバアレイとPLCチップ2は、コンベアや搬送アームで調心装置まで移動する。
図8(b)で、光ファイバアレイトレーを摺動し、トレーを収縮状態としファイバに余長を持たせる。この時、摺動量は機械で制御でき、任意である。
誤って摺動しすぎると、巻き付けられているファイバやコネクタが破損する可能性があるので、図3に示した突起構造(ガイド構造26)により、ある位置以上はトレーを摺動させることができないようになっている。
図8(c)で、カメラによる画像認識によってアライメントに用いるコネクタを選別し、ロボットでトレーから取り外してLD光源7またはパワーメーター(PM)8のポートに接続する。ポート上側と横方向からカメラで認識しながら操作することで、コネクタがLD7とPM8のポートにまっすぐ挿入できるようになっている。
また、ファイバアレイのガラスブロック部4をトレーから取り外し、FAステージ5の上に移動して固定する。
次に、PLCチップ2を調心ステージ1の上に搬送し、固定する。ファイバアレイのガラスブロック部4とPLCチップ2は、バキュームチャックなどを利用してサブミクロンもずれないように固定する。
図8(d)で、チップ2に光を通した状態で出力パワーが最大になるように、PLCチップ2とファイバアレイのガラスブロック部4の位置を、6軸調心で自動で合わせる。
位置合わせ後、PLC2とファイバアレイのガラスブロック部4の端面間にUV硬化接着剤を挿入し、UV光を照射して硬化する。
図8(e)で、UV硬化後、LD7またはPM8に接続するコネクタを外し、トレーに再度収納する。また、チップ2と接続されたファイバアレイをステージから外し、ファイバとチップをトレーに収納する。
図8(f)で、光ファイバアレイトレーを再び伸長状態とし、光モジュールが収納されたトレーをコンベア等で搬送し、ベンダーに入れて出荷する。
このような自動光接続工程により、本発明の光ファイバアレイトレーを使用して、光ファイバアレイを脱着可能に半固定する半固定構造により、光ファイバアレイのガラスブロック部および複数のコネクタの少なくとも一つを外して、長尺ファイバに余長を持たせて平面光波回路型光デバイスに自動で光接続する自動光接続方法を実現することができる。
さらにまた、本発明の光ファイバアレイトレーの摺動機構を使用すれば、より充分な余長を持たせて光ファイバアレイを自動で光デバイスに光接続することが容易となる。
本実施例では石英PLCチップへの光接続であったが、平面光波回路の光デバイスの材料はInPなどの半導体、シリコンなど任意である。
またPLCチップ光デバイスの品種も、スイッチ、AWG、スプリッタ、送受信モジュールなど任意である。
さらにファイバアレイの芯数、即ち入出力導波路の本数も任意であり、長尺ファイバ付きのファイバアレイの取り扱いを簡易にし、光デバイスとの光接続工程の全自動化を可能にできる。
このファイバトレーの材料は成形が容易で安価なプラスチックやボール紙等任意である。
以上のように、本発明の光実装工程で使用する半固定構造を備えたファイバトレー及びその使用による光接続方法の自動化により、光実装工程の量産性が向上し、組み立てコストの低下を図ることができた。
1 チップステージ
2 PLCチップ
3 光ファイバアレイ
4 ガラスブロック部
5 ファイバアレイホルダー(FAステージ)
6 分岐部
9 コネクタ
7 LD光源装置
8 PM(パワーメーター)装置
21,22 板状部材
21a、21b レール構造
23(R1)、24(R2) 巻き付け部
25、25a、b、c ノッチ構造部
26、26a~d ガイド構造
27 認識マーク
61 FAベンダ
62 チップベンダ
63 コンベア
640 調心装置
642 カメラ
643 UVランプ
644 ハンド
65 パッチパネル
651 入力ファイバ
652 出力ファイバ
66 ファイバトレー
67 コンベア
68 コレクタ
71 テープファイバ部
72 ファンアウト部

Claims (8)

  1. 光デバイスに光ファイバアレイを接続する際に用いる、光ファイバアレイを固定するためのトレーであって、
    第1の板状部材と、前記第1の板状部材の上側において前記第1の板状部材と部分的に重畳し、かつ、前記第1の板状部材に対して摺動可能な第2の板状部材と、を含む摺動機構と、
    前記第2の板状部材に設けられ、前記光ファイバアレイのガラスブロック部を脱着可能に半固定する第1の半固定構造と
    前記第1の板状部材に設けられ、前記光ファイバアレイに接続された複数のコネクタを脱着可能に半固定する第2の半固定構造と、
    前記第1の半固定構造と前記第2の半固定構造との間における前記光ファイバアレイの長尺ファイバ部が部分的に巻き付けられ、かつ、前記摺動機構の摺動に応じて前記長尺ファイバ部の余長が可変する第3の半固定機構と、を有するトレー。
  2. 請求項1に記載のトレーであって、
    前記第3の半固定機構は、
    前記第1の板状部材に設けられ、前記長尺ファイバ部の第1の部分が巻き付けられる第1の巻き付け部と、
    前記第2の板状部材に設けられ、前記長尺ファイバ部の前記第1の部分とは異なる第2の部分が巻き付けられる第2の巻き付け部と、を有することを特徴とするトレー。
  3. 請求項2に記載のトレーであって、
    前記第1の巻き付け部は、前記摺動に応じて前記第1の板状部材および前記第2の板状部材が互いに重畳する面積が最大となる状態において、前記第1の板状部材に対して上側に位置する前記第2の板状部材と重畳しない前記第1の板状部材の部分に設けられることを特徴とするトレー。
  4. 請求項2または3に記載のトレーであって、
    前記第1の巻き付け部および前記第2の巻き付け部のそれぞれは、円周に沿って前記長尺ファイバ部を巻き付け可能な円形構造を有し、かつ、前記円形構造の径が互いに異なることを特徴とするトレー。
  5. 請求項1に記載のトレーであって、
    前記第1の半固定構造と、前記第2の半固定構造とは、機械的に脱着可能なノッチ構造になっていることを特徴とするトレー。
  6. 請求項に記載のトレーであって、
    記摺動機構は、前記摺動により前記長尺ファイバをたわませたときに、前記長尺ファイバのたわみ方を制御するための突起構造を有することを特徴とするトレー
  7. 請求項に記載のトレーであって、
    記摺動機構は、前記摺動をガイドするレール構造を有することを特徴とするトレー。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のトレーを用いた光デバイスの自動光接続方法であって、
    前記光ファイバアレイの前記ガラスブロック部および前記複数のコネクタの少なくとも一つを外して、前記長尺ファイバに余長を持たせて前記光デバイスにファイバアレイを全自動で光接続する自動光接続方法。
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