JP7277261B2 - ウェザーストリップの取付構造およびウェザーストリップ - Google Patents
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Description
図1に示すように、ラジエータグリル10と、エンジンフード30と、ウェザーストリップ50とで、本実施形態に係るウェザーストリップ50の取付構造が形成される。ラジエータグリル10は、車両1のエンジンルームに走行風を取り入れるための部材であり、車両1の車体2に取り付けられている。エンジンフード30は、前記のエンジンルームをカバーするための部材であり、車体2に開閉可能に設けられている。ウェザーストリップ50は、エンジンフード30に弾接してラジエータグリル10とエンジンフード30との間をシールする部材であり、ラジエータグリル10に取り付けられている。
図2および図3に示すように、ラジエータグリル10は、グリル本体11と、グリル外側部材17とを備えている。グリル本体11と、グリル外側部材17とは、テープTPにより繋ぎ合わされている。また、グリル本体11と、グリル外側部材17との間には、テープTPの厚さに対応した凹溝20が形成されている。凹溝20の上下方向の幅は、テープTPの厚さに依存する。例えば、テープTPの厚さが1mm程度である場合、凹溝20の上下方向の幅も1mm程度となる。
図2および図3に示すように、ウェザーストリップ50は、底壁51と、前側壁55と、後側壁52と、シール壁53と、突出部54と、傾斜壁56と、を備えている。底壁51は、ラジエータグリル10の取付底壁12に取り付けられる部分である。
前側壁55には、厚肉部57が形成されている。厚肉部57は、厚さがシール壁53よりも厚くなるように形成されているため、シール壁53よりも剛性および反発力が大きくなる。したがって、エンジンフード30のオーバーストローク状態において、シール壁53が大きく撓んだ場合でも厚肉部57は撓みにくくなり、ウェザーストリップ50全体が潰れたような状態になることを回避できる。また、ウェザーストリップ50が大きく撓んだ場合でも、厚肉部57が形成される前側壁55の撓みは空間S1内に収まる程度に抑えられる(図3参照)。
10 ラジエータグリル
12 取付底壁
13 取付縦壁
14 下側突起
18 上側突起
30 エンジンフード
50 ウェザーストリップ
51 底壁
52 後側壁
53 シール壁
54 突出部
55 前側壁
56 傾斜壁
57 厚肉部
S1 空間
Claims (7)
- 車体に取り付けられたラジエータグリルに取り付けられ、前記車体に開閉可能に設けられたエンジンフードに弾接してシールするウェザーストリップの取付構造であって、
前記ラジエータグリルは、
前記ウェザーストリップが取り付けられる取付底壁と、
前記取付底壁の前端部から上側に延伸する取付縦壁と、
前記取付縦壁の後側面から後側に突出する下側突起と、を備えており、
前記ウェザーストリップは、
前記取付底壁に取り付けられる底壁と、
前記底壁の前端部から上側に延伸する前側壁と、
前記底壁の後端部から上側に延伸する後側壁と、
前記前側壁の上端部および前記後側壁の上端部を連結し、前記エンジンフードの端部に弾接するシール壁と、を備えており、
前記前側壁と前記シール壁との間には、前側に突出し、前記エンジンフードの開状態および閉状態において前記下側突起に当接する突出部が形成されており、
前記前側壁には、前記シール壁よりも厚い厚肉部が形成されており、
前記突出部よりも下側には、前記取付縦壁と前記前側壁との間に空間が形成されており、
前記厚肉部は、
前記前側壁における上端位置が、
前記下側突起における前記突出部と弾接する先端の配置位置よりも下側であるとともに、
前記エンジンフードが前記閉状態よりも深く前記車体の内側に沈み込んだ状態における、前記エンジンフードの前記端部の配置位置よりも上側であり、
前記突出部と前記前側壁との間には、下側に向かうにつれて、後側に傾斜するように延伸する傾斜壁が形成されていることを特徴とする、ウェザーストリップの取付構造。 - 車体に取り付けられたラジエータグリルに取り付けられ、前記車体に開閉可能に設けられたエンジンフードに弾接してシールするウェザーストリップの取付構造であって、
前記ラジエータグリルは、
前記ウェザーストリップが取り付けられる取付底壁と、
前記取付底壁の前端部から上側に延伸する取付縦壁と、
前記取付縦壁の後側面から後側に突出する下側突起と、を備えており、
前記ウェザーストリップは、
前記取付底壁に取り付けられる底壁と、
前記底壁の前端部から上側に延伸する前側壁と、
前記底壁の後端部から上側に延伸する後側壁と、
前記前側壁の上端部および前記後側壁の上端部を連結し、前記エンジンフードの端部に弾接するシール壁と、を備えており、
前記前側壁と前記シール壁との間には、前側に突出し、前記エンジンフードの開状態および閉状態において前記下側突起に当接する突出部が形成されており、
前記前側壁には、前記シール壁よりも厚い厚肉部が形成されており、
前記突出部よりも下側には、前記取付縦壁と前記前側壁との間に空間が形成されており、
前記取付縦壁は、前記下側突起の上側に形成され、該取付縦壁の後側の面から後側に突出する上側突起をさらに有することを特徴とする、ウェザーストリップの取付構造。 - 前記厚肉部は、下側に向かうにつれて、後側面の位置がより後側となるように厚くなっていくことを特徴とする、請求項1または2に記載のウェザーストリップの取付構造。
- 前記取付縦壁の後側の面は、前記下側突起の下側において、前側に向かって窪んだ凹形状になっていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載のウェザーストリップの取付構造。
- 前記上側突起の後端は、前記下側突起の後端よりも前側に配置されることを特徴とする、請求項2に記載のウェザーストリップの取付構造。
- 前記ウェザーストリップは、単一の材料により形成されていることを特徴とする、請求項1から5の何れか1項に記載のウェザーストリップの取付構造。
- 車体に取り付けられたラジエータグリルに取り付けられ、前記車体に開閉可能に設けられたエンジンフードに弾接してシールするウェザーストリップであって、
前記ラジエータグリルは、
前記ウェザーストリップが取り付けられる取付底壁と、
前記取付底壁の前端部から上側に延伸する取付縦壁と、
前記取付縦壁の後側面から後側に突出する下側突起と、を有しており、
前記ウェザーストリップは、
前記取付底壁に取り付けられる底壁と、
前記底壁の前端部から上側に延伸する前側壁と、
前記底壁の後端部から上側に延伸する後側壁と、
前記前側壁の上端部および前記後側壁の上端部を連結し、前記エンジンフードの端部に弾接するシール壁と、を備えており、
前記前側壁と前記シール壁との間には、前側に突出し、前記エンジンフードの開状態および閉状態において前記下側突起に当接する突出部が形成されており、
前記前側壁には、前記シール壁よりも厚い厚肉部が形成されており、
前記突出部よりも下側には、前記取付縦壁と前記前側壁との間に空間が形成されており、
前記厚肉部は、
前記前側壁における上端位置が、
前記下側突起における前記突出部と弾接する先端の配置位置よりも下側であるとともに、
前記エンジンフードが前記閉状態よりも深く前記車体の内側に沈み込んだ状態における、前記エンジンフードの前記端部の配置位置よりも上側であり、
前記突出部と前記前側壁との間には、下側に向かうにつれて、後側に傾斜するように延伸する傾斜壁が形成されていることを特徴とする、ウェザーストリップ。
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JP2019103843A JP7277261B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | ウェザーストリップの取付構造およびウェザーストリップ |
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JP2020196348A JP2020196348A (ja) | 2020-12-10 |
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ID=73648712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019103843A Active JP7277261B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | ウェザーストリップの取付構造およびウェザーストリップ |
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---|---|---|---|---|
JP2003025931A (ja) | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車用ウエザーストリップ |
JP2005280491A (ja) | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウェザーストリップ |
JP2007038988A (ja) | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | ウエザストリップ |
JP2009234441A (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | ラジエータグリル用ウエザストリップの取付構造 |
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- 2019-06-03 JP JP2019103843A patent/JP7277261B2/ja active Active
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