JP7378349B2 - 押出しブロー容器 - Google Patents

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本発明は、押出しブロー容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、上下方向で色彩の濃さを変化させることにより、グラデーション効果を発揮させる容器が知られている。
特開2005-342900号公報
ところで、近年では、上下方向に延びる帯状部分に限って、周方向で色彩の濃さを変化させた新たな装飾効果を発揮する容器が求められている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、上下方向に延びる帯状部分に限って、周方向で色彩の濃さを変化させることができる押出しブロー容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の押出しブロー容器は、光透過性を有する第1樹脂材料により形成され、少なくとも胴部の内周面に、径方向の内側に向けて突出し、上下方向に延びる突リブが設けられ、着色された第2樹脂材料により形成され、かつ前記突リブに沿って上下方向に延びる着色条が設けられ、前記突リブの少なくとも一部は、前記着色条により構成され、前記着色条における周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、前記着色条における径方向の厚さは、前記着色条において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている。
本発明によれば、突リブの少なくとも一部が、着色された第2樹脂材料により形成され、かつ突リブに沿って上下方向に延びる着色条により構成されているので、径方向の外側から見たときに、突リブと対応した、上下方向に延びる帯状部分から、第2樹脂材料の色彩を視認することができる。
着色条における径方向の厚さが、着色条において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっているので、径方向の外側から見たときに、第2樹脂材料の色彩が、着色条における周方向の中間部から周方向の両端縁に向かうに従い薄く見えることとなる。これにより、突リブと対応した、上下方向に延びる帯状部分に限って、周方向で色彩の濃さが変化するグラデーション効果を発揮させることができる。
着色条が、平滑な、突リブの非形成部分ではなく、突リブの少なくとも一部を構成しているので、押出し成形の過程でパリソンを形成する際に、突リブを形成する樹脂材料全体の、径方向の内側に向けた流動に、着色条を形成する第2樹脂材料が追従することとなる。これにより、周方向の中間部が、径方向の内側に向けて突出し、かつ径方向の厚さが、周方向の中間部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている着色条を容易に形成することができる。
前記着色条における径方向の内端部は、前記着色条における周方向の中央部から周方向に離れてもよい。
この場合、着色条において、径方向の外側から見たときに色彩が最も濃い、径方向の内端部を含んで径方向の厚さが最も厚い部分が、着色条における周方向の中央部から周方向に離れているので、着色条における周方向の中間部から周方向の両端縁に向かう、色彩の濃さが薄く変化する程度を、周方向における一方側と他方側とで異ならせることが可能になり、装飾性を向上させることができる。
前記着色条は、前記突リブを上下方向の全長にわたって構成してもよい。
この場合、着色条が、突リブを上下方向の全長にわたって構成しているので、周方向の中間部が、径方向の内側に向けて突出し、かつ径方向の厚さが、周方向の中間部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている着色条を、上下方向の全長にわたって容易に形成することができる。
前記突リブにおける周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、前記突リブにおける径方向の厚さは、前記突リブにおいて、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、前記突リブ、および前記着色条それぞれの径方向の内端部は、周方向に沿う同等の位置に位置してもよい。
この場合、突リブにおける径方向の厚さが、突リブにおいて、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、突リブ、および着色条それぞれの径方向の内端部が、周方向に沿う同等の位置に位置している。
これにより、押出し成形の過程でパリソンを形成する際、突リブを成形する樹脂材料全体の、径方向の内側に向けた流動に、着色条を形成する第2樹脂材料が確実に追従することとなり、周方向の中間部が、径方向の内側に向けて突出し、かつ径方向の厚さが、周方向の中間部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている着色条を確実に形成することができる。
前記突リブの少なくとも一部は、周方向に屈曲しつつ上下方向に延びてもよい。
この場合、突リブの少なくとも一部が、周方向に屈曲しつつ上下方向に延びているので、装飾性を確実に向上させることができる。
前記着色条は、全域にわたって前記第1樹脂材料に覆われてもよい。
この場合、着色条が、全域にわたって第1樹脂材料に覆われているので、押出し成形の過程でパリソンを形成する際に、押出機の先端部に設けられた口金等に対して、第2樹脂材料を摺接させず、第1樹脂材料のみが摺接することとなり、口金等に対する溶融樹脂の流動抵抗を、口金等の全域にわたって同等にすることが可能になり、押出しブロー容器を容易に形成することができる。
この発明によれば、上下方向に延びる帯状部分に限って、周方向で色彩の濃さを変化させることができる。
本発明に係る一実施形態として示した押出しブロー容器の側面図である。 図1に示す押出しブロー容器のII-II線矢視断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る押出しブロー容器1は、光透過性を有する第1樹脂材料W1により形成されている。第1樹脂材料W1は、径方向の外側から押出しブロー容器1の内側を視認することができれば、着色されていてもよい。
押出しブロー容器1は、図1に示されるように、口部11、肩部12、胴部13、および底部14が、容器軸Oに沿って上方から下方に向けてこの順に連設されて構成されている。
以下、容器軸Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向から見て、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
図1および図2に示されるように、少なくとも胴部13の内周面に、径方向の内側に向けて突出し、上下方向に延びる突リブ15が設けられている。
本実施形態では、突リブ15は、口部11、肩部12、胴部13、および底部14の周壁部に一体に形成されている。突リブ15は、周方向に間隔をあけて複数設けられている。周方向で互いに隣り合う各突リブ15は、径方向の外側から見て、互いにほぼ平行に延びている。径方向の外側から見て、突リブ15のうち、口部11および肩部12に位置する部分は、上下方向に真直ぐ延び、胴部13および底部14の周壁部に位置する部分は、周方向に屈曲しつつ上下方向に延びている。
なお、突リブ15は、1つ設けられてもよいし、径方向の外側から見て、上下方向の全長にわたって上下方向に真直ぐ延びてもよいし、上下方向の全長にわたって周方向に屈曲しつつ上下方向に延びてもよいし、胴部13にのみ形成されてもよい。
突リブ15における周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、突リブ15における径方向の厚さは、突リブ15において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部15aから周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている。
本実施形態では、突リブ15は、容器軸Oに直交する横断面視で、径方向の内側に向けて尖る三角形状を呈する。突リブ15において、周方向を向く2つの側面15bは、径方向の内側に向かうに従い、互いに周方向に近付く向きに延び、かつ前記横断面視で凹曲線状を呈する。突リブ15における径方向の内端部15aは、突リブ15における周方向の中央部から周方向に離れている。突リブ15における径方向の内端部15aは、径方向の内側に向けて尖っている。同じ上下方向の位置に位置する複数の突リブ15は、前記横断面視において、互いに同じ形状で同じ大きさを呈する。
なお、突リブ15における径方向の内端部15aを、突リブ15における周方向の中央部に位置させてもよく、突リブ15における径方向の内端部15aは、径方向の内側に向けて尖らず、径方向の内側を向く面を有してもよい。同じ上下方向の位置に位置する複数の突リブ15は、前記横断面視において、互いに異なる形状で異なる大きさを呈してもよい。突リブ15における周方向の中間部を、径方向の内側に向けて突出させず、突リブ15の内周面を、周方向の全長にわたって、同じ径方向の位置に位置させてもよい。
そして、本実施形態では、着色された第2樹脂材料W2により形成され、かつ突リブ15に沿って上下方向に延びる着色条16が設けられ、突リブ15の少なくとも一部が、着色条16により構成されている。第1樹脂材料W1が着色されている場合、第2樹脂材料W2の色彩は、第1樹脂材料W1の色彩より濃くてもよい。
着色条16における周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、着色条16における径方向の厚さは、着色条16において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部16aから周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている。
着色条16における径方向の内端部16aは、着色条16における周方向の中央部から周方向に離れている。着色条16は、全域にわたって第1樹脂材料W1に覆われている。着色条16における径方向の内端部16aは、径方向の内側に向けて尖っている。同じ上下方向の位置に位置する複数の着色条16は、前記横断面視において、互いに同じ形状で同じ大きさを呈する。
なお、着色条16における径方向の内端部16aを、着色条16における周方向の中央部に位置させてもよく、着色条16における径方向の内端部16aは、径方向の内側に向けて尖らず、径方向の内側を向く面を有してもよい。また、着色条16を、押出しブロー容器1の内側に露出させてもよい。同じ上下方向の位置に位置する複数の着色条16は、前記横断面視において、互いに異なる形状で異なる大きさを呈してもよい。
着色条16は、突リブ15と同様に、前記横断面視で、径方向の内側に向けて尖る三角形状を呈するとともに、着色条16において、周方向を向く2つの側面16cが、径方向の内側に向かうに従い、互いに周方向に近付く向きに延び、かつ凹曲線状を呈する。突リブ15、および着色条16それぞれの径方向の内端部15a、16aは、周方向に沿う同等の位置に位置している。突リブ15、および着色条16それぞれの径方向の内端部15a、16aは、径方向に対して、周方向にわずかに傾く向きに尖っている。着色条16において、径方向の外端に位置する、三角形状の底辺部分16bは、押出しブロー容器1の内周面と同じ径方向の位置に位置している。前記横断面視で、着色条16は、突リブ15に対してわずかに小さい相似形状を呈する。着色条16は、突リブ15を上下方向の全長にわたって構成している。
なお、突リブ15および着色条16それぞれの前記横断面視の形状を互いに異ならせてもよく、突リブ15および着色条16それぞれの前記側面15b、16cは、前記横断面視で直線状に延びてもよい。着色条16の前記底辺部分16bは、押出しブロー容器1の内周面に対して径方向に離れてもよい。
以上のように構成された押出しブロー容器1は、まず、押出機の先端部に設けられた口金と、口金の内側に装置軸線回りに回転可能に設けられたチップと、の間に、溶融状態にある第1樹脂材料W1および第2樹脂材料W2を、装置軸線方向に流動させつつ、チップを装置軸線回りに回転させることでパリソンを形成した後に、このパリソンをブロー成形することで得ることができる。
パリソンを形成する際、溶融状態にある第2樹脂材料W2を、口金とチップとの間において、装置軸線回りに間隔をあけた複数個所を、装置軸線方向に流動させつつ、溶融状態にある第1樹脂材料W1を、装置軸線回りに全周にわたって連続して延びる環状にした状態で、口金とチップとの間において、第2樹脂材料W2を装置径方向に挟む両側に位置する各部分を、装置軸線方向に流動させる。
この際、チップの外周面には、装置軸線回りに間隔をあけて複数の凹部が形成されており、2つの環状の第1樹脂材料W1のうち、装置径方向の内側に位置する方の一部、並びに第2樹脂材料W2を、これらの凹部を装置軸線方向に流動させることで、パリソンの内周面に、ブロー成形時に突リブ15となる突起を形成する。
以上説明したように、本実施形態による押出しブロー容器1によれば、突リブ15の少なくとも一部が、着色された第2樹脂材料W2により形成され、かつ突リブ15に沿って上下方向に延びる着色条16により構成されているので、径方向の外側から見たときに、突リブ15と対応した、上下方向に延びる帯状部分から、第2樹脂材料W2の色彩を視認することができる。
着色条16における径方向の厚さが、着色条16において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部16aから周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっているので、径方向の外側から見たときに、第2樹脂材料W2の色彩が、着色条16における周方向の中間部から周方向の両端縁に向かうに従い薄く見えることとなる。これにより、突リブ15と対応した、上下方向に延びる帯状部分に限って、周方向で色彩の濃さが変化するグラデーション効果を発揮させることができる。
着色条16が、平滑な、突リブ15の非形成部分ではなく、突リブ15の少なくとも一部を構成しているので、押出し成形の過程でパリソンを形成する際に、突リブ15を形成する樹脂材料全体の、径方向の内側に向けた流動に、着色条16を形成する第2樹脂材料W2が追従することとなる。これにより、周方向の中間部が、径方向の内側に向けて突出し、かつ径方向の厚さが、周方向の中間部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている着色条16を容易に形成することができる。
着色条16において、径方向の外側から見たときに色彩が最も濃い、径方向の内端部16aを含んで径方向の厚さが最も厚い部分が、着色条16における周方向の中央部から周方向に離れているので、着色条16における周方向の中間部から周方向の両端縁に向かう、色彩の濃さが薄く変化する程度を、周方向における一方側と他方側とで異ならせることが可能になり、装飾性を向上させることができる。
着色条16が、突リブ15を上下方向の全長にわたって構成しているので、周方向の中間部が、径方向の内側に向けて突出し、かつ径方向の厚さが、周方向の中間部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている着色条16を、上下方向の全長にわたって容易に形成することができる。
突リブ15における径方向の厚さが、突リブ15において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部15aから周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、突リブ15、および着色条16それぞれの径方向の内端部15a、16aが、周方向に沿う同等の位置に位置している。
これにより、押出し成形の過程でパリソンを形成する際、突リブ15を成形する樹脂材料全体の、径方向の内側に向けた流動に、着色条16を形成する第2樹脂材料W2が確実に追従することとなり、周方向の中間部が、径方向の内側に向けて突出し、かつ径方向の厚さが、周方向の中間部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっている着色条16を確実に形成することができる。
突リブ15の少なくとも一部が、周方向に屈曲しつつ上下方向に延びているので、装飾性を確実に向上させることができる。
着色条16が、全域にわたって第1樹脂材料W1に覆われているので、押出し成形の過程でパリソンを形成する際に、押出機の先端部に設けられた口金等に対して、第2樹脂材料W2を摺接させず、第1樹脂材料W1のみが摺接することとなり、口金等に対する溶融樹脂の流動抵抗を、口金等の全域にわたって同等にすることが可能になり、押出しブロー容器1を容易に形成することができる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
押出しブロー容器1として、最も径方向の内側に位置する層と、最も径方向の外側に位置する層と、が同じ材質で形成された多層構造を採用してもよい。
この場合、押出し成形の過程でパリソンを形成する際に、口金等に対する溶融樹脂の流動抵抗を、口金等の全域にわたって同等にすることが可能になり、押出しブロー容器を容易に形成することができる。
着色条16および突リブ15の双方を、周方向の同じ位置に位置させた状態で、上下方向の全長にわたって上下方向に真直ぐ延ばしてもよい。
この場合、押出し成形の過程でパリソンを形成する際に、突リブ15を形成する樹脂材料全体の、径方向の内側に向けた流動に、着色条16を形成する第2樹脂材料W2が、着色条16および突リブ15それぞれの上下方向の全長にわたって追従することとなるとともに、径方向の外側から見たときに、突リブ15と対応した、上下方向に延びる帯状部分から、第2樹脂材料W2の色彩を視認すること等ができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 押出しブロー容器
13 胴部
15 突リブ
16 着色条
W1 第1樹脂材料
W2 第2樹脂材料

Claims (5)

  1. 光透過性を有する第1樹脂材料により形成され、
    少なくとも胴部の内周面に、径方向の内側に向けて突出し、上下方向に延びる突リブが設けられ、
    着色された第2樹脂材料により形成され、かつ前記突リブに沿って上下方向に延びる着色条が設けられ、
    前記突リブの少なくとも一部は、前記着色条により構成され、
    前記着色条における周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、
    前記着色条における径方向の厚さは、前記着色条において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、
    前記着色条における径方向の内端部は、前記着色条における周方向の中央部から周方向に離れている、押出しブロー容器。
  2. 光透過性を有する第1樹脂材料により形成され、
    少なくとも胴部の内周面に、径方向の内側に向けて突出し、上下方向に延びる突リブが設けられ、
    着色された第2樹脂材料により形成され、かつ前記突リブに沿って上下方向に延びる着色条が設けられ、
    前記突リブの少なくとも一部は、前記着色条により構成され、
    前記着色条における周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、
    前記着色条における径方向の厚さは、前記着色条において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、
    前記突リブにおける周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、
    前記突リブにおける径方向の厚さは、前記突リブにおいて、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、
    前記突リブ、および前記着色条それぞれの径方向の内端部は、周方向に沿う同等の位置に位置している、押出しブロー容器。
  3. 光透過性を有する第1樹脂材料により形成され、
    少なくとも胴部の内周面に、径方向の内側に向けて突出し、上下方向に延びる突リブが設けられ、
    着色された第2樹脂材料により形成され、かつ前記突リブに沿って上下方向に延びる着色条が設けられ、
    前記突リブの少なくとも一部は、前記着色条により構成され、
    前記着色条における周方向の中間部は、径方向の内側に向けて突出し、
    前記着色条における径方向の厚さは、前記着色条において、周方向の中間部に位置する径方向の内端部から周方向の両端縁に各別に向かうに従い薄くなっており、
    前記着色条は、全域にわたって前記第1樹脂材料に覆われている、押出しブロー容器。
  4. 前記着色条は、前記突リブを上下方向の全長にわたって構成している、請求項1から3のいずれか1項に記載の押出しブロー容器。
  5. 前記突リブの少なくとも一部は、周方向に屈曲しつつ上下方向に延びている、請求項1から4のいずれか1項に記載の押出しブロー容器。
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