JP3234755U - 吸収性物品包装体 - Google Patents

吸収性物品包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP3234755U
JP3234755U JP2021003269U JP2021003269U JP3234755U JP 3234755 U JP3234755 U JP 3234755U JP 2021003269 U JP2021003269 U JP 2021003269U JP 2021003269 U JP2021003269 U JP 2021003269U JP 3234755 U JP3234755 U JP 3234755U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent article
absorbent
pulling direction
article packaging
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021003269U
Other languages
English (en)
Inventor
慎平 小松
智慧 徐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2021003269U priority Critical patent/JP3234755U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3234755U publication Critical patent/JP3234755U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】吸収性物品を内包している吸収性物品包装体の袋部材が、開口規定部の終端部から裂けにくい吸収性物品包装体を提供する。【解決手段】複数の吸収性物品20と、袋部材30と、シール部材40と、を有する吸収性物品包装体10であって、袋部材は、開口規定部32を有し、シール部材は、開口規定部を覆っており、シール部材の一部分を、袋部材から分離することにより開口規定部が破断されて開口部31が形成されるように構成され、開口規定部は、引っ張り方向の下流側において、引っ張り方向と交差する左右方向の両側にそれぞれ終端部を有し、終端部は、それぞれ、引っ張り方向の最下流位置から、引っ張り方向の上流側に向かい且つ左右方向の外側から内側に向かう返し部を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、吸収性物品包装体に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品が複数内包されている吸収性物品包装体として、特許文献1には、ナプキンを取り出すための開口部と、開口部を覆うように設けられたラベルテープとを有し、ラベルテープによって開口部を再封止できる包装体が開示されている。
中国実用新案公告第2481312号明細書
生理用ナプキン等の吸収性物品を複数内包している吸収性物品包装体が再封止可能な吸収性物品包装体である場合、使用者は、包装体に貼着されたシール部材を部分的に引き剥がすことによって開封を行う。吸収性物品包装体の開口部を形成するために、吸収性物品包装体にはミシン目等の開口規定部が設けられているが、吸収性物品包装体を開封する際、シール部材を引っ張る力によって、開口規定部の終端を起点として包装体が裂けてしまうといった問題が生じていた。
本考案は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、吸収性物品を内包している吸収性物品包装体の袋部材が、開口規定部の終端部から裂けにくい吸収性物品包装体を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる考案は、複数の吸収性物品と、前記複数の吸収性物品を収容する袋部材と、少なくとも一部分が前記袋部材から分離可能に設けられたシール部材と、を有する吸収性物品包装体であって、前記袋部材は、開口部を規定する開口規定部を有し、前記シール部材は、前記開口規定部を覆っており、前記シール部材の前記一部分を、前記袋部材から分離することにより前記開口規定部が破断されて前記開口部が形成されるように構成されており、前記開口規定部は、前記シール部材を前記袋部材から分離する際に引っ張られる方向である引っ張り方向の下流側において、前記引っ張り方向と交差する左右方向の両側にそれぞれ終端部を有し、前記終端部は、それぞれ、前記終端部の前記引っ張り方向の最下流位置から、前記引っ張り方向の上流側に向かい且つ前記左右方向の外側から内側に向かう返し部を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体である。
本考案の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本考案によれば、吸収性物品を内包している吸収性物品包装体の袋部材が、開口規定部の終端部から裂けにくい吸収性物品包装体を提供できる。
図1は、吸収性物品包装体10の概略斜視図である。 図2は、図1の吸収性物品包装体10を開封した状態の図である。 図3は、吸収性物品20の斜視図である。 図4は、吸収性物品20を開封して展開し、吸収性物品20の肌側から見た状態の図である。 図5は、図1の吸収性物品包装体10について、シール部材40を透視した状態を表す概略斜視図である。 図6は、シール部材40を透視して、開口規定部32を視認できるようにした状態の平面図である。 図7は、開口規定部32の一方の終端部33を拡大した図である。 図8Aは、終端部33の第1変形例の説明図であり、図8Bは、終端部33の第2変形例の説明図であり、図8Cは、終端部33の第3変形例の説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
複数の吸収性物品と、前記複数の吸収性物品を収容する袋部材と、少なくとも一部分が前記袋部材から分離可能に設けられたシール部材と、を有する吸収性物品包装体であって、前記袋部材は、開口部を規定する開口規定部を有し、前記シール部材は、前記開口規定部を覆っており、前記シール部材の前記一部分を、前記袋部材から分離することにより前記開口規定部が破断されて前記開口部が形成されるように構成されており、前記開口規定部は、前記シール部材を前記袋部材から分離する際に引っ張られる方向である引っ張り方向の下流側において、前記引っ張り方向と交差する左右方向の両側にそれぞれ終端部を有し、
前記終端部は、それぞれ、前記終端部の前記引っ張り方向の最下流位置から、前記引っ張り方向の上流側に向かい且つ前記左右方向の外側から内側に向かう返し部を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体である。
このような吸収性物品包装体によれば、開口規定部の終端部に設けられた返し部が引っ張り方向の上流側に返されることで、袋部材が終端部から引っ張り方向の下流側に裂けることを防止することができる。さらに、開口規定部において引っ張る力が加わりやすい最下流位置及び終端部の左右方向の最も外側部分に対して、返し部を左右方向の内側に設けていることから、終端部には引っ張る力が伝わりにくくなり、終端部を起点として包装体が裂けることを防止できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記シール部材は、前記引っ張り方向の上流側につまみ部を有し、前記開口規定部を覆うように前記袋部材に接着されており、前記シール部材において、前記返し部よりも前記引っ張り方向の下流側の単位面積当たりの接着力は、前記つまみ部に隣接する部分の単位面積当たりの接着力よりも強いことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、シール部材を用いて吸収性物品包装体を開封する際、返し部よりさらに引っ張り方向の下流側の接着力が強いことにより、シール部材の引き剥がしが制止され、シール部材が完全に引き剥がされてしまうことを防止できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記開口部を形成した後に、前記吸収性物品包装体は、前記シール部材によって前記開口部を再封止可能であり、前記シール部材の破断強度は、前記袋部材の破断強度よりも高いことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、再封止可能な吸収性物品包装体である場合、吸収性物品を取り出す度にシール部材に対して引っ張り方向の力が加わるが、シール部材は破断強度が高いため、繰り返しの使用に耐えることができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記開口規定部における前記引っ張り方向の最上流位置は、前記吸収性物品包装体の前面となる部分に設けられ、前記返し部は、前記吸収性物品包装体の上面となる部分に設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、開口規定部を覆うシール部材を引き剥がそうとする際に、開口規定部が吸収性物品包装体の前面と上面の二面に渡って設けられているため、シール部材を引っ張る力が吸収性物品包装体の前面に沿う引っ張り力から上面に沿う引っ張り力に切り替わる。それにより、引っ張る力が低減されて袋部材が破れにくくなる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記開口規定部は、複数の切れ目を有し、前記返し部における前記切れ目の間隔は、前記開口規定部の前記返し部以外の部分における前記切れ目の間隔よりも短いことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、切れ目の間隔は短い方がより破断され易いことから、破断方向を開口規定部に沿って引っ張り方向の下流側から上流側へ誘導する返し部において、切れ目の間隔が狭いことによって破断方向への破断が伝播され易くなる。これにより、返し部において開口規定部を容易に破断することができ、終端部が最下流位置よりも引っ張り方向の下流側に破れることを抑制できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記開口規定部において、前記引っ張り方向の前記最下流位置は、前記切れ目と重なる位置であることが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、引っ張り方向の最下流位置を起点とする返し部を有する終端部は、最下流位置が切れ目と重なることで破断され易くなり、引っ張り方向の下流側に向かっていた開口規定部が上流側に反転しても、スムーズに方向転換が可能である。
かかる吸収性物品包装体であって、前記終端部は、曲線状の曲線部を備えており、前記引っ張り方向の前記最下流位置は、前記曲線部に設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、開口規定部が引っ張り方向の最下流位置を起点に反対方向である上流側に向きを変更する際に、曲線部分によって滑らかに変更することができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記返し部は、前記引っ張り方向の長さが前記左右方向の長さよりも短いことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、引っ張り方向の上流側に返る長さが長くなると、返し部を含む終端部が下流側から上流側へと細片状のように破断されてしまい、終端部が裂け易くなるが、上流側に返る長さを短くできることで破断される長さも減少され、終端部を破れにくくする。
かかる吸収性物品包装体であって、前記複数の吸収性物品は、それぞれ、吸収性本体と、前記吸収性本体を包装する包装材とを有し、前記包装材は、前記吸収性本体を内包して所定方向に沿う折り位置にて前記吸吸収性本体と共に折り畳まれ、折り畳まれた状態の前記吸収性物品は、互いに直交する縦方向、横方向及び厚さ方向を有し、前記袋部材は、前記左右方向と交差する上下方向を有し、前記吸収性物品は、前記吸収性物品の前記縦方向が、前記袋部材の前記上下方向に沿うように収容されており、前記左右方向の両側に設けられた前記返し部のそれぞれの前記左右方向における内側端同士の間隔は、前記折り畳まれた状態における前記吸収性本体の前記横方向の長さよりも長いことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品包装体から個々の吸収性物品を取り出すときに、吸収性物品が返し部に引っ掛かりにくいため、開口規定部の終端部から袋部材が裂けるのを防ぐことができる。また、吸収性物品包装体の開口部から吸収性物品を容易に取り出すことができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記折り畳まれた状態における前記吸収性物品の厚みは、前記返し部の前記引っ張り方向の最下流位置から最上流位置までの長さよりも大きいことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品の厚みに対して返し部の引っ張り方向の長さの方が短いため、吸収性物品を吸収性物品包装体から取り出す際に引っかかって返し部が裂けるのを防ぐことができ、また、吸収性物品を容易に取り出すことができる。
===実施形態===
図1は、吸収性物品包装体10の概略斜視図であり、図2は、図1の吸収性物品包装体10を開封した状態の図である。吸収性物品包装体10は、図1及び図2に示すように、複数の吸収性物品20と、複数の吸収性物品20を収容するための袋部材30と、シール部材40とを有している。また、吸収性物品包装体10は、互いに交差する上下方向、前後方向及び左右方向を有する。上下方向において、吸収性物品20を取り出す側を「上」とし、その反対側が「下」である。前後方向においても、吸収性物品20を取り出す側を「前」とし、その反対側を「後」とする。
図3は、吸収性物品20の斜視図である。図4は、吸収性物品20を開封して展開し、吸収性物品20の肌側から見た状態の図である。吸収性物品20は、吸収性本体24と、吸収性本体24を包装する包装材としての包装シート21とを有する。本実施形態に係る吸収性物品20として生理用ナプキン(以下「ナプキン20」という)を例に挙げて説明するが、吸収性物品20には、生理用ナプキンに限らず、パンティーライナー、又は軽失禁用パッド等も含まれる。本実施形態のナプキン20は、図3に示すように、吸収性本体24が包装シート21によって個別に包装されたものとする(以下「個包装体」ともいう)。
吸収性本体24は、図4に示すように、互いに直交する長手方向である縦方向と短手方向である横方向とを有している。包装シート21は、長方形状であるシート状の部材であり、互いに直交する長手方向である縦方向と短手方向である横方向とを有している。また、吸収性本体24を包装する際に内側になる包装シート21の面を内側面とする。ナプキン20を開封して展開した状態(図4)において、包装シート21の内側面上に、吸収性本体24は、包装シート21の縦方向と吸収性本体24の縦方向が沿うようにその肌側面を上にして配置されている。個包装体である本実施形態のナプキン20では、包装シート21が、吸収性本体24と共に吸収性本体24の肌側面を内側にし、横方向に沿う2つの折り位置FL1、FL2にて折り畳まれているものとする。
また、ナプキン20を開封して展開した状態において、包装シートの縦方向一方側の端部には、リードテープ22が設けられている。リードテープ22は、図3に示すように、吸収性本体24を内包して横方向に沿う折り位置で吸収性本体24と共に折り畳まれた状態の包装シート21の開封口を留める。
ナプキン20の横方向の両端部には、包装シート21の対向する面同士を縦方向に沿って接合させたサイドシール部23が形成されている。これにより、図3に示されるような個包装体の状態となる。包装シート21の接合方法は、例えば、ヒートシール、超音波シール、接着剤、これらの組み合わせ等、周知の接合方法を例示できる。
袋部材30は、図2に示すように複数のナプキン20を収容している。袋部材30において、各ナプキン20は、ナプキン20の縦方向が、袋部材30の上下方向に沿うように収容される。また、複数のナプキン20は、袋部材30の前後方向に並ぶように収容される。その際、各ナプキン20は、リードテープ22が留められている面が袋部材30の後側を向くように挿入される。
図5は、図1の吸収性物品包装体10について、シール部材40を透視した状態を表す概略斜視図である。図5に示すように、吸収性物品包装体10を最初に開封する前の状態において、袋部材30は、図2に示す開口部31を規定するためのミシン目等の開口規定部32(以下「ミシン目32」)を有している。図5においては、便宜的にシール部材40の範囲を二点鎖線で示し、ミシン目32(点線部分)の位置を分り易くするために、シール部材40を透視して示している。ミシン目32は、シール部材40の外縁よりも内側に位置しているため、ミシン目32の全体がシール部材40によって覆われる構成となっている。
シール部材40は、図5から分かるように、吸収性物品包装体10の上面の少なくとも一部を覆い、さらに吸収性物品包装体10の前面の少なくとも一部を覆うように設けられている。すなわち、シール部材40は、吸収性物品包装体10の上面と前面の境界を跨ぐように設けられる。シール部材40には、つまみ部41が設けられており、使用者は、つまみ部41を用いて吸収性物品包装体10を開封及び再封止できる。
吸収性物品包装体10を開封するには、シール部材40の少なくとも一部分を袋部材30から引き剥がすように分離させる。その際、使用者はつまみ部41をつまんで、図1に示す引っ張り方向にシール部材40を引っ張る。ここで、引っ張り方向とは、まず、シール部材40を袋部材30の前面の上下方向に沿って下側から上側に向かって引っ張り、袋部材30の前面と上面との境までシール部材40がきた時点で、次に袋部材30の上面の前後方向の略後方かつ若干上方に向かって引っ張る方向のことである。引っ張り方向において、シール部材40の引き剥がしの起点となるつまみ部41がある側を上流側とし、その反対側を下流側とする。
上述の引っ張り方向は、吸収性物品包装体10内に収容されているナプキン20の残数が少なくなってきた場合には、吸収性物品包装体10の形状に合わせて変化してもよい。例えば、吸収性物品包装体10内のナプキン20が残り僅かとなった場合、吸収性物品包装体10を圧縮するようにシール部材40を袋部材30に留めることもでき、その場合は、吸収性物品包装体10の上面が前面と一体となるような形状となる。吸収性物品包装体10を圧縮するように封止した場合、再開封時の引っ張り方向は、袋部材30の前面の上下方向に沿って下側から上側に向かって引っ張る方向となる。
また、シール部材40には、袋部材30と対向する側の面に接着層があり、図1に示すように、シール部材40は袋部材30に接着(貼着)されている。シール部材40の接着力の詳細については後述する。
次に、吸収性物品包装体10の開口部31について説明する。まず、吸収性物品包装体10の初回開封時において、使用者は、前述のようにシール部材40のつまみ部41をつまみ、引っ張り方向の下流側に向かってシール部材40を部分的に引き剥がすようにする。例えば、図5においては、シール部材40が上下方向の下側から上側に向かって徐々に剥がされる。このとき、シール部材40の引き剥がしが図5示すミシン目32上の点Aに達するまでは、シール部材40のみが袋部材30から分離していく。そして、シール部材40の引き剥がしが点Aに到達すると、ミシン目32の破断が始まり、袋部材30のうちミシン目32によって囲まれた内側の部分が、シール部材40に付着したまま一緒に袋部材30から分離していく。
その結果、袋部材30の前面及び上面において、破断したミシン目32が開口部31となり、使用者は、開口部31からナプキン20を取り出すことができる。また、吸収性物品包装体10を一度開封した後も、シール部材40によって開口部31を覆い、粘着層を介してシール部材40を袋部材30に貼着させることにより、開口部31を再封止することができる。これにより、開封及び再封止を繰り返し行うことが可能となり、包装体10の開封後もナプキン20を清潔に保つことができる。
<ミシン目32の返し部34の構成>
次に、袋部材30に設けられているミシン目32について説明する。図6は、シール部材40を透視して、ミシン目32を視認できるようにした状態の平面図である。図7は、袋部材30の左右方向左側の終端部33を拡大した図である。図6に示すように、ミシン目32は、シール部材40を袋部材30から分離させる際の引っ張り方向の下流側において、引っ張り方向と交差する左右方向の両側にそれぞれ終端部33を有している。
一般に、袋部材30に開口部形成のためのミシン目32を設けた場合、吸収性物品包装体10の開封時に、シール部材40を引っ張る力が前述のように最終的に袋部材30の前後方向の略後方かつ若干上方に向かって加わる。その際、引っ張り方向の下流に設けられたミシン目32の終端から、袋部材30がさらに引っ張り方向の上流側から下流側に、或いは左右方向の外側から内側に向かって裂けてしまうことが多い。
これに対し、本実施形態では、図6及び図7に示すように、左右方向の両側に設けられた終端部33が、それぞれ、引っ張り方向の最下流位置Xから上流側に向かい且つ左右方向の外側から内側に向かう返し部34を有している。当該最下流位置Xは、引っ張り方向において、袋部材30の上面の前後方向の略後方かつ若干上方に向かう際の最下流位置のことである。終端部33に設けられた返し部34が引っ張り方向の上流側に返されることで、ミシン目32の破断方向が上流側に誘導され、袋部材30が終端部33からさらに引っ張り方向の下流側に裂けることを防止できる。また、ミシン目32においては、引っ張る力が終端部33の左右方向の最も外側部分に加わり易いが、返し部34が左右方向の外側から内側に向かうため、左右方向の内側に位置する返し部34には、引っ張る力が伝わりにくくなる。その結果、終端部33を起点として吸収性物品包装体10が裂けることを防止できる。
また、本実施形態では、図5及び図6に示すように、ミシン目32の引っ張り方向の最上流位置は、吸収性物品包装体10の前面となる部分に設けられている。尚、ここでいう最上流位置は、引っ張り方向において、袋部材30の前面の上下方向に沿って下側から上側に向かってシール部材40を引っ張る際の最上流位置のことである。そして、ミシン目32の返し部34は、吸収性物品包装体10の上面となる部分にそれぞれ設けられている。すなわち、ミシン目32が、吸収性物品包装体10の前面と上面の二面に渡って設けられているため、ミシン目32を覆っているシール部材40を引き剥がそうとするときに、シール部材40を引っ張る力が吸収性物品包装体10の前面に沿う引っ張り力から上面に沿う引っ張り力に切り替わり、引っ張る力が低減されて袋部材30が破れにくくなる。
また、ミシン目32は、図7に示すように、複数の切れ目から構成されている。ここで、隣り合う切れ目同士の間隔として、返し部34におけるミシン目32の切れ目の間隔をS1、ミシン目32の返し部34以外の部分における切れ目の間隔をS2とすると、間隔S1は、間隔S2よりも短くなっている。つまり、返し部34において隣り合うミシン目32同士の間隔(S1)の方が、返し部34以外の部分の切れ目同士の間隔(S2)よりも狭くなるように構成されている。切れ目の間隔は短い方が破断され易く、破断方向をミシン目に沿って引っ張り方向の下流側から上流側へ誘導する返し部34において、切れ目の間隔が狭いことによって破断方向への破断が伝播され易くなる。これにより、返し部34においてミシン目32を容易に破断することができ、終端部33が最下流位置Xよりも引っ張り方向の下流側に破れることを抑制できる。
また、ミシン目32は、図7に示すように、切れている部分(切れ目)と切れていない部分とを交互に繰り返して構成されている。そして、その切れている部分が引っ張り方向の最下流位置Xと重なっていることが好ましい。引っ張り方向の最下流位置Xを起点として返し部34が設けられていることから、最下流位置Xが切れ目と重なることで、引っ張り方向の下流側に向かっていたミシン目32が上流側に反転しても破断され易く、スムーズに方向転換できる。
また、終端部33は、曲線状の曲線部を備えており、図7に示すように、引っ張り方向の最下流位置Xは、その曲線部に設けられている。これにより、ミシン目32が引っ張り方向の最下流位置Xを起点に反対方向である上流側に向きを変更する際に、曲線部によって滑らかに変更可能である。
また、返し部34において、図7に示すように、引っ張り方向の長さをb、左右方向の長さをaとする。もし引っ張り方向の上流側に返る長さ(図7でいう長さb)が長い場合、不用意な力が加わったときに、引っ張り方向の上流側に裂け目が広がってしまう虞があるため、長さbは長さaよりも短いことが好ましい。また、長さbを短くすることで、ミシン目32が破断される長さも少なくて済む。
また、シール部材40を引き剥がす際に加わる引っ張り方向の力は、ミシン目32が引っ張り方向の下流側から上流側に反転した時点で上流側には伝わり難くなる。すなわち、返し部34においても上流側に返る部分(長さbに当たる部分)に対しては、引っ張り方向の力は加わり難いことから、引っ張り方向の長さbは短く設定可能である。
次に、シール部材の接着力について説明する。シール部材40の接着層は、基本的には、シール部材40の厚さ方向の一方側の面(袋部材30と対向する側の面)の全体に、所定の接着材を層状に塗布することによって形成されている。接着材としては、例えば、市販の接着剤やホットメルト型接着剤等を使用することができる。
そして、吸収性物品包装体10では、つまみ部41に隣接する部分(図6の罫線部で示される領域)における単位面積当たりの接着力は、返し部34よりも引っ張り方向の下流側(図6の斜線部で示される領域)よりも弱くなっている。これにより、開口部31がシール部材40によって封止された状態であっても、袋部材30に対するつまみ部41に隣接する部分(図6の罫線部で示される領域)の接着力を弱くすることができる。したがって、使用者は吸収性物品包装体10を開封する際に、つまみ部41を摘みやすくなり、シール部材40を引き剥がしやすくすることができる。つまみ部41に隣接する部分における接着力を弱める方法としては、接着材の上に所定の接着力低減材を塗布することや、接着力低減材の密度(単位面積当たりの量)を大きくする等の方法がある。
また、シール部材40の接着層については、少なくとも、返し部34よりも引っ張り方向の下流側(図6の斜線部で示される領域)に、シール部材40と袋部材30との単位面積あたりの接着力が最も強い領域が設けられていればよい。シール部材40のうち、開口部31が形成される際に、袋部材30から分離しない図6の斜線部の領域に接着力が強い領域が設けられていることにより、シール部材40と袋部材30とを当該領域において剥がれ難くすることができる。したがって、吸収性物品包装体10の開封動作において、シール部材40の全体が袋部材30から完全に離脱してしまうことを抑制でき、袋部材30が終端部33で破れることを防止する。
また、シール部材40によって、吸収性物品包装体10の開口部31を再封止可能であり、シール部材40を用いて繰り返し開封及び再封止を行うことから、シール部材40は、袋部材30と比較して強度の高い部材で形成されている。本実施形態では、シール部材40及び袋部材30の破断強度(部材の一部が破断し始める時の最大引張強度)の測定を行うために、インストロン引張試験機を用いて各部材について以下のような引張強度の測定を行った。
先ず、シール部材40及び袋部材30の試験片を複数準備する。各試験片の大きさは、それぞれ幅25mm、長さ38mmとする。そして、試験器のチャックに試験片の長辺方向の端部を保持し、チャックの移動速度を100mm/minとして各試験片を引っ張り、各々の試験片の長さが5%伸長するときの強度について測定を行った。また、試験片の短辺方向についても同様の測定を実施した。
その結果、シール部材40が5%伸長するときの強度の平均は、25N/25mmであった。シール部材40を引っ張ると、ある程度までは破れることなく伸長し、伸長率が5%程度となったときに材料の変形が目立ち始める。したがって、5%伸長時の強度を破断強度として考えると、本実施形態におけるシール部材40の破断強度は、25N/25mm以上、より好ましくは35N/25mm以上となる。同様に、袋部材30が5%伸長するときの強度の平均は、18N/25mmであった。したがって、本実施形態における袋部材30の破断強度は、18N/25mm以上、より好ましくは20N/25mm以上となる。したがって、本実施形態におけるシール部材40の破断強度は、袋部材30の破断強度よりも高く、シール部材40自体が引っ張り方向に引っ張られた際に、シール部材40の歪みを抑制でき、繰り返しの使用に耐えることができる。
また、本実施形態におけるシール部材40の剛性(剛軟度)は、0.30〜1.70mNである。シール部材40の剛性はJIS L1096:2010に規定されている曲げ反発性A法(ガーレー法)に従って以下のように測定を行った。先ず、シール部材40の開封方向(引っ張り方向に相当)を長さ方向とし、それと直行する方向を幅方向として、複数種類の剛性の試験片を準備する。試験片は、長さ38m、幅25mmとして、複数の試験片を採取する。そして、ガーレー剛軟度試験器(例えば、株式会社 大栄科学精機製作所製 ガーレー剛軟度試験機)を用いて、試験片の長辺を垂直にして試験器の可動アームのチャックに取り付け、振り子には所定のおもりを取り付ける。次に、可動アームを左または右に規定の速さで回転させ、試験片下端が振り子に一度接触した後、また振り子から離れる時の目盛を読み取る。この試験を複数回繰り返し、測定値の平均から剛軟度(ガーレこわさ)を算出する。
その結果、シール部材40の剛性が0.30mN未満の場合には、開封・再封止を繰り返し行う際に、シール部材40に皺が発生し易く、再封止時に十分な密閉ができないことが確認された。一方、シール部材40の剛性が1.70mNよりも大きい場合には、開封時に操作性が悪く、使用者に袋部材30からナプキン20(製品)を取り出し難い印象を与えてしまうことが確認された。したがって、シール部材40の剛性を0.30mN以上、1.75mN以下とすることで、開封・再封止の動作を行いやすく、且つ、皺が形成されにくく密閉性を担保しやすくすることができる。
なお、本実施形態において、袋部材30の左右方向の両側に設けられた返し部34のそれぞれの左右方向における内側端同士の間隔L(図6参照)は、折り畳まれた状態における吸収性本体24の横方向の長さ(幅)W24(図3及び図4参照)よりも長いことが好ましい。例えば、吸収性本体24の横方向の長さW24が70mmである場合、上述の内側端同士の間隔Lが73mmになるように形成されてもよい。内側端同士の間隔Lの長さの方が長いことにより、吸収性物品包装体10から個々のナプキン20を取り出すときに、袋部材30よりも高剛性である吸収性本体24が返し部34に引っ掛かりにくくなり、開口部31からナプキン20を容易に取り出すことができる。また、ナプキン20が引っ掛かりにくいことで、ミシン目32の終端部33から袋部材30が裂けることも防止できる。
さらに、図3に示す折り畳まれた状態におけるナプキン20の厚さ方向における厚みTは、返し部34の引っ張り方向の最下流位置Xから最上流位置までの長さ(図7における長さb)よりも大きいことが望ましい。ナプキン20の厚みTに対して返し部34の引っ張り方向の長さbの方が短いことにより、ナプキン20を包装体10から取り出す際に袋部材30に引っかかって返し部34が裂けるのを防ぐことができる。また、引っかかりを防止することで、ナプキン20を容易に取り出すこともできる。
===その他の実施の形態===
以上、本考案の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本考案の理解を容易にするためのものであり、本考案を限定して解釈するためのものではない。また、本考案は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本考案にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
また、上述の実施形態では、袋部材30の開口部31を規定する開口規定部32において、ミシン目を例に挙げたが、何等これに限らない。例えば、開口規定部32は、袋部材30の外側から内側に向かって貫通しないように形成された切り込みでもよい。すなわち、使用者が初回開封時にシール部材40を引き剥がそうとするときに、シール部材40の粘着力によって破断される程度の脆弱な部分を開口規定部32として袋部材30にあらかじめ設けておけばよい。
また、上述の実施形態において、終端部33は曲線部を備え、当該曲線部に引っ張り方向の最下流位置Xが設けられていたが、これに限らない。終端部33は、以下の様に変形可能であり、図8A〜図8Cは、第1〜第3変形例を示している。
図8Aは、終端部33の第1変形例の説明図であり、終端部33は直線状の直線部33Lを有している。そして、当該直線部33Lでは、最下流位置Xが左右方向の内側端に位置している。この場合、ミシン目32は、引っ張り方向の下流側の所定位置Yから、左右方向の外側から内側に直線状に設けられ、直線部33Lの左右方向の内側端に位置する最下流位置Xを起点に左右方向の外側から内側且つ引っ張り方向の下流側から上流側に向かう返し部34を有することとなる。
同様に、図8Bは、終端部33の第2変形例の説明図である。図8Bに例示する終端部33においては、ミシン目32が、引っ張り方向の下流側の所定位置Yから最下流位置Xまで、直線状に引っ張り方向の上流から下流かつ左右方向の外側から内側に向かっている。そして、最下流位置Xから返し部34が形成されている。図8A及び図8Bに示されるように、返し部34も直線状の直線部を有していてもよい。終端部33が直線部を有していても、終端部33は複数の切れ目を備え、又、最下流位置Xが切れ目の位置と重なっていることから、ミシン目32の方向転換はスムーズに行われる。
さらに、図8Cは、終端部33の第3変形例の説明図である。第3変形例においては、引っ張り方向の下流において、最下流位置Xに到達するまでに左右方向の外側から内側に向かう曲線部分(又は直線部分)を形成せずに、ミシン目32の引っ張り方向の下流の所定位置を最下流位置Xとし、そこから直接返し部34を設けている。上述の実施形態と同様に、最下流位置Xは切れ目と重なる位置であることから、ミシン目32の引っ張り方向の下流から上流への方向転換は容易に行うことができる。第3変形例のような終端部33は、返しの幅を少なくしたい場合等には好適である。
また、上述の実施形態では、図6に示すように、吸収性物品包装体10の上面部分におけるミシン目32は、引っ張り方向の上流から下流に向かって、前後方向に沿うようにシール部材40の左右方向の端部と略平行に形成されているが、これに限らない。ミシン目32は、吸収性物品包装体10の上面部分においても、引っ張り方向の上流側から下流側に向かう際に、左右方向の内側から外側に向かうように形成されてもよい。
10 吸収性物品包装体
20 生理用ナプキン(吸収性物品)
21 包装シート
22 リードテープ
23 サイドシール部
24 吸収性本体
30 袋部材
31 開口部
32 ミシン目(開口規定部)
33 終端部
33L 直線部
34 返し部
40 シール部材
41 つまみ部
FL1、FL2 折り位置
a 左右方向の長さ
b 引っ張り方向の長さ
L 内側端同士の間隔
T 厚み
W24 吸収性本体の横方向の長さ
X 最下流位置
S1 切れ目の間隔
S2 切れ目の間隔

Claims (10)

  1. 複数の吸収性物品と、前記複数の吸収性物品を収容する袋部材と、少なくとも一部分が前記袋部材から分離可能に設けられたシール部材と、を有する吸収性物品包装体であって、
    前記袋部材は、開口部を規定する開口規定部を有し、
    前記シール部材は、前記開口規定部を覆っており、
    前記シール部材の前記一部分を、前記袋部材から分離することにより前記開口規定部が破断されて前記開口部が形成されるように構成されており、
    前記開口規定部は、前記シール部材を前記袋部材から分離する際に引っ張られる方向である引っ張り方向の下流側において、前記引っ張り方向と交差する左右方向の両側にそれぞれ終端部を有し、
    前記終端部は、それぞれ、前記終端部の前記引っ張り方向の最下流位置から、前記引っ張り方向の上流側に向かい且つ前記左右方向の外側から内側に向かう返し部を、有することを特徴とする吸収性物品包装体。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記シール部材は、前記引っ張り方向の上流側につまみ部を有し、前記開口規定部を覆うように前記袋部材に接着されており、
    前記シール部材において、前記返し部よりも前記引っ張り方向の下流側の単位面積当たりの接着力は、前記つまみ部に隣接する部分の単位面積当たりの接着力よりも強い
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記開口部を形成した後に、前記吸収性物品包装体は、前記シール部材によって前記開口部を再封止可能であり、
    前記シール部材の破断強度は、前記袋部材の破断強度よりも高い
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記開口規定部における前記引っ張り方向の最上流位置は、前記吸収性物品包装体の前面となる部分に設けられ、前記返し部は、前記吸収性物品包装体の上面となる部分に設けられている
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記開口規定部は、複数の切れ目を有し、
    前記返し部における前記切れ目の間隔は、前記開口規定部の前記返し部以外の部分における前記切れ目の間隔よりも短い
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  6. 請求項5に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記開口規定部において、前記引っ張り方向の前記最下流位置は、前記切れ目と重なる位置である
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記終端部は、曲線状の曲線部を備えており、前記引っ張り方向の前記最下流位置は、前記曲線部に設けられている
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  8. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記返し部は、前記引っ張り方向の長さが前記左右方向の長さよりも短い
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  9. 請求項1に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記複数の吸収性物品は、それぞれ、吸収性本体と、前記吸収性本体を包装する包装材とを有し、前記包装材は、前記吸収性本体を内包して所定方向に沿う折り位置にて前記吸吸収性本体と共に折り畳まれ、
    折り畳まれた状態の前記吸収性物品は、互いに直交する縦方向、横方向及び厚さ方向を有し、
    前記袋部材は、前記左右方向と交差する上下方向を有し、
    前記吸収性物品は、前記吸収性物品の前記縦方向が、前記袋部材の前記上下方向に沿うように収容されており、
    前記左右方向の両側に設けられた前記返し部のそれぞれの前記左右方向における内側端同士の間隔は、前記折り畳まれた状態における前記吸収性本体の前記横方向の長さよりも長い
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  10. 請求項9に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記折り畳まれた状態における前記吸収性物品の厚みは、前記返し部の前記引っ張り方向の最下流位置から最上流位置までの長さよりも大きい
    ことを特徴とする吸収性物品包装体。
JP2021003269U 2021-08-23 2021-08-23 吸収性物品包装体 Active JP3234755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021003269U JP3234755U (ja) 2021-08-23 2021-08-23 吸収性物品包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021003269U JP3234755U (ja) 2021-08-23 2021-08-23 吸収性物品包装体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018193556A Continuation JP2020059547A (ja) 2018-10-12 2018-10-12 吸収性物品包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3234755U true JP3234755U (ja) 2021-11-04

Family

ID=78275601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021003269U Active JP3234755U (ja) 2021-08-23 2021-08-23 吸収性物品包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3234755U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD996208S1 (en) * 2022-01-19 2023-08-22 The Procter & Gamble Company Packaging for absorbent articles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD996208S1 (en) * 2022-01-19 2023-08-22 The Procter & Gamble Company Packaging for absorbent articles

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1505933B1 (en) Tampon wrapper with improved opening means
EP1509184B1 (en) Tampon wrapper comprising means for preventing separation of the tear tape from the wrapper
KR100971192B1 (ko) 위생용 제품
TW529940B (en) Interlabial pad individual packing vessel
EP0750896A2 (en) Individually wrapped sanitary napkin
JP3234755U (ja) 吸収性物品包装体
JP5430280B2 (ja) 個包装製品
WO2018163867A1 (ja) 吸収性物品包装体
JP2020059547A (ja) 吸収性物品包装体
JP2007075137A (ja) 生理用ナプキンの個包装体
JP7081952B2 (ja) 吸収性物品包装体及び吸収性物品包装体の製造方法
JP3072028U (ja) 食品の包装袋
WO2020075851A1 (ja) 吸収性物品包装体
JP4204456B2 (ja) 個装吸収性物品及びその製造方法
JP3234756U (ja) 吸収性物品包装体
WO2013035280A1 (en) Packaging bag for absorbent articles
JP5902905B2 (ja) 個装吸収性物品
JP7325941B2 (ja) 吸収性物品包装体
JP2020059546A (ja) 吸収性物品包装体
WO2018116551A1 (ja) 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法
JPH10127684A (ja) 個袋入り生理用ナプキン
WO2024106050A1 (ja) 個装吸収性物品、及び包装シート
JPH0215462Y2 (ja)
CN108135749A (zh) 吸收性物品包装体
JP2024055294A (ja) 吸収性物品の包装体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3234755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150