JP7350308B2 - ガスコンロシステム - Google Patents

ガスコンロシステム Download PDF

Info

Publication number
JP7350308B2
JP7350308B2 JP2019210508A JP2019210508A JP7350308B2 JP 7350308 B2 JP7350308 B2 JP 7350308B2 JP 2019210508 A JP2019210508 A JP 2019210508A JP 2019210508 A JP2019210508 A JP 2019210508A JP 7350308 B2 JP7350308 B2 JP 7350308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
stove
determination target
gas stove
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019210508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021081149A (ja
Inventor
直人 小原
Original Assignee
株式会社パロマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パロマ filed Critical 株式会社パロマ
Priority to JP2019210508A priority Critical patent/JP7350308B2/ja
Publication of JP2021081149A publication Critical patent/JP2021081149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7350308B2 publication Critical patent/JP7350308B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、ガスコンロシステムに関するものである。
特許文献1には、コンロ用安全装置が開示されている。このコンロ用安全装置は、異なる2種類の侵入検出手段である第1侵入検出手段と、第2侵入検出手段と、制御ユニットと、を有している。第2侵入検出手段は、例えば距離検出手段(いわゆる光電センサまたは超音波センサ)または撮像手段(いわゆるCCDカメラ)であり、第2検知領域内への物体(人体、衣類等)の侵入の有無に応じた信号や、第2検知領域の画像情報を、制御ユニットの制御手段に出力する。制御ユニットの制御手段は、第2侵入検出手段からの検出信号に基づいて、第2検知領域内に物体が侵入してきたことを検出可能である。
特開2013-181729号公報
ところで、特許文献1のコンロ用安全装置を含め、撮像部を備えたコンロシステムでは、CCDカメラのレンズや、レンズと撮影対象物との間の画角内に意図せず汚れが付着する場合がある。このような汚れが付着した場合、CCDカメラで取得された画像に汚れが映り込んでしまい、撮像画像から撮像エリアの状態(例えばコンロの状態)を正確に認識することが難しくなる。このような事態が生じると、撮像画像を利用した何らかの処理を行う場合に処理が適切に行われなくなる懸念がある。
本開示は、上述した課題の少なくとも一つを解決するために、ガスコンロを撮像可能な撮像部を備えたコンロシステムにおいて撮像エリアでの汚れ度合を迅速に判定し得る技術を提供する。
本開示の一態様のガスコンロシステムは、
トッププレートから露出したコンロ部を1以上有するガスコンロを備えたコンロシステムであって、
前記ガスコンロの所定位置に設けられた判定対象部と、
前記ガスコンロにおける前記判定対象部を含む所定範囲を撮像し、撮像データを生成する撮像部と、
前記撮像データに基づいて得られる前記所定範囲のコンロ画像において前記判定対象部の画像を検出し、前記判定対象部の画像の検出結果に基づいて汚れ度合を判定する判定部と、
を有する。
本開示の一態様のガスコンロシステムは、撮像エリアでの汚れ度合をより正確に、且つより迅速に判定することができる。
図1は、第1実施形態のガスコンロシステムの外観を概略的に例示する説明図である。 図2は、第1実施形態のガスコンロシステムを構成する機器間の情報伝達経路を例示する説明図である。 図3は、第1実施形態のガスコンロシステムが有するガスコンロを概略的に例示する斜視図である。 図4は、第1実施形態においてガスバーナへのガス供給路等を概念的に例示する説明図である。 図5は、第1実施形態のガスコンロシステムが有するガスコンロの電気的構成を例示するブロック図である。 図6は、第1実施形態のガスコンロシステムで行われる判定処理の流れを例示するフローチャートである。 図7は、コンロ画像を概略的に例示する平面図である。 図8(A)は、基準画像を模式的に表す図である。図8(B)は、認識マークが検出できない場合の一例を表す図である。図8(C)は、検出された認識マークの画像の一例を表す図である。
以下、本開示の実施形態を列記して例示する。
上記一態様のガスコンロシステムは、判定対象部の画像の検出結果に基づいて汚れ度合を判定するため、コンロ全体の画像に基づいて汚れ度合を判定する方法と比較して、迅速に汚れ度合を判定することができる。例えば、このコンロシステムは、調理と並行して汚れ度合を判定する場合には、「判定結果が迅速に得られないことに起因して不適切な状況で調理が継続してしまうような事態」を無くしたり又は最小限とすることができる。或いは、このコンロシステムが、「汚れ度合が所定の基準を満たす場合にのみ調理を可能とするようなシステム」である場合には、汚れ度合の判定が長引くことに起因して調理不能な期間が長くなってしまうような事態を生じにくくすることができる。しかも、このコンロシステムは、より簡易化された形状に基づいて汚れ度合いを判定することができるため、コンロ全体の複雑な画像に基づいて汚れ度合いを判定する方法と比較して、対象部分に汚れが生じているか否かを正確に判定しやすくなる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、前記判定部は、前記判定対象部の画像の検出結果と予め定められた基準画像とを比較して汚れ度合を判定してもよい。
このガスコンロシステムは、汚れ度合の判定をより迅速に且つより正確に行うことができる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、前記ガスコンロを設置した後に、所定条件が成立した場合に前記撮像部で撮像した前記判定対象部の画像を前記基準画像として記憶する記憶部を更に有し、前記判定部は、前記判定対象部の画像の検出結果と前記記憶部に記憶される前記基準画像とを比較してもよい。
このガスコンロシステムは、ガスコンロの設置後において使用環境に応じた基準画像を定めることができるため、汚れ度合の判定精度を向上できる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、前記判定対象部は、予め定められた位置に固定される予め定められた形状の認識マークであってもよい。
判定対象部はコンロバーナや五徳等のガスコンロの構成部品でもよいが、この場合、清掃等によって判定対象部の位置がずれることが懸念される。判定対象部がガスコンロの所定位置に設けられた認識マークであれば、そのような位置ずれが生じにくい。よって、上記ガスコンロシステムは、汚れ度合の判定精度を一層向上できる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、前記認識マークは前記トッププレートに表され、前記撮像部は、前記ガスコンロの上方から前記トッププレートを撮像してもよい。
このガスコンロシステムは、撮像部と認識マークとの間に障害物がより侵入しにくい構成であるため、撮像部と認識マークとの間に障害物が介在することに起因して汚れ度合いの判定が正常に行われないような事態を生じにくくすることができる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、前記判定部は、前記認識マークの画像が検出できない場合に汚れ状態と判定してもよい。
このガスコンロシステムは、認識マークの画像が検出できない程度の汚れが生じている場合に、汚れ状態であることをより迅速に判定することができる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、判定部は、判定対象部の画像における境界の形状と予め定められた基準画像の境界の形状とが一致状態である場合に汚れ状態でないと判定し、一致状態でない場合に汚れ状態と判定してもよい。
このガスコンロシステムは、判定対象部の画像の境界が正確に認識されるか否かを迅速に判定することができ、判定対象部の画像の境界が正確に認識されないような汚れが付着している場合には、より確実に汚れ状態と判定することができる。
上記一態様のガスコンロシステムにおいて、判定部は、判定対象部の画像における境界の内側領域及び外側領域の少なくともいずれかの明度に基づいて汚れ状態であるか否かを判定してもよい。
このガスコンロシステムは、判定対象部の画像において境界の内側又は外側が正規の明度状態であるか否かを迅速に判定することができ、汚れによって正規の明度状態となっていない場合には、より確実に汚れ状態と判定することができる。
<第1実施形態>
1-1.ガスコンロシステムの概要
図1のように、ガスコンロシステムSy(以下、システムSyともいう)は、ガスコンロ1と撮像部90とを備えたシステムとして構成されている。
システムSyでは、撮像部90がガスコンロ1の上方側からガスコンロ1を撮像するように配置されている。ガスコンロ1は、撮像部90がガスコンロ1付近を撮像して得られた画像データ又は当該画像データを加工した加工データなどを取得し、上記画像データに基づく制御などを行い得る。なお、ガスコンロ1の構成は後に詳述する。
撮像部90は、CCDカメラ、CMOSカメラ、赤外線カメラなど、撮像範囲からの可視光又は赤外線を受光して撮像範囲の画像を生成し得る公知構成の撮像装置によって構成されている。撮像部90は、ガスコンロ1から離れた所定位置(例えば、排出装置100の所定位置)において所定の取付構造(例えば、排出装置100に取り付けられる取付構造)で設けられている。図1の例では、撮像部90は、排出装置100近傍からガスコンロ1を撮像し得るように配置されている。
排出装置100は、ガスコンロ1での加熱動作によって生じる排気ガスを排出する装置であり、例えば換気扇を備えた公知のレンジフードとして構成され、ガスコンロ1から発せられた信号を無線通信(例えば赤外線通信等)によって受信する機能を有する。排出装置100は、無線信号(例えば赤外線信号)を受信する受信部102と、受信部102で受信した信号を処理する図示しない制御装置と、制御装置によって駆動される駆動負荷106(換気扇を構成するモータ等)と、を備える。
図2のように、システムSyでは、ガスコンロ1と排出装置100との間で公知の無線通信方式による無線通信が行われる。具体的には、ガスコンロ1は、排出装置100に対して赤外線信号を送信し得る構成をなし、排出装置100は、ガスコンロ1から送信された赤外線信号を受信し得る構成をなす。一方で、システムSyでは、ガスコンロ1と撮像部90との間で情報の送受信が行われる。ガスコンロ1と撮像部90との間の通信は、通信線を介した有線通信であってもよく、公知方式の無線通信であってもよい。
1-2.ガスコンロの構成
図3のように、ガスコンロ1は、ビルトインコンロとして構成され、上端部が開放した箱状の筐体部2と、筐体部2の上端部に固定される天板5(天板5は、トッププレートの一例に相当する)とを備え、天板5から露出するように、右コンロ部4A、左コンロ部4B、小コンロ部4Cが設けられている。右コンロ部4A、左コンロ部4B、小コンロ部4C、グリル庫3のそれぞれには、ガスバーナ51,52,53,54が設けられ、ガスバーナ51,52,53,54の各々は、一部又は全部が筐体部2内に収容された形態でそれぞれ設けられている。天板5上において、各ガスバーナ51,52,53の周囲には、五徳9A、9B、9Cがそれぞれ設けられている。五徳9A、9B、9Cは、ガスバーナ51,52,53の上方側に調理器具を載置するために用いられる。
図3のように、ガスコンロ1の前面部付近には、右コンロ部4A、左コンロ部4B、小コンロ部4C、グリル庫3にそれぞれ対応するように4つの回転操作部6A,6B,6C,6Dがそれぞれ設けられている。第1の回転操作部6Aは、右コンロ部4Aを構成するガスバーナ51の点火、消火、火力調整を行うものである。第2の回転操作部6Bは、左コンロ部4Bを構成するガスバーナ52の点火、消火、火力調整を行うものである。第3の回転操作部6Cは、小コンロ部4Cを構成するガスバーナ53の点火、消火、火力調整を行うものである。第4の回転操作部6Dは、ガスバーナ54(グリルバーナ)の点火、消火、火力調整を行うものである。図3の例では、回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれも、使用者が押す毎に退避位置と突出位置とに切り替わるようになっている。図3では、退避位置にあるときの回転操作部6Aを実線で示し、突出位置にあるときの回転操作部6Aを二点鎖線6A’で例示している。
筐体部2内には、図4のように、ガス配管として、共通のガス流路である共通供給路60と、共通供給路60から分岐したガス流路である複数の分岐供給路61,62,63,64とが設けられている。そして、共通供給路60を通って流れたガスが、各分岐供給路61,62,63,64を通って各ガスバーナ51,52,53,54に導かれるようになっている。共通供給路60には、共通供給路60を開閉する元電磁弁N1が設けられている。分岐供給路61には、分岐供給路61を開閉可能な電磁弁(安全弁)51G及び閉止弁51Fと、ガスバーナ51へのガス供給量を調整可能な火力調整弁51Eとが設けられている。分岐供給路62には、分岐供給路62を開閉可能な電磁弁(安全弁)52G及び閉止弁52Fと、ガスバーナ52へのガス供給量を調整可能な火力調整弁52Eとが設けられている。分岐供給路63には、分岐供給路63を開閉可能な電磁弁(安全弁)53G及び閉止弁53Fと、ガスバーナ53へのガス供給量を調整可能な火力調整弁53Eとが設けられている。ガスバーナ54は、グリル庫3内において上側の所定位置に配置される上グリルバーナ54Aと、グリル庫3内において上グリルバーナ54Aよりも下側に配置される下グリルバーナ54Bとを備える。共通供給路60から分岐したガス流路である分岐供給路64には、分岐供給路64から分岐して上グリルバーナ54Aにガスを導くガス流路である第1供給路65Aと、分岐供給路64から分岐して下グリルバーナ54Bにガスを導くガス流路である第2供給路65Bとが接続されている。分岐供給路64には、分岐供給路64を開閉可能な電磁弁(安全弁)54G及び閉止弁54Fが設けられ、第1供給路65Aには第1供給路65Aを開閉可能な複数の電磁弁54H,54Jが設けられ、第2供給路65Bには第2供給路65Bを開閉可能な電磁弁54Kが設けられている。第1供給路65Aには、電磁弁54Jと並列にバイパス路66Aが設けられ、第2供給路65Bには、電磁弁54Kと並列にバイパス路66Bが設けられている。
次に、図5等を参照してガスコンロ1の電気的構成について説明する。
図5において制御回路10は、例えばマイクロコンピュータとして構成されており、CPU10A、ROM10B、RAM10Cなどを備え、更に、図示しないタイマ、I/Oインタフェイスなどを備える。なお、制御回路10の内部又は外部に不揮発性メモリを設けてもよい。電源部56は、例えば一次電池又は二次電池(具体的には複数の乾電池など)である。電源回路57は電源部56からの電力供給を受け、所定の電源電圧を生成する機能を有し、電源回路57で生成された電源電圧は、図示しない経路を介して様々な電気部品に供給される。
図5で示されるスイッチ30A,30B,30C,30Dの各々は、回転操作部6A,6B,6C,6D(図3)にそれぞれ対応するように設けられ、図5のように、スイッチ30A,30B,30C,30Dにそれぞれ対応するように点火信号入力回路40A,40B,40C,40Dがそれぞれ設けられている。スイッチ30A,30B,30C,30Dは、いずれも点火スイッチとして機能し、回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれにおいても、回転操作部が退避位置(消火位置)のときには対応するスイッチがオフ状態となり、このスイッチに対応する点火信号入力回路から制御回路10にオフ信号が与えられる。また、回転操作部が突出位置(点火位置)のときには対応するスイッチがオン状態となり、このスイッチに対応する点火信号入力回路から制御回路10にオン信号が与えられる。例えば、回転操作部6A(図3)が退避位置(図3において実線で示す回転操作部6Aの位置)にあるときには、図5で示すスイッチ30Aがオフ状態となり、このとき点火信号入力回路40Aは制御回路10に対してオフ状態を示す信号(オフ信号)を入力する。また、回転操作部6A(図3)が突出位置(図3において二点鎖線6A’で示す位置)にあるときには、図5で示すスイッチ30Aがオン状態となり、このとき点火信号入力回路40Aは、制御回路10にオン状態を示す信号(オン信号)を入力する。なお、回転操作部6B,6C,6D(図3)によって点火操作がなされる場合もそれぞれに対応する回路が同様に動作する。
図5で示される変位検出部32A,32B,32C,32Dの各々は、回転操作部6A,6B,6C,6D(図3)のそれぞれに対応するように設けられている。そして、変位検出部32A,32B,32C,32Dにそれぞれ対応するように火力信号入力回路41A,41B,41C,41Dがそれぞれ設けられている。回転操作部6A,6B,6C,6Dのいずれにおいても、回転操作部の変位(回転位置)を当該回転操作部に対応する変位検出部(エンコーダ等の回転角度センサなど)が検出するようになっている。そして、その変位検出部に対応する火力信号入力回路が、その変位検出部が検出した変位(回転位置)を示す信号を制御回路10に与えるようになっている。例えば、回転操作部6Aに対応して設けられた変位検出部32Aは、回転操作部6Aの変位(回転位置)を検出するようになっている。そして、変位検出部32Aに対応する火力信号入力回路41Aは、制御回路10に対して変位検出部32Aが検出した変位(即ち、回転操作部6Aの回転位置)を示す信号を制御回路10に与えるようになっている。なお、回転操作部6B,6C,6D(図3)によって火力調停操作(回転操作)がなされる場合もそれぞれに対応する回路が同様に動作する。
図5で示される熱電対51C,52C,53C,54C、54Dの各々は、ガスバーナ51,52,53,54A,54B(図4)のそれぞれに隣接して設けられている。そして、熱電対51C,52C,53C,54C、54Dの各々に対応して温度信号入力回路(熱電対信号入力回路)43A,43B,43C,43D,43Eがそれぞれ設けられている。温度信号入力回路43A,43B,43C,43D,43Eの各々は、対応する熱電対が検出した温度を示す信号を制御回路10に入力する。更に、サーミスタ34A,34B,34Cの各々が、ガスバーナ51,52,53(図2、図4)のそれぞれの近傍に隣接して設けられている。そして、サーミスタ34A,34B,34Cの各々に対応して温度信号入力回路(サーミスタ信号入力回路)44A,44B,44Cがそれぞれ設けられている。
図5で示されるイグナイタ28A,28B,28C,28Dの各々は、ガスバーナ51,52,53,54(図2、図4)のそれぞれに対応して設けられている。イグナイタ28A,28B,28C,28Dには、ガスバーナ51,52,53,54(図2、図4)のそれぞれに隣接して図示しないイグナイタ端子が設けられている。そして、イグナイタ28A,28B,28C,28Dの各々に対応して、イグナイタ回路46A,46B,46C,46Dがそれぞれ設けられている。
駆動回路47Aは、制御回路10からの指示に応じて火力調整弁51Eをその指示に応じた開度に駆動する。駆動回路47Bは、制御回路10からの指示に応じて火力調整弁52Eをその指示に応じた開度に駆動する。駆動回路47Cは、制御回路10からの指示に応じて火力調整弁53Eをその指示に応じた開度に駆動する。駆動回路48Aは、電磁弁51F,51Gを制御回路10からの指示に応じた状態に切り替える回路である。駆動回路48Bは、電磁弁52F,52Gを制御回路10からの指示に応じた状態に切り替える回路である。駆動回路48Cは、電磁弁53F,53Gを制御回路10からの指示に応じた状態に切り替える回路である。駆動回路48Dは、電磁弁54F,54G,54H,54J,54Kを制御回路10からの指示に応じた状態に切り替える回路である。駆動回路49は、元電磁弁N1を制御回路10からの指示に応じた状態に切り替える回路である。なお、駆動回路47A,47B,47Cのそれぞれは、駆動回路48A,48B,48Cのそれぞれと共通の回路によって構成されていてもよい。
音声装置81は、ブザーやスピーカなどの発音装置を1以上備えてなる装置であり、制御回路10によって発音タイミングや発する音声の内容が制御される装置である。表示部82は、発光部(LEDやその他の発光素子等)や画像表示装置(液晶表示器、有機ELディスプレイ等)などの表示媒体を1以上備えてなる装置であり、制御回路10によって表示のオンオフタイミングや表示内容が制御される装置である。操作部83は、使用者によって操作がなされる装置であり、1以上の公知の入力インターフェース(操作ボタン、タッチパネル等)によって構成され、使用者からの操作に応じた情報を制御回路10に入力するように機能する。通信部84は、制御回路10と協働し、公知の通信方式(例えば、赤外線通信方式、bluetooth(登録商標)通信方式などの公知の無線通信方式)で外部装置と通信を行う装置である。
1-3.判定処理
次に、図6で示される判定処理について説明する。この判定処理は、制御回路10によって実行される処理である。制御回路10は、例えば、予め定められた開始条件の成立に応じてROM10Bに記憶されたプログラムに従って図6の判定処理を実行する。図6の判定処理を実行するための上記開始条件は、例えば、システムSyの電源がオフ状態からオン状態に切り替えられたことであってもよく、点火操作が行われたことであってもよく、その他の所定操作が行われたことであってもよく、これら以外の開始条件であってもよい。図6で示される判定処理は、所定の終了条件が成立していない状態(例えば、システムSyの電源オン状態、あるいはスイッチ30A,30B,30C,30Dのオン状態など)において、終了するとすぐに再開されることで繰り返し実行される。つまり、制御回路10は、図6の判定処理を短い時間間隔で繰り返し実行する。
ガスコンロシステムSyは、図7に示すように、ガスコンロ1の所定位置に設けられた判定対象部91を有している。判定対象部91は、予め定められた位置に固定される予め定められた形状の認識マーク91A,91Bであり、天板5に表されている。判定対象部91は、天板5において上方からの視認性が妨げられにくい位置に設けられていることが望ましい。
図7のように、判定対象部91は、一部又は全部がガスコンロ1に設けられた五徳9A、9B、9Cのいずれよりも前位置となるように天板5又は天板5の上方に設けることができる。具体的には、認識マーク91Aは、一部又は全部がガスコンロ1に設けられた五徳9A、9B、9Cのいずれよりも左位置となるように、天板5又は天板5の上方に設けられている。更に、認識マーク91Bは、一部又は全部がガスコンロ1に設けられた五徳9A、9B、9Cのいずれよりも右位置となるように、天板5又は天板5の上方に設けられている。なお、図7の構成はあくまで一例であり、判定対象部91は、一部又は全部がガスコンロ1に設けられた五徳9A、9B、9Cのいずれよりも後ろ位置となるように天板5又は天板5の上方に設けられていてもよい。
図7の例では、認識マーク91A,91Bは、例えば円形状のシールや塗装或いは凹凸加工などによって、天板5の角部付近に設けられている。認識マーク91Aと認識マーク91Bは同様にして汚れ判定に用いることができ、以下の説明では、認識マーク91Aについて説明し、認識マーク91Bについての説明を省略する。
制御回路10は、記憶部の一例に相当し、ガスコンロ1を設置した後に、所定条件が成立した場合に撮像部90に撮像動作を行わせるとともに撮像部90で撮像した認識マーク91Aの画像を基準画像IM0として記憶手段(例えば、ROM10B)に記憶する。以下の説明では、ROM10Bが、EEPROMなどの不揮発性メモリを含んでおり、基準画像IM0は不揮発性メモリに記憶されるものとする。なお、ROM10Bは、制御回路10内にあってもよく、制御回路10外にあってもよい。図8(A)は認識マーク91Aにおける基準画像IM0の画像の一例である。なお、基準画像IM0を撮像するための上記所定条件は、例えば、システムSyが設置されて、初めて電源がオン状態に切り替えられたことであってもよく、所定のスイッチ操作が行われたことであってもよく、その他の条件であってもよい。
図6のように、判定処理では、制御回路10は、ROM10Bに記憶された基準画像IM0を読み込む(S10)。続いて、制御回路10は、撮像部90での撮像によって生成された撮像データを取得する(S11)。撮像データは、撮像部90が生成するデータであり、撮像部90が所定範囲(撮像範囲)を撮像する動作を行った場合に当該所定範囲の画像(撮像画像)を表すために生成されるデータである。撮像データは、撮像部90が撮像した範囲の画像を表し得るデータであれば公知のどのようなデータ構成であってもよい。上記「所定範囲」は、ガスコンロ1が存在する空間において撮像部90が撮像する範囲であり、撮像部90が生成する撮像データによって表される画像内に収まる範囲である。
制御回路10は、通信部84を介して、撮像部90での撮像によって得られた撮像データ又は当該撮像データを加工した加工データを取得する。加工データは、例えば、撮像部90での撮像によって得られた撮像画像に対し、公知の方法でノイズ除去、エッジ検出、濃淡調整、ヒストグラム調整、色補正、などの公知の加工を行ったデータである。なお、このような加工データは、制御回路10で生成してもよい。制御回路10は、上述の撮像データ又は当該撮像データを加工した加工データによって表される画像を用いてステップS12以降の各種処理を行う。なお、以下の説明では、上記撮像データ又は上記加工データによって表される画像(即ち、撮像画像又は撮像画像を加工した加工画像)が「コンロ画像」である。「コンロ画像」は、コンロの一部又は全部を表す画像であり、判定対象部91の領域の画像を含む画像である。
撮像部90は、排出装置100近傍に取り付けられており、ガスコンロ1の上方から天板5を撮像する。撮像部90は、継続的にガスコンロ1を撮像していてもよく、制御回路10からの指示があった時点でガスコンロ1を撮像してもよい。制御回路10は、ステップS11において、ステップS11の時点で撮像部90によって生成された撮像データ又は当該撮像データを加工した加工データを撮像部90から取得する。そして、制御回路10は、ステップS11の後のステップS12において、ステップS11で取得したデータによって表されるコンロ画像を解析し、当該コンロ画像の中から判定対象部91の画像を検出し、判定対象部91の画像の検出結果に基づいて汚れ度合を判定する判定処理を行う(ステップS12)。
制御回路10は、ステップS12の判定処理を行う場合、まず、ステップS11にて取得したデータによって表される画像(コンロ画像)において所定範囲の画像を抽出する。所定範囲は、上記コンロ画像の全領域であってもよく、判定対象部91の領域を含む一部領域に設定されてもよい。なお、以下の説明では、判定対象部91の領域を含む一部領域(図8では認識マーク91Aを含む一部範囲)が上記所定範囲である場合を代表例として説明する。図8では、上記所定範囲が検出対象領域AR1として例示される。制御回路10は、ステップS12では、このように抽出した所定範囲(検出対象領域AR1)の画像に基づき、抽出した画像内に認識マーク91Aの画像が存在するか否かを判定する。具体的には、制御回路10は、「濃度が閾値未満の画像領域」を「認識マーク91Aの画像」と推定し、上記所定範囲の画像において「濃度が閾値未満の画像領域」が一定面積以上存在するか否かを判定する。上記所定範囲(検出対象領域AR1)の画像において「濃度が閾値未満の画像領域」が一定面積以上存在しない場合には、認識マーク91Aの画像が検出できない汚れ状態と判定し、ステップS12においてNoに進む。図8(B)はステップS12においてNoに進む場合(認識マーク91Aの画像が検出できない場合)の一例を表す図であり、撮像画像(撮像データによって表される画像)に映り込んだ汚れを符号D1で表している。図8(B)の画像では、汚れD1の画像領域が認識マーク91Aの画像領域の全範囲に及んでおり、汚れD1の領域は濃度が閾値以上の領域となっている。
制御回路10は、ステップS12の処理を行い、上記所定範囲の画像において「濃度が閾値未満の画像領域」が一定面積以上存在すると判定した場合、ステップS12にてYesに進み、ステップS13において、上記の「濃度が閾値未満の画像領域」の外縁形状と、予めROM10Bに記憶しておいた基準画像IM0の外縁形状と、を比較する。具体的には、制御回路10は、公知のパターンマッチングにより、ステップS12で検出された「濃度が閾値未満の画像領域」の外縁形状が基準画像IM0の外縁形状と一致するか否かを判定し、一致しない場合には、基準画像IM0と一致する画像が得られない汚れ状態と判定し、ステップS14においてNoに進む。なお、図8(C)は、ステップS14においてNoに進む場合(基準画像IM0と一致する画像が得られない場合)の一例を表す図あり、撮像画像(撮像データによって表される画像)に映り込んだ汚れを符号D2で表している。図8(C)の画像では、汚れD2の画像領域が認識マーク91Aの画像領域の一部範囲に及んでおり、汚れD2の領域は濃度が閾値以上の領域となっている。
制御回路10は、ステップS14においてYesに進む場合、ステップS10以降の処理を再び行う。
制御回路10は、ステップS12においてNoに進む場合、又はステップS14においてNoに進む場合、ステップS15において汚れ対応処理を行う。汚れ対応処理は、汚れ状態と判定された場合に行うべき処理であり、例えば、ガスバーナ51~54の一部又は全部の点火禁止、火力抑制、消火などの燃焼関連動作が挙げられる。また、汚れ対応処理は、汚れが生じていること(より具体的には、撮像部90又は判定対象部91に汚れが生じていること)を音声又は表示によって報知する処理であってもよい。
本構成では、図6のような制御を行う制御回路10が判定部の一例に相当し、判定対象部91の画像の検出結果と記憶部に記憶される基準画像とを比較して汚れ度合を判定するように機能する。具体的には、制御回路10は、判定対象部91の画像における境界の形状と予め定められた基準画像の境界の形状とが一致状態である場合に汚れ状態でないと判定し、一致状態でない場合に汚れ状態と判定する。
1-4.作用及び効果
第1実施形態のシステムSyは、天板5から露出したコンロ部4A,4B,4Cを1以上有するガスコンロ1を備えたコンロシステムであって、ガスコンロ1の所定位置に設けられた認識マーク91A,91Bと、ガスコンロ1における認識マーク91A,91Bを含む所定範囲を撮像し、撮像データを生成する撮像部90と、制御回路10(判定部)とを備える。制御回路10は、撮像データに基づいて得られる所定範囲のコンロ画像において認識マーク91A,91Bの画像IM1を検出し、認識マーク91A,91Bの画像IM1の検出結果に基づいて汚れ度合を判定する。
上記システムSyによれば、認識マーク91A,91Bの画像IM1の検出結果に基づいて汚れ度合を判定するから、例えば、コンロ画像全体の汚れ度合を判定する場合に比して、迅速に汚れ度合の判定を行うことができる。このため、調理と並行して汚れ度合を判定するコンロシステムにおいては、判定結果が示されるまでの間において、例えば不適切な状況で調理が行われ得る時間を最小限にとどめることができる。また、汚れ度合が所定の基準を満たす場合にのみ調理を可能とするコンロシステムにおいては、汚れ度合の判定結果が得られるまでの調理できない時間を短縮することができる。
更に、上記システムSyでは、制御回路10は、認識マーク91A,91Bの画像IM1の検出結果と予め定められた基準画像IM0とを比較して汚れ度合を判定する。この構成によれば、汚れ度合の判定を容易に行うことができる。
更に、上記システムSyは、ガスコンロ1を設置した後に、所定条件が成立した場合に撮像部90で撮像した認識マーク91A,91Bの画像IM1を基準画像IM0として記憶するROM10Bを更に有し、制御回路10は、認識マーク91A,91Bの画像IM1の検出結果とROM10Bに記憶される基準画像IM0とを比較する。この構成によれば、システムSyの使用環境に応じて基準画像IM0を定めることができ、汚れ度合の判定精度を向上できる。
更に、上記システムSyでは、判定対象部91は、予め定められた位置に固定される予め定められた形状の認識マーク91A,91Bである。判定対象部91はコンロバーナや五徳等のガスコンロの構成部品でもよいが、この場合、清掃等によって判定対象部91の位置がズレることが懸念される。判定対象部91がガスコンロの所定位置に設けられた認識マーク91A,91Bであれば、そのような位置のズレを生じ難く、汚れ度合の判定精度を向上できる。
更に、上記システムSyでは、認識マーク91A,91Bは天板5に表され、撮像部90は、ガスコンロ1の上方から天板5を撮像する。この構成によれば、撮像部90と天板5の間に障害物が侵入しにくく、確実に撮像データを生成することができる。このため、汚れ度合の判定を確実に行うことができる。
更に、上記システムSyでは、制御回路10は、認識マーク91A,91Bの画像IM1が検出できない場合に汚れ状態と判定する。この構成によれば、汚れ度合の判定をより迅速に行うことができる。
システムSyでは、判定部は、判定対象部91の画像における境界の形状(濃度が閾値未満の画像領域の外縁形状)と予め定められた基準画像の境界の形状(基準画像IM0の外縁形状)とが一致状態である場合に汚れ状態でないと判定し、一致状態でない場合に汚れ状態と判定する。このシステムSyは、判定対象部91の画像の境界が正確に認識されるか否かを迅速に判定することができ、判定対象部91の画像の境界が正確に認識されないような汚れが付着している場合には、より確実に汚れ状態と判定することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。更に、上述した実施形態を、次のように変更してもよい。
上記実施形態では、ガスコンロとしてビルトインコンロを例示したが、ガスコンロはテーブルコンロであってもよい。
上記実施形態では、撮像部90が排出装置100に設けられた例を示したが、排出装置100以外の部分に設けられていてもよい。
上記実施形態では、撮像部90が1つのカメラによって構成された例を示したが、2以上のカメラによって構成されていてもよい。
上記実施形態では、所定条件が成立した場合に撮像部90に撮像動作を行わせ、撮像部90で撮像した認識マーク91Aの画像を基準画像IM0として記憶手段に記憶したが、この例に限定されない。例えば、ガスコンロ1の製造段階で予め基準画像IM0を生成しておき、予め記憶手段(例えばROM10Bなど)に記憶しておいてもよい。つまり、基準画像IM0を記憶手段に記憶しておくことができれば、基準画像IM0の準備方法はどのような方法であってもよい。
上記実施形態では、判定対象部として、認識マークを例示したが、判定対象部は認識マーク以外であってもよい。そのような判定対象部として、コンロバーナ、バーナリング、五徳等のガスコンロの構成部品を例示できる。判定対象部は、コンロバーナ、バーナリングのように、予め所定位置に固定された部品であってもよく、五徳のように容易に着脱し得るものの使用時に位置が定められる部品であってもよい。判定対象部が五徳である場合には、五徳の環状の部分の外形を判定対象部としてもよい。また、上記実施形態のように認識マークを用いる場合、認識マークの形状は、丸形状に限られず、矩形状、楕円形状、記号などを適宜設定可能である。認識マークは、天板以外に表されていてよく、また、天板に表される場合においても配置は適宜設定可能である。
上記実施形態では、判定部が認識マークの画像の検出結果と予め定められた基準画像とを比較して汚れ度合を判定する判定処理を例示したが、判定部は、認識マークの画像の形状、色、大きさ等から汚れ度合を判定してもよい。
上記実施形態では、判定部が(1)認識マークの画像が検出できない場合に汚れ状態と判定し、(2)認識マークの画像が検出できた場合に判定部が認識マークの画像の検出結果と予め定められた基準画像とを比較して汚れ度合を判定する制御を例示したが、これに限られない。例えば、判定部は、上記(1)と(2)の判定のいずれかのみを行ってもよく、判定対象部の画像の検出結果に基づいて上記(1)と(2)以外により汚れ度合を判定してもよい。
上記実施形態では、図6におけるステップS13、S14において外縁形状を比較し、比較結果に基づいて汚れ状態であるか否かを判定したがこの方法に限定されない。図6のステップS13、S14に代えて「判定対象部91の画像における境界の内側領域及び外側領域の少なくともいずれかの明度に基づいて汚れ状態であるか否かを判定する処理」を用い、汚れ状態と判定される場合にはステップS15の処理を行い、汚れ状態と判定されない場合にはステップS10以降の処理を行うようにしてもよい。例えば、判定対象部91の画像における境界の内側領域において、予め定められた正規明度範囲を逸脱する領域が一定範囲以上存在する場合に、汚れ状態と判定してもよい。或いは、判定対象部91の画像における境界の内側領域の明度の平均値と、判定対象部91の画像における境界の外側領域の明度の平均値との差が一定値以上である場合に汚れ状態でないと判定し、一定値未満である場合に汚れ状態であると判定してもよい。
このようにすれば、判定対象部91の画像において境界の内側又は外側が正規の明度状態であるか否かを迅速に判定することができ、汚れによって正規の明度状態となっていない場合には、より確実に汚れ状態と判定することができる。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、今回開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示された範囲内又は特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1…ガスコンロ
4A…右コンロ部
4B…左コンロ部
4C…小コンロ部
10…制御回路(判定部、記憶部)
90…撮像部
91…判定対象部
91A,91B…認識マーク
Sy…ガスコンロシステム

Claims (3)

  1. トッププレートから露出したコンロ部を複数有するとともに各々の前記コンロ部にガスバーナが設けられ各ガスバーナの周囲に五徳が設けられるガスコンロを備えたコンロシステムであって、
    前記ガスコンロの所定位置に設けられた判定対象部と、
    前記ガスコンロにおける前記判定対象部を含む所定範囲を撮像し、撮像データを生成する撮像部と、
    前記撮像データに基づいて得られる前記所定範囲のコンロ画像において前記判定対象部の画像を検出し、前記判定対象部の画像の検出結果に基づいて汚れ度合を判定する判定部と、
    を有し、
    前記判定対象部は、予め定められた位置に固定される予め定められた形状のマークであって、自身の一部又は全部が、前記トッププレートにおいて全ての前記五徳よりも前位置であって、且つ、全ての前記五徳よりも左位置又は右位置のいずれかに配置される構成で、前記トッププレートの角部付近に配置される認識マークを含み、
    前記撮像部は、前記ガスコンロの上方から前記トッププレートを撮像し、
    前記判定部は、前記撮像部が生成した前記撮像データによって表される画像における前記認識マークの画像の境界の形状と、前記認識マークの基準画像の境界の形状とが一致状態である場合に汚れ状態でないと判定し、前記一致状態でない場合に汚れ状態と判定する
    コンロシステム。
  2. 前記ガスコンロを設置した後に、所定条件が成立した場合に前記撮像部で撮像した前記判定対象部の画像を前記基準画像として記憶する記憶部を更に有し、
    前記判定部は、前記判定対象部の画像の検出結果と前記記憶部に記憶される前記基準画像とを比較する
    請求項1に記載のコンロシステム。
  3. 前記判定部は、前記判定対象部の画像が検出できない場合に汚れ状態と判定する請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載のコンロシステム。
JP2019210508A 2019-11-21 2019-11-21 ガスコンロシステム Active JP7350308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019210508A JP7350308B2 (ja) 2019-11-21 2019-11-21 ガスコンロシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019210508A JP7350308B2 (ja) 2019-11-21 2019-11-21 ガスコンロシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021081149A JP2021081149A (ja) 2021-05-27
JP7350308B2 true JP7350308B2 (ja) 2023-09-26

Family

ID=75964694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019210508A Active JP7350308B2 (ja) 2019-11-21 2019-11-21 ガスコンロシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7350308B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7439807B2 (ja) * 2021-09-07 2024-02-28 カシオ計算機株式会社 電子機器、判定方法及びプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150302569A1 (en) 2014-04-22 2015-10-22 General Electric Company Sensing system for a cooktop appliance with airflow protected sensor
JP2017040430A (ja) 2015-08-19 2017-02-23 東京瓦斯株式会社 レンジフード
CN107504536A (zh) 2017-09-03 2017-12-22 吴联凯 一种具有反射式烟雾检测装置的油烟机及其控制方法
CN108956637A (zh) 2018-05-22 2018-12-07 广州视源电子科技股份有限公司 脏污程度检测方法、装置、电子设备和智能家电
WO2019059304A1 (ja) 2017-09-25 2019-03-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
JP2019061793A (ja) 2017-09-25 2019-04-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
WO2019208342A1 (ja) 2018-04-27 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150302569A1 (en) 2014-04-22 2015-10-22 General Electric Company Sensing system for a cooktop appliance with airflow protected sensor
JP2017040430A (ja) 2015-08-19 2017-02-23 東京瓦斯株式会社 レンジフード
CN107504536A (zh) 2017-09-03 2017-12-22 吴联凯 一种具有反射式烟雾检测装置的油烟机及其控制方法
WO2019059304A1 (ja) 2017-09-25 2019-03-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
JP2019061793A (ja) 2017-09-25 2019-04-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
WO2019208342A1 (ja) 2018-04-27 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
CN108956637A (zh) 2018-05-22 2018-12-07 广州视源电子科技股份有限公司 脏污程度检测方法、装置、电子设备和智能家电

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021081149A (ja) 2021-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6354953B2 (ja) コンロ装置
JP7350308B2 (ja) ガスコンロシステム
JP2017040430A (ja) レンジフード
JP2012117256A (ja) 自動水栓
JP2019002576A (ja) 加熱調理器
JP2008215741A (ja) レンジフード
JP7359423B2 (ja) ガスコンロシステム
JP4557741B2 (ja) コンロ
JP7348639B2 (ja) ガスコンロシステム
JP7329842B2 (ja) コンロシステム
JP4105037B2 (ja) ガスコンロ
JP7359424B2 (ja) コンロシステム
JP7345834B2 (ja) ガスコンロシステム
JP2006275364A (ja) コンロ
JP7381073B2 (ja) コンロシステム
JP4836717B2 (ja) 加熱調理器
JP7445950B2 (ja) コンロシステム
JP2021076306A (ja) コンロシステム
JP7062263B2 (ja) 加熱調理器
JP6989111B2 (ja) 加熱調理器
JP7399371B1 (ja) 過剰加熱防止装置および加熱システム
JP7486375B2 (ja) 加熱調理システム
JP7369627B2 (ja) 加熱調理器
JP2019074249A (ja) 加熱調理器
JP6840355B2 (ja) コンロ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221101

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20221214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7350308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150