JP7336940B2 - 開き窓の開口部装置 - Google Patents
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Description
また、本発明に係る開き窓の開口部装置では、前記ロック機構部には、さらに、起立状態の前記ロック体を倒伏状態にして前記ピン出入口方向への前記係合ピンのスライドを許容するロック解除スイッチと、前記ロック解除スイッチによって前記ロック体が倒伏状態になって前記係合ピンが前記ピン出入口方向へスライドした際、前記係合ピンが当接して倒伏状態にある前記ロック体を起立状態に戻すロック体起立戻し片とが設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る開き窓の開口部装置では、さらに、前記スライドプレートに連結された切替スイッチを備え、ユーザがその切替スイッチを框または枠の長手方向にスライドさせることにより前記スライドプレートを介して前記アームを框または枠の長手方向にスライドさせて、前記アーム先端の係合ピンを前記レール部のピン出入口から出入りさせ、当該係合ピンを前記レール部のピン係合溝に対し離脱状態または係合状態のいずれかの状態に切替える切替え機構部を有することも特徴とする。
また、本発明に係る開き窓の開口部装置では、前記切替え機構部は、框または枠の見込み面に設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る開き窓の開口部装置では、前記レール部が設けられた框または枠には、さらに、室外側に設けられた室外側操作ハンドルと、前記室外側操作ハンドルと前記レール部とを連結した連動プレートとを備えており、前記アームの係合ピンが係合状態にあり、かつ、障子が窓枠に閉められている場合に、前記室外側操作ハンドルを作動して連動プレートを框または枠の長手方向にスライドさせることによって、前記アームの係合ピンを前記レール部のピン出入口から出して前記ピン係合溝に対し離脱状態にするように構成されていることも特徴とする。
また、レール部が設けられた框または枠に固定され、付勢手段により起立状態に付勢されたロック体を備え、アーム先端の係合ピンがレール部のピン係合溝に係合した状態でスライドして障子が窓枠に対し所定の小開口(半開口)まで開く際に、係合ピンがロック体に当接し倒伏させて乗り越えた後、付勢手段によりロック体が起立状態に戻ることによってピン出入口方向への係合ピンのスライドを防止するロック機構部を設けたため、小開口状態のアームを確実にロックすることができる。
縦すべり出し窓1は、周知のもので、例えば、図1に示すように窓枠11を構成する上枠11aと下枠11bと、障子12を構成する上框12aと下框12bとの間にそれぞれ設けた上下1対のステー(図示せず。)により、障子12を室外側(屋外側)にすべり出して開けるように構成されている。尚、図1において11cは戸尻側の縦枠、11dは戸先側の縦枠、12cは戸尻側の縦框、12dは戸先側の縦框、24は戸先側の縦枠11dの見込み面に設けた後述するロック機構部、25は戸先側の縦框12dの室内側(屋内側)の見込み面に設けた後述する切替え機構部、26は戸先側の縦框12dの室内側の見込み面に設けた後述する室内側操作ハンドル、27は戸先側の縦枠11dの室外側に設けた後述する室外側操作ハンドルである。また、障子12は、図3に示すように2枚のガラス(室内側は低放射ガラス)を有する断熱複層ガラス12eで構成されている。
実施形態1の縦すべり出し窓1の開口部装置2は、例えば図2に示すように、下枠11bおよび下框12bとの間に設けたあおり止め(図示せず。)等と干渉しないよう戸先側の縦枠11dおよび縦框12dに、アーム21と、レール部であるブラケット22と、スライドプレート23aを有する台座23と、ロック機構部24と、切替え機構部25と、室外側操作ハンドル27と、連動プレート28a,28b等を備えて構成される。尚、室内側操作ハンドル26は、実施形態1の開口部装置2の機能とは関係しない。また、図2に示す状態は、後述するようにアーム21先端の係合ピン21aがブラケット22のピン係合溝22bに係合せず、係合ピン21aがピン出入口22aから外部へ出ている状態で、障子12が開口制限されていない状態である。
アーム21は、図2等に示すように、先端側にはブラケット22のピン係合溝22b(図14(a)等参照。)に係合する係合ピン21aが設けられる一方、基端側にはスライドプレート23aに回動可能に連結される回動軸21bが設けられており、係合ピン21aがブラケット22のピン係合溝22bに係合した状態でロック機構部24によってロックされることにより障子12を小開口(半開口)状態で安定させると共に、開口を制限する部材である。尚、スライドプレート23aは、後述するように障子12の戸先側の縦框12dに固定される台座23に上下方向にスライド可能に設けられる部材である。
ブラケット22は、本発明のレール部として機能するもので、図2に示すようにその上端部と下端部がそれぞれ上側連動プレート28aと下側連動プレート28cとに連結された中間連動プレート28b(図10参照。)にネジ等で固定される部材で、縦枠11dの室外側に上下方向スライド可能に設けられた室外側操作ハンドル27(図9参照。)を上下方向にスライドさせることによって、ブラケット22自体も上下方向にスライドするように取付けられている。
台座23は、図2や図4(b)に示すように戸先側の縦框12d側にネジ等によって固定されるもので、アーム21基端側の回動軸21bが回動可能に取り付けられたスライドプレート23aを上下方向にスライド可能に支持する部材である。
ロック機構部24は、図5(a),(b)に示すように、縦枠11dに設けられるもので、図6や図7等に示すように、縦枠11dに固定されるロック機構ケース部24aと、ロック機構ケース部24a内にスライド可能に設けられたスライド体24bと、スライド体24bの下方に連結されロック機構ケース部24aから突出し、スライドすることによって起立状態のロック体24eを倒伏状態にしてピン出入口22a方向へのアーム21先端の係合ピン21aのスライドを許容するロック解除スイッチ24cと、ロック機構ケース部24aに設けられたケース側スプリング押え部24a21とスライド体24b下方のスライド体側スプリング押え部24b3との間に設けられた圧縮スプリング24dと、回動可能に構成され起立することによりアーム21先端の係合ピン21aに当接して障子12を小開口(半開口)状態でロックするロック体24eや倒伏状態のロック体24eを起立状態に戻すロック体起立戻し片24f等を備えている。
ロック機構ケース部24aには、図6や図7等に示すように一対の側板部24a1,24a1と、一対の側板部24a1,24a1を連結する底板部24a2と、底板部24a2の上下両端をそれぞれL字形状に折り曲げて形成され、縦枠11dに固定される固定片24a3,24a3とを有する。
スライド体24bは、図6や図7等に示すようにロック解除スイッチ24cがロック機構ケース部24aから突出するように固定され、ロック解除スイッチ24cをユーザが操作することによってロック機構ケース部24a内でスライドしてロック体24eを起立させたり倒伏させる部材で、一対の側板部24b1,24b1と、一対の側板部24b1,24b1を連結しロック体24eを制御するロック体制御板部24b2と、スライド体側スプリング押え部24b3等を有している。
切替え機構部25は、図1や図4(a)等に示すように障子12の戸先側の縦框12dの見込み面に取付けられるもので、図8に示すように縦框12dの見込み面に固定される切替え機構部本体25aと、切替え機構部本体25aに形成されたスライド溝25a1内でスライドする切替スイッチ25b等を備えている。
室内側操作ハンドル26は、例えば図3に示すようにハンドル操作に連動して上下にスライドする縦框側連動プレート12d1に固定した係合部26aを、縦枠11d側の上側連動プレート28aと下側連動プレート28cに固定した被係合部26dに係合して、障子12を縦枠11dにロックする操作ハンドル本体26bと、回動して係合部26aをスライドさせるハンドル部26c等を備えており、公知のものである。
室外側操作ハンドル27は、火災等が発生した際にアーム21先端の係合ピン21aがブラケット22のピン係合溝22bに係合し、かつ、障子12が窓枠11に閉められている場合でも、室外側からの操作によって障子12の全開口可能状態にするためのハンドルで、図9(a)~(c)に示すように、金属板から構成されており、縦枠11dの見込み面に固定されたT字形状の室外側操作ハンドル支持金具11d2に上下方向スライド可能に設けられている。
連動プレート28a,28b,28cは、図2等に示すようにロック機構部24やブラケット22等が設けられた縦枠11dの内部に設けられ、室外側操作ハンドル27と連結され、ロック機構部24近辺まで延びる上側連動プレート28aと、上面にはブラケット22がネジで固定されると共に、ロック機構部24の回動するロック体24eやロック体起立戻し片24fを切り溝28b1(図10(a)参照。)から突出させながら室外側操作ハンドル27の上下スライドに連動する中間連動プレート28bと、中間連動プレート28bに連結され、室外側操作ハンドル27の上下スライドをロック機構部24下方の機能部品に伝達する下側連動プレート28c等を有する。尚、室外側操作ハンドル27を上方向にスライドすると、上側連動プレート28aと下側連動プレート28cに固定した被係合部26dも上方向にスライドして、室内側操作ハンドル26の係合部26aとの係合を解除するので、障子の開放が可能になる。
次に、以上のように構成された実施形態1の縦すべり出し窓1の開口部装置2の動作について、ロック機構部24による障子12の小開口(半開口)角度までの開閉動作や小開口(半開口)角度でのロック動作等の開口制限動作と、その開口制限動作状態の解除動作(以下、開口制限解除動作)等を中心に説明する。
(1)ロック機構部24による開口制限動作
(2)切替え機構部25による開口制限解除動作
(3)室外側操作ハンドル27による開口制限解除動作
に分けて実施形態1の縦すべり出し窓1の開口部装置2の動作を説明する。
ロック機構部24による開口制限動作には、アーム21先端の係合ピン21aがブラケット22のピン係合溝22bに係合しながらスライドする際に実行する動作で、主に、
(i) 係合ピン21aがロック体24eを乗り越えロックされるまでの動作
(ii)ロック体24eを乗り越えた係合ピン21aをロックする動作
(iii)ロック体24eによりロックされた係合ピン21aを解除する解除動作
を実行する。
係合ピン21aが起立状態のロック体24eを乗越えるまでは、図7等に示すようにロック解除スイッチ24cは最下方位置にあり、ロック体24eは起立状態にある一方、ロック体起立戻し片24fは倒伏状態にあって、アーム21先端の係合ピン21aはロック体起立戻し片24fを通過できるものの起立状態のロック体24eには当接する状態である。
ロック機構部24のロック解除スイッチ24cが最下方位置のまま障子12を所定の小開口(半開口)角度に開くと、図11(a)に示すようにアーム21先端の係合ピン21aは倒伏状態のロック体起立戻し片24fには当接せずに起立状態のロック体24eに当接してロック体24eをβ方向(反時計回り)に回転させ、図11(b)に示すように乗り越えると、ロック体24eは付勢手段である板バネ24e1の弾性力によって起立状態に戻る。
図11(b)に示すように障子12を所定の小開口(半開口)角度でロックした後、解除する場合、ユーザが図11(b)に示す状態から図12(a)に示すようにロック解除スイッチ24cをγ方向(図12では上方向)にスライドさせる。
(1)で説明したロック機構部24による開口制限状態は、アーム21先端の係合ピン21aがブラケット22のピン係合溝22bに係合している状態で、障子12を開けていくと、図4(a),(b)等に示すように障子12が小開口(半開口)状態でロックされた状態である。
次に、障子12を窓枠11に対し閉めた状態で、ユーザがロック機構部24を使用せずに室外側から室外側操作ハンドル27を使用して開口制限状態を解除する動作について説明する。
以上説明したように、本発明に係る実施形態1の縦すべり出し窓1の開口部装置2では、障子12の縦框12dに基端側の回動軸21bを回動可能に取り付けたアーム21先端側には係合ピン21aを設け、窓枠11の縦枠11d側に設けるブラケット22にはアーム21先端の係合ピン21aが出入りするピン出入口22aと、そのピン出入口22aから入った係合ピン21aと係合して障子12の開口角度を所定の小開口(半開口)までに制限するピン係合溝22bを設け、アーム21側にはピン係合溝22bを設けないので、アーム21の強度劣化を防止できる。
次に、本発明に係る実施形態2の縦すべり出し窓1の開口部装置2について説明する。実施形態2の縦すべり出し窓1の開口部装置2は、実施形態1の縦すべり出し窓1の開口部装置2に対し、ロック機構部の構成が異なるだけでそれ以外の構成は同じであるため、ここでは、実施形態2のロック機構部34の構成および動作についてのみ説明する。
である。
ロック機構ケース部34aは、図15や図16等に示すように一対の側板部34a1,34a1と、一対の側板部34a1,34a1を連結する底板部34a2と、底板部34a2の上下両端をそれぞれL字形状に折り曲げて形成され、縦枠11dに固定される固定片34a3,34a3とを有する。
スライド体34bは、図15や図16等に示すようにロック解除スイッチ34cがロック機構ケース部34aから突出するように固定され、ロック解除スイッチ34cをユーザが操作することによってロック機構ケース部34a内でスライドしてロック体34eによりアーム21先端の係合ピン21aをロックしたりロックを解除する部材で、一対の側板部34b1,34b1と、一対の側板部34b1,34b1を連結しロック体34eを制御するロック体制御板部34b2と、スライド体側スプリング押え部34b3等を有している。
次に、以上のように構成された実施形態2のロック機構部34の動作について説明する。
アーム先端21先端の係合ピン21aが起立状態のロック体34eを乗越えるまでは、図16(b)等に示すようにロック解除スイッチ34cは最下方位置にあり、ロック体34eおよびロック体起立戻し片34fは起立状態にあるものの、ロック体34eおよびロック体起立戻し片34fはアーム21先端の係合ピン21aが当接した際には、それぞれ、β方向(図16(b)において反時計回り)には回動可能に構成されている。
ロック機構部34のロック解除スイッチ34cが最下方位置のまま障子12を所定の小開口(半開口)角度に開くと、ロック体起立戻し片34fを通過したアーム21先端の係合ピン21aが起立状態のロック体34eに当接して、図17(b)に示すようにロック体34eをβ方向(反時計回り)に回転させる。
図18(a)に示すように障子12を所定の小開口(半開口)角度でロックした後、解除する場合、実施形態1のロック機構部24の場合と同様にユーザは、図18(a)に示す状態から図18(b)に示すようにロック解除スイッチ34cをγ方向(図18では上方向)にスライドさせる。
11 窓枠
11a 上枠
11b 下枠
11c 戸尻側の縦枠
11d 戸先側の縦枠
11d1 スライド溝
11d2 室外側操作ハンドル支持金具
11d21 ガイド孔
11d22 ロック孔
12 障子
12a 上框
12b 下框
12c 戸尻側の縦框
12d 戸先側の縦框
12e 断熱複層ガラス
2 開口部装置
21 アーム
21a 係合ピン
21b 回動軸
22 ブラケット(レール部)
22a ピン出入口
22b ピン係合溝
23 台座
23a スライドプレート
23b 連結ピン
24 ロック機構部
24a ロック機構ケース部
24a1 側板部
24a2 底板部
24a21 ケース側スプリング押え部
24a22 板バネ先端逃し孔部
24a23 係合・倒れ防止ピン
24a24 起立戻し片回動制限部
24a3 固定片
24a4 第1支軸
24a5 ロック体回動制限ピン
24a6 第2支軸
24a7 第3支軸
24b スライド体
24b1 側板部
24b11 第1ガイド溝
24b12 第2ガイド溝
24b2 ロック体制御板部
24b21 先端折返し部
24b22 ロック体逃し孔部
24b23 起立戻し片回動制限部通し孔部
24b24 固定ネジ
24b25 起立戻し片押圧体
24b26 係合部
24b3 スライド体側スプリング押え部
24c ロック解除スイッチ
24d 圧縮スプリング
24e ロック体
24e1 板バネ(付勢手段)
24e2 ロック体底部
24f ロック体起立戻し片
24f1 板バネ
24f2 起立用山部
25 切替え機構部
25a 切替え機構部本体
25b 切替スイッチ
25b1 キーシリンダ
25b2 凹部
25b3 連結ピン挿入部
25b4 ロック爪
26 室内側操作ハンドル
26a 係合部
26b 操作ハンドル本体
26c ハンドル部
26d 被係合部
27 室外側操作ハンドル
27a スライド用係合部
27b 凸部
28a 上側連動プレート
28b 中間連動プレート
28c 下側連動プレート
34 ロック機構部
34a ロック機構ケース部
34a1 側板部
34a2 底板部
34a3 固定片
34a4 第1支軸
34a5 ロック体回動制限ピン
34a6 ロック解除維持ピン
34a7 ガイドピン
34b スライド体
34b1 側板部
34b11 起立戻し片・解除制御体支持部
34b12 ガイド溝
34b2 ロック体制御板部
34b21 先端増厚部
34b22 ロック体逃し孔部
34b23 起立戻し片逃し孔部
34b3 スライド体側スプリング押え部
34c ロック解除スイッチ
34d 圧縮スプリング
34e ロック体
34e1 ネジリコイルバネ(付勢手段)
34e2 ロック体底部
34f ロック体起立戻し片
34f1 ネジリコイルバネ(付勢手段)
34f2 制御体当接部
34g ロック解除制御体
34g1 係合部
34g2 起立戻し片当接部
34g3 ネジリコイルバネ(付勢手段)
Claims (5)
- 先端側には係合ピンが設けられ、基端側には回動軸が設けられたアームと、
開き窓の障子を構成する框または窓枠を構成する枠の一方側に設けられ、前記係合ピンが出入りするピン出入口と、そのピン出入口から入った前記係合ピンと係合して窓枠に対し障子が半開口する際の角度に応じた長さのピン係合溝が設けられたレール部と、
前記框または枠の他方側に設けられ、前記回動軸を介し前記アームを回動可能にすると共に、框または枠の長手方向にスライド可能なスライドプレートと、
前記レール部が設けられた框または枠に固定され、付勢手段により起立状態に付勢されたロック体が設けられており、前記アーム先端の前記係合ピンが前記レール部のピン係合溝に係合した状態でスライドして障子が窓枠に対し半開口する際に、前記係合ピンが前記ロック体に当接し押圧して前記ロック体を乗り越えると、前記付勢手段により前記ロック体が起立状態に戻ることによって前記ピン出入口方向への前記係合ピンのスライドを防止するロック機構部とを有することを特徴とする開き窓の開口部装置。 - 請求項1記載の開き窓の開口部装置において、
前記ロック機構部には、さらに、
起立状態の前記ロック体を倒伏状態にして前記ピン出入口方向への前記係合ピンのスライドを許容するロック解除スイッチと、
前記ロック解除スイッチによって前記ロック体が倒伏状態になって前記係合ピンが前記ピン出入口方向へスライドした際、前記係合ピンが当接して倒伏状態にある前記ロック体を起立状態に戻すロック体起立戻し片とが設けられていることを特徴とする開き窓の開口部装置。 - 請求項1または請求項2に記載の開き窓の開口部装置において、
さらに、
前記スライドプレートに連結された切替スイッチを備え、ユーザがその切替スイッチを框または枠の長手方向にスライドさせることにより前記スライドプレートを介して前記アームを框または枠の長手方向にスライドさせて、前記アーム先端の係合ピンを前記レール部のピン出入口から出入りさせ、当該係合ピンを前記レール部のピン係合溝に対し離脱状態または係合状態のいずれかの状態に切替える切替え機構部を有することを特徴とする開き窓の開口部装置。 - 請求項3に記載の開き窓の開口部装置において、
前記切替え機構部は、框または枠の見込み面に設けられていることを特徴とする開き窓の開口部装置。 - 請求項1~請求項4のいずれか一の請求項に記載の開き窓の開口部装置において、
前記レール部が設けられた框または枠には、さらに、
室外側に設けられた室外側操作ハンドルと、
前記室外側操作ハンドルと前記レール部とを連結した連動プレートとを備えており、
前記アームの係合ピンが係合状態にあり、かつ、障子が窓枠に閉められている場合に、前記室外側操作ハンドルを作動して連動プレートを框または枠の長手方向にスライドさせることによって、前記アームの係合ピンを前記レール部のピン出入口から出して前記ピン係合溝に対し離脱状態にするように構成されていることを特徴とする開き窓の開口部装置。
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