JP7342468B2 - シール型熱転写受像シート - Google Patents
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|Dave 1-Dave 2|/Dave 2≦0.5
の関係を満たす。
本開示のシール型熱転写受像シートに関する第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態のシール型熱転写受像シート100の構成を説明する断面図である。図2は、本実施形態のシール型熱転写受像シート100の製造装置の一例を説明する概念図であり、図3は、当該シール型熱転写受像シート100の製造工程を説明する図である。以下、シール型熱転写受像シート100の構成および製造方法、工程について説明する。シール型熱転写受像シート100は、図1に示すように、下方側の離型部10と、この離型部10の上方側に積層されたシール部50との積層構造により構成され、離型部10と、シール部50とが一体をなすものである。
図1に示すように、離型部10は、下方側から離型部用基材20および離型層30がこの順に積層された構成をとる。ただし、離型層30は任意の層であり、離型部用基材20の表面に微細な凹凸加工を施したりプラズマ処理等の公知の撥水加工技術等を用いて離型部材20自体に離型性を付与する場合には、離型層30を設ける必要はない。離型部10は、シール型熱転写受像シート100に熱転写画像が形成された後で、シール部50を剥がしたときに残留する部分であり、熱転写画像の形成時の搬送安定性確保や、シールとして使用する前の意図しない付着を防止する目的で設けられる。
離型部用基材20は、離型部10のベースとなるものであり、離型層30を介してシール部50が積層された後の熱転写画像形成の際の搬送、加工適性を付与したり、シール部50を離型部10から剥がす際の作業性を向上させる。離型部用基材20の材料の限定は特にはなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルム等を使用できる。また、これらのうち、2種以上の材料のアロイ、または、積層をしたものを使用してもよい。離型部用基材20の厚さは、要求される剛性や耐熱性等により適宜選択することが可能であるが、例えば、20μm以上200μm以下であることが好ましく、50μm以上150μm以下であることがさらに好ましい。
離型層30は、上層に積層されたシール部50の剥離を容易にするために設けられる任意の層であり、離型層30の材料としては、例えば、ワックス類、シリコーンワックス、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、フッ素樹脂、フッ素変性樹脂、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、ポリエステル、熱架橋性エポキシ-アミノ樹脂及び熱架橋性アルキッド-アミノ樹脂等を使用できる。また、離型層30は、上記に挙げた単一の材料を含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。また、前述したとおり、離型部用基材20自体に離型性を付与する場合には、離型層30を別途設ける必要はない。なお、離型層30の厚さは、例えば、0.5μm以上5μm以下としてもよい。
図1に示すように、シール部50は離型部10の上方に積層され、当該離型部10に対して剥離可能に設けられた層であり、下方側から粘着層60、シール部用基材70および受容層80がこの順に積層された構成をとる。粘着層60を有するシール部50は、離型部10が離型層30を有するか否かにかかわらず、離型部10から剥離可能に設けられていればよい。シール部50は、シール型熱転写受像シート100に熱転写画像が形成された後で、これを離型部10から剥がし、任意の対象物に貼ること、および、剥がして再度貼り直すことができるものである。これにより、当該シール部50は、対象物への貼り位置がずれてしまった場合や、異なる対象物に貼り直したい場合にも、柔軟に貼り替えることができる。
粘着層60は、シール部50の最下層に設けられる層であり、離型部10の離型層30と隣接する。すなわち、粘着層60は、後述する受容層80よりも離型部10に近い側に配置され、シール部50を離型部10から剥離した後、任意の対象物に対する粘着性を有する。粘着層60は、その両面に、すなわち、シール部50と離型部10とを積層した際に離型層30側を向く面と、シール部用基材70側を向く面とに、開口した複数の凹形状610を備えている。また、粘着層60は、弾性を備えており、複数の凹形状610がそれぞれ微細な吸盤として作用することから、様々な対象物に対して粘着力(吸着力)を発揮することができる。
シール部用基材70は、シール部50に強度や柔軟性、加工適性等を付与する重要な部材である。シール部用基材70の材料は、上記の要件を満たす限り特に制限はなく、例えば、離型部用基材20で例示した材料を適宜選択することができ、同一材料の基材による単層構成でもよく、異なる材料の基材を積層した多層構成でもよい。また、シール部用基材70の厚さは、要求される剛性や耐熱性等により適宜選択することが可能であるが、例えば、50μm以上150μm以下であることが好ましい。
受容層80は、シール部50の一方の面側の最表面に形成され、昇華性染料または熱溶融性インキ等の熱移行性の色材を受容可能とする層である。後述するとおり、熱転写シートとシール型熱転写受像シート100とを、熱転写シートの染料層または熱溶融性インキ層と当該受容層80とが当接するように重ね合わせ、サーマルヘッドにより、熱転写シートの背面側から熱を印加することにより、受容層80に熱転写画像を形成することができる。本実施形態では受容層80を、昇華性染料が受容可能な層とし、染料層を有する熱転写シートを用いて熱転写画像を形成している。なお、熱転写画像の上に、保護層をさらに転写してもよい。
シール部50を構成する各構成部材間、すなわち各層間に、層間密着性を向上させるための図示しないプライマー層を設けてもよい。プライマー層は、シール部50を構成する全ての層間に設けてもよく、何れかの層間に設けてもよい。例えば、シール部用基材70と受容層80との間にプライマー層を設けることができる。
次に、図2および図3に基づいて、シール型熱転写受像シート100の製造装置および製造工程について説明する。図2は、シール型熱転写受像シート100の製造装置を説明する図であり、図3は、シール型熱転写受像シート100の製造工程を説明する図である。
次に、図4に基づいて、上記の工程を経て製造されたシール型熱転写受像シート100に熱転写画像を形成し、任意の対象物に貼る点について説明する。図4(a)は、熱転写プリンタ900の概略構造を示す図である。また、図4(b)は、熱転写画像400が形成されたシール型熱転写受像シート101を示す断面図であり、図4(c)は、当該シール型熱転写受像シート101を部分的に剥がして、シール部50Aとして、対象物500に貼り付けた状態を示す断面図である。なお、本実施形態では、便宜上、熱転写画像形成前のシール型熱転写受像シートをシール型熱転写受像シート100とし、熱転写画像形成後のシール型熱転写受像シートをシール型熱転写受像シート101としている。
次に、第1実施形態のシール型熱転写受像シート100とは層構成が若干異なる変形例について説明する。図5は、第1実施形態の変形例を示すシール型熱転写受像シート110の構成を説明する断面図である。本変形例のシール型熱転写受像シート110は、図5に示すように、下方側の離型部11と、この離型部11の上方側に積層されたシール部51との積層構造により構成されている。
図5に示すように、離型部11は、下方側から離型部用基材21および粘着層61がこの順に積層された構成をとる。すなわち、第1実施形態では、シール部50側に積層されていた粘着層60が、本変形例では、離型部11側に粘着層61として設けられる点が第1実施形態とは異なる。なお、離型部用基材21および粘着層61の材料構成は、第1実施形態で例示した離型部用基材20および粘着層60の材料構成と同様にできる。
シール部51は離型部11の上方に積層された層であり、下方側から離型層31、シール部用基材71および受容層81が積層された構成をとる。本変形例は、第1実施形態の層構成に対して、離型層30と粘着層60の配置のみが入れ替わった積層構成となっている。なお、本変形例では、離型部11に粘着層61が含まれ、シール部51に離型層31が含まれているが、シール部51が離型層31を有するか否かにかかわらず、シール部51は、粘着層61を含む離型部11から剥離可能に設けられていればよい。シール部51は、第1実施形態のシール型熱転写受像シート100と同様に、シール型熱転写受像シート110に熱転写画像が形成された後で、これを離型部11から剥がすことができる。本変形例は、例えば、成形品の意匠性を得るために、成形品に対して、熱転写画像を有する受容層81の部分を被着させる、いわゆる加飾シートの分野で利用できる。この場合、受容層81に熱転写画像を形成するまでは、搬送適性や加工適性を考慮して、シール型熱転写受像シート101を、離型部11も含めたある程度の厚さにして加工し、成形品に被着させる前に当該離型部11を剥がして、シール部51を極力薄い加飾シートとすることができる。
続けて、本開示のシール型熱転写受像シートに関する第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態のシール型熱転写受像シート120の構成を説明する断面図である。シール型熱転写受像シート120は、下方側の第2シール部53、離型部12、および第1シール部52が、この順に積層された構成を有している。本実施形態は、上下方向の略中央に配置される離型部12の表裏両面にシール部として第1シール部52および第2シール部53を備えるもので、表裏いずれからもシール部を剥がして対象物に貼ることができる。
図6に示すように、第1シール部52は上下方向の略中央に配置される離型部12の上方に積層された層であり、下方側から粘着層62、シール部用基材72および受容層82がこの順に積層された構成をとる。すなわち、離型部12および第1シール部52の層構成だけを見た場合、離型部12に離型層33があることを除けば、第1実施形態のシール型熱転写受像シート100の層構成と同一となる。第1シール部52は、シール型熱転写受像シート120の受容層82側に熱転写画像が形成された後で、これを離型部12から剥がし、任意の対象物に貼ること、および、剥がして再度貼り直すことができる。なお、粘着層62、シール部用基材72および受容層82の材料構成は、第1実施形態で例示した粘着層60、シール部用基材70および受容層80の材料構成と同様にできる。
離型部12は、下方側から離型層33、離型部用基材22および離型層32がこの順に積層された構成をとる。第1実施形態では、離型部用基材20の片側面にしか離型層は形成されていなかったが、本実施形態では、離型部12の両面に第1シール部52および第2シール部53を備えるため、離型層も離型部用基材22の両面に設けられている。なお、離型部用基材22および離型層32、33の材料構成は、第1実施形態で例示した離型部用基材20および離型層30の材料構成と同様にできる。
また、第2シール部53は離型部12の、第1シール部52とは反対側に積層された層であり、図6の下方側から受容層83、シール部用基材73および粘着層63がこの順に積層された構成をとる。すなわち、離型部12および第2シール部53の層構成だけを見た場合、離型部12に離型層32があることを除けば、第1実施形態のシール型熱転写受像シート100の層構成と同一となる。言い換えると、離型部12を中心として、第1シール部52および第2シール部53は、互いに対称的な層構成を有している。しかし、第1シール部52および第2シール部53が、完全に上下対称の層構成である必要はなく、第1シール部52および第2シール部53のいずれかに異なる層構成が付加または削除された構成としてもよく、また、第1シール部52および第2シール部53を構成する受容層、シール部用基材および粘着層の厚さや成分が各々異なるようにしてもよい。
続けて、本開示のシール型熱転写受像シートに関する第3実施形態について説明する。図7は、第3実施形態のシール型熱転写受像シート130の構成を説明する断面図である。シール型熱転写受像シート130は、図7に示すように、下方側から離型部15、第2シール部55、および第1シール部54が、この順に積層された構成を有している。本実施形態は、離型部に対して同じ側に二重のシール部が積層された構造となっている。このような構成により、シール型熱転写受像シート130から、第1シール部54を剥がして所定の対象物に貼った後、第2シール部55を剥がして当該第1シール部54の上に重ねて貼ることができる。これによって、第2シール部55を第1シール部の保護シートとして利用することができる。
図7に示すように、離型部15は、下方側から離型部用基材25および離型層35が積層された構成をとる。離型層35の上層には、第2シール部55の粘着層65が当接するため、当該当接部分を界面として第2シール部55を離型部15から容易に剥がしたり、再粘着させることができる。なお、離型部用基材25および離型層35の材料構成は、第1実施形態で例示した離型部用基材20および離型層30の材料構成と同様にできる。
第1シール部54は後述する第2シール部55の上方に積層された層であり、下方側から粘着層64、シール部用基材74および受容層84がこの順に積層された構成をとる。第1シール部54は、シール型熱転写受像シート130の受容層84に熱転写画像が形成された後で、これを第2シール部55との界面から剥がし、任意の対象物に貼ること、および、剥がして再度貼り直すことができる。なお、粘着層64、シール部用基材74および受容層84の材料構成は、第1実施形態で例示した粘着層60、シール部用基材70および受容層80の材料構成と同様にできる。
第2シール部55は、前述の離型部15に積層される層であり、図7の下方側から粘着層65、シール部用基材75および離型層34がこの順に積層された構成をとる。離型層34の上層には、前述の第1シール部54が積層される。粘着層65、シール部用基材75および離型層34の材料構成は、第1実施形態の粘着層60、シール部用基材70および離型層30について例示したものを用いることができ、第1シール部54と同じ材料でもよく、異なる材料でもよい。なお、第1シール部54を対象物に貼り付けた後、第2シール部55を重ねて貼る保護シートとして用いるため、シール部用基材75および粘着層65を透明性のある材料で形成することが好ましい。
次に、本開示のシール型熱転写受像シートに関する第4実施形態について説明する。図8は、第4実施形態のシール型熱転写受像シート140の構成を説明する断面図である。シール型熱転写受像シート140は、図8に示すように、下方側から離型部16およびシール部56が積層された構成を有している。本実施形態は、離型部にも受容層87が設けられ、シール部55を剥がした後の離型部16にも熱転写画像420が形成されているため、通常は廃棄対象となる使用済みの離型部16に付加価値を持たせることができる。また、シール部55側の受容層86と、離型部16側の受容層87とが、それぞれオンデマンドで熱転写画像を形成できるため、表裏の画像同士に何らかの関連付けをすることにより、一層の付加価値を与えることもできる。
第1実施形態のシール型熱転写受像シート100を実際に作製した例を示し、比較例と比較した結果を説明する。実施例のシール型熱転写受像シート100では、離型部用基材20として、離型性を備えた2軸延伸PETフィルムを使用し、当該フィルム上に、200μmのクリアランスを有するコンマコータ(登録商標)を用いて泡立て工程済みの気泡含有の樹脂組成物600を塗布した。これを100℃の乾燥炉内で1分間乾燥を行って粘着層60を形成し、これに受容層80が積層されたシール部用基材70をラミネートしてシール型熱転写受像シート100を得た。なお、この場合の粘着層60の密度は、0.39g/cm3であり、厚さ50μmであった。
以上の4種類のシール型熱転写受像シートを用意し、剥離力について比較した。剥離力は、引張り試験機を用いて、引張り速度300mm/minで180°剥離を行い、そのときの剥離力を測定した結果である。また、剥離力の測定は、貼り付け直後(0時間)と、貼り付け後1000時間経過とについて行った。その結果、貼り付け直後(0時間)の実施例、比較例1、2および3の剥離力はそれぞれ、2.6、4.9、5.1および5.8(単位:N/25mm)であり、貼り付け後1000時間経過後の実施例、比較例1、2および3の剥離力はそれぞれ、5.1、12.1、17.3および21.5(単位:N/25mm)であった。
上述したように、本開示において、粘着層60の凹形状610が粘着力に大きな影響を与える。凹形状610が粘着層60の両面に均等に設けられていないと、粘着層の一方の面が他方の面に比べて粘着力(吸着力)が低下、または、増加してしまうおそれがある。また、凹形状610が粘着層60の両面に均等に設けられることにより、粘着層60の物理的性質も均質になり、シール部50と離型部10、または、シール部50と貼り付ける対象物との両者に対する十分な粘着力及び被着体との再剥離性の発現の上でも好ましい。
|Dave 1-Dave 2|/Dave 2≦0.5
の関係を満たすことが望ましい。
また、
|Dave 1-Dave 2|/Dave 2≦0.25
の関係を満たすことがさらに望ましい。
20、21、22、25、26 離型部用基材
30、31、32、33、34、35、36 離型層
50、50A、51、56 シール部
52、54 第1シール部
53、55 第2シール部
60、60A、61、62、63、64、65、66 粘着層
70、70A、71、72、73、74、75、76 シール部用基材
80、80A、81、82、83、84、86、87 受容層
90 隠蔽層
100、101、101A、110、120、130、140 シール型熱転写受像シート
200 熱転写シート
310、320 切込み
400、410、420 熱転写画像
500 対象物
600 樹脂組成物
610 凹形状
900 熱転写プリンタ
901 サーマルヘッド
902 プラテンロール
910 記録部
Claims (4)
- 離型部と、シール部とが一体をなすシール型熱転写受像シートであって、
前記シール部は、前記離型部から剥離可能に設けられ、かつ、少なくとも粘着層および
熱転写画像を形成可能な受容層が積層された構成を備え、
前記粘着層は、前記離型部に対向して配置され、かつ、その両面に複数の凹形状を備え
ており、
前記粘着層の層厚は、20μm以上40μm以下であり、かつ前記粘着層の密度が0.1g/cm 3 以上0.6g/cm 3 以下であり、
前記離型部側の面に開口する前記凹形状の各開口部の直径の平均値をDave 1とし、前記
受容層側に開口する前記凹形状の各開口部の直径の平均値をDave 2としたときに、
|Dave 1-Dave 2|/Dave 2≦0.5
の関係を満たす、シール型熱転写受像シート。 - 離型部と、シール部とが一体をなすシール型熱転写受像シートであって、
前記シール部は、前記離型部から剥離可能に設けられ、かつ、少なくとも熱転写画像を
形成可能な受容層を備え、
前記離型部は、少なくとも粘着層および基材を備え、
前記粘着層は、前記シール部に対向して配置され、かつ、その両面に複数の凹形状を備
えており、
前記粘着層の層厚は、20μm以上40μm以下であり、かつ前記粘着層の密度が0.1g/cm 3 以上0.6g/cm 3 以下であり、
前記シール部側の面に開口する前記凹形状の各開口部の直径の平均値をDave 1とし、前
記基材側に開口する前記凹形状の各開口部の直径の平均値をDave 2としたときに、
|Dave 1-Dave 2|/Dave 2≦0.5
の関係を満たす、シール型熱転写受像シート。 - 前記受容層が昇華性染料を受容可能である、請求項1または2に記載のシール型熱転写
受像シート。 - 請求項1から3のいずれかに記載のシール型熱転写受像シートにおいて、
前記シール部を第1シール部とするとき、前記離型部の、前記第1シール部が積層され
る面とは反対側の面に、第2シール部が積層されていることを特徴とするシール型熱転写
受像シート。
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