JP7331061B2 - 情報処理システム、配送サービス内容提示方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、配送サービス内容提示方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品を梱包する梱包資材を特定する方法等の技術分野に関する。
ユーザによりEC(Electronic Commerce)サイト等を通じて注文された商品は、梱包箱等の梱包資材により梱包されて配送先へ配送されるようになっている。特許文献1には、輸送契約サーバから梱包箱DBへの問い合わせに含まれるサイズ及び個数の商品を収納することができる梱包箱を、あらかじめ決められたアルゴリズムまたはAI技術等を用いて特定する技術が開示されている。
国際公開第2020/217344号
ところで、商品を梱包する梱包資材には様々な種類やサイズのものがあるが、そのような梱包資材に応じてユーザにより利用可能な配送料や配送方法等の配送サービス内容が異なる場合がある。しかし、従来の技術では、梱包資材に応じて適切な配送サービス内容をユーザへ提示することは困難であった。
そこで、本発明は、梱包資材に応じて適切な配送サービス内容をユーザへ提示することが可能な情報処理システム、配送サービス内容提示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得する取得部と、前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定する第1特定部と、前記ユーザにより利用可能な配送サービス内容であって、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を特定する第2特定部と、前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示する提示部と、を備え、前記配送サービス内容には、前記商品の配送方法が含まれ、前記商品の配送方法には、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法が含まれ、前記第2特定部は、前記梱包資材に応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定し、前記提示部は、前記第2特定部により特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザが選択できるように、それぞれの前記配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする。これにより、特定された梱包資材に応じて、より適切な配送方法をユーザが選択できるように、当該ユーザへ提示することができる。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理システムにおいて、前記第2特定部は、前記梱包資材のサイズに応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定することを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報処理システムにおいて、前記取得部は、前記ユーザにより選択された複数の商品に関する商品情報を取得し、前記第1特定部は、前記商品情報に基づいて、前記複数の商品を梱包する1つの梱包資材を特定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記提示部は、前記ユーザにより選択された商品の注文が確定する前に前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示することを特徴とする。これにより、ユーザにより選択された商品の注文が確定する前に、特定された梱包資材に応じて適切な配送サービス内容をユーザへ提示することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記提示部は、前記ユーザにより前記商品が選択されるごとに、前記ユーザへ提示される前記配送サービス内容を更新することを特徴とする。これにより、ユーザにより商品が選択されるごとに更新された配送サービス内容をユーザへ提示することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記第1特定部は、商品に関する商品情報を入力データとし、当該商品の配送に用いられる梱包資材サイズを出力データとした学習データにより学習された学習済みモデルを用いて、前記梱包資材を特定することを特徴とする。これにより、より適切な梱包資材を特定することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の情報処理システムにおいて、前記学習データにおいて入力データとする商品情報は、商品カテゴリに応じて異なることを特徴とする。これにより、商品カテゴリに応じて適切な梱包資材を特定することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の情報処理システムにおいて、前記学習データにおいて入力データとする商品情報は、商品名及び商品サイズを含むことを特徴とする。これにより、商品カテゴリに応じて適切な梱包資材を特定することができる。
請求項に記載の発明は、請求項乃至の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記第1特定部は、前記ユーザにより選択された商品に関する商品情報を前記学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから出力された複数の前記梱包資材サイズうち最小の前記梱包資材サイズに対応する前記梱包資材を特定することを特徴とする。これにより、ユーザにとって利便性の高い適切な梱包資材を特定することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記第1特定部は、前記ユーザにより選択された商品を保管する倉庫で利用可能な梱包資材を抽出し、当該抽出された梱包資材から、前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定することを特徴とする。これにより、倉庫ごとに異なる利用可能な梱包資材の中から適切な梱包資材を特定することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記第1特定部は、前記ユーザにより選択された商品に出荷実績があるか否かを判定し、前記商品に出荷実績があると判定した場合、当該出荷実績に基づいて、前記梱包資材を特定することを特徴とする。これにより、出荷実績に基づく適切な梱包資材を特定することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記配送サービス内容には、前記商品の配送料が含まれ、前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた前記商品の配送料を特定し、前記提示部は、前記商品の配送料を前記ユーザへ提示することを特徴とする。これにより、特定された梱包資材に応じて適切な配送料をユーザへ提示することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の情報処理システムにおいて、前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を複数特定した場合、複数の前記配送サービス内容のうち前記商品の配送料が最も安い配送サービス内容を特定し、前記提示部は、前記商品の配送料が最も安い配送サービス内容を前記ユーザへ提示することを特徴とする。これにより、ユーザにとって最も金銭的負担が少ない配送サービス内容をユーザへ提示することができる。
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記商品の配送方法には、ポスト投函による配送方法が含まれ、前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた前記ポスト投函による配送方法をさらに特定し、前記提示部は、前記第2特定部により特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする。これにより、特定された梱包資材に応じて、より適切な配送方法をユーザへ提示することができる。
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至14の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記配送サービス内容には、前記商品の配送日付が含まれ、前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた前記商品の配送日付を特定し、前記提示部は、前記商品の配送日付を前記ユーザへ提示することを特徴とする。これにより、特定された梱包資材に応じて、より適切な配送日付をユーザへ提示することができる。
請求項16に記載の発明は、1または複数のコンピュータにより実行される配送サービス内容提示方法であって、ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得するステップと、前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定するステップと、前記ユーザにより利用可能な配送サービス内容であって、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を特定するステップと、前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示するステップと、を含み、前記配送サービス内容には、前記商品の配送方法が含まれ、前記商品の配送方法には、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法が含まれ、前記特定ステップにおいては、前記梱包資材に応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定し、前記提示ステップにおいては、前記特定ステップにおいて特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザが選択できるように、それぞれの前記配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得するステップと、前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定する特定ステップと、前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示する提示ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記配送サービス内容には、前記商品の配送方法が含まれ、前記商品の配送方法には、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法が含まれ、前記特定ステップにおいては、前記梱包資材に応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定し、前記提示ステップにおいては、前記特定ステップにおいて特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザが選択できるように、それぞれの前記配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする。
本発明によれば、梱包資材に応じて適切な配送サービス内容をユーザへ提示することができる。
電子商取引システムSの概要構成例を示す図である。 ユーザ端末1の概要構成例を示すブロック図である。 (A)は、商取引サーバ2の概要構成例を示すブロック図であり、(B)は、制御部23における機能ブロックの一例を示す図である。 (A)は、配送サービス内容特定サーバ3の概要構成例を示すブロック図であり、(B)は、制御部33における機能ブロックの一例を示す図である。 (A)は、商取引サーバ2の制御部23における処理の一例を示すフローチャートであり、(B)は、配送サービス内容特定サーバ3の制御部33における処理の一例を示すフローチャートである。 学習済みモデルに入力された入力データと当該学習済みモデルから出力された出力データの一例を示す図である。 (A)は、買い物かご画面の表示例を示す図であり、(B)は、商品注文手続画面の表示例を示す図である。 (A)は、図7(B)に示す配送サービス内容選択エリア52bにおいて変更ボタン52b1が指定されることで表示される配送方法選択画面の表示例を示す図であり、(B)は、図7(B)に示す配送サービス内容選択エリア52bにおいて変更ボタン52b2が指定されることで表示される配送方法選択画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施の形態は、電子商取引システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
1.電子商取引システムSの構成及び機能概要
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る電子商取引システムSの構成及び機能概要について説明する。図1は、電子商取引システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、電子商取引システムSは、ユーザ端末1、商取引サーバ2、及び配送サービス内容特定サーバ3等を含んで構成される。ユーザ端末1、商取引サーバ2、及び配送サービス内容特定サーバ3は、それぞれ、ネットワークNWに接続される。ネットワークNWは、例えば、インターネット、移動体通信ネットワーク及びその無線基地局等から構成される。なお、図1の例では、ユーザ端末1は、1つ示されているが実際には複数存在する。
1-1.ユーザ端末1の構成及び機能
次に、ユーザ端末1の構成及び機能について説明する。ユーザ端末1は、商品の注文を検討するユーザにより使用される端末である。ユーザ端末1は、ネットワークNW上で特定のURL(Uniform Resource Locator)が割り当てられたECサイトにアクセス可能になっている。ECサイトは、例えば、店舗等の出品者により出品された商品をユーザが購入できるように構成されたサイトである。ユーザ端末1には、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレット、携帯電話機、または携帯ゲーム機等が適用可能である。
図2は、ユーザ端末1の概要構成例を示すブロック図である。ユーザ端末1は、通信部11、表示部12、入力部13、記憶部14、及び制御部15等を備える。通信部11は、ネットワークNWに接続する機能を有する。表示部12は、各種画面をディスプレイに表示する機能を有する。例えば予め用意された画面やECサイトから提供された画面のウェブページが表示部12によりディスプレイに表示される。このような画面の例として、商品検索画面、商品閲覧画面(商品選択画面)、買い物かご画面、及び商品注文手続画面などが挙げられる。
入力部13は、ユーザからの指示を受け付ける機能を有する。かかる指示の例として、ユーザにより所望される商品の選択、ユーザにより選択された商品の配送サービス内容の選択、及びユーザにより選択された商品の注文などが挙げられる。記憶部14は、オペレーティングシステム(OS),アプリケーション,ウェブブラウザ等のプログラムを記憶する。制御部15は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),及びRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部14に記憶されたプログラムにしたがって各種処理を行う。例えば、制御部15は、ユーザからの指示を入力部13を介して入力する処理、各種リクエストを通信部11を介して商取引サーバ2へ送信する処理、商取引サーバ2からのウェブページを通信部11を介して受信する処理、及び各種画面を表示部12を介してディスプレイに表示させる処理などを行う。
1-2.商取引サーバ2の構成及び機能
次に、商取引サーバ2の構成及び機能について説明する。商取引サーバ2は、1または複数のサーバコンピュータから構成され、上述したECサイトを提供するウェブサーバとして機能する。図3(A)は、商取引サーバ2の概要構成例を示すブロック図である。図3(A)に示すように、商取引サーバ2は、通信部21、記憶部22、及び制御部23等を備える。通信部21は、ネットワークNWに接続する機能を有する。記憶部22は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム,アプリケーション等のプログラムを記憶する。また、記憶部22には、商品情報データベース(DB)221、注文情報データベース(DB)222、及びユーザ情報データベース(DB)223等が構築される。
商品情報データベース221は、商品に関する商品情報を格納するためのデータベースである。商品情報データベース221には、例えば、商品ID、商品カテゴリ、商品名、価格、商品写真画像、在庫数、商品を保管する倉庫の倉庫情報、及び出品者情報等が商品毎に対応付けられて格納される。ここで、商品IDは、商品を識別(特定)するための識別情報である。商品カテゴリの例として、書籍、ファッション、及び食品などが挙げられる。商品カテゴリは、さらに下位のサブカテゴリに区分されてもよい。例えば、書籍のサブカテゴリの例として、厚表紙本、単行本、文庫本、及び新書などが挙げられる。ファッションのサブカテゴリの例として、洋服、靴、及びアクセサリなどが挙げられる。
なお、商品情報データベース221には、商品カテゴリに応じて特有の情報が含まれる場合もある。特有の情報の例として、商品サイズ(例えば、商品の3辺サイズ)が挙げられる。例えば、洋服の場合、平置き状態での商品サイズが格納される。また、書籍の場合、書籍の頁数や厚さが特有の情報として商品IDに対応付けられて格納される。商品名は、商品またはその包装に印字された名称であってよい。ただし、商品名は、出品者により決められた商品特徴を含むことができ、同じ商品であっても出品者毎に異なる場合もある。倉庫情報には、例えば、倉庫を識別するための倉庫IDが含まれる。倉庫は、例えば商品カテゴリごとに異なる場所に設置されてもよい。出品者情報には、例えば、商品を出品した出品者を識別するための出品者IDが含まれる。
注文情報データベース222は、注文に関する注文情報を格納するためのデータベースである。注文情報データベース222には、例えば、注文ID、注文された(注文が確定した)商品の商品ID、注文された商品の数量情報、注文された商品の配送料、注文された商品の配送先、注文された商品の配送方法、注文された商品の配送日付、注文日時、及び注文者情報等が注文毎に対応付けられて格納される。ここで、注文IDは、注文を識別するための識別情報である。配送先は、注文者により指定された住所や名称で表される。配送方法の例として、ユーザが自宅で商品(つまり、商品を梱包する梱包資材)を受け取る宅配便、及びメール便(ポスト投函による配送方法の一例)や、ユーザが自宅以外で商品を受け取るコンビニ受取、ロッカー受取、及び郵便局受取などが挙げられる。また、宅配便の場合、配送方法として、対面受取、及び置き配が含まれてもよい。ここで、対面受取は、ユーザが配送員または無人配送機から対面で商品を受け取る配送方法であるのに対し、置き配は、ユーザの玄関前(戸外)などに配送員または無人配送機により非対面で商品が置かれる配送方法である。なお、配送方法は、受取方法という場合もある。配送日付は、注文者により指定された年月日で表される。配送日付は、配送時刻または配送時間帯を含んでもよい。注文者情報は、商品を注文したユーザのユーザ情報(例えば、ユーザID)である。
ユーザ情報データベース223は、利用会員としてのアカウントが作成されたユーザに関するユーザ情報を格納するためのデータベースである。ユーザ情報データベース223には、例えば、ユーザID、パスワード、氏名、メールアドレス、住所、商品選択情報、及び利用可能決済情報等がユーザ毎に対応付けられて格納される。ここで、ユーザIDは、ユーザを識別するための識別情報であり、パスワードとともにECサイトにログインするために使用される。商品選択情報には、ユーザにより選択されて未だ決済されていない商品の商品ID、当該商品の数量情報、当該商品を保管する倉庫の倉庫情報、及び当該商品を出品した出品者の出品者情報等が含まれる。選択されて未だ決済されていない商品とは、例えば買い物かごに入っている状態の商品である。利用可能決済情報は、ユーザが利用可能な決済方法等の情報であり、電子マネー決済やクレジット決済に必要な情報が含まれる。
コンピュータとしての制御部23は、CPU,ROM,及びRAM等を備え、記憶部22に記憶されたプログラムにしたがって各種処理を行う。図3(B)は、制御部23における機能ブロックの一例を示す図である。制御部23は、各種処理において、図3(B)に示すように、商品情報取得部231(取得部の一例)、配送サービス内容取得部232、配送サービス内容提示部233(提示部の一例)、及び注文処理部234等として機能する。
商品情報取得部231は、例えば、ユーザ端末1における商品閲覧画面上でユーザにより選択された1または複数の商品(例えば、買い物かごに追加された商品)に関する商品情報を商品情報データベース221から取得する。ここで取得される商品情報は、当該商品の配送に用いられる梱包資材を特定するための情報である。選択された商品の商品サイズが商品情報データベース221に格納されている場合、当該商品サイズが商品情報として優先して取得されるとよい。また、選択された商品の商品カテゴリが洋服の場合、商品サイズとともに商品名が商品情報として取得されるとよい。また、選択された商品の商品カテゴリが書籍の場合、サブカテゴリ、頁数(または厚さ)、及び価格のうち少なくとも何れか1つが商品情報として取得されるとよい。なお、選択された商品の商品カテゴリによっては、商品写真画像が商品情報として取得されてもよい。
配送サービス内容取得部232は、商品情報取得部231により取得された商品情報を配送サービス内容特定サーバ3へ送信することで、当該商品情報に係る商品(つまり、ユーザにより選択された商品)の配送に用いられる梱包資材に応じた配送サービス内容を配送サービス内容特定サーバ3から取得する。ここで、梱包資材は、商品情報取得部231により取得された商品情報に基づいて、後述するように配送サービス内容特定サーバ3により特定される。かかる梱包資材に応じた配送サービス内容は、商品を選択したユーザにより利用可能なものであり、例えば、当該商品の配送料、配送方法、及び配送日付(お届け日付)のうち少なくとも何れか1つを含んでもよい。
例えば、配送サービス内容に含まれる配送料、配送方法、及び配送日付は、それぞれ、梱包資材に依存して変わりうる。例えば、梱包資材サイズが大きい梱包資材ほど配送料が高くなったり、厚表紙本用の梱包資材ほど配送料が高くなったりする。また、梱包資材サイズが100cm(縦+横+高さの3辺サイズ)を超える梱包資材は、宅配便で配送先へ配送可能であるがコンビニ受取及びロッカー受取が不可である。また、メール便で配送可能な梱包資材は、ポストに投函可能な梱包資材サイズ(例えば、34cm×25cm×3cm)以下に限定される。配送日付は、配送日や配送時間帯であり、梱包資材に応じて変わる。例えば、宅配便は配送日や配送時間帯が指定可能であるがメール便は指定不可である。なお、配送サービス内容取得部232は、梱包資材に応じた配送サービス内容を配送サービス内容特定サーバ3から複数取得する場合もある。また、配送サービス内容取得部232は、ユーザにより商品が選択されるごとに、選択された全ての商品の配送に用いられる梱包資材に応じた配送サービス内容を配送サービス内容特定サーバ3から取得するとよい。
配送サービス内容提示部233は、配送サービス内容取得部232により取得された配送サービス内容をユーザ端末1へ送信してユーザ端末1の買い物かご画面や注文手続画面などに表示させる。これにより、梱包資材に応じて適切な配送サービス内容をユーザへ提示することができる。なお、配送サービス内容提示部233は、表示中の配送サービス内容を、ユーザにより商品が選択されるごとに配送サービス内容取得部232により取得される配送サービス内容に更新する。これにより、ユーザにより商品が選択されるごとに更新された配送サービス内容をユーザへ提示することができる。また、配送サービス内容取得部232により配送サービス内容が複数特定された場合、配送サービス内容提示部233は、複数の配送サービス内容のうち何れか1つの配送サービス内容をユーザが選択できるように、複数の配送サービス内容をユーザ端末1へ送信してユーザ端末1の買い物かご画面や注文手続画面などに表示させる。これにより、複数の配送サービス内容の中からユーザに所望の配送サービス内容を選択させることができる。
注文処理部234は、上記商品及び配送サービス内容を表示する注文手続画面などにおいてユーザが注文確定ボタンを指定することでユーザ端末1から送信された注文処理リクエストに応じて注文処理を実行する。かかる注文処理では、当該ユーザの利用可能決済情報に基づいて決済が実行され、当該注文に関する注文情報が注文情報データベース222に格納される。
1-3.配送サービス内容特定サーバ3の構成及び機能
次に、配送サービス内容特定サーバ3の構成及び機能について説明する。配送サービス内容特定サーバ3は、1または複数のサーバコンピュータから構成され、例えばAPI(Application Programming Interface)サーバとして機能する。図4(A)は、配送サービス内容特定サーバ3の概要構成例を示すブロック図である。図4(A)に示すように、配送サービス内容特定サーバ3は、通信部31、記憶部32、及び制御部33等を備える。通信部31は、ネットワークNWに接続する機能を有する。記憶部32は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム,アプリケーション等のプログラムを記憶する。また、記憶部32には、梱包資材情報データベース(DB)321、及び出荷実績データベース(DB)322等が構築される。
梱包資材情報データベース321は、梱包資材に関する梱包資材情報を格納するためのデータベースである。梱包資材情報データベース321には、例えば、資材ID、資材名、梱包資材サイズ、配送サービス内容、在庫数、及び梱包資材を利用可能な倉庫の倉庫情報等が梱包資材毎に対応付けられて格納される。ここで、資材IDは、梱包資材を識別するための識別情報である。配送サービス内容には、梱包資材に応じた配送料、配送方法、及び配送日付のうち少なくとも何れか1つを含む。例えば、配送方法には、ユーザが利用可能な宅配便、コンビニ受取、及びロッカー受取が含まれる(つまり、複数の選択肢が含まれる)場合もあるし、ユーザが利用可能な宅配便のみが含まれる場合もある。なお、梱包資材サイズは梱包資材の容積であってもよい。
出荷実績データベース322は、梱包資材により梱包された商品の出荷実績を格納するためのデータベースである。出荷実績データベース322には、例えば、出荷された商品の商品ID、当該出荷において利用された梱包資材の資材ID、当該商品が出荷された倉庫の倉庫情報、及び梱包日時が対応付けられて格納される。複数の商品が1つの梱包資材により梱包されて出荷された場合、それぞれの商品の商品IDと、これらを梱包した1つの梱包資材の資材IDが対応付けられて格納される。また、記憶部32には、商品カテゴリと商品サイズとを対応付ける商品マッピングマスタが記憶される。商品カテゴリにサブカテゴリがある場合、商品マッピングマスタにおいてサブカテゴリと商品サイズとが対応付けられる。なお、商品マッピンングマスタは、全ての商品カテゴリについて無くても構わない。
さらに、記憶部32には、商品に関する商品情報を入力データとし、当該商品の配送に用いられる梱包資材サイズを出力データとした学習データにより学習された学習済みモデル(機械学習モデル)が記憶されるとよい。ここで、学習データにおいて入力データとする商品情報は、商品カテゴリに応じて異なるように構成するとよい。例えば、洋服の場合、学習データにおいて入力データとする商品情報は、商品名と商品サイズであるとよい。また、書籍の場合、学習データにおいて入力データとする商品情報は、サブカテゴリ(厚表紙本、単行本、文庫本、または新書など)であるとよい。或いは、この場合の商品情報は、「商品名(またはサブカテゴリ)及び頁数(または厚さ)」、「商品名(またはサブカテゴリ)及び価格」、または、「商品名(またはサブカテゴリ)、頁数(または厚さ)及び価格」であるとよい。なお、学習データにおいて入力データとする商品情報には、商品写真画像が含まれてもよい。
コンピュータとしての制御部33は、CPU,ROM,及びRAM等を備え、記憶部32に記憶されたプログラムにしたがって各種処理を行う。図4(B)は、制御部33における機能ブロックの一例を示す図である。制御部33は、各種処理において、図4(B)に示すように、商品情報取得部331(取得部の一例)、梱包資材特定部332(第1特定部の一例)、配送サービス内容特定部333(第2特定部の一例)、及び配送サービス内容提供部334等として機能する。
商品情報取得部331は、ユーザにより選択された商品に関する商品情報を商取引サーバ2から取得する。梱包資材特定部332は、商品情報取得部331により取得された商品情報に基づいて、当該商品情報に係る商品の配送に用いられる梱包資材を1または複数特定(例えば、資材IDで特定)する。例えば、梱包資材特定部332は、商品情報取得部331により取得された商品情報に係る商品に出荷実績があるか否かを、出荷実績データベース322を参照することで判定し、当該商品に出荷実績があると判定した場合、当該出荷実績に基づいて、当該商品を梱包した実績のある梱包資材を1または複数特定する。これにより、出荷実績に基づく適切な梱包資材を特定することができる。なお、商品情報に係る商品が複数である場合、それぞれの商品をまとめて梱包した実績のある梱包資材が特定される。
一方、商品情報取得部331により取得された商品情報に係る商品に出荷実績が無く、当該商品情報に商品サイズが含まれている場合、梱包資材特定部332は、当該商品サイズに基づいて商品の総体積を算出する。或いは、商品情報に商品カテゴリが含まれている場合、梱包資材特定部332は、当該商品カテゴリ(例えば、サブカテゴリ)に対応付けられた商品サイズを商品マッピングマスタから特定し、当該商品サイズに基づいて商品の総体積を算出してもよい。なお、商品情報に係る商品が1つである場合、当該商品の商品サイズから総体積が算出される。一方、商品情報に係る商品が複数である場合、それぞれの商品の体積を足しわせることで総体積が算出される。そして、梱包資材特定部332は、算出した総体積が収まる梱包資材サイズ(換言すると、容積)に対応する梱包資材を梱包資材情報データベース321から1または複数特定する。
別の例として、梱包資材特定部332は、記憶部32に記憶された学習済みモデルを用いて、1または複数の梱包資材を特定してもよい。すなわち、梱包資材特定部332は、商品情報取得部331により取得された商品情報を学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから出力された梱包資材サイズに対応する梱包資材を梱包資材情報データベース321から特定する。このとき、当該学習済みモデルから複数の梱包資材サイズが出力された場合、それぞれの梱包資材サイズに対応する梱包資材が特定(つまり、複数特定)される。或いは、それぞれの梱包資材サイズうち最小の梱包資材サイズに対応する梱包資材が1つ特定される。これにより、ユーザにとって利便性の高い適切な梱包資材を特定することができ、例えば配送料を下げることができる。
なお、学習済みモデルに入力される商品情報は、商品カテゴリに応じて異なるように構成するとよい。これにより、商品カテゴリに応じて適切な梱包資材を特定することができる。例えば、洋服の場合、学習済みモデルに入力される商品情報は、商品名及び商品サイズを含むとよい。例えば、洋服の商品サイズは平置き状態で測定されたものであり、洋服が梱包される際には畳んだ状態でのサイズになるため商品サイズとは異なるが、商品名及び商品サイズを学習済みモデルに入力することで適切な梱包資材を特定することができる。また、洋服以外の商品であっても、商品サイズが変化する商品であれば、同様に適切な梱包資材を特定することができる。
また、書籍の場合、学習済みモデルに入力される商品情報は、サブカテゴリを含むとよい。これにより、例えば、厚表紙本、単行本、文庫本、及び新書に応じた適切な梱包資材を特定することができる。或いは、この場合の商品情報は、商品名(またはサブカテゴリ)及び頁数(または厚さ)、商品名(またはサブカテゴリ)及び価格、または、商品名(またはサブカテゴリ)、頁数(または厚さ)及び価格を含むとよい。これにより、同一のサブカテゴリであっても、価格や頁数(または厚さ)が異なる書籍のような商品であっても、当該商品に応じた適切な梱包資材を特定することができる。なお、学習済みモデルに入力される商品情報には、商品写真画像が含まれてもよい。
ところで、商品を保管する倉庫によっては利用できない梱包資材が想定される。この場合、梱包資材特定部332は、商品情報取得部331により取得された商品情報に係る商品が保管されている倉庫で利用可能な梱包資材を梱包資材情報データベース321から抽出し、当該抽出された梱包資材から、上述したように、商品の配送に用いられる梱包資材を1または複数特定することになる。これにより、倉庫ごとに異なる利用可能な梱包資材の中から適切な梱包資材を特定することができる。
配送サービス内容特定部333は、梱包資材特定部332により特定された梱包資材に応じた配送サービス内容(データ)を梱包資材情報データベース321から特定する。つまり、当該梱包資材の資材IDに対応付けられた配送サービス内容が特定される。例えば、配送サービス内容特定部333は、梱包資材特定部332により特定された梱包資材に応じた、商品の配送料を梱包資材情報データベース321から特定する。これにより、商取引サーバ2の配送サービス内容提示部233により、当該特定された梱包資材に応じた配送料がユーザへ提示されるので、当該特定された梱包資材に応じて適切な配送料をユーザへ提示することができる。なお、梱包資材特定部332により複数の梱包資材が特定された場合、配送サービス内容特定部333は、複数の梱包資材それぞれに応じた配送サービス内容を特定(つまり、複数特定)することになる。この場合、配送サービス内容特定部333は、複数の配送サービス内容のうち商品の配送料が最も安い配送サービス内容を特定するとよい。これにより、商取引サーバ2の配送サービス内容提示部233により商品の配送料が最も安い配送サービス内容がユーザへ提示されるので、ユーザにとって最も金銭的負担が少ない配送サービス内容をユーザへ提示することができる。
また、配送サービス内容特定部333は、梱包資材特定部332により特定された梱包資材に応じた、商品の配送方法を梱包資材情報データベース321から特定してもよい。これにより、商取引サーバ2の配送サービス内容提示部233により、当該特定された配送方法がユーザへ提示されるので、当該特定された梱包資材に応じて適切な配送方法をユーザへ提示することができる。例えば、配送サービス内容特定部333は、梱包資材特定部332により特定された梱包資材に応じたポスト投函による配送方法を特定する。これにより、当該特定された梱包資材に応じて、より適切な配送方法をユーザへ提示することができる。或いは、配送サービス内容特定部333は、梱包資材特定部332により特定された梱包資材に応じた、ユーザが自宅以外で受け取る配送方法(例えば、コンビニ受取、ロッカー受取、または郵便局受取など)を特定する。これにより、当該特定された梱包資材に応じて、より適切な配送方法をユーザへ提示することができる。また、配送サービス内容特定部333は、梱包資材特定部332により特定された梱包資材に応じた、商品の配送日付を特定してもよい。これにより、当該特定された梱包資材に応じて、より適切な配送日付をユーザへ提示することができる。配送サービス内容提供部334は、配送サービス内容特定部333により特定された1または複数の配送サービス内容を商取引サーバ2へ送信する。こうして送信された配送サービス内容は、商取引サーバ2の配送サービス内容取得部232により取得される。
2.電子商取引システムSの動作
次に、図5(A)及び図5(B)等を参照して、電子商取引システムSにおいて実施される動作について説明する。図5(A)は、商取引サーバ2の制御部23における処理の一例を示すフローチャートである。図5(B)は、配送サービス内容特定サーバ3の制御部33における処理の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明する動作の前提として、ユーザ端末1は、例えばブラウザを通じてECサイトから提供されたウェブページの画面(例えば、商品閲覧画面)をディスプレイに表示している。かかる表示の前または後に、ユーザ端末1のユーザは、ECサイトへのログインがなされることで商取引サーバ2により特定されているものとする。そして、当該特定されたユーザが商品閲覧画面上で注文したい商品を選択すると、当該選択された商品の商品ID及び当該商品の数量情報を含む商品選択リクエストがネットワークNWを介して商取引サーバ2へ送信される。ここで、商品の選択は、例えば、買い物かごに追加するためのボタンが指定(例えば、マウスでクリックまたは指でタップ)されることにより行われる。このとき、ユーザは選択した商品の数量を指定することもできる。指定された数量は上記数量情報に含められる。なお、当該商品の数量が指定されない場合、デフォルト設定された数量“1”が上記数量情報に含められる。
図5(A)に示す処理は、ユーザ端末1からの商品選択リクエストが商取引サーバ2により受信されることで開始される。図5(A)に示す処理が開始されると、商取引サーバ2の制御部23(商品情報取得部231)は、上記特定されたユーザにより選択された商品(つまり、受信された商品選択リクエストに含まれる商品IDにより特定される商品)に関する商品情報を商品情報データベース221から取得する(ステップS1)。ここで取得される商品情報には、商品ID、商品名、商品カテゴリ、及び倉庫情報が含まれるとよく、商品カテゴリに応じて特有の情報がある場合、さらに当該特有の情報が含まれるとよい。このとき、上記商品選択リクエストに含まれる数量情報が取得され、ステップS1で取得された商品情報に含められるとよい。
次いで、制御部23は、上記特定されたユーザのユーザIDに対応付けられた商品選択情報がユーザ情報データベース223に格納されているか否かを判定する(ステップS2)。商品選択情報が格納されていないと判定された場合(ステップS2:NO)、処理はステップS5へ進む。なお、ユーザ情報データベース223に商品選択情報が格納されていない場合、上記特定されたユーザのユーザIDに対応付けられて新たな商品選択情報が格納される。かかる商品選択情報には、ステップS1で取得された商品情報に含まれる商品ID、商品の数量情報、当該商品を保管する倉庫の倉庫情報、及び当該商品を出品した出品者の出品者情報等が含まれる。
一方、商品選択情報が格納されていると判定された場合(ステップS2:YES)、処理はステップS3へ進む。ここで、上記特定されたユーザにより選択された商品の商品情報に含まれる出品者情報と、当該ユーザのユーザIDに対応付けられて格納されている商品選択情報に含まれる出品者情報とが異なる場合、処理はステップS3へ進まずにステップS5へ進むように構成してもよい(異なる出品者により出品された商品を異なる梱包資材により梱包させるため)。また、上記特定されたユーザにより選択された商品の商品情報に含まれる倉庫情報と、当該ユーザのユーザIDに対応付けられて格納されている商品選択情報に含まれる倉庫情報とが異なる場合、処理はステップS3へ進まずにステップS5へ進むように構成してもよい(異なる倉庫で保管される商品を異なる梱包資材により梱包させるため)。なお、ユーザ情報データベース223に商品選択情報が格納されている場合、当該商品選択情報に、ステップS1で取得された商品情報に含まれる商品ID、商品の数量情報、当該商品を保管する倉庫の倉庫情報、及び当該商品を出品した出品者の出品者情報等が追加されることで当該商品選択情報が更新される。
次いで、制御部23(商品情報取得部231)は、上記特定されたユーザのユーザIDに対応付けられた商品選択情報をユーザ情報データベース223から取得する(ステップS3)。次いで、制御部23(商品情報取得部231)は、ステップS3で取得された商品選択情報に含まれる商品IDにより特定される商品に関する商品情報(つまり、商品選択情報に係る商品情報)を商品情報データベース221から取得し(ステップS4)、処理をステップS5へ進める。ここで取得される商品情報はステップS1と同様である。このとき、当該商品の数量情報が上記商品選択情報から取得され、ステップS4で取得された商品情報に含められるとよい。
ステップS5では、制御部23(配送サービス内容取得部232)は、ステップS1(または、ステップS1及びステップS4)で取得された商品情報(数量情報を含む)を含む配送サービス内容特定リクエストを、ネットワークNWを介して配送サービス内容特定サーバ3へ送信する。
図5(B)に示す処理は、商取引サーバ2からの配送サービス内容特定リクエストが配送サービス内容特定サーバ3により受信されることで開始される。図5(B)に示す処理が開始されると、配送サービス内容特定サーバ3の制御部33(商品情報取得部331)は、受信された配送サービス内容特定リクエストから商品情報を取得する(ステップS11)。次いで、制御部33は、ステップS11で取得された商品情報に含まれる倉庫情報により特定される倉庫(つまり、ユーザにより選択された商品を保管する倉庫)で利用可能な梱包資材を梱包資材情報データベース321から抽出する(ステップS12)。なお、倉庫ごとに利用可能な梱包資材が異ならない場合、ステップS12の処理は行われずに処理はステップS13へ進んでもよい。この場合、以降の処理では梱包資材情報データベース321で管理される全ての梱包資材を特定対象の候補にすればよい。
次いで、制御部33(梱包資材特定部332)は、ステップS11で取得された商品情報に基づいて、当該商品情報に係る商品に出荷実績があるか否かを、出荷実績データベース322を参照することで判定する(ステップS13)。ステップS11で複数の商品それぞれの商品情報が取得された場合、それぞれの商品をまとめて梱包した出荷実績があるか否かが判定される。ここで、複数の商品とは、複数の同じ(例えば商品IDが同じ)商品の場合と、複数の異なる(例えば商品IDが異なる)商品の場合との何れか一方または双方が該当する。なお、商品の梱包を含む出荷実績が管理されていない場合、ステップS13の処理は行われずに処理はステップS15へ進むとよい。
商品情報に係る商品に出荷実績があると判定された場合(ステップS13:YES)、制御部33(梱包資材特定部332)は、ステップS12で抽出された梱包資材のうちから、1または複数の商品を梱包した実績のある梱包資材を特定(例えば、資材IDで特定)し(ステップS14)、処理をステップS21へ進める。ここで、梱包資材サイズの異なる複数種類の梱包資材が特定された場合、最小の梱包資材サイズに対応する梱包資材が最終的に特定されてもよい。
一方、商品情報に係る商品に出荷実績がないと判定された場合(ステップS13:NO)、制御部33は、ステップS11で取得された商品情報に基づいて、学習済みモデルを用いるか否かを判定する(ステップS15)。例えば、取得された商品情報に商品カテゴリとして洋服または書籍が含まれる場合、学習済みモデルを用いると判定される。学習済みモデルを用いると判定された場合(ステップS15:YES)、処理はステップS16へ進む。一方、学習済みモデルを用いないと判定された場合(ステップS15:NO)、処理はステップS18へ進む。なお、学習済みモデルを用いるか否かは、デフォルト設定されていてもよい。
ステップS16では、制御部33(梱包資材特定部332)は、ステップS11で取得された商品情報(入力データ)を学習済みモデルに入力することで当該学習済みモデルから出力された梱包資材サイズ(出力データ)を取得する。図6は、学習済みモデルに入力された入力データと当該学習済みモデルから出力された出力データの一例を示す図である。図6の例では、入力データには2つの商品(item)それぞれの商品ID、商品名、数量、及び商品サイズが含まれており、出力データには3つの梱包資材サイズが含まれている。この場合、3つの梱包資材が特定されることになる。
次いで、制御部33(梱包資材特定部332)は、ステップS12で抽出された梱包資材のうちから、ステップS16で取得された梱包資材サイズに対応する梱包資材を特定(例えば、資材IDで特定)し(ステップS17)、処理をステップS21へ進める。ここで、梱包資材サイズの異なる複数種類の梱包資材が特定された場合、最小の梱包資材サイズに対応する梱包資材が最終的に特定されてもよい。
ステップS18では、制御部33(梱包資材特定部332)は、ステップS11で取得された商品情報に含まれる商品カテゴリに対応付けられた商品サイズを商品マッピングマスタから特定する。なお、ステップS11で複数の商品それぞれの商品情報が取得された場合、それぞれの商品の商品サイズが特定される。次いで、制御部33(梱包資材特定部332)は、スレップS18で特定された商品サイズに基づいて商品の総体積を算出する(ステップS19)。
次いで、制御部33(梱包資材特定部332)は、ステップS12で抽出された梱包資材のうちから、ステップS19で算出された総体積が収まる梱包資材サイズに対応する梱包資材を特定(例えば、資材IDで特定)し(ステップS20)、処理をステップS21へ進める。ここで、梱包資材サイズの異なる複数種類の梱包資材が特定された場合、最小の梱包資材サイズに対応する梱包資材が最終的に特定されてもよい。
ステップS21では、制御部33(配送サービス内容特定部333)は、ステップS14、ステップS17、またはステップS20で特定された梱包資材に応じた配送サービス内容を梱包資材情報データベース321から特定する。なお、ステップS14、ステップS17、またはステップS20で複数の梱包資材が特定された場合、当該複数の梱包資材それぞれに応じた配送サービス内容が特定される。次いで、制御部33(配送サービス内容提供部334)は、ステップS21で特定された1または複数の配送サービス内容を含むレスポンスを、ネットワークNWを介して商取引サーバ2へ送信(応答)する(ステップS22)。
図5(A)の処理に戻り、商取引サーバ2の制御部23(配送サービス内容取得部232)は、配送サービス内容特定サーバ3からのレスポンスを受信すると、当該レスポンスから1または複数の配送サービス内容を取得する(ステップS6)。次いで、商取引サーバ2の制御部23(配送サービス内容提示部233)は、ステップS6で取得された1または複数の配送サービス内容を含む買い物かご画面のウェブページを、ネットワークNWを介してユーザ端末1へ送信(応答)する(ステップS7)。これにより、ユーザ端末1のディスプレイには配送サービス内容を含む買い物かご画面が表示される。
図7(A)は、買い物かご画面の表示例を示す図である。図7(A)に示す買い物かご画面51には、商品情報表示エリア51a、及び配送サービス内容表示エリア51b等が設けられている。商品情報表示エリア51aには、ユーザにより選択された2つの商品それぞれ商品名、商品写真画像、及び価格等が表示されている。これら2つの商品は、1つの梱包資材により梱包されることになる。配送サービス内容表示エリア51bには、梱包資材特定部332により特定された複数の梱包資材x,yのうち最小の梱包資材サイズに対応する梱包資材xに応じた配送サービス内容Xとして、配送料“900円”、配送方法“宅配便”、及び配送日付“指定なし”が表示されている。これにより、ユーザにより選択された商品の注文が確定する前に、梱包資材xに応じた配送サービス内容Xをユーザへ提示することができる。そのため、ユーザにとっての利便性を高めることができる。
なお、図7(A)に示す配送サービス内容表示エリア51bでは、配送サービス内容Xに係る配送方法として“宅配便”が初期選択されているが、ユーザは変更ボタン51b1を指定することで表示される他の画面上で利用可能な他の配送方法に変更することができる。ここで、他の配送方法とは、例えば、上記特定された梱包資材xに応じた“コンビニ受取”または“ロッカー受取”である。また、図7(A)に示す配送サービス内容表示エリア51bでは、配送サービス内容Xに係る配送日付として“指定なし”が初期設定されているが、ユーザは変更ボタン51b2を指定することで表示される他の画面上で利用可能な配送日付(つまり、上記特定された梱包資材xに応じた配送日付)を指定することができる。そして、ユーザが図7(A)に示す購入手続きボタン51cを指定すると、ユーザ端末1のディスプレイには商品注文手続画面が表示される。
図7(B)は、商品注文手続画面の表示例を示す図である。図7(B)に示す商品注文手続画面52には、配送先表示エリア52a、配送サービス内容選択エリア52b、及び配送サービス内容表示エリア52c等が設けられている。配送サービス内容表示エリア52bには、梱包資材xに応じた配送サービス内容Xと、梱包資材yに応じた配送サービス内容Yとのうち何れか1つの配送サービス内容を、ユーザがラジオボタンRにより選択できるように表示されている。配送サービス内容表示エリア52cには、現在選択中の配送サービス内容Xに係る配送料“900円”、配送方法“宅配便”、及び配送日付“指定なし”が表示されている。なお、梱包資材yに応じた配送サービス内容Yは、図7(A)に示す買い物かご画面51に選択可能に表示されてもよい。また、配送サービス内容選択エリア52bには、梱包資材x,yそれぞれの写真画像、及び特徴(例えば、梱包した際のメリット)が表示されてもよい。或いは、図7(B)に示す配送サービス内容XとYのうち、配送料の最も安い配送サービス内容Xだけが特定されて配送サービス内容表示エリア52bに表示されるように構成してもよい。
図8(A)は、図7(B)に示す配送サービス内容選択エリア52bにおいて変更ボタン52b1が指定されることで表示される配送方法選択画面の表示例を示す図である。図8(A)に示す配送方法選択画面53には、ユーザにより利用可能な配送方法として、現在選択中の“宅配便”の他に、“コンビニ受取”、“ロッカー受取”、及び“郵便局受取”が選択可能に表示されている。一方、図8(B)は、図7(B)に示す配送サービス内容選択エリア52bにおいて変更ボタン52b2が指定されることで表示される配送方法選択画面の表示例を示す図である。図8(B)に示す配送方法選択画面54には、ユーザにより利用可能な配送方法として、現在選択中の“宅配便”の他に、“郵便局受取”だけが選択可能に表示されている。このように、上記特定された梱包資材に応じた配送方法だけがユーザにより選択可能に表示される。なお、図8(A)、(B)において、配送方法として、ユーザが“コンビニ受取”、“ロッカー受取”、または“郵便局受取”を選択した場合、ユーザによる受取場所の指定が可能となっている。
そして、ユーザが図7(B)に示す注文確定ボタン52dを指定すると、買い物かごに入っている商品についての注文処理リクエストが商取引サーバ2へ送信される。これにより、商取引サーバ2の制御部23(注文処理部234)は、注文処理リクエストに応じて注文処理を実行する。なお、ユーザにより、注文確定ボタン52dが指定されるまで商品が選択(例えば、商品閲覧画面に戻って選択)されるごとに、ユーザ端末1から商取引サーバ2へ商品選択リクエストが送信されることで図5(A),(B)に示す処理が実行される。これにより、買い物かご画面51等に表示される配送サービス内容が更新されるため、買い物かご内の商品が更新されるごとに更新された配送サービス内容をユーザへ提示することができる。
なお、ユーザに提示される配送サービス内容には、梱包資材に応じていないものが含まれてもよい。例えば、出品者により設定された配送料が、ユーザに提示される配送サービス内容に含まれてもよい。或いは、出品者により設定された配送方法や配送日付が、ユーザに提示される配送サービス内容に含まれてもよい。
以上説明したように、上記実施形態によれば、電子商取引システムSは、ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得し、当該取得された商品情報に基づいて、当該商品の配送に用いられる梱包資材を特定し、当該特定された梱包資材に応じた配送サービス内容を特定し、当該特定された配送サービス内容をユーザへ提示するように構成したので、梱包資材に応じて適切な配送サービス内容をユーザへ提示することができる。このように配送サービス内容を特定することにより、ユーザにより利用可能でない配送サービス内容がユーザに提示されることを防ぎ、ひいては、かかる配送サービス内容がユーザに選択されることを事前に防ぐことができる。そのため、システム負荷を低減することができる。
なお、以上のように本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態から種々構成等に変更を加えてもよく、その場合も本発明の技術的範囲に含まれる。上記実施形態においては、ユーザにより選択された商品が買い物かごに追加される例を示したが、別の例として、ユーザにより選択された商品が当該ユーザのお気に入りやブックマークなどの参照情報に追加される場合も本発明を適用することができる。また、上記実施形態においては、商取引サーバ2と配送サービス内容特定サーバ3とがハード的に分離された場合の例を示したが、配送サービス内容特定サーバ3の機能が商取引サーバ2に組み込まれるように構成されてもよい。
1 ユーザ端末
2 商取引サーバ
3 配送サービス内容特定サーバ
11 通信部
12 表示部
13 入力部
14 記憶部
15 制御部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
231 商品情報取得部
232 配送サービス内容取得部
233 配送サービス内容提示部
234 注文処理部
331 商品情報取得部
332 梱包資材特定部
333 配送サービス内容特定部
334 配送サービス内容提供部
NW ネットワーク
S 電子商取引システム

Claims (17)

  1. ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得する取得部と、
    前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定する第1特定部と、
    前記ユーザにより利用可能な配送サービス内容であって、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を特定する第2特定部と、
    前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示する提示部と、
    を備え
    前記配送サービス内容には、前記商品の配送方法が含まれ、
    前記商品の配送方法には、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法が含まれ、
    前記第2特定部は、前記梱包資材に応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定し、
    前記提示部は、前記第2特定部により特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザが選択できるように、それぞれの前記配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第2特定部は、前記梱包資材のサイズに応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記取得部は、前記ユーザにより選択された複数の商品に関する商品情報を取得し、
    前記第1特定部は、前記商品情報に基づいて、前記複数の商品を梱包する1つの梱包資材を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記提示部は、前記ユーザにより選択された商品の注文が確定する前に前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記提示部は、前記ユーザにより前記商品が選択されるごとに、前記ユーザへ提示される前記配送サービス内容を更新することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1特定部は、商品に関する商品情報を入力データとし、当該商品の配送に用いられる梱包資材サイズを出力データとした学習データにより学習された学習済みモデルを用いて、前記梱包資材を特定することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理システム。
  7. 前記学習データにおいて入力データとする商品情報は、商品カテゴリに応じて異なることを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  8. 前記学習データにおいて入力データとする商品情報は、商品名及び商品サイズを含むことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  9. 前記第1特定部は、前記ユーザにより選択された商品に関する商品情報を前記学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから出力された複数の前記梱包資材サイズのうち最小の前記梱包資材サイズに対応する前記梱包資材を特定することを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の情報処理システム。
  10. 前記第1特定部は、前記ユーザにより選択された商品を保管する倉庫で利用可能な梱包資材を抽出し、当該抽出された梱包資材から、前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理システム。
  11. 前記第1特定部は、前記ユーザにより選択された商品に出荷実績があるか否かを判定し、前記商品に出荷実績があると判定した場合、当該出荷実績に基づいて、前記梱包資材を特定することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の情報処理システム。
  12. 前記配送サービス内容には、前記商品の配送料が含まれ、
    前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた前記商品の配送料を特定し、
    前記提示部は、前記商品の配送料を前記ユーザへ提示することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の情報処理システム。
  13. 前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を複数特定した場合、複数の前記配送サービス内容のうち前記商品の配送料が最も安い配送サービス内容を特定し、
    前記提示部は、前記商品の配送料が最も安い配送サービス内容を前記ユーザへ提示することを特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
  14. 前記商品の配送方法には、ポスト投函による配送方法が含まれ、
    前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた前記ポスト投函による配送方法をさらに特定し、
    前記提示部は、前記第2特定部により特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の情報処理システム。
  15. 前記配送サービス内容には、前記商品の配送日付が含まれ、
    前記第2特定部は、前記梱包資材に応じた前記商品の配送日付を特定し、
    前記提示部は、前記商品の配送日付を前記ユーザへ提示することを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の情報処理システム。
  16. 1または複数のコンピュータにより実行される配送サービス内容提示方法であって、
    ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得するステップと、
    前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定するステップと、
    前記ユーザにより利用可能な配送サービス内容であって、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を特定する特定ステップと、
    前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示する提示ステップと、
    を含み、
    前記配送サービス内容には、前記商品の配送方法が含まれ、
    前記商品の配送方法には、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法が含まれ、
    前記特定ステップにおいては、前記梱包資材に応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定し、
    前記提示ステップにおいては、前記特定ステップにおいて特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザが選択できるように、それぞれの前記配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とする配送サービス内容提示方法。
  17. ユーザにより選択された商品に関する商品情報を取得するステップと、
    前記商品情報に基づいて、前記商品の配送に用いられる梱包資材を特定するステップと、
    前記ユーザにより利用可能な配送サービス内容であって、前記梱包資材に応じた配送サービス内容を特定する特定ステップと、
    前記配送サービス内容を前記ユーザへ提示する提示ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記配送サービス内容には、前記商品の配送方法が含まれ、
    前記商品の配送方法には、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法が含まれ、
    前記特定ステップにおいては、前記梱包資材に応じて、前記ユーザが自宅で商品を受け取る配送方法、及び前記ユーザが自宅以外で商品を受け取る配送方法を特定し、
    前記提示ステップにおいては、前記特定ステップにおいて特定された配送方法のうち、何れか1つの配送方法を前記ユーザが選択できるように、それぞれの前記配送方法を前記ユーザへ提示することを特徴とするプログラム。
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