JP7325941B2 - 吸収性物品包装体 - Google Patents
吸収性物品包装体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7325941B2 JP7325941B2 JP2018193554A JP2018193554A JP7325941B2 JP 7325941 B2 JP7325941 B2 JP 7325941B2 JP 2018193554 A JP2018193554 A JP 2018193554A JP 2018193554 A JP2018193554 A JP 2018193554A JP 7325941 B2 JP7325941 B2 JP 7325941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent article
- sealing member
- article package
- adhesive
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
複数の吸収性物品と、前記複数の吸収性物品を収容する袋部材と、少なくとも一部分が前記袋部材から分離可能に設けられたシール部材と、を有する吸収性物品包装体であって、
前記袋部材は、開口部を規定する開口規定部を有し、
前記シール部材は、前記開口規定部を覆うように前記袋部材に接着されており、
前記シール部材の前記一部分を前記袋部材から分離することにより前記開口規定部が破断されて前記開口部が形成されるように構成されており、
前記シール部材は、前記袋部材から分離する際に引っ張られる方向である引っ張り方向の一方側につまみ部を有し、
前記シール部材のうち、前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離しない部分に、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力が最も強い第1接着領域を有し、
前記シール部材のうち、前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離する前記一部分、且つ、前記引っ張り方向において前記つまみ部よりも他方側の部分に、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力が前記第1接着領域よりも弱い第2接着領域を有し、
前記開口規定部は、前記引っ張り方向の前記一方側に凸となる曲線部分を有しており、
前記曲線部分は、ミシン目、又は前記袋部材の外側から内側に向かって貫通しないように形成された切り込みである、ことを特徴とする吸収性物品包装体である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
複数の吸収性物品と、前記複数の吸収性物品を収容する袋部材と、少なくとも一部分が前記袋部材から分離可能に設けられたシール部材と、を有する吸収性物品包装体であって、前記袋部材は、開口部を規定する開口規定部を有し、前記シール部材は、前記開口規定部を覆うように前記袋部材に接着されており、前記シール部材の前記一部分を前記袋部材から分離することにより前記開口規定部が破断されて前記開口部が形成されるように構成されており、前記シール部材は、前記袋部材から分離する際に引っ張られる方向である引っ張り方向の一方側につまみ部を有し、前記シール部材のうち、前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離しない部分に、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力が最も強い第1接着領域を有し、前記シール部材のうち、前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離する前記一部分、且つ、前記引っ張り方向において前記つまみ部よりも他方側の部分に、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力が前記第1接着領域よりも弱い第2接着領域を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体である。
===実施形態===
図1は、吸収性物品包装体10の概略斜視図であり、図2は、吸収性物品包装体10を開封した状態の図である。図3は、本実施形態に係る吸収性物品20を示す斜視図である。図4は、図1の吸収性物品包装体10について、シール部材40を透視した状態について表す概略斜視図である。
続いて、吸収性物品包装体10を開封する際の動作について説明する。図5はシール部材40及び開口規定部32(ミシン目32)の配置について説明する平面図である。シール部材40は厚さ方向の一方側の面(袋部材30と対向する側の面)に接着部140を有しており、該接着部140を介して、袋部材30に接着(貼着)されている。図5では、シール部材40が開口規定部32を覆うように袋部材30に接着された状態について、平面的に示している。なお、接着部140の詳細については後述する。
図7において、シール部材40に設けられる第1接着領域141及び第2接着領域142の範囲について説明したが、第1接着領域141及び第2接着領域142は、以下のように変形することも可能である。図9は、第1接着領域141及び第2接着領域142の変形例について表す平面図である。
===その他の実施の形態===
20 吸収性物品(生理用ナプキン)、
21 包装シート、22 リードテープ、23 サイドシール部、
30 袋部材、
31 開口部、
32 ミシン目(開口規定部)、32c 曲線部分、32s 直線部分、32e 端、
40 シール部材、
40ec 角部、40ed 終端部、
41 つまみ部、45 分離部、46 非分離部、
140 接着部
141 第1接着領域、142 第2接着領域、
ad 接着材、rd 接着力低減材
Claims (13)
- 複数の吸収性物品と、前記複数の吸収性物品を収容する袋部材と、少なくとも一部分が前記袋部材から分離可能に設けられたシール部材と、を有する吸収性物品包装体であって、
前記袋部材は、開口部を規定する開口規定部を有し、
前記シール部材は、前記開口規定部を覆うように前記袋部材に接着されており、
前記シール部材の前記一部分を前記袋部材から分離することにより前記開口規定部が破断されて前記開口部が形成されるように構成されており、
前記シール部材は、前記袋部材から分離する際に引っ張られる方向である引っ張り方向の一方側につまみ部を有し、
前記シール部材のうち、前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離しない部分に、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力が最も強い第1接着領域を有し、
前記シール部材のうち、前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離する前記一部分、且つ、前記引っ張り方向において前記つまみ部よりも他方側の部分に、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力が前記第1接着領域よりも弱い第2接着領域を有し、
前記開口規定部は、前記引っ張り方向の前記一方側に凸となる曲線部分を有しており、
前記曲線部分は、ミシン目、又は前記袋部材の外側から内側に向かって貫通しないように形成された切り込みである、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1に記載の吸収性物品包装体であって、
前記引っ張り方向において、前記開口規定部の前記一方側の端よりも前記一方側の領域に前記第2接着領域が設けられている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1に記載の吸収性物品包装体であって、
前記引っ張り方向において、前記開口規定部の前記一方側の端よりも前記他方側の領域に前記第2接着領域が設けられている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記つまみ部において、前記シール部材と前記袋部材との単位面積あたりの接着力は、前記第2接着領域よりも弱い、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記第2接着領域のうち少なくとも一部は、前記引っ張り方向において、前記シール部材のうち前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離しない部分と、分離する部分とに跨っている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項5に記載の吸収性物品包装体であって、
前記引っ張り方向と交差する左右方向を有し、
前記シール部材のうち前記開口部が形成される際に前記袋部材から分離しない部分と、前記第2接着領域とが重複する部分の前記引っ張り方向における長さは、前記左右方向の中央において最も長い、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項6に記載の吸収性物品包装体であって、
前記曲線部分は、前記左右方向の中央から両端部にかけて一定の曲率を有している、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~7のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記引っ張り方向と交差する左右方向を有し、
前記開口規定部は、前記左右方向の両側に、前記引っ張り方向に沿った直線部を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項8に記載の吸収性物品包装体であって、
前記吸収性物品包装体の上面となる部分に前記直線部を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記第1接着領域は、前記シール部材のうち、前記引っ張り方向において、前記開口規定部の前記他方側の端よりも前記他方側の領域を含む、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~10のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記引っ張り方向と交差する左右方向を有し、
前記シール部材の前記左右方向の両端部、且つ、前記引っ張り方向の上流側部の端縁における曲率は、
前記つまみ部の端縁における曲率よりも大きい、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~11のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記第2接着領域は、前記シール部材の厚さ方向の一方側に設けられた接着剤と、前記接着剤よりも前記厚さ方向の前記一方側に設けられた接着力低減材とを有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体。 - 請求項1~12のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
前記シール部材の剛性は、JIS L1096:2010に規定されたガーレー法に基づいて測定した場合に、0.30mN以上、1.70mN以下である、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193554A JP7325941B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 吸収性物品包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193554A JP7325941B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 吸収性物品包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020059545A JP2020059545A (ja) | 2020-04-16 |
JP7325941B2 true JP7325941B2 (ja) | 2023-08-15 |
Family
ID=70218738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018193554A Active JP7325941B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 吸収性物品包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7325941B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003341767A (ja) | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Pigeon Corp | 吸収性製品の包装体と製造方法及び製造装置 |
JP2007525379A (ja) | 2003-05-13 | 2007-09-06 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 圧縮可能で平坦な物品のための包装 |
JP2014101140A (ja) | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Uni Charm Corp | 吸収性物品の包装体 |
JP2015067365A (ja) | 2013-10-01 | 2015-04-13 | 凸版印刷株式会社 | 密閉ラベルおよび包装容器 |
JP2015085968A (ja) | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 日本製紙クレシア株式会社 | 包装体 |
JP2018127271A (ja) | 2017-02-10 | 2018-08-16 | レック株式会社 | ウェットシート包装体及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6333280A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 | 藤森工業株式会社 | 再封緘可能な包装袋 |
IL109106A0 (en) * | 1994-03-24 | 1994-06-24 | Blank Paper Products Ltd | Box |
-
2018
- 2018-10-12 JP JP2018193554A patent/JP7325941B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003341767A (ja) | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Pigeon Corp | 吸収性製品の包装体と製造方法及び製造装置 |
JP2007525379A (ja) | 2003-05-13 | 2007-09-06 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 圧縮可能で平坦な物品のための包装 |
JP2014101140A (ja) | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Uni Charm Corp | 吸収性物品の包装体 |
JP2015067365A (ja) | 2013-10-01 | 2015-04-13 | 凸版印刷株式会社 | 密閉ラベルおよび包装容器 |
JP2015085968A (ja) | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 日本製紙クレシア株式会社 | 包装体 |
JP2018127271A (ja) | 2017-02-10 | 2018-08-16 | レック株式会社 | ウェットシート包装体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020059545A (ja) | 2020-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101162779B1 (ko) | 개봉 용이성 포장체 | |
US7703602B2 (en) | Easy-open encasement | |
JP2011516355A (ja) | 開口手段を有する可撓性パッケージ | |
JPH0910258A (ja) | 生理用ナプキン包装体 | |
JP3253509B2 (ja) | 開封性を改良したフィルム包装体 | |
WO2013100098A1 (ja) | 密閉ラベルおよび包装容器 | |
EP3284691B1 (en) | Packaging bag | |
JP7325941B2 (ja) | 吸収性物品包装体 | |
JP2024024084A (ja) | 握り飯用包装材および包装握り飯 | |
JP3234755U (ja) | 吸収性物品包装体 | |
JP4169588B2 (ja) | リシールラベル | |
JP2020059547A (ja) | 吸収性物品包装体 | |
JP3688029B2 (ja) | 易開封性バッグインカートン | |
JP3549988B2 (ja) | 個袋入り生理用ナプキン | |
CN112839878B (zh) | 吸收性物品包装体 | |
JP2020059548A (ja) | 吸収性物品包装体 | |
JPH08143047A (ja) | 紙 袋 | |
WO2022255457A1 (ja) | 衛生物品の収容体 | |
JP2948813B1 (ja) | 開封機能付き紙袋 | |
JP5064591B2 (ja) | イージーオープン機能を備えた合成樹脂製袋体 | |
JP3234756U (ja) | 吸収性物品包装体 | |
JP7445941B2 (ja) | 包装握り飯 | |
JP4111815B2 (ja) | 包装体開封構造 | |
CA2764301C (en) | Clear clasp reusable envelope | |
JP7119325B2 (ja) | 封筒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230802 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7325941 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |