JP7361068B2 - 二次電池用電極および該電極を備える非水電解質二次電池 - Google Patents
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Description
かかる構成によれば、電極において、平面部と比較して膜厚が薄い領域を比較的長く設けることによってリチウム析出から生じる容量劣化を抑制し、耐久性(特に容量維持率)を向上させることができる。また、電極において上記膜厚が薄い領域を適切な長さにすることにより、二次電池の体積効率を向上させることができる。したがって、二次電池の耐久性および体積効率の向上を実現する電極を提供することができる。
かかる構成によれば、600mm以上の長尺な電極であっても、二次電池の耐久性および体積効率の向上を実現する電極を提供することができる。
かかる構成によれば、上述した特性を有する電極を備えることにより、二次電池の耐久性および体積効率の向上が実現される。
なお、本明細書において範囲を示す「A~B(ただし、A、Bは任意の値。)」の表記は、A以上B以下を意味するものとする。
正極活物質の平均粒径は、特に限定されないが、概ね0.5μm以上50μm以下であってよく、典型的には1μm以上20μm以下であってよい。なお、本明細書において、「平均粒径」とは、一般的なレーザ回析・光散乱法に基づく体積基準の粒度分布において、粒径が小さい微粒子側からの累積頻度50体積%に相当する粒径(D50、メジアン径ともいう。)をいう。
バインダとしては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)、エチレンテトラフルオロエチレンポリマー(ETFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエチレンオキシド(PEO)等のバインダを好ましく用いることができる。正極活物質層54を形成する正極活物質層形成用ペーストの溶媒には、極性非水溶媒(例えばN-メチルピロリドン等)が使用される。かかる極性非水溶媒に対するバインダの親和性(溶解性や分散性)が低くなりすぎると、正極活物質層形成用ペーストの塗工に適した粘性設計が困難になる可能性がある。かかる観点から、バインダは、極性非水溶媒に対して優れた親和性を有するものが好ましい。このようなバインダの一例として、PVdFなどが挙げられる。
なお、本明細書において、「ペースト」とは、「スラリー」、「インク」と呼ばれる形態のものを包含する用語として用いられる。
負極活物質は、典型的には粒子状である。粒子状負極活物質の平均粒径は、特に限定されないが、典型的には1μm~50μmであってよく、例えば1μm~20μmであってよい。
セパレータ70の厚みは特に限定されるものではないが、概ね10μm以上(典型的には15μm以上、例えば20μm以上)であって、100μm以下(典型的には90μm以下、例えば80μm以下)であることが好ましい。セパレータ70の平均厚みが上記範囲内にあることで、イオン透過性がより良好になり、かつ、微短絡(漏れ電流)がより生じ難くなる。また、セパレータ70の平均孔径は特に限定されず、例えば0.01μm以上5μm以下であってよい。
支持塩としては、従来のこの種の非水電解液二次電池に用いられる支持塩を特に制限することなく用いることができる。例えば、LiPF6,LiBF4,LiClO4、LiAsF6、Li(C2F5SO2)2等のリチウム塩を用いることができる。なかでも、LiPF6を好ましく用いることができる。支持塩の濃度は、0.1mol/L以上であることが好ましく、例えば0.5mol/L以上1.5mol/L以下にするとよい。
平面部14Aは、ここでは電極活物質層14の長辺方向の中心を含んでいる。平面部14Aは、長辺方向に長さL3を有している。平面部14Aの長辺方向の長さL3は、上記電極活物質層14の長辺方向の長さL1が300mm以上1400mm以下となるように適宜設定されればよい。例えば、平面部14Aの長辺方向の長さL3は、260mm以上1360mm以下程度であってよい。
傾斜部14Bの平均膜厚は、平面部14Aの平均膜厚t1よりも薄くなるように設定されている。傾斜部14Bは、長辺方向に長さL4を有している。傾斜部14Bの長辺方向の長さL4は、通常は、平面部14Aの長辺方向の長さL3よりも短い。特に限定されるものではないが、傾斜部14Bの長辺方向の長さL4は、電極活物質層14の長辺方向の長さL1が300mm以上1400mm以下、かつ、後述する長さL2が0.5mm以上25mm以下となるように設定されていればよい。例えば、傾斜部14Bの長辺方向の長さL4は、1mm以上50mm以下程度であってよい。
これに対して、ここに開示される技術によれば、少なくとも300mm以上の電極活物質層に平面部と傾斜部とを設け、傾斜部における厚みが平面部の平均膜厚t1の0.8に至った位置Pと未塗工部との長さL2を0.5mm以上25mm以下に設定している。電流密度が高い端部において、膜厚が薄い領域を従来に比して長く設けることにより、充電時においては、容量比率(負極容量/正極容量)を中央部よりも高くして、負極上にリチウム析出が生じることを抑制することができる。同様に放電時においては、負極から放出されるリチウムイオンを正極で適切に吸蔵して、正極上にリチウム析出が生じることを抑制することができる。これにより、二次電池の耐久性(容量維持率)の向上を実現する。
まず、電極活物質等の材料を適当な溶媒(例えばN-メチルピロリドンや水等)中に分散させて、電極活物質層形成用ペーストを調製する。該ペーストの調整は、例えば、プラネタリーミキサー、ボールミル、ロールミル、ディスパー、ニーダ等の撹拌・混合装置を用いて行うことができる。電極活物質層形成用ペーストの固形分濃度は、例えば40質量%以上89質量%以下であるとよい。
なお、本明細書において「粘度」とは、せん断粘度(mPa・s)をいい、市販の回転粘度計(例えばブルックフィールド社の著名なB型粘度計)で容易に測定することができる。
(例1)
正極活物質としてのLiMn2O4と、導電材としてのアセチレンブラック(AB)と、バインダとしてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)とを、これらの材料の質量比が92:4:4となるように、プラネタリーミキサーを用いて溶媒としてのN-メチルピロリドン(NMP)と混合して、正極活物質層形成用ペーストを調製した。次いで、正極集電体としての矩形状のアルミニウム箔を用意した。正極活物質層形成用ペーストを、ダイコーターを用いて、正極集電体(アルミニウム箔)の両面に塗布し、乾燥することにより、正極シートを作製した。なお、該ペーストの塗工は、正極集電体の長辺方向に沿って行い該集電体の長辺方向の端部に正極活物質層が設けられていない未塗工部を残すように塗工した。また、正極活物質層は、平面部と傾斜部とを有し、平面部の平均膜厚が100μmとなるように塗工した。
例1においては、正極活物質層の長辺方向の長さL1が300mm、傾斜部における厚みが該平面部の平均膜厚の0.8に至った位置を位置Pと定め、正極集電体の未塗工部から位置Pまでの長さL2が0.2mmとなるように塗工した。なお、正極活物質層の長辺方向の長さL1および未塗工部から位置Pまでの長さL2とは、正極活物質層形成用ペーストの粘度および搬送速度によって調整した。例1においては、正極活物質層形成用ペーストの粘度が35000mPa・s、搬送速度を0.5m/minとした。なお、ここでの粘度は、25℃においてレオメーターにより、せん断速度21.5s-1で測定した値をいう。
正極活物質層の長辺方向の長さL1を300mmとして、未塗工部から位置Pまでの長さL2を表1に示す長さとなるように、正極活物質層形成用ペーストの粘度および搬送速度を調製した。それ以外は例1と同様にして、例2~7の正極シートを作製した。
具体的には、例2は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が33000mPa・s、搬送速度を0.5m/minに調整した。
例3は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が30000mPa・s、搬送速度を0.7m/minに調整した。
例4は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が20000mPa・s、搬送速度を1.5m/minに調整した。
例5は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が15000mPa・s、搬送速度を2.0m/minに調整した。
例6は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が5000mPa・s、搬送速度を10.0m/minに調整した。
例7は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が2000mPa・s、搬送速度を20.0m/minに調整した。
例11~17は、正極活物質層の長辺方向の長さL1を625mmとした。例21~27は、正極活物質層の長辺方向の長さL1を1400mmとした。例11~17および例21~27の未塗工部から位置Pまでの長さL2は、表1に示す長さとなるように、正極活物質層形成用ペーストの粘度および搬送速度を調製した。それ以外は例1と同様にして、例11~17および例21~27の正極シートを作製した。
具体的には、例11および21は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が35000mPa・s、搬送速度を0.5m/minに調整した。
例12および22は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が33000mPa・s、搬送速度を0.5m/minに調整した。
例13および23は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が30000mPa・s、搬送速度を0.7m/minに調整した。
例14および24は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が20000mPa・s、搬送速度を1.5m/minに調整した。
例15および25は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が15000mPa・s、搬送速度を2.0m/minに調整した。
例16および26は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が5000mPa・s、搬送速度を10.0m/minに調整した。
例17および27は、正極活物質層形成用ペーストの粘度が2000mPa・s、搬送速度を20.0m/minに調整した。
参考例として、従来の二次電池に備えられる電極を作製した。具体的には、正極活物質層の長辺方向の長さL1が250mm、未塗工部から位置Pまでの長さL2が0.2mmとなるように例1と同様にして正極シートを作製した。
負極活物質としての天然黒鉛(C)と、バインダとしてのスチレンブタジエンゴム(SBR)と、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)とを、これらの質量比が98:1:1となるように、プラネタリーミキサーを用いて溶媒としてのイオン交換水と混合して、負極活物質層形成用ペーストを調製した。次いで、負極集電体としての矩形状の銅箔を用意した。負極活物質層形成用ペーストを、ダイコーターを用いて、負極集電体(銅箔)の両面に塗布し、乾燥することにより、負極シートを作製した。なお、該ペーストの塗工は、負極集電体の長辺方向に沿って行い該集電体の端部に負極活物質層が設けられていない未塗工部を残すように塗工した。
上記作製した正極シートと負極シートとを、用意したセパレータを介して積層した。このとき、正極と負極との位相差が1.5mm、負極とセパレータとの位相差が1.5mmとなるように裁断した。次いで、電極体の正極集電体未塗工部および負極集電体未塗工部にそれぞれ同極の電極端子を接続した。これを2枚のラミネートフィルムで挟み込み、周縁部を熱溶着した。非水電解液を注入した後に封止することにより、評価用リチウムイオン二次電池を作製した。なお、非水電解液としては、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とを30:30:40の体積比で含む混合溶媒に、支持塩としてのLiPF6を1mol/Lの濃度で溶解させたものを用意した。
上記作製した各例の評価用リチウムイオン二次電池について、体積効率を算出した。体積効率(vol%)は、以下の式:体積効率(vol%)=(正極対向部の体積/二次電池全体の体積)×100;にて算出した。結果を表1に示す。
なお、体積効率が85vol%以上である場合には「◎」、80Vol%以上である場合には「○」、80Vol%未満である場合には「×」として評価した。結果を表1に示す。
上記作製した各例の評価用リチウムイオン二次電池に初期充放電処理を行った。その後、1.5Cの定電流で充電を行い、30分後の二次電池の中央部と端部(電極端子)の温度を非接触式の温度計によって測定した。このとき、二次電池の中央部と端部との間で、温度差が20℃以内である場合には、端部と中央部との間で電流密度のムラが抑制されていると評価することができる。結果を表1に示す。
なお、「1C」とは、正極活物質の理論容量から予測される電池容量(Ah)を1時間で充電できる電流値を意味する。
25℃の温度条件下、各例の評価用リチウムイオン二次電池に対し、SOC95%まで1Cの電流値で定電流充電(CC充電)を行った後、SOC5%まで1.0Cの定電流で定電流放電(CC放電)を行い、当該CC放電時の放電容量を初期容量とした。次いで、25℃の環境下、SOC95%まで1Cの電流値でCC充電を行った後、SOC5%まで1.0Cの電流値でCC放電を行う充放電を1サイクルとし、100サイクル行った。100サイクル目の放電容量をサイクル後容量として、初期容量と同様の方法で求めた。耐久性の指標として、以下の式:容量維持率(%)=(サイクル後容量/初期容量)×100;より容量維持率(%)を求めた。結果を表1に示す。
したがって、容量維持率および体積効率の両立を考慮すると、未塗工部から位置Pまでの長さL2は、0.5mm以上25mm以下であることが好ましく、1mm以上25mm以下であることがより好ましい。
したがって、容量維持率および体積効率の両立を考慮すると、未塗工部から位置Pまでの長さL2は0.5mm以上25mm以下であることが好ましい。
するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、
変更したものが含まれる。
12 電極集電体
14 電極活物質層
14A 平面部
14B 傾斜部
16 未塗工部
20 積層型電極体
30 電池ケース
32 安全弁
42 正極端子
44 負極端子
50 正極シート
52 正極集電体
52A 正極活物質層未塗工部
54 正極活物質層
60 負極シート
62 負極集電体
62A 負極活物質層未塗工部
64 負極活物質層
70 セパレータ
100 リチウムイオン二次電池
Claims (2)
- 二次電池の正負極いずれかの電極であって、
矩形シート状の電極集電体と、該電極集電体上に形成された電極活物質層と、を備えており、
前記電極集電体は、長辺方向の少なくとも一方の端部に、前記電極活物質層が形成されず該集電体が露出した未塗工部を有し、
前記電極活物質層は、長辺方向の長さL1が600mm以上1400mm以下であり、平均膜厚t1で厚みが略一定に形成された平面部と、前記未塗工部に近づくにつれて厚みが連続的に減少する傾斜部と、を有しており、
前記傾斜部における厚みが、前記平面部の平均膜厚t1の0.8に至った位置をPとしたときに、
前記電極活物質層と前記未塗工部との境界から、前記位置Pまでの長さL2が10mm以上25mm以下であることを特徴とする、二次電池用電極。 - 正極と、負極と、非水電解質と、を備え、
前記正極および負極のうち、少なくともいずれか一方が、請求項1に記載の電極である、非水電解質二次電池。
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