JP7345832B2 - 健康関連情報管理のためのプログラム、装置、システム及び方法 - Google Patents

健康関連情報管理のためのプログラム、装置、システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は健康関連情報管理のためのプログラム、装置、システム及び方法に関する。
健康管理においては、体重や体脂肪等の生体情報や歩数等の活動情報のような健康に関連する情報(健康関連情報)を測定し、測定値が好ましい値となるように日々の生活を行うことが重要である。体重や体脂肪等は、一日の生活状態によって測定値に変動が生じやすいため、一日の測定値だけでは実際の体重等の変化を正確に把握することは難しい。そこで、体重及び体脂肪を測定し、その測定値と過去の測定値をグラフとして表示することで、体重等の変化を長期的な推移としてより正確に把握することを可能とするシステムが提案されている(先行文献1)。
特開第2001-190514号
しかしながら、生活習慣の改善が必要な者の多くは、長期的な体重及び体脂肪の推移よりも日々の測定値、特に測定したその日の測定値に敏感である傾向が強い。体重等は一日の生活状態によって測定値に変動が生じやすいにもかかわらず、日々の増減に一喜一憂し、たまたま食事の量が多かった日の体重測定値を見て大きく落胆し、その後、体重等の測定を止めてしまい、最終的には、健康状態改善のための試みもあきらめてしまう者が多い。逆に、たまたま運動後に測定を行ったため、体重が大きく減少していた場合に、翌日以降に行動改善を怠ってしまう場合もある。
また、健康状態改善のために継続的な運動のような活動を行うことは効果的であり、例えば、歩くことは効果的な運動の一つであることが知られている。毎日の歩数については歩数計を用いて計測することができる。健康増進等のためには、毎日継続的に一定歩数以上歩くことが重要であるにもかかわらず、たまたま歩数の多かった日の歩数計の計測値を見て、必要以上に満足し、翌日以降は歩くことを怠ってしまう場合がある。逆に、たまたま、歩数が少なかった日に、計測された少ない歩数を見て大きく落胆し、その後の歩数測定を止めてしまい、最終的には健康状態改善のための活動をあきらめてしまう者が多い。
本発明は、健康状態を改善するために健康関連情報を適切に管理するための健康関連情報管理プログラム、装置、システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、以下のような特徴を有している。すなわち、本発明の一実施態様におけるシステムは、予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための一以上の電子装置を備える健康関連情報管理システムであって、一以上の電子装置の少なくとも一つが、健康関連情報測定器によって測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む測定データを記憶し、一以上の電子装置の少なくとも一つが、測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、一以上の電子装置の少なくとも一つが、前記提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない。
前記測定タイミングを示す情報は測定値の測定時間を示す情報を含み、提示タイミング条件は、測定時間の後の予め決められた曜日もしくは日、または、測定時間から所定時間経過後としてもよい。
前記測定タイミングを示す情報は測定値の測定の後に行われた測定回数を示す情報を含み、前記提示タイミング条件は、測定値の測定から所定回数以上測定が行われた後であることを含んでもよい。
測定値が測定値の傾向を示す値に基づく基準を満たす場合には、当該測定値は提示タイミング条件を満たすと判定してもよい。
一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、被測定者の健康関連情報の測定時における被測定者の健康関連情報に関連する要素を示す指標であって、前記測定値に紐付ける指標の被測定者による入力を受け付け、前記測定データは測定値に関連付けられた被測定者の健康関連情報に関連する要素を示す指標を含んでもよい。
前記健康関連情報は体重であり、前記指標は、起床時排尿後、食後、風呂上がり、運動後、着衣及び生理中のうちの少なくとも一つを示すものしてもよい。
前記一以上の電子装置は健康関連情報測定器及び被測定者装置のうち少なくとも一方を含むことができる。
一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、前記測定値の増減についての被測定者による予想入力を受け付け、前記予想入力は、当該予想入力の対象となっている前記測定値が以前の測定値と比較して増減しているか否かについての被測定者による予想入力であり、前記一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、前記予想入力の対象となっている前記測定値と以前の測定値とを比較して被測定者による予想が正しいか否かの正誤判定を行い、前記測定データは、前記正誤判定の結果を含むようにすることができる。
前記測定結果を提示することは、所定期間内に測定された測定値を含む測定データに基づくグラフを提示することを含んでもよい。
前記一以上の電子装置は、健康関連情報測定器及び被測定者装置とネットワークを介して接続されるサーバを含むことができる。
本発明の一実施態様における被測定者装置は、予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための健康関連情報管理システムにおいて用いられる被測定者装置であって、健康関連情報測定器によって測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない。
本発明の一実施態様における方法は、予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための一以上の電子装置を備える健康関連情報管理システムによって実行される方法であって、一以上の電子装置の少なくとも一つが、健康関連情報測定器によって測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む測定データを記憶し、測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて一以上の電子装置の少なくとも一つが、提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、前記提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない。
本発明の一実施態様における一組のプログラムは、前記方法を一以上の電子装置に実行させるものとすることができる。
さらに、本発明の他の実施態様における方法は、予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための健康関連情報管理システムにおいて用いられる被測定者装置によって実行される方法であって、健康関連情報測定器によって測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づいて、前記提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない。
本発明の一実施態様におけるプログラムは、前記方法を被測定者装置に実行させるものとすることができる。
本発明を用いることにより、健康関連情報を測定する被測定者に、予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示し、提示タイミング条件を満たさない測定データに基づく測定結果を提示しないという健康関連情報管理を行い、被測定者が日々の測定値に一喜一憂せずに、継続的な測定、ひいては継続的な健康改善のための試みを行うことを可能とする。
本発明の一実施形態に係るシステムの構成図である。 本発明の一実施形態に係る健康関連情報測定器のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る被測定者装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る健康関連情報測定器の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る被測定者装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る被測定者装置における表示例である。 本発明の一実施形態に係るシステムの構成図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るフローチャートである。
[第1の実施形態]
図1は本発明のシステム構成図の一例を示す。システム100は健康関連情報を管理するために使用されるものであり、健康関連情報測定器101及び被測定者が使用する被測定者装置102を備える。健康関連情報測定器101と被測定者装置102とは有線通信または無線通信によって接続される。
図2は健康関連情報測定器101のハードウェア構成図の一例を示す。健康関連情報測定器101は、処理装置201、記憶装置204及び通信装置205及び測定装置207を備える電子装置である。これらの各構成装置はバス200によって接続されるが、それぞれが必要に応じて個別に接続される形態であってもかまわない。本実施形態において、健康関連情報測定器101は体重計とするが、被測定者の生体インピーダンスを測定する体脂肪計をさらに備えてもよいし、血圧や心拍等その他の生体情報や歩数等の活動関連情報のようなその他の健康関連情報を測定する装置であってもかまわない。本明細書において測定は計測を含み、健康関連情報測定器は健康に関連する情報を計測、測定するものであればどのようなものであっても包含する。
本実施形態において、健康関連情報測定器101は、表示装置202及び入力装置203を備えないが、これらを備える構成であってもよい。記憶装置204には、健康関連情報測定器用プログラム206が記憶される。記憶装置204はハードディスク、不揮発性メモリや揮発性メモリ等の情報を格納できるものであればいかなるものであってもよい。通信装置205はイーサネット(登録商標)ケーブル等を用いた有線通信、Bluetooth(登録商標)及び無線LAN等の無線通信を行い、被測定者装置102へ接続する。
図3は被測定者が使用する電子装置である被測定者装置102のハードウェア構成図の一例を示す。被測定者装置102は、処理装置301、表示装置302、入力装置303、記憶装置304及び通信装置305を備える。これらの各構成装置はバス300によって接続されるが、それぞれが必要に応じて個別に接続される形態であってもかまわない。被測定者装置102はデスクトップコンピュータやノートパソコンであってもよいし、携帯型情報端末、携帯電話、スマートホン、タブレット端末であってもよい。表示装置302は使用者に情報を表示する機能を有する。入力装置303はキーボードやマウス等のように使用者からの入力を受け付ける機能を有するものである。被測定者装置102がスマートホンやタブレット端末である場合には、表示装置302及び入力装置303を一体としたタッチパネルとすることもできる。記憶装置304には被測定者装置のための被測定者装置用プログラム306が記憶される。記憶装置304はハードディスク、不揮発性メモリや揮発性メモリ等の情報を格納できるものであればいかなるものであってもよい。通信装置305はイーサネット(登録商標)ケーブル等を用いた有線通信や移動体通信、Bluetooth(登録商標)、無線LAN等の無線通信を行い健康関連情報測定器101へ接続する。
図4及び5は、本発明の健康関連情報測定器101及び被測定者装置102の機能ブロック図の一例を示す。健康関連情報測定器101は、制御部401、記憶部404、通信部405及び健康関連情報測定部407を備え、被測定者装置102は制御部501、表示部502、入力部503、記憶部504及び通信部505を備える。各制御部は情報処理等の制御を実行する機能を有するものである。表示部502は情報を使用者が視認できるように表示する機能を有する。入力部503は使用者からの入力を受け付ける機能を有する。各記憶部はデータ等を記憶する機能を有する。各通信部は他の装置との情報の送受信を行う機能を有する。健康関連情報測定部407は被測定者の健康関連情報を測定し、その測定値を出力する。本実施形態においては、図2及び3に記載された処理装置において各プログラムが実行され、各ハードウェアを協働することにより、これらの機能が実現されるが、各機能を実現するための電子回路等を構成することによりハードウェアによっても実現できる。
図6にて、本実施形態におけるシステムの動作について説明する。本実施形態においては、健康関連情報測定器101として体重計を用い、被測定者装置102としてスマートホンを用いる。健康関連情報測定器101と被測定者装置102とはBluetooth(登録商標)によって無線接続される。スマートホン102には予め本発明を実施するための健康関連情報管理システム用アプリをインストールする。
まず、スマートホン102の制御部501は、入力部503を介した被測定者による入力に基づいて、体重の測定結果を被測定者に提示するための提示タイミング条件を設定する。体重の測定を行った測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を被測定者に提示する。本実施形態においては、日曜日から土曜日のうちのいずれかの曜日を提示タイミング条件とする。提示タイミング条件を満たすか否かは各測定値を含む測定データ毎に判定され、その測定データの測定時を含む週の翌週の設定された曜日以降でなければ、当該測定データは提示タイミング条件を満たさない。本実施形態において測定タイミングを示す情報は後述するとおり、測定した時間とするが、測定したタイミングを示す情報であればその他の情報でもよい。
例えば、提示タイミング条件を日曜日とすると、前の日曜日の0時より前に測定された測定データに基づく測定結果は提示される一方、前の日曜日の0時から次の日曜日の0時前までの間に測定された測定データに基づく測定結果は提示されない。次の日曜日の0時を過ぎれば、それ以前に測定された測定データに基づく測定結果はすべて提示可能となるが、それ以降に測定された測定データに基づく測定結果はその次の日曜日が来るまでは提示されない。
本実施形態においては、曜日を提示タイミング条件としたが、これに加えて時間を設定できるようにしてもよい。また、必要経過時間の経過を提示タイミング条件とすることもできる。この場合には、測定時間から設定された必要経過時間が経過すると当該測定値に基づく測定結果を提示できるようにすることができる。曜日ではなく日時を提示タイミング条件とすることもできる。また、測定を行った後、所定回数以上測定を行うと提示タイミング条件を満たすこととしてもよい。さらに、これまでの測定値の傾向を示す値に基づく基準を満たす場合には提示タイミング条件を満たすこととしてもよい。その他、測定結果を提示するためのタイミングを決定する条件であればどのようなものであってもかまわない。
次に、体重計101による健康関連情報測定動作としての体重測定動作及びスマートホン102による情報処理動作を図6に基づいて説明する。まず、被測定者が体重を測定する際には、体重計101が電源をオンにされると、スマートホン102とのBluetooth(登録商標)接続が確立される。そして、体重計101は、被測定者が体重計に乗って体重測定が開始されることを待ち受け、被測定者が体重計に乗ると測定を開始する(S601)。体重計101の制御部401は測定部407によって被測定者の体重を測定し(S602)、測定が完了すると通信部405を用いてBluetooth接続を介してスマートホン102へ測定値及び測定時間を含む測定完了通知を送信する(S603)。測定完了通知は、測定の完了を被測定者装置102へ明示する情報を含む必要はない。完了した測定に対してタグ付け入力画面の表示を被測定者装置102へ促す通知であればどのようなものであってもよい。測定値及び測定時間のみが含まれる通知であってもかまわない。体重計101は測定完了通知を送信した後、次の測定指示の待ち受けに戻る。
スマートホン102の制御部501は、測定完了通知を待ち受け(S610)、体重計101から送信された測定値を含む測定完了通知を受信すると、図7(a)に示すように、表示部502に測定時間を示すメッセージを表示して、測定が完了したことを通知するとともに、測定時における被測定者の生体情報に関連する要素を示す指標の入力及びこの測定による測定値が以前の測定値と比較して増減しているか否かについての被測定者による予想入力を促す画面を表示する(S611)。このとき測定結果は表示しない。測定結果は後述する提示タイミング条件を満たした場合にのみ提示する。測定した直後に測定結果を被測定者に提示しないことにより、日々の測定値に一喜一憂して、適切な行動改善に対する意欲を減退させないことが可能となる。測定完了通知は測定時間を含まずに、スマートホン102が測定完了通知を受信した時間を測定時間としてもよい。
健康関連情報測定時における被測定者の健康関連情報に関連する要素を示す指標の入力は、本実施形態においては、体重の測定値に影響を及ぼすと考えられる要素を示すタグ付けを行うことにより実現される。タグ付けは入力画面において表示されたタグの中から選択することにより行うことができる(図7(a))。タグは一つの測定値に対して複数付けられるようにしてもよい。本実施形態においてタグは、起床時排尿後、食事の影響あり、お風呂上がり、運動後、着衣、生理中の中から測定時の状態に該当するものを選択する。起床時排尿後は、測定値が最も安定していると考えられる状態である。お風呂上がりや運動後は測定値が小さくなる傾向があり、食事を多く摂った場合や、着衣があったり、生理中の場合には測定値が大きくなる傾向がある。タグは、これらに限定されるものではなく、測定対象となっている健康関連情報、ここでは体重の測定値に影響を及ぼすと考えられる日常のイベントや特定のコンテクスト、その他のいかなる要素であってもかまわない。測定ごとの自由入力テキストも、関連する要素を示す指標の一形態である。
予想の入力は、この測定による測定値が以前の測定値と比較して増減しているか否かについての被測定者による予想を入力する。図示したとおり、予想のために以前の測定値を表示してもよい。測定値をすぐに確認できる場合には、努力に比して効果が得られないとやる気を削がれることがある一方で、体重に対する関心を維持させ、「もっと頑張ろう」と前向きに考えるきっかけを与えることもある。本発明においては、被測定者は測定値をすぐに確認することができないから、前者のようなデメリットを防止することができる一方で、後者のようなメリットを得ることもできない。
そこで、被測定者に測定値を予想させることにより、その日の生活を振り返る機会を与え、体重及び生活習慣の改善に対する関心を維持させることを可能とする。比較するための以前の測定値は、被測定者に体重変化の予想をさせるものであればどのようなものであってもかまわない。本実施形態においては、以前の測定値は、前週の一週間分の測定値の平均とするが、測定開始から前週までのすべての測定値の平均としてもよい、過去2~3回分等の所定回数分の測定値の平均値としてもよいし、前日の測定値としてもよい。予想入力がなくとも本実施形態は実施可能である。また、予想は増減だけに限らず、変化無しという予想があってもかまわない。以前の体重と比較して一定範囲内であれば変化無しと判定することもできる。
スマートホン102が入力部503を介してタグ選択及び予想入力を受け付けると(S612)、被測定者装置102は、予想入力の対象となっている測定値と以前の測定値とを比較して予想正誤判定を行う(S613)。ここでは、以前の測定値は前週(8月9日~8月15日)の一週間分の測定値の平均値であり、81.2kgとする。例えば、予想入力の対象となっている測定値が80.3kgである場合には、これと以前の測定値である81.2kgとを比較し、以前の測定値より減っているから、予想入力が「減」である場合には正解であり、「増」である場合には不正解と判定する。本実施形態においては、以前の測定値の平均値は被測定者装置102の記憶部504に予め計算して格納し、正誤判定の際にこれを読み出して比較処理を実行するが、体重計101の記憶部404に記憶してもよいし、以前の測定値に基づいて逐次平均値を計算してもよい。
予想正誤判定が終了すると(S613)、体重計101から送信された体重の測定値及び測定時間とともに、選択されたタグ及び正誤判定結果を当該測定値に紐付けて測定データとして記憶部504に記憶する(S614)。本実施形態においては測定データは表1に示したデータ構造を有する。
Figure 0007345832000001
測定時間は被測定者が体重計によって体重を測定した日時であり、測定値は測定された体重である。タグは被測定者によって選択されたタグに対応するタグ番号である。ここでは、起床時排尿後=0、食事の影響あり=1、お風呂上がり=2、運動後=3、着衣=4、生理中=5とする。予想入力は被測定者によって入力された体重の増減予想に対応する番号であり、ここでは減予想=0、増予想=1とする。予想正誤は被測定者によって入力された予想に基づいて予想正誤判定(S613)において判定された判定結果を示し、不正解=0、正解=1とする。例えば、表1においては、8月22日は、7時20分に測定を行い、測定値は81.5kgであり、選択されたタグは起床時排尿後0と生理中5であり、減予想0であったが、予想は不正解0であった。この例における被測定者は、8月9日から測定を開始したため、8月15日までは、予想入力を行うための前週の測定値がないから8月15日までは予想の入力及び予想正誤判定は行われない。
測定データをスマートホン102の記憶部504に記憶(S614)した後、または、測定完了通知の待ち受け(S610)において測定完了通知を受信しなかった場合には、測定結果表示要求の待ち受けを行う(S620)。測定結果表示要求は、本実施形態においては、被測定者が、スマートホン102の入力部503を介して、測定結果を表示するための入力操作を行うことによって実行される。測定結果表示要求がなされない場合には、測定完了通知の待ち受けに戻る(S610)。
測定結果表示要求がなされた場合には、設定された提示タイミング条件を満たす測定データの判定処理を行う(S621)。前述したとおり、本実施形態においては、提示タイミング条件を曜日によって設定する。ここでは日曜日の0時に設定された場合を例にとって説明する。各測定データは、体重の測定値、測定時間、当該測定値に紐付けられたタグ及び正誤判定結果を含む。そして、この測定データに含まれる測定時間に基づいて、各測定データ毎に提示タイミング条件を満たしているか否かを判定する。より具体的には、ある測定データの測定時間を含む週の次の週の日曜日の0時と現在の日時とを比較し、現在の日時が次の週の日曜日の0時以降であれば、その測定データは提示タイミング条件を満たす測定データと判定される。提示タイミング条件を必要経過時間とする場合には、現在の日時から測定時間を減算して得られた値が必要経過時間以上である場合には、提示タイミング条件を満たすと判定する。
提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づいて測定結果をスマートホン102の表示部502に表示する(S622)。提示タイミング条件を満たさないと判定された測定データに基づく測定結果は提示されない。測定結果は測定データに基づくものであり、測定値そのものでもよいし、測定値に基づいた平均値等の統計データを含んでもよい。被測定者装置102は測定結果表示を行った後、次の測定完了通知の待ち受けに戻る。
一例として、提示タイミング条件を日曜日の0時に設定し、8月9日(日)から測定を開始し、8月24日(月)まで毎日測定を行い、8月24日の15時に測定結果提示要求を行った場合について説明する。この場合、測定結果提示要求を行った日時である8月24日15時が提示タイミング条件を満たすか否かを各測定データ毎に判定する。8月9日(日)から8月22日(土)までの測定データについては測定時間を含む週の次の日曜日、すなわち、8月16日または8月23日の0時を過ぎているから、これらの測定データについての測定結果は提示されるが、8月23日及び24日の測定データについては測定時の次の週の日曜日である8月30日の0時を過ぎていないから提示タイミング条件を満たしておらず、これらに基づく測定結果は表示されない。
図7(b)に示すように、今回の体重として、前週である8月16日から8月22日までの測定値の平均値である80.8kgを表示するとともに、その前までの平均値との差分である-0.4kgを表示する。さらに、測定開始から前週までのすべての測定値の平均81.0kgも表示する。さらに、測定値を推移グラフとして表示することにより測定結果を提示する。移動平均グラフを表示してもよい。提示タイミング条件を満たす8月9日(日)から8月22日(土)までの測定結果としてのグラフが表示されるが、8月23日及び24日の測定データは提示タイミング条件を満たしていないからこれらに基づく測定結果は表示されない。
前述のとおり測定時の被測定者の状態によって体重は変動する。このため、個々の測定値のみに注目しても減量の進捗具合について適切な判断をすることはできない。本実施形態のように、日々の測定結果を測定後直ちに提示せずに、ある程度の時間が経過した後に測定結果として平均値を示すとともに、グラフによって測定値の推移を示すことにより、個々の測定値のみに過度に注目することなく、体重推移の傾向を冷静に把握することが可能となる。また、提示する情報はこれまでの測定データの平均値や移動平均値、これらの推移のみを表示し、個々の測定データは表示しないようにしてもよい。本来の体重の変動を示さない個々の測定データを提示しないことにより被測定者が一喜一憂することを防止することができる。
また、図7(b)に示すように、グラフの各プロットを、その測定値に紐づけられたタグがわかるような表示とすることができる。複数のタグが付されている場合には、タグに優先順位をつけて優先順位の高いもののみを示すようにしてもよいし、すべてのタグが分かるように文字によって表示したり、色分けしたりすることもできる。
測定結果を測定後直ちに被測定者に提示する場合には、被測定者は測定値を見て前日から変動があればその変動の理由がその日の状態の何に起因しているのかを考えることができる。しかし、本実施形態においては、測定結果を見るのは次の日曜日以降であるから、測定結果を見たときに、個々の体重を測定した時の状態を思い出して変動が何に起因しているのか考えることは困難となる。そこで本実施形態においてはタグを使用する。タグは、被測定者の健康関連情報の測定時における被測定者の健康関連情報に関連する要素を示すものであるから、個々の測定時の状態を思い出すことを手助けするとともに、被測定者がどのような状態の時にどのような測定値の推移をしているのかを容易に把握することが可能となる。
また、図7(b)に示すようにタグ毎に平均体重等の統計情報を示すこともできる。これにより、どのような健康関連情報に関連する要素がどのように健康関連情報に影響を与えるのかを被測定者に理解させることができる。例えば、統計情報からお風呂上りや運動後の体重は比較的低くなるのに対して、着衣、食事の影響がある場合や生理中には体重が比較的高くなることが理解される。このため、お風呂上りや運動後の体重のみを見て減量に成功したと考える被測定者に、お風呂上りや運動後に測定した体重が低いからといって減量に成功したと直ちに考えることは正しくない、と認知を正すことができる。
さらに、測定結果の提示として、予想の正誤判定結果を示すこともできる。本実施形態においては、図7(c)に示したように、正答率と体重予想グラフを提示する。この例においては、7回の予想のうち3回のみが正解であり、正答率は42%であることを示している。さらにグラフにおいては、8月9日から8月15日は予想入力がされていないから、予想正誤判定結果の表示はされない。8月16日、17日及び19日は減予想が正解であり、8月18日、21日は増予想不正解、8月20日及び22日は減予想不正解であった。8月23日以降はタイミング提示条件を満たさないから結果が表示されない。8月16日から8月22日の予想正誤判定結果が増予想正解、減予想正解、増予想不正解及び減予想不正解のいずれであったかをグラフによって表示する。また、8月9日から15日までの平均体重である81.2kgのラインを目安として表示する。これによって、自分の感覚での体重と実際の測定値がどれぐらい合っているかを被測定者に知らせることができる。誤りが多い場合には、体重に対する被測定者の認知が誤っていることになる。
例えば、一度の軽い運動をしただけで体重が直ちに減少するとの誤った認知をしていると、軽い運動をしたから体重が減少しているという予想をする。しかし、通常は、一度の軽い運動で直ちに体重が減少することはないため、減予想は不正解となる。このため、運動の量が足りないことを理解し、日々の生活において運動量を増やしたり、カロリーの摂取量を減少させるなど、生活習慣を改めることができる。また、生理中は体重が増加するということを知らない被測定者が、生理中であるにもかかわらず、減予想をすると不正解となる。被測定者は予想が誤っていることから自己の認知が誤りであることに気づき、例えば、生理中は体重が重くなる傾向があることを理解し、測定値が大きくても必要以上に落ち込まなくなる。
さらに、図7(d)に示すように、測定結果を表として表示することもできる。本実施形態では、測定結果には、測定の時間、測定値、タグ、予想入力、予想正誤判定の結果を含めるものとする。
このように、本実施形態を用いると、提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果のみが被測定者に提示され、提示タイミング条件を満たさない測定データに基づく測定結果は提示されない。ここでは、一週間に一度だけ測定結果の更新が行われ、更新が行われるまでは、その週に測定した測定結果を確認することができない。従来の体重計のように測定した体重を即時に被測定者に提示すると、被測定者はその測定値に一喜一憂し、思ったような測定値とならないと落胆して、体重の測定を止めてしまう場合がある。しかし、本実施形態においては、翌週の設定された曜日にならなければ測定値が提示されない。このため、被測定者が測定結果を見る際には測定時からある程度時間が経過しているため、一つ一つの測定結果に対する過度な興味を薄れさせ、長期的な測定値の推移を客観的に理解させることが可能となる。
体重等は一日の生活状態によって測定値に変動が生じやすいが、測定した時に測定値を見ることができれば、その日は食事の量が多かったから測定値が高く出てしまったといった測定値の変動の理由を被測定者は理解することができる。しかし、本実施形態においては、測定時から提示までにある程度の時間が経過しているため、各測定の際にどのような体重に関連する要素があったかを思い出すことが困難となる。そこで、測定時において体重に関連する要素を示す指標としてのタグを付けておくことで、後で測定結果が提示されるようになってからでも、体重変動の理由を容易に理解することが可能となる。また、同様のタグが付けられている測定結果の推移を見ることができるため、各タグが示す体重に関連する要素が体重に与える影響をより理解しやすくなる。
また、測定してその結果をすぐに確認することができると、測定値が悪化した場合にやる気を削がれてしまう場合がある一方で、より注意を払って行動の改善を図る場合もある。しかし、本発明においては測定してすぐには測定結果を確認できないため、日々の行動改善に対する意欲が減少する可能性がある。そこで、本実施形態においては、測定時に測定値の増減に関する予想を行わせることで、日々の行動を振り返り、反省し、行動改善を行うための動機付けを与えることが可能となる。さらに、測定結果において予想の正誤を提示することにより、自己の行動と体重との関連についての認知が正しいか否かを理解させ、正しくない場合には認知を正すことが可能となる。
提示タイミング条件を満たすと判定された測定値についてはフラグを立てて測定データの一部として記憶部504に記憶し、測定結果表示要求があった場合には、フラグが立っている測定データは提示タイミング条件を満たすと判定されたものとして、これらに基づいて測定結果を提示してもよい。測定結果を表示するたびに提示タイミング条件を満たすか否かの演算を簡易に行うことができる。提示タイミング条件を満たすか否かの測定時間に基づく判定は測定結果表示要求がなされるたびに、まだフラグが立っていない測定データについて行ってもよいし、所定の間隔で定期的に行ってもよい。
本実施形態においては、測定タイミングを示す情報として測定時間を用い、提示タイミング条件を満たすか否かを測定時間及び測定結果を提示するタイミングに基づいて判定することとしたが、測定を行った後、提示タイミングまでに測定された回数に基づいて判定してもよい。測定を行った後、提示タイミングまでに所定回数、例えば7回以上測定が行われると、その測定データに基づく測定結果を提示できるものとする。一つの実施例では、各測定データは、その測定データの測定値が測定された後に新たな測定が行われるとカウントアップされる測定回数値を含み、測定結果を提示するタイミングにおいてこの測定回数値が7以上の値を有する測定データに基づく測定結果を表示することができる。測定回数値は提示タイミングからみて何回前に測定された測定データであるかを示すものであるから、測定タイミングを示す値である。または、各測定データには測定タイミングを示す情報として、測定順を示す測定番号を含ませ、測定結果を提示しようとする提示タイミングにおける最後に測定された測定データの測定番号から7だけ減算した値を提示可能最大測定番号とし、これよりも小さい測定番号を有する測定データに基づく測定結果を提示可能とすることもできる。測定順を示す測定番号は提示タイミングにおける最後に測定された測定データの測定番号と比較することにより、測定回数を得ることができるから、測定値の後に行われた測定回数を示す情報である。一日一回測定する被測定者であれば、測定後一週間経過しなければ測定結果をみることができないから、測定時間及び提示タイミングに基づいて提示タイミング条件を満たすか否かを判定する形態と同様の効果を得ることができる。
測定時間に基づく提示タイミング条件と測定回数に基づく提示タイミング条件を組み合わせてもよい。例えば、測定後1週間以上経過し、かつ、7回以上測定した後でなければ、測定データに基づく測定結果を提示することができない、とすることができる。
また、これまでの測定値の傾向を示す値に基づく基準に基づいて測定値がこれまでの測定値の傾向から大きく逸脱していないと判定される場合にはその測定値は提示タイミング条件を満たすと判定してもよい。例えば、記憶部504に記憶されたすべての測定値の平均値と判定の対象となっている測定値の差分が+5%~-5%の範囲内であれば提示タイミング条件を満たすと判定し、その測定値に基づく測定結果を提示し、この範囲外であれば提示しないこととする。このようにこれまでの傾向に基づいて提示タイミング条件を判定すると、測定からの期間や回数に縛られることがないから、必要以上に待たせることなく可能な限り早く行動改善の効果を伝えることができる。行動改善の効果が得られているにもかかわらず、十分に効果が得られていないのではないかとの疑心暗鬼によって行動改善をあきらめてしまうことを防止することができる(偽陰性の回避)。
これまでの測定値の傾向を示す値に基づく基準は測定開始から前週までのすべての測定値の平均や、過去2~3回分等の所定回数分の測定値の移動平均値、最小値の推移で平均との差がどの程度あるか等に基づく基準とすることができる。測定値がこれまでの測定値の傾向から大きく逸脱しているか否かを判定できるものであればどのようなものであってもかまわない。提示される測定結果が平均値である場合には、その測定値を含む平均値がこれまでの測定値の傾向から大きく逸脱していないかを判定することが好ましい。
また、測定時間に基づく提示タイミング条件や測定回数に基づく提示タイミング条件と組み合わせてもよい。例えば、記憶部504に記憶されたすべての測定値の平均値との差分が+5%~-5%の範囲内であれば提示タイミング条件を満たすと判定した場合には、測定時間や測定回数に基づく提示タイミング条件を満たさないとしてもその測定値に基づく測定結果を提示する。一方、この範囲外であれば、提示タイミングが測定時間や測定回数に基づく提示タイミング条件を満たすまでは提示しない。
本実施形態においては、提示タイミング条件の設定、測定データの記憶、予想正誤判定及び提示タイミング条件の判定等の機能はスマートホン102が実行するものとしたが、これらの機能の少なくとも一部が体重計101によって実行されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては健康関連情報として体重のみが測定されたが、体重に代えて、または、体重に加えて体脂肪を測定するための生体インピーダンスの測定を合わせて行ってもよい。血圧、心拍数、血糖値等のその他の生体情報や歩数等の活動情報といった健康関連情報についても同様の情報処理により実施可能である。健康関連情報測定器101は、歩数や血圧等の健康管理情報を測定するウェアラブル装置とすることができる。また、測定値は、例えば1日の間のような所定期間測定された値の最大値や最小値、平均値等としてもよい。
健康関連情報測定器として歩数計を用いた場合には、歩数計は被測定者が歩く度に歩数をカウントアップする。そして、所定の期間、例えば、毎日、朝0時~夜12時までの総歩数を測定値とする。この場合、測定タイミングは所定期間の終了時である夜12時とすることができる。所定の期間は一日の一部の期間であってもよいし、数日間にわたってもよい。また、被測定者からの開始指示入力を歩数計が受け付けたタイミングに開始し、さらに終了指示入力を受け付けたタイミングで終了してもよい。健康増進等のためには、毎日継続的に一定歩数以上歩くことが重要であるにもかかわらず、たまたま歩数の多かった日の歩数計の計測値を見て、必要以上に満足し、翌日以降は歩くことを怠ってしまう場合がある。逆に、たまたま、歩数が少なかった日に、計測された少ない歩数を見て大きく落胆し、その後の歩数測定を止めてしまい、最終的には健康状態改善のための活動をあきらめてしまう者が多い。本実施形態を用いることにより、日々の測定値に一喜一憂することなく、継続的に健康増進等のための活動を継続的に行わせることを可能とする。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、図8に示すとおり、健康関連情報管理システムが、健康関連情報測定器101及び被測定者装置102に加えてサーバ103を備え、これらがネットワーク104を介して接続される点で、第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図9は電子装置であるサーバ103のハードウェア構成図の一例を示す。サーバ103は、処理装置901、表示装置902、入力装置903、記憶装置904及び通信装置905を備える電子装置である。これらの各構成装置はバス900によって接続されるが、それぞれが必要に応じて個別に接続される形態であってもかまわない。表示装置902は使用者に情報を表示する機能を有する。入力装置903はキーボードやマウス等のように使用者からの入力を受け付ける機能を有するものである。記憶装置904にはサーバ用プログラム906が記憶される。記憶装置904はハードディスク、不揮発性メモリや揮発性メモリ等の情報を格納できるものであればいかなるものであってもよい。通信装置905はイーサネット(登録商標)ケーブル等を用いた有線通信や移動体通信、無線LAN等の無線通信を行い、ネットワーク104へ接続する。
図10は、本発明のサーバ103の機能ブロック図の一例を示す。サーバ103は、制御部1001、表示部1002、入力部1003、記憶部1004及び通信部1005を備える。各制御部は情報処理等の制御を実行する機能を有するものである。表示部1002は情報を使用者が視認できるように表示する機能を有する。入力部1003は使用者からの入力を受け付ける機能を有する。記憶部1004はデータ等を記憶する機能を有する。通信部1005は他の装置との情報の送受信を行う機能を有する。本実施形態においては、図9に記載された処理装置901においてサーバ用プログラム906が実行されることにより、各ハードウェアと協働してこれらの機能が実現されるが、各機能を実現するための電子回路等を構成することによりハードウェアによっても実現できる。また、複数のサーバ103が協働して動作することによって、これらの機能を実現することもできる。
本実施形態における健康関連情報測定器101及び被測定者装置102は図2及び3に記載した第1の実施形態と同様のハードウェア構成によって実現される図4及び5に記載された機能ブロックによって実施される。ここでは、健康関連情報測定器101及び被測定者装置102はBluetooth(登録商標)ではなく有線または無線LANを介してネットワーク104へ接続され、サーバ103を介して互いに接続されるものとする。
体重計101による健康関連情報測定動作としての体重測定動作、スマートホン102による情報処理動作のフローチャートを図11に示す。本実施形態におけるこれらの情報処理は、健康関連情報測定器101と被測定者装置102とがBluetooth(登録商標)によって直接接続されるのではなく、サーバ103を介して接続される。そのため、体重計101によって送信された測定完了通知はサーバ103へ送信され、サーバ103がこれを受信して被測定者装置102へさらに送信し(S630)、これを被測定者装置102が受信される。その他の点においては第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、第2の実施形態と同様に図8に示す健康関連情報管理システム800が、健康関連情報測定器101及び被測定者装置102がネットワーク104及びサーバ103を介して接続される形態であるが、測定結果提示のための情報処理が第2の実施形態と異なる。以下、第2の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態における測定結果提示のための情報処理フローを図12に示した。本実施形態において体重計101が送信する測定完了通知は、第2の実施形態と同様に測定値及び測定時間を含むが、サーバ103から送信される測定完了通知はこれらの情報を含まない。単に、完了した測定に対してタグ付け入力画面の表示を被測定者装置102へ指示する通知である。体重計101から送信された測定値を含む測定完了通知をサーバ103が受信すると、サーバ103はタグ選択入力画面表示を指示するための測定完了通知をスマートホン102へ送信する(S640)。第2の実施形態と同様に、これを受信したスマートホン102はタグ選択及び予想入力画面を表示し(S611)、タグ選択及び予想入力を受け付ける(S612)。そして、本実施形態においては、被測定者によって入力された選択タグ及び予想入力の情報をサーバ103へ送信する(S641)。サーバ103はこれを受信すると第1及び第2の実施形態において被測定者装置102が実行する予想正誤判定処理と同様の処理によって予想正誤判定処理を行い(S642)、体重計101から測定値及び測定時間、被測定者装置102から送信された選択タグ及び予想とともに、予想正誤判定処理によって決定された予想正誤を測定データとしてサーバ103の記憶部1004に格納する。
被測定者装置102は、被測定者からの測定結果表示要求のための入力を待ち受け(S620)、測定結果表示要求入力を受け付けると、測定結果表示要求をサーバ103へ送信する(S644)。サーバ103はこれを受信すると、記憶部1004に記憶された測定データのうち、提示タイミング条件を満たす測定データを判定し(S645)、提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を被測定者装置102へ送信する(S646)。この判定及び測定結果生成処理は第1及び第2の実施形態において被測定者装置102が実行する処理と同様である。被測定者装置102は受信した測定結果を表示部に表示する(S622)。
本実施形態における測定結果の生成処理は被測定者装置102が実行してもかまわない。
[第4の実施形態]
本実施形態は、図13に示すとおり、健康関連情報測定器101である体重計がすべての測定データ提示処理を実行する点で、第1~第3の実施形態と異なる。本実施形態においては、体重計101は、ハードウェアとして表示装置及び入力装置を備え、これらによって表示部及び入力部という機能部を実現する。そして、被測定者が体重計に乗ると、体重測定が開始され(S601)、体重が測定される(S602)。体重測定が完了すると、体重計の表示部において、測定時間を表示するとともにタグ選択及び予想入力画面表示を行う(S650)。被測定者から体重計の入力部においてタグ選択及び予想入力を受け付けると(S651)、予想正誤判定を行い(S652)、測定時間、測定値、選択タグ、予想入力及び予想正誤判定結果を測定データとして体重計101の記憶部504に格納する(S653)。そして、体重計101の入力部を介して測定結果表示要求が入力されると、提示タイミング条件を満たす測定データを記憶部504に格納された測定データから選択し(S661)、選択された測定データに基づく測定結果を体重計101の表示部に表示する(S662)。
以上に説明してきた各実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
100 システム
101 健康関連情報測定器
102 被測定者装置
103 サーバ
104 ネットワーク
200 バス
201 処理装置
202 表示装置
203 入力装置
204 記憶装置
205 通信装置
206 健康関連情報測定器用プログラム
207 測定装置
300 バス
301 処理装置
302 表示装置
303 入力装置
304 記憶装置
305 通信装置
306 被測定者装置用プログラム
401 制御部
404 記憶部
405 通信部
407 健康関連情報測定部
501 制御部
502 表示部
503 入力部
504 記憶部
505 通信部
800 システム
900 バス
901 処理装置
902 表示装置
903 入力装置
904 記憶装置
905 通信装置
906 サーバ用プログラム
1001 制御部
1002 表示部
1003 入力部
1004 記憶部
1005 通信部

Claims (15)

  1. 予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための一以上の電子装置を備える健康関連情報管理システムであって、
    一以上の電子装置の少なくとも一つが、複数の測定データであって、当該複数の測定データの各測定データは他の測定データとは異なるタイミングで健康関連情報測定器によって測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む、複数の測定データを記憶し、
    一以上の電子装置の少なくとも一つが、前記複数の測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び前記一以上の電子装置の少なくとも一つのユーザによって入力された測定結果表示要求に基づく測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、
    一以上の電子装置の少なくとも一つが、前記複数の測定データのうち前記提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記複数の測定データのうち前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない、
    ことを特徴とすることを特徴とする健康関連情報管理システム。
  2. 前記測定タイミングを示す情報は測定値の測定時間を示す情報を含み、提示タイミング条件は、測定時間の後の予め決められた曜日もしくは日、または、測定時間から所定時間経過後であることを含む、請求項1に記載の健康関連情報管理システム。
  3. 前記測定タイミングを示す情報は測定値の測定の後に行われた測定回数を示す情報を含み、前記提示タイミング条件は、測定値の測定から所定回数以上測定が行われた後であることを含む、ことを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  4. 測定値が測定値の傾向を示す値に基づく基準を満たす場合には、当該測定値は提示タイミング条件を満たすと判定される、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  5. 一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、被測定者の健康関連情報の測定時における被測定者の健康関連情報に関連する要素を示す指標であって、前記測定値に紐付ける指標の被測定者による入力を受け付け、
    前記測定データは測定値に関連付けられた被測定者の健康関連情報に関連する要素を示す指標を含む、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  6. 前記健康関連情報は体重であり、前記指標は、起床時排尿後、食後、風呂上がり、運動後、着衣及び生理中のうちの少なくとも一つを示すものであることを特徴とする請求項5に記載の健康関連情報管理システム。
  7. 前記一以上の電子装置は健康関連情報測定器及び被測定者装置のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  8. 一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、前記測定値の増減についての被測定者による予想入力を受け付け、
    前記予想入力は、当該予想入力の対象となっている前記測定値が以前の測定値と比較して増減しているか否かについての被測定者による予想入力であり、
    前記一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、前記予想入力の対象となっている前記測定値と以前の測定値とを比較して被測定者による予想が正しいか否かの正誤判定を行い、
    前記測定データは、前記正誤判定の結果を含む、
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  9. 前記測定結果を提示することは、所定期間内に測定された測定値を含む測定データに基づくグラフを提示することを含むことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  10. 前記一以上の電子装置は、健康関連情報測定器及び被測定者装置とネットワークを介して接続されるサーバを含むことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の健康関連情報管理システム。
  11. 予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための健康関連情報管理システムにおいて用いられる被測定者装置であって、
    健康関連情報測定器によって互いに異なるタイミングで測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む複数の測定データのうち、測定データの測定タイミングを示す情報及び前記被測定者装置のユーザによって入力された測定結果表示要求に基づく測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、
    前記複数の測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記複数の測定データのうち前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない、
    ことを特徴とする被測定者装置。
  12. 予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための一以上の電子装置を備える健康関連情報管理システムによって実行される方法であって、
    一以上の電子装置の少なくとも一つが、複数の測定データであって、当該複数の測定データの各測定データは他の測定データとは異なるタイミングで健康関連情報測定器によって測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む、複数の測定データを記憶し、
    前記複数の測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び前記一以上の電子装置の少なくとも一つのユーザによって入力された測定結果表示要求に基づく測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて一以上の電子装置の少なくとも一つが、提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、
    一以上の電子装置のうちの少なくとも一つが、前記複数の測定データのうち前記提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記複数の測定データのうち前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない、
    ことを特徴とすることを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法を一以上の電子装置に実行させる一組のプログラム。
  14. 予め設定された提示タイミング条件を満たす測定データに基づく測定結果を提示するための健康関連情報管理システムにおいて用いられる被測定者装置によって実行される方法であって、
    健康関連情報測定器によって互いに異なるタイミングで測定された測定値及び当該測定値の測定タイミングを示す情報を含む複数の測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び前記被測定者装置のユーザによって入力された測定結果表示要求に基づく測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たす測定データを判定し、
    前記複数の測定データのうち、測定タイミングを示す情報及び測定データに基づく測定結果を提示するタイミングに基づいて提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づいて、前記提示タイミング条件を満たすと判定された測定データに基づく測定結果を提示し、前記複数の測定データのうち前記提示タイミング条件を満たしていない測定データに基づく測定結果を提示しない、
    ことを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載の方法を被測定者装置に実行させるプログラム。
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