JP7324663B2 - バイク駐輪装置 - Google Patents

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敬一 福島
勝吉 川原
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Description

この発明は、原付二輪から自動二輪車(以下「バイク」と云う)を駐輪する装置に係り、特に、所定の場所に駐輪する場合、あるいは該バイクを都市部等に多く設置されている平置き及び、機械式立体駐車装置をバイクの駐輪装置として活用できるバイク駐輪装置に関するものである。
バイクは、四輪自動車に比べて駐輪時の安定性が悪く、平置き式は地震による転倒、また、機械式立体駐輪装置に組み込んだ場合は停止時における揺れ、衝撃又は地震による揺れ等により転倒し落下する危険がある。そのため、バイクを機械式立体駐車装置に安定して駐輪するためバイクの転倒防止装置が提案されている。
特開2017-036021
しかしながら、バイクの転倒防止装置の中には、前輪下方支持部の溝巾によりタイヤ巾が限定され、前方停止部と後方押えにてタイヤを前後から挟み押圧するものがある。このような装置では、任意のタイヤ巾に適用するには無理があり、特に左右の振れを防止するには、前輪保持部を前後から強力に保持する必要がある。
また、別のバイクの駐輪装置のなかには、バイク中心線の左右両側にある上部リンク支点を横移動に供するネジ軸(右ネジ、左ネジ)をモータにより駆動するものがある。この装置では機械式立体駐車装置に適用するには、電源供給及び駆動システムの構成にコストがかかる。
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、モータ等の駆動源が全く不要で、手動操作のみでバイクの前輪を確実に締め付け、より強固に固持して、バイクを安全に駐輪させ、電源不要の平置き式駐輪機並びに機械式立体駐輪装置に組み込むことのできるバイク駐輪装置を提供することにある。
以上の課題を達成するために、請求項1の発明は、フレームの内側に移動台及び第2移動台をバイク前輪の前進方向に向けて進退移動自在に設け、バイク前輪に押圧されて前進移動しながら上記移動台を前進方向に移動させるセンターガイドを設け、上記移動台の左右両側にピニオンをそれぞれ配置し、上記ピニオンと噛み合うラックを上記第2移動台の左右両側にそれぞれ配置し、上記移動台の前進移動に連動して上記ピニオン及びラックを介して左右幅方向に回動する左右一対のアームを上記ピニオンの回動軸となるシャフトに設け、上記一対のアームの先端側にバイク前輪の先端側を左右両側から挟圧して固持する挟み板をそれぞれ設け、ロック作動時に上記第2移動台をロックストロークだけ後進移動させるロック及びロック解除器を上記フレームの側面に設け、バイク前輪の押圧による上記センターガイドの最大前進位置で、ロック及びロック解除器のロッドの押圧により、上記第2移動台のロックストロークだけ後進移動に連動して、ピニオン及びラックを介して左右一対の上記挟み板でバイク前輪の先端側を左右両側からさらに挟圧してより強固に固持する手段よりなるものである。
また、請求項2の発明は、フレームの内側に移動台及び第2移動台をバイク前輪の前進方向に向けて進退移動自在に設け、バイク前輪に押圧されて前進移動しながら上記移動台を前進方向に移動させるセンターガイドを設け、上記移動台の左右両側にピニオンをそれぞれ配置し、上記ピニオンと噛み合うラックを上記第2移動台の左右両側にそれぞれ配置し、上記移動台の前進移動に連動して上記ピニオン及びラックを介して左右幅方向に回動する左右一対のアームを上記ピニオンの回動軸となるシャフトに設け、上記一対のアームの先端側にバイク前輪の先端側を左右両側から挟圧して固持する挟み板をそれぞれ設け、ロック作動時に上記第2移動台をロックストロークだけ後進移動させるロック及びロック解除器を上記フレームの側面に設け、ロック及びロック解除器のロッド先端に押圧されて上記第2移動台を後進移動させる押圧調整具を上記第2移動台に設け、バイク前輪の押圧による上記センターガイドの最大前進位置で、ロック及びロック解除器のロッドの押圧により、上記第2移動台のロックストロークだけ後進移動に連動して、ピニオン及びラックを介して左右一対の上記挟み板でバイク前輪の先端側を左右両側からさらに挟圧してより強固に固持する手段よりなるものである。
ここで、請求項1、請求項2の好ましい態様として、請求項3では、第2移動台を移動台の上方に配置した。また、請求項4では、移動した移動台及び第2移動台を元の位置に引き戻す引張ばねをそれぞれ設けた。
課題を解決するための手段よりなる請求項1の発明に係るバイク駐輪装置によれば、モータ等の駆動源が全く不要で、手動操作のみでバイクの前輪の先端側を確実に両側から挟圧して締め付けることができる。特に、バイク前輪の押圧によるセンターガイドの最大前進位置で、ロック及びロック解除器のロック操作によりロッドをロックストロークだけ移動させて、ロッドに押圧されて移動する第2移動台をロックストロークだけ移動させ、第2移動台の移動に連動して左右一対の上記挟み板でバイク前輪の先端側を左右両側からさらに挟圧してより強固に固持して、バイクを安全にしかも転倒させることなく駐輪させることができる。これにより、電源不要の平置き式駐輪機並びに機械式立体駐輪装置に組み込むことができる。
しかも、ロック及びロック解除器は、駐輪させたバイクの前方側面側に設けられているので、センターガイドにより、挟み板で前輪を仮締めした後、バイクから降りてすぐにハンドルレバーを操作して本締めして簡単容易により強固に固持してバイクを駐輪させることができる。
また、請求項2の発明に係るバイク駐輪装置によれば、モータ等の駆動源が全く不要で、手動操作のみでバイクの前輪の先端側を確実に両側から挟圧して締め付けることができる。特に、バイク前輪の押圧によるセンターガイドの最大前進位置で、ロック及びロック解除器のロック操作によりロッドをロックストロークだけ移動させて、ロッドに押圧されて移動する第2移動台をロックストロークだけ移動させ、第2移動台の移動に連動して左右一対の上記挟み板でバイク前輪の先端側を左右両側からさらに挟圧してより強固に固持して、バイクを安全にしかも転倒させることなく駐輪させることができる。これにより、電源不要の平置き式駐輪機並びに機械式立体駐輪装置に組み込むことができる。
しかも、ロック及びロック解除器は、駐輪させたバイクの前方側面側に設けられているので、センターガイドにより、挟み板で前輪を仮締めした後、バイクから降りてすぐにハンドルレバーを操作して本締めして簡単容易により強固に固持してバイクを駐輪させることができる。
さらに、ロック及びロック解除器のロッド先端に押圧されて上記第2移動台を後進移動させる押圧調整具を上記第2移動台に設けているので、押圧調整具を調整することで、ロッド先端との隙間を微調整でき、使用状況に応じて、ロックストロークS2の移動距離を容易に変更できる。
また、請求項3によれば、第2移動台を移動台の上方に配置しているので、第2移動台の両側の下面に取り付けたラックと、下側の移動台に取り付けたピニオンとの噛み合いがスムーズとなるので、ロック及びロック解除器によるロック時に、第2移動台を移動させる構造にすることで、ロック及びロック解除を行うロック機構を簡単な構造にすることができる。
また、請求項4によれば、前進移動した移動台を元の位置に引き戻す引張ばねにより、バイク駐輪装置からバイクを出庫させると、移動台を左右の引張ばねのばね力で後方の所定位置まで簡単に引き戻すことができる。また、後進移動した第2移動台を元の位置に引き戻す引張ばねにより、ロック及びロック解除器のロック解除を行うと、第2移動台を左右の引張ばねのばね力で前方の所定位置まで簡単に引き戻して、ロック解除を行うことができる。
(A)はこの発明を実施するための形態を示すバイク駐輪装置の入庫前の全体側面図、(B)は案内板の平面図、(C)は案内板の正面図である。 この発明を実施するための形態を示すバイク駐輪装置の入庫前の一部断面した要部の平面図である。 図2をバイク押しにて前進量aまで移動した平面図である。 図2をバイク押しにて最大前進量STまで移動した平面図である。 図2のA-A矢視断面図である。 図2のB-B矢視断面図である。 図2のC-C矢視断面図である。 図6のD-D矢視断面図である。 図6のE-E矢視断面図である。
以下、図面に記載の発明を実施するための形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
図において、バイク駐輪装置100は、バイクの前輪FWの円周状の先端側を左右から挟圧して、バイクが動いたり倒れたりしないように保持して駐輪させる装置である。バイク駐輪装置100は、外形部分が例えば箱形の形状のフレームから構成され、バイクの前輪FWを左右から挟む左右一対の挟み板11、センターガイド12を始めとして、フレームの内側には移動台13、第2移動台31などのバイクの前輪FWを挟むための種々の構造が設けられている。
図1において、挟み板11、センターガイド12の高さは一定としているが、バイクの前輪FW直径の大小に合わせ、図示しない高さ調整機能を配設してもよい。また、図1ではフレームは、例えば上部フレーム1と下部フレーム2から構成され、上部フレーム1を下部フレーム2の上に載せた構造になっているが、上下に別々でなく、上下一体のフレーム構造でもよい。
バイク駐輪装置100の手前側には、バイクの前輪FWを上部フレーム1に向けて案内する案内板52が配置されている。案内板52は中央底が前後方向に平坦面で左右両側が外向きに開いた傾斜面から形成されている。また、案内板52は中間部を挟んでその前部側及び後部側は少し斜め上向きに傾斜した形状に形成され、中間部を平坦な底とするV字型の形状になっている。案内板52のV字型の平坦な底となる中間部には左右幅方向にピン52aが取り付けられている。
案内板52はピン52aを回動支点としてシーソーのように前後が傾いて、バイクの前輪FWが入り易く、叉入った後は抜けにくくしている。即ち、案内板52のV字型の前部側及び後部側で前輪FWの下部側を持ち上げた状態で支える構造になっている。また、図1では、案内板52のピン52aの取り付け箇所より後部側(図1では右側)を重くしていて、空車時は二点鎖線で示すように後部側に傾いて着地している。
案内板52の下側には溝型の取付台53が床面にボルトなどで固定して取り付けられ、その前端は下部フレーム2まで延びているが、取付台53を下部フレーム2と一体化してもよい。取付台53の溝型の左右の側面の後部側には、切欠き溝53aが形成されている。切欠き溝53aは前輪FWの大小に大別して複数箇所に形成してもよい。図1では後部側の例えば3カ所に前後に間をあけて形成されている。
この切欠き溝53aは、案内板52の下面に左右幅方向に取り付けられたピン52aの両端がこの切欠き溝53aの溝内に回動自在に係合することで、案内板52をこのピン52aを回動支点してシーソーのように前後に傾かせて、前輪FWを案内板52内に入り易く、叉抜けにくくしている。ピン52aの両端は、切欠き溝53aに係合した際に左右にずれたり抜けたりしないように、ピン52aの円形断面の直径が両端以外の他の部分より小さくなっている。3カ所の切欠き溝53aの最前部は溝深さが後部側の残り2カ所に比べて浅くなっている。
上部フレーム1は、バイクの前輪FWを左右から挟む左右一対の挟み板11を始めとして、その内部には移動台13、第2移動台31などのバイクの前輪FWを挟むための種々の構造が内装された箱形の形状から構成されている。上部フレーム1は前面及び左右側面側は覆われているがバイクの前輪FW側に臨む後面側の中央部分が開口されていて、左右一対の挟み板11及びセンターガイド12がこの開口された部分からバイクの前輪FWが駐輪する後方に向けて、突出して設けられている。上部フレーム1の天井側の開口されている部分には平板のカバー41がボルトなどで取り付けられている。このカバー41は上部フレーム1の内側に配置されている機器の点検や修繕などの場合には、必要に応じて適宜開けられる。
移動台13、第2移動台31などが内装された上部フレーム1の下部には底板1bが取り付けられている。さらにこの底板1bの下部には、下側の下部フレーム2と上下で連結させるための底部架台1cが下向きに形成されている。下部フレーム2の上面側はこの底部架台1cの下面側にボルトなどを通じて上下に連結されている。
下部フレーム2は、内部は空洞になっていて、その役目は上側に載る上部フレーム1の高さを調整する脚台の機能を果たすもので、底部架台1cと同様の大きさの箱形の形状から構成されている。上部フレーム1と下部フレーム2とは、前記したようにボルトによって上下に確りと連結されている。下部フレーム2はその下部が例えばアングル及びボルトなどを介して床面に固定されている。なお、前記したように下部フレーム2は上部フレーム1と一体型でもよい。
左右一対の挟み板11は、上記したように、バイクの前輪FWの先端側を左右から挟圧してバイクが動いたり倒れたりするのを防ぐもので、バイクの前輪FWと対面する上部フレーム1の後部側にバイクの前輪FW側に向けて突出する状態で取り付けられて設けられている。左右の挟み板11は上下方向にある程度の高さがあり、叉向かい合う内面側が平面からみて円弧状に湾曲する形状に形成されていて、この円弧状の部分でバイクの断面円形の前輪FWの先端側を挟み易いようになっている。
上下に高さのある左右の各挟み板11は、その上下側の外面側が水平板状の上部アーム11a及び下部アーム11bの各先端側からその内側寄りに固設されて支持されている。上部アーム11a及び下部アーム11bの基端側は、上部アーム11aの内側に入り込んでいて、上部フレーム1の内側に水平状に配置されている板状の移動台13の左右両側にそれぞれ上下方向に貫通して延びるシャフト16の上部及び下部に固設して取り付けられている。
上下に延びるシャフト16はその下部側が板状の移動台13の左右両側に回転自在に上下方向に貫通して保持されている。シャフト16の上端側は上部アーム11aの基端側に固設され、シャフト16の下端側は下部アーム11bの基端側に固設されている。
シャフト16は、移動台13を貫通する部分が断面円形に形成され、叉シャフト16が貫通する移動台13の表面も円形孔に形成されていて、移動台13に対してシャフト16は正逆回転自在に軸支されている。移動台13を貫通したシャフト16の上下両端は上部アーム11a及び下部アーム11bの基端側にキーなどにより非回転状態で連結されていて、上部アーム11a及び下部アーム11bは正逆回転するシャフト16と一体となって回動する構成になっている。
つまり上部アーム11a及び下部アーム11bは、シャフト16の上下両端側に対して自在に回転するようにはなっていない。このため、シャフト16の上下両端側が断面円形の場合には、キーや締結具などで、上部アーム11a及び下部アーム11bの基端側が、シャフト16の上下両端側で自在に回転しないように固定している。
上下に延びるシャフト16が軸芯回りに正逆回転すると、上下の上部アーム11a及び下部アーム11bは、これと一体となって、基端側を中心として水平方向回りに正逆回転して、その先端側の挟み板11を左右方向に可動させて、バイクの前輪FWの先端側を左右から挟むのである。
上下に延びる左右の各シャフト16の中間の外周にはアーム開閉用のピニオン15a,15bが取り付けられている。このピニオン15a,15bは、移動台13の上方に配置された第2移動台31の左右両端側下面に下向きにそれぞれ取り付けられたアーム開閉用のラック17とかみ合って、正逆回転して各シャフト16を同一方向に軸転させ、上記の上部アーム11a及び下部アーム11bを各基端側を中心として水平方向回りに正逆回転させて、上部アーム11a及び下部アーム11bを左右に可動させるのである。
左右の挟み板11の中央真下側には、後方に駐輪するバイク前輪FWに向けてY字型のセンターガイド12が設けられている。センターガイド12の後方に対してY字型に拡開する内側部分に向けてバイクの前輪FWを押し込むと、バイク前輪FWがセンターガイド12を前方に向けて押圧移動させるが、この際にセンターガイド12は前輪FWをバイク中央に寄せる機能を有する。
つまり、前方に向けて押圧されるセンターガイド12は、移動台13を前方に向けて移動させる。センターガイド12の前部側は移動台13の下面中央に下向きに溶接で固設されたセンターガイド支持板13aに摺動自在に連結されている。センターガイド支持板13a及びこれを固設した移動台13の中央には連通する上下ねじ孔が上下向きに形成され、上下ねじ孔の下部にはセンサーガイド12の前部側を挿入する水平孔が前後方向の水平向きに形成されている。
この水平孔にセンサーガイド12の前部側が摺動自在に挿入されていて、この挿入された前部側を上記の上下ねじ孔に螺入された止ねじ13bで動かないように固定している。バイク前輪FWに押圧されて前方に向けて移動するセンターガイド12は、前部側が止ねじ13bで固定されて連結されたセンターガイド支持板13aを介して移動台13を前方方向に移動させる。
移動台13は、バイク駐輪装置100に駐輪されるバイクの前後移動方向と同じ方向に移動するものである。移動台13は、上記したように、バイク前輪FWに押圧されて前方に向けて移動するセンターガイド12によって前方方向、つまりバイクの前進方向にスライド移動する。
移動台13は、平面からみて、平板状で左右幅方向に幅広に形成され、バイク前輪FW側に臨む後部側の左右両側は後方に向けて突出しており、この左右の突出する部分には前記の左右のシャフト16の下部側が上下向きに回転自在に貫通して取り付けられている。移動台13の前部側は左右方向に直線状に形成されている。
移動台13が前後方向に向けてスライド移動するように、移動台13の下面側には前後方向に向けて、下向きに溝型の形状のスライドガイド溝23が設けられている。移動台13の安定を図るために、その下面側の中央のセンターガイド支持板13aを挟んでその左右両側に、スライドガイド溝23はそれぞれ取り付けられている。左右の各スライドガイド溝23はその前後端が上記の移動台13の前端及び後端から突出しないように取り付けられている。
移動台13の下方には、左右の各スライドガイド溝23と凹凸係合する一対のスライドガイド支持板23aが並設されている。左右のスライドガイド支持板23aは、上部フレーム1の内側の下部側に配置された底板1bに移動台13の前後移動方向に向けて平行に設けられている。各スライドガイド溝23は溝内部がスライドガイド支持板23aの上部側に係合してスライドし、その上側の移動台13を前後方向にスライド移動させる。
左右に幅広な移動台13の左右幅端側の前部の下面側には、ばね止軸24が下向きにそれぞれ取り付けられている。左右の各ばね止軸24の取り付け位置に対応する少し離れた後方側の底板1bには上向きにばね止軸25がそれぞれ取り付けられている。左右のそれぞれのばね止軸24,25の間には引張ばね26が前後向きに取り付けられている。
各引張ばね26の両端はその前後のばね止軸24,25に止められている。左右の引張ばね26は、前方にスライド移動した移動台13を後方に向けて付勢していて、バイク駐輪装置100からバイクを出庫させると、移動台13は左右の引張ばね26のばね力で後方の所定の停止位置まで引き戻される。
上部フレーム1の底板1bの後部側中央には、左右の引張ばね26で後方に引き戻された移動台13を所定の停止位置で止めるための、後退限ストッパー片21が突起して設けられている。この突起する後退限ストッパー片21と係合するストッパー受けが、移動台13のセンターガイド支持板13aの後方に向く後面下部に切り欠き形成されている。
後方に引き戻される移動台13は、センターガイド支持板13aの上記ストッパー受けがこの突起する上記後退限ストッパー片21に係止されることで、移動台13は所定の後退位置で止まる。これにより、上部フレーム1の内側から後方の外部に不必要に、はみ出るのが防がれる。
第2移動台31は、バイク駐輪装置100に駐輪されるバイクの前後移動方向に対して、移動台13と同じ方向にスライド移動するものである。第2移動台31は、上部フレーム1の後部側に向けてロックストロークS2だけ後進移動する。第2移動台31は、上部フレーム1の内部の例えば移動台13の上方にスライド移動自在に配置されている。
第2移動台31は、平面からみて、上部フレーム1の左右幅方向に幅広に形成され、前端側はその中央部分が左右横方向に直線状に形成され、その両側は側端に向かって後方に向けて緩やかな斜め向きに形成されている。第2移動台31の後部側は、中央部分が前部側に向けて凹型の窪みに形成され、その左右両端側が後方に向けて延びている。
この後方に延びる左右側端側の下面には、前記したピニオン15a,15bと噛み合うラック17がそれぞれボルトにより取り付けられている。左右のラック17の歯は、第2移動台31のスライド移動方向に平行に設けられ、又第2移動台31の後部側の凹型の窪みの内側に互いに向くように取り付けられている。前記したピニオン15a,15bは、第2移動台31の後部側の凹型の窪みの内部に位置するように取り付けられている。
第2移動台31の移動方向となる左右のラック17の前後端面にはピン20a,20bが取り付けられている。ピン20aは左右のラック17の前端面に前方に向けて突起するようにそれぞれ取り付けられている。ピン20bは左右のラック17の後端面に後方に向けて突起するようにそれぞれ取り付けられている。
左右の上記ピン20aのそばの上部フレーム1の左右の内側面には、各ピン20a側に向けて突出する支持板18がそれぞれボルトなどで固定して取り付けられている。突出する各支持板18には貫通孔が形成されている。貫通孔の向きは第2移動台31の移動方向である。各ピン20aはこの支持板18の貫通孔を摺動自在に貫通している。各ピン20a側に向けて横向きに突出する支持板18の後面側は、ラック17の前端面と面タッチになっていて、前方に向けて移動するラック17のストッパーの機能を果たす。
左右の上記ピン20bのそばの上部フレーム1の左右端部側の後端の内側面には、各ピン20bの先端側が一部挿入するボス1aがそれぞれ取り付けられている。各ボス1aの中央には挿入孔が形成されている。挿入孔の向きは第2移動台31の移動方向である。各ピン20bの先端側の一部はこのボス1aの挿入孔に摺動自在に挿入している。
ラック17は前後側がピン20a,20bを介して支持板18とボス1aに前後方向に摺動自在に支持されている。すなわち、ラック17は前部側がピン20aを通じて支持板18に支持され、ラック17の後部側はピン20bを通じてボス1aに支持されていて、ラック17は前後方向にロックストロークS2だけ摺動自在になっている。
左右に幅広な第2移動台31の左右幅側の後部の下面側には、ばね止軸34が下向きにそれぞれ取り付けられている。左右の各ばね止軸34の取り付け位置に対応する直線方向の前方の上部フレーム1の前端面には、後方に向けて水平向きにばね止軸33がそれぞれ取り付けられている。左右のそれぞれのばね止軸33,34の間には引張ばね35が前後向きに取り付けられている。
各引張ばね35の両端はその前後のばね止軸33,34に止められている。左右の引張ばね35は、後方にスライド移動した第2移動台31を前方に向けて付勢していて、バイク駐輪装置100からバイクを出庫させると、第2移動台31は左右の引張ばね35のばね力で前方の所定の停止位置まで引き戻される。
所定の停止位置まで引き戻された第2移動台31は、その左右両端側の下面に取り付けられた前記ラック17の前端面が前記支持板18の横向きに突出する後面側に当接して係止されることで停止する。前記したように左右の支持板18は第2移動台31のストッパーの機能を果たす。これにより、第2移動台31が必要以上に前方に移動するのが防がれる。
ロック及びロック解除器42は、駐輪するバイクの前輪FWの先端側を挟み板11を通じてロックし、叉そのロックを解除する機器である。ロック及びロック解除器42には例えばトグルクランプが使用されている。ロック及びロック解除器42は、バイク駐輪装置100の小型化と構造の簡素化のために、上部フレーム1を挟んでバイクの前輪FWと反対側の正面側の側面の外部側に突出して設けられている。
ロック及びロック解除器42は、ロッド42a、ハンドルレバー42b、連節リンク42cなどから構成されている。ロック及びロック解除器42は、これを上部フレーム1に取り付ける筒型取付具の先端側が上部フレーム1の正面側の側面を挿通した状態で取り付けられている。
ロック及びロック解除器42は、これを構成するロッド42aが上部フレーム1に正面側の側面に取り付けられた筒型取付具の内部を進退移動自在に挿通してその先端側は上部フレーム1の内側に位置し、ハンドルレバー42bを有する後端側は上部フレーム1の正面側の側面の外側に位置している。
上部フレーム1の内側に位置するロッド42aの先端側には、これと面タッチしてその微小間隔を調整する押圧調整具としての例えば調整ねじ32が配置されている。押圧調整具は第2移動台31の下面側に設けられている。押圧調整具は、第2移動台31の下面側に固設された調整具取付盤31aと、これに螺合する調整ねじ32から構成される。
ロッド42aの先端と調整ねじ32とは接触するが非連結の状態にある。つまりロッド42aがバイクの前輪FWに向けて移動すると、ロッド42aの先端は調整ねじ32に接触してこれを押圧する。反対にロッド42aがバイクの前輪FWから離れる方向に移動すると、ロッド42aの先端は調整ねじ32と非接触の状態となって、調整ねじ32はロッド42aから押圧力を受けない。
第2移動台31の下面中央に下向きには調整ねじ32と共に押圧調整具を構成する調整具取付盤31aが固設されている。この調整具取付盤31aには第2移動台31の移動方向に向けて螺旋孔が形成されている。ロッド42aの先端から押圧される調整ねじ32はこの螺旋孔に螺合されていて、第2移動台31の移動方向に螺子運動で前後移動可能になっている。この調整ねじ32を螺子運動で前後に微調整して移動させることで、ロッド42aの先端と調整ねじ32との間隔を微調整できるようになっている。
第2移動台31は、ロック及びロック解除器42のロッド42aの先端が調整ねじ32を上部フレーム1の後方側に向けてつまりバイクの前輪FWに向けて押圧することで、調整ねじ32が螺合している調整具取付盤31aを介して後方側にロックストロークS2だけ移動してバイクの前輪FWをロックさせる。
ロック及びロック解除器42は、ロッド42a、押圧調整具としての調整ねじ32及び調整具取付盤31aを通じて、第2移動台31をロックストロークS2だけ移動させてロック及びロック解除可能にしている。
ロッド42aが上記筒型取付具の内部の挿通孔を進退移動するのは、バイクの前輪FWの先端側を挟み板11で両側から挟圧して倒れないように仮締めした後、最後に挟み板11でさらに両側から前輪FWの先端側を強固に挟圧して、前輪FWが両挟み板11の間から完全に外れないようにロックする場合と、そのロックを解除する場合である。前輪FWのロックは前進量a~最大前進量STの範囲内であれば任意の位置でロック可能である。
ロックをする場合には、ロッド42aは上部フレーム1の正面側の側面に取付られた筒型取付具の挿通孔をロックストロークS2だけバイクの前輪FWに向かって移動する。ロックを解除する場合には、これと逆で、ロックストロークS2だけ逆方向に戻る。
ロック及びロック解除器42を操作するハンドルレバー42bは、途中から基端側に向けてL字型に曲がり両側に分岐している。両側に分岐したハンドルレバー42bの基端は、筒型取付具の内部を挿通した上記ロッド42aの後端側の両側面と、正逆回転自在に枢結されている。ハンドルレバー42bの操作により、ロッド42aは前後に移動することになり。
連節リンク42cの一端は、ロック及びロック解除器42を操作するハンドルレバー42bの基端寄り側の屈曲部分に正逆回転自在に枢結されている。連節リンク42cの他端は、筒型取付具の外周側面に正逆回転自在に枢結されている。連節リンク42cは、ロッド42aを間に挟んでその両側に取り付けられている。
次に、上記発明を実施するための形態の構成に基づく作用について以下説明する。
バイク入庫前は、バイク駐輪装置100の上部フレーム1の内側に、バイクの前輪FWの前進方向に向けて進退スライド移動自在に設けられた移動台13は、底板1bに突起した後退限ストッパー片21に当接して停止している。すなわち、移動台13の下面側に下向きに取り付けられたばね止軸24と、上部フレーム1の底板1bに上向きに取り付けられたばね止軸25との間に取り付けられた引張ばね26により、移動台13は後方に向けて付勢されていて、移動台13のセンターガイド支持板13aの後面下部に形成されたストッパー受けが底板1bに突起した後退限ストッパー片21に当接して停止している。
バイクを入庫するために、バイクの前輪FWをバイク駐輪装置100の向けて前進移動させる。バイク駐輪装置100の下部側の下部フレーム2の手前側には、前輪FWを載せて上部フレーム1に向けて案内する案内板52が配置されているので、前輪FWはこの案内板52の後端側からこの中に入る。案内板52は後端側が左右幅方向に取り付けられたピン52aにより、当初は下向きに傾いているので、スムーズに前輪FWを案内板52の内側に入れて載せることができる。
バイクの前輪FWを案内板52内に載せて、さらに前進させると、左右幅方向のピン52aを支点としてシーソーのように前後に傾く案内板52は先端側が前方側に向けて少し傾くように倒れ、後端側が斜め上向きに持ち上がり、前輪FWの前端側及び後端側がV字型の案内板52によって支持されて脱輪しににくなって前進する。前進する前輪FWの前方の上部フレーム1には、手前側に向けて一対の挟み板11が左右に開いている。
この左右に開いている挟み板11の間の内側に向けて前輪FWを押し入れる。この一対の開いている挟み板11の下側には、手前側に向けてY字型に開くセンターガイド12が設けられている。バイクの前輪FWをさらに前進させると、センターガイド12のY字型に開いている内側に入り込み、前輪FWの先端側がセンターガイド12のY字型の内側に当接する。
当接したバイクの前輪FWをさらに前進させると、前進する前輪FWはセンターガイド12を前方に向けて押圧移動する。押圧されて前方に移動するセンターガイド12は、その先端側が移動台13の下面に下向きに取り付けられたセンターガイド支持板13aに連結されているので、センターガイド12はこのセンターガイド支持板13aを介して移動台13を前進移動させる。
このとき、移動台13は、移動台13の下面側のばね止軸24と上部フレーム1の底板1bのばね止軸25との間に取り付けられた引張ばね26によって、後方のバイクの前輪FW側に向けて、常時、付勢されている。しかしバイクの前輪FWのセンターガイド12を前方に向けて押圧する力が、引張ばね26の付勢力に勝るので、移動台13を前進させることができる。
移動台13はその下面側に中央を挟んでその両側にスライドガイド溝23が取り付けられ、このスライドガイド溝23と係合するスライドガイド支持板23aが上部フレーム1の底板1bに取り付けられている。このため、移動台13は、スライドガイド溝23とスライドガイド支持板23aにより、前方に向けてスライドしながら前進する。
前進する移動台13の両側には上下向きにシャフト16が取り付けられ、上下向きの左右の各シャフト16の中間にはピニオン15a,15bが取り付けられている。このピニオン15a,15bと噛み合うラック17が、移動台13の上方に配置された第2移動台31の左右両端側の下面に取り付られ、しかもラック17の前端面は上部フレーム1の左右内側面に固定されストッパーの機能を果たす支持板18に当接している。このため、移動台13の前進に対して両ラック17は前進することがなく、移動台13の前進に連動してピニオン15a,15bは回転する。図面では左側のピニオン15aは反時計回りに回転し、右側のピニオン15bは時計回りに回転する。
ピニオン15a,15bの回転に連動してその回転中心側のシャフト16もそれぞれ同じ方向に回転する。上下向きのシャフト16の上下両端には上部アーム11a及び下部アーム11bの基端側がそれぞれ一体的に固設されている。このため、上部アーム11a及び下部アーム11bは、基端側のシャフト16の連結部を中心として水平回りに回動する。左右の上部アーム11a及び下部アーム11bは、移動台13が前進方向に移動する場合には、その先端側は互いに向かい合う内側に向けて回動する。
左右の上部アーム11a及び下部アーム11bの先端側にはそれぞれ左右の挟み板11が取り付けられている。左右の挟み板11は、左右の上部アーム11a及び下部アーム11bが基端側を中心として向かい合う内側に向けて回動することにより、左右の挟み板11の間に前進したバイクの前輪FWの先端側を両側から挟んで挟圧する。
バイク前輪FWの押圧によるセンターガイド12の最大前進位置で、バイクの前輪FWは左右の挟み板11によって仮締め状態となり、バイクは安定して自立できる。センターガイド12の最大前進位置で、移動台13は最大前進量STだけ移動前の停止位置から前進したことになる。
このあと、バイク駐輪装置100にバイクを駐輪させる者はバイクを離れ、バイクの前方のバイク駐輪装置100の上部フレーム1の正面側の側面の外側に側方に向けて取り付けられているロック及びロック解除器42のハンドルレバー42bをロック方向に操作する。
ロック及びロック解除器42はリンク機構の働きにより、ハンドルレバー42bの基端にその後端が枢結されているロッド42aは、ロックストロークS2だけ先端側に移動してロックされることになる。ロッド42aがロックストロークS2だけ先端側に移動つまり上部フレーム1の後方側に向けて移動(図6の矢印方向に前進)すると、ロッド42aの先端は押圧調整具としての調整ねじ32を上部フレーム1の後方側に向けて押圧移動させる。
ロッド42aに押圧されて移動する調整ねじ32は、調整具取付盤31aに螺合されており、この調整具取付盤31aを介してこれが取り付けられている第2移動台31を上部フレーム1の後方側に向けてロックストロークS2だけ移動させる。なお、この実施の形態におけるロックストロークS2の移動距離は数ミリの例えば3mm程度としているが、押圧調整具としての調整ねじ32を前後に微小移動させることで、使用状況に応じて、ロックストロークS2の移動距離を変更できるのは勿論である。
第2移動台31が上部フレーム1の後部側に向けてロックストロークS2だけ移動すると、第2移動台31の両端側下面に取り付けたラック17も同方向にロックストロークS2だけ移動し、これと噛み合う両側のピニオン15a,15bは上部アーム11a、下部アーム11bを中央の前輪FWに向けて回動させる。図面では左側のピニオン15aは反時計回りに回転し、右側のピニオン15bは時計回りに回転する。
これにより、アーム11a,11bの先端側に設けられている左右の挟み板11は左右両側から前輪FWの先端側をさらに挟圧してより強固に固持することになり、バイクを安全にしかも転倒させることなく確実にバイク駐輪装置100に駐輪させることができる。
次に、バイク駐輪装置100からバイクを出庫させる場合は、ロック状態のロック及びロック解除器42のハンドルレバー42bを反ロック方向に操作する。するとロッド42aはロックストロークS2だけ後退方向に移動し、ロッド42aの先端に押圧されて調整ねじ32及び調整具取付盤31aを介して上部フレーム1の後方側にロックストロークS2だけ移動していた第2移動台31は、ロッド42aからの押圧力が消滅することにより、引張ばね35の付勢力によって元の停止位置まで引き戻される。
このとき、引張ばね35によって引き戻される第2移動台31の両端側下面のラック17の前端面が、上部フレーム1の左右の側面に取り付けられている支持板18に当接することにより、第2移動台31はさらに前方に引き戻されるが防止される。上記支持板18はストッパーの機能を果たす。
これにより、より強固に固持していた左右の挟み板11による前輪FWの先端側のロック状態が解除されて仮締め状態に戻るので、人力でバイクを後方に移動させることができ、前輪FWを左右の挟み板11の間から抜け出させ、駐輪状態のバイクをバイク駐輪装置100から出庫させることができる。
以上、述べたように、バイク駐輪装置100へのバイク入庫並びにバイク出庫動作に際して、ロック及びロック解除器42のハンドルレバー42bのワンタッチ操作のみで可能となる。
なお、この発明は上記発明を実施するための形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
100 バイク駐輪装置
1 上部フレーム
1a ボス
1b 底板
1c 底部架台
2 下部フレーム
11 挟み板
11a 上部アーム
11b 下部アーム
12 センターガイド
13 移動台
13a センターガイド支持板
13b 止ねじ
15a ピニオン
15b ピニオン
16 シャフト
17 ラック
18 支持板
19 シャフト
20a ピン
20b ピン
21 後退限ストッパー片
23 スライドガイド溝
23a スライドガイド支持板
24 ばね止軸
25 ばね止軸
26 引張ばね
31 第2移動台
31a 調整具取付盤
32 調整ねじ
33 ばね止軸
34 ばね止軸
35 引張ばね
41 カバー
42 ロック及びロック解除器
42a ロッド
42b ハンドルレバー
42c 連節リンク
52 案内板
52a ピン
53 取付台
53a 切欠き溝
a 前進量
ST 最大前進量
S2 ロックストローク
FW 前輪

Claims (4)

  1. フレームの内側に移動台及び第2移動台をバイク前輪の前進方向に向けて進退移動自在に設け、バイク前輪に押圧されて前進移動しながら上記移動台を前進方向に移動させるセンターガイドを設け、上記移動台の左右両側にピニオンをそれぞれ配置し、上記ピニオンと噛み合うラックを上記第2移動台の左右両側にそれぞれ配置し、上記移動台の前進移動に連動して上記ピニオン及びラックを介して左右幅方向に回動する左右一対のアームを上記ピニオンの回動軸となるシャフトに設け、上記一対のアームの先端側にバイク前輪の先端側を左右両側から挟圧して固持する挟み板をそれぞれ設け、ロック作動時に上記第2移動台をロックストロークだけ後進移動させるロック及びロック解除器を上記フレームの側面に設け、バイク前輪の押圧による上記センターガイドの最大前進位置で、ロック及びロック解除器のロッドの押圧により、上記第2移動台のロックストロークだけ後進移動に連動して、ピニオン及びラックを介して左右一対の上記挟み板でバイク前輪の先端側を左右両側からさらに挟圧してより強固に固持することを特徴とするバイク駐輪装置。
  2. フレームの内側に移動台及び第2移動台をバイク前輪の前進方向に向けて進退移動自在に設け、バイク前輪に押圧されて前進移動しながら上記移動台を前進方向に移動させるセンターガイドを設け、上記移動台の左右両側にピニオンをそれぞれ配置し、上記ピニオンと噛み合うラックを上記第2移動台の左右両側にそれぞれ配置し、上記移動台の前進移動に連動して上記ピニオン及びラックを介して左右幅方向に回動する左右一対のアームを上記ピニオンの回動軸となるシャフトに設け、上記一対のアームの先端側にバイク前輪の先端側を左右両側から挟圧して固持する挟み板をそれぞれ設け、ロック作動時に上記第2移動台をロックストロークだけ後進移動させるロック及びロック解除器を上記フレームの側面に設け、ロック及びロック解除器のロッド先端に押圧されて上記第2移動台を後進移動させる押圧調整具を上記第2移動台に設け、バイク前輪の押圧による上記センターガイドの最大前進位置で、ロック及びロック解除器のロッドの押圧により、上記第2移動台のロックストロークだけ後進移動に連動して、ピニオン及びラックを介して左右一対の上記挟み板でバイク前輪の先端側を左右両側からさらに挟圧してより強固に固持することを特徴とするバイク駐輪装置。
  3. 第2移動台を移動台の上方に配置した請求項1又は請求項2の何れかに記載のバイク駐輪装置。
  4. 移動した移動台及び第2移動台を元の位置に引き戻す引張ばねをそれぞれ設けた請求項1又は請求項2の何れかに記載のバイク駐輪装置。
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