JP7339292B2 - 光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法 - Google Patents

光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法に関する。
従来より、測定対象(DUT:Device Under Test)である被測定光に含まれる波長成分を測定するために、例えば特許文献1に示されたような光スペクトラムアナライザが用いられている。
光スペクトラムアナライザは、波長選択性が高く且つその選択波長を可変できる光学的なフィルタを用いて、被測定光に含まれる各波長成分を選択的に受光し、波長軸方向のスペクトル分布等を計測してその結果を画面上に表示することができる。
特許文献1の光スペクトラムアナライザは、装置内の光路中にあるビームスプリッタによる光損失を回避するための技術を示している。
ところで、光スペクトラムアナライザの測定対象は、一般的には連続発光(CW:Continuous Wave)の光である。しかし、レーザダイオード(LD)チップやモジュールのようなDUTを連続発光させる場合には、例えば、DUTを駆動する電流を連続的に流すことにより生じる温度変化の影響により発光波長およびレベルが時間の経過に伴って変動することが想定される。そこで、温度変化による波長およびレベルの変動を抑制するために、光源にパルス変調(発光の周期的なオンオフ)を実施してパルス状に間欠的に発光させる手法が用いられる。
また、パルス状の光を光源から発射する場合には、対象物で反射した反射光を計測することにより、対象物の状態を検出することが可能になる。例えば、LiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)技術では、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析することができる。
このようなパルス状の光(パルス変調光)の光スペクトル測定が可能な光スペクトラムアナライザとして、特許文献2に記載された分光分析装置が提案されている。
特許第3986031号公報 実用新案登録第2564009号公報
しかしながら、特許文献2に記載された分光分析装置では、パルス変調光のパルスオンの時間やパルス周期が不明な場合にそれらを検知する機能・方法を備えていないため、パルス変調光のパルスオンの時間やパルス周期が不明な場合、サンプリングのタイミングを合わせることができず、ピークレベルを測定することができない、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パルス変調光のパルスオンの時間やパルス周期が不明な場合でも、パルス変調光の波長ごとのピークレベルを測定することができる光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法は、下記[1]~[]を特徴としている。
[1]
測定対象のパルス変調光を計測するための光スペクトラムアナライザであって、
パルス変調光が入射される回折格子(3)と、
前記回折格子(3)により回折された回折光の0次光を受光する第1受光部(8)と、
前記0次光を除く次数の前記回折光を受光する第2受光部(7)と、
前記第1受光部(8)により受光された前記0次光がピークとなるピークタイミングを検出するピークタイミング検出部(9)と、
前記第2受光部(7)により受光された前記0次光を除く次数の前記回折光からスペクトル測定を行う光スペクトル信号検出部(10)を備え、
前記光スペクトル信号検出部(10)は、
前記第2受光部(7)が受光した前記0次光を除く次数の前記回折光を遅延させる遅延回路(102)と、
前記ピークタイミング検出部(9)により検出したピークタイミングで、前記遅延回路(102)により遅延された前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリングするサンプリング部(103)と、を有する
光スペクトラムアナライザであること。
[2]
]に記載の光スペクトラムアナライザにおいて、
前記回折格子(3)からの前記回折光が入射され再び前記回折格子(3)に向けて反射する折り返しミラー(4)をさらに備え、
前記第1受光部(8)は、最初に前記回折格子(3)で回折された前記回折光の前記0次光を受光し、
前記第2受光部(7)は、再度前記回折格子(3)で回折された前記0次光を除く次数の前記回折光を受光する、
光スペクトラムアナライザであること。
[3]
測定対象のパルス変調光の波長ごとの光ピークレベルを計測するためのパルス変調光測定方法であって、
前記パルス変調光を回折格子(3)に入射して、回折光を出射させ、
前記回折光の0次光を受光し、
前記回折光の0次光がピークとなるピークタイミングを検出し、
前記回折光の前記0次光を除く次数の回折光を受光し、
前記0次光を除く次数の前記回折光を遅延し、
検出された前記ピークタイミングで、遅延された前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリング
前記パルス変調光の波長ごとの光ピークレベルを計測する、
パルス変調光測定方法であること。
上記[1]及び[]の構成の光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法によれば、0次光のピークタイミングで0次光を除いた次数の回折光をサンプリングする。これにより、パルス変調光のパルスオンの時間やパルス周期が不明な場合でも、パルス変調光の波長ごとの光ピークレベルを測定することができる。
上記[]の構成の光スペクトラムアナライザによれば、精度よくパルス変調光の波長ごとの光ピークレベルを測定することができる。
上記[]の構成の光スペクトラムアナライザによれば、第2受光部により0次光を除く次数の回折光を受光中に、第1受光部により0次光を受光することができる。
本発明によれば、パルス変調光のパルスオンの時間やパルス周期が不明な場合でも、パルス変調光の波長ごとのピークレベルを測定することができる光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る光スペクトラムアナライザの構成例を示す構成図である。 図2は、パルス変調光の例を示すタイムチャートである。 図3は、図1に示す光スペクトラムアナライザを構成する測定タイミング信号発生部の一例を示す構成図である。 図4は、図1に示す光スペクトラムアナライザを構成する光スペクトル信号検出部の一例を示す構成図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本発明の実施形態に係る光スペクトルアナライザOSAの構成例を図1に示す。本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAには計測対象としてパルス変調光DUTを測定することができる。
本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAが計測対象とするパルス変調光DUTは、例えば図2に示した波形のように、光パワーのオンオフが周期的に切り替わるものである。つまり、光信号がパルス状に間欠的に発生する。このようなパルス変調光DUTは、光源の発熱を抑制し、発光波長およびレベルの安定化に役立つ。
このパルス変調光DUTのパルス変調周波数については、数10Hz~数MHz程度の比較的低速な場合が想定される。すなわち、本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAは、その動作が追従できる程度の低速な周波数でパルス変調された信号光を計測対象として扱う。
図1に示したように、本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAは、入射スリット1と、コリメータ2と、回折格子3と、コーナーミラー(折り返しミラー)4と、集光器5と、出射スリット6と、受光部7(第2受光部)と、受光部8(第1受光部)と、測定タイミング信号発生部9(ピークタイミング検出部)と、光スペクトル信号検出部10と、を備えている。入射スリット1は、測定対象であるパルス変調光DUTが入射される。コリメータ2は、入射スリット1を通って入射されたパルス変調光DUTを平行光とするレンズである。
回折格子3には、コリメータ2からの平行光が入射される。回折格子3は、刻線方向D1に沿った微細な溝が複数並べて形成され、コリメータ2からの平行光が入射されると、回折現象によって、全ての波長が同じ方向に向かう0次光と、波長ごとに異なる方向に強められたn次光(nは0を除く整数)と、を含む回折光を発生する。
コーナーミラー4は、n次光が入射され、入射されたn次光を再び回折格子3に向けて反射する。集光器5は、回折格子3で再度回折されたn次光のうち特定方向に出射された光を集光する。出射スリット6は、集光器5の集光位置に設けられ、特定方向に出射された波長の光を出射する。コーナーミラー4を刻線方向D1に沿った回転軸回りに回転させることにより、回折格子3から特定方向に出射される(即ち集光器5に向かって出射される)光の波長を調整して、集光器5に入射される光の波長を選択することができる。
受光部7は、出射スリット6を通ったn次光を受光して光電変換する。受光部8は、最初に回折格子3で回折された0次光を受光して光電変換する。
測定タイミング信号発生部9は、例えばマイクロコンピュータから構成され、受光部8により受光された0次光に基づいて、後述するA/D変換器103のサンプリング信号を生成して、後述する光スペクトル信号検出部10に送信する。
測定タイミング信号発生部9は、図3に示すように、信号増幅器91と、波形測定部92と、波形解析部93と、信号発生部94と、を有している。信号増幅器91は、受光部8により受光され光電変換された0次光の信号を増幅する。波形測定部92は、増幅された0次光の信号を一定周期で繰り返しサンプリングして時間毎の光パワー計測値を順次に取得する。この場合のサンプリング周波数は、例えば1MHzとする。すなわち、波形測定部92内のサンプリング回路で1μsec毎に受光部8が光電変換した0次光の信号レベルをサンプリングし、その信号レベルを波形測定部92内のA/D変換器で変換したデジタル値を波形解析部93に入力する。したがって、例えば1μsec周期でサンプリングを1000回繰り返すことにより、時間軸方向の1000点の光パワー計測値のデータD2を波形解析部93に入力することができる。
波形解析部93は、時間毎の光パワー計測値のデータに基づいて、パルス変調光DUTのピークタイミング、オフからオンの立ち上がりタイミング、オンからオフの立ち下がりタイミングを求める。即ち、波形測定部92で得られる時間毎の光パワー測定値のデータD2は、例えば、図2に示したようなパルス変調光DUTの波形を表すので、この波形に基づいて、パルス変調光DUTのピークタイミング、立ち上がりタイミング、立ち下がりタイミングなどを検出できる。
次に、信号発生部94は、ピーク測定モードと、通常測定モードと、に切り替えることができる。信号発生部94は、ピーク測定モードにおいて、波形解析部93が検出した立ち上がりタイミング、立ち下がりタイミング、パルスオン時間Ton、パルス周期Tpに基づいてサンプリング信号を発生する。信号発生部94は、通常測定モードにおいて、一定の周期でHiレベルとなるサンプリング信号を発生する。
光スペクトル信号検出部10は、受光部7により受光されたn次光からスペクトル測定を行う。光スペクトル信号検出部10は、図4に示すように、信号増幅器101と、遅延回路102と、A/D変換器103(サンプリング部)と、を有している。信号増幅器101は、受光部7により受光され光電変換されたn次光の信号を増幅する。遅延回路102は、信号増幅器101により増幅されたn次光の信号を遅延させる。A/D変換器103は、サンプリング信号が入力される毎に、遅延されたn次光の信号をサンプリングしてアナログ-デジタル変換する。
受光部7により受光されたn次光がピークとなるタイミングに比べて、測定タイミング信号発生部9が、0次光に基づいてピークタイミングを検出して、ピークタイミングと同期したサンプリング信号を出力するタイミングの方が遅延する。本実施形態では、遅延回路102によりn次光の信号を遅延させることにより、サンプリング信号が出力されるタイミングでn次光もピークとなるようにしている。
次に、上述した構成の光スペクトラムアナライザOSAの動作について説明する。ピーク測定モードにおいて、測定タイミング信号発生部9は、ピークタイミングと同期したサンプリング信号を発生する。これにより、A/D変換器103によってパルス変調光DUTがピークとなるピークタイミングでn次光の信号をサンプリングすることができ、n次光の光ピークレベルを検出することができる。ピーク測定モードにおいて、コーナーミラー4を回転させて集光器5に入射される波長を順次切り替えると、光スペクトル信号検出部10は、波長ごとの光ピークレベルを検出することができる。
また、通常測定モードにおいて、測定タイミング信号発生部9は、一定の周期でHiレベルとなる上述したサンプリング信号を発生する。これにより、A/D変換器103によってDUTのn次光の光レベルを検出することができる。通常測定モードにおいて、コーナーミラー4を回転させて集光器5に入射される波長を順次切り替えると、光スペクトル信号検出部10は、周波数軸の光パワー分布のデータを取得することができる。また、光スペクトル信号検出部10は、この光パワー分布からDUTの発光波長やスペクトル幅を取得することができる。
上述した実施形態によれば、測定タイミング信号発生部9が、0次光のピークタイミングでn次数の回折光をサンプリングする。これにより、パルス変調光DUTのパルスオンの時間やパルス周期が不明な場合でも、パルス変調光DUTの波長ごとの光ピークレベルを測定することができる。
また、上述した実施形態によれば、A/D変換器103は、遅延回路102により遅延されたn次光をサンプリングする。これにより、測定タイミング信号発生部9がサンプリング信号を出力するタイミングと、遅延回路102により遅延されたn次光の信号がピークとなるタイミングと、を近づけることができ、精度よくパルス変調光DUTの波長ごとの光ピークレベルを測定することができる。
上述した実施形態によれば、受光部7は、回折格子3により再度回折されたn次光が入射され、受光部8は、最初に回折格子3により回折された0次光が入射される。これにより、受光部7によりn次光を受光中に、受光部8により0次光を受光することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態によれば、受光部8は、最初に回折格子3により回折された0次光が入射されていたが、これに限ったものではない。受光部7を第1受光部、第2受光部として機能させ、受光部7に0次光を入射するようにしてもよい。この場合、最初に0次光を受光部7に入射して、ピークタイミング、パルスオン時間Ton、パルス周期Tpを求めた後、n次光を受光部7に入射する。
ここで、上述した本発明に係る光スペクトラムアナライザ及びパルス変調光測定方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
測定対象のパルス変調光(DUT)を計測するための光スペクトラムアナライザ(OSA)であって、
パルス変調光(DUT)が入射される回折格子(3)と、
前記回折格子(3)により回折された回折光の0次光を受光する第1受光部(8)と、
前記0次光を除く次数の前記回折光を受光する第2受光部(7)と、
前記第1受光部(8)により受光された前記0次光がピークとなるピークタイミングを検出するピークタイミング検出部(9)と、
前記ピークタイミング検出部(9)により検出したピークタイミングで前記第2受光部(7)により受光された前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリングするサンプリング部(103)と、を備えた、
光スペクトラムアナライザ(OSA)。
[2]
[1]に記載の光スペクトラムアナライザ(OSA)において、
前記第2受光部(7)が受光した前記0次光を除く次数の前記回折光を遅延させる遅延回路(102)をさらに備え、
前記サンプリング部(103)は、前記遅延回路(102)により遅延された前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリングする、
光スペクトラムアナライザ(OSA)。
[3]
[1]又は[2]に記載の光スペクトラムアナライザ(OSA)において、
前記回折格子からの前記回折光が入射され再び前記回折格子(3)に向けて反射する折り返しミラー(4)をさらに備え、
前記第1受光部(8)は、最初に前記回折格子(3)で回折された前記回折光の前記0次光を受光し、
前記第2受光部(7)は、再度前記回折格子(3)で回折された前記0次光を除く次数の前記回折光を受光する、
光スペクトラムアナライザ(OSA)。
[4]
測定対象のパルス変調光(DUT)を計測するためのパルス変調光測定方法であって、
前記パルス変調光(DUT)を回折格子(3)に入射して、回折光を出射させ、
前記回折光の0次光のピークタイミングを検出し、
検出された前記ピークタイミングで前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリングする、
パルス変調光測定方法。
3 回折格子
4 コーナーミラー(折り返しミラー)
7 受光部(第2受光部)
8 受光部(第1受光部)
9 測定タイミング信号発生部(ピークタイミング検出部)
102 遅延回路
103 A/D変換器(サンプリング部)
DUT パルス変調光
OSA 光スペクトラムアナライザ

Claims (3)

  1. 測定対象のパルス変調光を計測するための光スペクトラムアナライザであって、
    パルス変調光が入射される回折格子(3)と、
    前記回折格子(3)により回折された回折光の0次光を受光する第1受光部(8)と、
    前記0次光を除く次数の前記回折光を受光する第2受光部(7)と、
    前記第1受光部(8)により受光された前記0次光がピークとなるピークタイミングを検出するピークタイミング検出部(9)と、
    前記第2受光部(7)により受光された前記0次光を除く次数の前記回折光からスペクトル測定を行う光スペクトル信号検出部(10)を備え、
    前記光スペクトル信号検出部(10)は、
    前記第2受光部(7)が受光した前記0次光を除く次数の前記回折光を遅延させる遅延回路(102)と、
    前記ピークタイミング検出部(9)により検出したピークタイミングで、前記遅延回路(102)により遅延された前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリングするサンプリング部(103)と、を有する
    光スペクトラムアナライザ。
  2. 請求項に記載の光スペクトラムアナライザにおいて、
    前記回折格子(3)からの前記回折光が入射され再び前記回折格子(3)に向けて反射する折り返しミラー(4)をさらに備え、
    前記第1受光部(8)は、最初に前記回折格子(3)で回折された前記回折光の前記0次光を受光し、
    前記第2受光部(7)は、再度前記回折格子(3)で回折された前記0次光を除く次数の前記回折光を受光する、
    光スペクトラムアナライザ。
  3. 測定対象のパルス変調光の波長ごとの光ピークレベルを計測するためのパルス変調光測定方法であって、
    前記パルス変調光を回折格子(3)に入射して、回折光を出射させ、
    前記回折光の0次光を受光し、
    前記回折光の0次光がピークとなるピークタイミングを検出し、
    前記回折光の前記0次光を除く次数の回折光を受光し、
    前記0次光を除く次数の前記回折光を遅延し、
    検出された前記ピークタイミングで、遅延された前記0次光を除く次数の前記回折光をサンプリング
    前記パルス変調光の波長ごとの光ピークレベルを計測する、
    パルス変調光測定方法。
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