JP7321020B2 - ルーフモールの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両のルーフパネルとサイドアウターパネルとの溶接部分に形成されたルーフモール装着溝へのルーフモールの取付構造に関する。
従来、図3に示すように、車両のルーフRでは、ルーフパネルR1とサイドアウターパネルR2の継ぎ目に形成されたルーフモール装着溝R3に、その上方からルーフモール50が装着されて、ルーフパネルR1とサイドアウターパネルR2の継ぎ目が隠されている(特許文献1)。
従来のルーフモール50は、図4に示すように、頭部51と、該頭部51の裏面(下面)から下方へ延設された脚部54と、該脚部54の下部から両側へ水平方向に張り出すように形成されたリップ57、59とを有し、頭部51と脚部54とリップ57、59が一体に形成された押出成形体からなる。
ルーフモール50は、脚部54及びリップ57、59がルーフモール装着溝R3に上方から挿入され、頭部51でルーフモール装着溝R3を覆う。
ルーフモールの頭部51は、ルーフモール装着溝R3を覆うことのできる幅からなり、耐候性及び耐傷付き性の高い樹脂からなる表面材52が層状に積層されることがある。
ルーフモールの脚部54は、前記頭部51の裏面に該頭部51よりも幅を狭くして形成されている。脚部54には、温度変化によるルーフモール50の伸縮を主として抑えるために金属製の芯材56が埋設されている。
ルーフモールのリップ57、59は、脚部54と同材質からなる基部57a、59aと弾性に富む材質からなる先端部57b、59bとよりなり、両リップ57、59の先端部57b、59bの先端間距離が、ルーフモール装着溝R3の縦壁R3a、R3b間の距離よりも大に形成され、ルーフモール装着溝R3に脚部54及びリップ57、59が挿入された際に、リップ57、59の先端部57b、59bがルーフモール装着溝R3の立壁R3a、R3bと接触して内側へ屈曲し、その屈曲に対する復元力で立壁R3a、R3bに圧接することで、ルーフモール50の浮き上がりを抑える。
図4のルーフモール装着溝R3は、対向する縦壁R3a、R3bが、ルーフモール装着溝R3内の底壁R3c側から上方へ向かって互いに他方の縦壁側へ傾斜している。そのため、ルーフモール装着溝R3にルーフモール50が装着された際に、脚部54の両側のリップ57、59がルーフモール装着溝R3の縦壁R3a、R3bと接触して大きく屈曲し、縦壁R3a、R3bに対する圧接力が大になってルーフモール50の浮き上がりを阻止することができる。
車両によっては、図5に示すルーフモール装着溝R4のように、対向する縦壁R4a、R4bの何れか一方、例えば縦壁R4aが略垂直(垂直を含む)に形成され、他方の縦壁R4b側へ傾斜していない場合がある。その場合、図4に示したルーフモール50のように脚部54の両側から水平方向へ張り出すように形成されたリップ57、59では、図5の略垂直な縦壁R4aと接するリップ57の先端部57aの屈曲が浅くなり、略垂直な縦壁R4aに対する圧接力が弱くなってルーフモール50が浮き上がり易くなる。
そこで、図5に示すルーフモール60のように、ルーフモール装着溝R4の略垂直な縦壁R4a側のリップ67が、底壁R4cへ近づくように、脚部64の両側のリップ67、69の全体を傾斜させたものがある。リップ67、69を傾斜させたルーフモール60は、略垂直な縦壁R4aと接して屈曲するリップ67の先端部67bの屈曲が大になり、それにより略垂直な縦壁R4aに対するリップ67の先端部67bの圧接力が大きくなってルーフモール60の浮き上がりを抑えることができる。符号61は頭部、62は表面材、64は脚部、66は芯材、67aはリップ67の基部、69aはリップ69の基部、69bはリップ69の先端部である。
特開2002-29329号公報
しかし、脚部64の両側のリップ67、69の全体を傾斜させたルーフモール60は、脚部64の両側のリップ67、69が直線状に位置するため、ルーフモール装着溝R4への挿入時に、脚部64の両側のリップ67、69に加わる力が、リップ67、69の基部側へ向かって互いにぶつかり合い、逃げ場がないことから、大きな挿入力が必要になる。
さらに、ルーフモール60は、リップ67、69の全体が傾斜しているため、略垂直な縦壁R4a側でリップ67の下方への変位量が大きくなる。その結果、ルーフモール装着溝R4の深さが充分ではない場合、ルーフモール60の装着時に、略垂直な縦壁R4a側でリップ67の先端が、ルーフモール装着溝R4の底壁R4cに衝突してルーフモール60を正しく装着できなくなるおそれがある。
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、ルーフモール装着溝内の対向する縦壁の一方が略垂直な場合に、ルーフモールの挿入に必要な力を小さくでき、かつルーフモール装着溝の深さを大にすることなく、ルーフモール装着溝に正しく装着できるルーフモールの取付構造の提供を目的とする。
第1の態様は、対向する一組の縦壁と底壁とを有し、前記対向する一組の縦壁のうち一方の縦壁が前記底壁に対して略垂直であり、他方の縦壁が前記底壁側から上方へ向かって前記略垂直の縦壁側へ傾斜したルーフモール装着溝に、頭部と該頭部の裏側に形成された脚部と該脚部の下部から両側へ張り出したリップとを有するルーフモールの前記脚部と前記リップが上方から挿入され、前記頭部で前記ルーフモール装着溝を覆い、前記リップが前記ルーフモール装着溝の前記縦壁に押されて屈曲し、前記縦壁に圧接して前記ルーフモールの浮き上がりを防ぐルーフモールの取付構造において、前記脚部の下部の両側の前記リップは、前記ルーフモール装着溝の前記底壁に対して略平行に張り出したリップ基部と、前記リップ基部の先端から前記ルーフモール装着溝の前記縦壁に向けて張り出したリップ先端部とよりなり、前記リップ先端部は、前記ルーフモール装着溝の前記縦壁で押された際の屈曲位置を中間に備え、前記リップ基部との境界から前記屈曲位置までが下向きに傾斜し、前記屈曲位置から前記リップ先端部の先端までが上向きに傾斜し、前記モール装着溝における前記略垂直の縦壁側の前記リップ先端部の前記屈曲位置が、他方の前記傾斜した縦壁側の前記リップ先端部の前記屈曲位置よりも下方に位置することを特徴とする。
第2の態様は、第1の態様において、前記モール装着溝の前記略垂直の縦壁に圧接した前記リップ先端部における先端から前記屈曲位置までの部分と、前記屈曲位置から前記リップ基部との境界までの部分との間の角度が90度未満であることを特徴とする。
第1の態様によれば、ルーフモールは、モール装着溝における略垂直の縦壁側のリップ先端部の屈曲位置が、他方の傾斜した縦壁側のリップ先端部の屈曲位置よりも下方に位置するため、ルーフモール装着溝へのルーフモール挿入時に、略垂直の縦壁側のリップ先端部の屈曲によってリップ先端部に加わる内向きの力と、他方の傾斜した縦壁側のリップ先端部の屈曲によってリップ先端部に加わる内向きの力が、一直線状に向き合わないで上下にずれることになり、ルーフモールの挿入に必要な力を小さくできる。
また、第1の態様によれば、ルーフモールのリップは全体を傾斜させたのではなく、リップ基部をルーフモール装着溝の底壁に対して略平行にし、リップ先端部の一部を下向きに傾斜させたため、リップの下方への変位量が少なくなる。その結果、ルーフモール装着溝の深さを大にすることなく、ルーフモール装着溝にルーフモールを正しく装着できるようになる。
第2の態様によれば、ルーフモール装着溝の略垂直の縦壁に圧接したリップ先端部において、その先端から屈曲位置までの部分と、前記屈曲位置からリップ基部との境界までの部分との間の角度が90度未満であるため、リップ先端部の屈曲に対する復元力が大になって、略垂直の縦壁に対するリップ先端部の圧接力が大きくなることからルーフモールが浮き上がり難くなる。
実施例のルーフモールの断面図である。 実施例のルーフモールの取付状態を示す断面図である。 従来のルーフモールが取り付けられた自動車の一部を示す斜視図である。 図3の4-4断面図である。 従来の他のルーフモールの取付状態を示す断面図である。
以下、本発明における実施例について図面を用いて説明する。図1に示すルーフモール10は、対向する一組の縦壁R4a、R4bのうち一方の縦壁R4aが底壁R4cに対して略垂直であり、他方の縦壁R4bが底壁R4c側から上方へ向かって前記略垂直の縦壁R4a側へ傾斜したルーフモール装着溝R4に、上方から挿入されて取り付けられるものである。
ルーフモール10は、頭部11と、頭部の裏側から下方へ形成された脚部13と、脚部13の下部から両側(両外側)へ張り出したリップ15、17とを有する押出成形体からなる。
頭部11は、ルーフ装着溝R4の開口を塞ぐことのできる幅からなり、ルーフモール10がルーフモール装着溝R4に取り付けられた際に、ルーフモール装着溝R4の内部を隠蔽する。頭部11を構成する樹脂は、ポリオレフィン系樹脂などの適宜の樹脂とされる。
頭部11の表面は表面材12で覆われている。表面材12は、ポリオレフィン系樹脂等、適宜の樹脂とされるが、少なくともルーフモールの他部よりも耐候性及び耐傷付き性の高い性質の樹脂が好ましい。なお、表面材12が頭部11の表面に設けられないルーフモールもある。
脚部13は、頭部11の幅より狭く、かつルーフモール装着溝R4に挿入可能な幅からなり、ルーフモール10の長さ方向に沿って設けられている。図示の例の脚部13は、頭部11の裏面(下面)において頭部11の幅方向中央位置に設けられている。脚部13を構成する樹脂は、ポリオレフィン系樹脂などの適宜の樹脂とされる。図示の例では、脚部13と頭部11は連続して一体に形成されている。
脚部13には、ルーフモール10の長さ方向に沿って芯材14が、温度変化によるルーフモール10の伸縮及びその伸縮による反りなどを抑えるために埋設されている。芯材14は、鉄などの棒状あるいは帯状の金属からなる。芯材14の脚部13内における位置は、頭部11に接近し過ぎると、頭部11の表面に凹凸を生じ易くなるために頭部11から遠い位置がよく、また、温度変化によるルーフモール10の伸縮及びその伸縮による反りを効率よく抑えるには、ルーフモール10の断面における重心位置付近がよく、それらを考慮して最適位置が決定される。
リップ15、17は、リップ基部15a、17aと、リップ先端部15b、17bとで構成されている。リップ15、17の先端間距離(長さ)は、ルーフモール装着溝R4内の溝幅よりも大にされている。
リップ基部15a、17aは、脚部13の下部からリップ15、17の中間付近までの部分であり、ルーフ装着溝R4の底壁R4cに対して略平行(平行を含む)に形成されている。リップ基部15a、17aを構成する樹脂は、オレフィン系樹脂等適宜の樹脂とされる。図示の例では、リップ基部15a、17aと、脚部13は連続して一体に形成されている。両側のリップ基部15a、17aの先端間の距離Xは、ルーフモール装着溝R4の開口幅Xよりも小にされている。それにより、ルーフモール10をルーフモール装着溝R4に上方から挿入する際に、リップ基部15a、17aがルーフモール装着溝R4の縦壁R4a、R4bに衝突することがなく、ルーフモール10の挿入圧力が高くなるのを防ぐことができる。
リップ先端部15b、17bは、リップ基部15a、17aの先端からリップ15、17の先端までの部分であり、ルーフモール装着溝R4の縦壁R4a、R4bに向けて張り出している。リップ先端部15b、17bは、ルーフモール装着溝R4の縦壁R4a、R4bで押された際の屈曲位置15c、17cを中間に備え、リップ基部15a、17aとの境界から屈曲位置15c、17cまでの部分15d、17dが下向きに傾斜した部分であり、また、前記屈曲位置15c、17cからリップ先端部15b、17bの先端までの部分15e、17eが上向きに傾斜した部分である。
一方のリップ先端部15bの屈曲位置15cと、他方のリップ先端部17bの屈曲位置17cとは、モール装着溝R4における略垂直の縦壁R4aと接することになるリップ先端部15b(すなわち略垂直の縦壁側のリップ先端部15b)の屈曲位置15cが、他方の傾斜した縦壁R4bと接することになるリップ先端部17b(すなわち、傾斜した縦壁側のリップ先端部17b)の屈曲位置17cよりも下方に位置している。符号yは、略垂直の縦壁側のリップ先端部15bの屈曲位置15cと、傾斜した縦壁側のリップ先端部17bの屈曲位置17cとの上下位置の差を示す。また、略垂直の縦壁側のリップ先端部15bの屈曲位置15cと、傾斜した縦壁側のリップ先端部17bの屈曲位置17cとの距離Xは、ルーフモール装着溝R4の開口幅Xよりも小にされている。それにより、ルーフモール10をルーフモール装着溝R4に上方から挿入する際に、リップ先端部15b、17bは屈曲位置15c、17cよりも先端側でルーフモール装着溝R4の縦壁R4a、R4bに接することになり、ルーフモール10の挿入圧力が高くなるのを防ぐことができる。
リップ先端部15b、17bを構成する樹脂は、リップ基部15a、17aよりも柔軟な材質からなり、ポリオレフィン系樹脂等適宜の樹脂とされる。
ルーフモール10の取り付けについて説明する。ルーフモール10は、ルーフモール装着溝R4に、その上方から脚部13及びリップ15、17が挿入される。その際、ルーフモール10の略垂直の縦壁側のリップ15は、リップ先端部15bの屈曲位置15cよりも先端側が、ルーフモール装着溝R4の略垂直の縦壁R4aと接触して内側へ屈曲しながら、ルーフモール装着溝R4内に挿入される。また、ルーフモール10の傾斜した縦壁側のリップ17は、リップ先端部17bの屈曲位置17cよりも先端側が、ルーフモール装着溝R4の傾斜した縦壁R4bと接触して内側へ屈曲しながら、ルーフモール装着溝R4内に挿入される。
リップ先端部15b、17bの屈曲により、リップ先端部15b、17bの屈曲位置15c、17cには、リップ基部15a、17aへ向かう内向きの力が働く。リップ先端部15b、17bの屈曲時、略垂直の縦壁側のリップ15におけるリップ先端部15bの屈曲位置15cが、傾斜した縦壁側のリップ17におけるリップ先端部17bの屈曲位置17cよりも下方に位置するため、リップ先端部15b、17bの屈曲によって生じるリップ基部15a、17aへ向かう内向きの力は、上下に位置がずれる。その結果、リップ基部15a、17aへ向かう内向きの力が互いにぶつかり合うことがなく、ルーフモール10をルーフモール装着溝R4へ挿入する際の挿入圧を小さくすることができる。
図2に示すように、ルーフモール装着溝R4に挿入されたルーフモール10は、略垂直の縦壁R4a側では、リップ先端部15bの先端側が、略垂直の縦壁R4aと接触して、屈曲位置15cから先端までの部分15eが内側へ屈曲した状態になる。リップ先端部15bは、リップ基部15aとの境界から屈曲位置15cまでの部分15dが下向きに傾斜しているため、リップ先端部15bの先端から屈曲位置15cまでの部分15eの屈曲程度が大きくなり、その屈曲に対する復元力が大になって略垂直の縦壁R4aに強く圧接し、略垂直の縦壁R4a側でルーフモール10の浮き上がりを防ぐことができる。
さらに、リップ先端部15bにおける先端から屈曲位置15cまでの部分15eと、屈曲位置15cからリップ基部15aとの境界までの部分15dとの間の角度αが90度未満となるように、リップ先端部15bの先端から屈曲位置15cまでの長さ、及び略垂直の縦壁R4aと屈曲位置15cの間隔等を設定しておくことにより、リップ先端部15bの先端側の屈曲に対する復元力が大きくなり、リップ先端部15bの先端側が略垂直の縦壁R4aに強く圧接し、ルーフモール10の浮き上がりをより効果的に防ぐことができる。
ルーフモール装着溝R4における他方の傾斜した縦壁R4b側では、リップ先端部17bの先端側が、傾斜した縦壁R4bと接触し、屈曲位置17cから先端までの部分17eが内側へ屈曲した状態になる。傾斜した縦壁R4bは、底壁R4cから上方へ向けて一方の略垂直の縦壁R4aへ向けて傾斜しているため、リップ先端部17bの先端から屈曲位置17cまでの部分17eの屈曲程度が大きくなり、その屈曲に対する復元力が大になって、リップ先端部17bの先端側が傾斜した縦壁R4bに強く圧接し、傾斜した縦壁R4b側でルーフモール10の浮き上がりを防ぐことができる。
さらに、リップ先端部17bは、リップ基部17aとの境界から屈曲位置17cまでの部分17dが下向きに傾斜しているため、リップ先端部17bの先端から屈曲位置17cまでの部分17eの屈曲程度が一層大きくなり、その屈曲に対する復元力も更に大になって、傾斜した縦壁R4baに強く圧接する。それによって、傾斜した縦壁R4b側でルーフモール10の浮き上がりをより効果的に防ぐことができる。
また、ルーフモール10は、リップ15、17の全体を傾斜させたのではなく、リップの基部15a、17aをルーフモール装着溝R4の底壁R4cに対して略平行にし、リップの先端部15b、17bの一部を下向きに傾斜させたため、リップ15、17の下方への変位量が少なくなり、ルーフモール装着溝R4の深さが大でなくても、リップの先端部15b、17bが底壁R4cに衝突しなくなり、ルーフモール装着溝R4にルーフモール10を正しく装着できるようになる。
前記のように、本発明によれば、ルーフモール装着溝内の対向する縦壁の一方が略垂直な場合に、ルーフモールの挿入に必要な力を小さくでき、かつルーフモール装着溝の深さを大にすることなく、ルーフモール装着溝に正しく装着できる。
10 ルーフモール
11 頭部
12 表面材
13 脚部
14 芯材
15 略垂直の縦壁側のリップ
15a 略垂直の縦壁側のリップ基部
15b 略垂直の縦壁側のリップ先端部
15c 略垂直の縦壁側のリップ先端部の屈曲位置
17 傾斜した縦壁側のリップ
17a 傾斜した縦壁側のリップ基部
17b 傾斜した縦壁側のリップ先端部
17c 傾斜した縦壁側のリップ先端部の屈曲位置
R4 ルーフモール装着溝
R4a 略垂直の縦壁
R4b 傾斜した縦壁
R4c 底壁

Claims (3)

  1. 対向する一組の縦壁と底壁とを有し、前記対向する一組の縦壁のうち一方の縦壁が前記底壁に対して略垂直であり、他方の縦壁が前記底壁側から上方へ向かって前記略垂直の縦壁側へ傾斜したルーフモール装着溝に、頭部と該頭部の裏側に形成された脚部と該脚部の下部から両側へ張り出したリップとを有するルーフモールの前記脚部と前記リップが上方から挿入され、前記頭部で前記ルーフモール装着溝を覆い、前記リップが前記ルーフモール装着溝の前記縦壁に押されて屈曲し、前記縦壁に圧接して前記ルーフモールの浮き上がりを防ぐルーフモールの取付構造において、
    前記脚部の下部の両側の前記リップは、前記ルーフモール装着溝の前記底壁に対して略平行に張り出したリップ基部と、前記リップ基部の先端から前記ルーフモール装着溝の前記縦壁に向けて張り出したリップ先端部とよりなり、
    前記リップ先端部は、前記ルーフモール装着溝の前記縦壁で押された際の屈曲位置を中間に備え、前記リップ基部との境界から前記屈曲位置までの上面及び下面が下向きに傾斜し、前記屈曲位置から前記リップ先端部の先端までが上向きに傾斜し、
    前記ルーフモール装着溝における前記略垂直の縦壁側の前記リップ先端部の前記屈曲位置が、他方の前記傾斜した縦壁側の前記リップ先端部の前記屈曲位置よりも下方に位置することを特徴とするルーフモールの取付構造。
  2. 前記リップ先端部は、前記略垂直の縦壁側および他方の前記傾斜した縦壁側の両方が前記境界から前記屈曲位置までの寸法より前記屈曲位置から前記リップ先端部の先端までの寸法が大きい請求項1に記載のルーフモールの取付構造。
  3. 前記脚部には帯状の芯材が埋設され、該ルーフモールの断面において前記頭部と平行に配置されている請求項1または2に記載のルーフモールの取付構造。
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