次に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明による健康管理支援システムの第1の実施形態を示すシステム構成図であって、1a,1bは参加者端末、2a,2bは制御装置、3a,3bは入力装置、4a,4bはセンサ情報取込装置、5a,5bは表示装置、6a,6bは記録装置、7a,7bは計測装置、8はデータ管理サーバ、9は制御装置、10は記録装置、11は演算装置、12はネットワークである。
同図において、この健康管理支援システムは、データ管理サーバ7に参加者端末1a,1bとがネットワーク12を介して接続された構成をなしている。参加者端末1a,1bは夫々、医師や保健師などの指導者の指示された目標体重を達成するための健康指導を受ける参加者(以下では、単に参加者a,bという)が使用する端末であって、ここでは、2人の参加者a,bの参加者端末1a,1bを示しているが、1個の参加者端末であってもよいし、3以上の参加者端末であってもよい。
なお、以下では、参加者aの参加者端末1aについて説明するが、参加者端末1bなどの他の参加者端末についても同様である。
参加者端末1aは、送受信や処理機能を備えた制御部2aやキーボードやマウスなどからなって参加者aによる情報や指示の入力操作のための入力装置3a、入力装置3aからの入力情報の表示のための画面やデータ管理サーバ8からの健康管理支援情報を表わす画面などを表示する表示部5a、各種データを記録保持するための記録装置6a、センサ情報取込装置4aなどを備えている。また、参加者端末1aは、体重計や歩数計などの計測装置7aと通信可能に接続されて、かかる計測装置7aの計測結果がセンサ情報取込装置4aで取り込まれるが、かかる計測結果は、入力装置3aから入力するようにしてもよい。
データ管理サーバ8は、送受信や処理機能を備えた制御装置9や参加者端末1aから送信される上記の計測結果や参加者端末1a(即ち、参加者端末毎)の健康管理支援情報などを記録保持する記録装置10、かかる健康管理支援情報から後述する体重グラフを作成するなどの演算処理を行なう演算装置11などを備えている。
図2は図1に示す健康管理支援システムでのデータ管理サーバ8の体重周期変動の算出・表示のための概略的な処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
同図において、参加者端末1aの入力装置3aで初期設定情報の入力操作がなされることにより、この初期設定情報がデータ管理サーバ8に送信され、その記録装置10に記録保持される(ステップS100)。
より具体的には、参加者aが参加者端末1aを用いて減量のための健康管理の支援を受ける場合、参加者aがその参加者端末1aの入力装置3aで氏名や生年月日,年齢,性別,住所,パスワードなどのこの参加者aの個人情報の入力操作することにより、制御装置2aがかかる個人情報を伴う健康管理支援の要求信号をデータ管理サーバ8に送信する。データ管理サーバ8では、制御装置9がこの要求信号を受信し、この個人情報を記録装置10に記録するとともに、この記録装置10に記録されている初期設定画面の情報を読み出して要求があった参加者端末1aに送信する。これにより、参加者端末1aでは、制御部2aが初期設定画面の情報を受信して表示部5aに供給する。これにより、表示部5aでは、初期設定画面が表示される。
かかる初期設定画面は、参加者aが希望する健康管理支援期間(即ち、減量期間)や目標体重,減量のための行動計画などを設定するためのものであって、その一例として、健康管理支援期間に関する初期設定画面を図3に示す。
なお、図3において、20は初期設定画面、21はカレンダ部、21aはスクロールバー、21bは開始日マーク、21cは健康管理支援期間エリア枠、21dは休日マーク、21eは目標体重マーク、22は入力インターフェース部、22aは項目「減量期間中」、22bは項目「特定期間」、22cは項目「指定日」、22dは項目「特定日」、22eは項目「就労日に設定」、22fは項目「休日に設定」、23は健康管理支援期間、24は「実行」ボタンである。
同図において、初期設定画面20は、健康管理支援期間やその期間での平日と休日とを設定するための操作画面であって、カレンダ部21と入力インターフェース部22とからなり、夫々に操作部が設けられている。これら操作部は、入力装置3a(図1)の図示しないマウスによるカーソル操作によって操作することができるし、あるいはまた、表示部5a(図1)での表示画面にタッチパネルが設けられ、その表示画面のタッチ操作により、操作するようにすることもできる。
カレンダ部21には、1ヶ月分のカレンダが表示され、スクロールバー21aを操作することにより、1ヶ月分ずつ前の月あるいは後ろの月に表示する月が変更される。
入力インターフェース部22は、健康管理支援期間やその期間での平日と休日とを設定操作する領域であって、健康管理支援期間を指定するための項目「減量期間中」22a,項目「特定期間」22b、平日や休日となる曜日を指定するための項目「指定日」22c,特定の日を平日または休日に指定する項目「特定日」22d,項目「指定日」22cで指定された曜日もしくは項目「特定日」22dで指定された日を就労日とするための項目「就労日に設定」22e,項目「指定日」22cで指定された曜日もしくは項目「特定日」22dで指定された日を休日とするための項目「休日に設定」22fが設けられ、さらに、「実行」ボタン24が設けられている。
ここで、項目「減量期間中」22aが指定され、「実行」ボタン24だけが操作されると、現在の日時(今日)からの健康管理支援期間が指定されることになる。例えば、今日が6月1日とすると、かかる操作により、この健康管理支援期間は今日(6月1日)から予め決められた期間(ここでは、90日間とするが、これに限るものではない)と指定されることになり、この初期設定画面20に健康管理支援の開始日を6月1日、終了日を8月29日とする健康管理支援期間23が表示される。
なお、健康管理支援期間は、予め、例えば、90日間と決められているが、参加者がこれより短い期間あるいは長い期間を健康管理支援期間とすることを希望する場合には、または健康管理支援期間の開始日(減量開始日)を今日以外の日にちにしたい場合には、別途その開始日と終了日とを入力装置3a(図1)のキーボードを用いて入力すればよい。
ここで、項目「特定期間」22bや項目「指定日」22c,項目「特定日」22dは、項目「就労日に設定」22eまたは項目「休日に設定」22fの選択操作と「実行」ボタン24の操作とともに、かかる項目22b〜22cで選択された日にちを就労日または休日に設定できるようにするものである。
カレンダ部21で表示されるカレンダは、表示開始されたデフォルト状態では、その各日にちが、通常の暦のように、月曜日〜金曜日は就労日(平日)と決められ、また、土曜日,日曜日,祝日は休日と決められているが、上記の項目22b〜22fの選択操作と「実行」ボタン24との操作とにより、就労日であったものを休日に、休日であったものとを就労日に夫々変更できるものである。勿論一旦変更したものを再度変更することもできる。
そこで、例えば、項目「指定日」22cで、「平日」が指定され、さらに、項目「就労日に設定」22eが選択されて「実行」ボタン24が操作されると、この健康管理支援期間内での暦の上での月曜日から金曜日までが平日期間と設定され、この場合、逆に、項目「休日に設定」22eが選択されて「実行」ボタン24が操作されると、この健康管理支援期間内での暦上での月曜日から金曜日までも休日期間と設定される。また、項目「指定日」22cで、例えば、「土曜日」,「日曜日」,「祝日」のいずれかが指定され、さらに、項目「就労日に設定」22eが選択されて「実行」ボタン24が操作されると、この健康管理支援期間内での土曜日,日曜日,祝日の指定されたいずれかが就労日と設定される。また、平日期間でのある特定の曜日、例えば、月曜日が休日で、これ以外が就労日である場合には、項目「指定日」22cで「月曜日」を指定し、さらに、項目「休日に設定」22fを選択して「実行」ボタン24を操作すると、健康管理支援期間内での月曜日が休日と設定される。
また、夏休み期間などのように、希望する特定の期間全体を休日(または、就労日)とする場合には、項目「特定期間」22bにその開始日と終了日とを入力し、項目「休日に設定」22f(または、項目「就労日に設定」22e)を選択して「実行」ボタン24を操作すればよい。これにより、例えば、6月10日から6月15日までの期間を休日(または、就労日)とすることができる。
さらに、本来休日である或る特定の土曜日,日曜日あるいは祝日を出勤する就労日とする場合には、その日にち、例えば、日曜日である6月21日を項目「特定日」22dに入力し、項目「就労日に設定」22eを選択して「実行」ボタン24を操作すると、この6月21日が就労日となる。同様にして、本来平日である或る日にち、例えば、6月8日を会社を休む休日とする場合には、その日にちを項目「特定日」22dに入力し、項目「休日に設定」22fを選択して「実行」ボタン24を操作すると、この6月8日が休日となる。なお、項目「指定日」22cで曜日や祝日などを就労日あるいは休日と設定しても、そのうちの特定の日を項目「特定日」22dで指定して休日あるいは就労日の設定をすると、その日は、上記項目「指定日」22cでの設定にかかわらず、この項目「特定日」22dでの設定が優先することになる。
以上の操作を順次行なって、健康管理支援期間での就労日と休日との設定をすることができる。このような就労日と休日の設定は、上記のように、「減量期間中」22aを選択し、項目「就労日に設定」22eまたは項目「休日に設定」22fを選択して、「実行」ボタン24を操作すると、健康管理支援期間内の全ての日にちに対して設定される。また、「特定期間」22bを選択し、項目「就労日に設定」22eまたは項目「休日に設定」22fを選択して、「実行」ボタン24を操作すると、開始日と終了日とが入力された期間内の日にちに対して設定される。
このようにして、健康管理支援期間と平日期間・休日期間とが指定されると、カレンダ部21では、表示されている今日を含む月(ここでは、6月)のカレンダに、健康管理支援期間の開始日(減量開始日:6月1日)が2重四角枠状の開始日マーク21bで表示され、この指定された健康管理支援期間内の期間(6月1日から6月30日まで)が健康管理支援期間エリア枠21cで囲まれる。また、この健康管理支援期間エリア枠21c内では、入力インターフェース部22で指定された休日が四角枠状の休日マーク21dで囲まれて表示され、この休日マーク21dで囲まれない日にちは指定された平日となる。また、この健康管理支援期間では、予め決められた日数(ここでは、例えば、10日とする)毎に目標体重が設定されるものであるが、この目標体重設定日(ここでは、6月10日と6月20日と6月30日)が丸枠状の目標体重マーク21eで囲んで表示される。
健康管理支援期間や平日/休日期間が入力指定され、「実行」ボタン24が操作されると、かかる健康管理支援期間に関する入力情報が参加者端末1aの制御部2aからデータ管理サーバ8に送信され、このデータ管理サーバ8では、制御装置9がこの入力情報を受信し、記録装置10に先の参加者aの個人情報に関連付けて記録される。これとともに、制御装置9は記録装置10から体重/行動計画の入力操作画面の情報を読み取り、参加者端末1aに送信する。参加者端末1aでは、かかる入力操作画面の情報を受信し、表示装置5aでこの体重/行動計画の入力操作画面を表示させる。
ここで、図示しないが、この体重/行動計画の入力操作画面では、現在の計測体重や受信した医師などの指導者から指示を受けた健康保険支援での最終目標体重,100kcalカードを用いた行動計画(歩数や生活記録(食事や運動,イベント,コメントなど))などの入力項目が設けられており、入力装置3aの操作によって参加者aがこれらのデータを入力し、決定操作をすると、これらデータが制御装置2aからデータ管理サーバ8に送信される。データ管理サーバ8では、かかるデータが制御装置8で受信され、記録装置10に参加者aの先の個人情報に関連付けられて記録保持される。
なお、図示しないが、初期設定画面20にかかる最終目標体重や行動計画などのデータを入力するエリアを設けるようにしてもよい。
以上により、この参加者aの健康管理支援期間での平日(就労日)や休日などが登録され(図2のステップS100a)、図2でのステップS100が完了して健康管理支援に必要な体重などのデータが参加者端末1aから送信されるのを待つ。
図2において、健康管理支援のための上記の初期設定データ(健康管理支援期間や平日/休日,体重,行動計画など)がデータ管理サーバ8の記録装置10に登録されて健康管理支援が実行されると、参加者端末1aから1日に一度その参加者aの計測体重や行動計画の実行結果がデータ管理サーバ8に送信され、この参加者aの体重の変化を表わす体重グラフの作成が行なわれる(ステップS101)。
さらに、詳細には、参加者aは健康管理支援期間が開始すると、毎日、行動計画に沿い、ウォーキングを行なってその歩数を歩数計で計測したり、この計画に沿う食事やイベントなどを行なったりして、例えば、その日の就眠直前などのほぼ決まった時刻に体重計で体重を計測し、この体重計の計測結果(計測体重)をセンサ情報取込装置4aに読み取らせるとともに、歩数計によるその日の計測歩数も情報取込装置4aに読み取らせ、また、その日の行動結果も、100kcalカードの使用枚数でもって入力装置3aから入力する。
このような計測体重,計測歩数,行動結果の各計測データは制御部2aに取り込まれ、日にち,曜日を表わすデータ(なお、かかるデータを、以下、日にち/曜日データということにするが、かかる日にち/曜日データは参加者端末1aに設けられた図示しないタイマによって取得することができる)とともに、データ管理サーバ8に送信される(なお、かかる日にち/曜日データはデータ管理サーバ8でタイマを設けて取得するようにすることもでき、この場合には、参加者端末1aからデータ管理サーバ8にかかる日にち/曜日データを送る必要はない。但し、この場合も、日にち/曜日データは、計測データや個人データと関連付けられて記録装置10に記録保持される)。データ管理サーバ8では、かかる計測データが制御装置9で受信され、記録装置10に先の個人情報と関連付けて記録保持される。
このようにして、健康管理支援期間では、参加者端末1aからデータ管理サーバ8に1日に1回ずつ参加者aのかかる計測データや日にち/曜日データが送り込まれ、記録装置10に記録されるが、これとともに、制御装置9が記録装置10から計測データや日にち/曜日データを読み出して演算装置11に供給し、平日期間(月曜日から金曜日のように、平日が連続する期間)での体重グラフの作成(ステップS101a)と休日期間(土曜日からその翌日の日曜日までの休日が連続する期間)での体重グラフの作成(ステップS101b)とが行なわれる。
なお、以下では、平日期間の体重グラフを平日期間体重グラフといい、休日期間の体重グラフを休日期間体重グラフということにする。また、これら平日期間体重グラフ,休日期間体重グラフを総称する場合、期間体重グラフということにする。
ここで、平日期間体重グラフは、平日期間毎に作成されるものであって、平日期間での計測体重の変化の傾向を示すものである。このため、この平日期間体重グラフは、その平日期間に参加者端末1aから提供された各平日の計測体重を基に形成される(ステップS101a)。同様に、休日期間体重グラフは、休日期間毎に作成されるものであって、休日期間での計測体重の変化の傾向を示すものである。このため、この休日期間体重グラフは、その休日期間に参加者端末1aから提供された各休日の計測体重を基に形成される(ステップS101b)。
このようにして、平日期間体重グラフや休日期間体重グラフが演算装置11で作成されると、制御装置9はこれらの期間体重グラフのデータを記録装置10に参加者aの個人情報と関連付けて記録保持するとともに、これら期間体重グラフのデータを、これまで得られた期間体重グラフのデータとともに、参加者端末1aに送信する。この参加者端末1aでは、制御部2aがこれら期間体重グラフのデータを受信し、記録装置6aに記録する。参加者aが入力装置3aを操作して期間体重グラフの表示を指示すると、制御部2aは記録装置6aから期間体重グラフのデータを読み取り、表示装置5aに供給する。これにより、表示装置5aの表示画面には、これまで得られた平日期間体重グラフや休日期間体重グラフが表示されることになり、参加者aは、この表示された期間体重グラフから、体重の変化の傾向を平日期間毎に、また、休日期間毎に容易に認識することができる(以上、ステップS102)。
図4は図2に示すステップS100で参加者端末1aから提供された健康管理支援のための初期設定データや計測体重などが登録される図1におけるデータ管理サーバ8の記録装置10でのデータ登録テーブルの一具体例を示す図であって、30a〜30dはデータ登録テーブル、31は「日にちNo.(番号)」欄、32は「計測日」欄、33は「期間種別フラグ」欄、34は「計測体重」欄、35は「期間番号」欄、36は「境界日体重」欄、37は「目標体重」欄である。
なお、同図(a)は図示する計測日全てで体重の計測が行なわれた場合のデータ登録テーブル30aを示し、同図(b)は平日期間から休日期間(以下、これらの期間を総称する場合、種別期間という)への境界(種別期間境界日)の1つで体重の計測が行なわれなかった場合のデータ登録テーブル30bを、同図(c)は平日期間と次の休日期間との境界日(種別期間境界日)とこの休日期間からその次の平日期間への境界日(種別期間境界日)の2つ種別期間境界日で体重の計測が行なわれなかった場合のデータ登録テーブル30cを、同図(d)は平日期間と次の休日期間との境界日(種別期間境界日)から次の期間の境界日(種別期間境界日)まで体重の計測が行われなかった場合のデータ登録テーブル30dを夫々示している。
また、図5は、図1におけるデータ管理サーバ8の演算装置11により、図4に示すデータ登録テーブル30a,30b,30c,30dを基に図2のステップS101で作成された体重グラフ図の一具体例を示す図であって、40a〜40dは体重グラフ図、41a〜41cは平日期間、42a,42bは休日期間、43は計測体重、44は計測体重グラフ、45a,45b,45cは平日期間体重グラフ、46a,46bは休日期間体重グラフ、47は目標体重マーク、48は計測日である。
図5(a)は図4(a)に示すデータ登録テーブル30aを基に作成した体重グラフ図40aを示し、図5(b)は図4(b)に示すデータ登録テーブル30bを基に作成した体重グラフ図40bを、図5(c)は図4(c)に示すデータ登録テーブル30cを基に作成した体重グラフ図40cを、図5(d)は図4(d)に示すデータ登録テーブル30dを基に作成した体重グラフ図40dを夫々示すものである。
図4(図4(a)〜(d)の総称)において、データ登録テーブル30(データ登録テーブル30a〜30dの総称)では、「日にちNo.」欄31,「計測日」欄32,「期間種別フラグ」欄33,「計測体重」欄34,「期間番号」欄35,「境界日体重」欄36,「目標体重」欄37が設定されており、「日にちNo.」欄31には、予め健康管理支援期間の日にちの順序を示す初日から90日目までの日にちの番号として、日にちNo.i(但し、i=1,2,……,90)が設定されている。
参加者端末1aで図3に示す初期設定画面20などによって健康管理支援のための初期設定データが提供されると、「計測日」欄32に、健康管理支援期間の開始日を日にちNo.1に設定して、「日にちNo.」欄31の日にちNo.iに該当するi番目の日付が設定される。これにより、健康管理支援期間の初日(6月1日)から順に日にちNo.iが割り当てられる。なお、90日よりも短い健康管理支援期間が指定されたときには、「日にちNo.」欄31の日にちNo.90までは日にちの設定はなされない。図4では、図3における初期設定画面20のカレンダ部21での設定された健康管理支援期間の一部である初日(6月1日)から6月10日までを「日にちNo.」欄31の日にちNo.1〜10に日にちが設定して示している。
なお、以下では、健康管理支援期間での日にちNo.iの日にちを計測日(i)ということにする。
また、上記のように、データ管理サーバ8の制御部9は、図3に示す初期設定画面20で設定された健康管理支援期間の順次の計測日(i)が平日期間・休日期間のいずれの種別期間内にあるかを判定し、その判定結果を「期間種別フラグ」欄33で「日にちNo.」欄31の該当する計測日(i)の箇所に期間種別フラグH(i)として登録する。ここで、平日では、期間種別フラグH(i)=符号“0”、休日では、期間種別フラグH(i)=符号“1”であり、図4では、計測日(1)〜(10)のうちの計測日(1)〜(5),(8)〜(10)の各日にちが平日であるから、これらで期間種別フラグH(1)〜H(5),H(8)〜(10)=符号“0”が設定され、計測日(6),(7)が土,日曜日で休日であるから、これらで期間種別フラグH(6),H(7)=符号“1”が設定される。但し、平日期間から休日期間への境界日(種別期間境界日)は土曜日であり、休日期間から平日期間への種別期間境界日は月曜日である。
参加者端末1aで参加者aの体重が計測されて送られてくると、「計測体重」欄34での該当する計測日(i)の箇所に、計測体重W(i)として、登録される。この「計測体重」欄34では、各計測日(i)の箇所で値「0」が初期設定されており、参加者端末1aから計測体重が送られてくると、「計測体重」欄34の該当する計測日(i)の箇所でその値「0」がこの計測体重W(i)に更新される。従って、参加者端末1aから計測体重が送られてこない計測日(i)では、「計測体重」欄34の該当する日にちの箇所で初期値「0」がそのまま保持されることになる。
「期間番号」欄35と「境界日体重」欄36とは、各種別期間(平日期間と休日期間)での体重グラフ(期間体重グラフ)の作成に必要なデータを登録するためのものである。
「期間番号」欄35は、期間体重グラフが作成される種別期間の順番を表わすものであり、種別期間の種別期間境界日に該当する計測日(i)に設定される。この種別期間境界日は、原則として、健康管理支援期間での計測体重が最初に登録された計測日(1)(これが健康管理支援期間の開始日となる)と「期間種別フラグ」欄33での期間種別フラグH(i)が変化する計測日(i)である。即ち、ここでは、開始日である6月1日が種別期間境界日であり、また、期間種別フラグH(i)が符号“0”から符号“1”に変化したとき、この符号“1”である計測日(i)と、期間種別フラグH(i)が符号“1”から符号“0”に変化したとき、この符号“0”である計測日(i)が種別期間境界日である。図4に示す例では、計測日(1),(6),(8)が、原則として、種別期間境界日となる。
ここで、種別期間の境界日(種別期間境界日)は、通常、前後する種別期間の境界をなすものであって、その先行する種別期間の終了日である種別期間境界日は、また、これに続く種別期間の開始日でもある。このような種別期間境界日から始まる種別期間には、その順に番号CD(j)が割り当てられる。かかる期間番号CD(j)は、期間番号DSE(j)で表わされ、「期間番号」欄35の該当する種別期間境界日としての計測日(i)の箇所に登録される。この期間番号DSE(j)は、この種別期間境界日が開始日とする種別期間の順番を表わす符号(数値「j」)と、前後する種別期間の終了日と開始日(換言すると、先行する種別期間に作成される期間体重グラフの始端とこれに続く種別期間に作成される期間体重グラフの終端)とであることを表わす符号とからなり、「S」は期間体重グラフの始端であること、「E」は期間体重グラフの終端であることを表わしており、従って、「SE」は後続する種別期間の始端でもあり、先行する種別期間の終端でもあることを表わしている。なお、計測体重W(i)が参加者端末1aから最初に送られてくる計測日(i)が最初の種別期間(平日期間または休日期間)の最初(開始)の日であり、この計測日(i)が最初の種別期間境界日(j=1)であって、その期間番号CD(j)はDS(1)となる。
また、後述するように、期間体重グラフを作成することができない種別期間もあり、かかる種別期間をグラフ形成不能種別期間と呼ぶことにするが、このグラフ形成不能種別期間とこれに先行する種別期間との種別期間境界日にも、期間番号CD(j)が設定されるが、特に、この場合には、この種別期間境界日は、グラフ形成不能種別期間の開始日であるものの、グラフ形成不能種別期間で期間体重グラフが作成されないものであり、これに先行した期間体重グラフが作成される種別期間の終了日であって、この期間体重グラフはこの種別期間境界日で中断することになるから、このような種別期間境界日に設定される期間番号CD(j)としては、この種別期間境界日が期間体重グラフの終端となることだけを表わすようにするために、期間番号CD(j)=DE(j)とする。同様にして、グラフ形成不能種別期間とこれに続く種別期間との種別期間境界日での期間番号CD(j)としては、この種別期間境界日が次の期間体重グラフの始端となることを表わすようにするために、期間番号CD(j)=DS(j)とする。
「期間番号」欄35にかかる期間番号CD(j)が設定登録されて計測日(i)の計測体重W(i)が、「境界日体重」欄36の該当する計測日(i)の箇所に、境界日体重CW=WSE(j)として、登録される。この境界日体重CW(j)の表示も、「期間番号」欄35での期間番号CD(j)の表示と同様であり、期間番号CD(j)=DSE(j)で表示される計測日(i)での境界日体重CW(j)はWSE(j)で表わされ、期間番号CD(j)=DS(j),DE(j)で表示される種別期間境界日での境界日体重CW(j)は夫々、WS(j),WE(j)で表わされる。
なお、期間番号CD(j)が付された種別期間境界日では、「境界日体重」欄36にその日の計測体重W(i)が境界日体重CW(j)として、登録されるが、この計測体重W(i)が参加者端末1aから送られて来ない種別期間境界日もあり、このような種別期間境界日では、「計測体重」欄34に計測体重W(i)が登録されておらず、従って、「境界日体重」欄36にも境界日体重CW(j)が登録されておらず、期間番号CD(j)のみが設定されることになる。
また、参加者端末1aからの指定された健康管理支援期間の開始日(6月1日)の計測体重W(1)と健康管理支援期間の最終日(例えば、90日目)に達成すべき最終目標体重とから、初日から10日毎の目標体重W0(k)(但し、k=0,2,……,9)が求められ、「目標体重」欄37で10日毎の該当する計測日(i)の箇所に登録される。ここで、W0(0)=開始日(=計測日(1))の計測体重、W0(9)=最終目標体重とすると、k番目(10×k日目)の目標体重W0(k)は、
W0(k)=W0(9)
+(W0(0)−W0(9))・(9−k)/9
={(9−k)・W0(0)+k・W0(9)}/9
である。ここで、図3に示す初期設定画面20でのカレンダ部21から、図4に示すデータ登録テーブル30では、計測日(10)(6月10日)に最初の目標体重W0(1)が登録される。
図5(図5(a)〜(d)の総称)において、体重グラフ図40(体重グラフ図40a〜40dの総称)は横軸に健康管理支援期間の開始日(6月1日)から順に計測日48をとり、縦軸に体重をとっている。ここでは、計測日(8)〜(13),計測日(15)の月曜日から次の土曜日までを夫々平日期間41a,41b,41cとし、計測日(6)〜(8),計測日(13)〜(15)の土曜日から次の月曜日までを夫々休日期間42a,42bとしている。毎週月曜日と土曜日とが平日期間と休日期間との種別期間境界日となる。
折線状の破線で示すグラフ44は、図4での「計測体重」欄34に登録された計測体重W(i)としての毎日の計測体重43を順に結んだ計測体重のグラフである。また、平日期間41a,41b,41cでの直線状の実線で示すグラフが夫々の平日期間41a,41b,41cでの平日期間体重グラフ45a,45b,45cであり、休日期間42a,42bでの直線状の実線で示すグラフが夫々の休日期間42a,42bでの休日期間体重グラフ46a,46bである。
ここで、平日期間体重グラフ45aは、図4において、平日期間41aの開始日である計測日(1)の計測体重43(=WSE(1)=W(1))と、これに続く休日期間46aの開始日である計測日(5)の土曜日を終了日として、この終了日の計測体重43(=WSE(2)=W(5))とを結んだ直線で表わされ、次の休日期間体重グラフ46aは、休日期間42aの開始日である計測日(5)の計測体重43(=WSE(2)=W(5))と、これに続く平日期間41bの開始日である計測日(8)の月曜日を終了日として、この終了日の計測体重43(=WSE(3)=W(8))とを結んだ直線で表わされる。以下同様にして、図4での「期間番号」欄35の期間番号CD(j)での「境界日体重」欄36の境界日体重CW(j)を順次結んでいくことにより、平日期間41bの平日期間体重グラフ45b,休日期間42bの休日期間体重グラフ46b,平日期間41cの平日期間体重グラフ45c,……が得られる。但し、期間番号CD(j)の正規の種別期間境界日となるべき日に境界日体重CW(j)が登録されていないときには、後述するように、期間体重グラフの始端,終端がづれることになり、これら始端,終端の計測日(i)が仮の種別期間境界日(擬似種別期間境界日)となる。
なお、体重グラフ図40では、図4における「目標体重」欄37でのデータを基に、健康管理支援期間内でのその開始日から10日毎の目標体重表示日(ここでは、健康管理支援期間内の計測日(10))に、目標体重W0(2),……を表わす目標体重マーク47が表示される。
図4(a)は、図示する計測日(1)〜(6)の期間の計測日(i)の全てで体重の計測が行なわれて、この期間の各計測日(i)毎に計測体重W(i)が参加者端末1aが送られて来る場合のデータ登録テーブル30aを示すものであって、夫々の計測体重W(i)が「計測体重」欄34の該当する計測日の箇所に登録される。ここでは、「計測体重」欄34の計測日(1),(2),(3),……,(9),(10)に夫々計測体重W(1),W(2),W(3),……,W(9),W(10)の各データが登録されていることを示している。
そして、以上の登録データを基に、データ管理サーバ8の演算装置11は、「期間種別フラグ」欄33から健康管理支援期間内の計測日(i)のうちの平日期間の最初の日(開始日)と休日の最初の日(開始日)とを求め、これらの計測日(i)を種別種別期間境界日として、その種別期間境界日が健康管理支援期間の開始日(図3での6月1日)から何番目の計測日(i)であるかを表わす期間番号CD(j)を「期間番号」欄35の該当する計測日の箇所に登録するとともに、その計測日(i)の計測体重W(i)を、境界日体重CW(j)として、「境界日体重」欄36の該当する計測日の箇所に登録する。そして、これら「期間番号」欄35に登録された期間番号CD(j)と「境界日体重」欄36に登録されたその境界日体重CW(j)とから平日期間の体重グラフ(即ち、平日期間体重グラフ)や休日期間の体重グラフ(即ち、休日期間体重グラフ)の各種別期間での期間体重グラフが作成される。
なお、この図4(a)の場合、図示する全ての計測日(i)で参加者端末1aから計測体重W(i)が送られて来ているので、種別期間境界日の期間番号CD(j)は、上記のように、前後する種別期間(平日期間や休日期間)の終了日と開始日とを表わすとともに、種別期間の順番も表わしている。ここでは、例えば、計測日(6)は、1番目(j=1)の種別期間(平日期間)の終了日であるとともに、2番目(j=2)の種別期間(休日期間)の開始日でもある種別期間境界日であるから、この種別期間境界日での期間番号CD(j)はDSE(2)であって、境界日体重CW(j)はWSE(2)である。同様にして、次の種別期間境界日は計測日(8)であり、その期間番号CD(j)はDSE(3)であって、境界日体重CW(j)はWSE(3)である。以下同様にして、先行する種別期間の終了日であるとともに、後続する種別期間の開始日でもある種別期間境界日として、順次の種別期間毎に期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)とが設定される。
このようにして得られた「期間番号」欄35と「境界日体重」欄36とでのデータを基に、各種別期間(この場合、6〜8番目の種別期間)での期間体重グラフが作成されるが、その期間体重グラフを図5(a)に示す。
図5(a)において、平日期間41aは図4(a)での1番目の種別期間に相当するものであって、この平日期間41aでの平日期間体重グラフ45aは、図4(a)の「境界日体重」欄36での境界日体重CW(j)=WSE(1)と境界日体重CW(j)=WSE(2)とを直線で結ぶことによって得られる。同様に、次の2番目の種別期間としての休日期間での休日期間体重グラフ46aは、同じく境界日体重CW(j)=WSE(2)と境界日体重CW(j)=WSE(3)とを直線で結ぶことによって得られ、以下同様にして、順次の種別期間での期間体重グラフが得られる。
図4(b)は、例えば、平日期間41aと休日期間42a(図5(b))との種別期間境界日となる計測日(6)に計測体重W(6)が参加者端末1aから送られて来なかった場合のデータ登録テーブル30aを示すものであって、この計測日(6)では、「計測体重」欄34での登録計測体重は初期値「0」のままとなっている。
このような場合には、この種別期間境界日の1つ前の計測日(i)(ここでは、計測日(5))に計測体重W(i)が登録されている場合、この種別期間境界日の1つ前の計測日(i)が種別期間境界日となり(これを、以下では、正規の種別期間境界日と区別する場合には、上記の擬似種別期間境界日という)、「期間番号」欄35のこの擬似種別期間境界日の箇所に、種別期間境界日を表わす期間番号CD(j)が登録され、「境界日体重」欄36のこの擬似種別期間境界日の箇所に「計測体重」欄34での計測体重W(i)が、境界日体重CW(j)として、登録される。
従って、この場合には、最初の計測日(1)から始まる平日期間では、その終了日が擬似種別期間境界日としての計測日(5)となって「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DSE(2)が、「境界日体重」欄36に境界日体重CW(j)=WSE(2)が夫々登録される。そして、初日での最初の境界日体重CW(j)=WS(1)とこの計測日(5)の次の擬似種別期間境界日での境界日体重CW(j)=WSE(2)とを結ぶ直線が平日期間(計測日(1)〜(6))の体重期間グラフとなり、次の休日期間では、この擬似種別期間境界日である計測日(5)がその開始日となり、その日の境界日体重CW(j)=WSE(2)=W(5)とその終了日となる次の種別期間境界日としての計測日(8)の境界日体重CW(j)=WSE(3)=W(8)とを結ぶ直線がこの休日期間の体重グラフとなる。
図5(b)はこのようにして作成された体重グラフ図40bを示すものであって、図示するように、平日期間41aでは、図4(b)での健康管理支援期間の開始日である計測日(1)の期間番号CD(j)=DS(1)の境界日体重CW(j)=WS(1)=W(1)と計測日(5)である擬似種別期間境界日(期間番号CD(j)=DSE(2))の境界日体重CD(j)=WSE(2)とを結ぶ平日期間体重グラフ45aが形成され、次の休日期間42aでは、この計測日(5)である擬似種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WSE(2)と計測日(8)の次の種別期間境界日(期間番号CD(j)=DSE(3))の境界日体重CW(j)=WSE(3)とを結ぶ体重グラフ46aが形成され、以下同様にして、各平日期間と休日期間の期間体重グラフが形成されることになる。
図4(c)は、例えば、最初の平日期間41aと次の休日期間42a(図5(c))との正規の種別期間境界日である計測日(5)の計測体重W(5)と、この休日期間42aと次の平日期間41bとの正規の種別期間境界日としての計測日(8)の計測体重W(8)とが参加者端末1aから送られて来ないが、これら種別期間境界日のいずれの1日前では、計測体重W(i)が参加者端末1aから送られて来ている場合のデータ登録テーブル30bを示すものである。この場合には、これら種別期間境界日である計測日(6),(8)では、「計測体重」欄34での計測体重W(i)が初期値「0」のままとなっている。
このように、種別期間境界日の1つ前の計測日(i)に計測体重W(i)が登録されている場合には、図4(b)で説明したように、夫々の正規の種別期間境界日の1つ前の計測日(i)が擬似種別期間境界日となり、「期間番号」欄35の夫々の擬似種別期間境界日の箇所に、種別期間境界日を表わす期間番号CD(j)=DSE(j)が登録され、「境界日体重」欄36のこれら擬似種別期間境界日の箇所に「計測体重」欄34での計測体重W(i)が、境界日体重CW(j)=WSE(j)として、登録される。
従って、この場合には、図4(b)の場合と同様、計測日(1)から始まる平日期間では、その終了日が擬似種別期間境界日としての計測日(5)となって、境界日体重CW(j)=WS(1),WSE(2)を結ぶ直線がこの最初の平日期間の体重グラフとなり、次の休日期間では、この擬似種別期間境界日としての計測日(5)がその開始日となり、次の擬似種別期間境界日としての計測日(7)がその終了日となって、これらの計測日(i)での境界日体重CW(j)=WSE(2),WSE(3)を結ぶ直線がこの休日期間の体重グラフとなり、さらに、次の平日期間では、この擬似種別期間境界日としての計測日(7)が、その体重グラフの始端となる日となる。
図5(c)はこのようにして作成された体重グラフ図40cを示すものであって、図示するように、平日期間41aでは、図5(b)の場合と同様、計測日(1)の期間番号CD(j)=DS(1)が割り当てられた種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WS(1)(=W(1))とその終了日となる正規の種別期間境界日よりも1日前の計測日(5)の期間番号CD(j)=DSE(2)が割り当てられた擬似種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WSE(2)(=W(5))とを結ぶ体重グラフ45aが形成される。次の休日期間42aでは、この期間番号CD(j)=DSE(2)が割り当てられた擬似種別期間境界日の境界日体重WSE(2)と次の期間番号DSE(3)が割り当てられた計測日(7)である擬似種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WSE(3)(=W(7))とを直線で結ぶ体重グラフ46aが形成され、さらに、次の平日期間41bでは、この期間番号CD(j)=DSE(3)が割り当てられた擬似種別期間境界日の境界日体重WSE(3)を始端とする体重グラフ45bが形成される。以下同様にして、各平日期間と休日期間の体重グラフとが形成されることになる。
図4(d)は、前後する2つの種別期間境界日及びこれらのうちの後ろ側の種別期間境界日の1つ前の計測日(i)に、参加者端末1aから計測体重W(i)が送られて来なかった場合(即ち、図4(b),(c)に示す場合での、さらに、後ろ側の種別期間境界日やその一日前に計測体重が送られて来なかった場合)のデータ登録テーブル30bを示すものである。ここで、図4(c)に示すデータ登録テーブル30cと同様、計測日(1)から計測日(5)までは計測体重W(i)が送られて来たが、正規の種別期間境界日となる計測日(6)から次の正規の種別期間境界日となる計測日(8)まで計測体重W(i)が参加者端末1aから送られて来なかったものとしている。
この場合には、図4(b),(c)に示すデータ登録テーブル30b,30cの場合と同様、計測日(6)としての正規の種別期間境界日に対し、その1日前の計測日(5)が擬似種別期間境界日となるが、計測日(8)である正規の種別期間境界日の1日前の計測日(7)には、参加者端末1aから計測体重W(i)が送られていないので(W(7)=0)、この計測日(8)である正規の種別期間境界日に対しては、擬似種別期間境界日を設定することができない。このために、計測日(5)が擬似種別期間境界日を開始日とする種別期間の終了日は確定しないことになり、この擬似種別期間境界日はその直前の種別期間の終了日だけのものとなる。従って、この計測日(5)が擬似種別期間境界日には、この直前の種別期間(ここでは、平日期間)の終端だけのものであることを示す期間番号CD(j)=DE(2)が「期間番号」欄35に登録され、境界日体重CW(j)も、WE(2)として、「境界日体重」欄36に登録される。
また、この計測日(5)が擬似種別期間境界日の次の正規の種別期間境界日(計測日(8))に対しては、擬似種別期間境界日も設定することができないので、計測日(6)〜(8)の種別期間(休日期間)に対しては、期間設定をすることができず、この計測日(8)の正規の種別期間境界日以降の最初に計測体重W(i)が登録された計測日(i)(ここでは、計測日(9))が次の種別期間(平日期間)の開始日となり、開始の擬似種別期間境界日となる。従って、図示する例では、「期間番号」欄36の計測日(9)の箇所に、この種別期間の開始のみを表わす期間番号CD(j)=DS(3)が、「境界日体重」欄37の計測日(9)の箇所に、境界日体重CW(j)=WS(3)が夫々登録されることになる。
図5(d)はこのようにして作成された体重グラフ図40dを示すものであって、図示するように、平日期間41aでは、図5(b),(c)の場合と同様、計測日(1)での期間番号CD(j)=DS(1)が割り当てられた種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WS(1)とその終了日となる正規の種別期間境界日よりも1日前の計測日(5)(擬似種別期間境界日)の期間番号CD(j)=DE(2)が割り当てられた境界日体重CW(j)=WE(2)(=計測体重W(5))とを結ぶ体重グラフ45aが形成される。次の休日期間42aでは、その開始と終了の期間番号CD(j)が割り当てられていないことになるので、その期間体重グラフ46aは作成されない(なお、破線などの他の表示形態で表示するようにしてもよい)。さらに、次の平日期間41bでは、計測日(9)の擬似種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WS(3)(=W(94))を始端とした期間体重グラフ45bが作成されることになる。
なお、図4(b)〜(d)は、休日期間について、その開始、終了に擬似種別期間境界日が設定される場合のものであったが、平日期間についても、同様である。
以上のように表示される期間体重グラフは、参加者aの減量の期間周期的な変動を表わしているものであり、これにより、減量が進行しているか否かを確実に、かつ一目で容易に確認することができる。
図6は図1におけるデータ管理サーバ8での演算装置11による図4におけるデータ登録テーブル40での期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)の作成処理手順を示すフローチャートである。
同図において、まず、i=1として、健康管理支援期間内の最初の計測日(1)が指定され、また、j=1として、最初の平日期間または休日期間が最初の種別期間(以下、j番目の平日期間または休日期間を種別期間(j)という)として指定される(ステップS200)。
次に、計測日(1)での計測体重W(1)が値「0」であるかどうかを判断し(ステップS201)、計測体重W(1)=0であるときには(ステップS201の“N”)、i=1+1=2として(ステップS202)、次の計測日(2)について、同様に、その計測体重W(2)が値「0」であるかどうかを判断する(ステップS201)。このようにして、計測体重W(i)が値「0」でない最初の計測日(i)が判明すると、その計測日(i)を最初の種別期間(1)の開始日(最初の種別期間境界日)とし、その期間番号CD(j)をDS(1)としてデータ登録テーブル30の「期間番号」欄35の該当する計測日(i)の箇所に登録する。また、これとともに、この開始日での計測体重W(i)を「計測体重」欄34から読み取り、「境界日体重」欄36の該当する計測日(i)の箇所に、境界日体重CW(1)をWS(1)として、登録する(ステップS203)。
なお、以下の説明では、計測日(1)に計測体重W(1)が登録されているものとする。
次いで、この開始日(計測日(1))の期間種別フラグH(1)を「期間種別フラグ」欄33から読み取り、これを設定期間種別CHとして設定し(ステップS204)、この開始日の次の計測日(i)を指定して(ステップS205)、その期間種別フラグH(2)をこの設定期間種別CHと比較する(ステップS206)。ここでは、この指定日の期間種別フラグH(2)が設定期間種別CHと一致するので(ステップS206の“N”)、この指定日(2)は種別期間境界日ではないとして、さらに、次の計測日(i)を指定し(ステップS205)、これを繰り返して次の種別期間境界日を探索する。
なお、この場合、例えば、本日のように、この日よりも後の計測日(i)のいずれにも「計測体重」欄34に計測体重W(i)が登録されていないときには、(ステップS207の“N”)、最後に計測体重W(i)≠0となるこの日が実際に計測が行なわれた最後の日とし、この最後の日である計測日(i)に期間番号CD(j)=DE(j)が割り当てられて「期間番号」欄35にこれが登録され、また、この最後の日である計測日(i)の「計測体重」欄34の計測体重W(i)が「境界日体重」欄36に登録される(ステップS219)。これにより、図5(a)〜(d)に示すように、計測日(17)が現在の最終の計測日となって、この計測日(17)で期間体重グラフが終端する。しかる後、処理が終了する。
なお、ステップS207において、ステップS205で設定された計測日以降に計測体重W(i)が登録された計測日(i)が存在するか否かの判定方法としては、図4に示すデータ登録テーブル30において、健康管理支援期間の最終日まで順次計測日(i)の「計測体重」欄34の計測体重が登録されているか否かを判定するようにしてもよいが、例えば、計測体重W(i)が登録された計測日(i)のテーブルを作成し、このテーブルに登録された計測日(i)の日にちNo.i(データ登録テーブル30の「日にちNo.」欄31に設定されているもの)を登録するようにし、このテーブルを用いてステップS205で設定された計測日以降の日にちNo.が存在するか否かを判定するようにしてもよい。これによると、このテーブルにおいて、ステップS205で設定された計測日の日にちNo.に続いて登録されている日にちNo.の有無により、ステップS205で設定された計測日以降に計測体重W(i)が登録された計測日(i)が存在するか否かの判定を行なうことができる。
あるいはまた、図4に示すデータ登録テーブル30において、現時点で最後に計測体重W(i)が登録されている計測日(i)とそれより前の全ての計測日に、例えば、フラグなどの情報を立てるようにしてもよい。この場合には、ステップS205で設定された計測日(i)の次の計測日(i+1)にかかるフラグなどの情報が立っているか否かにより、ステップS205で設定された計測日以降に計測体重W(i)が登録された計測日(i)が存在するか否かの判定を行なうことができる。なお、このようなフラグなどの情報を立てる方法としては、データ登録テーブル30に計測体重W(i)を登録したとき、その計測日(i)にかかるフラグなどの情報を立てるとともに、この計測日(i)よりも前のかかるフラグなどの情報が立てられていない全ての計測日にかかるフラグなどの情報を立てるようにする。
以上のことは、現時点で対象となっている計測日(i)以降に計測体重が登録されている計測日があるか否かを判定する、後述するステップS216やステップS218、さらには、図12でのステップS403,図29でステップS1203,図32でのステップS1204’についても同様である。
そして、i=6の期間種別フラグH(6)が設定期間種別CHと一致しない次の種別期間境界日が、図4(a)で計測日(6)で得られると(ステップS206の“Y”)、この新たな種別期間境界日(計測日(6))の計測体重W(6)を図4のデータ登録テーブル30での該当する計測日(i)の「計測体重」欄34から読み取り(ステップS208)、この計測体重W(6)が0であるか否か判定する(ステップS209)。この計測体重W(6)が0でない場合には(ステップS209の“N”)、この種別期間境界日(計測日(6))を上記の開始日(計測日(1))の次の第2の種別期間境界日と確定し、j=j+1(=1+1=2)として、これに種別期間のグラフの終端を示し、かつこれに続く他の種別期間のグラフの始端を示す期間番号CD(j)=DSE(2)を割り当てて、該当する計測日(6)に対する「期間番号」欄35の箇所にこれを登録し、また、この計測日(6)に対する「計測体重」欄34の計測体重W(6)を、境界日体重CW(j)=WSE(2)として、「境界日体重」欄36での該当する箇所に登録する(ステップS210)。
そして、この種別期間境界日以降に計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されている計測日(i)があるかどうかの判定をし(ステップS218)、存在しない場合には(ステップS218の“N”)、処理を終了するが、存在する場合には、ステップS204に戻り、このi=6の種別期間境界日での期間種別フラグH(6)を「期間種別フラグ」欄33から読み取り、これを設定期間種別CHとして(ステップS204)、上記の動作を繰り返す。
図4(a)に示すデータ登録テーブル30aに示すように、全ての計測日(i)で計測体重W(i)が「計測体重」欄34で登録される場合には、ステップS204→S205→S206(→S207)→S208→S209→S210→S204→S218→……の一連の処理手順が繰り返され、計測日(8)を休日期間から次の平日期間への3番目の種別期間境界日として期間番号CD(j)=DSE(3)と境界日体重CW(j)=WSE(3)とが、夫々「期間番号」欄35と「境界日体重」欄36とに登録され、以下同様にして、種別期間境界日が順次検出されて(ステップS206)、その期間番号CD(j)=DSE(j)と境界日体重CW(j)=WSE(j)とが夫々「期間番号」欄35と「境界日体重」欄36とに登録される(ステップS210)。
図6において、また、新たな正規の種別期間境界日が検索されたが(ステップS205,S206,S207)、その計測体重W(i)=0である(ステップS209の“Y”)場合には、この検索された種別期間境界日を正規の種別期間境界日として、この正規の種別期間境界日の1日前の計測日(i−1)での計測体重W(i−1)を「計測体重」欄34から読み出して(ステップS211)、W(i−1)=0か否かを判定し(ステップS212)、W(i−1)≠0であれば(ステップS212の“N”)、このとき設定されている設定期間種別CH(平日期間では、CH=“0”、休日期間では、CH=“1”)に等しい期間種別フラグH(i)が続く日にちの1つでも、W(i)≠0である日にちがあるか否かを判定し(ステップS213)、かかる日にちがある場合には(ステップS213の“Y”)、この計測日(i−1)を擬似種別期間境界日とし、種別期間境界日に対するステップS210と同様に、この擬似種別期間境界日を次の種別期間境界日と確定し、j=j+1として、これに期間番号CD(j)=DSE(j+1)を割り当てて、該当する計測日(i−1)に対する「期間番号」欄35の箇所にこれを登録し、また、この計測日(i−1)に対する「計測体重」欄34の計測体重W(i−1)を、境界日体重CW(j)=WSE(j+1)として、「境界日体重」欄36での該当する箇所に登録する(ステップS214)。
そして、この種別期間境界日以降に計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されている計測日(i)があるかどうかの判定をし(ステップS218)、存在しない場合には(ステップS218の“N”)、処理を終了するが、存在する場合には、ステップS204に戻り、この種別期間境界日での期間種別フラグH(i)を「期間種別フラグ」欄33から読み取り、これを設定期間種別CHとして(ステップS204)、上記の動作を繰り返す。
そこで、図4(b)及び図5(b)に示すように、正規の種別期間境界日として、例えば、休日期間42aにおいて、その開始日の計測日(6)が検出されたが(ステップS206の“Y”)、この計測日(6)には、計測体重W(6)=0である場合(ステップS209の“Y”)、その1日前の計測日(5)の計測体重W(5)が0であるか否かが判定され(ステップS212)、この場合、この計測体重W(5)は0ではなく(ステップS212の“N”)、かつこの休日期間42a内にW(i)≠0の計測日(6月7日)があるから(ステップS213の“Y”)、この計測日(5)が擬似種別期間境界日であって、次の種別期間境界日と確定し、次の種別期間番号を指定する(j=j+1)とともに、この計測日(5)の「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DSE(2)が、「境界日体重」欄36に計測体重CW(j)=WSE(2)(=W(5))が夫々登録される(ステップS214)。
同様にして、図4(c),図5(c)の場合には、図4(b),図5(b)の場合に加え、さらに、正規の種別期間境界日として、平日期間41bの開始の計測日(8)が検出されるが(ステップS206の“Y”)、この計測日(8)には、計測体重W(8)=0であるので(ステップS209の“Y”)、その1日前の計測日(7)の計測体重W(7)が0であるか否かが判定される。ここでは、この計測体重W(7)は0ではないので(ステップS212の“N”)、この計測日(7)が擬似種別期間境界日であって、次の種別期間境界日と確定し、かつこの平日期間41b内にW(i)≠0の計測日(6月9日)があるから(ステップS213の“Y”)、次の種別期間番号を指定する(j=j+1)とともに、この計測日(7)の「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DSE(3)が、「境界日体重」欄36に計測体重CW(j)=WSE(3)(=W(7))が夫々登録される(ステップS214)。
図4(d),図5(d)では、種別期間(ここでは、休日期間42a)の正規の開始の種別期間境界日となる計測日(i)の計測体重W(i)=0であり(ステップS209の“Y”)、かつその1日前の計測日(i−1)の計測体重W(i−1)≠0であるが(ステップS212の“N”)、この種別期間内に計測体重W(i)≠0となる計測日(i)がない場合には(ステップS213の“N”)、この1日前の計測日(i−1)が擬似種別期間境界日であって、次の種別期間境界日と確定し、次の種別期間番号を指定する(j=j+1)とともに、この計測日(i−1)の「期間番号」欄35に期間体重グラフの終端を示す期間番号CD(j)=DE(j)が、「境界日体重」欄36に境界日体重CW(j)=WE(j)が夫々登録される(ステップS215)。これにより、図4(d),図5(d)においては、休日期間42aの正規の開始日(計測日(6))の1日前の計測日(5)がこの休日期間42aの開始の種別期間境界日となって、期間番号CD(j)=DE(2)が、境界日体重CW(j)=WE(2)が夫々設定されることになる。
なお、ステップS213での計測体重W(i)≠0の存在するか否かを判定する期間(即ち、かかる判定がなされる種別期間)とは、かかる種別期間(図5(d)では、休日期間42a)の正規の開始の種別期間境界日(図5(d)では、計測日(6))からこの種別期間の正規の終了種別期間境界日(図5(d)では、計測日(8))までの期間である。
そして、設定された上記の種別期間境界日(計測日(5))以降に0でない計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されている計測日(i)があるかどうかの判定をして(ステップS216)、存在しない場合には(ステップS216の“N”)、処理を終了するが、存在する場合には(ステップS216の“Y”)、j=j+1として次の種別期間番号を指定し(ステップS217)、ステップS201に戻る。そして、次の計測体重W(i)=0でない計測日(i)が検索されると(ステップS201,S202)、この計測日(i)を種別期間番号(j+1)の新たな種別期間の開始日となる種別期間境界日(この場合、計測日(9))とし、これに該当する「期間番号」欄35に新たに始まるグラフの始端を示す期間番号CD(j)=DS(j)を登録し、「境界日体重」欄36に境界日体重CW(j)=WS(j)を登録する(ステップS203)。これ以降は上記の一連の動作を繰り返す。
そこで、図4(d)に示すデータ登録テーブル30dのように、図4(c)に示す休日期間42aの終端日である正規の種別期間境界日としての計測日(8)で計測体重W(8)=0であるデータ登録テーブル30cに対し、さらに、その1日前の計測日(7)でも計測体重W(7)=0であって、この休日期間42aに計測体重W(i)≠0である計測日(i)が1つもない場合には(ステップS213の“N”)、上記のように、正規の種別期間境界日の計測日(6)の代わりにその1日前の計測日(5)が種別期間境界日となり、この計測日(5)の「期間番号」欄35に期間体重グラフの終端を示す期間番号CD(j)=DE(2)が、「境界日体重」欄36に計測体重CW(j)=WE(2)(=W(5))が夫々登録される(ステップS215)。そして、ステップ216を経た後、j=j+1(=3)として次の種別期間番号(この場合、平日期間41bの種別期間番号)と次の計測日(7)とが指定され(ステップS217)、ステップS201から次の種別期間境界日のための処理がなされる。そして、平日期間41bの計測日(9)が新たな期間体重グラフが開始かる種別期間境界日となり、ステップS203で、「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DS(3)が、「境界日体重」欄36に計測体重CW(j)=WS(3)が夫々登録されることになる。
なお、種別期間の正規の開始の種別期間境界日となる計測日(i)の計測体重W(i)=0であり(ステップS209の“Y”)、かつその1日前の計測日(i−1)も計測体重W(i−1)=0である(ステップS212の“Y”)場合には、上記の種別期間の正規の開始の種別期間境界日となる計測日(i)以降に計測体重W(i)が0でない「計測体重」欄34に登録されている計測日(i)があるかどうかの判定をして(ステップS216)、存在しない場合には(ステップS216の“N”)、処理を終了するが、存在する場合には(ステップS216の“Y”)、j=j+1として次の種別期間番号を指定し(ステップS217)、ステップS201に戻って上記の一連の動作を繰り返す。
また、図4(d)では、休日期間と次の平日期間との間の正規の種別期間境界日とその1日前の計測日(i−1)とに計測体重W(i),(i−1)が登録されていなった場合のものであるが、平日期間と次の休日期間との間の正規の種別期間境界日とその一日前の計測日(i−1)とに計測体重W(i)が登録されていない場合についても同様である。
さらに、ステップS213では、ステップS206で検出された正規の種別期間境界日の期間種別フラグH(i)と同じ期間種別フラグH(i)の計測日(i)で計測体重W(i)≠0の計測日(i)があるか否かの判定をした。これによると、図4(d)において、正規の種別期間境界日が休日期間42aの開始日である計測日(6)とすると、ステップS213によると、計測日(7)で計測体重W(i)≠0であるかどうかを判定していることになる。これに対し、この正規の種別期間境界日(上記の例では、計測日(6))の次の正規の種別期間境界日(同じく計測日(8))までに計測体重W(i)≠0の計測日(i)があるか否かの判定をするようにしてもよい。これによると、図5(d)はステップS213で“No”と判定されてステップS215に進むが、計測日(8)で計測体重W(i)≠0であるときには、ステップS214に進み、図4(d)においては、この計測日(8)が種別期間境界日となって、期間番号CD(j)=DSE(3)、境界日体重CW(j)=WSE(3)=W(8)が夫々設定されることになる。従って、計測日(9)は種別期間境界日とはならず、期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)は設定されない。
ところで、以上は、健康管理支援期間の開始日(1)から現在の計測日(i)までのデータ登録テーブル30での登録データをまとめて用いて種別期間境界日(あるいは、擬似種別期間境界日)の期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)を求めるものであったが、これまで得られた種別期間境界日や擬似種別期間境界日の期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)をそのままデータ登録テーブル30の「期間番号」欄35,「境界日体重」欄36に保存しておき、その後、「計測体重」欄34で計測体重W(i)が登録されていって、例えば、参加者端末1aからの健康管理支援期間での期間体重グラフの画像データの要求があると、その後の種別期間境界日や擬似種別期間境界日の期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)を求め、既に登録されている期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)と新らたに求めた期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)と用いて現在までの期間体重グラフの画像データを作成するようにしてもよい。
このような場合には、図6において、ステップS200は、現在(参加者端末1aから要求があった計測日)でのデータ登録テーブル30に登録されている種別期間境界日(この場合、擬似種別期間境界日も含む)のうちの最後に登録された種別期間境界日を検索するものであり、検索されると、破線で示すように、ステップS204に進む。このステップS204では、この検索された種別期間境界日での期間種別フラグH(i)をデータ登録テーブル30から読み出し、これを設定期間種別CHとして、ステップS205からの処理を行なうものである。そして、新たに種別期間境界日が得られると、そのときの期間番号CD(j)を「期間番号」欄35に、境界日体重CW(j)を「境界日体重」欄36に夫々登録する。但し、ステップS205→S206→S207の繰り返し処理中、ステップS219で計測体重が設定された最後の計測日はステップ206で“N”として無視されるが、この最後の計測日のステップS219で「期間番号」欄35に登録された期間番号CD(j)は消去され、この最後とした計測日の計測体重W(i)が期間体重グラフの作成に寄与しないようにする。
なお、同様にして、計測日(i)が変わる毎に、次の種別期間境界日(あるいは、擬似種別期間境界日)の期間番号CD(j)や境界日体重CW(j)を求める処理をするようにしてもよい。この場合には、データ登録テーブル30を用いて直ちに図5に示すような期間体重グラフの画像データを作成することができ、参加者端末1aからの要求に対しては、既に体重グラフのデータが作成されているので、迅速に体重グラフ図の画像データをこの参加者端末1aに提供することができる。
図7は図4に示すデータ登録テーブル30から図5に示す体重グラフ図を作成するための図1における制御装置9による演算装置11での一連の処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
同図において、まず、j=1として、データ登録テーブル30の「期間番号」欄35で最初の期間番号CD(1)を検索する(ステップS300)。以下では、この期間番号CD(1)などの期間番号CD(j)が検索されているものとして説明する。
この検索された期間番号CD(j)がDSE(j),DS(j),DE(j)のいずれであるかを判定し(ステップS301)、この期間番号CD(j)がDSE(j),DS(j)である場合には(ステップS301の“N”:但し、j=1の最初の期間番号CD(1)の場合には、DS(1)である。)、次の期間番号CD(j+1)の検索を行なう(ステップS302)。この期間番号CD(j+1)がデータ登録テーブル30の「期間番号」欄35にない場合には(ステップS302の“N”)、処理を終了するが、有るときには(ステップS302の“Y”)、データ登録テーブル30の「境界日体重」欄36から期間番号CD(j)での境界日体重CW(j)と期間番号CD(j+1)での境界日体重CW(j+1)とを読み取る(ステップS303)。
そして、データ登録テーブル30での「期間種別フラグ」欄33から、期間番号CD(j)の種別期間境界日と期間番号CD(j+1)の種別期間境界日との間に期間種別フラグH(i)=“1”となる計測日(i)があるか否かを判定する(ステップS304)。期間種別フラグH(i)=“1”となる計測日(i)が無いときには(ステップS304の“N”)、これら種別期間境界日間の期間は平日期間と判定して、平日期間の体重グラフを着色して表示するための色の種類を第1の色と決定し(ステップS305)、期間種別フラグH(i)=“1”となる計測日が有るときには(ステップS304の“Y”)、これら種別期間境界日の間の期間は休日期間と判定して、休日期間の体重グラフを着色して表示するための色の種類を第2の色と決定し(ステップS306)、これら期間番号CD(j)の種別期間境界日と期間番号CD(j+1)の種別期間境界日との境界日体重CW(j),CW(j+1)とをステップS305で決定した第1の色、または、ステップS306で決定した第2の色の線分(直線)で結び、この種別期間での期間体重グラフを作成する(ステップS307)。
しかる後、j=j+1とし(ステップS308)、上記の期間番号CD(j+1)を期間番号CD(j)として、次の種別期間のためのステップ301からの処理を開始する。
以上の処理により、図4に示すデータ登録テーブル40a,40b,40cから図5に示す体重グラフ図40a〜40cでの平日期間体重グラフ45a〜45cや休日期間体重グラフ46a,46bが得られる。
また、期間番号CD(j)がDE(j)である場合には(ステップS301の“Y”)、この期間番号CD(j)の計測日(例えば、図5(d)での計測日(5))で体重グラフが終端することになるので、次の期間番号CD(j+1)がなければ(ステップS209の“N”)、処理は終了するが、あれば(ステップS209の“Y”:この場合、期間番号CD(j+1)=DS(j+1))、これら期間番号CD(j)の種別期間境界日と期間番号CD(j+1)の種別期間境界日との境界日体重CW(j),CW(j+1)とを破線で示す線分(直線)で結ぶ(ステップS310)。
しかる後、j=j+1とし(ステップS308)、上記の期間番号CD(j+1)を期間番号CD(j)として、次の種別期間のためのステップ301からの処理を開始する。
以上の処理により、図4に示すデータ登録テーブル40dから、図5での体重グラフ図40dに示すように、休日期間42aで体重グラフが破線で示される。
なお、ステップS305,S306で指定される色としては、平日期間体重グラフと休日期間体重グラフとを区別するために用いるものであって、その色については適宜決めることができるものである。また、平日期間体重グラフと休日期間体重グラフとのいずれか一方を色付けとし、他方を黒色の線分としてもよいし、あるいはまた、いずれの種別期間でも、黒色の線分で表わすようにしてもよい。これらの場合には、ステップS305,S306のいずれか一方、または、両方が不要となる。
また、上記の場合、期間番号CD(j)=DE(j)の種別日体重WE(j)と期間番号CD(j+1)=DS(j+1)の種別日体重WS(j)との間を破線で結ぶようにしたが(ステップS310)、結ばないようにしてもよい、この場合には、ステップS209から直接ステップS308に進むことになる。
このようにして、図5に示すように作成された体重グラフ図40のデータは、参加者端末1aからの要求に応じて、作成され、この参加者端末1aに送信される。参加者端末1aからの要求の体重グラフ図の要求の一例として、参加者端末1aが計測体重をデータ管理サーバ8に送信するときの要求がある。この場合、参加者端末1aの記録装置6aに計測体重を入力するためのデータ入力画面が記録保存されており、参加者aが入力装置3aを操作して計測体重のデータ管理サーバ8への送信を要求すると、制御装置2aが記録装置6aから、図示しないが、このデータ入力画面を読み出して表示し、これとともに、センサ情報取込装置4aで計測装置7aから計測体重を読み出してこのデータ入力画面の所定のエリアに書き込むが、さらに、この入力装置3aでのこの要求操作に伴って、制御装置2aはデータ管理サーバ8に体重グラフ図を要求する。この要求により、データ管理サーバ8は、上記のようにして、体重グラフ図を作成してこの体重グラフ図を、あるいは作成されている体重グラフ図を要求のあった参加者端末1aに送信する。これにより、この参加者端末1aでは、制御部2aがこの体重グラフ図を受信し、記録装置6aから読み出した上記のデータ入力画面の所定のエリアに付加して表示装置5aで表示するようにする。
これにより、参加者aは、計測体重をデータ管理サーバ8に転送するときに、これまでの計測体重の変化の傾向を知ることができる。
入力された計測体重やこれまでの体重の変化の傾向を確認した後、入力装置3aで所定の操作がなされると、入力された計測体重がデータ管理サーバ8に転送され、上記のように、記録装置10でのデータ登録テーブル30に登録される。
このようにして、計測体重の入力時にデータ管理サーバ8から期間周期的に変化する体重グラフ図が提供されてデータ入力画面で表示されるものであり、これにより、参加者aは必ずその体重の変化の傾向を確認することができるものである。このことは、後述する具体例や実施形態についても、同様である。
なお、計測体重の入力時以外でも、入力装置3aの所定の操作により、体重グラフ図をデータ管理サーバ8に要求することができる。この場合には、データ管理サーバ8から体重グラフ図が提供されると、制御装置2aか図示しないデータ表示画面を記録装置6aから読み出し、このデータ表示画面に取得した体重グラフ図を付加して表示装置5aに表示させる。これにより、参加者aは、確認したい任意の時刻にグラフ図を取得して確認することができる。このことも、後述する具体例や実施形態についても、同様である。
しかも、かかる体重グラフ図によると、参加者aは平日期間,休日期間の各種別期間毎の体重の変化の傾向も一目で簡単かつ確実に認識・確認することができる。
なお、上記のデータ入力画面やデータ表示画面は、体重グラフ図が付加された状態でデータ管理サーバ8から提供されるようにしてもよい。このことも、後述する具体例や実施形態についても、同様である。
なお、この場合、健康管理支援期間内の日々の計測体重W(i)や目標体重W0(k)が体重グラフ図のデータに組み込まれてデータ管理サーバ8から参加者端末1aに提供され、これにより、参加者aはこの日々の計測体重W(i)や目標体重W0(k)も同時に知ることができる。
図8は図1におけるデータ管理サーバ8の記録装置10でのデータ登録テーブルの他の具体例を示す図であって、50a〜50cはデータ登録テーブルであり、図4に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。ここでは、図3に示す初期設定画面20で健康管理支援期間の開始日を6月1日(月)(=計測日(1))とし、この開始日から10日目の6月10日(水)までの期間を示している。
図9は図8に示すデータ登録テーブル50(データ登録テーブル50a〜50b)を基に作成された体重グラフを示す図であって、60a〜60cは体重グラフ図であり、図5に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
図8において、この第2の具体例では、各種別期間(平日期間と休日期間)毎に、その種別期間内に計測体重が送られて来ない日が有っても、その種別期間内計測日での「計測体重」欄34に登録された計測体重W(i)を用いてこの種別期間の最終日(土曜日)での体重(境界日体重CW(j))を求め、この種別期間の開始日(月曜日)の境界日体重CW(j−1)とこの最終日の境界日体重CW(j)とから、この種別期間での体重の変化の傾向を示す体重グラフを作成するものである。
図8(a)は、開始日である6月1日(月)の計測日(1)から図示する期間中、毎日計測体重W(i)が参加者端末1aが送られてきている場合のデータ登録テーブル50aを示すものとするものである。この場合、この計測日(1)が最初の種別期間境界日であり、次の土曜日である計測日(6)が2番目の種別期間境界日であって、これら種別期間境界日間が最初の種別期間(平日期間)である。また、次の月曜日である計測日(8)が3番目の種別期間境界日となり、計測日(6)の2番目の種別期間境界日と計測日(8)の3番目の種別期間境界日との間が2番目の種別期間(休日期間)となる。そして、この計測日(8)の3番目の種別期間境界日が次の3番目の種別期間(平日期間)の開始日であり、以下、順次種別期間が設定されていることになる。なお、平日期間の終了日となる土曜日は、また、次の休日期間の開始日でもあり、同様に、休日期間の終了日である月曜日は、また、次の平日期間の開始日でもある。
この具体例では、種別期間毎に、期間番号CD(j)が設定され、この種別期間内の各計測日の「計測体重」欄34に登録された計測体重W(i)を基に、境界日体重CW(j)が算出され、これら期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)とがこの種別期間での最終日となる種別期間境界日の「期間番号」欄35と「境界日体重」欄36とに夫々登録される。
ここで、種別期間の境界日体重CW(j)は、1つ前の種別期間での境界日体重をCW(j−1)とし、この種別期間の開始の計測日(i)をi
0とし、開始日からm番目の計測日(i)をi
mとし、この種別期間の最終日である種別期間境界日が開始日からp番目の計測日(i)として、これをi
Pとし、このm番目の計測日での計測体重をW(m)とすると、この種別期間での最終日である境界日体重CW(j)は、次式、即ち、
で求められる。この数1での右辺第2項の分母は、この種別期間内の計測日毎にその開始日からの日数を求め、これら日数を加算したものである。これら期間番号CW(j)と境界日体重CW(j)とが、該当する種別期間の最終日の種別期間境界日の「期間番号」欄35,「境界日体重」欄36に夫々登録される。
図8(a)に示すデータ登録テーブル50aでは、最初の種別期間(平日期間)については、
CW(j−1)=W(1),W(m)=W(2)〜W(6)
i0=1(No.1),im=2〜6(No.2〜6),iP=6(No.6)
であり、これによって得られた境界日の計測体重CW(j)は、この種別期間の最終日(種別期間境界日)である計測日(6)の「境界日体重」欄36に、境界日体重WP(6)として、登録される。
同様にして、次の種別期間の休日期間では、先に求めた開始日としての計測日(6)での境界日体重WP(6)を開始日の計測体重CW(j−1)とし、W(m)=W(7)〜W(8)、i0=6、im=7〜8、iP=8として、上記数1から、この休日期間での境界日体重CW(j)を求め、その最終日(計測日(8))の「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DP(3)を登録するとともに、その「境界日体重」欄36に求めたこの境界日体重CW(j)=WP(3)を登録する。
以下同様にして、順次の種別期間での境界日体重CW(j)を求め、その終日日の「期間番号」欄35に期間番号DP(j)を、その「境界日体重」欄36に求めた境界日体重CW(j)を夫々登録する。
図9(a)に示す体重グラフ図60aは、この図8(a)に示すデータ登録テーブル50aを基に作成したものであって、最初の平日期間41aでは、このデータ登録テーブル50aにおいて、期間番号CD(j)=DP(1)である計測日(1)での境界日体重CW(j)=WP(1)と期間番号CD(j)=DP(2)で計測日(6)での境界日体重CW(j)=WP(2)とを結んだ線分で水平期間体重グラフ45aが表わされ、次の休日期間41aでは、期間番号CD(j)=DP(2)であるその開始日としての計測日(6)での境界日体重CW(j)=WP(2)と期間番号CD(j)=DP(3)であるその終了日としての計測日(8)での境界日体重CW(j)=WP(3)とを結んだ線分で水平期間体重グラフ46aが表わされ、以下同様にして、順次の種別期間毎に期間体重グラフが表わされることになる。
図8(b)は、開始日である計測日(1)からの最初の平日期間において、その最終日としての計測日(6)である種別期間境界日に計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されなかった場合のデータ登録テーブル50bを示すものである。
この場合も、図8(a)に示すデータ登録テーブル50aの場合と同様に、上記の数1を用いて種別期間の境界日体重CW(j)が求められるものであるが、上記のように、計測日(6)には、計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されていないので(W(6)=0)、上記数1では、この計測日(6)は対象外となる。従って、この場合には、
CW(j−1)=W(1),W(m)=W(2)〜W(5)
i0=1(No.1),im=2〜5(No.2〜5),iP=6(No.6)
として、境界日体重DP(2)が求められる。この境界日体重DP(2)は、期間番号CW(1)とともに、この計測日(6)である種別期間境界日の「境界日体重」欄36,「期間番号」欄35に夫々登録される。
このこと以外は、図8(a)に示すデータ登録テーブル50aの場合と同様である。
図9(b)に示す体重グラフ図60bは、図8(a)に示すデータ登録テーブルを基に図9(a)に示される体重グラフ図50aが作成されるのと同様にして、この図8(b)に示すデータ登録テーブル50aを基に作成したものであって、最初の平日期間41aでは、境界日体重CW(j)=WP(1)と境界日体重CW(j)=WP(2)とを結んだ線分で水平期間体重グラフ45aが表わされ、次の休日期間41aでは、境界日体重CW(j)=WP(2)と境界日体重CW(j)=WP(3)とを結んだ線分で水平期間体重グラフ46aが表わされ、以下同様にして、順次の種別期間毎に期間体重グラフが表わされることになる。従って、種別期間間の期間体重グラフの接続は、種別期間の種別期間境界日で行なわれる。
図8(c)は、開始日である計測日(1)からの図示する期間中、平日期間の最終日としての種別期間境界日(計測日(6))とその次の休日期間の最終日としての種別期間境界日(計測日(8))とに計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されなかった場合のデータ登録テーブル50cを示すものである。
この場合も、図8(a)に示すデータ登録テーブル50aの場合と同様に、上記の数1を用いて各種別期間の境界日体重CW(j)が求められるものであるが、上記のように、これら計測日(6),(8)については、図8(b)に示すデータ登録テーブル80bの場合と同様、計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されていないので(W(6),W(8)=0)、上記数1では、最初の平日期間では、計測日(6)が対象外となり、次の休日期間では、計測日(8)が対象外となる。従って、この場合には、この最初の平日期間については、図8(b)に示すデータ登録テーブル80bの場合と同様であり、次の休日期間については、
CW(j−1)=WP(2),W(m)=W(7)
i0=6(No.6),im=7(No.7),iP=8(No.8)
として、境界日体重DP(8)が求められ、この計測日(8)の6月8日の「期間番号」欄35に期間番号DP(3)が、「境界日体重」欄36に境界日体重W'P(3)が夫々登録される。
なお、この境界日体重W'P(3)は、上記のようにして数1から求めた境界日体重WP(3)を、所定の条件を基に、修正したものである。
図9(c)に示す体重グラフ図60cは、図8(a)に示すデータ登録テーブル50aを基に図9(a)に示される体重グラフ図60aが作成されるのと同様にして、この図8(c)に示すデータ登録テーブル50cを基に作成したものであって、最初の平日期間41aでは、境界日体重CW(j)=WP(1)と境界日体重CW(j)=WP(2)とを結んだ線分で水平期間体重グラフ45aが表わされ、次の休日期間41aでは、境界日体重CW(j)=WP(2)と境界日体重CW(j)=W'P(3)とを結んだ線分で水平期間体重グラフ46aが表わされ、以下同様にして、順次の種別期間毎に期間体重グラフが表わされることになる。
なお、図8(c)に示すデータ登録テーブル50cにおいて、計測日(8)での境界日体重CW(j)=W'P(3)は、上記数1で求めた境界日体重CW(j)=WP(3)を修正したものであるが、これは、次のように理由によるものである。
即ち、このデータ登録テーブル50cにおいて、2番目の種別期間(休日期間42a)では、その最終日である計測日(8)で計測体重W(8)=0で登録されておらず、上記数1で用いられる計測体重W(m)は計測日(8)での計測体重CW(j)=W(7)のみである。このような場合、上記数1は、
となり、図10に示すように、休日期間42aで体重グラフ46aが異常に大きく変化する場合がある。これを防止するために、所定の規定に従って、期間体重グラフの変化を制限する修正をするものである。
図8(c)に示すデータ登録テーブル50cでの境界日体重W'P(3)はこのような修正をしたものであり、図9(c)に示す休日期間42aでの体重グラフ46aは、かかる修正によるものであって、異常な変化が現われないようにしている。
図8(c)に示すデータ登録テーブル50cについては、以上の点以外については、図8(a),(b)に示すデータ登録テーブル50a,50bと同様である。
図11は上記の境界日体重WP(j)の修正方法の具体例を示す図である。
図11(a)に示す修正方法は、上記の数1で得られた境界日体重WP(X)とそれを修正した境界日体重W'P(X)との関係を示すものであって、横軸に境界日体重WP(X)を、縦軸に修正した境界日体重W'P(X)を示すものである。
図示するように、境界日体重WP(X)は、最小値をWP(XL)とし、最大値をWP(XH)とする範囲L−Hが決められ、WP(XL)≦WP(X)≦WP(XH)であって、境界日体重WP(X)がこの範囲L−H内にあるときには、修正境界日体重W'P(X)=境界日体重WP(X)とし、また、WP(X)<WP(XL)のときには、修正境界日体重W'P(X)=WP(XL)とし、WP(XH)<WP(X)のときには、修正境界日体重W'P(X)=WP(XH)とするものである。
このように修正することにより、体重グラフ図に表示される体重グラフが表示エリアから上下方向に突出しないことになる。
ここで、範囲L−Hとしては、例えば、最大値WP(XH)を健康管理支援期間の開始日(計測日(1))での計測体重W(1)よりも所定の値(例えば、2〜3kg)だけ小さい値とし、最小値WP(XL)を最終目標体重W0(9)よりも所定の値(例えば、数kg)だけ小さい値とする範囲とするが、これに限るものではなく、例えば、体重グラフ図を表示する表示エリアの範囲としてもよい。
また、最大値WP(XH),最小値WP(XL)を夫々、その種別期間における計測体重W(i)と、その直前の種別期間における計測体重W(i)と、この直前の種別期間における境界日体重CW(j)との値の中での最大値,最小値としてもよいし、その種別期間における計測体重W(i)と、その種別期間とその直前の種別期間との間の境界体重CW(j)との値の中での最大値,最小値としてもよい。
図11(b)に示す修正方法は、図11(a)と同様、上記の数1で得られた境界日体重WP(X)とそれを修正した境界日体重W'P(X)との関係を示すものであって、横軸に境界日体重WP(X)を、縦軸に修正した境界日体重W'P(X)を示すものであるが、図示するように、境界日体重WP(X)は、最小値をWP(XL)とし、最大値をWP(XH)とする範囲(L−H)’が決められ、WP(XL)≦WP(X)≦WP(XH)であって、境界日体重WP(X)がこの範囲(L−H)’内にあるときには、修正境界日体重W'P(X)=境界日体重WP(X)とするが、WP(X)<WP(XL)のときには、修正境界日体重W'P(X)が値WP(XL)から減少して0.95×WP(XL)に収斂するようにし、また、WP(XH)<WP(X)のときには、修正境界日体重W'P(X)が値WP(XH)から増加して1.05×WP(XH)に収斂するようにしたものである。
このように修正することにより、体重グラフ図に表示される体重グラフが表示エリアから上下方向に突出しない。
ここで、一例として、0.95×WP(XL)の値の位置は体重グラフの表示エリアの下限部とし、1.05×WP(XH)の値の位置を体重グラフの表示エリアの上限部とするものであるが、これに限るものではなく、最小値WP(XL),最大値WP(XH)を夫々適宜設定することができる。かかる最大値WP(XH),最小値WP(XL)としては夫々、その種別期間における計測体重W(i)と、その直前の種別期間における計測体重W(i)と、この直前の種別期間における境界日体重CW(j)との値の中での最大値,最小値としてもよいし、その種別期間における計測体重W(i)と、その種別期間とその直前の種別期間との間の境界体重CW(j)との値の中での最大値,最小値としてもよい。
なお、図4(c)に示すように、開始日(種別期間境界日)から終了日(次の種別期間境界日)までの順次の計測日に計測体重W(i)が全く登録されていない種別期間では、この開始日での1つ前の種別期間で求められた境界日体重CW(j−1)と次の種別期間で最初に計測体重W(i)が登録された計測日(i)でのこの計測体重W(i)による境界日体重CW(j)との間に、図5(d)に示す体重グラフ図40dと同様に、破線が設けられる。このために、例えば、この1つ前の種別期間で設定された期間番号CD(j−1)には、フラグが立てられる。
図12は図1におけるデータ管理サーバ8での演算装置11による図8に示すデータ登録テーブル50での期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)の作成処理手順を示すフローチャートである。
同図において、まず、i=1として、健康管理支援期間内の最初の計測日(1)が指定され、また、j=1として、最初の平日期間または休日期間が最初の種別期間(1)として指定される(ステップS400)。
次に、図示しないが、図6に示す処理と同様、計測日(1)での計測体重W(1)が値「0」であるかどうかを判断し、計測体重W(1)=0であるときには、i=1+1=2として、次の計測日(2)について、同様に、その計測体重W(2)が値「0」であるかどうかを判断する。このようにして、計測体重W(i)が値「0」でない最初の計測日(i)が判明すると、その計測日(i)を最初の種別期間(1)の開始日(最初の種別期間境界日)とし、その期間番号CD(j)をDP(1)として設定し(ステップS401)、データ登録テーブル50の「期間番号」欄35の該当する計測日(i)の箇所に登録する(ステップS402)。また、これとともに、この開始日での計測体重W(i)を「計測体重」欄34から読み取り、境界日体重CW(1)をWP(1)として設定し(ステップS401)、「境界日体重」欄36の該当する計測日(i)の箇所に登録する(ステップS402)。
ここでは、以下、図8に示すデータ登録テーブル50を基に説明するために、計測日(1)の6月1日では、計測体重W(1)が参加者端末1aから送られてきて「計測体重」欄34に登録されているものとする。従って、この計測日(1)の開始日では、「期間番号」欄35に期間番号CD(1)=DP(1)が、「境界日体重」欄36に境界日体重CW(1)=WP(1)=W(1)が夫々登録されることになる。
次いで、この日よりも後の計測日のいずれにも「計測体重」欄34に計測体重W(i)が登録されていないとき、例えば、この計測日が現在の計測日(i)である場合には、明日(i日目)以降の計測体重W(i)はまだ登録されていないから(ステップS403の“N”)、処理を終了するが、このi日目以降に計測体重W(i)が「計測体重」欄34に登録されている場合には(ステップS403の“Y”)、この開始日の期間種別フラグH(i)を「期間種別フラグ」欄33から読み取り、これを設定期間種別CHとして設定し(ステップS404)、この開始日の次の計測日を指定して(ステップS405)、その期間種別フラグH(i)をこの設定期間種別CHと比較する(ステップS406)。この指定日の期間種別フラグH(i)が設定期間種別CHと一致する場合には(ステップS406の“N”)、この指定日は種別期間境界日ではないとして、さらに、次の計測日を指定し(ステップS405)、これを繰り返して次の種別期間境界日を探索する。
そして、期間種別フラグH(i)が設定期間種別CHと一致しない次の種別期間境界日が得られると(ステップS406の“Y”)、ステップ402で期間番号CD(j)が登録された1つ前の種別期間境界日の翌日から得られたこの種別期間境界日までに計測体重W(i)が登録された日があるかどうかを判定し(ステップS407)、登録された計測日がない場合には(ステップS407の“N”)、この種別期間境界日の期間種別フラグH(i)を「期間種別フラグ」欄33から読み取り、これを設定期間種別CHとして設定して(ステップS404)、ステップS405からの処理を繰り返す。
上記の1つ前の種別期間境界日の翌日(即ち、計測日(2))から得られた次の種別期間境界日(即ち、計測日(6))までに計測体重W(i)が登録された日があるときには(ステップS407の“Y”)、この種別期間境界日を次の種別期間境界日と確定して、j=j+1とし(ステップS408)、この次の種別期間境界日の期間番号CD(j)=DP(2)を設定するとともに(ステップS409)、ステップS402で登録した境界日体重CW(1)=WP(1)をCW(j−1)とし、1つ前の種別期間境界日の翌日から得られたこの期間番号DP(2)の種別期間境界日までの計測日の計測体重W(i)をW(m)として、上記の数1により、この期間番号CD(j)=DP(2)の種別期間境界日の境界日体重CW(j)=WP(2)を算出する(ステップS410)。
そして、この得られた境界日体重CW(j)=WP(2)が図11に示す範囲L−H内にある場合には、ステップ409で設定された期間番号CD(j)=DP(2)をこの期間番号CD(j)=DP(2)の種別期間境界日の「期間番号」欄35に登録するとともに、ステップ410で得られたこの境界日体重CW(j)=WP(2)を同じ期間番号CD(j)=DP(2)の種別期間境界日の「境界日体重」欄36に登録し(ステップS402)、この得られた境界日体重CW(j)=WP(2)が図11に示す範囲L−H外にある場合には、この境界日体重CW(j)=WP(2)を、図11で説明した修正処理をした後(ステップS412)、期間番号CD(j)=DP(2)の種別期間境界日の「期間番号」欄35に登録するとともに、ステップ412で修正した境界日体重CW(j)=WP(2)を同じ期間番号CD(j)=DP(2)の種別期間境界日の「境界日体重」欄36に登録し(ステップS402)、ステップS403を経て、次の種別期間境界日を探索するための上記のステップS404からの処理を繰り返す。
このようにして、図8に示すように、データ登録テーブル50では、各種別期間境界日毎に、その順序を示す期間番号CD(j)=DP(j)が「期間番号」欄35に登録され、境界日体重CW(j)=WP(j)が「境界日体重」欄36に登録される。なお、図8(c)に示すデータ登録テーブル50cにおいて、期間番号CD(j)=DP(3)での境界日体重W'P(3)は、図12でのステップ412で修正されたものである。
図8に示すデータ登録テーブル50から図9に示す体重グラフ図60を作成するための図1における制御装置9による演算装置11での処理動作は、図7に示す処理動作と同様であるが、ステップS301でのDE(j)は、図12のステップS407で入力された計測体重W(i)がある計測日がないと判定された種別期間境界日での上記フラグが付加された期間番号CD(j)=DP(j)である。
図13は図1に示す第1の実施形態での体重周期変動や行動の変動の算出・表示のための概略的な処理動作の他の具体例を示すフローチャートである。
同図において、ステップS500〜S501bの処理動作は、図2におけるステップS100〜S101bと同様であるので、重複する説明を省略する。
図2に示す具体例と同様、この具体例においても、データ管理サーバ8において、参加者端末1aから体重や歩数のデータや行動データ(計測データ)が制御部2aに取り込まれ、日時,曜日を表わすデータとともに、記録装置10に個人情報と関連付けて記録保持される。このように、健康管理支援期間では、参加者端末1aからデータ管理サーバ8に1日に1回ずつ参加者aのかかる計測データや日/曜日データが送り込まれて記録装置10に記録され、参加者端末1aからのグラフ図の要求などに応じて、制御装置9が記録装置10から計測データや日/曜日データを読み出して演算装置11に供給し、平日期間体重グラフや休日期間体重グラフの作成(ステップS101)とが行なわれるが、さらに、この具体例では、参加者端末1aから取得した行動データを基に、行動の周期変動を示す行動グラフの作成も行なわれる(ステップS502)。この行動グラフについても、平日期間毎の行動グラフ(平日期間行動グラフ)の作成(ステップS502a)と休日期間毎の行動グラフ(休日期間行動グラフ)の作成(ステップS502b)とが行なわれる。作成された各グラフのデータが記録装置9に記録されて保存される。
かかる体重グラフと行動グラフの作成(ステップS501,S502)は、参加者端末1aからのグラフ図の要求に応じて、あるいは種別期間毎などの適宜の期間毎に行なわれ、制御部9はこの作成したグラフ(体重/行動グラフ)図を参加者端末1aで表示させるための処理を行なう(ステップS503)。即ち、データ管理サーバ8では、制御部9がこの作成した体重/行動グラフ図のデータを参加者端末1aに送信し、参加者端末1aでは、制御部2aがこれを受信して記録部6aに記録保存し、記録装置6aからこの体重/行動グラフ図のデータを読み取って表示装置5aに供給する。これにより、この表示装置5aの表示画面には、これまで得られた平日期間や休日期間での体重/行動グラフが表示されることになり、参加者aは、この表示されたグラフから種別期間毎の体重や行動の変化の傾向を容易に認識することができる。
参加者aは、健康管理の支援を受けるときに、減量のための行動計画をデータ管理サーバ8に提出するものであるが、この行動計画は、100kcalカード(100kcalのカロリーを減らすための行動を指示するカード)でもって行なうものであり、このために、データ管理サーバ8から、先の図3に示す初期設定画面20とともに、提供される行動計画画面を用いて行なわれるものであって、この行動計画画面に各行動のカテゴリ毎に表示される100kcalカード(100kcalのカロリーを減らすための行動を指示するカード)を適宜選択することにより、カテゴリ毎の行動計画が決められる。この行動のカテゴリとしては、ここでは、例えば、「主食」,「果物」,「間食」,「アルコール」,「缶コーヒー・ジュース」,「調味料」,「主菜(3食分)」,「牛乳・ヨーグルト」,「運動」などとする。
図14は行動計画画面の一具体例の概要をを示す図であって、70は行動計画設定画面、71は100kcalカード表示/選択エリア、72はカテゴリタブ表示エリア、73aはカテゴリ「主食」のタブ、73bはカテゴリ「果物」のタブ、73cはカテゴリ「間食」のタブ、73dはカテゴリ「アルコール」のタブ、73eはカテゴリ「缶コーヒー・ジュース」のタブ、73fはカテゴリ「調味料」のタブ、73gはカテゴリ「主菜(3食分)」のタブ、73hはカテゴリ「牛乳・ヨーグルト」のタブ、73iはカテゴリ「運動」のタブ、74は行動設定エリア、74aは減カロリー目標値算出部、74bは100kcalカード設定部、75はページ、76はカードアイコン、77は「決定」ボタン、78は「キャンセル」ボタンである。
同図において、行動計画設定画面70では、その上側に100kcalカード表示/選択エリア71が、下側に行動設定エリア74が夫々設けられている。
100kcalカード表示/選択エリア71の上辺には、行動カテゴリを選択するためのカテゴリタブ表示エリア72が設けられており、このカテゴリタブ表示エリア72に選択可能な行動カテゴリのタブ、即ち、カテゴリ「主食」のタブ73a,カテゴリ「果物」のタブ73b,カテゴリ「間食」のタブ73c,カテゴリ「アルコール」のタブ73d,カテゴリ「缶コーヒー・ジュース」のタブ73e,カテゴリ「調味料」のタブ73f,カテゴリ「主菜(3食分)」のタブ73g,カテゴリ「牛乳・ヨーグルト」のタブ73h,カテゴリ「運動」のタブ73i(以下では、これらカテゴリタブ73a〜73iを総称する場合、カテゴリのタブ73といい、これらのカテゴリを総称する場合、カテゴリということにする)が表示されるカテゴリタブ表示エリア72が設けられており、それらカテゴリのタブ73のうちのいずれか1つを選択することにより、この選択されたカテゴリのタブ73のページ75が100kcalカード表示/選択エリア71に展開されて、このタブのページ75内に選択されたタブ73に該当するカテゴリでの夫々の減量対象に対する100kcalカードのアイコン(カードアイコン)76が活性化されて、選択操作可能に表示される。
行動計画設定画面70が表示開始されたときには、これらカテゴリタブのいずれか、ここでは、最も左側のカテゴリのタブ73(図示する例では、カテゴリ「主食」のタブ73a)が選択されて、このページ75にカテゴリ「主食」での減量対象の100kcalカードのカードアイコン76が表示された状態にあり、他のカテゴリのタブ73を選択することにより、その該当するカテゴリ73に対するカードアイコン76が展開されたページ76に表示される。ここでは、カテゴリ「主食」での減量対象として、「ご飯(2/3)杯」,「トースト1/2枚」,……などを例に示している。
カードアイコン76には、例えば、減量対象「ご飯2/3杯」といったような、これに該当するカテゴリ23での100kcalのカロリーを低減するのに相当する食事量や運動量が記載されている。従って、カードアイコン76を選択すると、このカードアイコン76に記載されている行動(食事であれば、摂取制限、運動であれば、実施)を実施することにより、100kcalを低減することができ、その分体重が低減することを参加者が把握することができる。
一方、図14に示す行動計画設定画面70での減カロリー目標値算出部74aでは、健康管理による目標体重と現在の体重とを入力することにより、次式、即ち、
により、この健康管理支援期間中(ここでは、90日間としている)での1日当りの削減すべきカロリー(減目標カロリー)が計算される。
かかる1日当り目標減量カロリーを満たすように、100kcalカード表示/選択エリア71において、参加者が所望とするカテゴリのタブ73から所望の減量対象の100kcalカードを選択する。選択された100kcalカードは、100kcalカード設定部74bに表示される。この選択された100kcalカードの枚数も、100kcalカード設定部74bで設定することができる。同じカテゴリの同じ減量対象の100kcalカードについて、複数n枚設定された場合には、この減量対象について、1日に(100×n)kcalのカロリーの低減を計画するものである。
そこで、参加者aとしては、減カロリー目標値算出部74aで計算された1日当り目標減量カロリーを満たすように、カテゴリの各タブ73から実施可能な所望の減量対象の100kcalカードを所望枚数ずつ選択する。例えば、「ご飯」で200kcal低減する場合には、減量対象「ご飯」の100kcalカードを2枚指定するものであるが、この場合には、1日3回食事でご飯を食べる場合、そのうちの2食で夫々2/3杯ずつご飯を食べるという行動計画を立てたことになる。このように、実施可能な減量対象を決定してそれに該当する100kcalカードとその枚数を決定するものである。
このようにして、参加者が100kcalカードとその枚数を選択して決定ボタン77を操作すると、選択された100kcalカードとそれら枚数とが決定されたことになり、データ管理サーバ8にこの決定した100kcalカードの情報が転送され、その記録装置10に格納される。
なお、この行動計画設定画面70において、「キャンセル」ボタン78が操作されると、行動計画設定画面70での入力操作は全てキャンセルされ、入力操作がなされる前の状態に戻って再度の入力操作が可能となる。
この行動計画設定画面70は、参加者端末1aの表示装置5aで、健康管理の支援を申請要求するときにデータ管理サーバ8から提供されて表示されるものであるが、例えば、図3に示す初期設定画面20で「実行ボタン」24が操作されると、表示されるものである。
この実施形態では、参加者端末1aで計測体重を入力するデータ入力画面では、その日の行動計画の実施状況を入力する実施入力欄が設けられており、この実施入力欄で行動の実施結果に応じた100kcalカードが選択されるようにしている。即ち、例えば、1日の行動計画のために選択された減量対象の100kcalカードの名称が表示されて、夫々毎にチェックボックスが設けられており(この場合、同じカテゴリの同じ減量対象の100kcalカードが複数枚指定されている場合には、これら複数枚の100kcalカードのカード名称(減量対象名)が表示される)、実施される行動に該当する100kcalカードに対するチェックボックスをチェックする。そして、この複数枚の100kcalカードに相当する行動が実施できた場合には、これら100kcalカードのチェックボックスをチェックし、実施できなかった場合(即ち、実施しなかった場合やカロリーの低減ができなかった行動をした場合)には、チェックしない。
このようにして、100kcalカードのチェック状況で表わされる行動計画の実施状況を表わすデータ(行動計画実施データ)が参加者端末1aからデータ管理サーバ8に転送される。このデータ管理サーバ8では、この行動計画実施データからその日の行動計画が実施された100kcalカードの枚数(カード実施枚数)が求められ、記録装置10での、例えば、図4に示されるようなデータ登録テーブルに設けられた「行動計画実施」欄に登録される。この場合、このカード実施枚数は、減量対象が「食事」である場合と「運動」である場合とを区分して登録される。
図13におけるステップS502の処理は、このようにこのデータ登録テーブルに計測日(i)毎に登録されたカード実施枚数を基に、行なわれるものであって、図15がこの図13でのステップS502の処理を詳細に示すフローチャートである。
同図において、データ管理サーバ8の演算部11は、制御部9の制御のもとに、種別期間の最終日(なお、体重グラフの場合とは異なり、種別期間境界日の前日)毎に、記録装置10でのデータ登録テーブルから登録されている各計測日(i)のカード実施枚数を読み出し、その種別期間でのカード実施枚数の合計を、減量対象「食事」,「運動」毎に求める。即ち、平日期間の最終日(金曜日)にカード実施枚数の登録があると(ステップS601)、この平日期間の月曜日からこの金曜日までのデータ登録テーブルに登録された減量対象「食事」のカード実施枚数WM(ステップS602)と減量対象「運動」のカード実施枚数WA(ステップS603)とを算出し、さらに、この平日期間でのカード実施枚数が登録された日数WDを算出する(ステップS604)。そして、この平日期間の1日当たりの平均カード実施枚数(期間平均カード実施率)WP、即ち、
WP=(WM+WA)/WD
を算出するとともに、減量対象「食事」の行動計画実施率(「食事」カード実施率)WMP,減量対象「運動」の行動計画実施率(「運動」カード実施率)WAPを夫々、
WMP=WP×WM/(WM+WA)=WM/WD
WAP=WP×WA/(WM+WA)=WA/WD
によって算出する(ステップS605)。
同様にして、休日期間の最終日(日曜日)にカード実施枚数の登録があると(ステップS601)、この休日期間の土曜日と日曜日とのデータ登録テーブルに登録された減量対象「食事」のカード実施枚数HM(ステップS606)と減量対象「運動」のカード実施枚数HA(ステップS607)とを算出し、さらに、この休日期間でのカード実施枚数が登録された日数HDを算出する(ステップS608)。そして、この休日期間の1日当たりの平均カード実施枚数(期間平均カード実施率)HP、即ち、
HP=(HM+HA)/HD
を算出するとともに、減量対象「食事」の行動計画実施率(「食事」カード実施率)HMP,減量対象「運動」の行動計画実施率(「運動」カード実施率)HAPを夫々、
HMP=HP×HM/(HM+HA)=HM/HD
HAP=HP×HA/(HM+HA)=HA/HD
によって算出する(ステップS609)。
このようにして、各種別期間の平均カード実施率WP,HPと夫々の種別期間での「食事」,「運動」カード実施率WMP,WAP,HMP,HAPが得られ、データ登録テーブルの該当する欄に登録される。
なお、平日期間の開始日である月曜日と終了日である金曜日、休日期間の開始日である土曜日と終了日である日曜日は、データ登録テーブルの「期間種別フラグ」欄に登録さている期間種別フラグH(i)と、かかる期間種別フラグH(i)と設定期間種別CHとの比較とによって判定できる。かかる期間種別フラグH(i)と設定期間種別CHとが一致しない計測日(i)がこの場合の種別期間の開始日であり、かかる期間種別フラグH(i)と設定期間種別CHとが一致しない計測日(i)の前日が終了日である。
図13でのステップS503では、先の実施形態と同様にして体重グラフ図が形成されるとともに、種別期間平均カード実施率WP,HPと「食事」,「運動」カード実施率WMP,WAP,HMP,HAPを基に、種別期間毎に行動実施状況グラフが作成され、先の実施形態と同様にして、参加者端末1aに転送され、その表示装置5aで表示される。
図16はかかる体重/行動実施状況グラフ図の画面の一具体例を示す図であって、80,80aは体重/行動実施状況グラフ図の画面、81は行動実施状況グラフ図、82は期間体重グラフ図、83,83’は種別期間平均カード実施率グラフ、83a,83’aは「食事」カード実施率グラフ、83b,83’bは「運動」カード実施率グラフ、84は行動目標値、85aは選択項目「休日」表示、85bは選択項目「種別期間体重」表示、85cは選択項目「行動実施状況グラフ」表示、86はチェックボックス、87a,87bは横スクロールキーであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
図16(a)において、体重/行動実施状況グラフ図の画面80では、その表示開始時では、日毎の計測体重を表わす計測体重グラフ44や計測日48、横スクロールキー87a,87b、選択項目「休日」表示85aや選択項目「種別期間体重」表示85b,選択項目「行動実施状況グラフ」表示85cとこれらのチェックボックス86が表示されている。
ここで、選択項目「休日」表示85aのチェックボックス86がチェック操作されると、休日期間42a,42bが所定の色で着色されるなどして、平日期間41a,41b,41cと明確に区別できる表示形態で表示されるようになり、また、選択項目「種別期間体重」表示85bのチェックボックス86がチェック操作されると、毎日の計測体重43を結んだ破線で示す折線の計測体重グラフ44の表示領域に、これらに重ねて、平日期間体重グラフ45a,45b,45cや休日期間体重グラフ46a,46bが表示される。かかる体重グラフの表示により、参加者aの減量の周期的な変動を確認することができる。
選択項目「行動実施状況グラフ」表示85cのチェックボックス86がチェック操作されると、期間体重グラフ図82の表示エリアの上側の行動実施状況グラフ図81に、計測日48に一致させて、平日期間41a,41b,41c毎の種別期間平均カード実施率グラフ83や休日期間42a,42b毎の種別期間平均カード実施率グラフ83が表示される。かかる種別期間平均カード実施率グラフ83は、図15でのステップS605で算出された平日期間カード平均実施枚数WPや同じくステップS609で算出された休日期間カード平均実施枚数HPを表わす高さで、当該種別期間の幅に近い幅のグラフである。
平日期間41a,41b,41cでの種別期間平均カード実施率グラフ83は夫々、図15でのステップS605の処理によって得られた食事カード実施率WMPと運動カード実施率WAPとに応じて、「食事」カード実施率グラフ83aと「運動」カード実施率グラフ83bとに区分して表示され、同様に、休日期間42a,42bでの種別期間平均カード実施率グラフ83も夫々、図15でのステップS609の処理によって得られた食事カード実施率HMPと運動カード実施率HAPとに応じて、「食事」カード実施率グラフ83aと「運動」カード実施率グラフ83bとに区分して表示される。
また、この行動実施状況グラフ図81には、行動計画の実施目標値を表わす行動目標値84が示されており、行動計画の目標を達成できた種別期間での種別期間平均カード実施率グラフ83がこの行動目標値84を越えて示される。図示する例では、種別期間41a〜41c,42bが行動計画の目標を達成し、種別期間42aが行動計画の目標を達成していないことを示している。
なお、横スクロール87aを操作することにより、行動実施状況グラフ図81と期間体重グラフ図82と計測日48とが同期して右方向にスクロールし、また、横スクロール87bを操作することにより、これらが同期して左方向にスクロールして、これらグラフ図81,82が表示される期間を異ならせることができる。
このように、この実施形態では、種別期間毎に、行動実施状況グラフ図81での100kcalカードの実施状況と期間体重グラフ図82での体重の変化傾向とを比較することができ、その比較結果を基に、減量を成功させるための行動を再考するなどの処置を行なうことができる。
なお、かかる体重/行動実施状況グラフ図の画面80には、さらに、間食,飲み会,深夜の食事,特別な運動の実施回数などのイベントの状況を計測日(i)毎に表示するようにしてもよく、この場合には、さらに、減量の促進に対するこれら行動やイベントの影響を確認することができる。
なお、横スクロール87a,87bによるグラフ図のスクロールは、先の図5,図9に示す体重グラフ図40,60に設けられていることはいうまでもない。
図16(b)に示す体重/行動実施状況グラフ図の画面80aは、行動実施状況グラフ図81で計測日(i)毎の種別期間平均カード実施率グラフ83’を表示するものである。この種別期間平均カード実施率グラフ83’も、「食事」カード実施率グラフ83’aと「運動」カード実施率グラフ83’bとに区分して表示される。この「食事」カード実施率グラフ83’aは、図15のステップS605,S609の処理をデータ登録テーブルに、上記のように、登録さている各計測日(i)の行動計画実施データ毎に求められるものである。
この具体例によると、行動計画の実施状況を日毎に細かく確認することができ、その細かい変動を確認して減量方法を試行錯誤で行なうことができる。
なお、行動実施状況グラフ図81での行動計画の実施状況を、図16(a)に示す各種別期間の平均の種別期間平均カード実施率グラフ83で表示することと、図16(b)に示す各計測日(i)のカード実施率グラフ83’で表示することとを選択することができるようにしてもよい。
図17は本発明による健康管理支援方法及び装置を構成する健康管理支援システムでの第3の実施形態を示すブロック構成図であって、90は指導者端末、91は制御装置、92は入力装置、93は表示装置であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この第3の実施形態は、図1に示す実施形態の構成に医師や保健師などの保健指導者のための指導者端末90が設けられた構成をなすものであり、ネットワーク12を介してデータ管理サーバ8に接続され、このデータ管理サーバ8と情報のやり取りが行なわれる。
この指導者端末90は、送受信機能と指導者端末90の各部を制御する機能とを備えた制御装置91と、保健指導者が入力操作を行なうための入力装置92と、データ管理サーバ93から取得した情報や入力装置92からの入力情報などを表示する表示装置93ととから構成されている。
データ管理サーバ8では、先の実施形態と同様、演算装置11により、参加者の体重/行動実施状況グラフなどが作成されるが、さらに、かかる体重/行動実施状況グラフのデータを処理して参加者aの減量傾向や行動計画の実施状況の変動の傾向が分析され、その分析結果が指導者端末90に送られる。指導者端末90では、かかる減量/行動実施状況の分析結果が制御装置91で受信されて表示装置93で表示される。医師や保健師などの健康指導者は、入力装置92を操作して、この表示装置93に表示される減量/行動実施状況の分析結果を基に参加者aの減量や行動計画の実施状況を評価し、その評価結果を受信した減量/行動実施状況の分析結果のデータに付加して保健指導の支援情報を作成して、データ管理サーバ8に送信する。データ管理サーバ8は、指導者端末90からこのようにして取得した各参加者保健指導の支援情報を該当する参加者の参加者端末に提供し、各参加者の保健指導を行なう。
この第3の実施形態も、体重/行動実施状況グラフなどの情報を作成し、参加者に提供するものであるが、この点については、先の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
このような減量状況/行動状況の分析や評価は、健康管理支援期間で予め決められた所定日にち間隔(例えば、10日間隔)の状況分析日に行なわれるものであり、参加者aに対して、その当日になると、データ管理サーバ8において、制御装置9の制御の基に、演算装置11で、上記のように、体重/行動実施状況グラフのデータを分析して評価し、その結果を指導者端末90に転送するものである。
図18は図17における指導者端末90の健康指導のための全体的な処理動作を概略的に示すフローチャートである。
同図において、データ管理サーバ8の演算装置11は、制御装置9によって制御されることにより、取得した体重/行動実施状況のグラフでの体重グラフの境界日体重を基に、1週間を単位とした減量状況の周期変動や種別期間を単位とした減量状況の周期変動の分析が行なわれる(ステップS700)。そして、この分析結果に基づいて、減量状況の評価(ステップS700a)と減量状況評価結果の優先度の決定(ステップS700b)とが行なわれる。また、取得した体重/行動実施状況のグラフでのカード実施率の行動計画実施状況のグラフについても、同様に、行動状況の周期変動の分析が行なわれる(ステップS701)。そして、この分析結果に基づいて、行動状況の評価(ステップS701a)と行動状況評価結果の優先度の決定(ステップS701b)とが行なわれる。かかる評価結果は、その優先度順に所定個数ずつ選択され、指導者のコメントとともに、データ管理サーバ8に転送され、体重/行動計画実施状況のグラフ図などとともに、該当する参加者aの参加者端末1aに提供される。
このようにして、参加者aの健康管理が指導者によっても支援されることになる。
図19は図18におけるステップS700a,S701aの評価の基準となる単位期間を示す図であって、同図(a)は体重に関するものであり、同図(b)は行動計画の実施状況に関するものである。
同図(a),(b)において、jは単位期間の順番を示すものであって、例えば、j=1は健康管理支援期間での第1番目の単位期間を示すものである。単位期間として、1週間を単位とするもの(週単位)と、種別期間を単位とするもの(種別期間単位)がある。そして、週単位の期間としては、土曜日から次の土曜日までの期間を1単位期間とするものと、月曜日から次の月曜日までの期間を1単位期間とするものとがあり、種別単位の期間としては、先の平日期間と休日期間とがある。
図19(a)において、図示するWS(j)(2文字目の「S」は「月曜日」を表わす)は、土曜日を開始日とし、次の土曜日を終了日とする週単位期間を対象とし、その開始日の土曜日の境界日体重WSS(j)と終了日の土曜日(次の土曜日)の境界日体重WSE(j)との差の体重(土曜日からの週単位体重変動値)を表わすものであって、その1つ前の土曜日からの週単位の期間での週単位体重変動値はWS(j−1)である。なお、週単位の期間での開始日の土曜日の境界日体重WSS(j)は、1つ前の週単位の期間での終了日である土曜日の境界日体重WSE(j−1)がある場合、これと等しい値である。なお、1つ前の週単位の期間での終了日である土曜日に境界日体重がない場合には、それ以前のこの土曜日に近い境界日体重がある計測日(i)を最終日とし、その計測体重をこの1つ前の週単位の期間での終了日で境界日体重WSE(j−1)とする。
図示するWM(j)(2文字目の「M」は「月曜日」を表わす)は、月曜日を開始日とし、次の月曜日を終了日とする週単位期間を対象とし、その開始日の月曜日の境界日体重WMS(j)と終了日の月曜日(次の月曜日)の境界日体重WME(j)との差の体重(月曜日からの週単位体重変動値)を表わすものであって、1つ前の週の月曜日からの週単位の期間での体重変動値はWM(j−1)である。なお、週単位での開始の月曜日の境界日体重WMS(j)は、1つ前の週での終了の月曜日の境界日体重WSE(j−1)がある場合、これと等しい値である。
図示するWW(j)(2文字目の「W」は「平日期間」を表わす)は、平日期間の開始日(月曜日)での境界日体重WWS(j)と終了日(土曜日)での境界日体重WWE(j)との差体重(平日期間の体重変動値)を表わすものであって、1つ前の平日期間の体重変動値はWW(j−1)である。
図示するWH(j)(2文字目の「H」は「休日期間」を表わす)は、休日期間の開始日(土曜日)での境界日体重WHS(j)と終了日(月曜日)での境界日体重WHE(j)との差体重(休日期間の体重変動値)を表わすものであって、1つ前の休日期間の体重変動値はWH(j−1)である。
図19(b)に示す行動計画の実行状況についても同様であって、週単位期間と種別期間単位とでの行動計画の実施状況の変動を100kcalカード(以下、単にカードという)の実施枚数(利用枚数)で表わすものである。
F/SS(j),(j−1)は、土曜日からの週単位の期間での週単位カード実施枚数変動値と1つ前の土曜日からの週単位の期間での週単位カード実施枚数変動値とを表わするものであって、「F/S」の「F」は「食事カード」を表わし、「S」は「運動カード」を表わす。
F/SM(j),(j−1)は、月曜日からの週単位の期間での週単位カード実施枚数変動値と1つ前の土曜日からの週単位の期間での週単位カード実施枚数変動値とを表わするものであり、F/SW(j),(j−1)は、平日期間を単位期間として、平日期間での食事/運動カードの実施枚数変動値と1つ前の平日期間での同カードの実施枚数変動値とを表わするものであり、F/SH(j),(j−1)は、休日期間を単位期間として、休日期間での食事/運動カードの実施枚数変動値と1つ前の平日期間での同カードの実施枚数変動値とを表わするものである。
これ以外については、図19(a)に示す体重グラフと同様である。
なお、図19(a),(b)に示すように、かかる減量状況/行動状況の分析を行なった計測日(i)、即ち、状況分析日が状況分析マーク100で示される。
図20は図18におけるステップS700aの処理動作の一具体例を示すフローチャートである。以下、図19(a)に示す体重グラフ図を参照して、この具体例を説明する。
同図において、この分析処理は、今回の状況分析日(状況分析マーク100が付された計測日(30))直前の、即ち、最新の種別期間,週単位期間とその1つ前の種別期間と週単位期間との夫々の体重変動量を求めるものである。今回の状況分析日(状況分析マーク100が付された計測日(30))直後の分析可能な週単位や種別期間(以下、これらを最新の分析期間という)の体重変動値WS(j),WM(j),WW(j),WH(j)と、その1つ前の週単位や種別期間(以下、これらを1つ前の分析期間という)の体重変動値WS(j−1),WM(j−1),WW(j−1),WH(j−1)とを求めるものである。
即ち、計測日(13)〜(29)の分析期間内について、土曜日から始まる最新の週単位の体重変動値(土曜日からの週単位体重変動値)WS(j)を、
WS(j)=WSE(j)−WSS(j)
但し、WSE(j)=終了日(土曜日)の種別境界日体重
WSS(j)=開始日(土曜日)の種別境界日体重
として算出され、その1つ前の土曜日からの週単位体重変動値WS(j)を、
WS(j−1)=WSE(j−1)−WSS(j−1)
但し、WSE(j−1)=終了日(土曜日)の種別境界日体重
WSS(j−1)=開始日(土曜日)の種別境界日体重
として算出される(ステップS800)。
次いで、同じく月曜日から始まる最新の週単位の体重変動値(月曜日からの週単位体重変動値)WM(j)を、
WM(j)=WME(j)−WMS(j)
但し、WME(j)=終了日(月曜日)の種別境界日体重
WMS(j)=開始日(月曜日)の種別境界日体重
として算出され、その1つ前の月曜日からの週単位体重変動値WM(j−1)を、
WM(j−1)=WME(j−1)−WMS(j−1)
但し、WME(j−1)=終了日(月曜日)の種別境界日体重
WMS(j−1)=開始日(月曜日)の種別境界日体重
として算出される(ステップS801)。
次に、同じく最新の平日期間(月曜日から次の土曜日まで)の体重変動値WW(j)を、
WW(j)=WWE(j)−WWS(j)
但し、WWE(j)=終了日(土曜日)の種別境界日体重
WWS(j)=開始日(月曜日)の種別境界日体重
として算出され、その1つ前の平日期間の体重変動値WW(j−1)を、
WW(j−1)=WWE(j−1)−WWS(j−1)
但し、WWE(j−1)=終了日(土曜日)の種別境界日体重
WWS(j−1)=開始日(月曜日)の種別境界日体重
として算出される(ステップS802)。
次に、同じく最新の休日期間(土曜日から次の月曜日まで)の体重変動値WH(j)を、
WH(j)=WHE(j)−WHS(j)
但し、WHE(j)=終了日(月曜日)の種別境界日体重
WHS(j)=開始日(土曜日)の種別境界日体重
として算出され、その1つ前の平日期間の体重変動値WH(j−1)を、
WH(j−1)=WHE(j−1)−WHS(j−1)
但し、WHE(j−1)=終了日(月曜日)の種別境界日体重
WHS(j−1)=開始日(土曜日)の種別境界日体重
として算出される(ステップS802)。
以上により、減量状況の評価処理(ステップS700a)が終了し、図19(a)での計測日(13)〜(20)と計測日(20)〜(27)との週単位体重変動値WS(j),WS(j−1)と、同じく計測日(15)〜(22)と計測日(22)〜(29)との週単位体重変動値WM(j),WM(j−1)と、同じく計測日(15)〜(20)と計測日(22)〜(29)との平日期間の体重変動値WW(j),WW(j−1)と、同じく計測日(20)〜(22)と計測日(27)〜(29)との休日期間の体重変動値WH(j),WH(j−1)とが得られ、減量状況の評価結果が得られることになる。
図21は図18におけるステップS700bの処理動作の一具体例を示すフローチャートである。以下、図19(a)に示す体重グラフ図を参照して、この具体例を説明する。
このステップS700bの処理は、図20に示す減量状況の評価ステップ(ステップS700a)で求めた土曜日からの週単位体重変動値WS(j),WS(j−1)や月曜日からの週単位体重変動値WM(j),WM(j−1)、平日期間での体重変動値WW(j),WW(j−1)、休日期間での体重変動値WH(j),WH(j−1)を基に、減量の評価をするためのデータを求めるものであって、求めたデータを基に指導者の減量状況に対する評価結果を作成して参加者aに提供するものである。
図21において、図20に示す減量状況の評価の処理によって上記の体重変動量WS(j),WS(j−1),WM(j),WM(j−1),WW(j),WW(j−1),WH(j),WH(j−1)が得られると、最新の土曜日からの週単位体重変動値のその1つ前の土曜日からの週単位体重変動値からの変動値(週単位間体重変動値)ΔWS(j)を
ΔWS(j)=WS(j)−WS(j−1)
の演算によって求め、同様にして、最新の月曜日からの週単位体重変動値のその1つ前の月曜日からの週単位体重変動値からの変動値(週単位間体重変動値)ΔWM(j),最新の平日期間の週単位体重変動値のその1つ前の平日期間の体重変動値からの変動値(種別期間単位間体重変動値)ΔWW(j),最新の休日期間の週単位体重変動値のその1つ前の休日期間の体重変動値からの変動値(種別期間単位間体重変動値)ΔWH(j)を夫々、
ΔWM(j)=WM(j)−WM(j−1)
ΔWW(j)=WW(j)−WW(j−1)
ΔWH(j)=WH(j)−WH(j−1)
を求める(以上、ステップS900)。
これら週単位間体重変動値ΔWS(j),ΔWM(j)及び種別期間単位間体重変動値ΔWW(j),ΔWH(j)は、図20で求めたWS(j),WM(j),WW(j),WH(j)が、目標体重に近づくように減量が進んでいるときには、負値となるから、負値であって、かつその絶対値が大きいほど、即ち、値が小さいほど、1つ前の期間単位(即ち、週期間単位や種別期間単位)から状況分析日直前の最新の期間単位へ減量効果が得られていることをより顕著に示していることになる。
そこで、これら期間単位間の体重変動量ΔWS(j),ΔWM(j),ΔWW(j),ΔWH(j)と図20に示す処理で得られた状況分析日直前の最新の期間単位の体重変動量WS(j),WM(j),WW(j),WH(j)とについて(これら体重変動量を総称して、期間単位/期間単位間体重変動量という)、減量効果が大きい順に、従って、期間単位/単位間体重変動量が小さい順に、優先度を決定する(ステップS901)。
かかる優先順位は、参加者aに通知する減量状況の評価結果の順序を示すものであって、優先順位が高い期間単位/単位間体重変動量ほど通知する順序を高めるものである。
図22は図18におけるステップS701aの処理動作の一具体例を示すフローチャートである。以下、図19(b)に示す行動状況グラフ図を参照して、この具体例を説明する。
同図において、この分析処理は、今回の状況分析日(状況分析マーク100が付された計測日(30))直前の、即ち、最新の種別期間,週単位期間とその1つ前の種別期間と週単位期間との夫々の行動計画の実施状況、即ち、100kcalカードである食事(F)カードの実施枚数(実施率)と運動カードの実施枚数(実施率)を求めるものである。
即ち、まず、今回の状況分析日(状況分析マーク100が付された計測日(30))直後の分析可能な最新の分析期間、即ち、土曜日からの週単位期間での食事(F)カードの実施枚数FS(j)とその1つ前の土曜日からの週単位期間での食事(F)カードの実施枚数FS(j−1),同じく月曜日からの週単位期間での食事(F)カードの実施枚数FM(j)とその1つ前の月曜日からの週単位期間での食事(F)カードの実施枚数FM(j−1),同じく平日期間での食事(F)カードの実施枚数FW(j)とその1つ前の平日期間での食事(F)カードの実施枚数FW(j−1),同じく休日期間での食事(F)カードの実施枚数FH(j)とその1つ前の休日期間での食事(F)カードの実施枚数FH(j−1)を求める(ステップS1000)。
同様にして、運動(S)カードについても、その実施枚数を求める。即ち、同じく土曜日からの週単位期間での運動(S)カードの実施枚数SS(j)とその1つ前の土曜日からの週単位期間での運動(S)カードの実施枚数SS(j−1),同じく月曜日からの週単位期間での運動(S)カードの実施枚数SM(j)とその1つ前の月曜日からの週単位期間での運動(S)カードの実施枚数SM(j−1),同じく平日期間での運動(S)カードの実施枚数SW(j)とその1つ前の平日期間での運動(S)カードの実施枚数SW(j−1),同じく休日期間での運動(S)カードの実施枚数SH(j)とその1つ前の休日期間での運動(S)カードの実施枚数SH(j−1)を求める(ステップS1000)。
以上により、行動状況の評価処理(ステップS701a)が終了し、図19(b)での計測日(13)〜(20)と計測日(20)〜(27)とのF/S(食事/運動)カードの実施枚数F/SS(j),F/SS(j−1)と、同じく計測日(15)〜(22)と計測日(22)〜(29)とのF/S(食事/運動)カードの実施枚数F/SM(j),F/SM(j−1)と、同じく計測日(15)〜(20)と計測日(22)〜(29)との平日期間のF/S(食事/運動)カードの実施枚数F/SW(j),F/SW(j−1)と、同じく計測日(20)〜(22)と計測日(27)〜(29)との休日期間のF/S(食事/運動)カードの実施枚数F/SH(j),F/SH(j−1)とが得られ、減量状況の評価結果が得られることになる。
図23は図18におけるステップS701bの処理動作の一具体例を示すフローチャートである。以下、図19(b)に示す体重グラフ図を参照して、この具体例を説明する。
このステップS701bの処理は、図22に示す行動状況の評価ステップ(ステップS701a)で求めた夫々のカード実施枚数F/SS(j),F/SS(j−1)と、F/SM(j),F/SM(j−1)と、F/SW(j),F/SW(j−1)と、F/SH(j),F/SH(j−1)とを基に、行動の評価をするためのデータを求めるものであって、求めたデータを基に指導者の行動計画の行動状況に対する評価結果を作成して参加者aに提供するものである。
図23において、図22に示す行動状況の評価の処理によって上記のカード実施枚数F/SS(j),F/SS(j−1),F/SM(j),F/SM(j−1),F/SW(j),F/SW(j−1),F/SH(j),F/SH(j−1)が得られると、最新の土曜日からの週単位の食事(F)のカード実施枚数のその1つ前の土曜日からの週単位の食事(F)のカード実施枚数からの変動値(週単位間カード実施枚数変動値)ΔFS(j)を
ΔFS(j)=FS(j)−FS(j−1)
の演算によって求め、同様にして、最新の月曜日からの週単位の食事(F)のカード実施枚数のその1つ前の月曜日からの週単位の食事(F)のカード実施枚数からの週単位間カード実施枚数変動値)ΔFM(j),最新の平日期間の食事(F)のカード実施枚数のその1つ前の平日期間の食事(F)のカード実施枚数からの種別期間単位間カード実施枚数変動値ΔFW(j),最新の休日期間の食事(F)のカード実施枚数のその1つ前の休日期間の食事(F)のカード実施枚数からの種別期間単位間カード実施枚数変動値)ΔFH(j)を夫々、
ΔFM(j)=FM(j)−FM(j−1)
ΔFW(j)=FW(j)−FW(j−1)
ΔFH(j)=FH(j)−FH(j−1)
を求める(以上、ステップS1100)。
同様にして、最新の土曜日からの週単位の運動(S)のカード実施枚数のその1つ前の土曜日からの週単位の運動(S)のカード実施枚数からの変動値(週単位間カード実施枚数変動値)ΔSS(j)を
ΔSS(j)=SS(j)−SS(j−1)
の演算によって求め、同様にして、最新の月曜日からの週単位の運動(S)のカード実施枚数のその1つ前の月曜日からの週単位の運動(S)のカード実施枚数からの週単位間カード実施枚数変動値)ΔSM(j),最新の平日期間の運動(S)のカード実施枚数のその1つ前の平日期間の運動(S)のカード実施枚数からの種別期間単位間カード実施枚数変動値ΔSW(j),最新の休日期間の運動(S)のカード実施枚数のその1つ前の休日期間の運動(S)のカード実施枚数からの種別期間単位間カード実施枚数変動値)ΔSH(j)を夫々、
ΔSM(j)=SM(j)−SM(j−1)
ΔSW(j)=SW(j)−SW(j−1)
ΔSH(j)=SH(j)−SH(j−1)
で求める(以上、ステップS1101)。
これら食事(F)カードの実施枚数変動値ΔFS(j),ΔFM(j),ΔFW(j),ΔFH(j)や運動(S)カードの実施枚数変動値ΔSS(j),ΔSM(j),ΔSW(j),ΔSH(j)は夫々、行動計画の実施状況を表わすものであって、値が大きいほど、1つ前の単位期間よりも行動計画がより効果的に実施されたことを示すものである。そこで、これらカードの実施枚数変動量ΔFS(j),ΔFM(j),ΔFW(j),ΔFH(j),SS(j),ΔSM(j),ΔSW(j),ΔSH(j)について、行動計画の実施結果が大きい順に、優先度を決定する(ステップS1102)。
かかる優先順位も、参加者aに通知する行動計画の実施状況の評価結果の順序を示すものであって、優先順位が高いカード実施枚数変動値ほど通知する順序を早めるものである。
以上のようにして、図21に示す減量状況評価結果の優先度決定処理(ステップS700a)で期間単位間体重変動値ΔWS(j),ΔWM(j),ΔWW(j),ΔWH(j)が得られ、図23で示す行動状態評価結果の優先度決定処理(ステップS701b)でカード実施枚数変動値ΔSS(j),ΔSM(j),ΔSW(j),ΔSH(j)が得られると、データ管理サーバ8(図17)の演算装置11は、制御装置9の制御の基に、期間体重グラフ図や行動実施状況グラフ図を作成し、これらと優先度が設定された期間単位間体重変動値やカード実施枚数変動値とをもとに、指導端末90(図17)に提供する健康管理支援のための健康管理/指導画面のデータを作成する。この作成処理は、図18におけるステップS702の一部をなすものである。
図24は図17に示す指導者端末90で作成される健康管理指導画面の一具体例を示す図であって、110は健康管理指導画面、111はグラフ図表示エリア、111aは評価日マーク、112は状況評価表示エリア、113は減量状況の評価結果表示欄、114は行動状況の評価結果表示欄、115は「変更」ボタン、116は「該当箇所の強調表示」ボタン、117は「コメントへ反映」ボタン、118はコメント編集エリア、119はコメント表示欄、119a〜119cは指導者コメント、120は「定型文」ボタン、121は「署名」ボタン、122は「中止」ボタン、123は「完了」ボタン、124a,124bは境界日体重であり、図16に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、データ管理サーバ8からの健康管理指導画面110は指導者端末90(図17)の表示装置93に表示され、指導者が入力装置92を操作することにより、完成される。
健康管理指導画面110は、グラフ図表示エリア111と状況評価表示エリア112とコメント編集エリア118とからなっており、グラフ図表示エリア111と状況評価表示エリア112とは、データ管理サーバ8で作成されたグラフ図や図8におけるステップ700,S701で作成された変動量のデータに応じた作成された評価結果が表示される。
即ち、グラフ図表示エリア111には、先の実施形態でのように作成された行動実施状況グラフ図81や期間体重グラフ図82が表示される。なお、ここでは、図16(a)で示す行動実施状況グラフ図81や期間体重グラフ図82が表示されるものとしているが、これ以外の期間体重グラフ図82が表示されるようにしてもよい。なお、「日にちNo」軸48の評価日の日にちNoには、○印の評価日マーク111aでマークが付され、評価日が明示されている。
状況評価表示エリア112には、減量状況の評価結果表示欄113と行動状況の評価結果表示欄114とが設けられており、減量状況の評価結果表示欄113には、図21に示すステップS901で得られた期間単位間の体重変動量ΔWS(j),ΔWM(j),ΔWW(j),ΔWH(j)と図20に示す処理(ステップS700a)で得られた状況分析日直前の最新の期間単位の体重変動量WS(j),WM(j),WW(j),WH(j)とを優先度が高い順に配列し、そのうちの優先順位の高い順の所定の個数の体重変動量について、かかる体重変動量に関する情報をテキストで表示するものである。ここでは、4個の体重変動量に関する情報が表示されており、優先度が高い体重変動量に関する情報を上から順に表示している。これらテキスト情報には夫々、チェックボックス113aが設けられている。
また、行動状況の評価結果表示欄114には、図23に示すステップS1102で得られたカード実施枚数変動量ΔFS(j),ΔFM(j),ΔFW(j),ΔFH(j),ΔSS(j),ΔSM(j),ΔSW(j),ΔSH(j)を優先度が高い順に配列し、そのうちの優先順位の高い順の所定の個数のカード実施枚数変動量について、かかるカード実施枚数変動量に関する情報をテキストで表示するものである。ここでは、3個のカード実施枚数変動量に関する情報が表示されており、優先度が高いカード実施枚数変動量に関する情報を上から順に表示している。これらテキスト情報にも夫々、チェックボックス114aが設けられている。
なお、これら減量状況の評価結果表示欄113及び行動状況の評価結果表示欄114には夫々、図示しないが、スクロールボタンが表示されており、かかるスクロールボタンを操作することにより、現在表示されている体重変動量またはカード実施枚数変動量よりも優先度が高い、あるいは優先度が低い体重変動量またはカード実施枚数変動量にスクロールし、かかる体重変動量またはカード実施枚数変動量に関するテキスト情報を表示させることができる。
また、状況評価表示エリア112には、減量状況の評価結果表示欄113及び行動状況の評価結果表示欄114に表示されるテキスト情報を変更するための「変更」ボタン115と、グラフ図表示エリア111に表示される行動実施状況グラフ図81や期間体重グラフ図82でのチェックボックス113a,114aで指摘される部分を強調表示させるための「当該箇所の強調表示」ボタン116と、減量状況の評価結果表示欄113及び行動状況の評価結果表示欄114に表示されるテキスト情報を次に説明するコメント編集エリア118のコメント表示欄119に表示される指導者のコメントに反映させるための「コメントへ反映」ボタン117とが表示されている。
状況評価表示エリア112でのいずれかの体重変動量に関するテキスト情報のチェックボックス113aがチェックされ、あるいは、行動状況の評価結果表示欄114でのいずれかのカード実施枚数変動量に関するテキスト情報のチェックボックス114aがチェックされ、「当該箇所の強調表示」ボタン116が操作されると、期間体重グラフ図82、あるいは行動実施状況グラフ図81において、このチェックされたテキスト情報に該当する箇所が強調表示される。
図25はこのように強調表示された健康管理指導画面110aを示す図であって、124a,124bは境界日体重、125は枠状の強調マークであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明は省略する。
図24に示す健康管理指導画面110において、減量状況の評価結果表示欄113での、例えば、優先度が最も高い体重変動量のテキスト情報に対するチェックボックス113aがチェックされ、「当該箇所の強調表示」ボタン116が操作されると、図25に示す健康管理指導画面110aにおいて、期間体重グラフ図82でのチェックされたテキスト情報が対象となる期間(この場合、計測日(22)〜(27))での部分が強調して表示される。ここでは、この期間(平日期間)の開始日(計測日(22))と最終日(計測日(27))とで、これらの境界日体重124a,124bが大きい「○」マークで表わされることにより、この期間が強調表示されている場合を示している。しかし、これに限るものではなく、かかる「○」マークを他の「○」マークと異なる色で表示するようにしてもよいし、また、この期間の期間体重グラフ(この場合、平日期間体重グラフ)45bを他の期間の期間体重グラフとは異なる表示形態で表示するようにしてもよい。
また、図24に示す健康管理指導画面110において、行動状況の評価結果表示欄114での、例えば、優先度が最も高い運動(S)カードの実施枚数変動量のテキスト情報に対するチェックボックス114aがチェックされ、「当該箇所の強調表示」ボタン116が操作されると、図25に示す健康管理指導画面110aにおいて、行動実施状況グラフ図81でのチェックされたテキスト情報が対象となる期間(この場合、No.27〜29)での部分が強調して表示される。ここでは、このテキスト情報は、この期間(休日期間)での運動(S)カードの実施枚数についてのものであるから、この期間での運動(S)カードの「運動」カード実施率グラフ83bを囲む枠状のマーク124で強調表示が行なわれる。しかし、これに限るものではなく、この運動(S)カードの「運動」カード実施率グラフ83bを他のカード実施率グラフとは異なる表示形態で表示するようにしてもよい。
以上により、減量状況の評価結果表示欄113と行動状況の評価結果表示欄114とで夫々、1以上の変動量について、チェックボックス113a,114aがチェックされ、「当該箇所の強調表示」ボタン116が操作されると、期間体重グラフ図82や行動実施状況グラフ図81でのチェックされた全ての変動量に該当する部分が、上記のように、強調表示される。
なお、強調表示のための操作がなされた「該当箇所の強調表示」ボタン116は、斜線ハッチングで示しているが、かかる状態で再度操作されると、以上の強調表示は終了し、図24に示すもとの表示形態の健康管理指導画面110に表示が戻る。
このようにして、指導者は、減量状況の評価結果表示欄113と行動状況の評価結果表示欄114とでの評価結果を、期間体重グラフ図82と行動実施状況グラフ図81と明確に対応させて、確認することができる。
図24において、コメント編集エリア118では、期間体重グラフ図82や行動実施状況グラフ図81での計測体重や行動実施の傾向、減量状況の評価結果表示欄113や行動状況の評価結果表示欄114の評価結果をもとに、指導者が参加者aにコメントをするコメント表示欄119と、「定型文」ボタン120と、「署名」ボタン121と、「中止」ボタン122と、「完了」ボタン123とが設けられている。
コメント表示欄119は、減量の成功,失敗などの総括的な内容の指導者コメントaと、指導のための具体的な内容の指導者コメントbと、署名を含む結論の指導者コメントcとからなり、指導者コメントaは、かかる総括的な内容が、上記の評価結果を基に、予め作成されて指導者端末90(図17)の制御装置91での図示しない記録装置に記録保持されている各種の総括内容から、自動的に該当する内容のテキストが選択されて表わされたものである。指導者コメントbは、指導者が指導者端末90の入力装置92を操作して入力されるものであって、減量の成功あるいは失敗となっている部分について、具体的に参加者aに通知するものである。指導者コメントcでは、例えば、「この調子で最後まで頑張って下さい。応援しています。」といった結論のコメントであり、これとともに、指導者の署名が表示されている。この結論の指導者コメントcは、複数の内容のものが定型文化されて指導者端末90(図17)の制御装置91での図示しない記録装置に記録保持されており、「定型文」ボタン120を操作することにより、そのいずれかを選択表示させることができる。また、「署名」ボタン121が操作されることにより、指導者の署名も指導者コメントcとして表示される。
このようにして作成された健康管理指導画面110は、「完了」ボタン123が操作されることにより、作成が完了して指導者端末90からデータ管理サーバ8(図17)に送信され、データ管理サーバ8では、制御装置9で一旦受信されて所定の確認などの処理がなされた後、該当する参加者端末1a(図17)に送信される。この参加者端末1aでは、制御装置2aで受信されて記録装置6aに記憶され、参加者aの入力装置3aでの所定の操作により、表示装置5aに健康管理支援画面として表示される。
なお、図24において、「中止」ボタン122が操作されると、指導者端末90での以上の処理が中止され、健康管理指導画面110の表示装置93での表示が終了する。
図26は図17での参加者端末1aの表示装置6aに表示される健康管理支援画面の一具体例を示す図であって、130は健康管理支援画面、131は指導者コメント表示欄、132は「場所を確認」ボタンであり、図24,図25に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、指導者端末90で作成された健康管理指導画面110(図24)を基にデータ管理サーバ8から参加者端末1aに送られてきた健康管理支援画面130は、参加者端末1aの表示装置5aに表示される。
この健康管理支援画面130では、この健康管理指導画面110(図24)と同様に、行動実施状況グラフ図81や期間体重グラフ図82,選択項目「休日」表示85a,選択項目「種別期間体重」表示85b,選択項目「行動実施状況グラフ」表示85c,これら選択項目毎のチェックボックス86などが表示されるが、これとともに、指導者コメント表示欄131と「場所を確認」ボタン132とが表示される。
指導者コメント表示欄131には、健康管理指導画面110(図24)でのコメント表示欄119の表示内容、即ち、指導者コメント119a,119b,119cがそのまま表示される。
「場所を確認」ボタン132は、コメント表示欄119での指導者コメント119bで指摘されている行動実施状況グラフ図や期間体重グラフ図での場所を確認することができるようにするためのものであり、この「場所を確認」ボタン132が操作されると、健康管理支援画面130が図26aに示す健康管理支援画面130に変更される。なお、図26aにおいて、119b1,119b2は指導者コメント、131a,131bは指導者コメント欄、132a,132bは「場所を確認」ボタンであり、図24に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
この健康管理支援画面130aは、図26aに示すように、図26に示す健康管理支援画面130での指導者コメント欄131の代わりに、2つの指導者コメント欄131a,131bが表示されるものであり、指導者コメント欄131aには、健康管理支援画面130での指導者コメント欄131での指導者コメント11bの体重(減量状況)に関する事項の指導者コメント119b1が表示され、指導者コメント欄131bには、同じく健康管理支援画面130での指導者コメント欄131での指導者コメント11bの運動カードの実施枚数(行動実施状況)に関する事項の指導者コメント119b2が表示される。
また、指導者コメント欄131aには、「場所を確認」ボタン132aが、指導者コメント欄131bには、「場所を確認」ボタン132bが夫々設けられている。指導者コメント欄131aでの「場所を確認」ボタン132aが操作されると、期間体重グラフ図82での指導者コメント欄131aに記載される指導者コメント119b1の指定部分が強調表示され、この指導者コメント119b1が土の部分を指摘しているのかを確認することができるようにしている。
図26aは「場所を確認」ボタン132aが操作されたときの表示状態を示すものであって、このときの指導者コメント119b1は計測日(22)〜(27)の部分を指摘しているので、期間体重グラフ図82のかかる計測日(22)〜(27)の平日期間の部分が、この平日期間の開始日での境界日体重133aと終了日の境界日体重133bとが他の境界日体重よりも拡大して表示されることにより、強調表示されている。なお、この指定された平日期間の期間体重グラフ45bを他の種別期間の体重グラフとは異なる色で表示するなど、他の表示形態で強調表示するようにしてもよい。
同様に、指導者コメント欄131bの「場所を確認」ボタン132bが操作されたときには、行動実施状況グラフ図81での指導者コメント欄131bに記載される指導者コメント119b2の指定部分が強調表示される。
図26bは図26aに示す健康管理支援画面130aで指導者コメント欄131bの「場所を確認」ボタン132bも操作されたときの健康管理支援画面130を示すものであって、図24〜図26に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、指導者コメント欄131bの「場所を確認」ボタン132bが操作されることにより、行動実施状況グラフ図81での指導者コメント欄131bに記載される指導者コメント119b2の指定部分、ここでは、計測日(27)〜(29)の休日期間42bでの部分が、図25に示す健康管理指導画面110aのように、枠状のマーク125で強調表示される。なお、この指定された休日期間の種別期間平均カード実施率グラフ83を他の種別期間のグラフとは異なる色で表示するなど、他の表示形態で強調表示するようにしてもよい。
このようにして、参加者1aは、指導者コメント欄131a,131bで指導者によって指定される期間体重グラフ図82,行動実施状況グラフ図の部分を確認することができ、指導者がコメントする内容を容易に理解できるようになる。
図27は本発明による健康管理支援システムでの第4の実施形態に用いられる体重グラフ図の一具体例を示す図であって、140は体重グラフ図、141a,141b,141cは週期間、142a,142b,142cは週期間体重グラフであり、図5に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この体重グラフ図140は、月曜日から次の月曜日との間の期間を夫々週期間141a,141b,141cとし、かかる月曜日を週期間の間の境界日(週期間境界日)として、これら各週期間141a,141b,141c毎に、その開始日の月曜日(週期間境界日)での境界日体重からその終了日である次の月曜日(週期間境界日)での境界日体重との間を結ぶ体重グラフ142a,142b,142cを作成して表示するものである。
ここでは、先の実施形態と同様、各境界日体重はその計測日(i)での計測体重としており、各週期間の開始日としては、その実際の開始日としての月曜日に計測体重がデータ管理サーバ8の記録部10に登録されていない場合には、その週期間で計測体重が登録されているこの月曜日に最も近い後続する曜日とする。また、各週期間の終了日としては、その実際の終了日としての次の月曜日に計測体重がデータ管理サーバ8の記録部10に登録されていない場合には、この実際の終了日としての次の月曜日に最も近い後続する曜日とする。従って、このように設定される週期間の終了日としての週期間境界日が次の週期間の開始日となる。
図28は図27に示す体重グラフ図に対するデータ管理サーバ8の記録装置10でのデータ登録テーブルの一具体例を示す図であって、150はデータ登録テーブルであり、図4に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、ここでは、健康管理支援期間の最初の計測日(1)である6月1日から計測日(10)までの期間のデータ登録テーブル150を示しており、各計測日(i)での「期間種別フラグ」欄33及び「計測体重」欄34での登録データは、図4(a)に示すデータ登録テーブル30aでの登録データと等しいものとする。即ち、この期間での各登録日(i)で計測体重W(i)が登録されているものとする。
この場合には、この健康管理支援期間の初日である月曜日の計測日(1)が最初の週期間(図27での週期間141a)の開始日であり、次の月曜日の計測日(8)の6月8日がこの週期間141aの終了日となる。また、この月曜日の計測日(8)が次の週期間141bの開始日であり、さらに次の月曜日(図27では図示せず)の計測日(15)の6月15日がこの週期間141bの終了日となる。以下同様にして、各週期間が月曜日から次の月曜日までの期間で設定される。また、かかる週期間の開始日,終了日となる月曜日は、週期間境界日となるものであって、かかる週期間境界日に期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)とが求められて、データ登録テーブル150の「期間番号」欄35,「境界日体重」欄36に夫々登録される。ここで、境界日体重CW(j)は、それが登録される週期間境界日としての計測日(i)の計測体重W(i)である。
図29は図28における境界日体重CW(j)を求める図1,図17におけるデータ管理サーバ8での演算装置11の処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
同図において、まず、i=1として、健康管理支援期間内の最初の計測日(1)が指定され、また、j=1として、最初の週期間(j)が指定される(ステップS1200)。
次に、この計測日(1)でのその期間種別フラグCH(1)が“0”であって、計測体重W(1)が値「0」でないかどうかを判断し(ステップS1201)、これら条件のいずれかが満たされないときには(ステップS1201の“N”)、i=1+1=2として(ステップS1202)、次の計測日(2)について、同様に、ステップS1201の判断が行なわれ、いずれの条件もが満たされるまで、順番に計測日(i)についてステップS1201の判断処理が行なわれる。そして、ステップS1201で期間種別フラグCH(1)が“0”であって、計測体重W(1)が値「0」でないと判断される計測日(i)が得られると、この計測日(i)を健康管理支援期間の最初の週期間の開始日(即ち、最初の週期間の開始日としての境界日)と決定して(ステップS1202の“Y”)、この開始日の期間番号CD(j)をDP(1)としてデータ登録テーブル150の「期間番号」欄35の該当する計測日(i)の箇所に登録する。また、これとともに、この開始日での計測体重W(i)を「計測体重」欄34から読み取り、「境界日体重」欄36の該当する計測日(i)の箇所に、境界日体重CW(1)をWP(1)として、登録する(ステップS1203)。
なお、以上により、図28に示すデータ登録テーブル150では、計測日(1)の「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DP(1)が登録され、同じく「境界日体重」欄36に計測体重W(1)が境界日体重CW(j)=WP(1)として登録されたものとする。
次いで、このステップS1201で得られた計測日(j)以降に計測体重W(i)が登録されている計測日が有るか否かを判定し(ステップS1204)、なければ(ステップS1204の“N”)、処理を終了するが、有れば(ステップS1204の“Y”)、i=i+1として(ステップS1205)、次の計測日(i)を指定し(この場合、図28では、計測日(2)の6月2日)、期間種別フラグH(i)=“0”か否かを判定する(ステップS1206)。そして、H(i)=“0”であるときには、平日期間での計測日として、次の計測日(i)に移り(ステップS1205)、ステップS1206の判定を行なう。このように、ステップS1205,S1206からなる処理を繰り返すことにより、最初に期間種別フラグH(i)=“1”となる計測日(i)が見つかるが、この計測日(i)が先の境界日の最初の平日期間の開始日(図28では、計測日(6)の土曜日)ということなる。
このようにして、この土曜日が見つかると、次に、i=i+1として(ステップS1207)、次の計測日(i)を指定し(この場合、図28では、計測日(7)の6月7日)、期間種別フラグH(i)=“0”であって、計測体重W(1)が値「0」でないかどうかを判断し(ステップS1208)、これら条件のいずれかが満たされないときには(ステップS1208の“N”)、i=1+1=2として(ステップS1207)、さらに次の計測日(i)について、同様に、ステップS1208の判断が行なわれ、これらいずれの条件もが満たされるまで、順番に計測日(i)についてステップS1208の判断処理が行なわれる。そして、ステップS1208で期間種別フラグCH(1)が“0”であって、計測体重W(i)が値「0」でないと判断される計測日(i)が得られると(ステップS1208の“Y”)、この計測日(i)を、上記の週期間境界日で始まる最初の週期間の終了日としての週期間境界日と決定し、j=j+1として(ステップS1209)、この週期間境界日としての計測日(i)のデータ登録テーブル150の「期間番号」欄35に期間番号CD(j)をDP(2)として登録し、これとともに、この計測日(i)の計測体重W(i)を「計測体重」欄34から読み取り、「境界日体重」欄36の該当する計測日(i)の箇所に、境界日体重CW(1)をWP(2)として、登録する(ステップS1203)。ここでは、計測日(8)がこの週期間境界日となり、この「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DP(2)が、「境界日体重」欄36に境界日体重CW(1)=WS(2)が夫々登録される。
なお、月曜日としての期間境界日(計測日(8))で計測体重W(i)が値「0」であり(ステップS1208の“N”)、次の火曜日(計測日(9))に値が「0」でない計測体重W(9)が値「0」ではないときには(ステップS1208の“N”)、この計測日(9)が期間境界日となり、この日の「期間番号」欄35に期間番号CD(j)=DP(2)が、「境界日体重」欄36に境界日体重CW(j)=WP(2)が夫々登録される。
以下同様にして、ステップS1205〜S1208の処理を繰り返すことにより、順次の週期間の境界日を求め、その期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)とをデータ登録テーブル150の該当する週期間境界日の「期間番号」欄35と「境界日体重」欄36とに登録する。そして、体重グラフ図において、かかる境界体重CW(j)を順次直線で結んで描くことにより、図27に示すような体重グラフ図140が得られる。
かかる体重グラフ図140は、第1の実施形態と同様に、あるいは、図16に示すように、種別期間平均カード実施率グラフ83とともに、参加者端末1aに供給され、あるいはまた、図26に示すように、さらに、指導者のコメントとともに、参加者端末1aに供給され、その表示装置5aで表示される。これにより、参加者aに対しては、健康管理支援期間での週単位でみた体重の変化の傾向を、平日と休日との生活環境の違いによる影響を抑えた形で、簡単に確認させることができる。
図30は本発明による健康管理支援システムでの第5の実施形態に用いられる体重グラフ図の一具体例を示す図であって、160は体重グラフ図、161a,161b,161cは週期間、162a,162b,162cは週期間体重グラフであり、図5に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この体重グラフ図160は、土曜日から次の土曜日までの期間を夫々週期間161a,161b,161cとし、かかる土曜日を週期間の間の境界日(即ち、週期間境界日)として、これら各週期間161a,161b,161c毎に、その開始日の土曜日(週期間境界日)での境界日体重からその終了日である次の土曜日(週期間境界日)での境界日体重との間を結ぶ体重グラフ162a,162b,162cを作成して表示するものである。
ここでは、先の実施形態と同様、各境界日体重CW(j)はその計測日(i)での計測体重W(i)としており、各週期間の開始日としては、その実際の開始日としての土曜日に計測体重がデータ管理サーバ8の記録部10に登録されていない場合には、その週期間で計測体重が登録されているこの土曜日の翌日の日曜日、さらには、月曜日とする。また、各週期間の終了日としては、その実際の終了日としての次の土曜日に計測体重がデータ管理サーバ8の記録部10に登録されていない場合には、この実際の終了日としての次の土曜日の翌日の日曜日とする。従って、このように設定される週期間の終了日としての週期間境界日が次の週期間の開始日となる。
図31は図30に示す体重グラフ図に対するデータ管理サーバ8の記録装置10でのデータ登録テーブルの一具体例を示す図であって、170はデータ登録テーブルであり、図4に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、ここでは、データ登録テーブル170の計測日(12)である6月12日から計測日(20)である6月20日までの期間の部分を示しており、各計測日(i)での「期間種別フラグ」欄33及び「計測体重」欄34での登録データは、図4(a)に示すデータ登録テーブル30aでの登録データと等しいものとする。即ち、この期間での各登録日(i)で計測体重W(i)が登録されているものとする。
ここでは、土曜日の計測日(13)から次の土曜日の計測日(20)までの期間が1つの週期間であり、この土曜日の計測日(20)から次の土曜日の計測日(i)(図3での6月27日)までの期間が次の週期間である。この実施形態は、先の第4の実施形態での月曜日を週期間境界日とする代わりに、土曜日を週期間境界日とするものであり、これ以外については、第4の実施形態と同様である。従って、週期間境界日である土曜日の計測日(13)で期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)とが求められて、データ登録テーブル170の「期間番号」欄35,「境界日体重」欄36に夫々登録される。次の週期間境界日である土曜日の計測日(20)で期間番号CD(j)と境界日体重CW(j)とが求められて、データ登録テーブル170の「期間番号」欄35,「境界日体重」欄36に夫々登録される。ここで、境界日体重CW(j)は、それが登録される週期間境界日としての計測日(i)の計測体重W(i)である。
図32は図31における境界日体重CW(j)を求める図1,図17におけるデータ管理サーバ8での演算装置11の処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
この第5の実施形態での境界日体重CW(j)を求める演算装置11の処理動作も、先の図29に示す第4の実施形態の場合と同様であり、図29に示すフローチャートに対応する部分には、ダッシュを付した同じ符号を付けている。
図32において、週期間境界日を土曜日としてするため、ステップS1201’,S1206’及びS1208’で「H(i)=1」としている。そして、ステップS1201’は、ステップS1202’とともに、健康管理支援期間の最初の週期間境界日として、最初の土曜日を設定するものであり、ステップS1205’〜S1208’の処理動作は、週期間境界日としての土曜日を順次検索するものである。これ以外については、図29に示すフローチャートと同様である。
この第5の実施形態においても、先の第4の実施形態と同様、参加者aに対しては、健康管理支援期間での週単位でみた体重の変化の傾向を、平日と休日との生活環境の違いによる影響を抑えた形で、簡単に確認させることができる。
なお、上記第4,第5の実施形態においても、体重グラフ図140,160での週期間体重グラフのための境界日体重CW(j)として、図9〜図11に示すように求めるようにしてもよい。