JP7332029B2 - 状況通知装置、状況通知システム、状況通知方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、列車などの車両の混雑状況を判定し通知する技術に関する。
撮影画像を利用して車両の混雑状況を測定する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、駅のプラットホームに進入又はプラットホームから進出する列車を撮影し、当該撮影画像に撮影されている車両の画像(車内が見える窓枠内の画像)からユーザが乗車率を判断する技術が開示されている。また、特許文献2には、車両内に設置されている複数の監視カメラによる撮影画像から乗車率を算出する技術が開示されている。
国際公開第2018/061977号 特開2013-025523号公報
ところで、通勤通学の時間帯における列車の車両間での混雑状況のばらつきを抑制するために、例えば、列車に乗ろうとしている人に、乗車予定の列車における各車両の混雑状況を知らせて分散乗車を促すことが考えられる。車両の混雑状況を測定するために、特許文献1や特許文献2に開示されている技術を利用しようとすると、次のような問題が生じる。
すなわち、特許文献1に開示されている技術では、システムのユーザが撮影画像を見て車両の乗車率を判断するから、ユーザに手間を掛けさせてしまう。また、特許文献2の技術では、交通機関が運行する複数の列車のそれぞれにおいて車両に監視カメラを設ける必要があるために、多大な設備費用を要するという問題が生じる。
本発明は上述したような課題を解決するために考え出された。すなわち、本発明の主な目的は、ユーザに手間を掛けさせることなく、かつ、車両の混雑状況を検知するために車両に撮影装置やセンサなどを搭載しなくとも車両の混雑状況を推定し通知できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る状況通知装置は、その一形態として、
車両の外側から前記車両の進行方向に沿う前記車両の側面に設けられている窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像から、座席が設置されている車両部分である座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部における検知対象の人の数を検知する検知部と、
前記検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、前記座席車両部分における、前記撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定する補正部と、
前記推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する判定部と、
判定された前記混雑状況を、当該混雑状況を通知する通知装置に向けて出力する出力部と
を備える。
また、本発明に係る状況通知システムは、その一形態として、
上述したような状況通知装置と、
前記撮影画像を前記検知手段に提供する撮影装置と、
前記状況通知装置により判定された車両の混雑状況を通知する通知装置と
を備える。
さらに、本発明に係る状況通知方法は、その一形態として、
車両の外側から前記車両の進行方向に沿う前記車両の側面に設けられている窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像から、座席が設置されている車両部分である座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部における検知対象の人の数を検知し、
前記検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、前記座席車両部分における、前記撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定し、
前記推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定し、
判定した前記混雑状況を、当該混雑状況を通知する通知装置に向けて出力する。
さらにまた、本発明に係るプログラム記憶媒体は、その一形態として、
車両の外側から前記車両の進行方向に沿う前記車両の側面に設けられている窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像から、座席が設置されている車両部分である座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部における検知対象の人の数を検知する処理と、
前記検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、前記座席車両部分における、前記撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定する処理と、
前記推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する処理と
判定した前記混雑状況を、当該混雑状況を通知する通知装置に向けて出力する処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記憶する。
本発明によれば、ユーザに手間を掛けさせることなく、かつ、車両の混雑状況を検知するために車両に撮影装置やセンサなどを搭載しなくとも車両の混雑状況を推定し通知できる。
本発明に係る第1実施形態の状況通知システムの構成を説明する図である。 第1実施形態の状況通知システムを構成する状況通知装置の機能構成を表すブロック図である。 車両の内部の一形態を説明する図である。 状況通知装置において撮影画像から車両の内部の人の数を検知する検知手法の一例を説明する図である。 第1実施形態における状況通知装置の動作例を説明するフローチャートである。 撮影画像の一例を表す図である。 空車状態における撮影画像の一例を表す図である。 相対式プラットホームを説明する図である。 本発明に係る第3実施形態の状況通知装置の機能構成を説明する図である。 本発明に係る第4実施形態の状況通知装置の機能構成を説明する図である。 本発明に係る第5実施形態の状況通知システムの構成を説明する図である。 第5実施形態の状況通知システムを構成する状況通知装置の機能構成を表すブロック図である。 第5実施形態における状況通知装置の動作例を説明するフローチャートである。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る第1実施形態の状況通知システム1の構成を説明する図である。第1実施形態の状況通知システム1は、列車30の混雑状況を車両毎に判定し通知する機能を備えている。なお、ここでの列車30とは、複数の車両が連結されている乗り物であり、鉄道(路面電車やリニアモーターカーを含む)に限定されず、複数車両編成のモノレールやトローリーバスをも含むものとする。また、列車30は、複数の駅(プラットホーム)あるいは停留所のそれぞれで停まって乗客を乗降させながら、予め定められたルートでもって走行する。以下の説明では、列車30が乗客を乗降させるために停車する場所はプラットホームと称される。
第1実施形態の状況通知システム1は、撮影装置2と、状況通知装置3と、通知装置4とを備えている。
撮影装置2は、例えば、ビデオカメラであり、動画を出力する機能を備える。第1実施形態では、撮影装置2は、列車30の車両の外側から列車30の進行方向に沿う車両の側面に設けられている窓32を通して車両の内部を撮影する装置である。当該撮影装置2は、停車していたプラットホーム40から走り出した列車30を撮影する位置に設置される。具体的には、撮影装置2は、列車30がプラットホーム40に停車する場合に当該列車30の先頭31が位置するプラットホーム40の既定の停止位置から、その列車30の進行方向に離れた位置に設置される。その既定の停止位置と、撮影装置2の設置位置との間の距離は、例えば、撮影装置2の設置し易さや、撮影地点を通過する際の列車30の速度などを考慮して適宜設定される。また、撮影装置2の設置の高さは、列車30に設けられている窓32を通して車両の内部を撮影できる高さに調整される。
撮影装置2が上述したように設置されることにより、プラットホーム40に停車していた列車30が発車した後に、当該列車30の全ての車両は撮影装置2による撮影ポイントを順に通過することになる。このため、撮影装置2は、1台設置されるだけで、列車30の全ての車両を順に撮影できる。撮影装置2は、状況通知装置3と接続されている。撮影装置2による撮影画像は、状況通知装置3に向けてリアルタイムで時々刻々と出力される。撮影装置2から状況通知装置3に向けて出力される撮影画像には、例えば、撮影位置を表す情報(例えば、撮影装置2の識別情報や、駅(プラットホーム)の識別情報)と、撮影時刻を表す情報とが関連付けられる。
なお、撮影装置2は、常時、稼動状態であってもよいが、例えば、プラットホーム40から発車した列車30を撮影する所定期間のみ稼動するように、状況通知装置3によって稼動状態が制御されてもよい。この場合には、例えば、次のように、撮影装置2の稼動状態が制御される。すなわち、プラットホーム40に列車30が入ってきたことを検知するセンサにより列車30が検知されたとき、あるいは、検知されてから所定の時間が経過したときに、状況通知装置3によって、撮影装置2の撮影動作および撮影画像の出力動作が開始される。また、プラットホーム40から列車30が出て行ったことを検知するセンサにより列車30がプラットホーム40から出て行ったことが検知されたとき、あるいは、検知後に所定時間が経過したときに、状況通知装置3により、撮影装置2の撮影動作および撮影画像の出力動作が停止される。なお、上述したようなセンサに代えて、プラットホーム40における列車30の存在の有無を検知するセンサが設けられる場合には当該センサのセンサ出力を利用して、状況通知装置3により、撮影装置2の稼動状態が制御されてもよい。
通知装置4は、情報を視覚的あるいは聴覚的に通知するディスプレイ装置やスピーカーにより構成される。第1実施形態では、通知装置4は、列車30の運行を集中管理する管理室や、駅員が駅構内や列車運行状況などの情報を取得可能な駅員室や、プラットホームや、改札口などに設置され、設置された場所に応じた態様を持つ。
状況通知装置3は、例えばコンピュータ装置(サーバ)により構成され、撮影装置2から撮影画像を受信すると、当該撮影画像を利用して、列車30の車両毎の混雑状況を判定し、判定結果を通知装置4に出力する機能を備える。状況通知装置3は、例えば、列車30が停車する駅のそれぞれに設けられ当該駅の撮影装置2の撮影画像を処理する。あるいは、列車30が停車する複数の駅に共通の状況通知装置3が設けられ、当該状況通知装置3は、それら複数の駅の撮影装置2の撮影画像を処理してもよい。
図2は、状況通知装置3の機能構成を表すブロック図である。状況通知装置3は、演算装置10と、記憶装置11とを備えている。記憶装置11は、データやコンピュータプログラム(以下、プログラムとも記す)を記憶する記憶媒体である。記憶媒体には様々な種類があり、記憶装置11は、何れの記憶媒体により構成されてもよい。また、状況通知装置3には、複数種の記憶媒体が備えられていてもよく、この場合には、複数種の記憶媒体をまとめて記憶装置11として表すこととする。記憶装置11の構成および動作の説明は省略する。
演算装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサを備えている。プロセッサは、記憶装置11に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、当該プログラムに基づいた様々な機能を持つことができる。例えば、第1実施形態では、演算装置10は、検知部15と補正部16と判定部17と出力部18という機能部を有している。
検知部15は、撮影装置2による撮影画像(ここでは、動画を構成するフレーム画像)から列車30の窓32を通して撮影された車両の内部の人数を検知する機能を備える。ところで、列車30に設けられている座席には、大別して、ロングシートや縦座席などと称されるタイプ(以下、縦タイプとも記す)と、クロスシートや横座席などと称されるタイプ(以下、横タイプとも記す)とがある。縦タイプは、列車30の進行方向に沿って乗客が並んで座る座席の種類である。横タイプは、列車30の進行方向に直交する方向に沿って乗客が並んで座る座席の種類である。通勤通学に利用される列車は、横タイプの座席が設けられている列車よりも、縦タイプの座席が設けられている列車の方が多いことから、縦タイプの座席が設けられている列車の方が混雑が話題となることが多い。このことを踏まえて、第1実施形態では、列車30は、縦タイプの座席が設けられている列車とする。
図3は、縦タイプの座席が設けられている列車30の車両の内部を天井側から見た場合の図である。車両には、図3に表されているような座席車両部分Zsと扉車両部分Zdがある。座席車両部分Zsとは、座席34が設置されている車両部分である。扉車両部分Zdとは、乗客が乗降する扉35が設置されている車両部分である。座席車両部分Zsの車両側壁にも、扉車両部分Zdの扉35にも、窓が設けられている。第1実施形態では、検知部15は、撮影画像において、座席車両部分Zsに設けられている窓32の画像領域を処理対象とする。すなわち、検知部15は、撮影画像(フレーム画像)において、例えば予め与えられている窓枠パターンを利用して、座席車両部分Zsに設けられている窓32を検知する機能を有する。
さらに、列車30の進行方向に沿って車両を半分に区分した場合に、検知部15は、座席車両部分Zsに設けられている窓32を通して撮影画像に映っている人のうち、撮影装置2に近い方の車両半分区分に居ると思われる人を検知対象の人として検知する。つまり、検知部15は、図4に表されているような、検知した窓32の画像領域において、座席に座っている人を検知する領域Aから人の頭部のうちの後頭部21を検知する。図4の例では、領域Aにおいて、4つの後頭部21が検知される。さらに、検知部15は、検知した窓32の画像領域において、立っている人を検知する領域Bから人の頭部のうちの顔22を検知する。図4の例では、領域Bにおいて、3つの顔22が検知される。
なお、図4においては、立っている人を検知する領域Bにおいて、右端側に後頭部が映っている。この後頭部は、撮影装置2から離れている方の片側の車両区分に居る人の後頭部であると想定されるから、検知対象の人の頭部ではない。このため、第1実施形態では、そのような後頭部は、検知部15によって、検知されない。また、画像から人の頭部(後頭部や顔)を検知する手法には様々な手法がある。例えば、撮影画像における人の後頭部や顔の特徴を機械学習することにより得られた、後頭部や顔を画像から識別する識別器を利用する手法や、画像における後頭部パターンや顔パターンを利用するパターンマッチング手法がある。ここでは、検知部15は、適宜に選択された手法によって、撮影画像から頭部を検知してよく、その説明は省略する。
さらに、検知部15は、上述したように、検知した人の頭部(つまり、後頭部21と顔22)の数を検知する(数える)。
一方、検知部15は、撮影画像に映っている列車30を識別する情報を取得する。この情報を取得する手法は限定されないが、例えば、撮影画像が撮影された時刻と、列車30を運行している交通機関から提供される情報とを利用して、検知部15は、撮影画像中の列車30を識別する情報を取得する。
また、前述したように、列車30の全ての車両は撮影装置2の撮影ポイントを順に通過することになる。このことから、撮影装置2による動画を解析することにより、フレーム画像に映っている窓32が、列車30の先頭側から何両目何番目の窓32(例えば扉車両部分Zdの窓32は除く)であるかを検知部15は検知可能である。検知部15は、そのような列車30における窓32の配置位置情報をも検知する機能を備える。
検知部15は、上述したように検知した人数の情報に、例えば、列車30の識別情報と、列車30における窓32の配置位置情報とを関連付ける。
なお、検知部15が処理するフレーム画像は、撮影装置2から出力される動画を構成する全てのフレーム画像であってもよいが、ここでは、予め設定された枚数毎のフレーム画像とする。このように、フレーム画像が選択される場合には、列車30における全ての座席車両部分Zsの窓32の画像が検知部15により処理されるように(つまり、処理しなければならない窓32の画像が抜けないように)フレーム画像が選択される。
また、検知部15により処理される複数のフレーム画像に同じ窓32が撮影される場合がある。撮影されている列車30は走行中であることから、複数のフレーム画像のそれぞれに撮影されている同じ窓32の画像は撮影角度が互いに異なる画像である。このため、同じ窓32を通して撮影された車両内部の撮影画像であっても人の重なり状態が異なることとなり、検知部15により検知される人の数が異なる場合があることが想定される。このことを考慮し、複数のフレーム画像に同じ窓32が撮影される場合には、検知部15は、それら複数のフレーム画像から検知された同じ窓32を通して撮影されている人の頭部の数の平均値を算出してもよい。この場合には、検知部15は、算出した平均値を、窓32を通して撮影されている座席車両部分Zsの検知対象の人の数として検知する。
また、窓32に結露が生じていたり、ブラインドが降りていて、窓32を通して座席車両部分Zsの車両の内部が撮影できていない場合があることが考えられる。この場合には、検知部15は、そのような窓32の配置位置情報に、検知不可であることを表す情報を関連付けた情報を生成し、例えば、判定部17に出力する。
補正部16は、検知部15により検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、座席車両部分Zsにおいて、撮影装置2による撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を窓32毎に推定する機能を備える。第1実施形態では、補正手法として、検知部15により検知された人数を2倍するという補正手法が補正部16により行われる。すなわち、検知部15により検知された人数は、座席車両部分Zsにおいて、窓32を通して撮影された撮影装置2に近い方の車両半分区分に居ると推定される人の数である。ここでは、座席車両部分Zsにおける撮影装置2から遠い方の車両半分区分には、撮影装置2に近い方の車両半分区分に居る人の数と同じ数の人が居るとする。このことにより、補正部16は、検知部15により検知された人数を2倍するという補正を行うことにより、窓32を通して撮影される座席車両部分Zsにおいて、撮影装置2による撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定乗車人数として算出する。さらに、補正部16は、推定乗車人数の情報に、列車30の識別情報と、列車30における窓32の配置位置情報とを関連付ける。
なお、撮影装置2に近い方の車両半分区分における座席車両部分Zsに人が立って居らず、空席がある場合には、その空席部分を通して、当該空席の座席に向かい合っている座席に座っている人の顔が撮影されるか、人が座っていなければ座席が撮影される。つまり、撮影装置2に近い方の車両半分区分における座席車両部分Zsに人が立って居らず、空席がある場合には、その空席部分を通して、撮影装置2から遠い方の車両半分区分における座席の空席状況を推測できる場合がある。このような場合には、補正部16は、検知部15により検知された人数に、固定値である数値「2」を乗算するのではなく、推測した空席状況に応じて定まる値を、検知部15により検知された人数に乗算してもよい。なお、空席状況を推測する際には、例えば、多数の撮影画像から得られた撮影装置2に近い方の車両半分区分における空席状況と、撮影装置2から遠い方の車両半分区分における空席状況との関係が利用される。
判定部17は、補正部16により推定された座席車両部分Zsの推定乗車人数と、予め与えられている一つの車両の座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する機能を備える。判定部17による判定処理には、複数種の処理が考えられ、何れの手法を採用してもよいが、具体例を以下に述べる。例えば、ここで、列車30を運行している交通機関から列車30の車両情報が提供されるとする。その車両情報には、列車30を構成している車両の片側の側壁に設けられている扉35の数および扉35の窓32を除いた窓32(座席車両部分Zsの窓32)の数や、一つの車両の座席数などの情報が含まれる。判定部17は、そのような列車30の車両情報を利用して、同じ車両における複数の座席車両部分Zsの窓32の配置位置情報に関連付けられている推定乗車人数を取得する。さらに、判定部17は、同じ車両における推定乗車人数を合算することにより、車両における推定乗車人数の総数を車両毎の乗客総数として算出する。ここで、判定部17が、同じ車両における複数の座席車両部分Zsの推定乗車人数を取得しようとしたが、検知部15により検知不可の情報が関連付けられている窓32が有るために、或る車両において必要な座席車両部分Zsの推定乗車人数が揃わなかったとする。この場合には、判定部17は、その推定乗車人数が揃わなかった車両の乗客総数を算出できない。このため、判定部17は、乗客総数を算出できない車両の識別情報に、乗客総数を算出できないことを表す情報を関連付けた情報を生成する。
ところで、撮影画像から、座席車両部分Zsに立っている人の顔22が検知部15により検知された場合には、扉車両部分Zdにも人が立っていると想定される。このことを考慮し、そのような場合には、判定部17は、上述したように算出した車両毎の乗客総数に、予め与えられている補正係数を掛け算することにより、扉車両部分Zdの人を考慮して車両毎の乗客総数を補正してもよい。補正係数は、1よりも大きい数であり、判定部17により算出される車両毎の推定乗車人数の総数に、扉車両部分Zdに立っている人の数をも含まれるように、当該総数を補正する係数である。
この補正係数は、実験やシミュレーションの結果に基づいて予め定められた固定値である。あるいは、補正係数は、座席車両部分Zsに立っている人の数に応じて定まる可変値であってもよい。この可変値は、例えば、実験やシミュレーションにより求められた座席車両部分Zsに立っている人の数と扉車両部分Zdに立っている人の数との関係に基づいて定まる値である。あるいは、扉車両部分Zdの窓32を通して撮影された車両内部の撮影画像を利用して、検知部15と同様な検知処理により扉車両部分Zdに居る人の数を検知できる場合には、補正係数は、検知された扉車両部分Zdの人の数に応じて定まる値であってもよい。
上述したように、車両毎の乗客総数を算出した後に、判定部17は、車両毎に、座席数に対する算出した乗客総数の比率である乗車率を算出する。判定部17は、算出した乗車率をそのまま車両の混雑状況として判定してもよいし、混雑状況を段階的に表す混雑レベルと乗車率との関係データから、算出した乗車率に対応する混雑レベルを車両の混雑状況として判定してもよい。また、判定部17は、前述したように、乗客総数を算出できなかった車両に関しては、例外処理として、予め与えられている混雑状況が判定される。この混雑状況は、例えば、電車混雑度統計データを利用して定められる。また、当該混雑状況は、列車30の撮影時刻に応じて可変してもよい。
さらに、判定部17は、判定した車両の混雑状況の情報に、列車30の識別情報と、列車30における車両位置を識別する識別情報(例えば、先頭から何番目の車両であるかを表す情報)とを関連付ける。
判定部17は、上述したように、列車30における車両毎の混雑状況を判定する。さらに、判定部17は、列車30における各車両の乗車率の平均値を算出することにより、列車30の全体の混雑状況を判定してもよい。この判定された列車30の全体の混雑状況の情報には、列車30の識別情報が関連付けられる。
出力部18は、判定部17により判定された混雑状況の情報を、通知装置4に向けて出力する機能を備える。具体的には、出力部18は、判定された混雑状況に関連付けられている列車30の識別情報と、列車30を運行している交通機関から提供される運行予定情報とに基づいて、混雑状況を判定した列車30が次に停車する駅の情報を取得する。さらに、出力部18は、その取得した情報を利用して、判定部17により判定された混雑状況の情報を、当該混雑状況の判定済みの列車30が次に停車する駅の通知装置4に向けて出力する。
列車30の混雑状況の情報を受けた通知装置4は、受けた混雑状況の情報を予め与えられている通知態様でもって通知するように通知動作が制御される。例えば、プラットホームにおいて、列車30が停車した際における扉35の停止位置に対応する位置にそれぞれ通知装置4が設けられる。この場合には、通知装置4と、停車する列車30の車両との対応関係に基づいて、通知装置4は、到着予定の列車30における、対応する車両の混雑状況を通知する。このような通知装置4による通知によって、乗客や駅員は、到着する列車30の車両毎の混雑状況を知ることが可能となる。これにより、駅員は車両の分散乗車に乗客を円滑に導くことができるようになる可能性がある。
以下に、状況通知装置3における車両の混雑状況の判定および通知に係る動作の一例を図5のフローチャートを利用して説明する。
ここで、撮影装置2は、プラットホーム40に列車30が入ってきたときに撮影を開始し、プラットホーム40から列車30が出て行ったときに撮影を休止するように、センサ出力に基づいて制御されるとする。
状況通知装置3は、撮影装置2から列車30の撮影画像を受信し始めると(ステップS101)、休止状態から稼動状態に切り替わり、次のような動作を実行する。
すなわち、状況通知装置3の検知部15が、撮影画像における列車30の座席車両部分Zsの窓32を通して撮影された車両の内部の人数を検知する(ステップS102)。その後、座席車両部分Zsにおいて、撮影装置2による撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を窓32毎に得ることができるように、補正部16が、検知部15により検知された人数を補正する(ステップS103)。
然る後に、判定部17が、補正部16により推定された座席車両部分Zsの乗車人数を利用して、車両毎の乗客総数を算出する。さらに、判定部17は、算出した車両毎の乗客総数と、一車両における座席の総数とを利用して、車両毎に、乗車率を算出し、当該乗車率に基づいて、混雑状況を車両毎に判定する(ステップS104)。そして、出力部18が、算出された車両毎の混雑状況を、例えば列車30の次の停車駅に設けられている通知装置4に向けて出力する(ステップS105)。出力部18による混雑状況の情報の出力は、一つの車両の混雑状況が判定されるタイミングでもって順次出力されてもよいし、列車30を構成する全ての車両の混雑状況を判定し終えたタイミングでもって一括して出力されてもよい。
撮影装置2からの撮影画像の受信がなく、かつ、出力部18により列車30の全ての車両に関する混雑状況の情報の出力が終了したときに、状況通知装置3は、稼動状態から休止状態に遷移する。
第1実施形態の状況通知システム1では、撮影装置2は、プラットホーム40において、発車した列車30の全ての車両を順次撮影可能な位置に設置されることから、列車30の混雑状況を検知するために設置する撮影装置2の台数は少なくて済む。つまり、第1実施形態の状況通知システム1は、列車30の混雑状況を検知するために車両毎に撮影装置を設置する場合に比べて、撮影装置2の設置台数を削減でき、これにより、状況通知システム1を構築する際の設備費用を抑制できる。
また、状況通知装置3は、撮影装置2による撮影画像から車両の混雑状況を判定する。このため、例えば撮影装置2による撮影画像を見たユーザが乗車率を判定し当該判定した乗車率の情報を入力するという手間を掛けさせることなく、状況通知装置3は、車両の混雑状況を出力することができる。換言すれば、状況通知装置3は、ユーザに手間を掛けさせることなく、車両の混雑状況を出力できる。
さらにまた、状況通知システム1では、通知装置4は、列車30の停車駅にそれぞれ設置され、状況通知装置3からの情報に基づいて、到着予定の列車30の車両毎の混雑状況を駅員や乗客に通知する。駅員が、通知装置4により通知される混雑状況の情報に基づいて乗客に分散乗車を促すことにより、混雑状況の通知が無い場合に比べて、列車30の車両毎の混雑状況のばらつきを小さくすることが容易である。
<第2実施形態>
以下に、本発明に係る第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態の状況通知システムを構成する構成部分と同一名称部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
第2実施形態では、状況通知装置3の検知部15による、座席車両部分Zsの画像領域に映っている車両の内部における検知対象の人の数を検知する処理手法と、補正部16による、検知された人数を補正する手法とが第1実施形態とは異なる。第2実施形態における状況通知システム1およびそれを構成する撮影装置2と状況通知装置3と通知装置4のそれ以外の構成は、第1実施形態における構成と同様である。
第2実施形態では、状況通知装置3の検知部15は、撮影画像(フレーム画像)において検知した座席車両部分Zsの窓32の図6に表されるような画像部分と、予め与えられている窓32の基準となる図7に表されるような画像とを比較する。ここでは、処理対象の撮影画像(フレーム画像)における座席車両部分Zsの窓32の図6に表されるような画像部分を処理対象窓画像と記す。また、窓32の基準となる画像とは、座席車両部分Zsに人が乗っていない空車状態で撮影装置2により撮影された座席車両部分Zsの窓32の画像であり、ここでは、基準窓画像と記す。
検知部15は、さらに、処理対象窓画像と基準窓画像との比較により、処理対象窓画像における基準窓画像との相違部分の面積を算出する。さらに、検知部15は、基準窓画像の面積に対する、算出した相違部分の面積の比率を乗客面積比として算出する。さらにまた、検知部15は、予め与えられている乗客面積比と乗客数との関係データに、算出した乗客面積比を照合し、乗客面積比に対応する乗客数を、窓32を通して撮影されている座席車両部分Zsにおける検知対象の人の数として検知する。
さらに、補正部16は、第1実施形態と同様に、検知部15により検知された人数を補正することにより、座席車両部分Zsにおいて、撮影装置2による撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を窓32毎に推定する。なお、第2実施形態では、検知部15により検知される人数は、例えば、座席車両部分Zsに居る人の総数の2分の1よりも多い例えば3分の2程度の人数が検知されると想定される。このことを考慮し、例えば、補正部16が補正処理によって、検知部15により検知された人数に乗算する数値は、「2」ではなく、例えば、「1.6」とするというように「2」よりも小さい数値に設定される。
ところで、前述したように、第2実施形態では、処理対象窓画像と基準窓画像との相違を利用することから、撮影装置2により撮影される窓32を通して撮影される背景は基準窓画像の背景と同様であることが望ましい。このため、第2実施形態における検知部15の処理は、撮影装置2により撮影される窓32を通して撮影される背景が季節や時間帯などによって変化しにくい例えば地下鉄の駅に設置されている撮影装置2による撮影画像の処理に適用される。
第2実施形態では、状況通知装置3における上述した検知部15以外の構成は第1実施形態における状況通知装置3の構成と同様である、また、第2実施形態の状況通知システム1を構成する撮影装置2と通知装置4の構成は第1実施形態と同様である。第2実施形態の状況通知システム1は、このような構成を備えていることから、第1実施形態の状況通知システム1と同様の効果を得ることができる。
また、第2実施形態における検知部15は、処理対象窓画像と基準窓画像との比較により算出した乗客面積比を利用して、窓32を通して撮影されている座席車両部分Zsにおける検知対象の人の数を検知する。この検知部15の検知手法は、画像から頭部を検知し当該検知した頭部の数を計数する手法に比べて、処理の負荷を軽減することができる。
<第3実施形態>
以下に、本発明に係る第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態の説明において、第1実施形態や第2実施形態の状況通知システムを構成する構成部分と同一名称部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
プラットホームには、相対式と称される態様のプラットホームがある。図8は、相対式のプラットホームを上方側から見た図である。この図8の例では、プラットホームに列車30が停車している。相対式のプラットホーム24では、複数の単式ホーム25が並設され、並設されている単式ホーム25の間を列車30が走行する。
第3実施形態の状況通知システム1は、相対式のプラットホーム24を発車した列車30の混雑状況を判定することを想定しているシステムである。第3実施形態では、第1や第2の実施形態で述べたような撮影装置2が図8に表されるように相対式のプラットホーム24に設置されている。状況通知装置3は、そのように設置された複数の撮影装置2と接続されており、これら複数の撮影装置2によって、単式ホーム25の間を走行する列車30の両側からそれぞれ撮影された撮影画像を取得することが可能である。
このことを考慮し、第3実施形態では、状況通知装置3は、第1実施形態あるいは第2実施形態における機能に加えて、次のような機能をも備える。すなわち、状況通知装置3の演算装置10は、第1実施形態あるいは第2実施形態における機能に加えて、図9に表されるようなモード切り替え部19を備える。なお、図9では、図2に表されている記憶装置11と、演算装置10の検知部15と補正部16と判定部17と出力部18の図示が省略されている。
モード切り替え部19は、発車した列車30を両側から撮影できた場合には、演算装置10の動作モードを両側撮影モードに設定し、片側のみの撮影である場合には、演算装置10の動作モードを片側撮影モードに設定する機能を備える。列車30を両側から撮影できたか、片側のみの撮影であるかの検知は、例えば、撮影対象の列車30が停車しているプラットホーム25の隣のプラットホーム25に列車30が入ってくることを検知するセンサ(以下、到着検知センサとも記す)を利用する。つまり、到着検知センサが列車30の到着を検知している場合には、その検知された列車30がプラットホーム25に入る際に、撮影対象の列車30の撮影を妨げることが考えられる。これにより、到着検知センサが列車30の到着を検知した場合には、撮影対象の列車30の撮影は、片側のみの撮影であるとする。
モード切り替え部19によって演算装置10の動作モードが片側撮影モードに設定された場合には、演算装置10は、片側撮影モードとして第1実施形態あるいは第2実施形態と同様に動作して、列車30における車両の混雑状況を判定する。
モード切り替え部19によって演算装置10の動作モードが両側撮影モードに設定された場合には、演算装置10は、次のような両側撮影モードでもって動作する。両側撮影モードでは、検知部15は、第1実施形態で述べたと同様の処理(頭部を計数する処理)によって、列車30の両側からそれぞれ撮影した撮影画像から、座席車両部分Zsに設けられている窓32を通して撮影画像に映っている人の数を検知する。さらに、検知部15は、両側からの撮影画像に基づいて検知された同じ座席車両部分Zsについての人の数を合算し、算出値をその座席車両部分Zsにおける乗車人数として推定する。この場合には、補正部16による補正動作は省略され、判定部17は、検知部15による座席車両部分Zsにおける乗車人数を利用した処理を実行して、車両の混雑状況を判定する。
あるいは、両側撮影モードでは、演算装置10は、次のように動作してもよい。例えば、検知部15は、列車30の両側から撮影された撮影画像のそれぞれにおいて、第2実施形態で述べたと同様の処理(乗客面積比を利用する処理)により、座席車両部分Zsに設けられている窓32を通して撮影画像に映っている人の数を検知する。そして、補正部16は、第2実施形態で述べたと同様に、列車30の両側から撮影された撮影画像のそれぞれに基づいて検知部15により検知された人の数を補正し、座席車両部分Zsにおける乗車人数を推定する。ここでは、さらに、補正部16は、列車30の両側から撮影された撮影画像のそれぞれから推定した同じ座席車両部分Zsについて乗車人数の平均値を算出し、当該平均値を、座席車両部分Zsの乗車人数として確定する。なお、同じ座席車両部分Zsについての乗車人数の平均値を算出する際には、窓32の配置位置情報が利用される。
なお、列車30の両側から列車30を撮影できたとしても、車両の一方側における窓32の結露やカーテンが引かれていることに因り、当該車両の一方側の窓32を通して車両の内部の撮影画像を得ることができない場合がある。このような場合には、そのような窓32が備えられている座席車両部分Zsに関しては、演算装置10は、片側撮影モードと同様に座席車両部分Zsの乗客人数を推定し、混雑状況を判定してもよい。
第3実施形態における状況通知システム1に係る上述した構成以外の構成は、第1実施形態あるいは第2実施形態と同様である。
第3実施形態の状況通知システム1は、第1実施形態あるいは第2実施形態を備えているので、第1実施形態や第2実施形態と同様の効果を得ることができる。その上、第3実施形態の状況通知システム1は、列車30の両側からそれぞれ撮影した撮影画像を利用して車両の混雑状況を判定可能な構成を備えている。そのように、列車30の両側からそれぞれ撮影した撮影画像を利用することにより、列車30の片側から撮影した撮影画像を利用する場合に比べて、車両の内部における死角が減ることとなる。これにより、第3実施形態の状況通知システム1は、混雑状況の判定に対する信頼性を高めることができる。
<第4実施形態>
以下に、本発明に係る第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態の説明において、第1~第3の状況通知システムを構成する構成要素と同一名称部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
第4実施形態の状況通知システム1は、第1~第3の何れかの実施形態の状況通知システム1の構成に加えて、列車30の混雑状況を携帯端末にも通知可能にする構成を備えている。すなわち、第4実施形態の状況通知システム1においては、図10に表されるように、状況通知装置3の演算装置10は、配信部20を備える。なお、図10では、状況通知装置3において、図2に表されている記憶装置11と、演算装置10の検知部15および補正部16との図示が省略されている。
第4実施形態では、第1~第3の実施形態と同様に、判定部17による列車30の混雑状況の情報は、出力部18から、通知装置4である駅員用の通知装置4Aや、プラットホーム40における列車30の扉の停止位置に設置されている通知装置4Bに出力される。
一方、配信部20は、判定部17により判定された列車30の混雑状況の情報を、携帯端末5に向けて配信する機能を備える。また、配信部20は、そのような列車30の混雑状況の情報を状況通知装置3から受信し当該受信した情報を表示画面等に出力させる機能を携帯端末5に持たせるためのアプリケーション(アプリ)29を配信する機能を備える。配信部20から情報が配信される携帯端末5は、その配信部20からのアプリがインストールされている端末である。つまり、携帯端末5は、CPU等のプロセッサを含む演算装置27と、記憶装置28とを備え、記憶装置28に記憶されているアプリ29を演算装置27が実行することにより、配信部20からの列車30の混雑状況の情報を受信し当該受信した情報を報知する。
第4実施形態の状況通知システム1は、第1~第3の実施形態の状況通知システム1と同様の構成を備えるので、第1~第3の実施形態の状況通知システム1と同様の効果を得ることができる。また、第4実施形態の状況通知システム1は、携帯端末5にも列車30の混雑状況の情報を配信する構成を備えているので、携帯端末5からも列車30の混雑状況の情報を通知でき、これにより、当該システムの利便性を高めることができる。
なお、第1~第4の実施形態では、複数の車両が連結されている列車30を例にして、状況通知システムおよび状況通知装置の構成および動作を説明している。これに代えて、それら状況通知システムおよび状況通知装置は、1両編成の鉄道車両や、バスなどにも応用可能である。この場合に、1両編成の鉄道車両やバスを運行している交通機関が複数の鉄道車両やバスを運行している場合には、それら複数の鉄道車両やバスのそれぞれにカメラを設けなくて済む。カメラは、駅や停留所に設置されるから、例えば、車両やバスの増加や交換を行う際に、新たな車両やバスにカメラを設けなくて済む。
<第5実施形態>
図11は、本発明に係る第5実施形態の状況通知システムの構成を表すブロック図である。図12は、第5実施形態の状況通知システムを構成する状況通知装置の構成を表すブロック図である。
第5実施形態の状況通知システム50は、車両の混雑状況を提供するシステムであり、撮影装置51と、状況通知装置52と、通知装置53とを備えている。撮影装置51は、車両の外側から車両の進行方向に沿う車両の側面に設けられている窓を通して車両の内部を撮影する装置である。撮影装置51は、例えば、ビデオカメラであり、車両が停車して乗客が乗降するプラットホームなどに設置される。
状況通知装置52は、例えばコンピュータ装置により構成され、撮影装置51により撮影された車両の撮影画像を利用して、車両の混雑状況を判定する機能を備える。すなわち、状況通知装置52は、検知部55と、補正部56と、判定部57と、出力部58とを備えている。検知部55は、撮影装置51により撮影された撮影画像から、座席が設置されている車両部分である座席車両部分の画像領域に映っている車両の内部の人数を検知する機能を備える。
補正部56は、検知部55により検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、座席車両部分における、撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定する機能を備える。
判定部57は、補正部56により推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する機能を備える。
出力部58は、判定された混雑状況を通知装置53に向けて出力する機能を備える。
検知部55と補正部56と判定部57と出力部58のそれぞれが上述した機能を持つために実行する処理としては、例えば、第1~第4の実施形態で説明した検知部15と補正部16と判定部17と出力部18の処理が一例として挙げられる。
通知装置53は、状況通知装置52により判定された車両の混雑状況を報知する装置である。通知装置53は、例えば、撮影装置51により撮影され混雑状況が判定された車両が次に停車する駅のプラットホームや停留所に設置され、次に到着予定の車両の混雑状況の情報を表示するディスプレイ装置である。あるいは、通知装置53は、音声により車両の混雑状況の情報を報知するスピーカーであってもよい。あるいは、通知装置53は、携帯端末であってもよい。この場合には、状況通知システム50は、状況通知装置52から通知装置53としての携帯端末に向けて混雑状況の情報を配信する機能を持つ。また、通知装置53としての携帯端末は、状況通知装置52から配信された混雑状況の情報を取得し、かつ、取得した情報を画面により表示したり、音声により報知する処理を実行させるコンピュータプログラムであるアプリケーション(アプリ)が搭載される。
次に、状況通知装置52における混雑状況の通知に関わる動作の一例を説明する。図13は、第5実施形態における状況通知装置52における混雑状況の通知に関わる動作の一例を表すフローチャートである。
例えば、状況通知装置52は、車両の外側から、車両の進行方向に沿う車両の側面に設けられている窓を通して車両の内部が撮影されている撮影画像を受信する。これにより、状況通知装置52の検知部55は、受信した撮影画像から、座席が設置されている車両部分である座席車両部分の画像領域に映っている車両の内部における検知対象の人の数を検知する(ステップS301)。補正部56は、検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正する(ステップS302)。これにより、補正部56は、座席車両部分における、撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定する。
判定部57は、推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する(ステップS303)。そして、出力部58は、判定された混雑状況を通知装置53に向けて出力する(ステップS304)。
第5実施形態の状況通知システム50およびそれを構成する状況通知装置52は上述したように構成されていることにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、状況通知システム50および状況通知装置52は、ユーザに手間を掛けさせることなく、かつ、車両の混雑状況を検知するために車両に撮影装置やセンサなどを搭載しなくとも車両の混雑状況を推定できるという効果を得ることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1,50 状況通知システム
2,51 撮影装置
3,52 状況通知装置
4,53 通知装置
15,55 検知部
16,56 補正部
17,57 判定部
18,58 出力部

Claims (8)

  1. 座席が設置されている座席車両部分と乗客が乗降する扉が設置されている扉車両部分とを備える車両の外側から前記車両の進行方向に沿う前記車両の側面に設けられている窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像から、前記座席車両部分と前記扉車両部分のうちの前記座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部における検知対象の人の数を検知する検知手段と、
    前記検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、前記座席車両部分における、前記撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定する補正手段と、
    前記推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する判定手段と、
    判定された前記混雑状況を、当該混雑状況を通知する通知装置に向けて出力する出力手段と
    を備える状況通知装置。
  2. 前記検知手段は、予め与えられている頭部の画像の特徴を表す情報に基づいて、前記撮影画像における前記座席車両部分の画像領域から頭部を検知し、当該検知した頭部を計数することにより、前記座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部の人数を検知する請求項1に記載の状況通知装置。
  3. 前記検知手段は、予め与えられている空車状態における前記座席車両部分の前記窓の画像を利用して、前記撮影画像における前記座席車両部分の前記窓の画像領域に占める人の画像領域の面積の比率を算出し、当該算出した面積の比率に基づいて前記座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部の人数を検知する請求項1に記載の状況通知装置。
  4. 前記車両の両側からそれぞれ前記窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像のそれぞれを用いて前記座席車両部分の前記乗車人数を推定する両側撮影時における処理手順と、前記車両の一方側から前記窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像を用いて前記座席車両部分の前記乗車人数を推定する片側撮影時における処理手順とが与えられており、
    前記車両の両側から前記車両が撮影された場合には、検知手段と補正手段が両側撮影時における処理手順に従って動作する両側撮影モードに設定し、前記車両の一方側から前記車両が撮影された場合には、検知手段と補正手段が片側撮影時における処理手順に従って動作する片側撮影モードに設定するモード切り替え部をさらに備える請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の状況通知装置。
  5. 判定された前記混雑状況を、当該混雑状況を報知する機能を持つ携帯端末に向けて配信する配信部をさらに備える請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の状況通知装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の状況通知装置と、
    前記撮影画像を前記検知手段に提供する撮影装置と、
    前記状況通知装置により判定された車両の混雑状況を通知する通知装置と
    を備える状況通知システム。
  7. コンピュータによって、
    座席が設置されている座席車両部分と乗客が乗降する扉が設置されている扉車両部分とを備える車両の外側から前記車両の進行方向に沿う前記車両の側面に設けられている窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像から、前記座席車両部分と前記扉車両部分のうちの前記座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部における検知対象の人の数を検知し、
    前記検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、前記座席車両部分における、前記撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定し、
    前記推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定し、
    判定した前記混雑状況を、当該混雑状況を通知する通知装置に向けて出力する
    状況通知方法。
  8. 座席が設置されている座席車両部分と乗客が乗降する扉が設置されている扉車両部分とを備える車両の外側から前記車両の進行方向に沿う前記車両の側面に設けられている窓を通して前記車両の内部が撮影されている撮影画像から、前記座席車両部分と前記扉車両部分のうちの前記座席車両部分の画像領域に映っている前記車両の内部における検知対象の人の数を検知する処理と、
    前記検知された人数を予め定められた補正手法に従って補正することによって、前記座席車両部分における、前記撮影画像に映っていない人の数をも含む乗車人数を推定する処理と、
    前記推定された乗車人数と、予め与えられている座席数とを利用して、車両の混雑状況を判定する処理と
    判定した前記混雑状況を、当該混雑状況を通知する通知装置に向けて出力する処理と
    をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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