JP7356894B2 - 鉄塔の改造工事用台棒装置 - Google Patents
鉄塔の改造工事用台棒装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7356894B2 JP7356894B2 JP2019231067A JP2019231067A JP7356894B2 JP 7356894 B2 JP7356894 B2 JP 7356894B2 JP 2019231067 A JP2019231067 A JP 2019231067A JP 2019231067 A JP2019231067 A JP 2019231067A JP 7356894 B2 JP7356894 B2 JP 7356894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- wire
- support member
- wheel
- boom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
したがって、本発明は、ブームの旋回操作をその付け根部を支持する台座上で行うことができる台棒装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための、本発明の台棒装置1は、第1の主柱材101aの上部の外側に固定される台座2と、基端において台座2上に起伏・旋回自在に支持されるブーム3と、鉄塔の頂部103から台座2の上方へ延出するように頂部103に固定される起伏ワイヤ支持部材4とを具備する。
台座2は、第1の主柱材101aの外側に固定される台座支持部材5と、当該台座支持部5を第2及び第3の主柱材101b,101cに支持する一対の支持ストラット6と、台座支持部材5から第1の主柱材101aの外側へ水平に延出する旋回台座7とを具備する。
台座支持部材5は、第1の主柱材101aに沿って上下に所定長さ延び上下両端部において第1の主柱材101aを把持する縦支持部材51と、当該縦支持部材51の左右両側から直角方向に水平に延出する一対の横支持部材52とを具備する。
支持ストラット6は、横支持部材52の端部からそれぞれ延出し、先端部において第2又は第3の主柱材101b,101cの外側面に結合される。
旋回台座7は、縦支持部材51の上下方向中央部から第1の主柱材101aの外側へ水平に延出する。
ブーム3は、先端部に第1の起伏ワイヤ用金車8aと第1の巻き上げワイヤ用金車9aとを具備し、第1の起伏ワイヤ用金車8aに掛け回される起伏ワイヤ10により起伏制御され、第1の巻き上げワイヤ用金車9aに掛け回される巻き上げワイヤ11の下端に吊り荷Wを吊支可能に設けられる。
起伏ワイヤ支持部材4は、旋回台座7の概略鉛直上方位置において第1の起伏ワイヤ用金車8aからの起伏ワイヤ10の一端側を水平旋回自在に係止すると共に、第1の起伏ワイヤ用金車8aからの起伏ワイヤ10の他端側を受けて地上のウインチへ導く第2の起伏ワイヤ用金車8bを水平旋回自在に支持する。
旋回台座7は、台座支持部材5に固定される台座フレーム71と、台座フレーム71に手動又はモータ駆動で水平回転自在に支持される回転部材72と、台座フレーム71に水平回転自在に支持され第2の巻き上げワイヤ用金車9bを支持する金車支持部材75とを具備する。回転部材72は、台座フレーム71上へ突出する軸受部72aにブーム3の基端を起伏自在に枢支する。第2の巻き上げワイヤ用金車9bは、第1の巻き上げワイヤ用金車9aからの巻き上げワイヤ11を受けて地上のウインチへ導く。
図1,8,10に示すように、本発明の台棒装置1が適用される鉄塔100は、いわゆる尖り帽子型頂部を有する四角鉄塔であり、四隅に山形鋼材からなる第1ないし第4の主柱材101a~101dが配置され、各主柱材101の上端より上方へ四角錐状に突出する地線支持部102を有する。
2 台座
3 ブーム
4 起伏ワイヤ支持部材
41 水平ビーム
42 斜め支柱材
43 ブーム吊り支柱
5 台座支持部材
51 縦支持部材
51a 本体
51b 把持部
52 横支持部材
6 支持ストラット
61 アーム部材
61a 接続部
61b 接続部
62 アーム部材
62a 接続部
62b ボルト孔
7 旋回台座
71 台座フレーム
72 回転部材
72a 軸受部
73 ウオームホイール
74 ウオーム
74a 接続部
75 金車支持部材
76 ハンドル
8a 第1の起伏ワイヤ用金車
8b 第2の起伏ワイヤ用金車
9a 第1の巻き上げワイヤ用金車
9b 第2の巻き上げワイヤ用金車
10 起伏ワイヤ
11 巻き上げワイヤ
100 鉄塔
101a 第1の主柱材
101b 第2の主柱材
101c 第3の主柱材
101d 第4の主柱材
W 吊荷
Claims (5)
- 四隅に配置される第1ないし第4の主柱材を具備する頂部尖り帽子型の四角鉄塔の改造工事用の台棒装置であって、
前記第1の主柱材の上部の外側に固定される台座と、基端において前記台座上に起伏・旋回自在に支持されるブームと、前記鉄塔の頂部から前記台座の上方へ延出するように当該頂部に固定される起伏ワイヤ支持部材とを具備し、
前記台座は、前記第1の主柱材の外側に固定される台座支持部材と、当該台座支持部材を前記第1の主柱材に隣接する前記第2及び第3の主柱材に支持する一対の支持ストラットと、前記台座支持部材から前記第1の主柱材の外側へ水平に延出する旋回台座とを具備し、
前記台座支持部材は、前記第1の主柱材に沿って上下に所定長さ延び上下両端部において前記第1の主柱材を把持する縦支持部材と、当該縦支持部材の左右両側から直角方向に水平に延出する一対の横支持部材とを具備し、
前記支持ストラットは、前記横支持部材の端部からそれぞれ延出し、先端部において前記第2又は第3の主柱材の外側面に結合され、
前記旋回台座は、前記縦支持部材の上下方向中央部から前記第1の主柱材の外側へ水平に延出し、
前記ブームは、基端において前記旋回台座上に起伏・旋回自在に支持され、先端部に第1の起伏ワイヤ用金車と第1の巻き上げワイヤ用金車とを具備し、当該第1の起伏ワイヤ用金車に掛け回される起伏ワイヤにより起伏制御され、前記第1の巻き上げワイヤ用金車に掛け回される巻き上げワイヤの下端に吊り荷を吊支可能に設けられ、
前記起伏ワイヤ支持部材は、前記旋回台座の概略鉛直上方位置において前記第1の起伏ワイヤ用金車からの前記起伏ワイヤの一端側を水平旋回自在に係止すると共に、前記第1の起伏ワイヤ用金車からの前記起伏ワイヤの他端側を受けて地上のウインチへ導く第2の起伏ワイヤ用金車を水平旋回自在に支持するように設けられ、
前記旋回台座は、前記台座支持部材に固定される台座フレームと、当該台座フレームに手動又はモータ駆動で水平回転自在に支持され当該台座フレームの上方へ突出する軸受部に前記ブームの基端を起伏自在に枢支する回転部材と、前記台座フレームの下部に取り付けられ前記第1の巻き上げワイヤ用金車からの前記巻き上げワイヤを受けて地上のウインチへ導く第2の巻き上げワイヤ用金車を水平旋回自在に支持する金車支持部材とを具備し、
前記旋回台座上における前記ブームの水平旋回操作が可能であることを特徴とする鉄塔の改造工事用台棒装置。 - 前記旋回台座は、前記台座フレーム内において前記回転部材の外周に固定されるウォームホイールと、前記台座フレーム内に回転自在に支持され前記ウォームホイールに噛み合って電動または手動で回転駆動自在のウォームとを具備することを特徴とする請求項1に記載の鉄塔の改造工事用台棒装置。
- 前記支持ストラットは、互いに長さ調整自在に結合される第1及び第2のアーム部材を具備し、適用すべき前記鉄塔毎に前記第1の主柱材からそれぞれ前記第2又は第3の主柱材までの距離の相違に対応可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の鉄塔の改造工事用台棒装置。
- 前記起伏ワイヤ支持部材は、基端側において前記鉄塔の頂部に固定され前記第1の主柱材の方向へ水平に延出し先端部に前記第2の起伏ワイヤ用金車を水平旋回自在に支持する水平ビームと、当該水平ビームの先端部にそれぞれ上端部が結合され斜め下方へ延出して下端において前記第1ないし第3の主柱材の上端部に結合される3本の斜め支柱材とを具備することを特徴とする請求項1に記載の鉄塔の改造工事用台棒装置。
- 前記水平ビームの先端部上に、前記ブームを吊り上げるための金車を支持するブーム吊り支柱が起立転倒自在に設けられることを特徴とする請求項4に記載の鉄塔の改造工事用台棒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019231067A JP7356894B2 (ja) | 2019-12-23 | 2019-12-23 | 鉄塔の改造工事用台棒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019231067A JP7356894B2 (ja) | 2019-12-23 | 2019-12-23 | 鉄塔の改造工事用台棒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021098978A JP2021098978A (ja) | 2021-07-01 |
JP7356894B2 true JP7356894B2 (ja) | 2023-10-05 |
Family
ID=76541815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019231067A Active JP7356894B2 (ja) | 2019-12-23 | 2019-12-23 | 鉄塔の改造工事用台棒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7356894B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002281624A (ja) | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Chubu Electric Power Co Inc | 送電鉄塔の頂上作業用デリック装置 |
JP2004293136A (ja) | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Kawakita Electrical Construction Engineering Co Ltd | 鉄塔外付型台棒装置及びこれを用いた鉄塔の建設方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582188A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-07 | 三和テッキ株式会社 | 懸垂ブ−ムの支持方法 |
JPS60191988A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-09-30 | 株式会社巴組技研 | 中型鉄塔建方用簡易クレ−ン |
JPH0664891A (ja) * | 1992-08-14 | 1994-03-08 | Sato Kensetsu Kogyo Kk | 鉄塔上作業用手動ミニクレーン |
JP3805033B2 (ja) * | 1996-09-30 | 2006-08-02 | 東光電気工事株式会社 | 送電鉄塔の腕金の取替え作業用デリック装置及びこれを用いた腕金の取替え工法 |
JP4214091B2 (ja) * | 2004-08-09 | 2009-01-28 | 株式会社かんでんエンジニアリング | 鉄塔組立及び解体用簡易吊上げ装置とその装置による吊上げ工法 |
-
2019
- 2019-12-23 JP JP2019231067A patent/JP7356894B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002281624A (ja) | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Chubu Electric Power Co Inc | 送電鉄塔の頂上作業用デリック装置 |
JP2004293136A (ja) | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Kawakita Electrical Construction Engineering Co Ltd | 鉄塔外付型台棒装置及びこれを用いた鉄塔の建設方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021098978A (ja) | 2021-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5026936B2 (ja) | 鉄塔組立・解体用デリック及びその撤去方法 | |
CN101357739B (zh) | 动臂式组塔专用塔式起重机 | |
JP6321819B2 (ja) | 長尺重量対象物の取扱用ツール | |
JP2016222359A (ja) | クレーン | |
JP2883860B2 (ja) | クレーンのジブ張出、格納装置及びその張出、格納方法 | |
JP6645222B2 (ja) | クレーンのジブ取付方法 | |
JP6128163B2 (ja) | 移動式クレーン及び移動式クレーンのブーム起立方法 | |
CN110803609A (zh) | 一种翻桩吊具及其操作方法 | |
JP7356894B2 (ja) | 鉄塔の改造工事用台棒装置 | |
JP6638434B2 (ja) | クレーンのブーム取付方法 | |
JP6628310B2 (ja) | 鉄塔組立・解体用デリック | |
JP6816618B2 (ja) | フロート格納装置およびフロート格納方法 | |
JP2010235257A (ja) | 移動式ジブクレーン | |
JP3399356B2 (ja) | クレーン | |
JP7298419B2 (ja) | クレーンの組立方法、およびクレーン | |
JP6984395B2 (ja) | クレーン及びクレーン組み立て方法 | |
JP2017154838A (ja) | クレーン | |
CN219217353U (zh) | 卷扬机支架 | |
JP7447613B2 (ja) | 作業機械 | |
JPH11100191A (ja) | 建設機械のジャッキアップ装置およびジャッキアップシリンダの回動方法 | |
WO2022264497A1 (ja) | バックストップ | |
JP7234811B2 (ja) | クレーンのストラット、クレーンのストラットの折り畳み方法、および、クレーンのストラットの組立方法 | |
JP7293921B2 (ja) | ピン回り止め構造 | |
JP2006143445A (ja) | クライミング型ジブクレーン | |
JP3233537U (ja) | ケーブルドラムの吊り下げ式支持具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221017 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230831 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7356894 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |