JP7367523B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
なお、反射鏡としては、背面側に反射鏡の構造材である土台部品を備え、その土台部品の表面側に、光を反射する反射面部品が配置されたものが知られている。
反射表示部は、光を発する発光部から入射した光を反射させ、当該光の反射光を用いて、人が視認可能な表示を行うように構成されている。
駆動制御部は、駆動部の動作を制御して、反射表示部の振動状態を制御するように構成されている。
[1.第1実施形態]
[1-1.全体構成]
まず、本第1実施形態の表示装置の全体構成について説明する。
次に、表示装置1の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、表示装置1は、光を発する表示部15と光を反射する反射鏡17とを備えている。
この表示部15は、バイザー11の下面に取り付けられており、画像を表示する表面である表示面16を下方に向けて配置されている。つまり、表示部15は、自身の下方に配置された反射鏡17に向けて光を照射するように構成されている。
この反射鏡17は、図2に模式的に示すように、左右のAピラーの方向である長手方向D1と垂直の断面が台形であり、その台形の形状が長手方向D1に続く箱形状である。つまり、反射鏡17は、長尺の略四角柱の形状の部材である。
次に、反射鏡17の内部の構成について、更に詳細に説明する。
図3に示すように、反射鏡17は、土台部品19の表面、即ち図3の上方である乗員側の表面に、土台部品19を覆うように配置された反射面部品21を備えている。
土台部品19の表面板19aと反射面部品21との間には、層状の空間(即ち、間隙27)が設けられている。この間隙27には、複数(例えば、3個)の緩衝材、即ち、第1保持材29a、第2保持材29b、第3保持材29cが、長手方向D1に沿って、等間隔に配置されている。また、左右の端部部材23、25と反射面部品21の左右の両端の表面側との間にも、それぞれ第4保持材29d、第5保持材29eが配置されている。なお、第1~第5保持材29a~29eは、ブロック状のスポンジからなる緩衝材である。
なお、それ以外に、交流の電力を印加することによって、振動を発生することができる各種のアクチュエータを採用できる。例えば、磁石とボイスコイルを用いて振動を発生させるアクチュエータを採用できる。また、モータ、ソレノイドなどによっても、振動を発生させることができる。
次に、表示装置1の電気的構成について説明する。
図4に示すように、表示装置1は、表示装置1を制御する表示制御装置35を備えている。表示制御装置35は、CPU、ROM、RAM、及びフラッシュメモリ等の半導体メモリを備えた周知のマイクロコンピュータ(即ち、マイコン)37を備えている。表示制御装置35は、CPUが非遷移有形記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各機能が実現されるよう構成されている。本第1実施形態では、半導体メモリが、プログラムを格納した非遷移有形記録媒体に該当する。
振動センサ33から表示制御装置35に対して、振動センサ33によって検出した反射面部品21の振動を示す信号が出力される。従って、この信号から、反射面部品21の振動の周波数や振幅を検出することができる。
[1-5.表示制御装置の処理]
次に、表示制御装置35の処理のうち、反射面部品21の振動(例えば、共振による振動)を抑制するように、制振アクチュエータ31の動作を制御(例えば、フィードバック制御)する処理について説明する。
図6に示すように、振動センサ33からの出力に基づいて、ステップ(即ち、図6のS)100にて、反射面部品21に対して外部から反射面部品21の共振周波数を有する振動が加わって、反射面部品21が振動Aのように共振によって大きく振動したか否かを判定する。
例えば、反射面部品21の共振周波数を有する振動が検出された場合に、その振動を抑制するように、制振アクチュエータ31に対して、所定の周波数、振幅、位相の電流を印加するが、実際に反射面部品21がどのように振動するか正確には分からないことがある。例えば、温度や経時変化によって、反射面部品21の共振周波数が変化することがある。
また、上述した制御では、逆位相の振動Bを加えるようにしたが、反射面部品21の共振を抑制できる範囲で、振動Aの位相とは多少位相がずれた振動Bを加えるようにしてもよい。
また、本第1実施形態では、上述した制御を行う場合には、図示しないが、日射センサ、温度センサ、他の振動センサ、加速度センサ等から得られる情報を利用できる。また、エンジン、タイヤ、サスペンション、エアコン等の動作を制御する制御情報を利用できる。さらに、カメラやマイクから得られる情報を利用できる。
上記第1実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本第1実施形態は、発光により表示を行う表示部15と、表示部15からの光を反射して虚像を形成する反射鏡17の反射面部品21と、反射面部品21に振動を加えて制振することができる制振アクチュエータ31と、表示部15や制振アクチュエータ31の動作を制御する表示制御装置35と、を備えている。
[1-7.文言の対応関係]
本第1実施形態と本開示との関係において、表示部15が発光部に対応し、反射鏡17が反射表示部に対応し、制振アクチュエータ31が駆動部に対応し、表示制御装置35が駆動制御部に対応する。
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
(2a)前記第1実施形態では、制振アクチュエータ31とは別に、振動センサ33を用いたが、制振アクチュエータ31を振動センサ33として用いてもよい。つまり、例えば圧電素子を利用した制振アクチュエータ31は、外部からの振動を受けると、その振動に対応した出力(即ち、交流の電力)が得られるので、この制振アクチュエータ31を振動センサ33として利用してもよい。
また、制振アクチュエータ31と振動センサ33との役割を適宜入れ替えることもできる。例えば、複数(例えば、2箇所)の制振アクチュエータ31を振動センサ33として用いている場合に、多くの場所で制振を行う必要があるときには、振動センサ33として使用する制振アクチュエータ31を例えば1箇所に減らしてもよい。
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
この場合には、複数の制振アクチュエータ31のオン、オフを、時間経過に沿って制御する方法を採用できる。この制御としては、公知のオンーオフ制御、時差制御、増幅・打消し制御等を、適宜採用できる。
詳しくは、マイク等によって、車室内の騒音を検出した場合には、加振が可能な制振アクチュエータ31を駆動して、反射面部品21を振動させて、あかたも反射鏡17をスピーカのように駆動させる。
(3f)図8に示すように、反射鏡17をいわゆるフォースバック機能を有する装置として使用こともできる。
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
導電性高分子や磁性流体を備えたアクチュエータは、アクチュエータの電極に所定の電力を印加することにより、粘性や弾性が変化する機能を有する。つまり、アクチュエータの電極に印加する電力を制御することにより、ダンパ機能を調節することができる。
第5実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図9に示すように、反射面部品21を所望の方向に振動させるために、加振が可能な制振アクチュエータ31を、複数配置することができる。
また、反射面部品21の長手方向D1と垂直の短手方向D2である矢印B方向(即ち、図9の上下方向)における両端に、一対の制振アクチュエータ31i、31jを配置し、この制振アクチュエータ31i、31jによる加振の方向を矢印Bに設定する。これにより、反射面部品21の長手方向D1における中央部分において、反射面部品21を矢印Bに振動させることができる。
[6.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(6c)本開示では、制振アクチュエータを複数用いる場合には、方式や機能の異なるものを組み合わせて用いることができる。
Claims (5)
- 光を発する発光部(15)から入射した光を反射させ、当該光の反射光を用いて、人が視認可能な表示を行うように構成された反射表示部(17)と、
前記反射表示部に対して振動を加えることが可能なように構成された駆動部(31)と、
前記駆動部の動作を制御して、前記反射表示部の振動状態を制御するように構成された駆動制御部(35,S110)と、
を備え、
前記駆動部は、弾性が変化する部材を備えており、前記弾性を変化させて前記反射表示部の振動を抑制するダンパ機能を有する、
表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記駆動制御部は、前記反射表示部が外部からの振動によって振動する場合に、前記駆動部の動作を制御して、前記反射表示部の振動を抑制するように構成された、
表示装置。 - 請求項2に記載の表示装置であって、
前記駆動制御部は、前記反射表示部の振動を抑制するように、前記反射表示部に対して、前記外部からの振動の位相とは異なる位相の振動を加えるように構成された、及び/又は、前記反射表示部の共振周波数とは異なる周波数の振動を加えるように構成された、
表示装置。 - 請求項2または請求項3に記載の表示装置であって、
前記駆動部を、前記反射表示部を振動させる加振装置として用いるように構成された、
表示装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
前記駆動部を用いて、前記反射表示部の振動を検知するように構成された、
表示装置。
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