JP7386282B2 - 切断部材処理装置及び切断システム - Google Patents

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Description

本発明は、切断部材処理装置及び切断システムに関する。
特許文献1に、長尺のワークを切断する鋸盤などの切断部と、切断部における切断で得た切断部材の切断面に印字する印字装置とを備えた切断装置が記載されている。
特許第3281403号公報
特許文献1に記載されたような従来の切断装置で得た切断部材は、長さを測定して製品としての仕様に適合するか否かの合否判定を行う。
切断部材の長さを測定する測長装置は、切断装置とは別体であり、切断部材を切断装置から測長装置へ移動させる時間と、測長装置における切断部材の測長時間との合計時間が、切断装置の動作時間とは別に必要である。
そのため、マークを付す切断部材の測長に要する時間を短縮して、マークが付された切断部材の生産性を向上することができる切断部材処理装置及び切断システムが望まれている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様は、次の1)、2)の構成を有する。
1) 切断装置によって金属の長尺ワークから切り出された切断部材を載置し昇降するテーブル本体と、
前記切断部材の切断面が前記テーブル本体の上方の第1の高さ位置にあるときに前記切断面にマークを付与するマーキング装置と、
前記切断部材の製品長を測長し記憶する製品長取得部と、
を備え、
前記製品長取得部は、前記製品長を、前記切断面が前記第1の高さ位置に達するまでの前記テーブル本体の上昇距離に基づいて測長する第1測定部、及び、前記切断面が前記第1の高さ位置とは異なる第2の高さ位置にあるときに、下方に延びて前記切断面に当接する計測子の延出距離に基づいて測長する第2測定部の少なくとも一方を有し、
前記マーキング装置は、前記製品長取得部によって前記製品長を測長後、前記切断面に前記マークを付与する切断部材処理装置である。
2) 金属の長尺ワークから切断部材を切り出す切断装置と、
1)に記載の切断部材処理装置と、
前記切断装置で切り出された前記切断部材を前記切断部材処理装置に搬入するロボットハンド装置と、を備えた切断システムである。
本発明の一態様によれば、マークが付された切断部材の生産性が向上する。
図1は、本発明の実施の形態に係る切断システムの実施例の切断システム93を含む切断システム群STの図である。 図2は、切断システム93の上面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るマーキング装置の実施例である切断部材処理装置7を示す模式的斜視図である。 図4Aは、切断部材処理装置7が備えるテーブル本体742の上面図である。 図4Bは、図4AにおけるS4B-S4B位置での断面図である。 図4Cは、テーブル本体742に切断部材P1をクランプした状態を示す上面図である。 図5は、切断部材処理装置7の構成を示すブロック図である。 図6は、切断部材処理装置7における第1の測長動作を説明するための図である。 図7は、切断部材処理装置7における第2の測長動作を説明するための図である。 図8は、切断部材処理装置7における第1の測長動作における光センサ装置75の動作を説明するための図である。 図9Aは、切断部材処理装置7の動作の前段を示すフロー図である。 図9Bは、切断部材処理装置7の動作の後段を示すフロー図である。
(実施例)
図1は、本発明の実施の形態に係る切断システムの実施例の切断システム93を含む切断システム群STの図である。説明の便宜上、前後左右の各方向を図1に示された矢印の方向で規定する。上方向は紙面手前方向であり下方向は紙面裏方向である。
切断システム群STは、棚装置91と、第1切断システム92及び第2切断システム93とを備える。
棚装置91は、長尺のワークを多数格納可能で、概略、左右長が約40mで前後長及び高さがそれぞれ約10mあり、建物内の床に設置される。
棚装置91は、架台1,一対の走行レール2,クレーン装置3,支持棚4,フィーダ5を有する。
架台1は、上面視で矩形に形成された枠体であり、前後の両縁部それぞれに左右に延びる走行レール2を有する。
支持棚4は、金属製の長尺のワークWを、前後方向を長手とする姿勢で支持する棚である。支持棚4は、上下方向に複数段のワーク支持腕を有する。ワークWは、各ワーク支持腕に載置されて支持棚4に格納される。
クレーン装置3は、一対の走行レール2によって左右方向に移動可能に支持されており、前後方向に延び上方に凸となる門型を呈する。
クレーン装置3は、左右方向の範囲AR1を移動する第1クレーン装置31と、範囲AR2を移動する第2クレーン装置32とを有する。
第1クレーン装置31及び第2クレーン装置32は、それぞれ支持棚4の任意の位置に載置されたワークWをピックアップしてフィーダ5が有する第1フィーダ51及び第2フィーダ52に搬送する。
第1フィーダ51と第2フィーダとは、左右方向に離隔して棚装置91の下部に設けられている。
第1クレーン装置31によって第1フィーダ51に搬送されたワークW1は、前方に設置された第1切断システム92に向けて第1中継コンベア61を介して送り出される(矢印DR1参照)。
第2クレーン装置32によって第2フィーダ52に搬送されたワークW2は、前方に設置された第2切断システム93に向けて第2中継コンベア62を介して送り出される(矢印DR2参照)。
第1切断システム92は、切断装置としての帯鋸盤921と、搬出部922とを備えている。第2切断システム93は、切断装置としての丸鋸盤931と、搬出部932とを備えている。
第1切断システム92及び第2切断システム93は、それぞれ第1フィーダ51及び第2フィーダ52から供給された長尺ワークW1及びワークW2を、切断装置で所定の長さに切断しマークを付す。
棚装置91の動作は、棚制御部11によって制御される。
図2は、第2切断システム93の概略上面図である。第2切断システム93と第1切断システム92とは概ね同様の構成を有する。以下、両切断システムの代表として第2切断システム93を説明する。
第2切断システム93は、切断装置としての丸鋸盤931,長尺製品ストッカ933,搬出スライダ935,切断部材処理装置7,ロボットハンド装置8,短尺製品ストッカ934,及びシステム制御装置936を含んで構成されている。
丸鋸盤931は、第2中継コンベア62を介して棚装置91側から供給された長尺のワークW2を、所定の長さで切断する。これにより切断部材P1が得られる。切断部材P1は後述のマークMを付与することで製品P2となる部材なので、以下、中間製品P1とも称する。
搬出スライダ935は、ベース935a及びクランパ935bを有する。ベース935aは、矢印DR3に示されるように、丸鋸盤931に対し前後方向に出入りする。搬出スライダ935は、丸鋸盤931で切断された中間製品P1をクランパ935bで把持し、前方に移動する。
ロボットハンド装置8は、ベース部81,基体部82,腕部83,及び把持部84を有する。
ベース部81は、前後方向に延びる案内部材であり、内部に駆動部(不図示)を有する。基体部82は、ベース部81に支持され駆動部の動作によって前後方向に移動する(矢印DR4参照)。
基体部82からは上方に腕部83が延出している。腕部83は複数の関節を有する多自由度のロボットハンドである。腕部83の先端には、中間製品P1を把持可能な把持部84が取り付けられている。
ベース部81の左手には後方側から切断部材処理装置7,短尺製品ストッカ934が配置されている。
ベース部81の右前方には、長尺製品ストッカ933が配置されている。
ロボットハンド装置8は、搬出スライダ935が搬出した中間製品P1を把持し、矢印DR5に示されるように旋回などして姿勢変換し切断部材処理装置7に搬入する。また、ロボットハンド装置8は、切断部材処理装置7でマーキングなどの処理を経た製品P2を把持し、短尺製品ストッカ934に移送する。
切断部材処理装置7は、中間製品P1にマークM(図3参照)を付し、中間製品P1の軸方向長さを測距して品長HaP(図6参照)を測長する。 切断部材処理装置7は、箱状のカバー71を有する。カバー71の右上面には、開閉扉711が設けられている。ロボットハンド装置8は、開閉扉711が開いて開放された搬出入口711aを通して中間製品P1を搬入し、視覚により識別可能なマークMが付された製品P2を搬出する。
図3~図6を参照して切断部材処理装置7の構成を説明する。図3は、本発明の実施の形態に係るマーキング装置の実施例である切断部材処理装置7を示す模式的斜視図である。内部構造の描画のため、カバー71は二点鎖線で外形を示している。説明の便宜のため、上下左右前後の各方向を矢印で示された方向に規定している。これらの方向は、図1で規定した方向に対応している。図4Aは、切断部材処理装置7が備えるテーブル本体742の上面図である。図4Bは、図4AにおけるS4B-S4B位置での断面図である。図4Cは、テーブル本体742に中間製品P1をクランプした状態を示す上面図である。図4Cにおいて中間製品P1は二点鎖線で示されている。図5は、切断部材処理装置7の構成を示すブロック図である。図6は、切断部材処理装置7における第1の測長動作を説明するための図である。
切断部材処理装置7は、カバー71,レーザマーカ装置72,ベース部73,テーブル部74,光センサ装置75,シリンダ計測部76,及び制御装置94を備えている。
制御装置94は、図5に示されるように、中央処理装置(CPU)941,製品長取得部942,合否判定部943,記憶部944,及びマーキング制御部945を有する。
カバー71は、箱状に形成され、右上部が上方ほど左方に向かう傾斜形状とされている。右上部には、矢印DR51のように前後方向に移動する開閉扉711が設けられており、開閉扉711を後方に移動すると、開口部として搬出入口711aが開放される。
カバー71の内部には、ベース部73が左右方向を長手として設置されている。ベース部73は、左右に延びる前縁及び後縁それぞれに設けられた一対のガイドレール部731と、ガイドレール部731に係合したスライダ741を左右方向に移動するテーブル水平駆動部732を有する。
テーブル部74は、一対のスライダ741,テーブル本体742,及びテーブル昇降駆動部743を有する。テーブル昇降駆動部743は、昇降エンコーダ743aを有する。
一対のスライダ741は既述のように、ベース部73の一対のガイドレール部731にそれぞれ係合し、テーブル水平駆動部732の動作によって矢印DR6のように左右方向に同期して移動する。テーブル水平駆動部732の動作は、制御装置94によって制御される(図5参照)。
テーブル本体742は、上面視で正方形となる盤状であり、一対のスライダ741によってその上方に位置するよう支持されている。
テーブル本体742の上面742cには、製品クランパ79及びボールトランスファ群78G(図4A参照)がそれぞれ複数設けられている。ボールトランスファ群78Gは、複数のボールトランスファ78が一列に並べて配置された群である。
ボールトランスファ群78Gには、中間製品P1がロボットハンド装置8によって載置される。
図4A及び図4Bに示されるように、テーブル本体742の中央部には、テーブルセンサ742dが設置されている。テーブルセンサ742dは、ボールトランスファ群78Gの上に物体が載せられているか否かを示す載置検出情報Jtを制御装置94に向け出力する。
上述の構成により、テーブル本体742は、ガイドレール部731の右端部側の搬出入位置R1と、左端部側の処理位置R2との間で移動する。
図3において、テーブル部74は、搬出入位置R1及び処理位置R2に位置した状態がそれぞれ実線で示されている。
テーブル本体742は、テーブル昇降駆動部743の昇降動作によってスライダ741に対して昇降する。図3において、搬出入位置R1にあるテーブル部74は、昇降範囲の最下位置にある状態が示されており、処理位置R2にあるテーブル部74はテーブル本体742が一定距離上昇した状態が示されている。
テーブル昇降駆動部743は、テーブル本体742の上下方向の移動量を、上下移動情報Jevとして制御装置94に向け出力する昇降エンコーダ743aを備えている。
テーブル本体742の上面742cのボールトランスファ群78Gには、ロボットハンド装置8の把持部84によって運ばれてきた中間製品P1が載置される(矢印DR7参照)。
図4A及び図4Bに示されるように、テーブル本体742の上面742cには、中心を通る角度ピッチ90°の放射線上にボールトランスファ群78Gが合計で4群配置されている。ボールトランスファ群78Gそれぞれは、放射状に上向きで整列した例えば5個のボールトランスファ78を有する。
図4Bに示されるようにボールトランスファ78の上方の先端点78aは、水平の同一高さである基準高さ位置HR1に位置している。
テーブル本体742の上面742cには、ボールトランスファ群78Gと角度ピッチで45°ずれて、径方向に延びる4本のガイド溝742bが角度ピッチ90°で形成されている。
ガイド溝742bには、上下方向を回転軸として回転自由なローラを有する製品クランパ79が係合している。製品クランパ79は、クランプ駆動部742aによってガイド溝742b内を径方向に移動する(矢印DR8参照)。
図4Cに示されるように、テーブル本体742に中間製品P1を載置すると、中間製品P1は、ボールトランスファ群78Gの先端点78aによって支持される。すなわち、中間製品P1の下面が基準高さ位置HR1に位置する。
テーブルセンサ742dは、テーブル本体742に物体(中間製品P1)が載置されたことを示す載置検出情報Jtを制御装置94に向け出力する(図5参照)。制御装置94のCPU941は、クランプ駆動部742aを動作させて4つの製品クランパ79をテーブル本体742の中心に向け移動させることで、中間製品P1をクランプする。
図3に示されるように、光センサ装置75は赤外光などの光ビームLnを発光及び受光する装置である。具体的には、光センサ装置75は、光ビームLnを水平に射出する発光部75aと、光ビームLnを受光する受光部75bとの組からなる。
光ビームLnは、テーブル部74が処理位置R2にあるときにテーブル本体742に載置された中間製品P1の真上に位置する。換言するならば、光ビームLnは、中間製品P1が載置されたテーブル本体742が上昇したときに中間製品P1によって遮断され得る位置、すなわち、光ビームLnが遮光されている位置にある。
制御装置94の製品長取得部942は、図6に示されるように、光ビームLnの固定された高さ位置h3と、テーブル本体742のボールトランスファ群78Gの基準高さ位置HR1との間の高さ方向の距離Haを、昇降エンコーダ743aからの上下移動情報Jevに基づいて常時取得している。
記憶部944には、テーブル本体742の昇降の最下位置における最下高さ位置である基準高さ位置HR1と、光ビームLnの高さ位置h3との間の上下方向の距離が基準高さ距離Ha1として記憶されている。
図3に示されるように、マーキング装置であるレーザマーカ装置72は、レーザ発振器721と、レーザ出力ヘッド722と、レーザ発振器721とレーザ出力ヘッド722とを接続するプロセスファイバ723とを有する。
レーザ出力ヘッド722は、テーブル部74が処理位置R2にあるときの中間製品P1の上方に、前後方向へ移動可能に設置されている。
レーザ出力ヘッド722は、下方に向けレーザビームLsを射出する。レーザビームLsは、光ビームLnの高さ位置でフォーカスするよう調整されている。
レーザビームLsは、不図示の光学系によって偏向され、金属面に対し、焦点となるよう照射され視覚で認識できる所望の文字及び図形などのマークMを付与できる。すなわち、レーザビームLsによって光ビームLnの高さ位置にある金属面にマーキングできる。
シリンダ計測部76は、テーブル部74が処理位置R2にあるときの中間製品P1の上方に配置されている。シリンダ計測部76は、本体部761と、本体部761の下方に向け出入りするロッドである計測子762とを有し、計測子762の下方への延び出し量に応じた信号がシリンダ測距情報Jm(図5参照)として出力される。
図7は、シリンダ計測部76による中間製品P1の製品長の測長を説明する図である。図7に示されるように、本体部761から計測子762を下方に延ばして中間製品P1の切断面P1tに当接される。このときの計測子762の上昇端位置h4から下方への延出距離が、シリンダ測距情報Jmとして制御装置94に向け出力される。つまり、シリンダ測距情報Jmを基に製品長が測長される。
上述の構成において、制御装置94は、切断部材処理装置7の動作を制御する。
切断部材処理装置7は、中間製品P1の切断面P1tに対しレーザビームLsによってマークMを付与可能であり、中間製品P1の軸方向長さである製品長も同時に測長できる。
以下、切断部材処理装置7の動作について、図8,図9A及び図9Bも参照して詳述する。
図8は、切断部材処理装置7における第1の測長動作における光センサ装置75の動作を説明するための図である。図9Aは、切断部材処理装置7の動作の前段を示すフロー図である。図9Bは、切断部材処理装置7の動作の後段を示すフロー図である。
初期状態としてテーブル部74は、搬出入位置R1に移動しておき、テーブル本体742は、昇降ストロークの最下位置としておく。制御装置94の製品長取得部942は、テーブル本体742が昇降ストロークの最下位置にあるときの、昇降エンコーダ743aから出力された上下移動情報Jevを、予め記憶部944に記憶させておく。光センサ装置75は、受光状態(ON)である。
まず、図3に示されるように、開閉扉711を開けて搬出入口711aを開放する。そして、ロボットハンド装置8によって、その把持部84で把持した中間製品P1を軸線が上下方向となるよう姿勢変換し、搬出入口711aを通してテーブル本体742のボールトランスファ群78G(図4C参照)の上に載せる。
その後、把持部84が搬出入口711aを退避させたら、開閉扉711を閉じる。カバー71内は実質的に密閉状態となる。
テーブル本体742のテーブルセンサ742dは、ボールトランスファ群78Gに中間製品P1が載せられたことを検出し、載置検出情報Jtとして制御装置94に向け出力する。
制御装置94は、載置検出情報Jtを受信し中間製品P1が載せられたことを把握したら、クランプ駆動部742aを動作させて4つの製品クランパ79をテーブル本体742の中心方向に移動させる。これにより、製品クランパ79は中間製品P1をクランプする(S1)。
次いで、制御装置94は、テーブル部74を、搬出入位置R1から処理位置R2へ移動する(S2)。
次いで、制御装置94は、テーブル昇降駆動部743を動作させてテーブル本体742を時刻t0から第1の速度V1で上昇させる(図8:時刻t0<t<t1)(S3)。
制御装置94は、光センサ装置75からの光センサ情報Jpを常時監視しており、光センサ情報JpがOFFになったか否かを判定する(S4)。
制御装置94は、光センサ情報JpがON(S4:No)(光ビームLnの受光状態)と判定したら、(S3)に戻り、テーブル本体742の上昇を継続する。
図8に示されるように、テーブル本体742が時刻t0の位置からある程度の距離を上昇すると、時刻t1で中間製品P1が光ビームLnを遮り、光センサ情報JpがOFFになる(S4:Yes)(光ビームLnの遮光状態)。つまり、光センサ装置75の光ビームLnが受光状態から遮光状態に遷移するときの切断面P1tの高さ位置をh3aとし、テーブル本体742の最下高さ位置である基準高さ位置HR1からの移動距離Hbaを算出できる。
制御装置94は、(S4)でYesと判定したら、時刻t1から所定時間経過した後の時刻t12からテーブル本体742を第2の速度V2で下降させる(S5)。第2の速度V2は第1の速度V1と同じ速度又は第1の速度V1よりも小さい速度とする。つまり、製品長の測長に適するようにCPU(中央処理装置)941がセンサ信号を処理できるまでのタイムラグを無視でき、且つテーブル本体742を即時停止させ得る速度が第2の速度V2である。
制御装置94は、光センサ装置75からの光センサ情報Jpが再びONになったか否かを判定する(S6)。
制御装置94は、光センサ情報JpがOFF(S6:No)(光ビームLnの遮光状態)と判定したら(S5)へ戻り、テーブル本体742の下降を継続し、ON(光ビームLnの受光状態)になった(S6:Yes)と判定したら、直ちにテーブル本体742の下降を停止しその位置を維持する(S7)。
つまり、光センサ装置75の光ビームLnが遮光状態から受光状態へ遷移するときの切断面の高さ位置をh3bとし、テーブル本体742の基準高さ位置HR1からの移動距離Hbbを算出できる。これにより、テーブル本体742の移動距離である距離Hbを算出できる。
下降の第2の速度V2を上昇の第1の速度V1よりも遅く(小さく)することで、テーブル本体742の移動した距離Hbを、より高精度に得られる。
品長HaPは、基準高さ距離Ha1からテーブル本体742の移動した距離Hbを差し引いた距離Haとして測長される。
距離Hbは、テーブル本体742の速度V1での上昇中に得られた移動距離Hbaを用いても算出できるが、移動距離Hbaよりも小さい速度V2で下降中に得られた移動距離Hbbを用いることで、テーブル本体742の停止時の駄走距離も短くなり、同じ制御周期での測定値の精度が向上する。
制御装置94の製品長取得部942は、この状態での距離Haを中間製品P1の品長HaPとして取得し(S8)、記憶部944に記憶する。
次いで、制御装置94の合否判定部943は、品長HaPを、図5に示されるように記憶部944に予め記憶されている合格製品長範囲HaPAと比較し、品長HaPの合否を判定する(S9)。
合格製品長範囲HaPAは、予め設定された、中間製品P1の品長HaPの合格範囲である。
合否判定部943が(S9)で不合格(No)と判定した場合として、光センサ装置75が作動しなかったときについて説明する。
例えば、光センサ情報Jpが、常に遮光状態又は常に受光状態だった場合や、光センサ装置75の作動が停止した場合である。
これらの場合、図示はしないが、最大製品長の中間製品P1をテーブル本体742に載置してテーブル本体742を上昇させると、光センサ装置75の光ビームLnやシリンダ計測部76に干渉しない位置でテーブル本体742の上昇は停止するようになっており、切断面P1tの高さ位置h3aと切断面P1tの高さ位置h3bは不定である。
また、別例として、光センサ情報Jpの元となる信号が不安定で、遮光状態と受光状態を正しく測定できない場合がある。この場合、切断面P1tの高さ位置h3aと切断面の高さ位置h3bは、測定できる可能性はあるが、測定できたとしても、これらに基づく品長は、予め設定された中間製品P1の品長HaPとは異なる値になる。
前述の合否判定部943が(S9)で不合格(No)と判定した場合、製品長取得部942は、予備の第2の測長動作として、計測装置であるシリンダ計測部76による計測を実行する。すなわち、シリンダ計測部76の計測によって中間製品P1の予備品長HaP2を取得する(S14)。
具体的には、制御装置94は、テーブル本体742を下降させて基準高さ位置HR1に戻す。次いで、製品長取得部942は、シリンダ計測部76のロッドである計測子762を下方に延ばし中間製品P1の切断面P1tに直接接触させて測距する(S14)。
シリンダ計測部76は、計測子762の下降距離に応じたシリンダ測距情報Jmを計測結果として出力するので、製品長取得部942は、予め記憶部944に記憶しておいた、計測子762の上昇端位置h4と高さ位置h3とシリンダ測距情報Jmと基準高さ距離Ha1との関係に基づいて、中間製品P1の製品長を予備品長HaP2として求める。
合否判定部943は、得られた予備品長HaP2を合格製品長範囲HaPAと比較し、中間製品P1の製品長について合否判定する(S15)。 合否判定部943は、(S15)で不合格(No)と判定したら、異常が発生したとして、出力装置95(図3参照)からアラームを出力し(S16)、切断部材処理装置7の動作を停止する。
合否判定部943が、(S15)で合格と判定した場合、及び、(S9)で合格と判定した場合、マーキング制御部945は、レーザマーカ装置72によるマーキング動作を実行する(S10)。
マーキング動作は、マーキング制御部945の制御の下、レーザ発振器721によってレーザビームを生成し、生成したレーザビームをプロセスファイバ723を通してレーザ出力ヘッド722へ供給し、供給せれたレーザビームをレーザ出力ヘッド722から下方へ所定の出力のレーザビームLsとして射出する。
レーザビームLsは、既述のように、焦点位置が光ビームLnの高さ位置となるように調整されている。(S7)において下降が停止して維持された中間製品P1は、その上面である切断面P1tがレーザビームLsの焦点位置の高さにある。
つまり、マーキング制御部945は、製品長を合否判定部943が(S9)で合格(YES)と判断した場合は、改めてテーブル本体742を昇降することなくマーキング動作することができる。マーキング制御部945は、製品長を合否判定部943が(S9)で不合格(NO)と判断した場合であっても、マーキング動作可能な切断面P1tの位置決めができているので、そのタイミングでマーキング動作することもできる。言い換えれば、マーキング制御部945は(S7)完了時にマーキング動作可能である。
これにより、レーザビームLsによって切断面P1tにマークMを付与できる。
付与するマークMは、文字及び図形などであって、予め中間製品P1に付与するマークMとして紐づけされ、記憶部944に記憶されている。
マーキング制御部945は、中間製品P1に紐づけされたマークMを記憶部944から取得し、マークMを、レーザ出力ヘッド722の不図示の光学系による左右方向の偏向動作及びレーザ出力ヘッド722の前後方向の移動によって切断面P1tに付与する。
切断面P1tにマークMが付与されて、中間製品P1は完成した切断製品である製品P2となる。
(S10)のレーザマーキングが終了したら、制御装置94は、テーブル本体742を昇降範囲の最下位置まで下降させ(S11)、次いでテーブル部74を処理位置R2から搬出入位置R1に移動させる(S12)。
そして、制御装置94は、製品クランパ79を外方へ移動して製品P1のクランプを解除する(S13)。これにより、ロボットハンド装置8による製品P1の外部への搬出が可能となる。
その後、ロボットハンド装置8によって製品P1を把持し、切断部材処理装置7から搬出して、所定の短尺製品ストッカ934に転載する。
切断部材処理装置7で処理し得ない長尺の製品は、丸鋸盤931からそのまま長尺製品ストッカ933に収容される。
上述の方法は、中間製品P1に対し、その製品長が合格と判定されてからマーキングを直列的に実行するものであるが、手順として、(S7)においてテーブル本体742の下降を停止して位置を維持したら、合否結果を待たずにマーキング動作を並列的に開始してもよい。合否判定に要する時間はマーキング動作に要する時間に対し極めてわずかであり、この直列的と並列的な手順での製品P2の生産時間の差は無視できる程度である。
つまり、切断部材処理装置7は、予備の第2の測長動作を行わない通常動作時〔合否判定部943が(S9)で不合格(NO)と判断しない通常の動作時〕において、改めてテーブル本体742を昇降することなくマーキング動作をすることができる。これにより、切断部材処理装置7は、測長工程及びマーキング位置決め工程それぞれの測長時間及びマーキング位置決め時間を共有化して製品P2の生産時間を短縮できる。
上述のように、本発明の一態様の切断部材処理装置7は、切断装置931によって金属の長尺のワークW2から切り出された切断部材P1の切断面P1tにマークMを付与するマーキング装置72と、切断部材P1の品長HaPを測長し記憶する製品長取得部942と、を備え、製品長取得部942は切断部材P1がマーキング装置72によってマークMを切断面P1tに付与可能な位置にある状態で品長HaPを測長する。
これにより、切断部材処理装置7は、品長HaPの測長のために切断部材P1を個別の装置間を移動させる時間は発生せず、測長のみに必要な時間もない。 これにより、マークMが付された製品P2の生産性が向上する。また、マーキングを付す装置と、製品長を測長する装置とが一体化されているので、省スペースである。
また、切断部材処理装置7は、切断部材P1が載置され昇降するテーブル本体742と、テーブル本体742の上方の所定の高さ位置h3において水平に光ビームLnの発光及び受光を行うる光センサ装置75とを備え、マーキング装置は、所定の高さ位置h3を焦点位置とするレーザビームLsを上方から射出して所定の高さ位置h3の切断面P1tにマークMを付与し、製品長取得部942は、所定の高さ位置である、切断部材P1が載置されたテーブル本体742の昇降動作によって切断部材P1が光ビームLnの受光されない状態から受光状態へ遷移する位置で、切断部材P1の製品長HaPを取得するものであってもよい。
製品長の測長とマーキング動作に必要なテーブル本体742の昇降動作を共有することにより、切断部材処理装置7は、マークMが付された製品P2の生産性が向上し、高精度で切断部材P1の品長HaPを取得できる。
また、切断部材処理装置7は、製品長取得部942が取得した品長HaPと、合格とする製品長の範囲である合格製品長範囲HaPAとを比較して合否を判定する合否判定部943を有するものであってよい。
これにより、切断部材処理装置7は、マークMが付された製品P2の生産性が向上し、製品P2の品長HaPの合否判定ができる。
また、切断部材処理装置7は、合否判定部943が品長HaPを否と判定した場合、製品長取得部942は、切断面P1tに計測子762を直接接触させる計測装置76の計測結果に基づいて切断部材P1の品長HaPを、予備品長HaP2として取得するものであってよい。
これにより、切断部材処理装置7は、光ビームLnによる測長が故障などの理由で失敗した場合に、計測子762による測長を行って生産を継続することができ、生産性の極端な低下を防止できる。
まだ、切断部材処理装置7は、切断部材P1がマーキング装置72によってマークMを切断面P1tに付与可能な位置にある状態で切断部材P1の質量を測定可能とする質量センサ77を備えたものであってよい。
これにより、切断部材処理装置7は、切断部材P1の切断面P1tへのマークMの付与及び品長HaPの取得のみならず、質量も時間を要することなく取得でき、生産性がさらに向上する。
本発明の一態様の切断システム93は、金属の長尺ワークから切断部材を切り出す切断装置931と、切断部材P1の切断面P1tにマークMを付与するマーキング装置72と、切断部材P1の品長HaPを取得する製品長取得部942と、を備え、製品長取得部942は、切断部材P1がマーキング装置72によってマークMを切断面P1tに付与可能な位置にある状態で品長HaPを取得する切断部材処理装置7と、切断装置931で切り出された切断部材P1を切断部材処理装置7に搬入するロボットハンド装置8とを備えている。
これにより、切断システム93は、品長HaPの測長のために切断部材P1を個別の装置間を移動させる時間は発生せず、測長のみに必要な時間もない。た、切断装置931から切断部材処理装置7に自動で切断部材P1を搬送できるので、マークMが付された製品P2の生産性が向上する。た、マーキングを付す装置と、製品長を測長する装置とが一体化されているので、省スペースである。
マークMを付すマーキング装置である切断部材処理装置7は、光ビームLnによる非接触動作を利用した測長の他に、シリンダ計測部76による計測子762の接触を利用した測長も行うことができる。そのため、光ビームLnによる測長が故障などの理由で失敗した場合に、計測子762による測長を行って生産を継続することができ、生産性の極端な低下を防止できる。
図8に示される中間製品P1の測長動作で、上昇の第1の速度V1よりも下降の第2の速度V2を遅くすることで、光センサ情報Jpが再びONになったときの中間製品P1の高さ位置h3bが高精度に位置決めされる。
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。
テーブル部74は、テーブル本体742に載置された物体の質量を測定する質量センサ77(図5参照)を備えていてもよい。質量センサ77は、載置された中間製品P1の質量を測定し、測定した質量を質量情報Jwとして制御装置94に向け送出する。これにより、マーキング動作中に中間製品P1の質量も測定可能となり、切断部材P1の製品である製品P2の生産性をより向上させることができる。
制御装置94に切断補正値取得部を備え、品長HaPの製品長HPに対する長短傾向から、切断装置である丸鋸盤931に対して切断位置の補正を指示するようにしてもよい。例えば、品長HaPが製品長HPに対し長くなる傾向がある場合には、ワークW2の切断位置を、切り出す製品が短くなる方向にずらすよう補正する。た、テーブル部74が質量センサ77を備えて質量情報Jwが得られる場合、切断補正値取得部は、品長HaPと測定した質量とに基づいて補正値を決めることができ、補正制度が向上する。
マークMに含まれる情報は、少なくとも品長HaP,測定した質量を特定できる情報であり、そのほかに製品名称や仕向け先情報を含めてもよく、具体的情報のリンク先を特定できるコード情報であってもよい。またマークMの表記形式は一次元又は二次元のバーコードのうちのいずれでもよい。また、マークMは、レーザビームLsにより付与するものに限らず、インクジェット方式で付与してもよい。
実施例において、中間製品P1を載せたテーブル本体742が上昇し、その中間製品P1によって光センサ装置75の光ビームLnを遮断する構成について説明したが、これに限定されない。例えば、テーブル本体742が固定され、光センサ装置75を昇降させる構成にしてもよい。
光センサ装置75の位置、すなわち光ビームLnの位置を水平方向に移動させて、中間製品P1の製品長を直径方向に移動させて複数回測長してもよい。これにより、切断面P1tの切れ曲がり状態、或いは切断面P1tの面粗さを把握でき、切断装置(丸鋸盤931)の鋸刃の残り寿命を把握できる。
7 切断部材処理装置
71 カバー
711 開閉扉
711a 搬出入口
72 レーザマーカ装置(マーキング装置)
721 レーザ発振器
722 レーザ出力ヘッド
723 プロセスファイバ
73 ベース部
731 ガイドレール部
732 テーブル水平駆動部
74 テーブル部
741 スライダ
742 テーブル本体
742a クランプ駆動部
742b ガイド溝
742c 上面
742d テーブルセンサ
743 テーブル昇降駆動部
743a 昇降エンコーダ
75 光センサ装置
75a 発光部
75b 受光部
76 シリンダ計測部(計測装置)
761 本体部
762 計測子
77 質量センサ
78 ボールトランスファ
78a 先端点
78G ボールトランスファ群
79 製品クランパ
8 ロボットハンド装置
91 棚装置
92 第1切断システム
93 第2切断システム
931 丸鋸盤
932 搬出部
933 長尺製品ストッカ
934 短尺製品ストッカ
935 搬出スライダ
935a ベース
935b クランパ
936 システム制御装置
94 制御装置
941 中央処理装置(CPU)
942 製品長取得部
943 合否判定部
944 記憶部
945 マーキング制御部
95 出力装置
AR1,AR2 範囲
Ha 距離
Ha1 基準高さ距離
HaP 測距製品長
HaP2 予備測距製品長
HaPA 合格製品長範囲
Hb 距離
Hbb,Hba 移動距離
HR1 基準高さ位置(最下高さ位置)
h3,h3a,h3b 高さ位置
h4 上昇端位置
Jt 載置検出情報
Jev 上下移動情報
Jm シリンダ測距情報
Jp 光センサ情報
Jw 質量情報
Ln 光ビーム
Ls レーザビーム
M マーク
P1 中間製品(切断部材)
P1t 切断面
P2 製品
R1 搬出入位置
R2 処理位置
ST 切断システム群
V1 第1の速度
V2 第2の速度
W,W1,W2 ワーク

Claims (8)

  1. 切断装置によって金属の長尺ワークから切り出された切断部材を載置し昇降するテーブル本体と、
    前記切断部材の切断面が前記テーブル本体の上方の第1の高さ位置にあるときに前記切断面にマークを付与するマーキング装置と、
    前記切断部材の製品長を測長し記憶する製品長取得部と、
    を備え、
    前記製品長取得部は、前記製品長を、前記切断面が前記第1の高さ位置に達するまでの前記テーブル本体の上昇距離に基づいて測長する第1測定部、及び、前記切断面が前記第1の高さ位置とは異なる第2の高さ位置にあるときに、下方に延びて前記切断面に当接する計測子の延出距離に基づいて測長する第2測定部の少なくとも一方を有し、
    前記マーキング装置は、前記製品長取得部によって前記製品長を測長後、前記切断面に前記マークを付与する切断部材処理装置。
  2. 第1の高さ位置において水平に光ビームの発光及び受光を行う光センサ装置を備え、
    前記マーキング装置は、前記第1の高さ位置を焦点位置とするレーザビームを上方から射出して前記第1の高さ位置の前記切断面にマークを付与し、
    前記製品長取得部が前記第1測定部を有する場合に、前記切断部材を載置前記テーブル本体の昇降動作によって前記切断部材が前記光ビームの受光されない状態から受光状態へ遷移する位置で、前記切断部材の製品長を取得する請求項1記載の切断部材処理装置。
  3. 切断装置によって金属の長尺ワークから切り出された切断部材の切断面にマークを付与するマーキング装置と、
    前記切断部材の製品長を測長し記憶する製品長取得部と、
    前記切断部材を載置し昇降するテーブル本体と、
    前記テーブル本体の上方の所定の高さ位置において水平に光ビームの発光及び受光を行う光センサ装置と、を備え、
    前記マーキング装置は、前記所定の高さ位置を焦点位置とするレーザビームを上方から射出して前記所定の高さ位置の前記切断面にマークを付与し、
    前記製品長取得部は、前記所定の高さ位置である、前記切断部材が載置された前記テーブル本体の昇降動作によって前記切断部材が前記光ビームの受光されない状態から受光状態へ遷移する位置で、前記切断部材の製品長を取得する切断部材処理装置。
  4. 前記製品長取得部が取得した製品長と、合格とする製品長の範囲である合格製品長範囲とを比較して合否を判定する合否判定部を有する請求項1~3のいずれか1項に記載の切断部材処理装置。
  5. 前記製品長取得部が取得した製品長と、合格とする製品長の範囲である合格製品長範囲とを比較して合否を判定する合否判定部を有し、
    前記製品長取得部が前記第1測定部及び前記第2測定部を有する場合に、
    前記合否判定部が、前記第1測定部が測長した前記製品長を否と判定したら、前記製品長取得部は、前記第2測定部の計測結果に基づいて前記切断部材の製品長を、予備製品長として測長する請求項1又は請求項2記載の切断部材処理装置。
  6. 前記製品長取得部が取得した製品長と、合格とする製品長の範囲である合格製品長範囲とを比較して合否を判定する合否判定部を有し、前記合否判定部が前記製品長を否と判定した場合、前記製品長取得部は、前記切断面に計測子を直接接触させる計測装置の計測結果に基づいて前記切断部材の製品長を、予備製品長として測長する請求項3記載の切断部材処理装置。
  7. 前記切断部材が前記マーキング装置によって前記マークを前記切断面に付与可能な位置にある状態で前記切断部材の質量を測定可能とする質量センサを備えた請求項1~のいずれか1項に記載の切断部材処理装置。
  8. 金属の長尺ワークから切断部材を切り出す切断装置と、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の切断部材処理装置と、
    前記切断装置で切り出された前記切断部材を前記切断部材処理装置に搬入するロボットハンド装置と、を備えた切断システム。
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