JP2021157276A - 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム - Google Patents

乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021157276A
JP2021157276A JP2020054449A JP2020054449A JP2021157276A JP 2021157276 A JP2021157276 A JP 2021157276A JP 2020054449 A JP2020054449 A JP 2020054449A JP 2020054449 A JP2020054449 A JP 2020054449A JP 2021157276 A JP2021157276 A JP 2021157276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video data
vehicle
passenger
unit
occupancy rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020054449A
Other languages
English (en)
Inventor
景 鈴木
Kei Suzuki
景 鈴木
悠生 高橋
Yuki Takahashi
悠生 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2020054449A priority Critical patent/JP2021157276A/ja
Publication of JP2021157276A publication Critical patent/JP2021157276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】座席を必要とする乗客の快適な乗車を支援すること。【解決手段】乗車支援制御装置100は、公共交通機関の車両の車内を撮影する第一カメラ210が撮影した第一映像データと、停車場の周辺を撮影する第二カメラ220が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得部120と、第一映像データから、車内の座席などの占有率を認識する占有率認識部131と、第二映像データから、停車場において公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識部132と、認識した乗客のうち、座席などを必要とする優先乗客の有無を判定する判定部133と、判定部133によって優先乗客が存在すると判定され、かつ、占有率認識部131が認識した、停車場に接近している車両の占有率が閾値以上である場合、車両の車内の乗客に対して、優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御部135と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラムに関する。
停留所における待ち人数の検知と、車両の位置検知により定員オーバーの予測を行い、臨時便の増発を的確な位置から行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。バス停留所に待ち客がいることを運転手が十分手前において認識する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。バスの停留所に設置される表示装置に、バスの空席情報を表示する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−168193号公報 特開平8−063697号公報 特開2010−140394号公報
公共交通機関を利用する乗客には、例えば、高齢者、車椅子利用者または怪我人などのように座席を必要とする乗客がいる。車内の座席または車椅子用のスペースは、数が限られている。これにより、車内の座席または車椅子用のスペースに空きがない場合、座席を必要とする乗客が、座席または車椅子用のスペースを使用できないおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、座席を必要とする乗客の快適な乗車を支援することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る乗車支援制御装置は、公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部が撮影した第一映像データと、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得部と、前記映像データ取得部が取得した前記第一映像データから、前記車内の座席または車椅子用のスペースの占有率を認識する占有率認識部と、前記映像データ取得部が取得した前記第二映像データから、前記停車場において前記公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識部と、前記乗客認識部が認識した前記乗客のうち、前記座席または車椅子用のスペースを必要とする優先乗客の有無を判定する判定部と、前記判定部によって前記優先乗客が存在すると判定され、かつ、前記占有率認識部が認識した、前記停車場に接近している前記車両の前記占有率が閾値以上である場合、前記車両の前記車内の乗客に対して報知を行う出力部から、前記優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御部と、を備える。
本発明に係る乗車支援システムは、上記の乗車支援制御装置と、公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部と、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部と、前記車内の乗客に対して報知を行う出力部と、を備える。
本発明に係る乗車支援制御方法は、公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部が撮影した第一映像データと、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得ステップと、前記映像データ取得ステップによって取得された前記第一映像データから、前記車内の座席または車椅子用のスペースの占有率を認識する占有率認識ステップと、前記映像データ取得ステップによって取得された前記第二映像データから、前記停車場において前記公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識ステップと、前記乗客認識ステップによって認識された前記乗客のうち、前記座席または車椅子用のスペースを必要とする優先乗客の有無を判定する判定ステップと、前記判定ステップによって前記優先乗客が存在すると判定され、かつ、前記占有率認識ステップによって認識された、前記停車場に接近している前記車両の前記占有率が閾値以上である場合、前記車両の前記車内の乗客に対して報知を行う出力部から、前記優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御ステップと、を含む。
本発明に係るプログラムは、公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部が撮影した第一映像データと、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得ステップと、前記映像データ取得ステップによって取得された前記第一映像データから、前記車内の座席または車椅子用のスペースの占有率を認識する占有率認識ステップと、前記映像データ取得ステップによって取得された前記第二映像データから、前記停車場において前記公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識ステップと、前記乗客認識ステップによって認識された前記乗客のうち、前記座席または車椅子用のスペースを必要とする優先乗客の有無を判定する判定ステップと、前記判定ステップによって前記優先乗客が存在すると判定され、かつ、前記占有率認識ステップによって認識された、前記停車場に接近している前記車両の前記占有率が閾値以上である場合、前記車両の前記車内の乗客に対して報知を行う出力部から、前記優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御ステップと、を乗車支援制御装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明によれば、座席を必要とする乗客の快適な乗車を支援することができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る乗車支援システムの構成例を示す概略図である。 図2は、第一実施形態に係る乗車支援システムの構成例を示すブロック図である。 図3は、第一実施形態に係る乗車支援システムの表示部を示す概略図である。 図4は、第一実施形態に係る乗車支援制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、第二実施形態に係る乗車支援システムにおいて、座席のブロックの一例を説明する図である。 図6は、第三実施形態に係る乗車支援システムの構成例を示すブロック図である。 図7は、第三実施形態に係る乗車支援システムから送信された情報を表示する、外部の装置の表示の一例を説明する図である。 図8は、第三実施形態に係る乗車支援システムから送信された情報を表示する、外部の装置の表示の他の例を説明する図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第一実施形態]
<乗車支援システム>
図1は、第一実施形態に係る乗車支援システム1の構成例を示す概略図である。図2は、第一実施形態に係る乗車支援システム1の構成例を示すブロック図である。乗車支援システム1は、公共交通機関の停車場において、座席または車椅子用のスペース(以下、「優先スペース」という。)を必要とする優先乗客がいる場合、停車場に接近している車内の座席の占有率に応じて、優先乗客が乗車することを、車内の乗客に報知する。
公共交通機関は、例えば、路線バスおよび電車のように、指定席および予約席がない、公共の交通機関である。本実施形態では、公共交通機関は、路線バスとして説明する。本実施形態では、車両とは、路線バスの車両のことである。停車場とは、例えば、バス停および駅などの、乗客が乗降可能な場所のことである。
優先乗客は、例えば、高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者、妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者などのように、座席または優先スペースを必要とする乗客である。本実施形態では、優先乗客は、外見によって認識可能であるものとする。
乗車支援システム1は、第一カメラ(第一撮影部)210と、第二カメラ(第二撮影部)220と、記録部230と、GPS(Global Positioning System)受信部240と、表示部(出力部)250と、座席等認識辞書記憶部260と、人物認識辞書記憶部270と、通信部280と、乗車支援制御装置100とを有する。本実施形態では、第二カメラ220を除く他の構成は、路線バスの車両に設置されている。
第一カメラ210は、公共交通機関の車内を撮影するカメラである。第一カメラ210は、例えば、車両の車内の座席および乗客を撮影可能な位置に配置されている。第一カメラ210は、エンジンが始動してから停止するまでの間、つまり車両が動作している間は、映像を常時撮影する。第一カメラ210は、撮影した第一映像データを乗車支援制御装置100の映像データ取得部120へ出力する。第一映像データは、例えば毎秒30フレームの画像から構成される動画像である。
第二カメラ220は、公共交通機関の停車場の周辺を撮影するカメラである。第二カメラ220は、各停車場に配置されたカメラでもよい。第二カメラ220は、例えば、停車場において、公共交通機関の車両を待つ乗客を撮影可能な位置に配置されている。第二カメラ220は、乗車支援システム1が起動している間、映像を常時撮影してもよく、停車場に車両が近接している場合など、必要に応じて撮影を開始してもよい。第二カメラ220は、撮影した第二映像データを、図示しない通信ユニットを介して乗車支援制御装置100へ出力する。第二映像データは、例えば毎秒30フレームの画像から構成される動画像である。
第一映像データと第二映像データとの区別を特に要しない場合、映像データとして説明する。
記録部230は、乗車支援システム1におけるデータの一時記憶などに用いられる。記録部230は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、メモリカードなどの記録部である。または、図示しない通信装置を介して無線接続される外部記録部であってもよい。記録部230は、乗車支援制御装置100の記録制御部123から出力された制御信号に基づいて、映像データを記録する。
GPS受信部240は、図示しないGPS衛星から電波を受信する。GPS受信部240は、受信した電波の信号を乗車支援制御装置100の位置情報取得部134へ出力する。
表示部250は、一例としては、乗車支援システム1に固有の表示装置、または、広告システムを含む他のシステムと共用した表示装置などである。表示部250は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。表示部250は、乗車支援制御装置100の出力制御部135から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。表示部250は、車両の内部に複数配置されていてもよい。本実施形態では、表示部250は、車両の前方と、各座席の背もたれの後面に配置されている。
図3は、第一実施形態に係る乗車支援システム1の表示部250を示す概略図である。表示部250は、車両の乗客に対して、例えば、次の停車場の案内および路線の案内を含む、乗客へ知らせる情報を示す画像または映像を表示する。表示部250は、例えば、後述する判定部133によって、優先乗客が存在すると判定され、かつ、占有率認識部131によって認識された、停車場に接近している車両の座席の占有率が閾値以上である場合、優先乗客が乗車することを報知する画像または映像を表示する。
図2に戻って、座席等認識辞書記憶部260は、座席と、優先スペースとの各方向視の形状、大きさ、色などのパターンを照合可能な認識辞書を記憶している。座席等認識辞書記憶部260は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク、ネットワークを介した外部記憶装置などの記憶装置である。
人物認識辞書記憶部270は、多様な人物の各方向視の形状、大きさ、色などのパターンを照合可能な認識辞書を記憶している。人物認識辞書記憶部270は、例えば、高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者、妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者などを照合可能な認識辞書を記憶している。人物認識辞書記憶部270は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク、ネットワークを介した外部記憶装置などの記憶装置である。
通信部280は、通信ユニットである。通信部280は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信の通信ユニットである。通信部280は、第二カメラ220の通信ユニットと電波を送受信する。通信部280は、数10m程度の範囲内の装置と通信可能である。通信部280は、例えば、車両があらかじめ登録された停車場の周辺に位置するとき、電波を送受信可能である。
<乗車支援制御装置>
乗車支援制御装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置(制御装置)である。乗車支援制御装置100は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。乗車支援制御装置100には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは乗車支援制御装置100におけるデータの一時記憶などに用いられる。乗車支援制御装置100は、バス110に接続された、映像データ取得部120と、バッファメモリ121と、映像データ処理部122と、記録制御部123と、占有率認識部131と、乗客認識部132と、判定部133と、位置情報取得部134と、出力制御部135と、通信制御部136とを有する。
映像データ取得部120は、公共交通機関の車内を撮影した第一映像データと、公共交通機関の停車場の周辺を撮影した第二映像データとを取得する。より詳しくは、映像データ取得部120は、第一カメラ210が出力した第一映像データを取得する。映像データ取得部120は、第二カメラ220が撮影した第二映像データを、第二カメラ220の図示しない通信ユニットと通信部280とを介して取得する。映像データ取得部120は、停車場の周辺に近づいたときに、停車場における乗客が撮影された第二映像データを取得する。
バッファメモリ121は、乗車支援制御装置100が備える内部メモリであり、映像データ取得部120が取得した一定時間分の映像データを、更新しながら一時的に記録するメモリである。
映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データを、例えばH.264やMPEG−4(Moving Picture Experts Group)などの任意の方式のコーデックで符号化された、例えばMP4形式などの任意のファイル形式に変換する。映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データから、一定時間分のファイルとした映像データを生成する。具体例として、映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データを、記録順に60秒間の映像データを1ファイルとして生成する。映像データ処理部122は、生成した映像データを記録制御部123へ出力する。また、映像データ処理部122は、生成した映像データを出力制御部135へ出力する。ファイルとして生成される映像データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。
記録制御部123は、映像データ処理部122でファイル化された映像データを、上書き可能な映像データとして、記録部230に記録する。より詳しくは、記録制御部123は、処理を実行する期間は、映像データ処理部122が生成した映像データを記録部230に記録し続け、記録部230の容量が一杯になった場合、最も古い映像データに新しい映像データを上書きして記録する。
占有率認識部131は、映像データ取得部120が取得した第一映像データから、車内の座席または優先スペースの占有率を認識する。占有率認識部131は、乗車支援システム1が起動している間は、常時処理を行ってもよい。占有率認識部131は、例えば、停車場に近づいたとき、停車場から発車したとき、映像データ取得部120が第二映像データを取得したとき、または、任意のタイミングで処理を実行してもよい。
より詳しくは、占有率認識部131は、第一映像データに対して、座席等認識辞書記憶部260が記憶している座席認識辞書を用いたパターンマッチングを行って、車両ごとに空席を認識する。占有率認識部131は、座席の全体が認識されると、乗客が着席していない、空席として認識する。占有率認識部131は、座席の一部が認識されて、座席の上に人物が認識されると、乗客が着席している、空席ではない座席として認識する。占有率認識部131は、認識した、空席と、空席ではない座席とに基づいて、車両ごとの座席の占有率を認識する。
座席の占有率は、空席の数を数値で示してもよいし、空席と空席ではない座席との割合を数値で示してもよいし、または、例えば「空席多」、「空席少」、「空席なし」などのようなランクで示してもよい。
占有率認識部131は、第一映像データに画像処理を行って、空いている優先スペースと、使用されている優先スペースとを認識する。より詳しくは、占有率認識部131は、第一映像データに対して、座席等認識辞書記憶部260が記憶している座席認識辞書を用いたパターンマッチングを行って、車両ごとに空いている優先スペースを認識する。占有率認識部131は、優先スペースの全体が認識されると、使用されていない優先スペースとして認識する。占有率認識部131は、優先スペースの一部が認識されて、優先スペースに車椅子またはベビーカーが認識されると、使用されている優先スペースとして認識する。なお、優先スペースの車椅子またはベビーカーは、例えば人物認識辞書記憶部270が記憶している人物認識辞書を用いたパターンマッチングを行って認識可能である。
占有率認識部131は、さらに、車内の混雑状況を認識してもよい。例えば、占有率認識部131は、第一映像データに画像処理を行って、車内の乗客の人数によって車内の混雑状況を認識する。例えば、占有率認識部131は、第一映像データに画像処理を行って、車内の通路の床面が見えている面積によって車内の混雑状況を認識してもよい。混雑状況は、乗車率で示してもよいし、例えば「空席あり」、「立ちあり」、「混雑」などのようなランクで示してもよい。占有率には、車椅子用の優先スペースにおける床面積に対する乗客あるいは荷物の占有割合も含まれる。
乗客認識部132は、映像データ取得部120が取得した第二映像データから、停車場において公共交通機関を待つ乗客を認識する。乗客認識部132は、第二映像データに対して、人物認識辞書記憶部270が記憶している人物認識辞書を用いたパターンマッチングを行って、停車場ごとに、例えば、高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者、妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者などと、その他の乗客とを認識する。乗客認識部132は、停車場に留まる人物を検出し、停車場の近くを通過する歩行者などの人物は認識しないようにする。乗客認識部132は、乗車支援システム1が起動している間は、常時処理を行ってもよい。乗客認識部132は、例えば、停車場に車両が近づいてきたとき、停車場に乗客が存在するとき、または、任意のタイミングで、処理を実行してもよい。
判定部133は、乗客認識部132が認識した乗客のうち、座席または優先スペースを必要とする優先乗客の有無を判定する。判定部133は、乗客認識部132の認識結果に基づいて、例えば、高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者、妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者などの優先乗客が認識されたか否かを判定する。
位置情報取得部134は、GPS受信部240が受信した電波に基づいて、車両の現在の位置情報を公知の方法によって算出する。
出力制御部135は、判定部133によって優先乗客が存在すると判定され、かつ、占有率認識部131が認識した、停車場に接近している車両の座席の占有率が閾値以上である場合、車内の乗客に対して報知を行う表示部250から、優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する。
占有率の閾値は、空席がない、または、空席が少ないことを示す値である。占有率の閾値は、例えば、空席の数、割合、または、ランクによって規定される。
出力制御部135は、優先乗客が乗車することを報知するとともに、占有率認識部131が認識した占有率に基づいて、車内における空席を案内する情報を出力してもよい。出力制御部135は、例えば、車内の座席の占有率が、空席があることを示す場合、空席があることを案内する情報を出力してもよい。出力制御部135は、例えば、車内の後方の座席の占有率が前方の座席の占有率に比べて高くない場合、または、占有率が車内の後方の座席に空席があることを示す場合、後方に空席があることを案内する情報を出力してもよい。
通信制御部136は、通信部280を介した通信を制御する。
<乗車支援制御装置における処理>
次に、図4を用いて、乗車支援制御装置100における処理の流れについて説明する。図4は、第一実施形態に係る乗車支援制御装置100における処理の流れを示すフローチャートである。車両が停車場の周辺に近づくと、通信部280を介して、第二カメラ220の通信ユニットとの通信が可能になる。そして、乗車支援制御装置100の映像データ取得部120は、停車場に設置された第二カメラ220が撮影した第二映像データを、通信部280を介して取得する。
乗車支援制御装置100は、停車場の乗客を認識する(ステップS101)。より詳しくは、乗客認識部132によって、映像データ取得部120が取得した第二映像データから、停車場ごとに、停車場において公共交通機関を待つ乗客を認識する。乗客認識部132によって、例えば、高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者、妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者などと、その他の乗客とが認識される。乗車支援制御装置100は、ステップS102に進む。
乗車支援制御装置100は、停車場に優先乗客がいるか否かを判定する(ステップS102)。より詳しくは、判定部133によって、乗客認識部132が認識した乗客のうち、座席または優先スペースを必要とする優先乗客の有無を判定する。判定部133によって、乗客認識部132の認識結果が、例えば、高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者、妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者などの優先乗客が認識されたことを示すか否かを判定する。判定部133によって、停車場に優先乗客がいると判定された場合(ステップS102でYes)、ステップS103に進む。乗車支援制御装置100は、判定部133によって、停車場に優先乗客がいると判定されなかった場合(ステップS102でNo)、ステップS101の処理を再度実行する。
停車場に優先乗客がいると判定された場合(ステップS102でYes)、乗車支援制御装置100は、車両の座席の占有率を認識する(ステップS103)。より詳しくは、乗車支援制御装置100は、占有率認識部131によって、第一映像データから、停車場に接近している車両の座席の占有率を認識する。乗車支援制御装置100は、ステップS104に進む。
乗車支援制御装置100は、占有率が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS104)。より詳しくは、乗車支援制御装置100は、占有率認識部131の認識結果に基づいて、車両の座席の占有率が閾値以上であると判定する場合(ステップS104でYes)、ステップS105へ進む。乗車支援制御装置100は、占有率認識部131の認識結果に基づいて、車両の座席の占有率が閾値以上であると判定しない場合(ステップS104でNo)、ステップS106へ進む。
乗車支援制御装置100は、優先乗客が乗車することを報知する(ステップS105)。より詳しくは、出力制御部135によって、車内の乗客に対して報知を行う表示部250から、優先乗客が乗車することを報知する。乗車支援制御装置100は、ステップS106へ進む。
乗車支援制御装置100は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS106)。より詳しくは、乗車支援システム1の処理を終了する場合(ステップS106でYes)、処理を終了する。乗車支援制御装置100は、乗車支援システム1の処理を終了しない場合(ステップS106でNo)、ステップS101の処理を再度実行する。
このように、停車場において公共交通機関を待つ乗客のうち、座席または優先スペースを必要とする優先乗客の有無を判定する。優先乗客が存在すると判定され、かつ、停車場に接近している車両の座席の占有率が閾値以上である場合、停車場に接近している車両においては、優先乗客が乗車することを車内の乗客に報知する。車内の座席に着席している乗客は、優先乗客に座席を譲ったり、座席を移動したりする。
<効果>
上述したように、本実施形態では、優先乗客が存在すると判定され、かつ、停車場に接近している車両の座席の占有率が閾値以上である場合、優先乗客が乗車することを車内の乗客に報知できる。本実施形態によれば、車内の座席に着席している乗客は、優先乗客に座席を譲ることができる。このように、本実施形態は、公共交通機関において、座席を必要とする乗客の快適な乗車を支援できる。本実施形態によれば、車内の優先席を含む車両の座席の適切な利用を促進できる。
本実施形態は、優先乗客が乗車することを報知するとともに、車内における空席を案内する情報を出力する。本実施形態によれば、優先乗客に座席を譲った乗客は、車内の空席に容易に移動できる。
本実施形態では、第一カメラ210が車内を撮影して記録しているので、車内犯罪を抑制できる。
[第二実施形態]
図5を参照しながら、本実施形態に係る乗車支援システム1について説明する。図5は、第二実施形態に係る乗車支援システム1において、座席のブロックの一例を説明する図である。乗車支援システム1は、基本的な構成は第一実施形態の乗車支援システム1と同様である。以下の説明においては、乗車支援システム1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。乗車支援システム1は、占有率認識部131と、判定部133と、出力制御部135とにおける処理が第一実施形態と異なる。
占有率認識部131は、車内の座席または車椅子用のスペースを複数のブロックに分けて、ブロックごとの占有率を認識する。本実施形態では、占有率認識部131は、車両Bの座席または車椅子用のスペースをブロックA1、ブロックA2、ブロックA3、およびブロックA4の4つのブロックに分けて、占有率を認識する。
各ブロックは、優先乗客の使用のしやすさに応じて分けられている。ブロックA1は、車両Bの入口および出口の近くに位置する優先座席のブロックである。ブロックA1は、ベンチ型の座席が配置されている。ブロックA2は、ブロックA1の向かい側に位置する、座席が1席ずつ前後に並んだブロックである。ブロックA2は、座席を収納することによって、優先スペースが設けられる。ブロックA2には、車椅子またはベビーカーを固定する固定具が設置されている。ブロックA1およびブロックA2は、車両Bの前方に位置している。ブロックA3は、車両Bの前輪の上に位置し、床面より一段高くなっている座席のブロックである。ブロックA4は、車両の後方に位置し、床面が一段高くなっているブロックである。ブロックA4は、2席ずつ左右に並んだ座席のブロックである。
判定部133は、優先乗客が必要とする座席または車椅子用のスペースをブロックごとに判定する。より詳しくは、判定部133は、例えば、優先乗客が高齢者である場合、ブロックA1の座席を必要としていると判定する。判定部133は、例えば、優先乗客が車椅子利用者またはベビーカー利用者である場合、ブロックA2の優先スペースを必要としていると判定する。判定部133は、例えば、優先乗客が妊婦、幼児、病人、怪我人、または、ヘルプマークの提示者である場合、ブロックA1またはブロックA2の座席を必要としていると判定する。
出力制御部135は、ブロックごとに報知する。より詳しくは、例えば、判定部133によって、優先乗客がブロックA1の座席を必要としていると判定された場合、ブロックA1の近くに配置された表示部250を介して報知する。例えば、判定部133によって、優先乗客がブロックA2の座席または優先スペースを必要としていると判定された場合、ブロックA2の近くに配置された表示部250を介して報知する。
このように、優先乗客の有無をブロックごとに判定する。ブロックの座席を必要としている優先乗客が存在すると判定され、かつ、停車場に接近している車両において該当するブロックの座席の占有率が閾値以上である場合、各ブロックに設置された表示部250から、優先乗客が乗車することを報知する。該当するブロックの座席に着席している乗客は、当該ブロックの座席を必要としている優先乗客に座席を譲る。
上述したように、本実施形態では、ブロックの座席を必要としている優先乗客が存在すると判定され、かつ、停車場に接近している車両において該当するブロックの座席の占有率が閾値以上である場合、各ブロックに設置された表示部250から、優先乗客が乗車することを報知できる。本実施形態によれば、該当するブロックの座席に着席している乗客は、ブロックの座席を必要としている優先乗客に座席を譲ることができる。本実施形態によれば、優先乗客が必要とする座席をより適切に利用できるように支援できる。
[第三実施形態]
図6ないし図8を参照しながら、本実施形態に係る乗車支援システム1Aについて説明する。図6は、第三実施形態に係る乗車支援システム1Aの構成例を示すブロック図である。図7は、第三実施形態に係る乗車支援システム1Aから送信された情報を表示する、外部の装置の表示の一例を説明する図である。図8は、第三実施形態に係る乗車支援システム1Aから送信された情報を表示する、外部の装置の表示の他の例を説明する図である。乗車支援システム1Aは、基本的な構成は第一実施形態の乗車支援システム1と同様である。乗車支援システム1Aは、第二通信部290Aを有する点と、乗車支援制御装置100Aが第二通信制御部137Aを有する点とが第一実施形態と異なる。第一通信部280Aは、通信部280と同様であり、第一通信制御部136Aは、通信制御部136と同様である。
第二通信部290Aは、通信ユニットである。第二通信部290Aは、インターネット、携帯電話回線、または、Bluetoothなどいずれの方法で通信を行ってもよい。第二通信部290Aは、外部の装置の一例としての携帯用電子機器とデータを通信可能に接続する。
第二通信制御部137Aは、第二通信部290Aを介した通信を制御する。第二通信制御部137Aは、第二通信部290Aを介して、乗客の携帯用電子機器に対して、映像データ取得部120が取得した第一映像データと、占有率認識部131が認識した占有率との少なくともどちらかを送信する。
携帯用電子機器に送信される第一映像データは、例えば、乗客の顔、名前、学校名、会社名などのような、乗客を特定可能な映像をマスクして、プライバシーに配慮することが好ましい。
例えば、停車場において車両を待つ乗客は、公共交通機関のアプリを使用して、携帯する携帯用電子機器Mの表示部に、各種情報を表示させる。各種情報とは、第一映像データと占有率との少なくともどちらかを確認可能な情報である。各種情報とは、例えば、停車場の近くの車両の車内のライブ映像P1、停車場の近くの車両の現在位置を示す地図画像P2、および、座席のリクエスト操作を受け付けるリクエスト操作画像P3である。図7に示す例では、携帯用電子機器Mの表示部に、車内のライブ映像P1と地図画像P2とが表示されている。図8に示す例では、携帯用電子機器Mの表示部に、リクエスト操作画像P3と地図画像P2とが表示されている。
車内のライブ映像P1は、第一映像データである。車内のライブ映像P1は、車内の座席の占有率、車内の混雑状況を確認可能な映像である。
地図画像P2は、停車場の周辺の道路地図と、停車場の近くに位置する車両の現在位置とを確認可能な画像である。
リクエスト操作画像P3は、停車場において車両を待つ乗客が車両の座席を必要としている場合に、車両に対して座席のリクエスト操作を受け付け可能である。リクエスト操作画像P3は、座席の占有率に基づいて、車両に空席がある場合、座席の予約操作を受け付け可能にしてもよい。
このように、第一映像データと占有率との少なくともどちらかを、乗客の携帯用電子機器に送信する。乗客は、公共交通機関のアプリを使用して、携帯する携帯用電子機器Mの表示部に、第一映像データと占有率との少なくともどちらかを表示する。
上述したように、本実施形態では、第一映像データと占有率との少なくともどちらかを、乗客の携帯用電子機器に送信できる。本実施形態は、乗客は、公共交通機関のアプリを使用して、携帯する携帯用電子機器Mの表示部に、第一映像データと占有率との少なくともどちらかを表示することができる。本実施形態によれば、乗客は、車内の占有率、混雑状況を確認できる。
これまで本発明に係る乗車支援システム1について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
図示した乗車支援システム1の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
乗車支援システム1の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
<変形例>
上記では、第二カメラ220は、停車場に配置されているものとして説明したが、これに限定されず、例えば、公共交通機関の車両に搭載された、車両の前方を撮影するカメラでもよい。この場合、第二カメラ220が撮影した第二映像データは、通信ユニットおよび通信部280を介さずに、映像データ取得部120によって取得される。
上記では、出力制御部は、表示部に情報を表示させるものとして説明したが、これに限定さない。出力制御部は、例えば、車内に設置されたスピーカから音声を出力させてもよい。
上記では、第一映像データを、車両の運転手が視認可能な位置に配置された表示部に出力してもよい。これにより、車両の運転手が、車内の混雑状況、座席の空席状況を把握できる。
上記では、車両が停車場に接近したときに、所定の条件を満たす場合、優先乗客が乗車するか否かにかかわらず、車両において報知がなされる。そこで、第一映像データおよび第二映像データに画像処理を行って、優先乗客が車両に乗車したことを認識した場合、優先乗客が実際に乗車したことを再度報知してもよい。優先乗客が車両に乗車しなかったことを認識した場合、優先乗客が乗車しなかったことを再度報知してもよい。これにより、複数の路線の車両が停車する停車場においても、座席を必要とする乗客の快適な乗車をより適切に支援できる。
1 乗車支援システム
100 乗車支援制御装置
110 バス
120 映像データ取得部
121 バッファメモリ
122 映像データ処理部
123 記録制御部
131 占有率認識部
132 乗客認識部
133 判定部
134 位置情報取得部
135 出力制御部
210 第一カメラ(第一撮影部)
220 第二カメラ(第二撮影部)
230 記録部
240 GPS受信部
250 表示部(出力部)

Claims (8)

  1. 公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部が撮影した第一映像データと、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得部と、
    前記映像データ取得部が取得した前記第一映像データから、前記車内の座席または車椅子用のスペースの占有率を認識する占有率認識部と、
    前記映像データ取得部が取得した前記第二映像データから、前記停車場において前記公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識部と、
    前記乗客認識部が認識した前記乗客のうち、前記座席または車椅子用のスペースを必要とする優先乗客の有無を判定する判定部と、
    前記判定部によって前記優先乗客が存在すると判定され、かつ、前記占有率認識部が認識した、前記停車場に接近している前記車両の前記占有率が閾値以上である場合、前記車両の前記車内の乗客に対して報知を行う出力部から、前記優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御部と、
    を備える乗車支援制御装置。
  2. 前記占有率認識部は、前記座席または車椅子用のスペースを複数のブロックに分けて、前記ブロックごとの前記占有率を認識し、
    前記判定部は、前記優先乗客が必要とする前記座席または車椅子用のスペースを前記ブロックごとに判定し、
    前記出力制御部は、前記ブロックごとに報知する、
    請求項1に記載の乗車支援制御装置。
  3. 前記ブロックは、前記優先乗客の使用のしやすさに応じて分けられている、
    請求項2に記載の乗車支援制御装置。
  4. 前記出力制御部は、前記優先乗客が乗車することを報知するとともに、前記占有率認識部が認識した前記占有率に基づいて、前記車内における空席の情報を前記車内の乗客に案内する情報を出力する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の乗車支援制御装置。
  5. 前記映像データ取得部が取得した前記第一映像データと、前記占有率認識部が認識した前記占有率との少なくともどちらかを、外部の装置に送信する送信制御部、
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の乗車支援制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の乗車支援制御装置と、
    公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部と、
    前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部と、
    前記車内の乗客に対して報知を行う出力部と、
    を備える乗車支援システム。
  7. 公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部が撮影した第一映像データと、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得ステップと、
    前記映像データ取得ステップによって取得された前記第一映像データから、前記車内の座席または車椅子用のスペースの占有率を認識する占有率認識ステップと、
    前記映像データ取得ステップによって取得された前記第二映像データから、前記停車場において前記公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識ステップと、
    前記乗客認識ステップによって認識された前記乗客のうち、前記座席または車椅子用のスペースを必要とする優先乗客の有無を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記優先乗客が存在すると判定され、かつ、前記占有率認識ステップによって認識された、前記停車場に接近している前記車両の前記占有率が閾値以上である場合、前記車両の前記車内の乗客に対して報知を行う出力部から、前記優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御ステップと、
    を含む乗車支援制御方法。
  8. 公共交通機関の車両の車内を撮影する第一撮影部が撮影した第一映像データと、前記公共交通機関の停車場の周辺を撮影する第二撮影部が撮影した第二映像データとを取得する映像データ取得ステップと、
    前記映像データ取得ステップによって取得された前記第一映像データから、前記車内の座席または車椅子用のスペースの占有率を認識する占有率認識ステップと、
    前記映像データ取得ステップによって取得された前記第二映像データから、前記停車場において前記公共交通機関を待つ乗客を認識する乗客認識ステップと、
    前記乗客認識ステップによって認識された前記乗客のうち、前記座席または車椅子用のスペースを必要とする優先乗客の有無を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記優先乗客が存在すると判定され、かつ、前記占有率認識ステップによって認識された、前記停車場に接近している前記車両の前記占有率が閾値以上である場合、前記車両の前記車内の乗客に対して報知を行う出力部から、前記優先乗客が乗車することを報知する情報を出力する出力制御ステップと、
    を乗車支援制御装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2020054449A 2020-03-25 2020-03-25 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム Pending JP2021157276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020054449A JP2021157276A (ja) 2020-03-25 2020-03-25 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020054449A JP2021157276A (ja) 2020-03-25 2020-03-25 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021157276A true JP2021157276A (ja) 2021-10-07

Family

ID=77917981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020054449A Pending JP2021157276A (ja) 2020-03-25 2020-03-25 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021157276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7464632B2 (ja) 2022-01-17 2024-04-09 Necプラットフォームズ株式会社 優先席誘導システム、優先席誘導方法およびコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7464632B2 (ja) 2022-01-17 2024-04-09 Necプラットフォームズ株式会社 優先席誘導システム、優先席誘導方法およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018227682A1 (zh) 一种乘客引导方法及系统
JP7365171B2 (ja) 配車管理装置
KR101869391B1 (ko) 지능형 주차 관리 시스템
US20210148720A1 (en) Vehicle allocation service providing device, vehicle allocation service providing method, and program
JP7010194B2 (ja) 車両派遣システム、サーバおよび情報処理方法
JP7110947B2 (ja) 車両及び乗客輸送システム
JP7338157B2 (ja) 車両の制御装置
JP2021157276A (ja) 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム
JP7108900B2 (ja) 歩行者端末装置及びその通信方法ならびに車載端末装置及びその通信方法
JP2010128751A (ja) 座席情報提供システム
CN107767495B (zh) 用于限制车辆乘客的行驶的方法、装置及系统
JP2004206584A (ja) 画像データ処理装置及びプログラム
KR20140085617A (ko) 통학버스를 이용한 원생 승차 및 하차 관리장치
CN212243270U (zh) 车辆的控制装置
JP2019121039A (ja) 安全性判定装置、安全性判定方法及びプログラム
JP2021157293A (ja) 乗車支援制御装置、乗車支援システム、乗車支援制御方法およびプログラム
US20200302158A1 (en) Passenger management device, passenger information processing device, passenger management method, and program
JP7225699B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の運用方法
JP7435039B2 (ja) バス車内案内端末、バス車内案内方法、およびバス車内案内プログラム
JP6981051B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
WO2019243883A1 (ja) 営業用車両運用システム
JP2008287491A (ja) プローブデータ収集システム
US20230196493A1 (en) Seat management method, seat management system, and storage medium
US20240140467A1 (en) Cabin management apparatus, method, and non-transitory computer readable medium
JP2004347863A (ja) タクシー待ち表示方法及びシステム