JP6545231B2 - スライド防止機構付駐輪装置 - Google Patents

スライド防止機構付駐輪装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6545231B2
JP6545231B2 JP2017173961A JP2017173961A JP6545231B2 JP 6545231 B2 JP6545231 B2 JP 6545231B2 JP 2017173961 A JP2017173961 A JP 2017173961A JP 2017173961 A JP2017173961 A JP 2017173961A JP 6545231 B2 JP6545231 B2 JP 6545231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
brake rod
slide
rail
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017173961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019048562A (ja
Inventor
明 梅田
明 梅田
Original Assignee
平井 ゆう子
平井 ゆう子
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 平井 ゆう子, 平井 ゆう子 filed Critical 平井 ゆう子
Priority to JP2017173961A priority Critical patent/JP6545231B2/ja
Publication of JP2019048562A publication Critical patent/JP2019048562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6545231B2 publication Critical patent/JP6545231B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

この発明は、駐輪装置のスライド式駐輪ラックが自転車を載置する際に不用意にスライドすることを防止するスライド防止機構付駐輪装置に関する。
駐輪ラックをレールに沿ってスライド可能に構成した駐輪装置では、自転車を出し入れする際には駐輪ラックをスライド不能とし、空車状態と駐輪状態では駐輪ラックをスライド可能とする従前の機能に加え、駐輪ラックに自転車の前輪だけ載せて引き返した場合にも、スライド可能状態に復帰する駐輪装置が提案されている(特許文献1乃至特許文献3)。
例えば、特許文献1のスライド防止機構付駐輪装置では、円筒状の摺動部材と、該摺動部材に挿通したブレーキロッドとを一体的に摺動可能に、かつ互いに相対的に摺動可能に構成し、後輪収容部に自転車が乗ると、摺動部材、及びブレーキロッドが一体的に前進して、ブレーキロッドが拘束部材の係止孔に嵌入し、その後前輪収容部に前輪が収容されると、その荷重によりブレーキロッドが後方へ摺動してブレーキロッドが係止孔から脱出するよう構成することで、上述したような駐輪ラックのスライド可能状態とスライド不能状態を実現している。
ところが、特許文献1の駐輪装置では、部品点数が多く、ブレーキロッドを操作するワイヤの調節や、拘束部材の穴加工、摺動部材の機械加工等、加工や組み立てにコストがかかるという問題が有る。
そこで、特許文献2、特許文献3では、前後に揺動可能とした駐輪ラックにより上下動する押付け部材をレールに接離させることで、より簡単な構成で、上述した駐輪ラックのスライド可能・不能状態を実現するよう構成したスライド防止機構付駐輪装置が提案されている。
特開2015−107679号公報 特開2016−159900号公報 特開2017−074937号公報
しかし、特許文献2、及び特許文献3のスライド防止機構付駐輪装置では、隣接する駐輪ラックで押してスライドさせるときにはスムーズに駐輪ラックをスライドできるものの後輪収容部に足をかけて駐輪ラックをスライドさせようとすると、駐輪ラックの後端側が下がって、押付け棒がレールに当接し、スライドが妨げられてしまうという課題が有る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、駐輪ラックに自転車の前輪だけ載せて引き返した場合にも、駐輪ラックがスライド可能で、かつ足で駐輪ラックをスライドさせようとしてもスライド防止機構の働かないスライド防止機構付駐輪装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、レールと、自転車を収容する駐輪ラックと、前記駐輪ラックを前記レールに沿ってスライドさせるスライダーと、前記駐輪ラックのスライドを防止するスライド防止機構とを備えるスライド防止機構付駐輪装置である。
前記駐輪ラックは、前側の前輪収容部と、前記前輪収容部の後側に連続して前記前輪収容部まで駐輪する自転車の前輪を案内するとともにその後輪を収容する後輪収容部とを有している。
また、前記スライド防止機構は、一方向と前記一方向と逆方向の他方向に摺動し前記一方向に摺動した際に先端が前記レール又は地面に当接するブレーキロッドと、前記ブレーキロッドを前記他方向に付勢するブレーキロッド付勢手段と、前記後輪収容部の上方において前記後輪収容部と別体に設けられ自転車の自重により下方位置へ移行することで前記ブレーキロッドを前記一方向へ摺動させるとともに自転車の自重が解除されると前記ブレーキロッド付勢手段により上方位置へ復帰して前記ブレーキロッドを前記他方向へ摺動させるブレーキロッド駆動ペダルとを有する。
そして、本発明のスライド防止機構付駐輪装置は、前記スライド防止機構が、前記前輪収容部に収容される自転車の前輪の自重により一端が下方位置へ下降するとともに他端が上昇するよう軸支されて前記他端により前記ブレーキロッド駆動ペダルを上方位置に持ち上げる梃子と、前記梃子の一端から自転車の荷重が開放されると前記一端を上方位置へ復帰させる梃子付勢手段とを有することを特徴とする。
このように、本発明のスライド防止機構付駐輪装置では、駐輪ラックを揺動させる代わりに、駐輪ラックと別体に設けた梃子を前後に揺動させることにより、ブレーキロッドを摺動操作するようにしたので、後輪収容部を揺動不能に固定でき、足で後輪収容部を押すようにして駐輪ラックをスライドさせる場合にも、ブレーキロッドが作動してスライドが妨げられることがない。
また、特許文献2、3のスライド防止機構付駐輪装置では、後輪収容部に自転車の重心が有る場合と、前輪収容部に自転車の重心が有る場合と、その中間に自転車の重心が有る場合の3つの場合に対応した機構を必要としたのに対し、本発明では、後輪収容部に自転車の重心が有る場合と、前輪収容部に自転車の重心が有る場合の2つの状態により、駐輪ラックのスライド可能・不能状態を実現できるため、より装置の構成を簡素化できる。
本発明のスライド防止機構付駐輪装置は、前記レールが、平行に延びる一対の片側レールからなり、前記スライダーが、前記一対の片側レールの対向する方向の両側に前記片側レールへ下方から当接する車輪を有し、前記一対の片側レールの対向する方向について、2つに分離可能に構成されていることが好ましい。
こうすることで、他の駐輪ラックをレールの端から順に外したりすることなく、目的とする駐輪ラックやスライダーのみをレールから取外すことができる。
以上説明したように、本発明のスライド防止機構付駐輪装置によれば、入車時・出車時には駐輪ラックのスライドを防止し、駐輪状態・空車状態では駐輪ラックのスライドを可能とし、駐輪しようとして引き返した際にも駐輪ラックをスライド可能状態に復帰させ、かつ駐輪ラックの後輪収容部を足で押して駐輪ラックをスライドさせても、ブレーキロッドが作動しないためスライドが妨げられることのない駐輪装置を、極めて簡単な構成で、提供できる。
本発明の一の実施の形態に係るスライド防止機構付駐輪装置を斜め前方、やや下側から見上げた状態を示した斜視図である。 図1のスライド防止機構付駐輪装置の空車状態を示す側面図である。 図1のスライド防止機構付駐輪装置に自転車の駐輪を開始するに当たり、後輪収容部のブレーキロッド駆動ペダルに自転車の前輪がかかり始めた状態を示す側面図である。 図1のスライド防止機構付駐輪装置に自転車の駐輪が完了した状態を示す側面図である。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施形態について詳述する。図1は、本発明の一の実施の形態に係るスライド防止機構付駐輪装置100(以下、単に「駐輪装置100」ともいう。)を示している。駐輪装置100は、レール1と、駐輪ラック2と、スライダー3と、スライド防止機構4とを主に備えている。本実施形態では、特許請求の範囲における一方向が下方に、他方向が上方に相当する。尚、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
レール1は、2本の平行なL字鋼からなる片側レール1a,1bを、その一方のフランジpを水平に、かつ他方のフランジqを外側にして対称に配設し、駐輪場の床面にアンカーボルト1dにより固定された枕木1cにアングル1eにて固設されている。
駐輪ラック2は、駐輪する自転車Aの前輪Fを収容する前輪収容部21と、自転車Aの後輪Rを収容する後輪収容部22とを備えている。
前輪収容部21は、図1に示すように、棒材を平面視で略U字に曲げ加工して形成し、上下2段に連結した枠部材21a,21bと、上方に開口するU字に形成された帯状部材からなり枠部材21bの両端から垂下する梃子受け部21cとを有している。枠部材21a,21bは、後方の開口部21dから導入した前輪Fを受け止めるように構成され、梃子受け部21cは、後述する梃子45の前端部が下降した際にこれを受け止めるよう構成されている。
後輪収容部22は、C型チャンネルからなり、その開放側を上にして前輪収容部21の開口部21dに溶接されている。後輪収容部22は、駐輪ラック2に駐輪する際には、自転車Aの前輪Fを後端開口22cから前端開口22dまで誘導するとともに、駐輪を完了した際には後輪Rを収容する。後輪収容部22の下壁には、後述するブレーキロッド41、及び梃子45後端のペダル突上げ部45cをそれぞれ挿通する貫通孔22a、22bが設けられている。
スライダー3は、図2に示すように、レールの延びる方向に垂直な断面が下方に開いた略コ字状をなすスライダー本体31と、駐輪ラック2を支える支柱32とを備えている。スライダー本体31は、上壁31aと、左右(図2の左右)一対の側壁31b,31bとを有し、側壁31bには、その下端を側壁31bに対し略45°の角度で上方かつ外側に折り曲げて設けた内車輪支持部31cとからなり、内車輪支持部31cには、左右2個ずつの内車輪5aが設けられ、側壁31bには、上端寄りに軸支された左右2個ずつの外車輪5bが設けられている。内車輪5aは、図2に示すように、片側レール1a,1bの内側の隅角線に沿って走行し、外車輪5bは、片側レール1a,1bの水平なフランジpの上面を走行する。
スライダー本体31は、上壁31aがレール1の対向する方向(以下「幅方向」、図2の左右方向)の中央でレールの延びる方向(図2の奥行き方向)に平行な割線31dで、左側部分3Aと右側部分3Bに分割可能に構成されている。スライダー本体31は、上壁31aの上面に連結板6をボルト7a,ナット7bで貼りあわせることで、左側部分3Aと右側部分3Bが連結されている。支柱32は、連結板6に溶接固定されている。
スライド防止機構4は、図2に示すように、ブレーキロッド41と、つるまきバネからなるブレーキロッド付勢手段42と、ブレーキロッド付勢手段42を保持するガイドブラケット43と、ブレーキロッド駆動ペダル44と、梃子45と、梃子45の前端部45aを上方へ付勢するつるまきバネからなる梃子付勢手段46とを備えている。
ブレーキロッド41は、ロッド部41bとロッド部41bの下端に設けられた樹脂製のパッドからなる押圧部41aと、ブレーキロッド付勢手段42を押し下げる押し下げ板41cとからなり、上端がブレーキロッド駆動ペダル44の裏面側にヒンジ等からなる可動継手41dにより揺動可能に連結されている。ロッド部41bは、後輪収容部22の下壁の貫通孔22aと、ガイドブラケット43に設けられた案内孔(不図示)、及びガイドブラケット43に保持されたつるまきバネからなるブレーキロッド付勢手段42に挿通されている。
梃子45は、帯板状をなし、その幅方向を上下方向に立てて、前輪収容部21、及び後輪収容部22の下を通って前後方向に延び、前後方向の中間部分で支柱32のスリット32aを貫通して、支軸32bにより揺動可能に軸支されている。梃子45の前端部45aは、やや先端が水平に近づくよう折れ曲がり、半円筒状の前輪受け部45bが載置されている。梃子45の後端部は、上方へ略鉛直に折れ曲ってペダル突上げ部45cを構成している。
ブレーキロッド駆動ペダル44は、後輪収容部22を構成するC型チャンネルの内幅よりやや幅の狭い長板状をなし、前端がヒンジ44aにより後輪収容部22の下壁上面(内面)に後端縁が上下に揺動するよう連結されている。ブレーキロッド駆動ペダル44は、後端に下方に傾斜して、自転車の車輪を後輪傾斜部へ持ち上げるよう案内するガイドスロープ44bを有している。
次に、駐輪装置100のスライド防止機構4の作用について説明する。図2は、空車状態における駐輪装置100を示している。駐輪装置100は、空車状態においては、図2に示すように、ブレーキロッド駆動ペダル44がブレーキロッド付勢手段42により上方に付勢されて上方位置に待機し、梃子45は、梃子付勢手段46により、前端部45aが持ち上げられ、後端のペダル突上げ部45cが下げられた待機姿勢に保持されている。
この状態から駐輪装置100に自転車を駐輪しようとして、図3に示すように、自転車Aの前輪Fがブレーキロッド駆動ペダル44の後端のガイドスロープ44bへ乗りかかると、前輪Fの自重により、ブレーキロッド駆動ペダル44は、押し下げ板41cを介してブレーキロッド付勢手段42を押し下げながら図3に破線で示した下方位置へ下降する。こうしてブレーキロッド41の押圧部41aは、レール1の片側レール1bに当接して、駐輪ラック2、及びスライダー3のスライドを防止する。
続けて、自転車Aの前輪Fが後輪収容部22を通過して、図4に示すように、前輪Fが前輪収容部21に収容され、前輪Fが前輪受け部45bに載置されると、梃子45の前端部45aが、前輪Fの重量により梃子付勢手段46の付勢力に抗して下降するとともに後端のペダル突上げ部45cが上昇し、ブレーキロッド駆動ペダル44を突上げる。
すると、ブレーキロッド駆動ペダル44は上方姿勢に復帰し、これとともにブレーキロッド41も上昇し、押圧部41aがレール1から離反して、駐輪ラック2、及びスライダー3がスライド可能となる。
次に、駐輪ラック2から自転車Aを降ろす際のスライド防止機構4の作用を説明する。自転車Aを駐輪ラック2に沿って後退させて前輪Fが前輪収容部21を脱出すると、スライド防止機構4は、再び図3に示す状態となる。即ち、梃子45の前端部45aが、図3に示すように、前輪Fの自重から解放されて梃子付勢手段46により上昇し、ペダル突上げ部45cが下降して待機姿勢へ復帰する。すると、ブレーキロッド駆動ペダルが下方位置に移動し、これに伴いブレーキロッド41が下方へ摺動して押圧部41aが、レール1に当接する。こうして、自転車Aが後輪収容部22に沿って後退する間、駐輪ラック2、及びスライダー3のレール1に対するスライドが防止される。
ここで、ブレーキロッド駆動ペダル44は、自転車Aの前輪F及び後輪Rを同時に載置可能な長さに、即ち、後輪Rがブレーキロッド駆動ペダル44のガイドスロープ44bから離脱する前に前輪Fが、ブレーキロッド駆動ペダル44の前端部に乗り上げるような長さに設定されており、これにより後輪Rがブレーキロッド駆動ペダル44を離れた後もブレーキロッド駆動ペダル44は前輪Fを介して自転車Aの自重を受けて下方姿勢に維持されるため、ブレーキロッド41は押圧部41aをレール1に当接させたままとなり、駐輪ラック2のスライドを継続して防止する。
しかる後、後輪Rに続けて前輪Fが後輪収容部22の後端開口22cから退出し、ガイドスロープ44bから離脱すると、ブレーキロッド駆動ペダル44は、自転車Aの自重から解放されてブレーキロッド付勢手段42の付勢力により上方姿勢へ復帰する。こうして、ブレーキロッド41の押圧部41aは、片側レール1bから離反し、駐輪ラック2は空車時にレール1に沿ってスライド可能となる。
次に、駐輪ラック2に前輪Fだけ載置して引き返す場合について説明する。まず、駐輪ラック2に自転車Aの前輪Fを載置すると、スライド防止機構4は、図3に示した状態となる。即ち、ブレーキロッド駆動ペダル44が下方姿勢に移行してブレーキロッド41が下方へ摺動し、押圧部41aが片側レール1bに当接する。こうして、駐輪ラック2、及びスライダー3のレール1に対するスライドが防止される。
このあと、駐輪を中止して自転車Aを後退させ、自転車Aの前輪Fがブレーキロッド駆動ペダル44のガイドスロープ44bから離脱すると、スライド防止機構4は、図3から図2に示した状態に戻る。即ち、図2に示すように、ブレーキロッド駆動ペダル44が上方姿勢に復帰してブレーキロッド41が上方へ復帰し、押圧部41aが片側レール1bから離反する。こうして、前輪Fだけを駐輪ラック2に載せた後駐輪を中止して自転車Aを引き返した場合も、空車状態の駐輪ラック2は、レール1に沿って摺動可能となる。また、このようにスライド防止機構4は図2の状態に復帰していることから、このあと、再度自転車Aを駐輪しようとした際も、上述の初めて自転車Aを駐輪しようとする際と同様に、駐輪途中においては、駐輪ラック2のスライドが防止される。
次に、駐輪ラック2やスライダー3を修理乃至交換等するために、スライダー3をレール1から取り外す手順について説明する。
スライダー3をレール1から取り外す際には、まず4組のボルト7a,ナット7bを取外し、スライダー本体31から連結板6、及び支柱32ごと駐輪ラック2をスライダー3から取り外す。そして、スライダー本体31の左側部分3Aと右側部分3Bの上壁31aを重ねるようにして両部分3A,3Bを近づけることで左右の内車輪5a,5aを片側レール1a,1bの間にかわし、片側レール1a,1bの間からスライダー3を抜き出す。こうすることで、他の駐輪ラック2をレールの端までずらして取り外すことなく、目的とする駐輪ラック2及びスライダー3のみ取り外すことができる。
(その他の実施形態)
本発明の駐輪装置は、上記の実施形態に限らず、例えば、ブレーキロッドは、鉛直方向に限らず、鉛直方向に対し傾斜させた方向に摺動するようにしてもよいし、水平方向に摺動するようにしてもよく、押圧部材はレールの上面ではなくレール側面や地面に当接させるようにしてもよい。各付勢手段はコイルばねに限らず各種のばねを用いることができ、ばねに限らず油圧、空気圧や錘を用いた付勢手段の他、公知の付勢手段を適宜用いることができる。
レールは、L字鋼に限らず、T型材やH型材、棒状、筒状部材等により構成してもよいし、2本に限らず1本でも3本以上の棒状部材により構成してもよく、管状又は棒状部材に限らず板状部材を板金加工により形成したものを用いることもできる。
レール1
片側レール1a,1b
駐輪ラック2
前輪収容部21
後輪収容部22
スライダー3
スライド防止機構4
ブレーキロッド41
ブレーキロッド付勢手段42
ブレーキロッド駆動ペダル44
前端部(一端)45a
突上げ部(他端)45c
梃子45
梃子付勢手段46
車輪5a,5b
自転車A
前輪F
後輪R

Claims (2)

  1. レールと、自転車を収容する駐輪ラックと、前記駐輪ラックを前記レールに沿ってスライドさせるスライダーと、前記駐輪ラックのスライドを防止するスライド防止機構とを備え、前記駐輪ラックが、前側の前輪収容部と、前記前輪収容部の後側に連続して前記前輪収容部まで駐輪する自転車の前輪を案内するとともにその後輪を収容する後輪収容部とを有し、前記スライド防止機構が、一方向と前記一方向と逆方向の他方向に摺動し前記一方向に摺動した際に先端が前記レール又は地面に当接するブレーキロッドと、前記ブレーキロッドを前記他方向に付勢するブレーキロッド付勢手段と、前記後輪収容部の上方において前記後輪収容部と別体に設けられ自転車の自重により下方位置へ移行することで前記ブレーキロッドを前記一方向へ摺動させるとともに自転車の自重が解除されると前記ブレーキロッド付勢手段により上方位置へ復帰して前記ブレーキロッドを前記他方向へ摺動させるブレーキロッド駆動ペダルとを有するスライド防止機構付駐輪装置であって、
    前記スライド防止機構は、
    前記前輪収容部に収容される自転車の前輪の自重により一端が下方位置へ下降するとともに他端が上昇するよう軸支されて前記他端により前記ブレーキロッド駆動ペダルを上方位置に持ち上げる梃子と、
    前記梃子の一端から自転車の荷重が開放されると前記一端を上方位置へ復帰させる梃子付勢手段と
    を有することを特徴とするスライド防止機構付駐輪装置。
  2. 前記レールは、平行に延びる一対の片側レールからなり、
    前記スライダーは、前記一対の片側レールの対向する方向の両側に前記片側レールへ下方から当接する車輪を有し、前記一対の片側レールの対向する方向について、2つに分離可能に構成されている請求項1に記載のスライド防止機構付駐輪装置。
JP2017173961A 2017-09-11 2017-09-11 スライド防止機構付駐輪装置 Expired - Fee Related JP6545231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173961A JP6545231B2 (ja) 2017-09-11 2017-09-11 スライド防止機構付駐輪装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173961A JP6545231B2 (ja) 2017-09-11 2017-09-11 スライド防止機構付駐輪装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019048562A JP2019048562A (ja) 2019-03-28
JP6545231B2 true JP6545231B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=65906195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017173961A Expired - Fee Related JP6545231B2 (ja) 2017-09-11 2017-09-11 スライド防止機構付駐輪装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6545231B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005022555A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Inaba Exterior:Kk 駐輪施設における自転車出し入れ時のラックのブレーキ装置
JP2006273085A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Makitekku:Kk 駐輪装置
JP2007203791A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Makitekku:Kk 駐輪装置
KR100908831B1 (ko) * 2009-04-07 2009-07-21 이윤희 자전거 주차장치
KR200456956Y1 (ko) * 2009-05-19 2011-11-30 이일영 자전거 주차장치의 주차대 클램핑장치
JP5204920B1 (ja) * 2012-11-19 2013-06-05 綜合駐輪株式会社 自転車駐輪装置
US9278721B2 (en) * 2013-07-03 2016-03-08 Ernst Blume System for holding in-line two wheeled vehicles
JP6161526B2 (ja) * 2013-12-03 2017-07-12 株式会社協同精工 スライド防止機構付駐輪装置
JP2016159900A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 信子 平井 スライド防止機構付駐輪装置
JP2017074937A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 信子 平井 スライド防止機構付駐輪装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019048562A (ja) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050189526A1 (en) Motorcycle lift
JP5109100B2 (ja) 貨物自動車用ステップ装置
JP2008290476A (ja) 駐輪装置
JP6237527B2 (ja) シート投入補助装置
JP6545231B2 (ja) スライド防止機構付駐輪装置
JP7097059B2 (ja) ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム
JP4859653B2 (ja) 鉄道作業車両用の伸縮レール装置
JP2016159900A (ja) スライド防止機構付駐輪装置
JP5202438B2 (ja) スライド格納装置
JP2010030383A (ja) 駐輪装置
JP2017074937A (ja) スライド防止機構付駐輪装置
JP6105924B2 (ja) 車両用昇降装置におけるプラットホームの延長装置
JP6161526B2 (ja) スライド防止機構付駐輪装置
JP6310518B2 (ja) シート下収納装置
JP2006015975A (ja) 駐輪装置
JP2008174214A (ja) 車両用のスライドコンソール
JP3230232U (ja) 小型電動車両
CN114291543B (zh) 一种钢丝卷的翻料装置
JP7287354B2 (ja) 車両
CN114538204B (zh) 一种转运钢丝卷的方法
JP2018024347A (ja) 車両に搭載される自転車用キャリア装置
JP2006290035A (ja) 二輪車固定装置
JP4493105B1 (ja) 駐輪装置
JP2020175855A (ja) バイク駐輪装置
JP2007307154A (ja) 自動車への車イス登り下り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6545231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees