JP7366112B2 - ドアストッパー - Google Patents

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本発明は、ドアストッパーに係り、特に、扉自体の重量が大きくなりがちな金属製(主に鉄などの磁性体から成る金属製)の開き戸に好適なドアストッパーに関する。
開き戸の扉を開いた状態で維持するための、いわゆるドアストッパーは種々提案されているが、その多くは開放した扉の下側に楔状のストッパーを配置するものである。このため、ドアストッパーに足を引っ掛けることで外れたり、躓いて転倒してしまう可能性もあった。
そうした事情を鑑み、特許文献1では、扉の開放側、すなわち通路となる側に出っ張らない構造のドアストッパーが提案されている。具体的には、戸当たりに固定される取付け部と、扉の通路側側面と反対側の側面に対向する立ち上がり部とから成り、立ち上がり部には、金属製の扉を吸着する磁石が取り付けられている。
このような構成のドアストッパーであれば、ドアストッパーが開放した扉の通路側に出っ張る事が無く、引っ掛かる事や躓く事を避けることができる。また、扉自体にも加工が不要なため、美観を損なうおそれも無い。
実用新案登録第3207462号公報
しかし、特許文献1に開示されているドアストッパーは、戸当たりに対して事前に固定する必要があり、これを設置した場合には、戸当たりがその存在意義を失うこととなってしまう。また、扉の重量、あるいは表面性状によっては、十分な吸着力を得る事ができずに、扉の開放状態を維持できないといった虞もある。さらに、鉄製扉以外への適用ができないといった問題もある。
そこで本発明では、躓き等の原因となる事を避けると共に、重量のある扉や鉄製以外の扉への適用も可能とし、かつ戸当たりへの事前固定を不要とすることのできるドアストッパーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るドアストッパーは、板状部材により構成されている第1部位と、前記第1部位の一端に設けられ、前記第1部位に対して垂直に立設される板状部材により構成される第2部位と、を有し、前記第1部位には、前記第2部位を起点とした延設方向と交差する方向に、戸当たりを挿嵌可能な第1係合溝を設け、前記第2部位には、扉への吸着を可能とする第1吸着部材が貼付されていることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するドアストッパーでは、前記第1係合溝における前記第2部位側側壁と、前記第2部位との間には、少なくとも適用対象とする扉の厚み分の第1厚み代が設けるようにすると良い。このような構成とすることで、第2部位と戸当たりとの間に扉を配置することができる。
また、上記のような特徴を有するドアストッパーにおける前記第2部位には、前記第1部位を起点とした延設方向と交差する方向に、前記戸当たりを挿嵌可能な第2係合溝を設け、前記第1部位には、前記扉への吸着を可能とする第2吸着部材が貼付されており、前記第2係合溝における前記第1部位側側壁と、前記第1部位との間には、少なくとも適用対象とする扉の厚み分の第2厚み代が設けられ、前記第1厚み代と前記第2厚み代の長さを異ならせるようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、1つのドアストッパーにより2つの厚みの扉に対応させることが可能となる。
さらに、上記のような特徴を有するドアストッパーにおいて前記第1吸着部材は、前記第2部位における前記扉との対向面側に貼付され、前記第2吸着部材は、前記第1部位における前記扉との対向面側に貼付されていると良い。このような特徴を有する事によれば、第1吸着部材や第2吸着部材を磁石以外とすることができる。
上記のような特徴を有するドアストッパーによれば、躓き等の原因となる事を避けると共に、重量のある扉や鉄製以外の扉への適用も可能となる。また、戸当たりへの事前固定を不要とすることができるため、複数の扉への適用も可能となる。
実施形態に係るドアストッパーの構成を示す斜視図である。 実施形態に係るドアストッパーの構成を示す平面図である。 実施形態に係るドアストッパーの構成を示す正面図である。 扉と床との間に隙間がある場合において、扉押さえ部に磁石を備えないドアストッパーを使用した場合に、配置形態が不安定となる例を示す図である。 実施形態に係るドアストッパーの使用手順を示す図である。 扉の厚みに応じてベース部における厚み代dの長さを変化させる例を示す図である。 ドアストッパーを構成するベース部と扉押さえ部とを入れ替え可能な構成とした場合の例を示す斜視図である。
以下、本発明のドアストッパーに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、図1から図3を参照して、本実施形態に係るドアストッパーの構成について説明する。なお、図1は、実施形態に係るドアストッパーの斜視図であり、図2は同平面図、図3は、同正面図である。
[構成]
本実施形態に係るドアストッパー10は、第1部位(以下、ベース部12と称す)と、第2部位(以下、扉押さえ部14と称す)を基本として構成される。ベース部12は、使用状態において水平配置される板状部材であり、開き戸の扉30に付帯される戸当たり32に対する係合溝12a(第1係合溝)を有する。係合溝12aは、戸当たり32を挿嵌可能であれば、その具体的な形態を問うものではない。図1から図3に示す形態では、戸当たり32の支柱32aの直径よりも大きな幅の切欠きにより構成し、切欠きの先端は、半円形状に構成している。係合溝12aをこのような形態とすることで、円柱状の支柱32aへの係合性を良好とすることができる。
扉押さえ部14は、ベース部12の一端に垂直に設けられている板状部材である。扉押さえ部14の板面には、扉30への吸着を可能とする吸着部材16(第1吸着部材)が貼付されている。なお、本実施形態では、扉30を金属製(例えば鉄などの磁性体から成る金属)とした場合を想定し、吸着部材16を磁石とすることを前提としている。本実施形態に係るドアストッパー10では、ベース部12が張り出している側の側面、すなわち取り付け対象とする扉30と対向する側面に吸着部材16を貼付する構成としている。このような構成とする事で、吸着部材16が直接扉30に接触することとなる。このため、吸着部材16が磁石以外、例えば低圧絶縁粘着ステッカー(商品名:フィスコインターナショナル株式会社)などの粘着性を有する弾性素材であったとしても、扉30に対する吸着力を得ることができる。また、吸着部材16が磁石である場合には、扉押さえ部14を構成する部材が磁性体以外の部材であったとしても、磁性体により構成される扉30に対して強い吸着力を得ることができる。
このような構成のドアストッパー10では、ベース部12における係合溝12aと扉押さえ部14の吸着部材16との間に、取り付け対象とする扉30の厚みよりも大きな厚み代d(第1厚み代)が設けられるように構成されている。なお、厚み代dの距離には、扉30の厚みに加え、戸当たり32に設けられる緩衝部材32bの厚み等も考慮するものとする。
また、図1から図3に示す実施形態では、ベース部12も、扉押さえ部14も、その形状を矩形とし、ベース部12には係合溝12a、扉押さえ部14には吸着部材16を設けることとしているが、ベース部12、扉押さえ部14共に、その形状を矩形に限定するものではない。
[作用・効果]
上記のような構成のドアストッパー10は、図5(A)に示すような戸当たり32を有する開き扉の扉に対して適用する。より具体的には、鉄などの重量が重い磁性体により構成された扉30に対して適用することが望ましい。まず、図5(B)に示すように扉30を開いた状態にする。次に、図5(C)に示すように、ベース部12の係合溝12aに戸当たり32を嵌入させる。この時、扉押さえ部14が、扉30の外側側面、すなわち、通路側に位置する側面(戸当たり32と対向する側面と反対側の側面)に当接するように配置する。
ドアストッパー10をこのように配置すると、扉押さえ部14は、吸着部材16の作用(例えば吸着部材16が磁石であり、扉30が鉄製である場合には磁力)により扉30に吸着し、その位置決めが成される。このため、例えば図3に示すように、扉30と床との間に隙間があったとしても、その配置状態を維持することができる。ここで、吸着部材16による扉30に対する吸着力が得られない場合、図4に示すようにドアストッパーが不安定な状態に傾いてしまう場合がある。
吸着部材16と係合溝12aとの間には、扉30の厚み、及び戸当たり32の緩衝部材32bの厚みを考慮した厚み代dが設けられている。このため、ベース部12は、扉押さえ部14と戸当たり32との間に扉30を介在させた状態で、戸当たり32を係合溝12aに嵌入させることができる。
このように実施形態に係るドアストッパー10を適用することで、重量の大きな扉30であっても、ドアストッパー10が外れる事無く扉30を開いた状態に保つことができる。また、戸当たり32に対する係合は、ベース部12の側方に設けられた係合溝12aの開口から戸当たり32の支柱32aを嵌入させるだけで良いため、不使用時にはドアストッパー10を取り外すことができる。また、扉30の通路側側面には、板状部材である扉押さえ部14と、同じく板状、あるいは膜状に形成された吸着部材16しか配置されない。このため、ドアストッパー10を使用している状態においても、扉30の通路側への出っ張りが殆ど無い。よって、引っ掛けによるドアストッパー10の脱落や、躓きによる転倒といった虞も無い。
さらに、実施形態に係るドアストッパー10は、扉30の通路側に扉押さえ部14を配置して扉30が閉じるのを防止する構成としているため、吸着部材16による吸着力は、少なくともドアストッパー10の位置決めを成す事ができる程度のものであれば良い。このため、鉄等の磁性体により構成される重量の大きな扉はもちろん、吸着部材16の選定によっては、磁性体以外の材質により構成される扉へも適用することが可能となる。
また、実施形態に係るドアストッパー10は、扉押さえ部14を扉30の下端部へ吸着させて位置決めされるため、ベース部12を戸当たり32の高い位置に係合させることができる。よって、扉押さえ部14を必要以上に長くしたり、扉30と床との隙間に合わせて扉押さえ部14の長さを変更するといった必要が無くなる。
[変形例]
上述したように、実施形態に係るドアストッパー10は、扉30の厚みによってベース部12の長さ(特に厚み代dの長さ)を変える事ができる。よって、図6に示すように、適用する扉30の厚みが薄い場合には、厚み代dの長さを短くすることが望ましい。厚み代dの長さを適切に定める事で、扉30の開放状態を最も大きくすることができるからである。
また、上記実施形態では、吸着部材16は扉押さえ部14の内側、すなわちベース部12を突出させている側に配置する旨記載したが、吸着部材16は扉押さえ部14の外側に配置するようにしても良い。吸着部材16を扉押さえ部14の外側に貼付する構成とすることで、吸着部材16と扉30との間に扉押さえ部14が介在されることとなる。このため、扉押さえ部14を扉30から離間させる際に、吸着部材16の吸着力に起因して吸着部材16が剥がれてしまう事を防ぐことができる。
また、上記実施形態では、第1部位としてのベース部12に係合溝12aを設け、第2部位としての扉押さえ部14に吸着部材16を設ける構成としているが、図7に示すように、第2部材側にも係合溝14a(第2係合溝)を設け、第1部材側にも吸着部材18(第2吸着部材)を設けるようにしても良い。また、このような構成とする場合、厚み代dと厚み代d1との長さを変えるようにすると良い。このような構成とすることで、第1部位(ベース部12)と第2部位(扉押さえ部14)の機能を入れ替えることで、1つのドアストッパー10で、少なくとも2つの厚みの扉30に対応することが可能となるからである。
なお、図面において係合溝12a,14aは、いずれもストレート構造としているが、例えば先端側の幅を広げることで、戸当たり32に引っ掛かるようにしても良い。
10………ドアストッパー、12………ベース部、12a………係合溝、14………扉押さえ部、14a………係合溝、16………吸着部材、18………吸着部材、30………扉、32………戸当たり、32a………支柱、32b………緩衝部材。

Claims (2)

  1. 板状部材により構成されている第1部位と、
    前記第1部位の一端に設けられ、前記第1部位に対して垂直に立設される板状部材により構成される第2部位と、を有し、
    前記第1部位には、前記第2部位を起点とした延設方向と交差する方向に、戸当たりを挿嵌可能な第1係合溝を設けると共に扉への吸着を可能とする第2吸着部材を貼付し、
    前記第2部位には、前記第1部位を起点とした延設方向と交差する方向に、前記戸当たりを挿嵌可能な第2係合溝を設けると共に、前記扉への吸着を可能とする第1吸着部材を貼付し、
    前記戸当たりと前記第2部位との間には前記扉を介在させる第1厚み代を設けると共に、前記戸当たりと前記第1部位との間には前記扉を介在させる第2厚み代を設け、
    前記第1厚み代と前記第2厚み代との長さを異ならせたことを特徴とするドアストッパー。
  2. 前記第1吸着部材は、前記第2部位における前記扉との対向面側に貼付され、前記第2吸着部材は、前記第1部位における前記扉との対向面側に貼付されていることを特徴とする請求項1に記載のドアストッパー。
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