JP7379454B2 - 成形装置及び成形方法 - Google Patents

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Description

本開示は、成形装置及び成形方法に関する。
例えば特許文献1には、凹状のダイと凸状のパンチとの間で鋼板材等の板状の被加工材からハット型の部材をプレス成型するための装置が開示されている。
特開2017-113782号公報
図7及び図8に示すように、例えば、単純な凹状のダイ510及び凸状のパンチ520を有している成形装置600を用いて樹脂を含む材料から部材を成形する場合、賦形工程において、ダイ510及び/又はパンチ520の可動方向に直交する領域Rsでは、ダイ510とパンチ520との間の隙間の寸法を部材(成形後の材料)の最終的な形状の厚さに略等しくする必要があるため、領域Rsにある材料710の部分(フランジに相当する部分)に剪断力が働き樹脂の流動性によって絞られることで薄肉化しまう可能性がある。なお、樹脂としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂のような、少なくとも賦形時に流動性や柔軟性を有する樹脂が例示される。
反対に、賦形工程において、ダイ510及び/又はパンチ520の可動方向の領域にある材料710の部分(ウェブに相当する部分)は、流動した樹脂が流れ込むことで厚肉化してしまう可能性がある。
この場合、賦形後の材料710の部分ごとに樹脂に偏りが生じて板厚にばらつきが出てしまう。
すると、図9に示すように、賦形工程後の加圧工程において、領域Rsにある材料710の部分(フランジに相当する部分)が十分に加圧されないので樹脂の緻密化が十分に行われないことになる。この場合、加圧後の材料(部材/成形品)の部分ごとに板厚やレジンコンテント(樹脂と繊維の含有比率)にばらつきが発生して品質が低下してしまう。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、賦形及び加圧後の材料(部材/成形品)の品質を良好なものにすることができる成形装置及び成形方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の成形装置及び成形方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本開示の一態様に係る成形装置は、樹脂を含む材料を成形するための成形装置であって、凹部を有しているダイと、前記凹部に入り込む凸部を有しているパンチと、を備え、前記ダイと前記パンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、前記凸部は、前記材料が前記凹部の底面に底付くまで前記材料と接触する頂面、及び、前記パンチと前記ダイとが近接して前記凸部が前記凹部に入り込んだ状態で前記所定方向に直交する直交方向において前記凹部に近接する可動部を有し、前記可動部は、前記直交方向において互いに近接離間可能な第1可動パンチ及び第2可動パンチとされ、前記凸部は、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチによって形成され、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチは、前記パンチと前記ダイとが近接して前記凸部が前記凹部に入り込んだ状態で互いに離間し、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチは、前記材料から受ける反力によって互いに離間するように構成されている
また、本開示の一態様に係る成形方法は、成形装置を用いて樹脂を含む材料を所定の断面形状を有した部材に成形する成形方法であって、前記成形装置は、凹部を有しているダイと、前記凹部に入り込む凸部を有しているパンチと、を備え、前記ダイと前記パンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、前記凸部は、前記材料が前記凹部の底面に底付くまで前記材料と接触する頂面、及び、前記所定方向に直交する直交方向において前記凹部に近接する可動部を有し、前記パンチと前記ダイとの間に前記材料を介在させた状態で、前記パンチと前記ダイとを近接させる工程と、前記材料が前記ダイに底付いたときに前記可動部を前記凹部に近接させることで、前記凹部と前記凸部の間で前記断面形状に対応した所定隙間を画定する工程と、を含む。
本開示によれば、賦形及び加圧後の材料(部材/成形品)の品質を良好なものにすることができる。
本開示の一実施形態に係る成形装置において材料を賦形する前の正面図である。 凸部が変形する様子を示した概念図である。 本開示の一実施形態に係る成形装置において材料を賦形しているときの正面図である。 第1ガイドプレート付近の部分拡大図である。 本開示の一実施形態に係る成形装置において材料を加圧しているときの正面図である。 部材の斜視図である。 従来例に係る成形装置において材料を賦形する前の正面図である。 従来例に係る成形装置において材料を賦形しているときの正面図である。 従来例に係る成形装置において材料を加圧しているときの正面図である。
以下、本開示の一実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
なお、図7から図9は、従来例に係る成形装置600を示した図である。
[成形装置の概要]
成形装置100は、材料210を所定の横断面形状とされた部材(成形品)220に成形する装置である。
材料210は、例えば、熱可塑性樹脂を含有する繊維強化樹脂(例えば、CFRTPやGFRTP)等の熱可塑複合材からなる板材とされている。
図6に示すように、成形装置100によって成形される部材220は、例えば、左右方向に延びたウェブ221、ウェブ221の対向する2辺から下方に向かって立設したフランジ222及び各フランジ222から左右方向に延びたアーム223を有した、横断面形状がハット型の長尺部材である。
なお、部材220の横断面形状はハット型に限らず、例えば、ウェブ221及び2つのフランジ222を有するC型でもよいし、ウェブ221及び1つのフランジ222を有するL型でもよい。
ただし、以下の説明では、ハット型の横断面形状を有する部材220を成形することを前提として説明をする。
図1に示すように、成形装置100は、ダイ110及びパンチ120を備えている。
ダイ110には、U字状に窪んだ凹部111が形成されている。パンチ120は、U字状に突出した凸部121を有している。
ダイ110及びパンチ120は、後述する高さ方向及び幅方向に直交する奥行方向に延在している。
ダイ110及びパンチ120は、上下方向(所定方向)において互いに近接離間するように構成されている。
図1に示された成形装置100の場合、ダイ110の下方に配置されたパンチ120が上下方向に移動することでダイ110に近接離間する。
なお、ここでいう「上下方向」は、ダイ110、パンチ120及び部材220の高さ方向に一致している。また、「上下方向」は、必ずしも実際の上下方向(鉛直方向)を意味するのではなく、成形装置100の相対的な方向を表現するために用いられている。
図2に示すように、ダイ110及びパンチ120が上下方向において最も近接したとき、凸部121は凹部111の内側にある空間S(図1参照)に入り込む。このとき、凹部111と凸部121との間には隙間310が画定される。
隙間310の横断面形状は、ハット型とされている。
具体的には、左右方向に延びたウェブ隙間(底隙間)311、ウェブ隙間311の対向する2辺から下方に向かって立設したフランジ隙間(側壁隙間)312及び各フランジ隙間312から左右方向に延びたアーム隙間313を有している。
隙間310は、ハット型の横断面形状を維持したまま奥行方向に延在している。
なお、隙間310の横断面形状はハット型に限らず、例えば、ウェブ隙間311及び2つのフランジ隙間312を有するC型でもよいし、ウェブ隙間311及び1つのフランジ隙間312を有するL型でもよい。
以上のように画定された隙間310の横断面形状は、部材220の目標とされる横断面形状におおよそ一致している。
本実施形態において、凸部121は、凹部111に入り込んだ状態で、上下方向に直交する左右方向(直交方向)において凹部111に近接するように変形することができる。
具体的には、凸部121が左右方向に拡がることで、凹部111の底面111aと凸部121の頂面121aとの間隔を維持したまま、凸部121の側面121bが凹部111の側面111bに近接する。
図2において、変形前の凸部121の輪郭を実線で示し、変形後の凸部121の輪郭を二点鎖線で示している。
なお、ここでいう「左右方向」は、ダイ110、パンチ120及び後述する部材220の幅方向に一致している。
これによって、隙間310が有するウェブ隙間311、フランジ隙間312及びアーム隙間313のうち、各フランジ隙間312の間隔が凸部121の変形前に比べて縮小することになる。
以上のように画定された隙間310の横断面形状は、部材220の目標とされる横断面形状に一致している。
つまり、凸部121の変形前において目標とされる横断面形状におおよそ一致していた隙間310が、凸部121の変形後において目標とされる横断面形状に一致することになる。
言い換えると、凸部121が左右方向に拡がる前の状態においては、各フランジ隙間312の間隔が目標とされる横断面形状に対応したフランジ隙間312の間隔よりも広いことになり、凸部121が左右方向に拡がった後の状態においては、各フランジ隙間312の間隔が目標とされる横断面形状に対応したフランジ隙間312の間隔と一致することになる。
[パンチの詳細]
変形する凸部121を有したパンチ120は、例えば、次のように構成されている。
すなわち、図1及び図3に示すように、パンチ120は、可動部としての第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140を有している。更に、パンチ120は、ベース122、バネ(付勢部材)123及び台座150を有している。
第1可動パンチ130は、凸部121の右半部分(詳細には、頂面121aの右側及び右側の側面121b)を形成する部材である。第1可動パンチ130は、下部が右側に向かって突出した略L字形状の部材である。
第2可動パンチ140は、凸部121の左半部分(詳細には、頂面121aの左側及び左側の側面121b)を形成する部材である。第2可動パンチ140は、下部が左側に向かって突出した略L字形状の部材である。
第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140は、例えば左右方向に対称的な形状とされており、背面同士が向き合った状態でそれぞれベース122上にバネ123を介して設置されている。
ベース122上に設置された第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140は、1つの凸部121(頂面121a及び2つの側面121b)を形成している。言い換えれば、凸部121は、左右方向に第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とに分割されていることになる。
第1可動パンチ130と第2可動パンチ140との間には、台座150が設けられている。
台座150は、第1傾斜面(ガイド機構)151及び第2傾斜面(ガイド機構)152を有した、左右方向に対称的、かつ、上底よりも下底が長い台形状の部材である。
台座150は、下底がベース122に固定されている。
第1可動パンチ130は、第1傾斜面151に沿ってスライド可能とされている。
第1可動パンチ130は、バネ123によって、上下方向においてベース122から離間する方向に付勢されている。
第2可動パンチ140は、第2傾斜面152に沿ってスライド可能とされている。
第2可動パンチ140は、バネ123によって、上下方向においてベース122から離間する方向に付勢されている。
第1可動パンチ130には、第1ガイドプレート131が取り付けられている。
第1ガイドプレート131は、第1可動パンチ130の正面に取り付けられた板材である。
図4に示すように、第1ガイドプレート131には、長穴とされたガイド穴(ガイド機構)132が形成されている。
ガイド穴132は、台座150の第1傾斜面151と平行になるように、斜めに形成されている。具体的には、長穴を形成する一方の円弧の中心と他方の円弧の中心とを結ぶ線Lが第1傾斜面151と平行になるようにガイド穴132が形成されている。
このガイド穴132には、台座150の正面に固定されたピン等の突起(ガイド機構)153が挿通されている。
突起153は、台座150に固定されているので、台座150に対して相対的に移動しない。
一方で、突起153は、第1ガイドプレート131に形成されたガイド穴132に沿って移動可能である。このため、突起153は、ガイド穴132の範囲内において、第1ガイドプレート131(ひいては第1可動パンチ130)に対して相対的に移動可能である。
このような構成において、互いに離間する方向に付勢されている第1可動パンチ130及びベース122は、ガイド穴132の下端と突起153とが当接することで、互いの移動が規制される。すなわち、第1可動パンチ130とベース122が上下方向において最も離間した位置が決定される。
なお、第1可動パンチ130とベース122が上下方向において最も離間した位置は、バネ123に挿通されるとともにネジ部が第1可動パンチ130又はベース122に螺合されたストリッパボルト(図示せず)によって決定されてもよい。
ベース122に固定された台座150を第1可動パンチ130側に押し込むことで、第1可動パンチ130は、台座150の第1傾斜面151及び第1ガイドプレート131のガイド穴132に沿ってスライドしつつ、ベース122に対して右方向に移動する。
このとき、第1可動パンチ130とベース122とは、ガイド穴132の上端と突起153とが当接することで、互いの移動が規制される。すなわち、第1可動パンチ130とベース122が上下方向において最も近接した位置が決定される。
なお、第1可動パンチ130とベース122が上下方向において最も近接した位置は、第1可動パンチ130とベース122とが直接的に当接することで決定されてもよい。
第2可動パンチ140にも第1可動パンチ130と同様の構成が採用されており、第1可動パンチ130と左右方向に対称的な動作が行われるようになっている。このため、第2可動パンチ140についてはその詳細な説明を省略する。
なお、第2可動パンチ140の第2ガイドプレート141及びガイド穴142は、第1可動パンチ130の第1ガイドプレート131及びガイド穴132に対応している。また、ガイド穴142に挿通される突起153は、ガイド穴132に挿通される突起153と異なるものである。
バネ123には所定の初期荷重が設定されており、一定値以上の荷重が作用しない限り、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140とベース122とが最も離間した状態を保って近接することがないように構成されている。初期荷重の詳細については後述する。
以上のように構成された第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140を有するパンチ120においては、ベース122に固定された台座150を第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140側に押し込まなければ、第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とが近接した状態となる。
また、ベース122に固定された台座150を第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140側に押し込めば、第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とが離間して凸部121が左右方向に拡がった状態になる。
このような第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140の動きによって、凸部121の変形を実現することができる。
なお、台座150を第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140側に押し込む代わりに、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140をベース122側に押し込んでもよい。
なお、凸部121を左右方向に拡げるための機構としては、上記の例示の他に、次の機構を採用してもよい。
すなわち、第1可動パンチ130と第2可動パンチ140との間に、左右方向に伸縮するアクチュエータを設けておき、必要に応じて第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とを近接離間させてもよい。
また、ダイ110の凹部111、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140の形状は、部材220の目標とされる横断面形状に応じて適宜変更してもよい。
例えば、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140の形状を左右方向に非対称な形状として、ダイ110の凹部111を第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140の形状に対応させてもよい。
また、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140をベース122から離間させる手段として、バネ123以外の手段を採用してもよい。
例えば、ベース122及びダイ110を動かす軸部とは別の軸部に第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140を接続しておき、材料210が凹部111に底付いたときに当該別の軸部で第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140を動かしてもよい。
[成形方法について]
まず、図1に示すように、ダイ110とパンチ120との間に材料210をセットする。
次に、材料210を加熱して、材料210に含有されている熱可塑性樹脂が溶融した状態(軟化した状態)とする。そして、図3に示すように、ベース122を移動させることでパンチ120をダイ110に近接させて、材料210が凹部111の底面111aに底付くまで凸部121を凹部111に入れ込む。このとき、材料210の横断面形状は、直線状から徐々にハット型に変形していく(賦形工程)。
なお、材料210が凹部111に底付いたとき、パンチ120とダイ110とが上下方向において最も近接して、凸部121が完全に凹部111に入り込んだ状態となる。
この賦形工程においては、第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とが近接した状態を保っている。すなわち、凸部121が左右方向に拡がらずに窄んだ状態なので、各フランジ隙間312の間隔が目標とされる横断面形状に対応したフランジ隙間312の間隔よりも広い状態である。
これによって、フランジ隙間312にある材料210が絞られにくくなるので、賦形後の材料210において樹脂に偏りが生じて板厚にばらつきが生じる現象を軽減することができる。
上記の効果を発揮するためには、少なくとも賦形工程で、第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とが離間して凸部121が左右方向に拡がることを回避する必要がある。
そこで、バネ123の初期荷重が、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140が賦形工程において材料210から受ける反力に抗うように設定されている。具体的には、材料210を介在させた状態で、パンチ120がダイ110に近接して材料210が凹部111の底面111aに底付くまでの間に第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140が材料210から受ける反力に抗うようにバネ123の初期荷重が設定されている。
なお、ここでいう「抗う」とは、荷重によってバネ123が収縮しないことを意味する。
これによって、少なくとも賦形工程では、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140とベース122とが最も離間した状態を保つことになる。このため、ベース122を押し込むことでパンチ120をダイ110に近接させたとしても、少なくとも賦形工程では、ベース122に固定された台座150が第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140側に押し込まれることがない。
図5に示すように、材料210が凹部111に底付き賦形工程が完了したら、ベース122を第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140側に更に押し込む。このとき、初めてバネ123が収縮する。
すると、台座150が第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140側に押し込まれて、第1可動パンチ130と第2可動パンチ140とが離間して凸部121が左右方向に拡がる。
また、押し込まれた台座150の上底が、第1可動パンチ130の上面及び第2可動パンチ140の上面と面一になり、凸部121の頂面121a(図2参照)を形成する。
凸部121が左右方向に拡がることで各フランジ隙間312の間隔が目標とされる横断面形状に対応したフランジ隙間312の間隔と一致することになり、材料210のフランジ相当部212が加圧される(加圧工程)。
なお、賦形工程の後にベース122を押し込むことで、ウェブ相当部211が台座150、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140によって加圧され、アーム相当部213が第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140によって加圧されることは言うまでもない。
ウェブ相当部211とは、材料210の成形後に部材220のウェブ221になる部分であり、フランジ相当部212とは、材料210の成形後に部材220のフランジ222になる部分であり、ウェブ相当部211とは、材料210の成形後に部材220のアーム223になる部分である。
ここでいう「加圧」とは、賦形のために材料210に圧力を加えることを意味するのではなく、プリプレグ層間及び層内樹脂を緻密化させるために材料210に圧力を加えることを意味する。
加圧工程が完了したら、高温状態にある材料210を冷却して熱可塑性樹脂を硬化させる(冷却工程)。
冷却方法は、例えば、材料210を空気中に放置する空冷方式でもよいし、ダイ110に形成された流路112及び台座150に形成された流路154に流体を流す方式(例えば水冷方式)でもよく、要求される冷却速度に応じて適宜選択できる。
以上のように、賦形工程、加圧工程及び冷却工程を経て、材料210から部材220が成形されることになる。
なお、凸部121の可動部は、上記の第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140の形態に限らず、凸部121が凹部111に入り込んだ状態で凸部121の側面121bが凹部111の側面111bに近接するような構成であればよい。
本実施形態では、以下の効果を奏する。
すなわち、凸部121は、凸部121が凹部111に入り込んだ状態で、左右方向において凹部111に近接する可動部(例えば、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140)を有しているので、凹部111と凸部121との間で目的とする形状に対応した隙間310を画定するまで、フランジ隙間312を目標とされる横断面形状に対応したフランジ隙間312の間隔よりも広く取ることができる。これにより、フランジ隙間312にある材料210(フランジ相当部212)が絞られにくいので、賦形後の材料210において樹脂に偏りが生じて板厚にばらつきが生じる現象を軽減することができる。
また、凸部121が完全に凹部111に入り込んだ後に可動部を凹部111に近接させることで、賦形後の材料210を上下方向のみならず左右方向にも加圧することができる。これにより、材料210のウェブ相当部211やアーム相当部213のみならず2つのフランジ相当部212も適切に加圧することができる。
以上によって、賦形及び加圧後の材料210(部材220)の品質を良好なものにすることができる。
また、パンチ120は、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140が設置されるベース122と、第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140とベース122とが上下方向において互いに離間するようにそれらを付勢するバネ123と、材料210から受ける反力によって第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140とベース122とが近接する動作に追従して第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140を互いに離間するように移動させるガイド機構(第1傾斜面151、第2傾斜面152、ガイド穴132,142及び突起153)と、を有しているので、ガイド機構によって第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140を近接離間させることができる。
また、バネ123には、材料210を介在させた状態でダイ110とパンチ120とが最も近接するまでの間に第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140が材料210から受ける反力に抗う初期荷重が設定されているので、賦形工程で第1可動パンチ130及び第2可動パンチ140が材料210を加圧しないようにすることができる。
なお、上記の実施形態では、熱可塑性樹脂を含む材料210を例にして説明したが、材料210は、熱硬化性樹脂を含むものであってもよい。また、材料210は、NCF(Non Crimp Fabric)であってもよい。
熱可塑性樹脂を含む材料210を使用する場合、賦形工程の前に材料210を軟化温度(硬化温度よりも低温)まで加熱する。そして、賦形された後に硬化温度(軟化温度よりも高温)まで加熱する。
また、NFCの場合は、賦形工程の前には加熱せず、賦形工程の後に樹脂注入するタイミングで加熱される(詳細には、加熱された樹脂が注入される)。
以上の通り説明した本実施形態に係る成形装置及び成形方法は、例えば、以下のように把握される。
すなわち、本開示の一態様に係る成形装置(100)は、樹脂を含む材料(210)を成形するための成形装置であって、凹部(111)を有しているダイ(110)と、前記凹部に入り込む凸部(121)を有しているパンチ(120)と、を備え、前記ダイと前記パンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、前記凸部は、前記パンチと前記ダイとが近接して前記凸部が前記凹部に入り込んだ状態で、前記所定方向に直交する直交方向において前記凹部に近接する可動部(130,140)を有している。
本態様に係る成形装置によれば、凹部を有しているダイと、凹部に入り込む凸部を有しているパンチと、を備え、ダイとパンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、凸部が凹部に入り込みパンチとダイとが最も近接した状態で、凸部は、パンチとダイとが近接して凸部が凹部に入り込んだ状態で、所定方向に直交する直交方向において凹部に近接する可動部を有しているので、凹部と凸部との間で目的とする形状に対応した隙間(所定隙間)を画定するまで、凹部と凸部との間の直交方向の隙間を所定隙間のそれよりも広く取ることができる。これにより、直交方向の領域にある材料が絞られにくいので、賦形後の材料において樹脂に偏りが生じて板厚にばらつきが生じる現象を軽減することができる。
また、パンチとダイとが最も近接して凸部が完全に凹部に入り込んだ後に可動部を凹部に近接させることで、賦形後の材料を所定方向のみならず直交方向にも加圧することができる。これにより、例えばウェブ及び互いに対向するフランジを有するハット型やC型の部材を成形するに際して、材料のウェブのみならず2つのフランジも適切に加圧することができる。
以上によって、賦形及び加圧後の材料(部材/成形品)の品質を良好なものにすることができる。
なお、樹脂としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂のような、少なくとも賦形時に流動性や柔軟性を有する樹脂が例示される。
また、本開示の一態様に係る成形装置において、前記可動部は、前記直交方向において互いに近接離間可能な第1可動パンチ(130)及び第2可動パンチ(140)とされ、前記凸部は、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチによって形成され、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチは、前記パンチと前記ダイとが近接して前記凸部が前記凹部に入り込んだ状態で互いに離間する。
本態様に係る成形装置によれば、可動部は、直交方向において互いに近接離間可能な第1可動パンチ及び第2可動パンチとされ、凸部は、第1可動パンチ及び第2可動パンチによって形成され、第1可動パンチ及び第2可動パンチは、パンチとダイとが近接して凸部が凹部に入り込んだ状態で互いに離間するので、第1可動パンチ及び第2可動パンチを互いに近接させることで、凹部と凸部との間の直交方向の隙間を所定隙間のそれよりも広く取ることができる。また、第1可動パンチ及び第2可動パンチを互いに離間させることで、賦形後の材料を所定方向のみならず直交方向にも加圧することができる。
また、本開示の一態様に係る成形装置において、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチは、材料から受ける反力によって互いに離間するように構成されている。
本態様に係る成形装置によれば、第1可動パンチ及び第2可動パンチは、材料から受ける反力によって互いに離間するように構成されているので、第1可動パンチ及び第2可動パンチを近接離間させるためだけのアクチュエータを別途設ける必要がない。このため、成形装置としての構成をシンプルにすることができる。
また、本開示の一態様に係る成形装置において、前記パンチは、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチが設置されるベース(122)と、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチと前記ベースとが前記所定方向において互いに離間するようにそれらを付勢する付勢部材(123)と、前記材料から受ける反力によって前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチと前記ベースとが近接する動作に追従して前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチを互いに離間するように移動させるガイド機構(151,152,132,142,153)と、を有している。
本態様に係る成形装置によれば、パンチは、第1可動パンチ及び第2可動パンチが設置されるベースと、第1可動パンチ及び第2可動パンチとベースとが所定方向において互いに離間するようにそれらを付勢する付勢部材と、材料から受ける反力によって第1可動パンチ及び第2可動パンチとベースとが近接する動作に追従して第1可動パンチ及び第2可動パンチを互いに離間するように移動させるガイド機構と、を有しているので、ガイド機構によって第1可動パンチ及び第2可動パンチを近接離間させることができ、第1可動パンチ及び第2可動パンチを近接離間させるためだけのアクチュエータを別途設ける必要がない。このため、成形装置としての構成をシンプルにすることができる。
付勢部材としては、例えばバネ等の弾性体が例示される。
また、本開示の一態様に係る成形装置において、前記付勢部材には、前記材料を介在させた状態で前記ダイと前記パンチとが最も近接するまでの間に前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチが前記材料から受ける反力に抗う初期荷重が設定されている。
本態様に係る成形装置によれば、付勢部材には、材料を介在させた状態でダイとパンチとが最も近接するまでの間に第1可動パンチ及び第2可動パンチが材料から受ける反力に抗う初期荷重が設定されているので、材料を所定の断面形状に変形させる賦形工程で第1可動パンチ及び第2可動パンチが材料を加圧しないようにすることができる。
また、本開示の一態様に係る成形装置において、前記凹部と前記凸部とによって画定される隙間(310)の断面形状は、底隙間(311)及び該底隙間の対向する2辺から立設した側壁隙間(312)を有し、前記所定方向は、前記側壁隙間が立設する方向に略一致して、前記直交方向は、前記側壁隙間が対向する方向に略一致している。
また、本開示の一態様に係る成形方法は、凹部を有しているダイと、前記凹部に入り込む凸部を有しているパンチと、を備え、前記ダイと前記パンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、前記凸部は、前記所定方向に直交する直交方向において前記凹部に近接する可動部を有している成形装置を用いて樹脂を含む材料を所定の断面形状を有した部材に成形する成形方法であって、前記パンチと前記ダイとの間に前記材料を介在させた状態で、前記パンチと前記ダイとを近接させる工程と、前記材料が前記ダイに底付いたときに前記可動部を前記凹部に近接させることで、前記凹部と前記凸部の間で前記断面形状に対応した所定隙間を画定する工程と、を含む。
また、本開示の一態様に係る成形方法において、前記可動部は、前記直交方向において互いに近接離間可能な第1可動パンチ及び第2可動パンチとされ、前記凸部は、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチによって形成され、前記所定隙間を画定する工程では、前記材料が前記ダイに底付いたときに前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチを互いに離間させることで、前記凹部と前記凸部の間で前記断面形状に対応した所定隙間を画定する。
100 成形装置
110 ダイ
111 凹部
111a 底面
111b 側面
112 流路
120 パンチ
121 凸部
121a 頂面
121b 側面
122 ベース
123 バネ(付勢部材)
130 第1可動パンチ(可動部)
131 第1ガイドプレート
132 ガイド穴
140 第2可動パンチ(可動部)
141 第2ガイドプレート
142 ガイド穴
150 台座
151 第1傾斜面
152 第2傾斜面
153 突起
154 流路
210 材料
211 ウェブ相当部
212 フランジ相当部
213 アーム相当部
220 部材(成形品)
221 ウェブ
222 フランジ
223 アーム
310 隙間
311 ウェブ隙間(底隙間)
312 フランジ隙間(側壁隙間)
313 アーム隙間

Claims (6)

  1. 樹脂を含む材料を成形するための成形装置であって、
    凹部を有しているダイと、
    前記凹部に入り込む凸部を有しているパンチと、
    を備え、
    前記ダイと前記パンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、
    前記凸部は、前記材料が前記凹部の底面に底付くまで前記材料と接触する頂面、及び、前記パンチと前記ダイとが近接して前記凸部が前記凹部に入り込んだ状態で前記所定方向に直交する直交方向において前記凹部に近接する可動部を有し
    前記可動部は、前記直交方向において互いに近接離間可能な第1可動パンチ及び第2可動パンチとされ、
    前記凸部は、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチによって形成され、
    前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチは、前記パンチと前記ダイとが近接して前記凸部が前記凹部に入り込んだ状態で互いに離間し、
    前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチは、前記材料から受ける反力によって互いに離間するように構成されている成形装置。
  2. 前記パンチは、
    前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチが設置されるベースと、
    前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチと前記ベースとが前記所定方向において互いに離間するようにそれらを付勢する付勢部材と、
    前記材料から受ける反力によって前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチと前記ベースとが近接する動作に追従して前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチを互いに離間するように移動させるガイド機構と、
    を有している請求項に記載の成形装置。
  3. 前記付勢部材には、前記材料を介在させた状態で前記ダイと前記パンチとが最も近接するまでの間に前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチが前記材料から受ける反力に抗う初期荷重が設定されている請求項に記載の成形装置。
  4. 前記凹部と前記凸部とによって画定される隙間の断面形状は、底隙間及び該底隙間の対向する2辺から立設した側壁隙間を有し、
    前記所定方向は、前記側壁隙間が立設する方向に略一致して、
    前記直交方向は、前記側壁隙間が対向する方向に略一致している請求項1からのいずれかに記載の成形装置。
  5. 成形装置を用いて樹脂を含む材料を所定の断面形状を有した部材に成形する成形方法であって、
    前記成形装置は、
    凹部を有しているダイと、
    前記凹部に入り込む凸部を有しているパンチと、
    を備え、
    前記ダイと前記パンチとは、所定方向において互いに近接離間可能とされ、
    前記凸部は、前記材料が前記凹部の底面に底付くまで前記材料と接触する頂面、及び、前記所定方向に直交する直交方向において前記凹部に近接する可動部を有し、
    前記パンチと前記ダイとの間に前記材料を介在させた状態で、前記パンチと前記ダイとを近接させる工程と、
    前記材料が前記ダイに底付いたときに前記可動部を前記凹部に近接させることで、前記凹部と前記凸部の間で前記断面形状に対応した所定隙間を画定する工程と、
    を含む成形方法。
  6. 前記可動部は、前記直交方向において互いに近接離間可能な第1可動パンチ及び第2可動パンチとされ、
    前記凸部は、前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチによって形成され、
    前記所定隙間を画定する工程では、前記材料が前記ダイに底付いたときに前記第1可動パンチ及び前記第2可動パンチを互いに離間させることで、前記凹部と前記凸部の間で前記断面形状に対応した所定隙間を画定する請求項に記載の成形方法。
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