JP2001271574A - ブラインド式シャッター装置 - Google Patents

ブラインド式シャッター装置

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JP2001271574A JP2000179772A JP2000179772A JP2001271574A JP 2001271574 A JP2001271574 A JP 2001271574A JP 2000179772 A JP2000179772 A JP 2000179772A JP 2000179772 A JP2000179772 A JP 2000179772A JP 2001271574 A JP2001271574 A JP 2001271574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッターカーテンを構成する複数のスラッ
トが採光姿勢と閉塞姿勢とに変姿するブラインド式シャ
ッター装置において、採光姿勢の状態を維持して開閉作
動するように構成する。 【解決手段】 各スラット本体9の左右両端部に組込ま
れる連結部材10に、前方に突出する第二リンク片部1
0dを形成し、該第二リンク片部10dに前後に位置ず
れするようにして上、下側用枢結部10e、10fを形
成し、ここに上下に隣接するスラット3と連結するため
の第一リンク4をそれぞれ連結し、スラット本体9は、
開閉作動時では下端部が前方に突出する採光姿勢とな
り、最下端部が接地することに伴い閉塞姿勢に変姿する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅やビルに形成
される開口部に建付けられるブラインド式シャッター装
置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種ブラインド式シャッター
装置においては、開口部を開閉するシャッターカーテン
を複数のスラットで構成し、これら各スラットをリンク
を用いて揺動自在に連結することで、各スラットが、隣
接するスラット同志のあいだに光を通す隙間が形成され
る採光(通風)姿勢と、該隙間がない状態である閉塞姿
勢とに変姿するようにしている。ところで、このような
ものにおいて、太陽光線を遮りつつ室内の明るさを確保
したいような場合では、シャッターカーテンを所望の閉
鎖状態、つまり半開状態とし、この状態でスラットを採
光姿勢に揺動させる構成が要求される。そこで、従来、
各スラットの両側部に作動片を回動自在に連結し、該作
動片をパンタグラフ状に連結したリンクの交差部に取付
けて、パンタグラフの伸縮に伴い各スラットが間隙を存
した採光姿勢を維持する状態で上下動するように構成す
ると共に、最下端スラットの接地に伴い各スラットの隙
間を閉塞する閉塞姿勢となるように構成し、半開状態で
もスラットを採光姿勢にできるようにしたものが提唱さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
構成のものでは、スラット同志を連結し、かつスラット
を上下動させるためのリンクと、スラットを採光姿勢か
ら閉塞姿勢に変姿させるための作動体とが必要なうえ、
前記リンクをパンタグラフ状に組込むことが必要となり
部品点数が多くなって構造が複雑になるという問題があ
る。しかもこのものでは、パンタグラフ状のリンクの伸
縮に基づく開閉であるため、シャッターカーテンの開放
時に、シャッターカーテンを巻取り式に収納することが
できず、開口部上方にスラットを上下方向に重ねた状態
で収納しなければならず、建付ける場所に上下方向のス
ペースを充分に確保する必要があり、建付けスペースに
よっては開口部が狭くなってしまったり、建付けられな
いこともあって問題があり、ここにも本発明が解決しよ
うとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、開口部を開閉するシャッターカ
ーテンを複数のスラットで構成し、該各スラットの両側
部を、開閉方向に隣接する各スラットとの連結位置が互
いに位置ずれするようリンクを介して揺動自在に連結し
て、前記各スラットを、シャッターカーテンの開閉作動
の過程では、隣接スラットとのあいだに隙間が形成され
る採光姿勢とし、全閉したことに伴い、最先端側のスラ
ットから順次揺動して隙間を閉塞する閉塞姿勢に変姿す
るように構成したものである。そして、このようにする
ことによって、開口部を中途まで開放した状態でスラッ
トを採光姿勢にすることができる等、スラットの多様な
日除状態にすることができる。このものにおいて、本発
明のスラット同志を連結するリンクは、各スラットの上
端側部位において連結されているものとすることがで
き、このようにすることによって、スラットの採光姿勢
から閉塞姿勢への揺動変姿を円滑に行うことができる。
さらにこのものにおいて、本発明のスラットと、該スラ
ットを隣接スラットに連結するリンクとのあいだには、
閉塞姿勢に変姿したスラットを該閉塞姿勢にロックする
ためのロック手段が設けられているものとすることがで
き、このようにすることによって、防犯性を向上させる
ことができるうえ、全閉状態のスラットのばたつきを防
止できる。またこのものにおいて、本発明のロック手段
は、スラットの上端側部位と、該スラットを上側のスラ
ットと連結するためのリンクの下端側部位との係合と
し、該係合は、下側スラットが閉塞姿勢になることで揺
動する前記リンクのさらなる揺動を伴う変位でなされて
いるものとすることができ、このようにすることによっ
て、開閉作動を円滑に行いながらロック作動を行える。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
について図1〜図12に示す図面に基づいて説明する。
図面において、1はブラインド式シャッター装置であっ
て、該ブラインド式シャッター装置1を構成するシャッ
ターカーテン2は、後述するように複数のスラット3の
両側部を、第一リンク4を介して連結することで構成さ
れている。前記シャッターカーテン2の上端部は、躯体
開口部上方に配されたシャッターケース5内に回動自在
に軸承された巻取り軸6に巻装される所謂巻取り式のも
のに構成され、該巻取り軸6に電動式の開閉機7が連動
連結されている。一方、躯体開口部の両側にはガイドレ
ール8が立設されており、該ガイドレール8にシャッタ
ーカーテン2の左右両側部が移動自在に嵌合するように
構成されている。そして、シャッターカーテン2は、開
閉機7の正逆駆動に伴い巻取り軸6が正逆何れかに回動
することに基づいて巻取り軸6から巻出され、または巻
取り軸6に巻取られることで、両側部がガイドレール8
に移動案内される状態で開口部の開閉を行うように設定
されている。
【0006】さて、前記スラット3は、左右方向に長尺
板状のスラット本体9と、該スラット本体9の左右両側
部に組込まれる左右一対の連結部材10とを備えて構成
されている。前記スラット本体9は樹脂材を一体型成形
することで形成されており、上半部の裏面(後側面であ
って屋内側面)に断面冂字状の係合片部9aが形成さ
れ、下半部の裏面下端部には外方(屋内側)に向けて突
出する上下のリブ片9b、9cがそれぞれ形成されてい
る。因みに、上下のリブ片9b、9cのあいだには必要
においてモヘア等の封止部材を組込むこともできる。ま
た、下半部は上半部に対し僅かに前方に位置ずれするよ
う傾斜面部9dが形成され、これによって、スラット3
が後述する閉塞姿勢となったときに、上側スラット3の
スラット本体9下端部が下側スラット3のスラット本体
9上端部の前方に位置した状態でオーバーラップするよ
うに設定されている。
【0007】一方、前記連結部材10は樹脂材で一体型
成形されており、スラット3の側端面に沿う端片部10
aと、該端片部10aの上端部から開口部間口方向(左
右方向)外方に突出形成される支持片部10bとを備え
ている。さらに、支持片部10bの外端部にはスラット
3の板面よりも前方に突出する突片部10cを備え、こ
れによって、連結部材10の外端部には、前記第一リン
ク4と共にリンク作動する機能を備えた第二リンク片部
10dが一体形成されている。そして、この第二リンク
片部10dの外端面には、上下に隣接するスラット3に
連結するための第一リンク4が枢結されるための上側
用、下側用枢結部10e、10fがそれぞれ位置ずれす
る状態で形成されている。これら上側用、下側用枢結部
10e、10fは、前記スラット3の閉塞姿勢におい
て、第二リンク片部10d外端面の前部と後部とを切欠
くことで凹穴状に形成されており、これら上下側用の枢
結部10e、10fとのあいだに外方に突出する突出部
10gが形成され、該突出部10gの突出量が、前記第
一リンク4の板厚よりも僅かに大きくなるように設定さ
れている。さらに、これら上下側用枢結部10e、10
fには内方を向く螺合用の穴10h、10iがそれぞれ
形成されている。ここで、前記枢結部10e、10fを
構成する凹穴の穴形状(切欠き形状であって、突出部1
0gにより形成される穴縁形状)については、第二リン
ク片部10dと第一リンク4とのリンク作動における揺
動規制部材を兼用しており、詳しい説明については後述
する。
【0008】さらに、連結部材10の端片部10aに
は、スラット本体9の上半部に形成の係合片部9aに嵌
合する第一ジョイント部11と、スラット本体9の下半
部に形成の上側支持片9bに支持され下半部のスラット
面部に沿うように配されることでスラット面部の補強を
する第二ジョイント部12とがそれぞれ内方に向けて一
体に突出形成されている。そして、スラット本体9と左
右一対の連結部材10との組込みは、スラット本体9の
左右の係合片部9aと上側支持片9bに対し、第一、第
二ジョイント部11、12をそれぞれ嵌合させることで
組込まれるが、このとき、特に第一ジョイント部11は
スラット面に対向する面部に鋸歯状となった複数の突条
リブ11aが形成されていて、第一ジョイント部11を
スラット本体係合片部9aに強制嵌合させることによっ
て、スラット本体9と連結部材10との堅固な組込みが
できるように設定されている。因みに、第一、第二ジョ
イント部材11、12の先端(内端)にはテーパ部11
b、12aが形成され、スラット本体9の連結部材10
への組込みが容易にできるように配慮されている。ま
た、13はスラット本体9の左右両端縁部と、連結部材
端片部10aとのあいだの隙間を裏面側から塞ぐための
塞ぎ体であり、該塞ぎ体13も前記第一、第二ジョイン
ト部11、12と同様に連結部材10に一体に突出形成
されている。
【0009】このようにして構成されたスラット3同志
は長板状の第一リンク4により連結されるが、第一リン
ク4の長手方向両端部には上下の連結孔4a、4bが開
設されている。そして、基準となるスラット3におい
て、連結部材10の第二リンク片部10dの上側用枢結
部10eに、前記基準となるスラット3の上側に隣接す
るスラット3を連結するための第一リンク4の下側連結
孔4b形成部位をあてがい、また第二リンク片部10d
の下側用枢結部10fに、前記基準となるスラット3の
下側に隣接するスラット3を連結するための第一リンク
4の上側連結孔4a形成部位をあてがう。そして、これ
らあてがわれた第一リンク4の外方から第二リンク片部
10dと同形状に形成された支持プレート14をあてが
い、該支持プレート14の外方から挿通される螺子1
5、16の先端部を、第一リンク連結孔4a、4bを貫
通させて螺合用の孔10h、10iに螺合することで、
第一リンク4と第二リンク片部10dとが揺動自在に連
結される設定となっており、而して第一リンク4と第二
リンク片部10dとの揺動自在な連結がなされるように
設定されている。尚、17はシャッターカーテン2の最
下端に位置して連結される座板であって、該座板17に
は、下端部に障害物検知機構を構成する障害物検知片1
7aが上下方向移動自在に設けられており、シャッター
カーテン2の開閉作動に伴う障害物検知がなされるよう
に設定されている。そして、座板17と該座板17の上
側に位置するスラット3との連結は、該スラット3の連
結部材第二リンク片部10dの下側枢結部10fに枢結
された第一リンク4の下端部を、座板17の上端部に枢
結することでなされている。
【0010】また、前記ガイドレール8は、躯体に固定
される下地枠8aと、該下地枠8aに固定されるように
して配される屋内外(前後)のガイド片8b、8cとを
備えて構成されるが、前後のガイド片8b、8cの対向
間に形成されるガイド溝8dは、スラット3を構成する
連結部材10部位を嵌合案内する設定となっている。前
記前後のガイド片8b、8cは左右方向長さが異なって
構成され、かつ、その先端部に封止部材8eの基端部を
嵌合するための封止部8fが一体形成されている。これ
によって、ガイド溝8dの溝幅は、ガイド片8b、8c
とこれらの先端部に形成される封止部8fとの対向幅に
より設定され、第二連結片部10dが嵌合する溝奥側の
溝幅は、後述するようにスラット3を閉塞姿勢に変姿さ
せるべく向き(姿勢)を変える第二連結片部10dが収
納可能になるように寸法設定されている。さらに、前側
ガイド片8bの封止部8fは、前記閉塞姿勢のスラット
3の第二リンク片部10dに当接することで、開口部を
閉鎖したシャッターカーテン2が風圧等によりガイド溝
8dから抜出ないための抜止機能を兼用するように設定
されている。一方、シャッターカーテン2の開閉作動時
において、連結部材10の端片部10aの外端面は前側
ガイド片8bの封止部8fに近接対向しており、これら
のあいだの対向間は、スラット3外端面部(第二リンク
片部10dの外端面部とガイドレール8の溝底片8gと
の対向間より小さく設定されており、開閉作動中にシャ
ッターカーテン2が左右方向に位置ずれしたとしても、
端片部10aが封止部8fに当接することでスラット3
外端面部がガイドレール溝底片8gに当接することがな
いように設定されている。
【0011】そして、シャッターカーテン2は、ガイド
レール8に移動案内される自然垂下(自重垂下)状態で
は、第一リンク4と第二スラット片部10dとが互いに
伸長したリンク関係となるため、各連結部材10の第二
リンク片部10dは、上下側用枢結部10e、10fが
上下に隣接する上下方向を強制的に向くようになってお
り、これによって、上下の隣接スラット3同志を連結す
る各第一リンク4との連結中心は一直線上に位置するよ
うに設定されている。この自然垂下状態において、スラ
ット3は、第二リンク片部10dが上下方向を向くこと
に追随してスラット本体9の下端部が前方に突出し、隣
接スラット本体9とのあいだに隙間ができる採光姿勢と
なるように設定されている。前記スラット3の採光姿勢
において、第二リンク片部10dに形成される下側用枢
結部10f穴縁の後方縁部10jは、図8に示すよう
に、第一リンク4の上側端縁部4cの後側縁部に近接対
向するように形成されており、これによって、前記後方
縁部10jが、第二リンク片部10dの上部がこれ以上
後方に揺動するのを規制するストッパ部材として機能す
る設定となっている。因みに、第一リンク4はリンク長
が長く、ガイドレール8の前後のガイド片8b、8cに
揺動規制されている。
【0012】一方、第一リンク4と第二リンク片部10
dとの前記自然垂下状態が解除され下方からの押し上げ
られるような支持を受けると、これらリンク4、10d
同志は縮小する、つまり連結部において折曲するような
リンク作動を行うが、このとき、前述したように第一リ
ンク4の揺動規制がなされていると共に、第二リンク片
部10dの上部が後方に揺動することが規制されている
ため、第二リンク片部10dの上部が下側用枢結部10
fを基準として前方に揺動する。これによって、各スラ
ット3は、各第二リンク片部10dとスラット本体9と
が一体揺動し、スラット本体9の下端部が強制的に下方
揺動して前記スラット本体9同志間の隙間が閉塞された
閉塞姿勢に変姿するように設定されている。ここで、第
二リンク片部10dの前方揺動において、該前方揺動に
伴い、連結部材10と一体に連結されたスラット本体9
の下端部が下方揺動するが、該スラット本体9の下方揺
動はスラット本体9の自重が作用している結果、該スラ
ット本体9の自重が第二リンク片部10dの前方方向へ
の揺動モーメントとして作用し、第二リンク片部10d
上部の前方への揺動作動を円滑にしている。このスラッ
ト3の閉塞姿勢において、第二リンク片部10dの下側
用枢結部10f穴縁の前方縁部10kは、図9に示すよ
うに、第一リンク4の上側端縁部4cの前側縁部に近接
対向するように形成されており、これによって、前方縁
部10kが、第二リンク片部10dのこれ以上の前方揺
動を規制するストッパとして機能する設定となってい
る。さらに、第二リンク片部10dに形成される上側用
枢結部10eの穴縁である後方縁部10mは、第一リン
ク4の下側端縁部4dの後側縁部に近接対向状となるよ
うに形成されており、これによって、該部位においても
第二リンク片部10dのこれ以上の後方揺動が規制され
るように設定されている。
【0013】次に、シャッターカーテン2の開閉作動に
ついて説明する。シャッターカーテン2は、自重垂下す
る状態で巻取り軸6に巻取られており、このため、各ス
ラット3は、スラット本体9の下端部が前方に突出する
採光姿勢となった状態で巻取り軸6に巻取られている。
この状態からシャッターカーテン2を閉鎖作動させた場
合に、シャッターカーテン2は、前述したようにスラッ
ト3が採光姿勢を維持した状態で下動する。そして、シ
ャッターカーテン2の最下端に位置する座板17の障害
物検知片17aが接地(図3に示すように下枠18に当
接する状態であって、この場合、障害物検知をすること
はない)すると、続いて、障害物検知片17aが相対上
動するようにして座板17が障害物検知片17aを介し
て接地する。この状態で、さらにシャッターカーテン2
の巻出し作動がなされると、座板17の荷重が床面側に
より受け止められて自重垂下状態が解除され、座板17
に連結された第一リンク4の上端部と、座板17の上側
のスラット3の第二リンク片部10dとが縮小するよう
にリンク作動する。このとき、前述したように、第一リ
ンク4の揺動規制と第二リンク片部10dの後方揺動規
制とがなされ、さらにはスラット本体9の下端縁部が下
方揺動する揺動モーメントが作用して第二リンク片部1
0dが前方に揺動することになり、これによって、該座
板17の上側のスラット3が閉塞姿勢となるように設定
されている。
【0014】前記状態からさらに、シャッターカーテン
2の巻出し作動がなされると、下側のスラット3から順
次第一リンク4と第二リンク片部10dとがリンク作動
して、図4に示すように、スラット本体9の下端部が下
側のものから順次下方揺動してスラット3が閉塞姿勢に
変姿をし、このようにして、シャッターカーテン2の最
上端のスラット3が閉塞姿勢になることに基づいて開口
部がシャッターカーテン2により閉鎖され、これをもっ
てシャッターカーテン2の全閉状態となるように設定さ
れている。ここで、シャッターカーテン2が開口部を閉
鎖し、各スラット3が採光姿勢から閉塞姿勢に変姿して
全閉するまでの過程において、巻取り軸6の回転を適当
なところで停止させることにより、シャッターカーテン
2の下側部位のスラット3が閉塞姿勢で上側部位のスラ
ット3が開放姿勢の状態を構成することもできる。
【0015】一方、シャッターカーテン2の開放作動で
は、シャッターカーテン2の巻取りに伴い、最上端のス
ラット3から順次自然垂下状態となり、これによって、
第一リンク4と第二リンク片部10dとが直線上に位置
するようにリンク作動をし、これに伴い上側スラット3
のスラット本体9の下端部が上動して採光姿勢となり、
このようにして下側のスラット本体9から順次下端部が
上動して採光姿勢となるように設定されている。そし
て、最下端のスラット3が採光姿勢に変姿して、続いて
座板17が上動し、障害物検知片17aが接地状態から
上動すると、その後は、スラット3が採光姿勢を維持し
た状態で上動し、開口部の開放がなされるように設定さ
れている。
【0016】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、開閉機7の駆動に基づく巻取り軸6の回動
で、シャッターカーテン2の開閉作動がなされるが、シ
ャッターカーテン2を構成する複数のスラット3は、ス
ラット3自体を構成する連結部材10に形成された第二
リンク片部10dに、上下に隣接するスラット3と連結
するための第一リンク4を前後に位置ずれする状態で枢
結されている。このため、シャッターカーテン2が自然
垂下状態となると、第一リンク4と第二リンク片部2d
とが一直線状となるように伸長し、各スラット本体9の
下端部が上方揺動して前方に突出して上下に隣接するス
ラット本体9とのあいだに隙間が形成される採光姿勢と
なり、自然垂下状態が解除されると、第一リンク4と第
二リンク片部2dとが縮小するようにリンク作動してス
ラット本体9の下端部が下動して閉塞姿勢となる。従っ
て、シャッターカーテン2の閉鎖作動時では前記採光姿
勢を維持しながら閉鎖作動をし、最下端部の座板17の
接地に伴い、更なる巻取り軸6の巻出し作動により、下
側のスラット3から順次閉塞姿勢に変姿して全閉状態と
なる。一方、シャッターカーテン2の開放作動時では、
シャッターカーテン2の巻取りに伴い全閉状態のシャッ
ターカーテン2の最上端に位置するスラット3から下方
のものが順次採光姿勢となってからシャッターカーテン
2の上動がなされ、全開状態となる。この結果、シャッ
ターカーテン2を、中途まで下ろしてこの部分について
のみ日除とする姿勢、最下端まで下ろしてすべてを日除
とする姿勢、そしてこの全日除とする姿勢から順次下側
より閉塞して、下側閉塞−上側日除の姿勢を経て全閉姿
勢に至るまでの所望の姿勢にすることができ、これによ
って、多様なシャッターカーテン2による室内の明る
さ、通風状態を調整でき、居住性の向上が計れる。
【0017】このように、本発明が実施された形態のも
のでは、巻取り軸6の回動に伴いシャッターカーテン2
を巻出し、巻取りという一連の作動を行うことにより、
採光姿勢のスラット3で開口部を閉鎖させてから閉塞姿
勢に変姿させて全閉とする一方、閉塞姿勢のスラット3
を採光姿勢に変姿させてから開口部を開放することがで
きる構成であるので、従来のようにシャッターカーテン
の開閉作動のためのパンタグラフ状のリンクと、スラッ
トの採光姿勢と閉塞姿勢とのあいだの姿勢変姿機構をす
るための作動片との両者を用いる必要がなく、部品点数
を少なくできるうえ、構造の簡略化を果すことができ
る。しかもこのものでは、シャッターカーテン2を巻取
り軸6に巻装する構成になっているので、間口高さをコ
ンパクト化できるという利点もある。
【0018】ところで、前記第一の実施の形態のシャッ
ターカーテン2において、シャッターカーテン2が全閉
状態となっているときに、シャッターカーテン2の外部
から開口部中間位置の任意のスラット3の下端部を把持
して上方に無理矢理持ち上げた場合、該スラット3は、
そのものより上側に位置するスラット3との連結を巻取
り軸6側(上側)に押し上げる状態で第一リンク4と第
二リンク片部10dとがリンク作動(揺動)して閉塞姿
勢から採光姿勢に強制的に変姿してしまうことがある。
そこで、このような外部からの強制的なスラットの変姿
を防犯性等の見地から嫌う場合があり、このため該強制
的なスラットの変姿を回避できる構成について、図13
〜図20の図面に示す第二の実施の形態に基づいて説明
する。
【0019】尚、第二の実施の形態のシャッターカーテ
ン20は、複数のスラット21の両側部を、第一リンク
22を介して連結することで構成され、前記シャッター
カーテン20の上端部が躯体開口部上方に配されたシャ
ッターケース内の巻取り軸に巻装される所謂電動式の巻
取り構造となっており、躯体開口部の両側のガイドレー
ル23にシャッターカーテン20の左右両側部が移動自
在に嵌合し、巻取り軸の正逆何れかの回動に伴いシャッ
ターカーテン20が開口部の開閉を行う構成となってい
ること等は、前記第一の実施の形態と同様の構成となっ
ている。
【0020】本実施の形態のスラット21は、左右方向
に長尺板状のスラット本体24と、該スラット本体24
の左右両側部に組込まれる左右一対の連結部材25とを
備えて構成され、スラット本体24と連結部材25とは
螺子24aにより螺合することで一体的に連結されてい
る。さらに、スラット本体24の下端部には、上下一対
のリブ片24b、24cがそれぞれ形成され、これらの
あいだにモヘア等の封止部材24dが組込まれている。
また、下半部は上半部に対し僅かに屋外側(前方)に位
置ずれするよう傾斜状になっており、これによって、ス
ラット3が後述する閉塞姿勢となったときに、上側に位
置するスラット本体24の下端部が下側に位置するスラ
ット本体24上端部の前方に位置した状態でオーバーラ
ップするように設定されている。
【0021】そして、前記連結部材25は樹脂材で一体
型成形され、スラット21の側端面に嵌着される端片部
25aと、該端片部25aの上端部から開口部間口方向
(左右方向)外方に突出形成される支持片部25bとを
備えている。さらに、支持片部25bの外端部にはスラ
ット本体24の上部板面よりも前方に突出する状態の突
片部25cが形成されており、該突片部25cの外端部
が、前記第一リンク22と共にリンク作動するように機
能するための第二リンク片部25dに形成されているこ
と等は前記第一の実施の形態と同様であるが、突片部2
5cの前方への突出量は前記第一の実施の形態よりも小
さく設定され、これによって、各スラット21が採光姿
勢となったときのスラット21の傾斜(上方揺動角度)
が小さくなるように設定されている。さらに、第二リン
ク片部25dの外端面には、突出部25gを介して前後
方向に位置ズレするようにして凹状の上側用、下側用枢
結部25e、25fが形成されている。尚、25hは、
スラット本体24との連結用の螺子孔であり、25iは
端片部25aの左右方向外方の屋内側部位を切欠くこと
で形成された段差部である。
【0022】一方、前記第一リンク22は上下に連結用
の連結孔22a、22bが形成されているが、第一リン
ク22の下端部には前方に向けて突出する状態で折曲部
22cが延設されている。このため、下側の連結孔22
bは、下端部ほど前方に傾斜する孔方向をした長孔状に
形成され、その上方の孔端部には、孔方向が直上方向に
向くよう偏寄したガイド部22dが形成されている。さ
らに、第一リンク22の折曲部22c上方の前端面には
左右方向外方に突出する係合片部22eが一体的に突出
形成され、該係合片部22eが本発明のロック手段を構
成している。そして、上下の第一リンク22の連結孔2
2a、22bを、連結部材上側用、下側用枢結部25
e、25fにそれぞれ位置せしめ、これら第一リンク2
2の外側から支持プレート26をあてがった状態で、螺
子27、28を、支持プレート26に形成された貫通孔
26b、26cを介して連結部材25の螺子孔25pに
螺合させることで、第一リンク22と第二リンク片部2
5dとの揺動自在な連結がなされるように設定されてい
る。尚、各支持プレート26の上端面には、本発明のロ
ック手段を構成する係合凹部26aが切欠き状に形成さ
れているが、基準となるスラット21に取付けられた支
持プレート26の係合凹部26aは、後述するように、
基準となるスラット21が閉塞姿勢となり、これに隣接
する上側のスラット21が閉塞姿勢となることにより、
該基準となるスラット21を上側に連結する第一リンク
22の係合片部22eに係合するように設定されてい
る。
【0023】そして、シャッターカーテン20は、ガイ
ドレール23に移動案内される自然垂下状態では、図1
5に示すように、第一リンク22と第二リンク片部25
dとが互いに伸長しており、第一リンク下側連結孔22
bは、下端部のガイド部22dの下側孔端部22fが螺
子27に係合支持される状態となっている。この状態で
は、各連結部材25の第二リンク片部25dは、上下側
用枢結部25e、25fが強制的に上下方向を向く姿勢
となっており、各スラット21はスラット本体24の下
端部が前方に突出する採光姿勢となっている。この採光
姿勢において、第一リンク係合片部22eと支持プレー
ト26の係合凹部26aとは上下方向に離間していて互
いに緩衝することはない。さらに、前記採光姿勢におい
て、第二リンク片部25dの下側枢結部25fの後方
(屋内側)穴縁25jは、第一リンク22の上部後側縁
部に近接対向しており、これによって第二リンク片部2
5dの前方への揺動は許容されるが後方への揺動は規制
されるように設定されている。また、第二リンク片部2
5dの上側枢結部25eの穴縁25kは屋外側ほど低位
になるよう傾斜しており、該穴縁25kが第一リンク2
2の下端部を前方に移動案内するように設定されてい
る。
【0024】そして、シャッターカーテン20は全スラ
ット21が採光姿勢となる自然垂下状態で閉鎖作動を行
い、シャッターカーテン20下端部が接地して、下方か
らの押し上げ支持を受けた場合では、座板17と最下端
スラット21とを連結する第一リンク22と、最下端ス
ラット21の第二リンク片部25dとは縮小する方向に
作動しようとするが、このとき、第一リンク22はガイ
ドレール23による揺動規制を受けると共に、第二リン
ク片部25dは前述したように後方への揺動規制を受け
ており、さらには、採光姿勢のスラット21には、下端
部が下方揺動する方向の揺動モーメントが作用している
ため、前記最下端スラット21の第二リンク片部25d
は前方に揺動して該最下端のスラット21が閉塞姿勢と
なるように設定されている(図16参照)。尚、この閉
塞姿勢になると、第二リンク片部25dの下側枢結部2
5fの前方穴縁25mは第二リンク22の上端縁部に近
接対向しており、これによって、前方穴縁25mが第二
リンク片部25dのこれ以上の前方揺動を規制するスト
ッパとして機能する設定となっている。この状態から、
さらに閉鎖作動が行われると、第二リンク片部25dの
下方揺動は規制されている結果、最下端スラット21の
上側に連結する第一リンク22の長孔状の下側連結孔2
2bが、螺子27に沿う状態で前方揺動をしながら下方
変位を行う。そして、下側連結孔22bの上端側のガイ
ド部22dに案内される状態で螺子27が上側孔端部に
係合すると、第一リンク22はこれ以上の下方移動が規
制されるように設定され、この状態となると、図17に
示すように、支持プレート係合凹部26aに第一リンク
係合片部22eが係合し、これによって、第一リンク2
2と第二リンク片部25dとの採光姿勢側へのリンク作
動が規制されてスラット21を閉塞姿勢にロックするよ
うに設定されており、これが本発明のロック手段に相当
する。このとき、前記第二リンク片部上側枢結部25e
の傾斜状の穴縁25kは第一リンク22の折曲部22c
の下縁部に沿うように近接対向するように設定されてい
る。さらに、第二リンク片部25dの外端面には上方前
部に位置して突起25nが形成されており、該突起25
nが穴縁25kに沿って伸長される第一リンク22の折
曲部22cの上端縁に干渉して、第二リンク22は前後
方向の揺動が規制されるように設定されている。この結
果、第一リンク22が上側から引っ張られたとき(上動
作動を受けたとき)、第一リンク22は揺動をすること
はなく、下側連結孔22bを介するスライド状の上動が
優先してなされるように設定されている。
【0025】続いて、さらなる閉鎖作動があると、最下
端スラット21の上側に隣接するスラット21の第二リ
ンク片部25dが、前記最下端スラット21の第二リン
ク片部と同様にして前方に揺動して閉塞姿勢となり、続
いて前述したように、該スラット21の上側に連結する
第一リンク22の下側連結孔22bが螺子27に沿って
移動することで第一リンク22はさらなる前方揺動をし
ながら下方変位し、これによって、第一リンク係合部2
2eがスラット21の支持プレート係合凹部26aに係
合してスラット21が閉塞姿勢にロックされ、このよう
にして、順次、スラット21の閉塞作動、スラット21
と第一リンク22のロック作動とが繰り返し行われ、こ
のようにして、最上端スラット21が閉塞姿勢となるこ
とで、シャッターカーテン20が全閉するように設定さ
れている。
【0026】これに対し、シャッターカーテン20の開
放作動では、シャッターカーテン20の巻取りに伴い
(巻取り軸6の開放作動に伴い)、前述したように、ま
ず、第一リンク22の下側連結孔22bが螺子27に対
してスライド移動するが、該スライド移動がなされるこ
とに伴い、第一リンク係合部22eと支持プレート係合
凹部26aの係合は解除されて、第一リンク下側連結孔
22bの下側孔端部が螺子27に係合する姿勢となる。
そして、この状態となると、第一リンク22と第二リン
ク片部25dとがリンク作動をしてスラット21が自然
垂下状態となるように揺動することになるが、このと
き、前記ロックは解除されているためリンク作動が損な
われることはない。このように、巻取り軸6の開放作動
に伴いロック解除作動、リンク作動を繰返し行うこと
で、各スラット21は上側から順次採光姿勢となり、第
一リンク22と第二リンク片部25dとの枢支部である
螺子27、28が略直線上に位置するように変姿するよ
うに設定されている。そして、全スラット21が採光姿
勢となった状態からシャッターカーテン20の上動が開
始し、各スラット21は採光姿勢を維持した状態で上動
して開口部の開放がなされるように設定されている。
【0027】さらにこのものでは、ガイドレール23と
連結部材25とのあいだに次のような配慮がなされてい
る。つまり、ガイドレール23は前記第一の実施の形態
と略同様に、下地枠23a、屋内外のガイド片23b、
23c、ガイド溝23d、ガイド片23b、23c先端
に形成され封止部材23eが嵌合する封止部23f等に
より構成されている。そして、前側ガイド片23bの封
止部23fは、前記閉塞姿勢のスラット21の第二リン
ク片部25dに当接することで、開口部を閉鎖したシャ
ッターカーテン20の抜止機能を兼用する設定となって
いる。さらに、第二の実施の形態における連結部材25
の端片部25aには、左右方向外方の屋内側部位を切欠
くことで形成された段差部25iが上下に長く形成され
ている。そして、該段差部25iがガイドレール23屋
内側のガイド片25bに形成の封止部23fに近接対向
していると共に、端片部25aの下端部が屋外側の封止
部23fに近接対向しており、これら各対向間は、第二
連結片部25d外端面とガイドレール溝底片23dとの
対向間より小さくなるよう寸法設定されている。これに
よって、スラット21が採光姿勢、採光姿勢の何れのと
きも、シャッターカーテン2の位置ズレの移動規制がな
されて、第二リンク片部25d外端面とガイドレール溝
底片23dとが当接することがないように設定されてい
る。
【0028】そうして、この場合でも、前記第一の実施
の形態と同様に、シャッターカーテン20の閉鎖作動時
では採光姿勢を維持しながらの閉鎖作動を行い、最下端
部の座板17が接地し、さらに巻取り軸6が巻出し作動
をすることにより、下側のスラット21から順次閉塞姿
勢に変姿して開口部の閉鎖を行うことができる一方、シ
ャッターカーテン20の開放作動時では、シャッターカ
ーテン20の巻取りに伴い、全閉状態の最上端に位置す
るスラット21から下方のものが順次採光姿勢となって
から上動して全開状態とすることができる。この結果、
シャッターカーテン20を、前記第一の実施の形態のよ
うに、多様な日除状態にすることができて、室内の明る
さ、通風状態を調整でき、居住性の向上が計れる。
【0029】しかもこのものでは、スラット21が閉塞
姿勢となることに伴い、第一リンク22が長孔状の下側
連結孔22bを介してさらに揺動しながら下方変位をす
ることにより、第一リンク係合部22eが下側に位置す
るスラット21の支持プレート係合凹部26aに係合
し、第一リンク22と第二リンク片部25dとの採光姿
勢側へのリンク作動がロックされている。これによっ
て、全閉状態のシャッターカーテン20に対し、外部か
らスラット21を把持して無理矢理持ち上げようとして
も採光姿勢になることはなく、防犯性が向上するうえ、
全閉状態のシャッターカーテンに強風が吹き当てたよう
な場合に各スラット21がばたついてしまうようなこと
もなく、機能性を向上できる。しかも、ロック作動は、
シャッターカーテン20の開閉作動に伴う各スラット2
1の姿勢変姿にあわせて、順次ロックまたはロック解除
作動を行うことができるので、シャッターカーテン20
の開閉作動を何ら損なうことなく円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラインド式のシャッター装置の概略を示す全
体正面図である。
【図2】シャッターカーテンの収納状態を説明する側面
図である。
【図3】スラットの採光姿勢におけるシャッターカーテ
ンの側面図である。
【図4】スラットの閉塞姿勢におけるシャッターカーテ
ンの側面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ閉塞姿勢のスラ
ットのガイドレール案内状態を説明する一部断面平面
図、正面図である。
【図6】採光姿勢のスラットのガイドレール案内状態を
説明する一部断面平面図である。
【図7】スラットの組込み状態を説明する斜視図であ
る。
【図8】採光姿勢のスラットの連結状態を説明する側面
図である。
【図9】閉塞姿勢のスラットの連結状態を説明する側面
図である。
【図10】図10(A)、(B)はそれぞれスラットの
平面図、正面図である。
【図11】図11(A)、(B)、(C)、(D)はそ
れぞれ連結部材の平面図、正面図、側面図、図11
(C)のA−A断面図である。
【図12】図12(A)、(B)はそれぞれスラット本
体の正面図、側面図である。
【図13】第二の実施の形態におけるスラットの採光姿
勢を示すシャッターカーテンの側面図である。
【図14】図14(A)、(B)はそれぞれ第二の実施
の形態における閉塞姿勢のスラットのガイドレール案内
状態を説明する一部断面平面図、正面図である。
【図15】第二の実施の形態における開閉状態を説明す
る側面図である。
【図16】第二の実施の形態における開閉状態を説明す
る側面図である。
【図17】第二の実施の形態における開閉状態を説明す
る側面図である。
【図18】第二の実施の形態における開閉状態を説明す
る側面図である。
【図19】図19(A)、(B)、(C)はそれぞれ第
二の実施の形態の連結部材の平面図、正面図、側面図で
ある。
【図20】図20(A)、(B)、(C)はそれぞれ第
二の実施の形態の第一リンクの平面図、正面図、側面
図、図20(D)、(E)、(F)はそれぞれ第二の実
施の形態の支持プレートの平面図、正面図、側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ブラインド式シャッター装置 2 シャッターカーテン 3 スラット 4 第一リンク 6 巻取り軸 8 ガイドレール 9 スラット本体 10 連結部材 10a 端片部 10b 支持片部 10d 第二リンク片部 10e 上側用枢結部 11 第一ジョイント部 14 支持プレート 17 座板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を開閉するシャッターカーテンを
    複数のスラットで構成し、該各スラットの両側部を、開
    閉方向に隣接する各スラットとの連結位置が互いに位置
    ずれするようリンクを介して揺動自在に連結して、前記
    各スラットを、シャッターカーテンの開閉作動の過程で
    は、隣接スラットとのあいだに隙間が形成される採光姿
    勢とし、全閉したことに伴い、最先端側のスラットから
    順次揺動して隙間を閉塞する閉塞姿勢に変姿するように
    構成したブラインド式シャッター装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、スラット同志を連結
    するリンクは、各スラットの上端側部位において連結さ
    れているブラインド式シャッター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、スラット
    と、該スラットを隣接スラットに連結するリンクとのあ
    いだには、閉塞姿勢に変姿したスラットを該閉塞姿勢に
    ロックするためのロック手段が設けられているブライン
    ド式シャッター装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、ロック手段は、スラ
    ットの上端側部位と、該スラットを上側のスラットと連
    結するためのリンクの下端側部位との係合とし、該係合
    は、下側スラットが閉塞姿勢になることで揺動する前記
    リンクのさらなる揺動を伴う変位でなされているブライ
    ンド式シャッター装置。
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