JP4303520B2 - タクシー待ち表示方法及びシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタクシー待ち表示方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
駅に降りてからタクシーに乗る場合、従来の方法では、駅を出てからタクシー乗り場に行くのが普通である。そして、タクシー乗り場で人の待ち行列を認識し、タクシー到着頻度から待ち時間を予想しており、電車を降りる前のタクシー乗り場の待ち時間の情報を提供することはなかった。
【0003】
従来のこの種の装置としては、携帯電話等での乗客の要求に対して、乗客の待機場所におけるタクシー待ち時間を表示するシステムがあり、乗員が効率的に営業活動をすることを目的としている(例えば特許文献1参照)。これに対し、携帯端末を用いてタクシー配車を会話することなく、手配する技術がある(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−353884号公報(第3頁、第4頁、図2)
【特許文献2】
特開2002−251433号公報(第4頁、第5頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来の技術では、乗客が駅から出てタクシー乗り場に着いた後に初めてどれ位混んでいるかどうかが把握されるものであった。そこで、電車や列車を降りる前に、タクシーの待ち時間を認識したいという要望がある。特に、バス終了後は待ち時間が大幅に増加する傾向にあり、近隣駅で待ち時間が少ないと、本来の駅以外の駅で降りた方が目的地まで所要時間が少なくなるということがある。また、終電に近い電車では、早く目的地に到着したいという要望がある。また、電車側のサービスとして、乗客にタクシーの待ち時間を通知することにより、顧客満足度を向上させたたいという要望がある。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、電車を降りる前に、各駅におけるタクシーの待ち状態を電車内に表示させることができるタクシー待ち表示方法及びシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1記載の発明は以下の通りである。図1は本発明方法の原理を示すフローチャートである。本発明は、電車内装置は進行方向駅を記憶し、タクシー待ちをする待機所装置は一人乗り率(α)を記憶しておき(ステップ1)、前記待機所装置は、単位時間のタクシー数(T)と単位時間の待ち人数(M)を把握し(ステップ2)、待ち時間指標(W)を(M/T)・αの演算により求め、前記電車内装置へ通知し(ステップ3)、該電車内装置は各待機所装置IDと共に通知された待ち時間指標(W)を進行方向駅テーブルと突き合わせて格納するに際し、各待機所装置IDと対応する駅名とを関連付けて格納し(ステップ4)、前記電車内装置は、現在駅を把握し、今後の進行方向駅について待ち時間指標(W)を出力する(ステップ5)、ことを特徴とする。
【0008】
このように構成すれば、これから進行する駅毎のタクシーの待ち時間指標が表示されるので、乗客はどの駅で降りた方が速く目的地に到着できるかを判断することができる。
(2)請求項2記載の発明は、前記一人乗り率(α)を時間帯によって変化させることを特徴とする。
【0009】
例えば、一人乗り率は、時間帯によって異なることから、時間帯を考慮することによって、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
(3)請求項3記載の発明は、電車の種類により、前記進行方向駅テーブルから今後の停車駅のみを出力手段に出力することを特徴とする。
【0010】
このように構成すれば、電車の種類(例えば普通、急行、特急等)に応じて停車駅は異なることから、それぞれの電車の種類に応じた停車駅のみを出力することで、その停車駅における待ち時間指標を確認することができる。
(4)請求項4記載の発明は、前記電車内装置は、各待機所装置から通知される一人乗り率(α)と、各待機所装置から通知される単位時間のタクシー数(T)と、単位時間の待ち人数(M)を元に、前記ステップ3の演算を電車内装置で行なうことを特徴とする。
【0011】
このように構成すれば、演算の故障時、その電車だけに影響をとどめることができる。
(5)請求項5記載の発明は、前記一人乗り率(α)を待機所装置毎に定めることを特徴とする。
【0012】
タクシーの待ち時間は、タクシー乗り場(待機所)毎に異なるはずである。そこで、待機所毎に一人乗り率を定めることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
(6)請求項6記載の発明は、以下の通りである。図2は本発明の原理ブロック図である。図において、10はタクシー乗り場に設置された待機所装置、20は電車内装置である。待機所装置10と電車内装置20とは、それぞれ接続部11、21を介して接続されている。そして、図に示すシステムは、電車内装置20とタクシー待ち待機所装置10とが接続されて、電車内にタクシー待ち時間指標を表示するようにしたタクシー待ち表示システムを構成している。
【0013】
待機所装置10において、12はタクシーの数を把握する車数把握手段、13はタクシー待ちの人の数を把握する人数把握手段、14は一人乗り率を記憶する一人乗り率記憶手段、15は前記車数把握手段12で得たタクシー数と、前記人数把握手段13で得た人数と、前記一人乗り率とを演算して待ち時間に対応した待ち時間指標を求める計算手段、16は待機所装置を一意に識別するID部である。
【0014】
電車内装置20において、22は現在地把握手段、23は進行方向駅テーブルを記憶した停車駅記憶手段、24は前記待機所装置IDと共に通知された待ち時間指標を前記進行方向駅テーブルと突合せて格納する突合せ格納手段、25は待ち時間指標を電車の乗客に知らせる出力手段である。
【0015】
このように構成すれば、電車の進行方向駅のタクシー待ち時間指標を出力(表示)することができるので、乗客はどの駅のタクシー乗り場がすいているかを認識することができる。
(7)請求項7記載の発明は、前記一人乗り率を時間帯によって変化させることを特徴とする。
【0016】
このように構成すれば、一人乗り率を時間帯によって変化させることで、時間帯に応じた最適な一人乗り率を用いることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
(8)請求項8記載の発明は、電車の種類により、前記進行方向駅テーブルから今後の停車駅のみを出力することを特徴とする。
【0017】
このように構成すれば、電車の種類(例えば普通、急行、特急等)に応じて停車駅は異なることから、それぞれの電車の種類に応じた停車駅のみを出力することで、その停車駅における待ち時間指標を確認することができる。
(9)請求項9記載の発明は、前記電車内装置は、各待機装置から通知される一人乗り率(α)と、各待機所装置から通知される単位時間のタクシー数(T)と、単位時間の待ち人数(M)を元に(M/T)・αの式を用いて前記演算を電車内装置で行なうことを特徴とする。
【0018】
このように構成すれば、故障時の影響をその電車だけにとどめることができる。
(10)請求項10記載の発明は、前記一人乗り率を待機所装置毎に定めることを特徴とする。
【0019】
このように構成すれば、タクシーの待ち時間は、タクシー乗り場(待機所)毎に異なるはずである。そこで、待機所毎に一人乗り率を定めることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0021】
先ず、図2のブロック図について更に詳細に説明する。先ず、待機所装置10側では、車数把握手段12が単位時間のタクシーの数をカウントする。次に、人数把握手段13が待ち行列の人の数をカウントする。
【0022】
ここで、計算手段15は車数把握手段12でカウントされた単位時間のタクシーの数をT、人数把握手段13で把握された待ち行列の人数をM、一人乗り率記憶手段14に記憶された一人乗り率をαとして、次式で待ち時間指標Wを求める。
【0023】
W=(M/T)・α
この計算された待ち時間指標は、ID部16から読み出された待機所装置10のIDと共に各待機所装置10から接続部11を介して電車内装置20の接続部21に通知される。電車内装置20では、突合せ格納手段24が待機所装置IDと共に通知された待ち時間指標Wを停車駅記憶手段23に記憶された進行方向テーブルと突き合わせて格納する。この際に於いて、突合せ格納手段24は、現在地把握手段22からの情報により、当該電車の現在位置が分かるので、その現在位置よりも先の進行方向駅を求め、それぞれの駅毎の待ち時間指標を出力手段25に表示する。
【0024】
この電車内装置20の出力手段25の表示を見ることにより、自己が本来降りる駅の待ち時間指標と、当該駅の近傍の駅の待ち時間指標とを比較する。この結果、本来の駅で降りると、タクシー待ち時間が増えるので、それより一つ先の駅で降りて、タクシーで目的地に移動する方が速く着く等の判断をすることができる。
【0025】
図3は本発明の一実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。待機所装置10において、11は電車内装置20と接続される接続部、12はタクシーの数を把握する車数把握手段としての車センサー、13は人行列の人の数を把握する人数把握手段としての人センサーである。これら車センサー12及び人センサー13としては、例えばカメラが用いられ、同一待機所のタクシー及び人を撮影する。
【0026】
14aは一人乗り率及びその他の情報を記憶する記憶部、16は待機所装置10のIDを出力するID部、17は時刻情報を出力する時計部、18は前述した各種装置と接続され、待ち時間指標を計算する他、全体の動作を制御する制御部である。該制御部18は、図2に示す計算手段15を含んでいる。該制御部18としては、例えばCPUが用いられる。このような待機所装置10は、図に示すように複数設けられている。前記車センサー12及び人センサー13の出力は、制御部18に送られ、該制御部18は既存の技術を用いて、車の数及び人の数を計数する。或いは車センサー12及び人センサー13毎にタクシー40又は人をカウントしてその結果を制御部18に通知するようにしてもよい。40はタクシーである。
【0027】
電車内装置20において、21は待機所装置10と接続される接続部である。該接続部21は、この実施の形態例では、インターネット30を介して待機所装置10と接続されている。22は現在地把握手段としての現在地を把握するためのカメラ、23aは停車駅情報及びその他の情報を記憶する記憶部である。25は待ち時間指標等の各種情報を表示する出力手段としての表示部、26は電車の上り下り等の方向を入力する入力部、27は待機所装置10のIDを用いて通知された待ち時間指標を記憶部23aに記憶される停車駅テーブルと突合わせて格納する他、全体の動作を制御する制御部である。該制御部27は、図2の突合わせ格納手段23を含んでいる。該制御部27としては、例えばCPUが用いられる。このように構成されたシステムの動作をフローチャートを用いて参照すれば、以下の通りである。
【0028】
図4は本発明システムの動作の一例を示すフローチャートである。先ず、待機所装置10側では、制御部18が単位時間をカウンタ(図示せず)に設定する(S1)。そして、車センサー12はタクシー40を計数する(S2)。図5はタクシー数検出の説明図である。タクシー40がタクシー乗り場に入ってくるところにゲートを設け、該ゲートの両側に赤外線発信機3と赤外線検知器4を設ける。そして、このゲートを通過したタクシー40の数をカウントする。次に、制御部18は単位時間経過をチェックする(S3)。単位時間の経過は、時計部17の出力を基にカウントする。そして、単位時間を経過した時、制御部18はタクシーの計数値を記憶部14aに記憶する(S4)。次に、タクシー乗り場に並んでいる人の数を計数する。
【0029】
人の数の計数方法には、ここでは2種類を示す。例えば、人センサー13がカメラを用いて計数する時、図6に示すようにして行なう。即ち、タクシー乗り場に人行列撮影用のカメラ1を設置しておき、人行列を撮影する。そして、撮影した人行列の画像を画像処理して人の数を計数する(S6)。
【0030】
他の方法は、図7に示すような方法である。即ち、タクシー乗り場に踏板2を設けておき、この踏板2を通過した人の数をカウントするようにする。この場合、先ず単位時間をカウンタ(図示せず)に設定しておき(S7)、人の数を計数する(S8)。時計部17の出力を基に単位時間の経過をカウントする。そして、単位時間が経過したら(S9)、カウント動作を終了する。
【0031】
このようにして人の数を計数したら、その値を記憶部14aに記憶する(S10)。次に、制御部18は待ち時間指標を求める計算を行なう(S11)。ここで、用いる計算式は、人の数を示す人列計数値、タクシー40の数を示すタクシー計数値とし、一人乗り率を記憶部14aから読み出して、以下の式による待ち時間指標を求める
【0032】
待ち時間指標=((人列計数値/タクシー計数値)・一人乗り率)
ここで、待ち時間指標をW、人数計数値をM、タクシー数計数値をT、一人乗り率をαとすると、上式は以下のようになる。
【0033】
W=(M/T)・α
待ち時間指標が求まったら、制御部18はタクシーの数を記憶部14aに待ち時間テーブルとして記憶する(S12)。図8は待ち時間テーブルの構成例を示す図である。図に示すように、駅名と、待機所名(ID)と、待ち人数と、車センサー値と、待ち時間指標から構成されている。例えば、渋谷駅の南口待機所の場合、待ち人数は74、タクシー数は7、待ち時間指標は11である。
【0034】
図9は一人乗り率を示す図である。図に示すように一人乗り率αは時間により異なる値をとる。例えば、12時〜18時は0.6であるのに対し、21時〜8時は0.9である。このテーブルより、時間が遅くなるに従って一人乗り率が大きくなっていることが分かる。このように、一人乗り率を時間帯によって変化させることにより、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
【0035】
また、一人乗り率は、待機所装置毎に定めることができる。タクシーの待ち時間はタクシー乗り場(待機所)毎に異なるものであることから、待機所毎に一人乗り率を定めることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
【0036】
次に、制御部18は、接続部11を介して待機所IDと記憶部14aに記憶された待ち時間指標を電車内装置20側に送信する(S13)。このデータは、インターネット30を介して電車内装置20側に通知される。
【0037】
一方、電車内装置20側では、予め駅順テーブルを記憶部23aに記憶する(S14)。図10はこのようにして作成された停車駅テーブルの構成例を示す図である。急行の上りと下り、普通の上りと下り毎に、停車駅が記憶されている。急行の方が普通よりも停車駅の数が少ないことが分かる。
次に、上り・下り/急行・普通を入力する(S15)。次に、カメラ21で駅名を写し、現在地を把握する(S16)。以上の処理が終了した時点で、前記待機所装置10側からの待機所IDと記憶テーブルの情報を受ける(S17)。この場合には、他の待機所装置からの情報も同様にして受ける。
【0038】
次に、制御部27は待機所装置10側から送られてきた待機所装置IDと待ち時間指標を、前記停車駅テーブルと突合わせて記憶部23aに記憶する。次に、この記憶された情報に基づいて、今後の停車駅の待ち時間を表示部25に表示する(S18)。
【0039】
図11は表示部25への表示例を示す図である。駅名毎に、待機所名(ID)と、現在駅と、待ち時間指標が表示されている。例えば、三軒茶屋裏口のタクシー乗り場の待ち時間指標は15である。図より明らかなように、電車の種類に応じて今後の停車駅のみが表示されるようになっている。これにより、それぞれの電車の種類に応じた停車駅のみを表示(出力)することができる。乗客は、この表示を見て、各駅のタクシー乗り場毎の待ち時間指標を確認し、どの駅のタクシー乗り場がすいているかを認識することができる。そして、本来の駅より一つ先の駅で降りた方が、目的地(例えば自宅)への到着時間が早いこと等を認識することができる。
【0040】
上述の実施の形態例では、待ち時間指標を待機所装置側で行なう場合を例にとったが、電車内装置側の制御部27で行なうようにしてもよい。この場合、タクシー数、待ち人数情報、一人乗り率等を待機所装置側のIDと共に、電車内装置20側に転送してやることが必要となる。このようにすれば、電車内装置側でも待ち時間指標を計算し、表示部25に表示することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、これから進行する駅毎のタクシーの待ち時間指標が表示されるので、乗客はどの駅で降りた方が速く目的地に到着できるかを判断することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、一人乗り率は、時間帯によって異なることから、時間帯を考慮することによって、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、電車の種類(例えば普通、急行、特急等)に応じて停車駅は異なることから、それぞれの電車の種類に応じた停車駅のみを出力することで、その停車駅における待ち時間指標を確認することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、演算の故障時、その電車だけに影響をとどめることができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、待機所毎に一人乗り率を定めることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
(6)請求項6記載の発明によれば、電車の進行方向駅のタクシー待ち時間指標を出力(表示)することをができるので、乗客はどの駅のタクシー乗り場がすいているかを認識することができる。
(7)請求項7記載の発明によれば、一人乗り率を時間帯によって変化させることで、時間帯に応じた最適な一人乗り率を用いることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
(8)請求項8記載の発明によれば、電車の種類(例えば普通、急行、特急等)に応じて停車駅は異なることから、それぞれの電車の種類に応じた停車駅のみを出力することで、その停車駅における待ち時間指標を確認することができる。
(9)請求項9記載の発明によれば、故障時の影響をその電車だけにとどめることができる。
(10)請求項10記載の発明によれば、待機所毎に一人乗り率を定めることで、待ち時間指標をより正確に求めることができる。
【0042】
このように、本発明によれば、電車を降りる前に、各駅におけるタクシーの待ち状態を電車内に表示させることができるタクシー待ち表示方法及びシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理を示すフローチャートである。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態例を示すブロック図である。
【図4】本発明システムの動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】タクシー数検出の説明図である。
【図6】タクシー乗り場における待ち人数カウント方法の第1の説明図である。
【図7】タクシー乗り場における待ち人数カウント方法の第2の説明図である。
【図8】待ち時間テーブルの構成例を示す図である。
【図9】一人乗り率を示す図である。
【図10】停車駅テーブルの構成例を示す図である。
【図11】表示部への表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 待機所装置
11 接続部
12 車数把握手段
13 人数把握手段
14 一人乗り率記憶手段
15 ID部
20 電車内装置
21 接続部
22 現在地把握手段
23 停車駅記憶手段
24 突合わせ格納手段
25 出力手段

Claims (10)

  1. 電車内装置は進行方向駅を記憶し、タクシー待ちをする待機所装置は一人乗り率(α)を記憶しておき(ステップ1)、
    前記待機所装置は、単位時間のタクシー数(T)と単位時間の待ち人数(M)を把握し(ステップ2)、
    待ち時間指標(W)を(M/T)・αの演算により求め、前記電車内装置へ通知し(ステップ3)、
    該電車内装置は各待機所装置IDと共に通知された待ち時間指標(W)を進行方向駅テーブルと突き合わせて格納するに際し、各待機所装置IDと対応する駅名とを関連付けて格納し(ステップ4)、
    前記電車内装置は、現在駅を把握し、今後の進行方向駅について待ち時間指標(W)を出力する(ステップ5)、
    ことを特徴とするタクシー待ち表示方法。
  2. 前記一人乗り率(α)を時間帯によって変化させることを特徴とする請求項1記載のタクシー待ち表示方法。
  3. 電車の種類により、前記進行方向駅テーブルから今後の停車駅のみを出力手段に出力することを特徴とする請求項1又は2記載のタクシー待ち表示方法。
  4. 前記電車内装置は、各待機所装置から通知される一人乗り率(α)と、各待機所装置から通知される単位時間のタクシー数(T)と、単位時間の待ち人数(M)を元に、前記ステップ3の演算を電車内装置で行なうことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のタクシー待ち表示方法。
  5. 前記一人乗り率(α)を待機所装置毎に定めることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のタクシー待ち表示方法。
  6. 電車内装置とタクシー待ち待機所装置とが接続されて、電車内にタクシー待ち時間指標を表示するようにしたタクシー待ち表示システムにおいて、
    タクシーの数を把握する車数把握手段と、タクシー待ちの人の数を把握する人数把握手段と、一人乗り率を記憶する一人乗り率記憶手段と、前記車数把握手段で得たタクシー数と、前記人数把握手段で得た人数と、前記一人乗り率とを演算して待ち時間に対応した待ち時間指標を求める計算手段と、待機所装置を一意に識別するID部と、電車内装置と接続する接続部、とから構成される待機所装置と、
    現在地把握手段と、複数の待機所装置IDを記憶する記憶手段と、上り線と下り線のそれぞれについて普通電車とそれ以外の電車に分けて進行方向の停車駅を記憶する進行方向駅テーブルと、前記待機所装置IDと共に通知された待ち時間指標を前記進行方向駅テーブルとを付合わせて格納する突合せ格納手段と、待ち時間指標を電車の乗客に知らせる出力手段と、待機所装置と接続される接続部と、から構成される電車内装置と、で構成され、
    前記計算手段は、単位時間のタクシー数(T)と、単位時間の待ち人数(M)と、一人乗り率(α)から(M/T)・αによりタクシーの待ち時間指標を求め、電車の進行方向駅の各駅毎のタクシー待ち時間指標を出力することを特徴とするタクシー待ち表示システム。
  7. 前記一人乗り率を時間帯によって変化させることを特徴とする請求項6記載のタクシー待ち表示システム。
  8. 電車の種類により、前記進行方向駅テーブルから今後の停車駅のみを出力することを特徴とする請求項6又は7記載のタクシー待ち表示システム。
  9. 前記電車内装置は、各待機所装置から通知される一人乗り率(α)と、各待機所装置から通知される単位時間のタクシー数(T)と、単位時間の待ち人数(M)を元に(M/T)・αの式を用いて前記演算を電車内装置で行なうことを特徴とする請求項6乃至8の何れかに記載のタクシー待ち表示システム。
  10. 前記一人乗り率を待機所装置毎に定めることを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記載のタクシー待ち表示システム。
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