JP7431716B2 - 出向料算出装置、出向料算出方法、及び出向料算出プログラム - Google Patents

出向料算出装置、出向料算出方法、及び出向料算出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、出向料算出装置、出向料算出方法、及び出向料算出プログラムに関する。
例えば、企業では、社員を他の企業に出向させることが多い。出向とは、現在雇用契約を結んでいる企業から、別の企業へ出向くことをいう。これは、会社の経営戦略に基づいて意思決定されるもので、例えばグループ会社との人員調整や従業員の育成を目的として行われるケースがほとんどである。出向社員の給与を管理するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2007-52632号公報
しかしながら、上記特許文献1では、出向元企業が出向先企業に対する出向社員の出向料の請求金額を算出する場合の業務負担を軽減することに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、出向元企業が出向先企業に対する出向社員の出向料の請求金額を算出する場合の業務負担を軽減することが可能な出向料算出装置、出向料算出方法、及び出向料算出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた出向料算出装置であって、前記制御部は、対象の社員毎に、出向会社と、出向期間を含む人事発令と、を含む出向発令情報を前記記憶部に登録する発令登録手段と、対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を前記記憶部に登録する出向者登録手段と、対象年月について、前記出向者情報の社員毎に、前記出向発令情報から出向期間を取得して労働日数を算出して、請求項目毎に、給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記請求項目は、基本給、時間外手当、及び出向手当の少なくとも1つを含むことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記請求額は、請求額=給与計算金額×(対象年月の労働日数÷対象年月の暦日数)で計算することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記人事発令は、出向開始の発令日と、出向解除の発令日を含むことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、出向会社毎に、請求一覧又は請求書を出力する出力処理手段を備えることにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための出向料算出方法であって、前記制御部において実行される、対象の社員毎に、出向会社と、出向期間を含む人事発令と、を含む出向発令情報を前記記憶部に登録する発令登録工程と、対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を前記記憶部に登録する出向者登録工程と、対象年月について、前記出向者情報の社員毎に、前記出向発令情報から出向期間を取得して労働日数を算出して、請求項目毎に、給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための出向料算出プログラムであって、前記制御部において、対象の社員毎に、出向会社と、出向期間を含む人事発令と、を含む出向発令情報を前記記憶部に登録する発令登録工程と、対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を前記記憶部に登録する出向者登録工程と、対象年月について、前記出向者情報の社員毎に、前記出向発令情報から出向期間を取得して労働日数を算出して、請求項目毎に、給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算工程と、を実行させるための出向料算出プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、出向元企業が出向先企業に対する出向社員の出向料の請求金額を算出する場合の業務負担を軽減することが可能となるという効果を奏する。
図1は、従来の出向料の請求書を作成する際の課題を詳細に説明するための図である。 図2は、従来の出向料の請求書を作成する際の課題を詳細に説明するための図である。 図3は、従来の出向料の請求書を作成する際の課題を詳細に説明するための図である。 図4は、従来の出向料の請求書を作成する際の課題を詳細に説明するための図である。 図5は、本実施の形態に係る出向料算出装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、人事テーブルと給与テーブルの構成例を示す図である。 図7は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の全体の処理の概略を説明するための図である。 図8は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図10は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図11は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図12は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図13は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図14は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図15は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図16は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図17は、本実施の形態における出向料算出装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施の形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、企業では、社員を他の企業に出向させることが多い。出向社員に対する給与や賞与の支払いは、出向パターンに応じて出向元企業と出向先企業間で出向契約を締結している。出向元企業が出向社員に給与を支払い、出向先企業が出向元企業からの出向料の請求額(負担分)を支払うことが一般的である。
出向元企業が出向先企業に対する出向社員の出向料の請求書を作成する場合に、請求金額の計算が複雑になるという課題がある。
具体的には、月初に出向開始することや月末に出向解除することは少なく、月途中の出向開始・解除であることが一般的である。この場合、出向開始月と出向解除月の請求額は、満額ではなくその月の出向日数で按分して請求する必要がある。業務担当者は、出向の決定後人事発令を決裁して出向の辞令を出向社員に通達する。そして、出向後の給与支払を出向先会社へ請求するため請求書の作成を行う必要がある。請求額の計算は、出向社員によって出向開始日と解除日は異なり、また出向先企業との契約内容によって請求項目や出向先企業の負担額も異なるため、計算式の種類も多く複雑である。そのため、出向社員の人数に比例して毎月の給与を手計算する業務の負荷は大きくなる。
そこで、本実施の形態では、出向料の請求金額を算出する場合の業務負荷を低減するために、(1)請求金額を計算する際に出向期間を設定しなくても、人事発令を決裁するだけで毎月の請求金額を出向日数で按分する仕組みと、(2)出向社員、かつ契約内容毎に請求項目や計算方法を管理する仕組みを構築し、人事発令から出向料の自動日割計算を実現した。
これにより、出向先企業との契約内容に応じて柔軟に対応でき、かつ、人による手作業がなくなるため計算ミスや業務負荷を軽減することが可能となる。
図1~図4は、従来の出向料の請求書を作成する際の課題を詳細に説明するための図で
ある。図1において、出向元企業は出向先企業へ請求金額を計算して請求書を作成する。例えば、出向元企業では、出向先会社であるA社、B社、C社毎に請求書を作成する必要がある。この場合、容易に請求書を作成したいという要望がある。
図2において、(1)出向期間の重複メンテにより入力ミス発生リスクの増加や業務負荷が大きくなる。具体的には、出向社員毎に出向期間を何度も各業務で入力するのは手間である。例えば、人事発令決裁業務では、出向社員が決定した場合は、出向命令を入力し、給与出向業務では、出向命令を見ながら出向期間を入力する必要がある。
図3において、(2)計算式の複雑化による計算ミス発生リスクの増加や業務負荷が大きくなる。この要因1は、出向社員によって出向期間が異なるためである。例えば、社員Aが、8/3~10/2にA会社に出向し、社員Bが、7/27~8/14にB会社に出向し、社員Cが、7/16~9/15にC会社に出向したとする。この場合、8月の請求金額については、社員Aについては、29日/31日×請求金額、社員Bについては、14日/31日×請求金額、社員Cについては、31日/31日×請求金額となり、業務負担が大きい。
また、図4において、この要因2は、出向先企業との契約情報によって請求項目が異なるためである。A会社に出向する社員Aについては、出向契約で、基本給、時間外手当、出向手当Aとし、B会社に出向する社員Bについては、出向契約で、基本給、時間外手当、出向手当Bとし、C会社に出向する社員Cについては、出向契約で、基本給、時間外手当、出向手当なしとした場合、社員A~C毎に、異なる請求項目や計算方法で請求額を計算する必要があり、業務負担が大きい。
[2.構成]
図5を参照して、本実施の形態に係る出向料算出装置の構成の一例について説明する。図5は、本実施の形態に係る出向料算出装置100の構成の一例を示すブロック図である。図5に示す出向料算出装置100は、例えば、出向元企業等で好適に使用することができる。
出向料算出装置100は、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータでもよい。出向料算出装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部109と、を備えている。出向料算出装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、出向料算出装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、出向料算出装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部109には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、および、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。また、「出力」とは、出力装置114のモニタに表示することや出力装置114のプリンタで印刷することを含む。また、モニタ114に表示される情報に対して入力装置112等でユーザが操作等をすることを、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および、ファイルなどが格納され
る。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、人事テーブル107と給与テーブル108とを備えている。人事テーブル107は、出向発令情報ファイル107a、社員マスタ107b、連携会社マスタ107cを備えている。給与テーブル108は、出向先基本マスタ108a、出向先詳細マスタ108b、出向者詳細情報ファイル108c、出向者項目情報ファイル108d、社員給与支払情報ファイル108eを備えている。図6は、人事テーブル107と給与テーブル108の構成例を示す図である。
出向発令情報ファイル107aは、出向発令情報を格納するためのファイルである。出向発令情報は、出向が発令された場合に作成される情報であり、図6に示すように、会社NO、出向発令日、発令コード、社員CD、出向会社名のデータを含んでいてもよい。
社員マスタ107bは、図6に示すように、会社NO、社員CDを関連づけて登録するテーブル等で構成することができる。
連携会社マスタ107cは、出向発令情報と出向先基本マスタ108aを紐付けるためのマスタであり、図6に示すように、会社NO、連携会社名称を関連づけて登録するテーブル等で構成することができる。
出向先基本マスタ108aは、出向先企業の基本データを保持するためのマスタであり、図6に示すように、会社NO、出向会社NO、出向会社名、連携会社CDを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
出向先詳細マスタ108bは、出向パターン毎の請求項目を保持するためのマスタであり、図6に示すように、会社NO、出向会社NO、出向パターンCD(例えば、1:「通常出向、2:「月末出向」」、請求項目(例えば、基本給、時間外手当、出向手当等)を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。
出向者詳細情報ファイル108cは、出向者詳細情報を格納するためのファイルである。出向者詳細情報は、出向者のデータを保持するための情報であり、図6に示すように、会社NO、対象年月、出向会社NO、出向パターンCD、出向開始年月日、出向解除年月日のデータを含んでいてもよい。出向開始年月日及び出向解除年月日は、出向発令情報から取得する。
出向者項目情報ファイル108dは、出向者項目情報を格納するためのファイルである。出向者項目情報は、出向者毎及び出向パターン毎の請求項目を保持するためのマスタであり、図6に示すように、会社NO、対象年月、出向会社NO、出向パターンCD、社員CD、項目連番、請求項目、給与計算金額、日割係数分子、日割係数分母、請求金額のデータを含んでいてもよい。給与計算金額は、社員給与支払情報から取得する。
社員給与支払情報ファイル108eは、社員給与支払情報を格納するためのファイルである。社員給与支払情報は、毎月の給与支払金額を保持するための情報であり、図6に示すように、会社NO、対象年月、社員CD、基本給、時間外手当、在宅手当のデータを含んでいてもよい。
図5に戻り、制御部102は、出向料算出装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、出向先登録部102aと、発令登録部102bと、出向者登録部102cと、出向料計算部102dと、出力処理部102eと、画面表示制御部102fと、を備えている。
出向先登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される出向先登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、出向先基本マスタ108a及び出向先詳細マスタ108bにデータを登録する。
発令登録部102bは、例えば、モニタ114に表示される発令登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、社員マスタ107b及び連携会社マスタ107cを参照して、対象の社員毎に、出向会社と、出向期間を含む人事発令と、を含む出向発令情報を入力して出向発令情報ファイル107aに登録する。人事発令は、出向の発令日と、出向解除の発令日を含むことにしてもよい。
出向者登録部102cは、例えば、モニタ114に表示される発令登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目(出向契約で給料の項目明細を規定する)と、を含む出向者情報(出向者詳細情報、出向者項目情報)を、出向者詳細情報ファイル108c及び出向者項目情報ファイル108dに登録する。請求項目は、基本給、時間外手当、及び出向手当の少なくとも1つを含むことにしてもよい。
出向料計算部102dは、例えば、モニタ114に表示される出向料計算画面上でのオペレータの操作等に応じて、対象年月について、出向者情報の対象の社員について、出向発令情報から出向期間を取得して労働日数を算出して、請求項目毎に、給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算して、出向者情報(出向者詳細情報、出向者項目情報)を更新する。請求額は、請求額=給与計算金額×(対象年月の労働日数÷対象年月の暦日数)で計算することにしてもよい。
出力処理部102eは、例えば、モニタ114に表示される出力処理画面上でのオペレータの操作等に応じて、出向者詳細情報ファイル108cに登録されている出向者詳細情報と出向者項目情報ファイル108dに登録されている出向者項目情報に基づいて、出向会社毎に、請求一覧表又は請求書を作成して出力する。
画面表示制御部102fは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、出向先登録画面、発令登録画面、出向者登録画面、出向料計算画面等)の表示及びその入力の受付を制御する。
[3.具体例]
図5~図17を参照して、本実施の形態における出向料算出装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。図7は、本実施の形態における出向料算出装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するための図である。
(3-1.全体の処理)
図7を参照して、本実施の形態における出向料算出装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。図7において、出向先登録部102aは、出向先登録処理を実行する(ステップS1)。具体的には、出向先登録処理では、出向先登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される出向先登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、出向先基本マスタ108a及び出向先詳細マスタ108bにデータを登録する。
発令登録部102bは、発令登録処理を実行する(ステップS2)。具体的には、発令登録処理では、発令登録部102bは、例えば、モニタ114に表示される発令登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、社員マスタ107b及び連携会社マスタ107cを参照して、対象の社員毎に、出向会社と、出向期間を含む人事発令と、を含む出向発令情報を入力して出向発令情報ファイル107aに登録する。人事発令は、出向の発令日と、出向解除の発令日を含むことにしてもよい。
出向者登録部102cは、出向者登録処理を実行する(ステップS3)。具体的には、出向者登録処理では、出向者登録部102cは、例えば、モニタ114に表示される発令登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報(出向者詳細情報、出向者項目情報)を、出向者詳細情報ファイル108c及び出向者項目情報ファイル108dに登録する。請求項目は、基本給、時間外手当、及び出向手当の少なくとも1つを含むことにしてもよい。
出向料計算部102dは、出向料計算処理を実行する(ステップS4)。具体的には、出向料計算処理では、出向料計算部102dは、例えば、モニタ114に表示される出向料計算画面上でのオペレータの操作等に応じて、対象年月について、出向者情報の対象の社員について、出向発令情報から出向期間を取得して労働日数を算出して、請求項目毎に、社員給与支払情報ファイル108eの社員給与支払情報から取得した給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算して、出向者情報(出向者詳細情報、出向者項目情報)を更新する。請求額は、請求額=給与計算金額×(対象年月の労働日数÷対象年月の暦日数)で計算することにしてもよい。
出力処理部102eは、出力処理部102eは、出力処理を実行する(ステップS5)。具体的には、出力処理では、出力処理部102eは、例えば、モニタ114に表示される出力処理画面上でのオペレータの操作等に応じて、出向者詳細情報ファイル108cに登録されている出向者詳細情報と出向者項目情報ファイル108dに登録されている出向者項目情報に基づいて、出向会社毎に、請求一覧表又は請求書を作成して出力する。
図8~図17は、本実施の形態における出向料算出装置100の制御部102の処理の具体例を説明するための図である。図8~図17を参照して、本実施の形態における出向料算出装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(3-2.サンプルデータ)
図8~図14を参照して、本実施の形態における出向料算出装置100の制御部102の処理の具体例を、サンプルデータを使用して説明する。
(出向先登録処理)
出向先登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、出向先基本マスタ108a及び出向先詳細マスタ108bにデータを登録する。図8(A)は、出向先基本マスタ108aの登録例を示す図である。図8(B)は、出向先詳細マスタ108bの登録例を示す図である。
図8(A)に示す出向先基本マスタ108aの例では、1行目は、出向会社NO「100」、出向会社名「サンプル01会社」、連携会社コード「777」、2行目は、出向会社NO「200」、出向会社名「サンプル02会社」、連携会社コード「888」、3行目は、出向会社NO「300」、出向会社名「サンプル03会社」、連携会社コード「999」となっている。
図8(B)に示す出向先詳細マスタ108bの例では、1行目は、出向会社NO「100」 出向パターンコード「1:通常出向」、項目連番「1」、請求項目「基本給」、2行目は、出向会社NO「100」、出向パターンコード「1:通常出向」、項目連番「2」、請求項目「時間外手当」、3行目は、出向会社NO「200」、出向パターンコード「1:通常出向」、項目連番「1」、請求項目「基本給」となっている。
(発令登録処理)
発令登録部102bは、例えば、モニタ114に表示される登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、社員マスタ107b及び連携会社マスタ107cを参照して、出向発令情報を出向発令情報ファイル107aに登録する。図9(A)は、社員マスタ107bの登録例、図9(B)は、連携会社マスタ107cの登録例、図9(C)は、出向発令情報の登録例を示す図である。
図9(A)に示す社員マスタ107bの例では、1行目は、社員コード「1000000001」、社員名「サンプル太郎」、2行目は、社員コード「1000000002」、社員名「サンプル次郎」、3行目は、社員コード「1000000003」、社員名「サンプル三郎」となっている。
図9(B)に示す連携会社マスタ107cの例では、1行目は、連携会社コード「777」、出向会社名「サンプル01会社」、2行目は、連携会社コード「888」、出向会社名「サンプル02会社」、3行目は、連携会社コード「999」、出向会社名「サンプル03会社」となっている。
社員マスタ107b及び連携会社マスタ107cを参照して、出向発令情報を入力して出向発令情報ファイル107aに登録する。
図9(C)に示す出向発令情報の例では、1行目は、出向発令日「2020/8/3」、発令コード「4000:出向」、社員コード1000000001:サンプル太郎」、出向会社名「サンプル01会社」、2行目は、出向発令日「2020/10/2」、発令コード「4020:出向解除」、社員コード「1000000001:サンプル太郎」、出向会社名「サンプル01会社」となっている。
(出向者登録処理)
出向者登録部102cは、例えば、モニタ114に表示される登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、出向者情報を登録し、具体的には、出向者詳細情報を出向者詳細情報ファイル108cに登録し、また、出向者項目情報を出向者項目情報ファイル108dに登録する。図10(A)は、出向者詳細情報の登録例を示す図である。図10(B)は、出向者項目情報の登録例を示す図である。
図10(A)に示す出向者詳細情報の例では、対象年月「2020/8」、出向会社NO「100」、出向パターンコード「1:通常出向」、社員コード「1000000001:サンプル太郎」、出向開始年月日「 」、出向解除年月日「 」となっている。
図10(B)に示す出向者項目情報の例では、1行目は、対象年月「2020/8」、出向会社NO「100」、出向パターンコード「1:通常出向」、社員コード「1000000001:サンプル太郎」、項目連番「1」、請求項目「基本給」、給与計算金額「 」、日割係数分母「 」、日割係数分子「 」、請求金額「 」、2行目は、対象年月「2020/8」、出向会社NO「100」、出向パターンコード「1:通常出向」、社員コード「1000000001:サンプル 太郎」、項目連番「2」、請求項目「時間外手当」、給与計算金額「 」、日割係数分母「 」、日割係数分子「 」、請求金額「 」となっている。
(出向料計算処理)
出向料計算部102dは、例えば、モニタ114に表示される出向料計算画面上でのオペレータの操作等に応じて、対象年月について、出向発令情報及び社員給与支払情報を参照して、出向発令情報と出向者詳細情報に基づいて、出向料(請求金額)を算出する。図11は、人事発令を決裁するだけで毎月の労働日数を算出する仕組みを説明するための図である。図12は、請求項目毎に労働日数で按分して請求金額(出向料)を算出する仕組みを説明するための図である。
まず、人事発令を決裁するだけで毎月の労働日数を算出する仕組みについて説明する。
図11において、出向者詳細情報の出向開始年月日と出向解除年月日について、出向会社NOと社員コードをキーとして、対象年月について、出向発令情報の出向発令日から取得(連携)する。具体的には、出向開始年月日は、発令コード「4000:出向」についての出向発令日を取得し、出向解除年月日は、発令コード「4020:出向解除」の出向発令日を取得して、出向者詳細情報を更新する。
図11に示す例では、図11(B)に示す出向者詳細情報の出向会社NO(出向先名称)「100」と社員コード「1000000001」をキーとして、対象年月「2020/8」について、図11(A)に示す出向発令情報から、出向開始年月日として、発令コード「4000:出向」の出向発令日「2020/8/3」を取得し、出向解除年月日として、発令コード「4020:出向解除」の出向発令日「2020/10/3」を取得して、出向者詳細情報を更新する。
つぎに、請求項目毎に労働日数で按分して請求金額(出向料)を算出する仕組みを説明する。図12において、出向者項目情報の日割分子係数について、出向会社NOと社員コードをキーとして、対象年月について、出向者詳細情報の出向開始年月日と出向解除年月日を取得して、当該月の労働日数である日割係数分子を算出する。また、日割係数分母に暦日数を設定する。さらに、社員コードをキーとして、請求項目の給与計算金額(基本給、時間外手当等)を社員給与支払情報から取得する。請求項目毎に、給与計算金額、日割係数分子、日割係数分母に基づいて、すなわち、当該月の労働日数で按分して、請求金額(出向料)=給与計算金額×(日割係数分子/日割係数分母)を算出して、出向者詳細情報を更新する。
図12に示す例では、図12(B)に示す出向者項目情報の日割分子係数について、出向会社NO「100」と社員コード「1000000001」をキーとして、対象年月「2020/8」について、図12(A)に示す出向者詳細情報の出向開始年月日「2020/8/3」と出向解除年月日「2020/10/2」を取得して、8/3~8/31の労働日数である日割係数分子「27」を算出する。また、日割係数分母には、8月の暦日数「31」を設定する。請求項目の基本給に給与計算金額「200,000」を設定し、時間外手当の給与計算金額「100,000」を設定する。なお、社員給与支払情報では、社員コード「1000000001」について、基本給「200,000」、時間外手当「100,000」が登録されているものとする。
図12(C)に示すように、請求項目「基本給」について、請求金額=給与計算金額「200,000」×(日割係数分子「27」/日割係数分母「31」)=174,193を算出し、請求項目「時間外手当」について、請求金額=給与計算金額「100,000」×(日割係数分子「27」/日割係数分母「31」)=87,096を算出する。
(出力処理)
出力処理部102eは、モニタ114に表示される不図示の出力画面上でのオペレータに操作に応じて、出向者詳細情報ファイル108cに登録されている出向者詳細情報と出向者項目情報ファイル108dに登録されている出向者項目情報に基づいて、出向会社毎に、請求一覧表又は請求書を作成して出力(表示出力or印刷出力)する。図13は、請求一覧票の出力例を示す図である。
(3-3.画面イメージ)
図14~図17を参照して、画面イメージの例を説明する。以下の画面イメージの例は、図8~図13のサンプルデータを使用した場合の例を示している。画面表示制御部102fは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、出向先登録画面、発令登録画面、出向者登録画面、出向料計算画面等)の表示を制御し、オペレータからの指示に応じて、各種画面をモニタ114に表示する。
(出向先登録処理)
図14(A)は、出向先基本マスタ108aに出向会社基本情報を登録するための出向先登録画面の一例を示す図である。図14(B)は、出向先詳細マスタ108bに出向先詳細情報を登録するための出向先登録画面の一例を示す図である。出向先登録画面では、出向先や出向契約が新しくなる場合のみ出向先の情報を登録する。図14(C)は出向先基本マスタ108aの登録例、図14(D)は、出向先詳細マスタ108bの登録例を示す図である。
図14(A)に示す出向先登録画面の例では、出向会社コードを入力する欄と、出向会社名を入力する欄と、連携会社コードを入力する欄と、を備えている。連携会社については、発令登録の「出向先」で登録した会社と一致する会社を選択する。出向会社コード、出向会社名、連携会社コードを入力して、登録ボタンを押すと、入力されたデータが出向先基本マスタ108aに登録される。図14(C)は、出向先基本マスタ108aに登録されるデータの例を示している。
図14(B)に示す出向先登録画面の例では、出向会社コードを入力する欄と、出向パターンコードを入力する欄と、出向パターン名を入力する欄と、出向パターン毎に請求する請求項目を選択する欄と、を備えている。請求項目を選択する欄では、基本給、時間外手当、出向手当等の項目から選択して設定することができる。請求項目を選択する欄では、項目追加ボタンを押すことで、請求項目を追加でき、追加された場合は項目連番が「1」インクリメントされる。出向会社コードと、出向パターンコードと、出向パターン名、出請求項目を入力して、登録ボタンを押すと、入力されたデータが出向先詳細マスタ108bに登録される。図14(D)は、出向先詳細マスタ108bに登録されるデータの例を示している。
(発令登録処理)
図15(A)は、出向発令情報を登録するための発令登録画面の表示例を示す図である。図15(B)は、出向先検索サブ画面の表示例を示す図である。図15(C)は、参照される社員マスタ107bのデータ例を示す図である。図15(D)は、参照される社員マスタ107bのデータ例を示す図である。図15(E)は、登録される出向発令情報のデータ例を示す図である。
図15(A)に示す発令登録画面の例では、発令日を入力する欄と、発令名(4000:出向、4020:出向解除)を入力する欄と、社員コードを入力する欄と、出向先の連携会社コードを入力する欄とを備えている。社員コードを入力すると、図15(C)に示す社員マスタ107bから対応する社員名が読み出されて表示される。出向先の連携会社コードの入力は、図15(D)に示す連携会社マスタ107cに登録されたデータの一覧が読み出されて表示される、図15(B)に示す出向先検索サブ画面から選択して入力することができる。発令日、発令名、社員コード、出向先の連携会社コードを入力して、登録ボタンを押すと、入力されたデータが出向発令情報に登録される。図15(E)は、登録される出向発令情報のデータ例を示している。
(出向者登録処理)
図16(A)は、出向者情報(出向者詳細情報、出向者項目情報)を登録するための出向者録画面の表示例を示す図である。図16(B)は、参照される出向先詳細マスタ108bのデータ例を示す図である。図16(C)は、登録される出向者詳細情報のデータ例を示す図である。図16(D)は、登録される出向者項目情報のデータ例を示す図である。
図16(A)に示す出向者登録画面の例では、社員コードを入力する欄と、出向先を選択する欄と、出向開始年月日と出向解除年月日を設定する欄と、請求項目の日割日数を設定する欄と、を備えている。出向先を選択する欄では、図16(B)に示す出向先詳細マスタ108bに登録された出向会社から選択することができる。出向開始年月日と出向解除年月日は、出向料計算実行時に人事発令社員情報の発令日と連携して自動設定される。請求項目の項目は、選択された出向会社に対応する出向先詳細マスタ108bの請求項目が表示される。例えば、出向会社NO「100」が選択された場合には、請求項目「基本給」、「時間外手当」が表示される。
請求項目の日割日数は、出向料計算実行時に、出向開始年月日、出向解除年月日、及び暦日数から算出されて自動設定される。社員コードと出向先が入力されて、登録ボタンが押下されると、入力されたデータが出向者詳細情報及び出向者項目情報に登録される。図15(C)及び(D)は、登録される出向先詳細情報及び出向先項目情報のデータ例を示している。
(出向料計算処理)
図17(A)は、出向料計算画面の表示例を示す図である。図17(B)は、参照される出向発令情報のデータ例を示す図である。図17(C)は、出向者詳細情報のデータ例を示す図である。図17(D)は、出向者項目情報のデータ例を示す図である。
図17(A)に示す出向料計算画面で、対象年月を入力して、実行ボタンを押下すると、対象年月の出向者詳細情報及び出向者項目情報について、請求項目毎に出向料である請求金額が算出され、出向者詳細情報及び出向者項目情報が更新される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対象の社員毎に、出向会社と、出向期間を含む人事発令と、を含む出向発令情報を記憶部106に登録する発令登録部102bと、対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を記憶部106に登録する出向者登録部102cと、対象年月について、出向者情報の対象の社員毎に、出向発令情報から出向期間を取得して労働日数を算出して、請求項目毎に、給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算部102dと、を備えているので、出向元企業が出向先企業に対する出向社員の出向料の請求金額を算出する場合の業務負担を軽減することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、出向料算出装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、出向料算出装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて出向料算出装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、出向料算出装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、出向料算出装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、出向料算出装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 出向料算出装置
102 制御部
102a 出向先登録部
102b 発令登録部
102c 出向者登録部
102d 出向料計算部
102e 出力処理部
102f 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
107 人事テーブル
107a 出向発令情報ファイル
107b 社員マスタ
107c 連携会社マスタ
108 給与テーブル
108a 出向先基本マスタ
108b 出向先詳細マスタ
108c 出向者詳細情報ファイル
108d 出向者項目情報ファイル
108e 社員給与支払情報ファイル
109 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. 記憶部及び制御部を備え、出向元会社が出向会社に社員を出向させる場合に、出向元会社が出向会社に対する出向料の請求額を算出するための出向料算出装置であって、
    前記制御部は、
    対象の社員毎に、出向会社と、出向発令日と、出向又は出向解除を示す発令コードと、を含む出向発令情報を前記記憶部に登録する発令登録手段と、
    対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を前記記憶部に登録する出向者登録手段と、
    対象年月について、前記出向者情報の社員毎に、前記出向発令情報から、発令コードが出向となる出向発令日を出向開始年月日として取得し、また、発令コードが出向解除となる出向発令日を出向解除年月日として取得し、取得した出向開始年月日と出向解除年月日から出向期間を算出し、算出した出向期間から労働日数を算出して、請求項目毎に、出向元会社が出向させた社員に支払う給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算手段と、
    を備えたことを特徴とする出向料算出装置。
  2. 前記請求項目は、基本給、時間外手当、及び出向手当の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の出向料算出装置。
  3. 前記請求額は、請求額=給与計算金額×(対象年月の労働日数÷対象年月の暦日数)で計算することを特徴とする請求項1又は2に記載の出向料算出装置。
  4. 記憶部及び制御部を備えた情報処理装置が実行する、出向元会社が出向会社に社員を出向させる場合に、出向元会社が出向会社に対する出向料の請求額を算出するための出向料算出方法であって、
    前記制御部において実行される、
    対象の社員毎に、出向会社と、出向発令日と、出向又は出向解除を示す発令コードと、を含む出向発令情報を前記記憶部に登録する発令登録工程と、
    対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を前記記憶部に登録する出向者登録工程と、
    対象年月について、前記出向者情報の社員毎に、前記出向発令情報から、発令コードが出向となる出向発令日を出向開始年月日として取得し、また、発令コードが出向解除となる出向発令日を出向解除年月日として取得し、取得した出向開始年月日と出向解除年月日から出向期間を算出し、算出した出向期間から労働日数を算出して、請求項目毎に、出向元会社が出向させた社員に支払う給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算工程と、
    を含むことを特徴とする出向料算出方法。
  5. 記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための、出向元会社が出向会社に社員を出向させる場合に、出向元会社が出向会社に対する出向料の請求額を算出する出向料算出プログラムであって、
    前記制御部において、
    対象の社員毎に、出向会社と、出向発令日と、出向又は出向解除を示す発令コードと、を含む出向発令情報を前記記憶部に登録する発令登録工程と、
    対象の社員毎に、対象年月と、出向会社と、出向契約の項目を示す請求項目と、を含む出向者情報を前記記憶部に登録する出向者登録工程と、
    対象年月について、前記出向者情報の社員毎に、前記出向発令情報から、発令コードが出向となる出向発令日を出向開始年月日として取得し、また、発令コードが出向解除となる出向発令日を出向解除年月日として取得し、取得した出向開始年月日と出向解除年月日から出向期間を算出し、算出した出向期間から労働日数を算出して、請求項目毎に、出向元会社が出向させた社員に支払う給与計算金額を労働日数で按分した請求額を計算する出向料計算工程と、
    を実行させるための出向料算出プログラム。
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