JP7330140B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアハンドル装置、特にドア本体に固定されるケース部材と、ケース部材に軸支されて所定の閉じ位置及び開き位置の相互間を揺動し得るハンドル部材と、ハンドル部材を閉じ位置側に付勢する付勢手段とを備えた車両用ドアハンドル装置に関する。
上記車両用ドアハンドル装置において、ハンドル部材及びケース部材間に、付勢手段に抗してハンドル部材を閉じ位置に保持し得る弾性ストッパを設け、この弾性ストッパの弾性を利用して、ハンドル部材が閉じ位置に達した際の衝撃を吸収、緩和できるようにしたものは、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002-188329号公報
特許文献1のドアハンドル装置では、ハンドル部材が閉じ位置にあるときに、ケース部材に固定の弾性ストッパが相手部材(ハンドル部材)と接触状態にある。そして、ハンドル部材が閉じ位置より開き揺動する過程では、所定期間に亘って弾性ストッパのストッパ延長部(18)がハンドル部材に対し擦れて摺接する状態が継続する。そのため、この摺接に伴い少なからず摩擦力が働いて操作者に引っ掛かり感を与え、操作フィーリングを低下させる虞れがある。
尚、特許文献1の図8には、上記ストッパ延長部を持たない構造(従来例)が示されるが、この構造でも、ハンドル部材が閉じ位置より開き揺動を開始する際に、その揺動変位の方向と弾性ストッパ(8) の向きによっては、弾性ストッパとハンドル部材とが多少擦れて摺接する状態となり、その摺接部に働く摩擦力が操作者に引っ掛かり感を与える可能性がある。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、従来構造の上記問題を簡単な構造で解決可能とした車両用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ドア本体に固定されるケース部材と、前記ケース部材に軸支されて所定の閉じ位置及び開き位置間を揺動し得るハンドル部材と、前記ハンドル部材を前記閉じ位置に向け付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記ハンドル部材を前記閉じ位置に保持し得る弾性ストッパとを備えた車両用ドアハンドル装置において、前記弾性ストッパは、前記ケース部材及び前記ハンドル部材のうちの何れか一方の部材に接離可能な受け面を有してその何れか他方の部材に装着されたストッパ本体と、前記ストッパ本体に一体に形成したリップ部とを備え、前記ストッパ本体は、閉じ方向に揺動する前記ハンドル部材が前記閉じ位置に達したときに前記受け面を前記一方の部材に接触させて衝撃を緩和し得る形状に形成され、前記リップ部は、これの自由状態で前記受け面より前記一方の部材側に張り出すように形成されていて、前記ハンドル部材が前記閉じ位置から開き揺動を開始する際に前記受け面と前記一方の部材とを互いに離反させる方向に弾発力を発揮可能であり、前記ハンドル部材は、前記ケース部材に設けた第1開口部を通して該ケース部材の内方側に張出すアーム部を有していて、該アーム部の先部が前記ケース部材の内面に枢軸を介して回動可能に連結され、前記ストッパ本体は、前記アーム部を挿通させる第2開口部を有して前記ハンドル部材の、前記ケース部材との対向面に固定され、前記リップ部は、前記第1,第2開口部を囲むように前記ストッパ本体の外周部にその全周に亘って形成されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記受け面は、前記開き揺動の開始の際に、該受け面と前記一方の部材との接触面にほぼ沿う方向で該一方の部材に対し相対変位する特定受け面部を有しており、前記リップ部は、前記自由状態で、少なくとも前記特定受け面部の周辺では該特定受け面部より前記一方の部材側に張り出すように形成されることを第2の特徴とする。
第1の特徴によれば、弾性ストッパは、ケース部材及びハンドル部材のうちの何れか一方の部材に接離可能な受け面を有してその何れか他方の部材に装着されたストッパ本体と、ストッパ本体に一体に形成したリップ部とを備え、ストッパ本体は、閉じ方向に揺動するハンドル部材が閉じ位置に達したときに受け面を一方の部材に接触させて衝撃を緩和し得る形状に形成され、リップ部は、これの自由状態で受け面より一方の部材側に張り出すように形成されていて、ハンドル部材が閉じ位置から開き揺動を開始する際に受け面と一方の部材とを互いに離反させる方向に弾発する。これにより、ハンドル部材が閉じ位置から開き揺動を開始する際に、リップ部の弾発力で弾性ストッパの受け面と一方の部材との相互間を迅速に離間させることができて、その相互間に摩擦力が働くのを効果的に回避できるため、摩擦力が操作者に引っ掛かり感を与える不都合を抑えることができ、ハンドル部材の操作フィーリングを向上させる上で有利となる。しかもハンドル部材は、ケース部材に設けた第1開口部を通して該ケース部材の内方側に張出すアーム部を有していて、そのアーム部の先部がケース部材の内面に枢軸を介して回動可能に連結され、ストッパ本体は、アーム部を挿通させる第2開口部を有してハンドル部材の、ケース部材との対向面に固定され、リップ部は、第1,第2開口部を囲むようにストッパ本体の外周部にその全周に亘って形成されるので、リップ部の無い構造や、有っても全周は無い構造と比べて、各開口部を空気や水が通り抜けにくくなり、その通り抜けに因る風切り音の防止や、ケース部材内部への水浸入の防止に効果的である。
また第2の特徴によれば、上記受け面は、ハンドル部材の開き揺動の開始の際に、受け面と一方の部材との接触面にほぼ沿う方向で一方の部材に対し相対変位する特定受け面部を有しており、リップ部は、これの自由状態で、少なくとも特定受け面部の周辺では特定受け面部より一方の部材側に張り出すように形成されるので、上記開き揺動の開始の際に、受け面と一方の部材との接触面にほぼ沿う方向で一方の部材に対し特定受け面部が相対変位しても(従って、相対変位に伴い上記接触面に摩擦力が生じ易い構造でも)、特定受け面部周辺のリップ部の弾発力で特定受け面部と一方の部材との相互間を迅速に離間させて摩擦力の発生を抑制可能となる。
本発明のドアハンドル装置を適用した自動車の一実施形態を示す後部側面図と、それの一部拡大図 (A)は、ドアハンドル装置の後面図(図1 の2A-2A線矢視より見た拡大図)、(B)は、ドアハンドル装置の裏面図(図2(A)のB-B線断面図) 図2(B)の3-3線拡大断面図 図3の4矢視部拡大断面図 弾性ストッパをハンドル部材に取付けた状態でのドアハンドル装置の分解斜視図(図3の5矢視より見た分解斜視図) 図5の6-6線拡大断面図 弾性ストッパをハンドル部材より分離した状態を示す、図5と同方向より拡大して示す分解斜視図
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
先ず、図1において、車両としての自動車の車体7には、車体7の左右開口部を塞ぐ前後のドアが開閉可能に取付けられる。例えば、左右の後ドア8は、ドア本体8mの前端部が車体7にヒンジ連結され、またドア本体8mの後端部が、車体7との間に設けたドア係止機構Lにより、車体7に対し係脱可能に係止される。尚、ドア係止機構Lは、車体側に固着された不図示のストライカと、これに係脱可能なドア側のラッチLa(図2で簡略的に図示)とを含み、両者の係脱構造は従来周知である。
後ドア8は、剛性の高いドア本体8mと、このドア本体8m上部の窓枠部8msを開閉昇降可能なウインドガラス8gと、上記ドア係止機構Lを随時に係止解除するためのドアハンドル装置DHとを備える。ドアハンドル装置DHは、ドア本体8mの適所(実施形態では窓枠部8msの後縁部8msr)に設置される。次に、図2~図7も併せて参照して、左側の後ドア8に設置されるドアハンドル装置DHの一例を説明する。
ドアハンドル装置DHは、窓枠部8msに固定の合成樹脂製又は金属製のケース部材10と、ケース部材10に軸支されて所定の閉じ位置20X(図3,図4実線位置)及び開き位置20Y(図3,図4二点鎖線位置)間を揺動し得る合成樹脂製又は金属製のハンドル部材20と、ハンドル部材20を閉じ位置20Xに向け付勢する付勢手段としての戻しばね17と、戻しばね17の弾発力に抗してハンドル部材20を閉じ位置20Xに保持し得る弾性ストッパ30とを備える。
尚、車体7には、ドアハンドル装置DHの後側に隣接して装飾パネル9が被覆、固定され、この装飾パネル9は、ハンドル部材20を開閉操作する際の操作者の指が入る案内凹部9aが、ハンドル部材20に設けた後方開放の指掛け用凹所20cの開放面に臨むように設けられる。
次にドアハンドル装置DHの各構成要素について順に説明する。
ケース部材10は、窓枠部8msの後縁部8msr外面に設けた凹み部内に配置され、且つその後縁部8msrに着脱可能に固着される。ケース部材10の外面は、窓枠部8msの後縁部8msrを被覆し得る形状に形成される。
しかもケース部材10は、ハンドル部材20の設置部位に対応して車体内方側に凹曲した彎曲部10wを有しており、この彎曲部10wの凹曲面は、ハンドル部材20が出没可能に収容されるハンドル受容部として機能する。またケース部材10の内面には、図5で明らかなように、彎曲部10wに隣接配置されて車体内方側に突出した上下一対の第1支持ボス部10b1,10b1′と、両第1支持ボス部10b1,10b1′間に位置して車体内方側に突出した第2支持ボス部10b2とが一体に突設される。
これら第1支持ボス部10b1,10b1′には、これに後ドア8の窓枠部8msの後縁部8msrを結合すべくボルト11が各々螺挿される。また第2支持ボス部10b2には、中間部外周に軸受面12jを有する軸部材、例えばインサートナット12の基部が圧入、固定され、このインサートナット12の軸受面12jに中継レバー13の中間基部130が回動可能に嵌合、支持される。中継レバー13は、インサートナット12の先端部に設けた抜け止め手段(例えばブッシュ14、及びッシュナット等の止め環15)により抜け止めされる。
尚、インサートナット12に代えて、中間部外周に軸受面を有してケース部材10に固定される他の軸部材(例えばボルト)を中継レバー13の枢軸として用いてもよい。
上記中継レバー13は、ハンドル部材20の開閉揺動をドア係止機構Lに連動させてドア係止機構Lを係脱操作するための連動機構Iの主要部品である。即ち、中継レバー13は、これの中間基部130から異なる方向に延びる第1,第2先部腕131,132を一体に有しており、特に第1先部腕131には、上記連動機構Iの一部を構成し且つ略上下方向に延びるロッド16の上端部が枢支、連結される。そして、このロッド16の下端部とドア係止機構LのラッチLaとが互いに連動、連結される。
しかも中継レバー13は、これとケース部材10との間に介装した戻しばね17(例えば捩じりコイルばね)の弾発力により図2で反時計方向に回動付勢される。これにより、中継レバー13に連動するロッド16は、上方(従ってラッチLaをストライカとの係止方向)に常時付勢される。尚、戻しばね17の弾発力は、後述するようにハンドル部材20に対し閉じ方向の付勢力としても作用する。
次にハンドル部材20について説明する。ハンドル部材20は、上下方向に延びる帯板状のハンドル本体20mと、ハンドル本体20mの内面に車体内方側に隆起形成されてハンドル本体20mとの間に前記指掛け用凹所20cを画成する隆起壁部20wとを備えている。その隆起壁部20wは、ケース部材10の前記した彎曲部10wの凹曲面にほぼ倣う隆起形状に形成される。
そして、隆起壁部20wの、彎曲部10wと対向する表面(特に前面部20wf)には、彎曲部10wに設けた上下一対の第1開口部10h,10hを通してケース部材10の内方側(特に前方側)に張出す一対のアーム部20a,20a′が一体に突設される。それらアーム部20a,20aの先部は、上下方向に延びる枢軸としてのヒンジピン21を介してケース部材10の内面側に枢支、連結される。そのヒンジピン21は、ケース部材10の内面に突設した一対の支持腕18に固定又は回動可能に嵌挿、支持される。
而して、ハンドル部材20は、上記ハンドル受容部(即ち彎曲部10wの凹曲面)内に収納された閉じ位置20Xと、その閉じ位置20Xから外方側に張り出した開き位置20Yとの間でヒンジピン21回りに開閉揺動可能であり、特に閉じ位置20Xに在るときは、図3の実線で明らかなようにハンドル部材20の外側面がケース部材10の外側面の延長面上にほぼ位置する配列となる。
上下一方(実施形態では下方)のアーム部20aの先部には、前述の中継レバー13の第2先部腕132に摺動可能に係合するフォーク状の係合腕部20akが形成される。その第2先部腕132と係合腕部20akとの係合により、ハンドル部材20と中継レバー13とが互いに連動、連結され、ハンドル部材20には、中継レバー13を介して戻しばね17の付勢力が閉じ方向に常時作用する。
そのため、ハンドル部材20が戻しばね17の付勢力により閉じ位置20Xに弾発、保持されるときは、図2(B)の実線で明らかなように、中継レバー13は戻しばね17により第1先部腕131が上方揺動限に保持された状態に置かれて、中継レバー13に連なるラッチLaをストライカとの係止状態に保持し、後ドア8が妄りに開かれないようにする。
一方、上記係止状態より、ハンドル部材20が戻しばね17の付勢力に抗して閉じ位置20Xから開き揺動するよう操作されると、図2(B)及び図3の二点鎖線で明らかなように、アーム部20aの係合腕部20akに第2先部腕132が追従することで中継レバー13が図2で時計回りに回動し、これに伴い中継レバー13の第1先部腕131がロッド16を押し下げてラッチLaをストライカより離脱させる。これにより、ドア係止機構Lが係止解除状態となって、後ドア8が開放操作可能となる。
尚、アーム部20a′の先部には、必要に応じてカウンタウエイト22が固定(例えば圧入、ネジ止め)される。
次に、特に図3~図7を参照して、弾性ストッパ30の一例を具体的に説明する。弾性ストッパ30は、ケース部材10(特に彎曲部10w)に接離可能な受け面31fを有してハンドル部材20(特に隆起壁部20w)に装着されたストッパ本体31と、ストッパ本体31に一体に形成したリップ部32とを備えており、その全体が弾性材、例えばゴム材で一体成形される。受け面31fは、これを、ハンドル部材20が閉じ位置20Xにあるときにケース部材10(特に彎曲部10w)に接触させることで、ハンドル部材20を戻しばね17の付勢力に抗して閉じ位置20Xに保持可能としている。
ストッパ本体31は、一対のアーム部20a,20a′をそれぞれ挿通させる一対の第2開口部31h,31hを有して隆起壁部20wの、彎曲部10wとの対向面に倣う形態の板状に形成される。そして、ストッパ本体31は、閉じ方向に揺動するハンドル部材20が閉じ位置20Xに達したときに、受け面31fをケース部材10(より具体的には彎曲部10wの凹曲面)に面接触させて圧縮抵抗を発揮することで、接触時の衝撃を吸収、緩和し得る形状に形成される。
而して、ストッパ本体31は、一対の第2開口部31h,31hを取り囲む第1,第2受け部311,312と、第1,第2受け部311,312間を一体に接続して上下に帯状に延びる第3受け部313とを有してコ字状に形成される。しかもストッパ本体31は、隆起壁部20wの表面の屈曲部に対応して、中間部(即ち第1,第2受け部311,312と第3受け部313との境界部)が屈曲形成される。
一方、リップ部32は、ストッパ本体31の受け面31f側の外周部にその全周に亘って(従って一対の第2開口部31h,31hを取り囲むように)形成される。しかもリップ部32は、これの自由状態で受け面31fよりもケース部材10側に張り出すように形成されている。そして、少なくとも一部のリップ部32は、ハンドル部材20が閉じ位置20Xにあるときケース部材10に対し圧接状態にあり、且つその閉じ位置20Xから開き揺動を開始する際に受け面31fとケース部材10とを互いに離反させる方向に弾発力を発揮する。
ところでストッパ本体31の受け面31fには、ハンドル部材20の上記開き揺動の開始の際に、図4で明らかなように受け面31fとケース部材10との接触面にほぼ沿う方向(即ちヒンジピン21の軸線を中心とした円弧の、上記接触面におけるほぼ接線方向)でケース部材10の彎曲部10wに対し相対変位する特定受け面部31fsが含まれている。この特定受け面部31fsは、本実施形態においては、第1,第2受け部311,312の受け面31fのうち、第2開口部31h,31hよりも車体外方側に存する平面部が相当する。
そして、特定受け面部31fsの周辺に位置するリップ部32は、図4,図7で明らかなように、自由状態で、特定受け面部31fsよりケース部材10側に張り出すように形成される。
また弾性ストッパ30とハンドル部材20との間には、弾性ストッパ30をハンドル部材20に係脱可能に係止させることで弾性ストッパ30をハンドル部材20に固定するための係止機構Kが設けられる。この係止機構Kは、アーム部20a,20a′の基部の外側面に各々突設されてストッパ本体31の第1,第2受け部311,312を隆起壁部20wとの間に挟む係止爪t1,t2と、アーム部20a,20a′の基部の一端面に各々突設されてストッパ本体31の第1,第2受け部311,312を隆起壁部20wとの間に挟む係止爪t3,t4とを備える。
更に第2受け部312の第2開口部31h周縁部には、対応するアーム部20a′の基部の他端面に形成した溝部20agに圧入嵌合する保持爪t5が突設される。前記溝部20agへの保持爪t5の圧入嵌合によれば、弾性ストッパ30のハンドル部材20に対する固定がより確実に行われる。
次に実施形態の作用について説明する。
弾性ストッパ30は、ハンドル部材20をケース部材10に組付ける前に予めハンドル部材20に組付けられる。その組付過程では、弾性ストッパ30のストッパ本体31を、これの第2開口部31h,31hをアーム部20a,20a′に嵌挿させながらハンドル部材20の隆起壁部20w表面に押し付ける。その際には、ストッパ本体31の第1,第2受け部311,312を、それらの弾性変形を伴いつつ隆起壁部20wとアーム部20a,20a′基部の係止爪t1~t4との間に挟み止める。それと共に、第2受け部312の第2開口部31h周縁部の保持爪t5をアーム部20a′基部の溝部20agに圧入嵌合すれば、弾性ストッパ30のハンドル部材20に対する浮き上がりやずれがより確実に抑えられる。
こうして弾性ストッパ30を装着したハンドル部材20をケース部材10に組付けて、ドアハンドル装置DHを組立てる。そして、このドアハンドル装置DHを後ドア8にセットした状態では、ハンドル部材20とドア係止機構LのラッチLaとの間が、中継レバー13及びロッド16を介して連動、連結される。このとき、中継レバー13に連係する戻しばね17が通常はハンドル部材20を閉じ位置20Xに弾発、保持する共に、ラッチLaをストライカとの係止状態に保持し、後ドア8が妄りに開かれないようにする。
一方、上記係止状態より、ハンドル部材20が戻しばね17の付勢力に抗して閉じ位置20Xから開き揺動するよう操作されると、これに中継レバー13及びロッド16を介して連動するラッチLaをストライカより離脱させることができ、これにより、後ドア8が開放操作可能となる。
また開き操作状態のハンドル部材20から操作者が手を放すと、ハンドル部材20は、戻しばね17の付勢力で閉じ揺動する。そして、ハンドル部材20が閉じ位置20Xに達すると、弾性ストッパ30の受け面31fの少なくとも一部がケース部材10(彎曲部10wの凹曲面)に接触することで、ハンドル部材20が閉じ位置20Xに保持される。また上記接触の際の衝撃は、主としてストッパ本体31の圧縮抵抗により緩衝的に受け止められる。
ところで本実施形態によれば、弾性ストッパ30は、ケース部材10に接離可能な受け面31fを有してハンドル部材20に装着されたストッパ本体31と、ストッパ本体31に一体に形成したリップ部32とを備え、ストッパ本体31は、閉じ方向に揺動するハンドル部材20が閉じ位置20Xに達したときに受け面31fをケース部材10に接触させて接触に伴う衝撃を緩和し得る板状に形成される。一方、リップ部32は、これの自由状態で受け面31fよりケース部材10側に張り出すように形成されていて、ハンドル部材20が閉じ位置20Xから開き揺動を開始する際に受け面31fとケース部材10とを互いに離反させる方向に弾発可能な構成となっている。
この場合、受け面31fは、ハンドル部材20が閉じ位置20Xにあるときに、受け面31fの全面をケース部材10に接触させてもよいし、或いは、本実施形態のように受け面31fの一部(例えば特定受け面部31fsを含む大部分)をケース部材10に接触させてもよい。そして、ケース部材10と接触状態にある受け面31fの周辺に位置するリップ部32は、ハンドル部材20が閉じ位置20Xにある状態では、ケース部材10の反力を受けて弾性変形する。
従って、ハンドル部材20が閉じ位置20Xから開き揺動を開始する際には、リップ部32の弾発力で弾性ストッパ30の受け面31fとケース部材10との相互間を迅速に離間させることができて、その相互間に摩擦力が働くのを効果的に回避できる。これにより、摩擦力が操作者に引っ掛かり感を与える不都合を抑えることができるため、ハンドル部材20の操作フィーリングを向上させる上で有利となる。
また特に本実施形態の受け面31fには、ハンドル部材20の上記開き揺動の開始の際に、図4で明らかなように受け面31fとケース部材10との接触面にほぼ沿う方向(即ちヒンジピン21の軸線を中心とした円弧の、上記接触面におけるほぼ接線方向)でケース部材10の彎曲部10wに対し相対変位する特定受け面部31fsが含まれている。そして、リップ部32は、これの自由状態で、特定受け面部31fsの周辺では特定受け面部31fsよりケース部材10側に張り出すように形成される。
これにより、上記開き揺動の開始の際に、受け面31fとケース部材10との接触面にほぼ沿う方向でケース部材10に対し特定受け面部31fsが相対変位しても(従って、その相対変位に伴い上記接触面に摩擦力が生じ易い構造でも)、特定受け面部31fsの周辺のリップ部32の弾発力により、特定受け面部31fsとケース部材10との相互間を迅速に離間させて摩擦力の発生を抑制することができる。
また実施形態のハンドル部材20は、ケース部材10の第1開口部10hを通してケース部材10の内方側に張出すアーム部20a,20a′を有していて、そのアーム部20a,20a′の先部がケース部材10の内面にヒンジピン21を介して回動可能に連結され、ストッパ本体31は、アーム部20a,20a′を挿通させる第2開口部31hを有してハンドル部材20の、ケース部材10との対向面(即ち隆起壁部20wの前面部20wf)に固定され、リップ部32は、第1,第2開口部10h,31hを囲むようにストッパ本体31の外周部にその全周に亘って形成される。
これにより、リップ部32の無い構造や、有っても全周は無い構造と比べて、各開口部10h,31hを空気や水が通り抜けにくくなるため、その通り抜けに因る風切り音の防止や、ケース部材10内部への水浸入の防止に効果的である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、前記実施形態では、本発明のドアハンドル装置DHを、後ドア8に設けたものを示したが、前ドアに設けてもよい。また前記実施形態のドアハンドル装置DHは、後ドア8の窓枠部8msの後縁部8msrに設けたが、ドアハンドル装置DHを別の部位、例えばウインドガラス8g直下のドア本体8mに設けてもよい。或いはまた、ドアハンドル装置DHが設けられるドアは、前記実施形態のような揺動開閉式に限らず、摺動開閉式であってもよい。
また前記実施形態では、リップ部32が弾性ストッパ30のストッパ本体31の外周部に全周に亘って形成されるものを示したが、リップ部32は、ストッパ本体31の外周部の周方向の一部にだけ形成してもよい。またリップ部32が全周に亘って形成される場合において、そのリップ部32を全周に亘りケース部材10に接触させてもよいし、或いはリップ部32の周方向の一部だけをケース部材10に接触させてもよい。
また前記実施形態では、中継レバー13の戻しばね17がハンドル部材20の戻しばねを兼ねるものを示したが、ハンドル部材20とケース部材10間にハンドル部材20を閉じ位置20X側に直接付勢する戻しばねを設けてもよい。
また前記実施形態では、リップ部32を先細り状のリップ形状に形成したものを示したが、リップ部32は、少なくとも弾性ストッパ30の受け面31fとケース部材10との相互間を離間させる方向に弾発可能な形状であればよく、実施形態のように先細り状である必要はなく、例えば、先端部が横断面円弧状に彎曲した形状であってもよい。
また前記実施形態では、弾性ストッパ30をコ字形の板状に形成したものを示したが、弾性ストッパ30の形状は実施形態に限定されず、少なくとも戻しばね17の弾発力に抗してハンドル部材20を閉じ位置20Xに保持し得るストッパ機能を達成できる種々の形状(例えば矩形板状、長円形板状、四角形以外の多角形板状等)を選定可能である。
また前記実施形態では、弾性ストッパ30を、ハンドル部材20のケース部材10との対向面に取付けて、ケース部材10に対し接離可能に接触させるようにしたものを示したが、本発明では、弾性ストッパ30を、実施形態とは逆にケース部材10のハンドル部材20との対向面に取付けて、ハンドル部材20に対し接離可能に接触させるようにしてもよい。
DH・・・・ドアハンドル装置
7・・・・・車体
10・・・・一方の部材としてのケース部材
10h・・・第1開口部
17・・・・付勢手段としての戻しばね
20・・・・他方の部材としてのハンドル部材
20X・・・閉じ位置
20Y・・・開き位置
20a,20a′・・アーム部
21・・・・枢軸としてのヒンジピン
30・・・・弾性ストッパ
31・・・・ストッパ本体
31f・・・受け面
31fs・・特定受け面部
31h・・・第2開口部
32・・・・リップ部

Claims (2)

  1. ドア本体(7)に固定されるケース部材(10)と、前記ケース部材(10)に軸支されて所定の閉じ位置(20X)及び開き位置(20Y)間を揺動し得るハンドル部材(20)と、前記ハンドル部材(20)を前記閉じ位置(20X)に向け付勢する付勢手段(17)と、前記付勢手段(17)に抗して前記ハンドル部材(20)を前記閉じ位置(20X)に保持し得る弾性ストッパ(30)とを備えた車両用ドアハンドル装置において、
    前記弾性ストッパ(30)は、前記ケース部材(10)及び前記ハンドル部材(20)のうちの何れか一方の部材(10)に接離可能な受け面(31f)を有してその何れか他方の部材(20)に装着されたストッパ本体(31)と、前記ストッパ本体(31)に一体に形成したリップ部(32)とを備え、
    前記ストッパ本体(31)は、閉じ方向に揺動する前記ハンドル部材(20)が前記閉じ位置(20X)に達したときに前記受け面(31f)を前記一方の部材(10)に接触させて衝撃を緩和し得る形状に形成され、
    前記リップ部(32)は、これの自由状態で前記受け面(31f)より前記一方の部材(10)側に張り出すように形成されていて、前記ハンドル部材(20)が前記閉じ位置(20X)から開き揺動を開始する際に前記受け面(31f)と前記一方の部材(10)とを互いに離反させる方向に弾発力を発揮可能であり、
    前記ハンドル部材(20)は、前記ケース部材(10)に設けた第1開口部(10h)を通して該ケース部材(10)の内方側に張出すアーム部(20a,20a′)を有していて、該アーム部(20a,20a′)の先部が前記ケース部材(10)の内面に枢軸(21)を介して回動可能に連結され、
    前記ストッパ本体(31)は、前記アーム部(20a,20a′)を挿通させる第2開口部(31h)を有して前記ハンドル部材(20)の、前記ケース部材(10)との対向面に固定され、
    前記リップ部(32)は、前記第1,第2開口部(10h,31h)を囲むように前記ストッパ本体(31)の外周部にその全周に亘って形成されることを特徴とする、車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記受け面(31f)は、前記開き揺動の開始の際に、該受け面(31f)と前記一方の部材(10)との接触面にほぼ沿う方向で該一方の部材(10)に対し相対変位する特定受け面部(31fs)を有しており、
    前記リップ部(32)は、前記自由状態で、少なくとも前記特定受け面部(31fs)の周辺では該特定受け面部(31fs)より前記一方の部材(10)側に張り出すように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
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