JP7331347B2 - 偏光板および表示装置 - Google Patents
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Description
第1の光学フィルムの透湿度は、100g/m2・24hr.以下であり、
第1の接着層の透湿度は、500g/m2・24hr.以上であり、
第2の接着層の透湿度は、100g/m2・24hr.以下である偏光板。
[2] 第1の接着層と第2の接着層との間に第2の光学フィルムを有し、
第1の接着層および第2の接着層は、第2の光学フィルムに接している[1]に記載された偏光板。
[3] 第1の光学フィルムにおける偏光子側とは反対側の面に積層された第3の接着層を有する[1]または[2]に記載された偏光板。
[4] 第2の接着層における偏光子側とは反対側に積層された第4の接着層を有する[1]~[3]のいずれかに記載された偏光板。
[5] [3]に記載された偏光板が、第3の接着層を介して前面板に積層され、第2の接着層を介して表示素子またはタッチパネルに積層されている表示装置。
[6] [4]に記載された偏光板が、第3の接着層を介して前面板に積層され、第4の接着層を介して表示素子またはタッチパネルに積層されている表示装置。
本発明の偏光板は、偏光子と、偏光子の一方の面に積層された第1の光学フィルムと、偏光子の他方の面に配置された第1の接着層と、第1の接着層における偏光子側とは反対側に配置された第2の接着層とを有する。
(1)偏光子
偏光板が備える偏光子は、その吸収軸に平行な振動面をもつ直線偏光を吸収し、吸収軸に直交する(透過軸と平行な)振動面をもつ直線偏光を透過する性質を有する吸収型の偏光子であることができる。偏光子としては、一軸延伸されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素を吸着配向させた偏光子を好適に用いることができる。偏光子は、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを一軸延伸する工程;ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを二色性色素で染色することにより二色性色素を吸着させる工程;二色性色素が吸着されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムをホウ酸水溶液等の架橋液で処理する工程;及び、架橋液による処理後に水洗する工程を含む方法によって製造できる。
第1の光学フィルムは、樹脂フィルムであることができる。第1の光学フィルムは、偏光子を保護する機能を有する保護フィルムであることができる。保護フィルムは、透光性を有する(好ましくは光学的に透明な)熱可塑性樹脂、例えば、鎖状ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン系樹脂等)、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂等)のようなポリオレフィン系樹脂;トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースのようなセルロース系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポリエステル系樹脂;ポリカーボネート系樹脂;メタクリル酸メチル系樹脂のような(メタ)アクリル系樹脂;ポリスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル系樹脂;アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン系樹脂;アクリロニトリル・スチレン系樹脂;ポリ酢酸ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニリデン系樹脂;ポリアミド系樹脂;ポリアセタール系樹脂;変性ポリフェニレンエーテル系樹脂;ポリスルホン系樹脂;ポリエーテルスルホン系樹脂;ポリアリレート系樹脂;ポリアミドイミド系樹脂;ポリイミド系樹脂等からなるフィルムであることができる。本発明において、保護フィルムは、ポリオレフィン系樹脂、または(メタ)アクリル系樹脂からなるフィルムであることが好ましい。
第2の光学フィルムは、上述の第1の光学フィルムとして例示をしたフィルムから選択することができる。この場合、第1の光学フィルムと第2の光学フィルムとは、材料や厚みが互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。第2の光学フィルムとしては、位相差フィルムも例示することができる。
第3の光学フィルムは、上述の第1の光学フィルムまたは第2の光学フィルムとして例示をしたフィルムから選択することができる。この場合、第1の光学フィルム、第2の光学フィルム、第3の光学フィルムは、材料や厚みが互いに異なっていてもよいし、同じであってもよい。第3の光学フィルムは、保護フィルムまたは位相差フィルムであることができ、位相差フィルムであることが好ましい。
第1の接着層は、接着剤層や粘着剤層から形成される。第1の接着層は、粘着剤層であることが好ましい。第1の接着層は、上述の第2の光学フィルムと偏光子とを積層する機能を有することができる。第1の接着層は、偏光子を基準にして、表示素子側(すなわち視認側とは反対側)に配置されることができる。
第2の接着層は、接着剤層や粘着剤層から形成される。第2の接着層は、粘着剤層であることが好ましい。第2の接着層は、上述の第2の光学フィルムと第3の光学フィルムとを積層する機能、または上述の第2の光学フィルムとタッチパネルや表示素子とを積層する機能を有することができる。
第3の接着層および第4の接着層は、接着剤層や粘着剤層から形成される。第3の接着層は、上述の第1の光学フィルムとタッチパネルや前面板とを積層する機能を有することができる。第4の接着層は、上述の第3の光学フィルムとタッチパネルや表示素子とを積層する機能を有することができる。
本発明の表示装置は、上述の偏光板を備えるものである。表示装置の種類は特に限定されず、液晶表示装置、有機EL表示装置、無機EL表示装置、プラズマ表示装置であることができる。
前面板は、偏光板の視認側に配置される。前面板は、第3の接着層を介して偏光板に積層されることができる。
遮光パターンは、前面板または前面板が適用される表示装置のベゼルまたはハウジングの少なくとも一部として提供することができる。遮光パターンは、前面板における偏光板側の面上、偏光板における前面板側の面上、またはその両方に形成することができる。遮光パターンは、表示装置の各配線を隠し使用者に視認されないようにすることができる。遮光パターンの色及び/または材質は特に制限されることはなく、黒色、白色、金色などの多様な色を有する樹脂物質で形成することができる。
表示素子としては、液晶表示素子、有機EL表示素子、無機EL表示素子、プラズマ表示素子等が挙げられる。具体的に、例えば液晶表示素子は、第1の基板と、第2の基板とを含んで構成される。第1の基板は、マトリクス状に形成される複数の薄膜トランジスタ(TFT)を有する薄膜トランジスタ基板である。第2の基板は、第1の基板に対向して配置されて、カラーフィルタを有する対向基板である。有機EL表示素子は、互いに対向する一対の電極間に有機発光材料層が挟持された薄膜構造体を有する。この有機発光材料層に一方の電極から電子が注入されるとともに、他方の電極から正孔が注入されることにより有機発光材料層内で電子と正孔とが結合して自己発光を行う。バックライトを必要とする液晶表示素子等と比較して視認性がよく、より薄型化が可能であり、かつ、直流低電圧駆動が可能であるという利点を有する。
タッチパネルは、基材、基材上に設けられた下部電極、下部電極に対向する上部電極、下部電極と上部電極とに挟持された絶縁層を有する。基材は、光透過性を有する可撓性の樹脂フィルムであれば、種々のものを採用することができる。例えば、基材としては、上述の第1の光学フィルムの材料として例示したフィルムを用いることができる。
図1(a)に示した偏光板101を例に、偏光板の製造方法を説明する。偏光板101は、接着剤を介して、偏光子1と第1の光学フィルム11とを貼合する工程、第1の接着層21を介して、偏光子1と第2の光学フィルム12とを貼合する工程、第2の接着層22を第2の光学フィルム12に積層する工程、および第3の接着層23を第1の光学フィルム11に積層する工程から得られる。
株式会社ニコン製のデジタルマイクロメーターであるMH-15Mを用いて測定した。
位相差測定装置KOBRA-WPR(王子計測機器株式会社製)を用いて測定した。
透湿度は、JIS Z 0208(カップ法)に準拠して、温度40℃、相対湿度90%の条件にて測定された。
接着層の透湿度は、水蒸気透過度計(Lyssy製L80シリーズ)を用いて、JIS K7129に準拠して、温度40℃、相対湿度90%の条件にて測定された。試験方法は、感湿センサ法とした。
厚み20μmのポリビニルアルコールフィルム(平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%以上)を乾式延伸により約5倍に縦一軸延伸し、さらに緊張状態を保ったまま、60℃の純水に1分間浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が0.05/5/100である28℃の水溶液に60秒間浸漬した。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が8.5/8.5/100である72℃の水溶液に300秒間浸漬した。引き続き26℃の純水で20秒間洗浄した後、65℃で乾燥処理を行って、ポリビニルアルコールフィルムにヨウ素が吸着配向している厚み8μmの偏光子を得た。
第1の光学フィルムA:一方の表面にハードコート層を有する、延伸された環状オレフィン系樹脂フィルムを準備した。第1の光学フィルムAの厚みは30μmであった。第1の光学フィルムAの透湿度は、20g/m2・24hr.であった。
第2の光学フィルムA:以下のようにして作製した。下記構造の光配向性材料5部(重量平均分子量:30,000)とシクロペンタノン(溶媒)95部とを混合し、得られた混合物を80℃で1時間攪拌することにより、配向膜形成用組成物を得た。
位相差層は、各波長における位相差値Re(λ)として、Re(450)=121nm、Re(550)=142nm、Re(650)=146nmを有していた。その結果、Re(450)/Re(550)=0.85、Re(650)/Re(550)=1.03と算出された。位相差層は、λ/4の位相差を与える層であった。
第1の接着層A:攪拌機、温度計、還流冷却器、滴下装置及び窒素導入管を備えた反応容器に、アクリル酸n-ブチル97.0質量部、アクリル酸1.0質量部、アクリル酸2-ヒドロキシエチル0.5質量部、酢酸エチル200質量部、及び2,2’-アゾビスイソブチロニトリル0.08質量部を仕込み、上記反応容器内の空気を窒素ガスで置換した。窒素雰囲気下で攪拌しながら、反応溶液を60℃に昇温し、6時間反応させた後、室温まで冷却した。得られたアクリル酸エステル重合体の重量平均分子量は180万であった。
3',4'-エポキシシクロヘキシルメチル 3,4-エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(商品名:CEL2021P、株式会社ダイセル製):70質量部
ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル(商品名:EX-211、ナガセケムテックス株式会社製):20質量部
2-エチルヘキシルグリシジルエーテル(商品名:EX-121、ナガセケムテックス株式会社製):10質量部
カチオン重合開始剤(商品名:CPI-100、サンアプロ株式会社製):固形分量2.25質量部(50%プロピレンカーボネート溶液として配合した。)
1,4-ジエトキシナフタレン:2質量部
カルボキシル基変性ポリビニルアルコール〔株式会社クラレから入手した商品名「KL-318」〕:3質量部
水溶性エポキシ樹脂であるポリアミドエポキシ系添加剤〔田岡化学工業株式会社製の商品名「スミレーズレジン 650(30)」、固形分濃度30%の水溶液〕:1.5質量部
第2の接着層A:ポリイソブチレン(商品名:OPPANOL B80、Mw:約75万、BASF社製)100重量部と、多官能ラジカル重合性化合物としてのトリシクロデカンジメタノールジアクリレート(商品名:NKエステルA-DCP、2官能アクリレート、分子量:304、新中村化学工業(株)製)10重量部、水素引抜型光重合開始剤であるベンゾフェノン(和光純薬工業(株)製)0.5部、完全水添テルペンフェノール10重量部を配合したトルエン溶液(粘着剤溶液)を固形分が15重量%になるように調整し、ゴム系粘着剤(溶液)を調製した。
第3の接着層A:第1の接着層Aと同じ粘着剤を使用した。離型処理された基材フィルム上に、乾燥後の厚さが100μmとなるように粘着剤組成物を塗工した。粘着剤組成物を100℃で1分間乾燥して、第3の接着層Aを得た。第3の接着層Aの透湿度は、900g/m2・hr.であった。
偏光子と第1の光学フィルムAとを、水系接着剤を介して貼合した。第2の光学フィルムAにおける重合性液晶化合物が硬化した層上に、第1の接着層Aを積層した。第1の接着層Aに積層された基材フィルムを剥離して露出した第1の接着層Aを介して、第2の光学フィルムAと偏光子とを貼り合わせた。第2の光学フィルムAが積層された基材フィルムを剥離して露出した配向膜に、第2の接着層Aを積層させた。さらに、第1の光学フィルムA上に、第3の接着層Aを積層させた。なお、各層を貼合する際には、貼合面にコロナ処理を施した。このようにして、第3の接着層A/第1の光学フィルムA/偏光子/第1の接着層A/第2の光学フィルムA/第2の接着層Aがこの順に積層された偏光板を得た。
偏光子と第1の光学フィルムAとを、水系接着剤を介して貼合した。第2の光学フィルムBにおける延伸された環状オレフィン系樹脂フィルム上に、第1の接着層Bを形成する接着剤を塗工した。第1の接着層Bを形成する接着剤を介して、第2の光学フィルムBと偏光子とを貼り合わせた。紫外線を照射して、接着剤を硬化させ、厚みが1.0μmである第1の接着層Bを形成した。第2の光学フィルムBに、第2の接着層Bを積層させた。さらに、第1の光学フィルムA上に、第3の接着層Aを積層させた。なお、各層を貼合する際には、貼合面にコロナ処理を施した。このようにして、第3の接着層A/第1の光学フィルムA/偏光子/第1の接着層B/第2の光学フィルムB/第2の接着層Bがこの順に積層された偏光板を得た。
第1の接着層Cを形成する接着剤を介して、第1の光学フィルムBと偏光子と第2の光学フィルムCとを貼合した。接着剤を乾燥させて、第1の接着層Cを形成した。第2の光学フィルムC上に、第2の接着層Bを積層した。さらに、第1の光学フィルムB上に、第3の接着層Aを積層させた。なお、偏光子へ第1光学フィルムB、第2光学フィルムCを貼合する際は、第1光学フィルムBおよび第2光学フィルムCにケン化処理を施し、粘着剤層を積層させる際は、粘着剤層にコロナ処理を施した。このようにして、第3の接着層A/第1の光学フィルムB/偏光子/第1の接着層C/第2の光学フィルムC/第2の接着層Bがこの順に積層された偏光板を得た。
偏光板を80mm×80mmの大きさの正方形に裁断した。裁断した偏光板を、第2の接着層を介して、ガラス板へ貼り合わせた。第3の接着層上にも、ガラス板を貼り合わせた。ガラス板は、コーニング社製EAGLE XG(登録商標)であり、その厚みは0.4mmであった。ガラス板は、偏光板のサイズよりも大きいものを使用した。このようにして、偏光板の両面に一対のガラス板が積層された評価用積層体を作製した。
〇:面内中央部において、透過率の低下が確認されなかった。
△:面内中央部において、透過率の低下がわずかに確認された。
×:面内中央部において、透過率の低下がはっきりと確認された。
高温耐久試験と同様にして評価用積層体を作製した。評価用積層体を、温度50度の環境下に12時間放置した後に、温度85℃相対湿度85%RHのオーブンに500時間投入した。評価用積層体をオーブンから取り出し、偏光板の視感度補正偏光度を測定した。以上の結果を表1に示す。
11 第1の光学フィルム
12 第2の光学フィルム
13 第3の光学フィルム
21 第1の接着層
22 第2の接着層
23 第3の接着層
24 第4の接着層
31 前面板
32 表示素子
101,102 偏光板
201,202 表示装置
Claims (6)
- ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素を吸着配向させた偏光子と、偏光子の
一方の面に積層され、偏光子とは反対側の面に、防眩層、光拡散層、反射防止層または防
汚層を備える第1の光学フィルムと、偏光子の他方の面に配置された第1の接着層と、第
1の接着層における偏光子側とは反対側に配置された第2の接着層とを有し、
前記第1の接着層と前記第2の接着層との間に第2の光学フィルムを有し、
前記第1の光学フィルムにおける偏光子側とは反対側の面に積層された第3の接着層を有
し、
第1の光学フィルムの透湿度は、50g/m 2 ・24hr.以下であり、
第1の接着層の透湿度は、3000g/m 2 ・24hr.以上であり、
第2の接着層の透湿度は、50g/m 2 ・24hr.以下である偏光板。 - 前記第1の接着層が粘着剤層である請求項1に記載された偏光板。
- 前記第1の接着層および前記第2の接着層は、第2の光学フィルムに接している請求項1
または請求項2に記載された偏光板。 - 前記第2の接着層における偏光子側とは反対側に積層された第4の接着層を有する請求項
1~請求項3のいずれかに記載された偏光板。 - 請求項1~請求項3のいずれかに記載された偏光板が、前記第3の接着層を介して前面板に積層され、前記第2の接着層を介して表示素子に積層されている表示装置。
- 請求項4に記載された偏光板が前記第3の接着層を介して前面板に積層され、前記第4の接着層を介して表示素子に積層されている表示装置。
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