JP7355566B2 - めっき処理装置、前処理装置、めっき装置、めっき処理方法および前処理方法 - Google Patents

めっき処理装置、前処理装置、めっき装置、めっき処理方法および前処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、めっき処理装置、前処理装置、めっき装置、めっき処理方法および前処理方法に関する。
パターンが形成された基板の表面に金属をめっきするめっき装置が知られている(例えば、特許文献1)。めっき装置は前処理装置やめっき処理装置などから構成される。
前処理装置はめっき処理を行う前にパターンの内部に純水を充たす処理を行う装置である。パターンの内部に空気が残っていると、その部分はめっきされずに欠陥となるおそれがある。
また、めっき処理装置は化学反応を利用して基板の表面に金属を析出させる。金属の析出が進むにつれて基板表面近傍の金属イオンが減少する。そのため、めっき液内に金属イオンが均一に分布するよう、めっき液を攪拌する必要がある。この攪拌によってめっき液が周囲に飛散し、めっき装置の構成部材が腐食したり、めっき液が消耗したりするおそれがある。
特開2009-155725号公報
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、欠陥を抑制可能なめっき処理の前処理装置および前処理方法を提供することである。また、本発明の別の課題は、めっき液の飛散を抑制可能なめっき処理装置およびめっき処理方法を提供することである。また、本発明のまた別の課題は、そのような前処理装置およびめっき処理装置を有するめっき装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、被めっき処理基板が内部に保持され、めっき液が入れられるめっき槽と、前記めっき槽内において、前記被めっき処理基板が保持される位置と対向する位置に配置されるアノード電極と、前記めっき槽から溢れためっき液を受け入れるオーバーフロー槽と、前記オーバーフロー槽から前記めっき槽にめっき液を還流させるための循環ラインと、前記循環ラインを流れるめっき液に微小気泡を発生させる微小気泡発生器と、を備えるめっき処理装置が提供される。
前記微小気泡は、直径500μm以下の気泡を含むのが望ましい。
前記被めっき処理基板が保持される位置の下方に配置され、複数の貫通孔が設けられた底板を備え、前記循環ラインは、前記微小気泡を含んだめっき液を前記底板より下方から前記めっき槽に供給するのが望ましい。
前記循環ラインに設けられたポンプを備え、前記ポンプが作動することにより、前記オーバーフロー槽のめっき液が前記めっき槽に還流され、前記微小気泡発生器は、前記ポンプの下流側に設けられるのが望ましい。
前記循環ラインに設けられ、めっき液を一定温度に保つ恒温槽を備え、前記微小気泡発生器は、前記恒温槽の下流側に設けられるのが望ましい。
前記めっき槽を攪拌する攪拌器を備えるのが望ましい。
本発明の別の態様によれば、めっき処理の前処理を行う前処理装置であって、被めっき処理基板が内部に保持され、前処理液が入れられる前処理槽と、前記前処理槽から溢れた前処理液を受け入れるオーバーフロー槽と、前記オーバーフロー槽から前記前処理槽に前処理液を還流させるための循環ラインと、前記循環ラインを流れる前処理液に微小気泡を発生させる微小気泡発生器と、を備える前処理装置が提供される。
前記微小気泡は、直径50μm以下の気泡を含むのが望ましい。
前記微小気泡は、前記被めっき処理基板に形成されたパターンサイズより小さい気泡を含むのが望ましい。
前記循環ラインに設けられたポンプを備え、前記ポンプが作動することにより、前記オーバーフロー槽の前処理液が前記前処理槽に還流され、前記微小気泡発生器は、前記ポンプの下流側に設けられるのが望ましい。
本発明の別の態様によれば、上記のめっき処理装置と、上記の前処理装置と、前記前処理装置で前処理された前記被めっき処理基板を前記めっき処理装置に搬送する搬送手段と、を備えるめっき装置が提供される。
本発明の別の態様によれば、めっき液が入れられためっき槽に被めっき処理基板を保持し、前記被めっき処理基板と対向する位置に配置されたアノード電極にめっき電源の正電極を接続し、前記被めっき処理基板に前記めっき電源の負電極を接続し、前記めっき槽から溢れためっき液をオーバーフロー槽で受け入れ、循環ラインを介して前記オーバーフロー槽から前記めっき槽にめっき液を還流させ、前記循環ラインを流れるめっき液に微小気泡を発生させ、前記微小気泡を含むめっき液を用いて前記被めっき処理基板をめっきするめっき処理方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、めっき処理の前処理を行う前処理方法であって、前処理液が入れられた前処理槽に被めっき処理基板を保持し、前記前処理槽から溢れた前処理液をオーバーフロー槽で受け入れ、循環ラインを介して前記オーバーフロー槽から前記前処理槽に前処理液を還流させ、前記循環ラインを流れる前処理液に微小気泡を発生させ、前記微小気泡を含む前処理液を用いて前記被めっき処理基板を前処理する前処理方法が提供される。
めっき装置の概略構成を示す図。 基板ホルダ3および搬送機構27を正面(メカ室1側)から見た模式図。 前処理を説明する図。 本実施形態に係る前処理装置23の概略構成を示す図。 微小気泡を含む純水に基板Wが浸漬された状態を模式的に示す図。 図4の変形例である前処理装置23’の概略構成を示す図。 本実施形態に係るめっき処理装置24の概略構成を示す図。 図7のめっき処理装置24をA方向から見た図。 図7の変形例であるめっき処理装置24の概略構成を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、めっき装置の概略構成を示す図である。図1に示すように、めっき装置はメカ室1およびめっき室2から構成される。
めっき装置は、メカ室1に設けられたFOUP11(Front Opening Unified Pod)、アライナ12、基板着脱台13(フィキシングステーション、)SRD14(Spin Rinse Drier)および搬送ロボット15を備える。
FOUP11は基板カセット(不図示)に収容された基板を格納する。アライナ12はめっき処理前の基板に形成されたオリエンテーションフラットまたはノッチの位置を所定の方向に合わせる。基板着脱台13は基板を基板ホルダ(図2を用いて後述)に搭載するために用いられる。SRD14はめっき処理後の基板を高速回転させて乾燥させる。搬送ロボット15は基板を水平方向に保持して、FOUP11、アライナ12、基板着脱台13およびSRD14の間で搬送する。
また、めっき装置は、めっき室2に設けられたストック槽21、仮置き槽22、前処理装置23、水洗装置25、めっき処理装置24、ブロー装置26および搬送機構27を備える。
ストック槽21は基板ホルダを収容可能であり、基板ホルダの保管および一時仮置きに用いられる。仮置き槽22は基板を保持した基板ホルダの仮置きに用いられる。前処理装置23は基板の表面を純水などの前処理液で濡らして親水性を良くする前処理を行う。前処理装置23の詳細は図4を用いて後述する。めっき処理装置24は基板をめっき処理する。めっき処理装置24の詳細は図7~図9を用いて後述する。水洗装置25はめっき処理された基板の表面を純水で水洗する。ブロー装置26はめっき処理後の基板に不活性ガスを吹き付けてかけて水切りを行う。
搬送機構27は、レール27aと、このレール27aに沿って移動可能な2つの搬送ロボット27b,27cから構成される。搬送ロボット27bは基板着脱台13とストック槽21との間で基板ホルダの搬送を行う。搬送ロボット27cはストック槽21、仮置き槽22、前処理装置23、水洗装置25、めっき処理装置24およびブロー装置26の間で基板ホルダを搬送する。
図2は、基板ホルダ3および搬送機構27を正面(メカ室1側)から見た模式図である。同図では、搬送ロボット27bのみを描いているが、搬送ロボット27cも同様の構成とすることができる。図示のように、基板ホルダ3は基板Wの被めっき面が露出するよう、基板Wを鉛直方向に保持する。そして、搬送ロボット27bは基板Wを保持した基板ホルダ3を吊り下げ把持してレール27aに沿って紙面と垂直な方向に移動する。
搬送ロボット27bは、鉛直方向に延びておりレール27aに沿って移動可能なボディ27d、このボディ27dに沿って上下動自在でかつ軸心を中心に回転自在なアーム27e、アーム27eに基板ホルダ3を着脱自在に保持する2つの基板ホルダ保持部27fなどから構成される。
図1に示すめっき装置は次のように動作する。複数の被めっき処理基板が被めっき面を上にした状態で基板カセットに収容され、この基板カセットがFOUP11に搭載されている。また、搬送ロボット15はストック槽21内に鉛直姿勢で保管されていた基板ホルダ3を取出し、これを90度回転させて水平状態にして基板着脱台13に2個並列に載置しておく。
そして、搬送ロボット15は、FOUP11に搭載された基板カセットから基板Wを1枚取出し、アライナ12に載せる。アライナ12は基板Wのオリエンテーションフラットやノッチの位置を所定の方向に合わせる。次いで、搬送ロボット15は位置合わせされた基板Wを、基板ホルダ3が載置された基板着脱台13に搬送する。これにより、基板Wは基板ホルダ3に保持される。
さらに、搬送ロボット27bは、基板Wを保持した基板ホルダ3を把持し、上昇させ、仮置き槽22の上方まで搬送する。そして、搬送ロボット27bは基板ホルダ3を90度回転させて鉛直状態にした後、基板ホルダ3を下降させて仮置き槽22に仮置きする。以上を順次繰り返して、基板ホルダ3に順次基板Wを装着し、仮置き槽22の所定の位置に順次仮置きする。
搬送ロボット27cは、基板Wを保持して仮置き槽22に仮置きされた基板ホルダ3を2基同時に把持し、上昇させた後、前処理装置23の上方まで搬送する。そして、搬送ロボット27cは基板ホルダ3を下降させ、基板ホルダ3に保持された基板Wを前処理装置23内の前処理液に浸漬させる。そして、前処理装置23は基板Wに前処理を行う。前処理が終わると、搬送ロボット27cは基板ホルダ3を上昇させる。
次に、搬送ロボット27cは、基板ホルダ3をめっき処理装置24の上方まで搬送する。そして、搬送ロボット27cは基板ホルダ3を下降させ、基板ホルダ3に保持された基板Wをめっき処理装置24内のめっき液に浸漬させる。そして、めっき処理装置24は基板Wにめっき処理を行う。めっき処理が終わると、搬送ロボット27cは基板ホルダ3を上昇させる。
次に、搬送ロボット27cは、基板ホルダ3を水洗装置25の上方まで搬送する。そして、搬送ロボット27cは基板ホルダ3を下降させ、基板ホルダ3に保持された基板Wを水洗装置25内の純水に浸漬させる。そして、水洗装置25は基板Wを水洗する。水洗が終わると、搬送ロボット27cは基板ホルダ3を上昇させる。
次に、搬送ロボット27cは、基板ホルダ3をブロー装置26まで搬送する。ブロー装置26は不活性ガスを基板Wに向けて吹き付けて、基板Wおよび基板ホルダ3に付着しためっき液や水滴を除去する。
そして、搬送ロボット27cは基板Wを保持した基板ホルダ3を仮置き槽22の所定の位置に戻して仮置きする。搬送ロボット27cは以上の動作を順次繰り返し、めっきが終了した基板Wを保持した基板ホルダ3を順次仮置き槽22の所定の位置に戻す。
その後、搬送ロボット27bは、めっき処理が終わって仮置き槽22に仮置きされた基板ホルダ3を2基同時に把持し、基板着脱台13上に載置する。そして、搬送ロボット15は基板着脱台13上に載置された基板ホルダ3から基板Wを取出し、SRD14に搬送する。SRD14は表面を上向きにして水平に保持された基板Wを高速回転させてスピン乾燥させる。次いで、搬送ロボット15は乾燥後の基板WをFOUP11に格納された基板カセットに戻す。以上により、一連のめっき処理を完了する。
続いて、前処理について詳しく説明する。
図3は、前処理を説明する図である。被めっき面である基板Wの表面にパターン41が形成され、凹凸がある。このパターン41内(凹部)に前処理液(以下、純水とする)42を充たすのが前処理である。パターン41内に空気が残っていると、その部分にめっき液が浸透せず、めっきされずに欠陥となるおそれがあるためである。通常の純水42の場合、表面張力が働くため、パターン41内に純水が十分に充填されないことがある。
図4は、本実施形態に係る前処理装置23の概略構成を示す図である。前処理装置23は、前処理槽51と、オーバーフロー槽52と、循環ライン53と、ポンプ54と、微小気泡発生ノズル55(微小気泡発生器)と、底板56とを有する。同図では、基板ホルダ3に保持された基板Wが前処理槽51内に保持された状態を示している。
前処理槽51は上方が開口しており、内部に純水51aを収容する。後述するように、この純水51aは微小気泡を含んでいる。基板ホルダ3によって鉛直方向に保持された基板Wが前処理槽51の内部で保持されることにより、基板Wの被めっき面の全体が純水51aに浸漬される。
オーバーフロー槽52は前処理槽51に隣接して配置され、1つの側面が前処理槽51と共有されてもよい。オーバーフロー槽52は前処理槽51から溢れた純水51aを受け入れる。
循環ライン53はオーバーフロー槽52と前処理槽51とを接続し、純水を循環させる。具体的には、循環ライン53は、その一端がオーバーフロー槽52の底面に接続され、他端が前処理槽51の底面に接続される。循環ライン53に設けられたポンプ54が作動することにより、オーバーフロー槽52内の純水が前処理槽51に還流される。
本実施形態の1つの特徴として、循環ライン53に微小気泡発生ノズル55が設けられる。微小気泡発生ノズル55は、例えば不活性ガス溶存液を旋回させて機械的に微小気泡を発生させる構造であってもよいし、流路にオリフィスが設けられ、不活性ガス溶存液がそのオリフィスを通過する際の圧力開放にて微小気泡が発生する構造のものであってもよい。具体的には、窒素ガスやアルゴンガスなど、基板Wおよび基板W表面に形成された金属と反応しない不活性ガスを微小気泡発生ノズル55に供給することで、循環ライン53を流れる純水に微小気泡を発生させる。したがって、微小気泡を含んだ純水が前処理槽51に供給される。このように、循環ライン53のうち、微小気泡発生ノズル55から下流側は微小気泡供給ライン53aとして機能する。
ここでの微小気泡は直径がナノ~マイクロサイズの気泡であり、具体的には直径の分布ピークが10μm~1,000μmであるのが望ましく、少なくとも直径50μm以下の気泡を含むの望ましい。より具体的には、微小気泡を含む純水がパターンに入るためには、微小気泡のサイズはパターンサイズ(凹部の幅)より小さい。通常の(微小気泡より大きな)気泡は上昇して破裂するが、微小気泡は液中で縮小してやがて消滅する性質を有する。このような性質を有する気泡を微小気泡と呼ぶこともできる。
なお、微小気泡がポンプ54に悪影響を与えることがある。特に、モータを使用したポンプ54を使用する場合、ポンプ54が微小気泡を巻き込むとポンプ54の性能が出なかったり、キャビテーションによりポンプ54が破損したりするなどの悪影響が発生する可能性がある。このような悪影響を抑えるべく、ポンプ54より下流側に微小気泡発生ノズル55を配置するのが望ましい。
底板56は、前処理槽51内において、基板Wが保持される位置の下方、例えば前処理槽51の底部に配置される。底板56には複数の貫通孔が形成されている。微小気泡供給ライン53aから供給される微小気泡を含んだ純水は、底板56の貫通孔を通過することによって、微小気泡が分散されて均一になって、前処理槽51の全体に行き渡る。なお、純水はそれほど粘性が高くないので、底板56を設けなくてもよいが、微小気泡の分散効果を向上させるためには底板56を設けるのが望ましい。
図5は、微小気泡を含む純水43に基板Wが浸漬された状態を模式的に示す図である。上述したように、微小気泡を含まない通常の純水の場合、純水の表面張力によりパターン内部(凹部)には純水が充填されないことがある。これに対し、本実施形態では、微小気泡が界面活性剤の役割を果たすため純水43の表面張力が低減する。そのため、純水43の浸透性が増し、パターン内部にまで微小気泡を含む純水43が充填される(図5(a),(b))。その後、純水43に含まれる微小気泡は時間の経過により消滅する。その結果、パターン内部には気泡がほとんど残っていない純水43’が充填される(図5(c))。
以上のようにして、パターン内部に純水を充たすことができる。
このように、本実施形態によれば、微小気泡を含む純水を用いて前処理を行うため、基板Wの表面に形成されたパターンの内部に空気を含まない純水を充たすことができる。よって、その後のめっき処理で欠陥が発生するのを抑制できる。また、この手法によれば、循環ライン53上に脱気モジュールを設けなくてもよいし、前処理槽51に水中シャワーを設けなくてもよい(もちろん、設けてもよい)。脱気モジュールや水中シャワーを省略することにより、前処理装置23を簡略化できる。
図6は、図4の変形例である前処理装置23’の概略構成を示す図である。図示のように、基板Wを水平方向に保持して水洗を行ってもよい。なお、図6における図4と共通する部材に共通する符号を付している。
続いて、めっき処理について詳しく説明する。
図7は、本実施形態に係るめっき処理装置24の概略構成を示す図である。図8は、図7のめっき処理装置24をA方向から見た図である。めっき処理装置24は、めっき槽61と、アノード電極62と、中間マスク63と、パドル64(攪拌部材)とを有する。図7および図8では、基板ホルダ3に保持された基板Wがめっき槽61内に保持された状態を示している。
めっき槽61は上方が開口しており、内部にめっき液61aを収容する。以下、一例として、銅めっきを行う場合を想定する。この場合、めっき液61aとして硫酸銅を適用でき、より具体的には銅イオン、硫酸などの支持電解質、塩素などのハロゲンイオンを含む液体とすることができる。後述するように、このめっき液61aは微小気泡を含んでいる。基板ホルダ3によって鉛直方向に保持された基板Wがめっき槽61の内部で保持されることにより、基板Wの被めっき面の全体がめっき液61aに浸漬される。
アノード電極62は、めっき槽61内において、基板Wが保持される位置と対向する位置に鉛直方向に保持される。アノード電極62は金属製であり、例えば銅製である。
中間マスク63は、めっき槽61内において、基板Wが保持される位置とアノード電極62との間に鉛直方向に設けられる。中間マスク63には基板Wの形状に沿った円形の開口が形成されており、アノード電極62-基板W間の電位分布を調整する。
パドル64は、めっき槽61内において、基板Wが保持される位置と中間マスク63との間に鉛直方向に設けられる。パドル64は基板Wと平行(図7においては紙面と垂直な方向、図8においては紙面の左右方向)に往復運動してめっき液61aを攪拌する。めっき処理が進むと基板Wの近傍の銅イオンが減少するため、銅イオンの分布を均一化すべく、パドル64がめっき液61aを攪拌する。
以上のようなめっき処理装置24において、基板Wがめっき液61aに浸漬された状態で、めっき電源(不図示)の正極をアノード電極62に接続し、負極を基板Wに接続する。これにより、めっき液61a中で電気化学反応が起こり、基板Wの表面に銅イオンが析出し、めっきされる。
また、めっき処理装置24は、オーバーフロー槽65と、循環ライン66と、ポンプ67と、恒温槽68と、微小気泡発生ノズル69(微小気泡発生器)と、底板6Aとを有する。
オーバーフロー槽65はめっき槽61に隣接して配置され、1つの側面がめっき槽61と共有されてもよい。オーバーフロー槽65はめっき槽61から溢れためっき液61aを受け入れる。
循環ライン66はオーバーフロー槽65とめっき槽61とを接続し、めっき液を循環させる。具体的には、循環ライン66は、その一端がオーバーフロー槽65の底面に接続され、他端がめっき槽61の底面に接続される。循環ライン66に設けられたポンプ67が作動することにより、オーバーフロー槽65内のめっき液がめっき槽61に還流される。恒温槽68も循環ライン66に設けられ、めっき液の温度が一定になるよう調節する。
本実施形態の1つの特徴として、循環ライン66に微小気泡発生ノズル69が設けられる。微小気泡発生ノズル69は、例えば不活性ガス溶存液を旋回させて機械的に微小気泡を発生させる構造であってもよいし、流路にオリフィスが設けられ、不活性ガス溶存液がそのオリフィスを通過する際の圧力開放にて微小気泡が発生する構造のものであってもよい。具体的には、窒素ガスやアルゴンガスなど、基板W、基板W表面に形成された金属およびめっき液とも反応しない不活性ガスを微小気泡発生ノズル69に供給することで、循環ライン66を流れるめっき液に微小気泡を発生させる。したがって、微小気泡を含んだめっき液がめっき槽61に供給される。このように、循環ライン66のうち、微小気泡発生ノズル69から下流側は微小気泡供給ライン66aとして機能する。
ここでの微小気泡は直径がナノ~マイクロサイズの気泡であり、具体的には直径の分布ピークが10μm~1,000μmであるのが望ましく、少なくとも直径500μm以下の気泡を含むの望ましく、直径50μm以下の気泡を含むのがさらに望ましい。微小気泡にはミリサイズの気泡ができるだけ含まれないのが望ましい。また、さらに、気泡の数は1mL当たり200個以上であるのが望ましい。微小気泡は液中で縮小してやがて消滅する性質を有するので、このような性質を有する気泡を微小気泡と呼ぶこともできる。
なお、上述したように、微小気泡がポンプ67に悪影響を与えるのを抑えるべく、ポンプ67より下流側に微小気泡発生ノズル69を配置するのが望ましい。また、微小気泡が恒温槽68による温度調節機能を低下させることがある。例えば、恒温槽68の内部配管を液体で満たす必要があるが、内部配管に微小気泡が存在して液体で満たされない場合、異常加熱で内部配管が破損して漏水が発生したり、恒温性能が低下したりすることがある。このような悪影響を抑えるべく、恒温槽68より下流側に微小気泡発生ノズル69を配置するのが望ましい。
底板6Aは、めっき槽61内において、基板Wが保持される位置の下方、例えばめっき槽61の底部に配置される。底板6Aには複数の貫通孔が形成されている。微小気泡供給ライン66aから供給される微小気泡を含んだめっき液は、底板6Aの貫通孔を通過することによって、微小気泡が分散されて均一になった状態でめっき槽61の全体に行き渡る。
なお、微小気泡供給ライン66aとめっき槽61との接続点は、図7に示すようにめっき槽61の底面でもよいし、図9の変形例に示すように底板6Aより下側であるめっき槽61の側面であってもよい。また、複数の微小気泡供給ライン66aを設け、複数個所から微小気泡を含むめっき液をめっき槽61に供給してもよい。この場合、微小気泡供給ライン66aごとに微小気泡発生ノズル69を配置してもよいし、1つの微小気泡発生ノズル69の下流で複数の微小気泡供給ライン66aに分岐してもよい。
図8に示すように、パドル64が基板Wと平行に往復運動することでめっき液61aが攪拌され、微小気泡も激しく揺動する。めっき液61a中で微小気泡が揺動することにより、単にパドル64が平行に往復運動するのに比べ、より大きな攪拌効果が得られる。これにより、パドル64の運動が低速であっても微小気泡がめっき槽61の全体に行き渡ってめっき液61a中で上昇するので、パドル64の近傍のみならず、めっき槽61の全体が攪拌される。結果として、効率よくめっき処理を行うことができる。なお、微小気泡が十分にめっき槽61に分散するのであれば、パドル64を省略してもよい。パドル64を低速にできる、あるいは、省略することにより、めっき液61aがめっき槽61の周囲に飛散するのを抑制できる。
また、めっき処理時の化学反応による発熱、およびポンプ駆動部での発熱が伝熱して、めっき液の温度が上昇する傾向があるが、この熱を微小気泡が受け、めっき槽61上部の気相へ拡散していくことにより、放熱される。このように、微小気泡には放熱効果があるため、恒温槽68の出力を小さくすることができる。微小気泡で十分に放熱されるのであれば、恒温槽68を省略することもできる。
なお、微小気泡はミリサイズの気泡を含まないのが望ましい。ミリサイズの気泡は短時間の間に水面まで上昇をしてしまい、めっき槽61内での滞留時間が短く、均一性が良くないためである。また、ミリサイズの気泡がパドル64によって打ち砕かれ、めっき槽61の液面ではじけることで、めっき槽61の周囲に飛散しかねないためである。
このように、本実施形態によれば、微小気泡を含むめっき液61aを用いるため、微小気泡によってめっき槽61内のめっき液が攪拌される。そのため、パドル64を高速動作させる必要がなくなり、めっき液61aが周囲に飛散するのを抑制できる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
1 メカ室
11 FOUP
12 アライナ
13 基板着脱台
14 SRD
15 搬送ロボット
2 めっき室
21 ストック槽
22 仮置き槽
23 前処理槽
24 めっき処理槽
25 水洗槽
26 ブロー槽
27 搬送機構
27a レール
27b,27c 搬送ロボット
27d ボディ
27e アーム
27f 基板ホルダ保持部
3 基板ホルダ
41 パターン
42,43 純水
51 前処理槽
52 オーバーフロー槽
53 循環ライン
53a 微小気泡供給ライン
54 ポンプ
55 微小気泡発生ノズル
61 めっき槽
62 アノード電極
63 中間マスク
64 パドル
65 オーバーフロー槽
66 循環ライン
67 ポンプ
68 恒温槽
69 微小気泡発生ノズル
6A 底板

Claims (9)

  1. 被めっき処理基板が内部に保持され、めっき液が入れられるめっき槽と、
    前記めっき槽内において、前記被めっき処理基板が保持される位置と対向する位置に配置されるアノード電極と、
    前記めっき槽から溢れためっき液を受け入れるオーバーフロー槽と、
    前記オーバーフロー槽から前記めっき槽にめっき液を還流させるための循環ラインと、
    前記循環ラインを流れるめっき液に微小気泡を発生させる微小気泡発生器と、
    前記被めっき処理基板が保持される位置の下方かつ前記アノード電極の下方まで延びており、複数の貫通孔が設けられた平板状の底板と、を備え、
    前記循環ラインは、前記微小気泡を含んだめっき液を前記底板より下方から前記めっき槽に供給する、めっき処理装置。
  2. 前記微小気泡は、直径500μm以下の気泡を含む、請求項1に記載のめっき処理装置。
  3. 前記循環ラインに設けられたポンプを備え、
    前記ポンプが作動することにより、前記オーバーフロー槽のめっき液が前記めっき槽に還流され、
    前記微小気泡発生器は、前記ポンプの下流側に設けられる、請求項1または2に記載のめっき処理装置。
  4. 前記循環ラインに設けられ、めっき液を一定温度に保つ恒温槽を備え、
    前記微小気泡発生器は、前記恒温槽の下流側に設けられる、請求項1または2に記載のめっき処理装置。
  5. 前記めっき槽を攪拌する攪拌器を備える、請求項1乃至4のいずれかに記載のめっき処理装置。
  6. 前記アノード電極は、その第1面が前記被めっき処理基板が保持される位置と対向し、前記第1面と反対側の第2面が前記めっき槽の内面と対向し、
    前記アノード電極の下方まで延びている底床が、前記循環ラインからの微小気泡を前記アノード電極の第2面と前記めっき槽の内面との間に行き渡らせる、請求項1乃至5のいずれかに記載のめっき処理装置。
  7. めっき処理の前処理を行う前処理装置と、
    請求項1乃至のいずれかに記載のめっき処理装置と、
    前記前処理槽で前処理された前記被めっき処理基板を前記めっき処理槽に搬送する搬送手段と、を備えるめっき装置。
  8. めっき液が入れられためっき槽に被めっき処理基板を保持し、
    前記被めっき処理基板と対向する位置に配置されたアノード電極にめっき電源の正電極を接続し、前記被めっき処理基板に前記めっき電源の負電極を接続し、
    前記めっき槽から溢れためっき液をオーバーフロー槽で受け入れ、
    循環ラインを介して前記オーバーフロー槽から前記めっき槽にめっき液を還流させ、
    前記循環ラインを流れるめっき液に微小気泡を発生させ、
    前記めっき槽には、前記被めっき処理基板が保持される位置の下方かつ前記アノード電極の下方まで延びており、複数の貫通孔が設けられた平板状の底板が配置されており、前記循環ラインは、前記微小気泡を含んだめっき液を前記底板より下方から前記めっき槽に還流させ、
    前記微小気泡を含むめっき液を用いて前記被めっき処理基板をめっきするめっき処理方法。
  9. 前記アノード電極は、その第1面が前記被めっき処理基板が保持される位置と対向し、前記第1面と反対側の第2面が前記めっき槽の内面と対向し、
    前記アノード電極の下方まで延びている底床が、前記循環ラインからの微小気泡を前記アノード電極の第2面と前記めっき槽の内面との間に行き渡らせる、請求項8に記載のめっき処理方法。
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