JPH10197746A - 光部品の自動供給用収容パレット - Google Patents

光部品の自動供給用収容パレット

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JPH10197746A
JPH10197746A JP8359068A JP35906896A JPH10197746A JP H10197746 A JPH10197746 A JP H10197746A JP 8359068 A JP8359068 A JP 8359068A JP 35906896 A JP35906896 A JP 35906896A JP H10197746 A JPH10197746 A JP H10197746A
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optical component
optical
container body
lid
connection
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Application number
JP8359068A
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Takeshi Sawamura
健 沢村
Masayuki Minamino
正幸 南野
Satoshi Fukuoka
敏 福岡
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の光部品を汚れの付着のない状態で収容
保管し、その光部品の自動供給に適した光部品の自動供
給用収容パレットを提供する。 【解決手段】 容器体41の底壁43に底面46に対し段差を
設けて載置台49を形成し、載置台49の上面には収容溝45
を形成し、この収容溝45に光部品1を収容する。容器体
41の側壁44a,44bに設けたスライド溝51に蓋52を挿入
する。蓋52の裏面に突条53を設けこの突条53を光部品1
の凹溝50に嵌合して光部品1のスライド移動を規制す
る。光部品1と側壁44a,44b間には接触防止用間隙60
を設け光部品1の接続端面4と側壁44a,44bの接触を
防止する。全体をA方向に傾けることで、光部品1の凹
溝50の側面50aを突条53に係止して光部品1の位置決め
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光部品に光ファイ
バを接続して、光ファイバ付光部品を連続的に作製す
る、光部品と光ファイバの連続接続装置に装着されて光
部品をその装置に順次供給するための光部品の自動供給
用収容パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15には従来の一般的な光部品1と光フ
ァイバ2,3との接続手法が示されている。光部品1は
光分波素子、光合波素子、光フィルタ素子等の内部に光
導波路が形成されたチップ素子であり、その光部品1の
長さ方向の両端側は接続端面4となっており、各接続端
面4に光導波路の複数の端末5が露出されている。
【0003】光ファイバ2,3は帯状のテープ線やリボ
ン線の形態を呈し、ほぼ等ピッチ間隔で配列された複数
の裸光ファイバを被覆材で被覆した構造となっている。
【0004】これら光ファイバ2,3の接続端側にはフ
ェルール7が接続固定されてブロック化されている。フ
ェルール7は合成樹脂等によって形成されており、この
フェルール7には前記光導波路端末5と同ピッチ間隔の
光ファイバ挿通孔が形成されており、この各光ファイバ
挿通孔に、対応する光ファイバ2,3の接続端側の被覆
材が除去されて露出した裸光ファイバ6が挿通され、こ
の裸光ファイバ6とフェルール7とが接着剤等を用いて
一体的に固定されたものである。フェルール7の接続端
面8は裸光ファイバ6の端面と共に研磨された面となっ
ている。
【0005】光部品1の両側の接続端面4と対応する光
ファイバ2,3のフェルール7の接続は、次のように行
われている。例えば、光部品1と光ファイバ2,3のフ
ェルール7を調心台にセットし、光部品1の両接続端面
4に、対応するフェルール7を突き合わせ、その状態
で、例えば光ファイバ2側から光を入射し、光部品1の
光導波路を通った光を光ファイバ3の端末側で受光し、
その光強度を測定する。この状態で、調心台を操作し、
光部品1に対してフェルール7を相対的にX,Y,Zの
3軸方向と、光部品1の長さ方向であるZ軸に対する回
転θZ の移動量を調整し、受光の強度が予め設定した所
定の値となる位置を光部品1の導波路と各光ファイバ
2,3の調心位置とし、この調心位置で光部品1とフェ
ルール7とを接着剤を用いて一体的に固定し、光ファイ
バ付光部品を作製している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光部品
1と光ファイバ2,3のフェルール7とを調心台の上に
手作業でセットし、さらに光ファイバ2,3と光部品1
の導波路との調心を手作業で行い、フェルール7と光部
品1とをその調心位置で手作業により接着する作業はそ
の作業効率が悪く、光ファイバ付光部品を量産するには
適さない。
【0007】そこで、出願人は、図9〜図11に示すよう
な、光部品と光ファイバとの連続接続装置の発明を特許
出願の対象としている。これら、図9〜図11において、
図9は連続接続装置の天井を取り除いた状態の平面図で
あり、図10は装置の正面図であり、図11は装置の側面図
である。図9に示すように、この連続接続装置はそのテ
ーブル25(図10参照)の上側に、線材ストック部10と前
処理工程部11と調心接続部12とストック部13とが形成さ
れる。
【0008】前記線材ストック部10には光ファイバ2と
光ファイバ3が複数光ファイバ搬送方向に配列して配置
される。この線材ストック部10に配列配置される各光フ
ァイバ2と3の互いに対向する端末側にはフェルール7
が設けられており、各光ファイバ2,3の両端末間の中
間部には輪取り部14が設けられ(この輪取り部14は線が
ほどけないようにテープ等を用いて仮止めされている)
、これらの各光ファイバ2,3の輪取り部14は、図11
に示すように、装置の天井側に光ファイバ搬送方向(X
方向)に沿って設けたカーテンレール26のレールコマ27
のフック部に吊りさげ保持されて、光ファイバ2,3の
両端末よりも高い位置に段差を設けて配置されている。
前記レールコマ27はカーテンレール26に沿って光ファイ
バ搬送方向への移動が自在となっている。このレールコ
マ27とカーテンレール26は、輪取り保持部14を光ファイ
バ2,3の搬送移動に連動して移動する移動手段を構成
している。
【0009】この装置では線材ストック部10から前処理
工程部11へ各光ファイバ2,3の両端末部分を搬送ツー
ル28a〜28dの各把持部30で把持して搬送するようにし
ており、これら各搬送ツールの把持部30に直接光ファイ
バ2,3が把持されるのを避けるため、光ファイバ2,
3の各端末部分にホルダ31を図12に示すように挟み、こ
のホルダ31を把持部30で把持(保持)して光ファイバ
2,3を搬送するようにしている。
【0010】前処理工程部11は端末処理ユニット16a,
16bと、クリーニングステージ15を有して構成されてお
り、クリーニングステージ15は線材ストック部10から搬
送されて来た光ファイバ2,3のフェルール7の接続端
面8をクリーニングする機構を備えており、例えばフェ
ルール7の接続端面に圧縮空気を吹き付けたり、あるい
はアルコールを染み込ませた綿棒で払拭してクリーニン
グする。
【0011】端末処理ユニット16aは光ファイバ2の自
由端側の端末処理を行い、端末処理ユニット16bは同じ
く光ファイバ3の自由端側の端末処理を行うが、これら
端末処理ユニット16a,16bでの端末処理に際しては、
その端末処理側のホルダ31を一旦仮置きステージ32(図
10参照)側に外して仮置きし、ホルダ31を外した状態で
各光ファイバ2,3の端末処理を行う。
【0012】この光ファイバ2,3の端末処理は、図13
に示す形態の光ファイバ2,3の端末部分の被覆部材20
を図14に示す如く皮剥ぎ除去して裸光ファイバ6を露出
し、その裸光ファイバ6の先端側を鏡面切断し、各裸光
ファイバ6の端面を鏡面にするものであり、これら端末
処理ユニット16a,16bには被覆部材20を皮剥ぎする機
構と、光ファイバ6を鏡面切断する切断機構が装備され
ている。そして、端末処理が終了したときに、再び仮置
きステージ32に仮置きしたホルダ31を光ファイバ2,3
の端末側に挟み込んで装着し、搬送ツールによりホルダ
31を把持して搬送する状態とする。なお、これら端末処
理時のホルダ31の着脱とその移動はユニット16a,16b
に設けた専用のハンド(ロボットハンド)(図示せず)
によって行われる。
【0013】調心接続部12は入射光学系ユニット17と受
光光学系ユニット18と調心ステージ21を有して構成され
ている。調心ステージ21はベースステージ22と左右一対
の移動ステージ23a,23bを有して構成され、光部品1
は移動ステージ23a,23b間のベースステージ上にセッ
トされる。移動ステージ23a,23bはベースステージ22
に対してX方向(光ファイバ搬送方向)と該X方向に対
して水平直交方向であるZ方向(光ファイバの長さ方
向)と上下Y方向との3軸方向の相対移動が自在に構成
されており、さらに、必要に応じ、XZ平面上での回転
が自在に構成される。移動ステージ23aには光ファイバ
2側のフェルール7がセットされ、移動ステージ23b側
には光ファイバ3側のフェルール7がセットされる。
【0014】入射光学系ユニット17には光源が設けら
れ、この光源の光を光ファイバ2の端末に位置合わせし
て光ファイバ2に光源の光を入射する機構が装備されて
いる。また、受光光学系ユニット18には、光ファイバ3
の端末から出射する光を受光して光パワーを測定するパ
ワーメータが備えられている。この調心接続部12では図
示されていない制御装置により、このパワーメータの信
号に基づいて、受光強度が予め定められた設定値となる
ように移動ステージ23a,23bを移動して各光ファイバ
2,3と光部品1の光導波路とを調心する構成となって
おり、この調心状態で、接続ツール35により、光部品1
と各光ファイバ2,3のフェルール7との接続固定が行
われるようになっている。
【0015】この装置では、ベースステージ22の中央前
端側には背の低い回動アーム34が支点37を中心にして回
動自在に設けられ、ベースステージ22の部品供給位置に
供給される光部品1を吸着して所定のベースステージ22
上の接続位置に搬送するようになっており、このベース
ステージ22に搬送された光部品1は図示されていない仮
止め部材によって仮止めされるようになっている。
【0016】図9〜図11に示す装置において特徴的なこ
とは、搬送ツール28a〜28dと、接続ツール35を装置の
天井36に吊り下げ状態で設置し、調心ステージ21側(テ
ーブル25側)と天井36側との間に形成される空間部38を
利用して光ファイバ2,3の線材ストック部10から前処
理工程部11への搬送および前処理工程部11から調心接続
部12への搬送と、調心接続部12で調心接続された光ファ
イバ付光部品のストック部13への搬送を行う構成とした
ことである。
【0017】前記各搬送ツール28a〜28dは1軸ロボッ
トを用いて構成されており、各1軸ロボット軸の下端側
にホルダ31を把持するホルダ把持チャックを配置し、こ
の把持チャックを1軸ロボットの軸と共に上下させるエ
アーシリンダが設けられている。そして、各搬送ツール
28a〜28dは光ファイバ搬送方向のX方向とこのX方向
に対して水平方向に直交するZ方向(光ファイバ2,3
の長さ方向)の移動が自在となっており、これらの移動
は制御装置により制御されている。
【0018】接続ツール35は調心ステージ21の前記光部
品1と光ファイバ2,3の接続位置に対向させて、天井
36に吊り下げ設置されており、この接続ツール35は同様
にエアーシリンダ等を用いて昇降移動が自在となってお
り、この昇降移動は制御装置によって制御される。接続
ツール35は光ファイバ2,3のフェルール7との接続領
域にUV接着剤(紫外線接着剤)を塗布する機能と、調
心後に塗布したUV接着剤に紫外線を照射して接着剤を
固化する機能を備えている。
【0019】前記ストック部13には光部品1と光ファイ
バ2,3が接続された光ファイバ付光部品が載置台40上
にストックされるが、前述した如く、各光ファイバ2,
3の輪取り部14はレールコマ27のフック部に吊り下げら
れてカーテンレール26に沿って移動する構成となってい
るので、ストック部13においても、図11に示す如く、各
光ファイバ付光部品はカーテンレール26側に吊り下げら
れた状態でストックされる。
【0020】この装置においては、線材ストック部10に
配置された光ファイバ2,3はその両端末部がホルダ31
を介して搬送ツール28a〜28dで把持されて前処理工程
部11に搬送される。そして、この前処理工程部11のクリ
ーニングステージ15で、各光ファイバ2,3のフェルー
ル7の接続端面がクリーニングされ、端末処理ユニット
16a,16bにおいて各光ファイバ2,3の端末の皮剥ぎ
と鏡面切断の端面処理が行われる。この端面処理に際し
ては、前記した如く、ホルダ31は外された状態で行われ
る。
【0021】前処理工程部11での前処理工程作業の終了
時に各光ファイバ2,3の端末処理側に再びホルダ31が
装着され、光ファイバ2,3のそれぞれの両端末部が搬
送ツール28a〜28dに把持されて調心接続部12に搬送さ
れる。そして、この調心接続部12で、ベースステージ22
側に仮止めセットされている光部品1と光ファイバ2,
3の調心接続が行われる。この調心接続に際し、光ファ
イバ2,3の端末は搬送ツール28a,28dによって端末
処理ユニット16a,16bに搬送されてセットされるが、
この場合、光ファイバ2,3の輪取り部14は該光ファイ
バの両端端末よりも段差を設けて高所の位置で吊り下げ
られているために、輪取り部14と両端端末間に自然な弛
みが生じ、この弛みによって、光ファイバ2,3の端末
がZ方向に移動されても、何ら支障なく光ファイバ2,
3を入射光学系ユニット17と受光光学系ユニット18側に
円滑に移動でき、入射光学系ユニット17での光ファイバ
2への光の入射と受光光学系ユニット18での光パワーの
測定が行われ、予め設定される光パワー強度となるよう
に移動ステージ23a,23bを移動して光部品1と光ファ
イバ2,3のフェルール7との調心が行われる。
【0022】この調心時には前記接続ツール35が調心前
に下降し(この下降時には搬送ツール28b,28cは接続
ツール35の下降の邪魔にならないようにX方向あるいは
Z方向に退避移動する)、接続ツール35のUV接着剤塗
布部からUV接着剤が光部品1と各光ファイバ2,3の
フェルール7との接続部の一方側に塗布される。そし
て、調心後に接続ツール35の紫外線照射部から紫外線が
その接続領域に照射されてUV接着剤が固化され、光部
品1と光ファイバ2,3の接続が達成される。そして、
接続ツール35は元の位置に上昇移動し、光ファイバ付光
部品は少なくとも光ファイバ2,3の接続端末側と光部
品1の3点が搬送ツールに把持されてストック部13に搬
送されてストックされる。このようにして、線材ストッ
ク部10から次々に光ファイバ2,3が供給されて光ファ
イバ付光部品が連続的に作製されてストック部13にスト
ックされて行く。
【0023】この光ファイバ付光部品の作製に際し、光
ファイバ2,3の輪取り部14は搬送ツール28a〜28dの
搬送移動に連動してカーテンレール26に沿って円滑に引
きずり移動する。
【0024】なお、光部品1の両端側の接続端面に露出
する光導波路の端末の数は左右両側で同じ数のものを想
定して説明したが、光部品1の一方側の接続端面の導波
路端末の数と他方側の接続端面の導波路端末の数は必ず
しも一致するとは限らず、その場合は、それぞれの接続
端面に接続する光ファイバは、その光部品1の光導波路
端末の数に合わせた心数の裸光ファイバを備えた光ファ
イバの線を使用することになる。例えば、光部品1の一
方側の接続端面の光導波路端末の数が他方側の接続端面
の光導波路端末の数の2倍であるときには、少ない数の
接続端面側には例えば図10に示すように1本の光ファイ
バ3を接続し、他方側の2倍の端末数の接続端面には2
本の光ファイバ2,2′を接続することになる。この場
合は、別途搬送ツール28a′を設け、光ファイバ2の端
末は搬送ツール28aにより、光ファイバ2′の端末は搬
送ツール28a′によりそれぞれ把持して搬送することに
なる。
【0025】この連続接続装置によれば、光ファイバ
2,3の搬送と、前処理工程作業と、調心接続作業が順
次行われ、光ファイバ2,3と光部品1との調心接続が
自動的に連続して行われることとなり、従来の人手によ
る作業に比べ、作業効率が格段にアップし、光ファイバ
付光部品の量産に対応できることとなる。
【0026】また、搬送ツール28a〜28dを装置の天井
36に吊り下げ設置し、この搬送ツール28a〜28dに把持
して光ファイバ2,3や光ファイバ付光部品を天井36と
調心ステージ21側との空間部38を通して搬送するように
構成したものであるから、光ファイバ2,3や光ファイ
バ付光部品を障害物に邪魔されることなくほぼ水平な搬
送経路を通って直線的に移動できるので、光ファイバ
2,3および光ファイバ付光部品の搬送を容易に、か
つ、円滑、迅速に行うことができ、搬送作業の効率化を
図ることが可能となる。
【0027】ところで、光部品1をベースステージ22の
所定の部品供給位置に供給する場合、従来例と同様に手
作業によって光部品1を部品供給位置に供給することが
考えられる。
【0028】しかしながら、光部品1と光ファイバ2,
3の接続に際しては、光部品1の接続端面の傷の発生や
汚れを極力避ける必要があり、手作業により光部品1を
供給する方式においては、光部品1の端面が傷つかない
ように、かつ、汚れが付着しないように1個ずつベンコ
ット等の不織布によって包んで保管し、光部品1と光フ
ァイバ2,3の接続組み立て前に不織布を開包し、接続
端面の清浄を行わなければならないため、その作業が非
常に煩雑になるという問題が生じる。
【0029】また、不織布を開包して光部品1を取り出
して清浄する場合にも、人の手に触れ易く、清浄の信頼
性の上でも問題が生じる。
【0030】さらに、光部品1を人手によりいちいち供
給する方式は、その作業性が悪い上に、光部品がその供
給位置に位置ずれしてセットされる場合が生じ、その場
合には、位置ずれしたまま回転アーム34に吸着されて光
部品1の接続位置にセットされるため、光部品1と光フ
ァイバ2,3との調心を行う上で問題が生じる虞があ
り、調心接続作業の信頼性の上で問題が生じる。
【0031】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、光部品を不織布等により包
んで保管する手間隙を不要とし、かつ、光部品の接続端
面に傷や汚れがつくことがなく、光部品の供給位置に光
部品を正確に供給でき、光部品と光ファイバとの接続生
産性を高めることが可能な光部品の自動供給用収容パレ
ットを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような手段を講じている。すなわち、
第1の発明は、上面に該上面を横切る凹溝が形成された
光部品を複数配列して容器体内に収容する光部品の自動
供給用収容パレットであって、前記容器体は底壁の両側
端から側壁が起立して成る上面開口の断面コ字形状をし
た長方形の枠部材から成り、この容器体の底壁には前記
光部品上面の凹溝の向きを容器体の長手方向の向きにし
て光部品の底部を容器体の幅方向にスライド自在に収容
する収容溝が容器体の長さ方向に間隔を介して複数配列
形成されており、前記容器体の両側壁には容器体の長さ
方向に伸張するスライド係合部が形成され、このスライ
ド係合部に係合して蓋が容器体の長手方向にスライド自
在に挿入されて容器体の上面開口が前記蓋によって覆わ
れる構成とし、前記蓋の裏面には容器体に配列収容され
て成る各光部品上面の前記凹溝に遊び嵌合する突条が形
成され、容器体の両側壁と容器体内に収容された光部品
との間には前記光部品の凹溝と蓋の突条との嵌合状態で
の光部品の遊び移動による光部品と側壁との接触を回避
する接触防止用間隙が確保されている構成をもって課題
を解決する手段としている。
【0033】また、第2の発明は、前記第1の発明の構
成を備えたものにおいて、容器体の底壁に形成される収
容溝の底面は、光部品を容器体の底面から浮かして載置
する載置台の載置面上に形成し、この載置台の収容溝方
向の載置面の幅は光部品の同方向の長さよりも狭幅に形
成されている構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
【0034】本発明では、複数の光部品が容器体の底壁
に設けられた収容溝に収容され、容器体の側壁のスライ
ド係合部にスライド係合した蓋によって覆われてごみ等
の汚れが外部から侵入して接続端面に付着するのが防止
される。
【0035】この容器体に蓋がスライド装着されること
によって、容器体に配列収容されている各光部品の上面
の凹部に蓋の裏面側の突条が嵌合し、この突条によって
光部品のスライド溝方向の遊び移動の範囲が規制され、
光部品がその遊び移動の範囲で一番容器体の側壁側に移
動した場合においても、光部品と容器体の側壁との間に
は接触防止用間隙が確保されていることで、光部品と容
器体の側壁との接触が完璧に回避され、光部品の接続端
面が容器体の側壁に接触して傷がついたり、容器体の側
壁側に付着している汚れが光部品の接続端面に付着する
という問題は確実に防止される。
【0036】また、光部品が収容された容器体を斜めに
傾けることにより、各光部品はその傾きに応じて収容溝
に沿ってスライドし、各光部品の上面の凹溝壁の片面側
が蓋の突条に係止されることで、容器体に収容されてい
る複数の光部品は一括的に位置決め状態となる。
【0037】また、容器体の収容溝内が載置台上にが設
けられた構成にあっては、各光部品は容器体の底面から
浮かされた載置状態となり、光部品の接続端面は容器体
の底面に接触することはないので、たとえ容器体の底面
に汚れが付着していたとしても、光部品の接続端面にそ
の汚れが付着されることが防止される。しかも、載置台
の載置面の幅は光部品の同じ方向の長さよりも狭幅とな
っているので、光部品はその載置面よりも突き出して載
置されることとなり、光部品の接続端面が載置台の載置
面に接触することはなくなり、たとえ、載置面に汚れが
付着していたとしても、この汚れが光部品の接続端面に
付着することが防止される。
【0038】各光部品を容器体内で位置決めした状態で
容器体を連続接続装置にセットすることにより、その連
続接続装置側で蓋のスライド開蓋移動が行われ、回動ア
ームによって容器体に配列している光部品はその一端側
から取り出されて接続位置に搬送され、この搬送毎に接
続装置の機構側で1ピッチずつ容器体を回動アームの取
り出し位置に移動させることで、容器体内の光部品は所
定の光部品取り出し位置に正確に位置決め状態で供給さ
れることとなる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。図1〜図5には本発明の一実施形態
例の構成が示されている。本実施形態例の光部品の自動
供給用収容パレットは、容器体41と蓋42を有して構成さ
れている。図1は容器体41の構成を示すもので、同図の
(a)は平面図を示し、同図の(b)は長手方向の側面
図を示し、同図の(c)は端面図を示している。また、
図4は図1の(a)のA−A断面を示している。
【0040】この容器体41は、底壁43の両側端から側壁
44a,44bが起立して成る断面がコ形状をした長方形の
枠部材から成り、上面は解放面(上面開口)となってい
る。前記底壁43には光部品1の底部を収容する複数の収
容溝45が容器体41の長手方向に複数等間隔に形成されて
いる。この収容溝45の向きは、容器体41の長手方向に対
して直交する方向、つまり、側壁44aと44bを結ぶ方向
となっている。この実施形態例では、収容溝45の底面は
容器体41の底面46よりも段差を設けて高い面としてお
り、この底面46よりも高い収容溝45の底面部分は光部品
を載置する載置台49となっており、収容溝45の底面が前
記載置台49の載置面を成している。
【0041】この載置台49の長さ方向の幅、つまり、収
容溝45の溝の長さ幅は載置台49に載置される光部品1の
長さよりも狭幅に形成されている。
【0042】図6は前記収容溝45に収容される光部品1
の詳細を示すもので、図6の(a)は平面図、同図の
(b)は側面図、同図の(c)は端面図をそれぞれ示し
ている。光部品1はパイレックスのガラスやシリコンの
基板47に導波路を形成し、この基板47の両端側の上面に
ガラス補強板48を接着固定し、基板47の中央部に左右の
ガラス補強板48で挟まれた凹溝50を形成して成る。
【0043】このように、基板47の両端側の上側にガラ
ス補強板48が接着固定されることにより、光部品1の接
続端面4とフェルール7との接続面積が大きくなること
で、その接続の強度を高めることができると共に、光部
品1の接続端面4を端面研磨する際、欠けや垂れを防止
することができるものである。
【0044】光部品1の両接続端面4は垂直面としても
よいが、この実施形態例では、光部品1と光ファイバ
2,3とを接続したときの戻り光の発生を抑制するため
に、垂直面に対して約8°の傾斜面に形成してあり、こ
の光部品1の傾斜面に対応して、図7に示すように、光
部品1に接続する光ファイバ2,3のフェルール7の接
続端面もこれに合わせてその接続端面8を傾斜面として
ある。
【0045】前記容器体41の収容溝45の溝幅は光部品1
の底部ががたつきなく収容される溝幅としてあり、この
収容溝45に収容された光部品1は収容溝45に沿ってスラ
イド自在と成しており、光部品1の凹溝50の方向は容器
体41の長手方向の中心線と平行、つまり、収容溝45の溝
方向と直交する方向となっている。
【0046】容器体41の側壁44a,44bの上部側の内面
にはスライド係合部としてのスライド溝51が底面46に対
して平行に形成されており、図3に示すようにこのスラ
イド溝51に長板上の蓋52がスライド自在に挿入されて容
器体41の上端開口を覆う構成となっている。
【0047】図2は前記蓋52の構成を示すもので、同図
の(a)は蓋52の裏面を示し、図2の(b)は側面を示
し、同図の(c)は端面を示している。この蓋52の裏面
にはその長手方向の中心線に沿って突条53が形成されて
おり、その突条53の両端側には端面に向かうにつれて狭
幅となるテーパ54が形成されている。また、蓋板55の両
端側にも該蓋板55を前記スライド溝51に挿入し易いよう
に端面側に向かうにつれ狭幅となるテーパ56が形成され
ている。また、蓋板55にはねじ穴57が形成されており、
このねじ穴57に摘み58がねじ固定により取り付けられる
ようになっている。
【0048】蓋板55の裏面から突出する突条53の突出長
は、図5に示す如く、容器体41の収容溝45に収容された
光部品1の凹溝50に嵌合する長さとなっており、この突
条53の幅は、凹溝50の幅よりも狭幅になっており、突条
53が凹溝50に嵌合した状態で、光部品1はその遊び間隙
の範囲内で収容溝45に沿ってその収容溝45の方向に沿っ
てスライド移動が自在となっている。この光部品1と容
器体41の側壁44a,44bの間には光部品1が前記遊び間
隙の範囲内で最大限遊び移動したときに、光部品1と側
壁44a,44bの接触を回避する接触防止用間隙60が形成
されている。
【0049】この実施形態例においては、光部品1は不
織布等により包み込むことなく、容器体41の収容溝45に
収容され、スライド溝51に蓋52がスライド挿入されて光
部品1は容器体41内に収容状態で保管される。この保管
に際し、容器体41に蓋52をスライド挿入して被せること
により、突条53は各収容溝45に収容されている各光部品
の凹溝50に挿入されて、光部品1の収容溝方向の遊び移
動が規制され、かつ、光部品1の接続端面4と容器体41
の側壁44a,44bとの間に接触防止用間隙60が設けられ
ていることで光部品1が側壁44a,44bに接触すること
はなく、自動供給用収容パレットの持ち運び移動によっ
てその収容パレットが傾いたりしても光部品1が側壁44
a,44bに接触することはないので、光部品1の接続端
面4に傷がつくことはない。また、たとえ、容器体41の
側壁44a,44bに汚れが付着していたとしても、その汚
れが光部品1の接続端面4側に付着することを防止でき
る。
【0050】しかも、この実施形態例では、光部品1は
載置台49によって容器体41の底面46から浮かされた状態
で載置台49に載置されて保管されるため、接続端面4が
底面46に接触することはなく、しかも、載置台49の載置
面の幅は光部品1の長さよりも狭幅になっているので、
図5に示す如く、光部品1の接続端面4が載置台49の載
置面よりも外側に突き出して載置されるため、光部品1
の接続端面4が載置台49に接触することもなく、光部品
1の接続端面4の接触による傷の発生と汚れの付着の防
止は完璧となる。
【0051】また、この実施形態例では、蓋板55の端部
にテーパ56を設けているので、蓋板55を容器体41のスラ
イド溝51にスライド挿入する作業が容易となる。同様
に、突条53の先端側にもテーパ54が設けられているの
で、蓋板55をスライド溝51にスライド挿入する際に、光
部品1の凹溝50に突条53がスムーズに嵌合挿入されるこ
ととなり、突条53の凹溝50への挿入も極めて容易とな
る。
【0052】そして、光部品1を収容して成る本実施形
態例の自動供給用収容パレット33を例えば図9に示すよ
うにベーステーブル22に装着する場合、その装着前に、
その収容パレットを例えば図5のAの回転方向に傾ける
ことにより、光部品1は図5において収容溝45に沿って
右方向にスライドし、凹溝50の側面50aが突条53に係止
し、容器体41に収容されている複数の光部品1は一括的
に収容溝45の溝方向の位置決めがされることとなる。そ
して、このように光部品1を位置決めした状態にして、
自動供給用収容パレット33はベーステーブル22の所定位
置に装着セットされる。
【0053】この実施形態例の自動供給用収容パレット
33が装置にセットされた後、連続接続装置側では、例え
ば搬送ツール28cが蓋52の摘み58を把持して蓋を開蓋方
向にスライドし(あるいは搬送ツール28cで摘み58を把
持固定している状態でベーステーブル22側を光部品1の
配列の1ピッチ分だけ移動して開蓋し)、先頭側の光部
品1が設定された取り出し位置に位置決めされた状態
で、回動アーム34により先頭側の光部品1が吸着により
ピックアップされ、光部品1と光ファイバ2,3の設定
された接続位置に運ばれる。そして、光部品1と光ファ
イバ2,3の調心接続が達成されて光ファイバ付光部品
1が調心ステージ21からストック部13に搬送されたとき
に、例えば蓋52側を固定した状態で、容器体41側を1ピ
ッチ分だけ進出させることで、先頭から二番目の光部品
が回動アーム34の取り出し位置となり、その先頭から二
番目の光部品が取り出されて接続位置に運ばれて行く。
このようにして、自動供給用収容パレットから光部品1
が次々に自動的に供給されて光部品1と光ファイバ2,
3の自動接続が連続的に行われるのである。
【0054】なお、本発明の自動供給用収容パレット
は、上記実施形態例に限定されることはなく、様々な実
施の形態を採り得る。例えば、上記実施形態例では、容
器体41に形成するスライド溝51を両側壁44a,44bの内
面に形成したが、これを、図8の(a)に示すように、
両側壁44a,44bの外面に形成してもよい。
【0055】また図8の(b)に示すように、スライド
収容溝容器体41の側壁44a,44bには凸部61をスライド
係合部として容器体41の長さ方向に形成し、この凸部61
に係合するスライド溝51は蓋板55の両側壁に形成したも
のでもよい。
【0056】また、上記実施形態例では容器体41の底壁
に形成する載置台49の幅、つまり、収容溝45の溝の長さ
方向の幅は光部品1の同方向の幅よりも狭幅としたが、
載置台49の幅は光部品1と同じ幅かあるいはそれよりも
広幅にすることも可能である。ただ、本実施形態例の如
く、載置台49の幅を光部品1の長さ幅よりも短くするこ
とで、光部品1の接続端面4と容器体41の載置台49およ
び底面46との接触を確実に防止して接続端面4の接触に
よる傷の発生や汚れの付着を完璧に防止できるという効
果が得られることとなり、好ましくは、本実施形態例の
如く載置台49の幅を光部品1の長さ方向の幅よりも短く
することが望ましい。
【0057】さらに、上記実施形態例では容器体41に複
数の光部品を1列に配列配置したが、例えば、容器体41
の底壁43を広幅に形成し、その底壁43を複数の側壁で区
画して各側壁間に収容溝45を配列形成し、容器体41に複
数の光部品1を複数列に配列配置する構成としてもよ
い。この場合には、各列毎に蓋52をスライド挿入するよ
うに構成してもよく、あるいは1個の蓋52によって各列
の上面開口を共通に覆うようにしてもよいが、この場合
は、蓋の裏面にそれぞれの列に収容される光部品1の凹
溝50に嵌合する突条53を各列毎に設けることになる。
【0058】
【発明の効果】本発明は複数の光部品を容器体に配列収
容し、この光部品が収容された容器体の上面開口を蓋に
より閉鎖する構成としたので、光部品を保管する際、従
来例の如く光部品を1個ずつ不織布によって包む必要が
なく、光部品を容器体の収容溝内に収容して蓋を被せる
だけでよいので、その光部品の保管の作業が極めて容易
となる。しかも、容器体41に蓋がスライド挿入によって
被せられるので、外部から容器体内へのごみ等の侵入を
防止でき、光部品の接続端面にごみ等の汚れが付着する
ことのない状態で保管できる。
【0059】また、容器体に対し蓋をスライド方式で着
脱する構成としたので、蓋に対し容器体を相対的に光部
品配列の1ピッチ分ずつ移動させて容器体内に収容され
ている光部品を先頭側から1個ずつ取り出すように構成
するのが容易となり、光部品の自動供給に極めて適した
パレット構成である。
【0060】さらに、光部品が収容されている容器体に
蓋をスライド挿入するだけで、各光部品の上面の凹溝に
蓋側の突条が挿入嵌合されて光部品の収容溝方向のスラ
イド移動が前記突条と凹溝の遊び間隙内の移動範囲に規
制されることとなり、その上で、光部品と容器体の側壁
との間には接触防止用間隙が確保されているので、本発
明の自動供給用収容パレットに光部品を収容して持ち運
びする際に、収容パレットが傾いたり振動を受けたりし
て光部品が収容溝に沿ってスライド移動しても、光部品
と容器体の側壁とが接触することはなく、これにより、
その接触によって光部品の接続端面に傷がついたり、容
器体の側面の汚れが光部品の接続端面に付着するのを防
止することができる。
【0061】特に、光部品を収容する収容溝を容器体の
底面よりも高い段差を設けて載置台の載置面上に形成
し、かつ、載置台の幅、すなわち、収容溝の長さ方向の
幅を光部品の同方向の長さ幅よりも狭幅にした構成にあ
っては、光部品の接続端面と容器体の底面との接触はも
ちろんのこと、光部品の接続端面と載置台の載置面との
接触をも防止できるので、光部品の接続端面が他の面に
接触することを完璧に防止することができ、光部品の接
続端面と他の面との接触による傷の発生や汚れの付着を
より一層効果的に防止することが可能となる。
【0062】さらに、本発明では、光部品の凹溝に蓋側
の突条が遊び嵌合する構成としたので、光部品が収容さ
れた本発明の自動供給用収容パレットを傾けることによ
り、各光部品はその傾きによってスライド溝に沿って傾
き方向にスライド移動し、各光部品の凹溝の溝側面が前
記突条に係合することで、各光部品を一括的に収容溝の
溝方向に位置決めすることが可能となり、光部品を位置
決め配列する作業が極めて容易となり、しかも、その光
部品の位置決めを瞬間的に正確に行うことが可能とな
る。
【0063】さらに、前記の如く、収容溝を容器体の底
面よりも高くした載置台の載置面に形成し、その載置台
の幅を光部品の長さ方向の幅よりも狭幅にすることによ
って、光部品の載置面積を小さくでき、これにより、本
発明の自動供給用収容パレットを傾けたときに、光部品
がその傾き方向にスライドする摩擦抵抗を小さくするこ
とができ、これにより、収容パレットの傾きにより、各
光部品を確実にスライド移動して位置決めできるという
効果が得られ、スライド位置決め作業の信頼性が高めら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の自動供給用収容パレットを構成
する容器体の一実施形態例の構成説明図である。
【図2】図1の容器体にスライド挿入される蓋の一実施
形態例の構成図である。
【図3】本発明の自動供給用収容パレットを構成する容
器体と蓋とのスライド嵌合状態の説明図である。
【図4】図1の(a)のA−A断面図である。
【図5】本実施形態例の自動供給用収容パレットに光部
品1を収容した状態の横断面図である。
【図6】本実施形態例の自動供給用収容パレットに収容
される光部品の詳細説明図である。
【図7】図6に示す光部品と光ファイバ2,3の各フェ
ルールとの接続方式の説明図である。
【図8】本発明に係る自動供給用収容パレットの他の実
施形態例の説明図である。
【図9】本発明の自動供給用収容パレットが装着されて
使用される光部品と光ファイバの連続接続装置を示す平
面図である。
【図10】光部品と光ファイバとの連続接続装置の正面図
である。
【図11】図9の15,16a,16b,18等の部分を省略して
示す装置の側面図である。
【図12】光ファイバの端末側にホルダを装着した状態の
説明図である。
【図13】光ファイバの一例を示す説明図である。
【図14】光ファイバの端末処理の説明図である。
【図15】従来の光部品と光ファイバとの接続例の説明図
である。
【符号の説明】
41 容器体 44a,44b 側壁 45 収容溝 46 側壁 49 載置台 50 凹溝 51 スライド溝 52 蓋 53 突条 60 接触防止用間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に該上面を横切る凹溝が形成された
    光部品を複数配列して容器体内に収容する光部品の自動
    供給用収容パレットであって、前記容器体は底壁の両側
    端から側壁が起立して成る上面開口の断面コ字形状をし
    た長方形の枠部材から成り、この容器体の底壁には前記
    光部品上面の凹溝の向きを容器体の長手方向の向きにし
    て光部品の底部を容器体の幅方向にスライド自在に収容
    する収容溝が容器体の長さ方向に間隔を介して複数配列
    形成されており、前記容器体の両側壁には容器体の長さ
    方向に伸張するスライド係合部が形成され、このスライ
    ド係合部に係合して蓋が容器体の長手方向にスライド自
    在に挿入されて容器体の上面開口が前記蓋によって覆わ
    れる構成とし、前記蓋の裏面には容器体に配列収容され
    て成る各光部品上面の前記凹溝に遊び嵌合する突条が形
    成され、容器体の両側壁と容器体内に収容された光部品
    との間には前記光部品の凹溝と蓋の突条との嵌合状態で
    の光部品の遊び移動による光部品と側壁との接触を回避
    する接触防止用間隙が確保されていることを特徴とする
    光部品の自動供給用収容パレット。
  2. 【請求項2】 容器体の底壁に形成される収容溝の底面
    は、光部品を容器体の底面から浮かして載置する載置台
    の載置面上に形成し、この載置台の収容溝方向の載置面
    の幅は光部品の同方向の長さよりも狭幅に形成されてい
    る請求項1記載の光部品の自動供給用収容パレット。
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