JP7352476B2 - 給与処理装置、給与処理方法、及び給与処理プログラム - Google Patents
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Description
会社で給与を支給する場合において、例えば、労働組合との折衝や手当の受給申請の遅れ等により、「本来給付すべき金額と実際に支給された金額」にずれが発生し、その差額を精算(遡及業務)する必要がある。遡及業務により発生した差額を費用計上する際には、経理部門の方で振替仕訳を作成する必要がある。
事例1(ベースアップ、定期昇給にまつわる遡及業務)を、図1を参照して説明する。労働組合との折衝や昇給査定の遅れにより、ベースアップや定期昇給内容の決定は、業務上どうしても遅れてしまう。対象者、対象項目が膨大になることから、振替仕訳作業自体が煩雑になる。
本実施の形態に係る給与処理装置の構成の一例について、図面を参照して説明する。
給与データの通常分又は遡及分の給与の項目毎に、給与データの金額を集計した外部連携データを作成して、外部連携データファイル106eに格納する。
本実施の形態に係る給与処理装置100の制御部102の処理の具体例について、図5~図15を参照して説明する。図8及び図9は、給与処理装置100の制御部102の全体の処理の流れの概略を説明するためのフローである。以下の説明では、金額の円の単位の記載を省略する。
図10は、給与計算業務を説明するための図である。図10において、社員支給データの遡及フラグが「通常支給」である通常支給分の支給項目の金額を確定する。図10に示す例では、1行目は、遡及フラグ「通常支給」、社員コード「Aさん」、役職手当「150,000」、職能給「60,000」、3行目は、遡及フラグ「通常支給」、社員コード「Bさん」、役職手当「20,000」、職能給「30,000」となる。
図11は、遡及計算業務を説明するための図である。図11において、社員支給データの遡及フラグが「遡及支給」である遡及支給分の支給項目の金額を確定する。図11に示
す例では、2行目は、遡及フラグ「遡及支給」、社員コード「Aさん」、役職手当「20,000」、職能給「10,000」、4行目は、遡及フラグ「遡及支給」、社員コード「Bさん」、役職手当「10,000」、職能給「10,000」となる。
図12は、仕訳連携出力項目設定マスタ106aの設定を説明するための図である。図12において、仕訳連携出力項目設定マスタ106aの参照元情報と仕訳に起こす給与項目(支給項目)を登録する。参照元情報では、参照先のデータとその遡及フラグの「通常支給」、「遡及支給」を指定することが可能となっており、例えば、参照元情報「社員支給」は、社員支給データの遡及フラグの「通常支給」を、「社員支給_遡及」は、社員支給データの遡及フラグの「遡及支給」を指定するものである。
図13は、仕訳定義マスタ106bの設定を説明するための図である。図13において、仕訳連携出力項目設定マスタ106aで設定される給与項目(支給項目)に対して、仕訳の勘定科目を設定する。仕訳定義マスタ106bの参照元情報と項目名は、仕訳連携出力項目設定マスタ106aと同じデータが設定される。
図14は、外部連携データの生成を説明するための図である。図14において、仕訳連携出力項目設定マスタ106aで設定される仕訳に起こす支給項目(参照元情報と給与項目名)を取得し、取得した支給項目毎に、社員支給データを参照してその金額を集計した外部連携データを生成する。
図15は、仕訳データへの変換、すなわち、仕訳明細データの生成を説明するための図である。図15において、仕訳定義マスタ106bと外部連携データに基づいて、仕訳明細データを作成する。具体的には、参照元情報及び項目名をキーとして、仕訳定義マスタ106bから借方総勘定科目と貸方総勘定科目を取得すると共に、外部連携データの金額を借方金額及び貸方金額として取得して、仕訳明細データを作成する。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
102 制御部
102a 社員支給データ作成部
102b 社員控除データ作成部
102c 外部連携データ作成部
102d 仕訳作成部
102e マスタメンテ部
102f 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 仕訳連携出力項目設定マスタ
106b 仕訳定義マスタ
106c 社員支給データファイル
106d 社員控除データファイル
106e 外部連携データファイル
106f 仕訳明細データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
300 ネットワーク
Claims (5)
- 記憶部及び制御部を備えた給与処理装置であって、
前記記憶部には、
通常分及び遡及分を指定するフラグと、社員識別情報と、給与の項目毎の金額と、を含む給与データと、
仕訳として出力する、前記給与データの通常分及び遡及分の給与の項目を設定する第1のマスタと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の項目毎に、借方勘定科目及び貸方勘定科目を設定する第2のマスタと、
が格納されており、
前記制御部は、
前記給与データを作成する給与データ作成手段と、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の項目毎に、前記給与データの金額を集計した外部連携データを作成する外部連携データ作成手段と、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の各項目に対応する、前記第2のマスタで設定される借方勘定科目及び貸方勘定科目、並びに前記外部連携データの集計した金額に基づいて仕訳を作成する仕訳作成手段と、
を備えたことを特徴とする給与処理装置。 - 前記通常分は、通常支給分及び通常控除分を含み、
前記遡及分は、遡及支給分及び遡及控除分を含み、
前記給与の項目は、支給項目及び控除項目を含むことを特徴とする請求項1に記載の給与処理装置。 - 前記支給項目は、役職手当、職務給、残業代、及び家族手当の少なくとも1つを含み、前記控除項目は、組合費を含むことを特徴とする請求項2に記載の給与処理装置。
- 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための給与処理方法であって、
前記記憶部には、
通常分及び遡及分を指定するフラグと、社員識別情報と、給与の項目毎の金額と、を含む給与データと、
仕訳として出力する、前記給与データの通常分及び遡及分の給与の項目を設定する第1のマスタと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の項目毎に、借方勘定科目及び貸方勘定科目を設定する第2のマスタと、
が格納されており、
前記制御部において実行される、
前記給与データを作成する給与データ作成ステップと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の項目毎に、前記給与データの金額を集計した外部連携データを作成する外部連携データ作成ステップと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の各項目に対応する、前記第2のマスタで設定される借方勘定科目及び貸方勘定科目、並びに前記外部連携データの集計した金額に基づいて仕訳を作成する仕訳作成ステップと、
を含むことを特徴とする給与処理方法。 - 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための給与処理プログラムであって、
通常分及び遡及分を指定するフラグと、社員識別情報と、給与の項目毎の金額と、を含む給与データと、
仕訳として出力する、前記給与データの通常分及び遡及分の給与の項目を設定する第1のマスタと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の項目毎に、借方勘定科目及び貸方勘定科目を設定する第2のマスタと、
が格納されており、
前記制御部において、
前記給与データを作成する給与データ作成ステップと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の給与の項目毎に、前記給与データの金額を集計した外部連携データを作成する外部連携データ作成ステップと、
前記第1のマスタで設定される通常分及び遡及分の各給与の項目に対応する、前記第2のマスタで設定される借方勘定科目及び貸方勘定科目、並びに前記外部連携データの集計した金額に基づいて仕訳を作成する仕訳作成ステップと、
を実行させるための給与処理プログラム。
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JP2020006981A JP7352476B2 (ja) | 2020-01-20 | 2020-01-20 | 給与処理装置、給与処理方法、及び給与処理プログラム |
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---|---|---|---|---|
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JP2006323696A (ja) | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 給与精算方法、給与精算システム、給与精算装置、給与精算仲介装置、給与精算装置制御プログラム、給与精算仲介装置制御プログラム |
JP2014067231A (ja) | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 給与計算システム、給与計算プログラム及び給与計算サーバ |
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JP2018147328A (ja) | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 株式会社オービック | 給与補正処理装置、給与補正処理方法、および給与補正処理プログラム |
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2020
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