JP7315103B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フォームドミルクの泡レベルとスチームミルクの温度とを適切かつ柔軟に個別制御することができる飲料供給装置に関する。
従来、例えばコンビニエンスストア等の店舗には、コーヒーマシン等の飲料供給装置が設置されている。飲料供給装置は、利用者により飲料が選択された場合に、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理等を行って飲料を生成し、飲料供給部に配置されたカップに対して、該飲料供給部を構成するノズルより飲料を吐出して供給するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-274767号公報
ところで、飲料供給装置が供給する飲料には、ミルクが含まれたコーヒー飲料であるカフェオレ、カフェラテ、カプチーノなどが含まれる。カフェオレはコーヒーにミルクを入れたものであり、カフェラテは、濃いコーヒー(エスプレッソ)に、蒸気で温めたミルクである液状のスチームミルクを入れたものであり、カプチーノは、エスプレッソに、スチームミルクと、蒸気及び空気によりミルクを泡立てた泡状のフォームドミルクとを入れたものである。なお、カフェラテには、スチームミルクのみでなく、スチームミルクの1割程度のフォームドミルクを入れたものもある。すなわち、カフェラテやカプチーノには、スチームミルク及びフォームドミルクを加える必要がある。
しかしながら、従来の飲料供給装置では、フォームドミルク及びスチームミルクを生成する場合、空気の供給有無で切り替えられ、いずれも同じ吐出速度でミルクが供給されていた。すなわち、フォームドミルクは、ミルクに蒸気及び空気を混合して生成され、スチームミルクは、空気の供給をせずにミルクに蒸気のみを混合して生成されるが、いずれもミルクの吐出速度が同じであったため、フォームドミルクの泡の細かさである泡レベルが低いという課題があった。ここで、ミルクの吐出速度を速くすると、泡レベルの高いフォームドミルクが生成されるが、逆に、ミルクの吐出速度が速いため、スチームミルクの温度が低くなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、フォームドミルクの泡レベルとスチームミルクの温度とを適切かつ柔軟に個別制御することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、蒸気タンクから蒸気を供給する蒸気供給部と、エアポンプにより空気を供給する空気供給部と、ミルクタンクからミルク供給用ポンプによりミルクを供給するミルク供給部と、前記ミルクに前記蒸気及び前記空気又は前記蒸気を混合する混合部と、前記ミルクを前記カップに供給するミルク生成期間を複数の期間に分け、各期間を前記ミルク供給部から供給されるミルクに前記蒸気及び前記空気を混合してミルクを泡立てたフォームドミルクを生成する1以上のフォームドミルク生成期間と前記ミルク供給部から供給されるミルクに前記蒸気を混合してミルクを温めたスチームミルクを生成する1以上のスチームミルク生成期間とに割り当て、前記1以上のフォームドミルク生成期間及び前記1以上のスチームミルク生成期間における前記ミルク供給用ポンプによる単位ミルク供給量及び前記フォームドミルク生成期間における前記エアポンプによる単位空気供給量をそれぞれ可変に設定制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記1以上のフォームドミルク生成期間及び前記1以上のスチームミルク生成期間の各期間を可変に設定制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記ミルク供給用ポンプによるミルク吐出速度を可変に設定制御することにより、前記単位ミルク供給量を可変に設定制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記ミルク供給用ポンプは、チューブポンプであり、前記単位ミルク供給量は、前記チューブポンプの回転速度により決定されることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記エアポンプのエア吐出速度を可変に設定制御することにより、前記単位空気供給量を可変に設定制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記エアポンプは、複数であり、前記制御部は、前記エアポンプの起動個数を可変に設定制御することにより、前記単位空気供給量を可変に設定制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記1以上のフォームドミルク生成期間における単位ミルク供給量を、前記スチームミルク生成期間における単位ミルク供給量よりも多くすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記1以上のフォームドミルク生成期間の単位ミルク供給量は、泡の細かさのレベルに応じた単位ミルク供給量であることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記1以上のフォームドミルク生成期間は、泡の生成量に応じて設定される期間であることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記1以上のフォームドミルク生成期間における単位空気供給量は、泡の生成量に応じて設定される単位空気供給量であることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記1以上のフォームドミルク生成期間は、少なくとも1つの前記スチームミルク生成期間の後に割り当てられることを特徴とする。
本発明によれば、フォームドミルクの泡レベルとスチームミルクの温度とを適切かつ柔軟に個別制御することができる。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示した飲料供給装置の制御系の構成を模式的に示すブロック図である。 図3は、制御部による飲料供給制御処理手順を示すフローチャートである。 図4は、飲料生成部内のミルク生成部の回路構成を示す図である。 図5は、ミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。 図6は、本変形例1によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。 図7は、本変形例2によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。 図8は、本変形例3によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。 図9は、本変形例4によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。 図10は、本変形例5によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。 図11は、カップの底から泡の上端までの全体高さと泡高さとを説明する説明図である。 図12は、本変形例6によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置1の外観構成を示す斜視図である。また、図2は、飲料供給装置1の制御系の構成を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する飲料供給装置1は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシンであり、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行って、容器である有底円筒状のカップCに、例えばカフェラテ等の乳飲料を含んだコーヒー飲料を供給するものである。
飲料供給装置1は、本体キャビネット10及び前面扉20を備えている。本体キャビネット10は、前面が開口した略直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット10の内部には、飲料(例えばカフェラテ)を生成する飲料生成部11が設けてある。
前面扉20は、本体キャビネット10の前面の開口を閉塞するのに十分な大きさを有する扉体である。この前面扉20は、本体キャビネット10の前方側の一側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けてあり、本体キャビネット10の前面の開口を開閉することが可能である。
前面扉20は、前面が接客面を構成しており、表示部21、飲料供給部22及び開閉扉22aが設けてある。表示部21は、例えば液晶タッチパネルで構成されており、各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能な入力部21aを有している。
飲料供給部22は、表示部21の下方側に凹部を設けることにより構成してある。この飲料供給部22は、ノズルユニット23及びステージ24を有する。ノズルユニット23は、飲料生成部11で生成された飲料を下方に向けて吐出するものである。ノズルユニット23は、ノズル23a,23bを有し(図4参照)、ノズル23aは、ミルクを吐出するものであり、ノズル23bは、コーヒーを吐出するものである。ステージ24は、ノズル23a,23bの下方域に設けてある。ステージ24は、カップCを載置させる載置部であり、円弧状のストッパ24aが設けてある。また、ステージ24には、ノズルユニット23から吐出されてカップCに供給されなかった飲料を通過させる複数の通過孔が形成されており、その下方には飲料を貯留するためのトレイ(図示せず)が設けてある。
開閉扉22aは、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、飲料供給部22の入口27を覆うのに十分な大きさを有している。開閉扉22aは、左側端部が前面扉20に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉22aは、飲料供給部22に近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料供給部22に近接する態様で後方に揺動する場合に飲料供給部22の入口27を閉成させることが可能であり、飲料供給部22から離隔する態様で前方に揺動する場合に入口27を開成させることが可能である。
図2に示すように、飲料供給装置1は、カップ検出部31、投光部32、撮像部33、扉開閉検知部35、扉開閉ロック機構36及び制御部40を備える。
カップ検出部31は、例えば光センサ等により構成されるもので、飲料供給部22におけるカップCの配置の有無、すなわちステージ24にカップCが載置されたか否かを検出するものである。カップ検出部31は、カップCの有無の検出結果を制御部40に与える。
投光部32は、飲料供給部22における左方の側壁及び右方の側壁に設けてある。投光部32は、例えばLEDであり、ステージ24に載置されたカップCの表面に対して光照射を行う。投光部32は、カップCの上部周面に対して斜め上方から光を照射することができるように、それぞれ側壁の上方部に設けてある。
撮像部33は、飲料供給部22における左方の側壁の下部に設けられ、カップCを含む画像を取得する。
扉開閉検知部35は、飲料供給部22の入口27の近傍に設けてあり、例えば光センサ等で構成してある。この扉開閉検知部35は、開閉扉22aによる入口27の開閉を検知するものであり、より詳細には、入口27が閉成、すなわち開閉扉22aが閉となるか否かを検知するものである。扉開閉検知部35は、開閉扉22aが閉となるか否かの検知結果を制御部40に与える。
扉開閉ロック機構36は、飲料供給部22の入口27の近傍に設けてある。この扉開閉ロック機構36は、入口27を閉成する開閉扉22aが閉となる状態を保持させて該開閉扉22aが前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、該開閉扉22aが前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。扉開閉ロック機構36の切り替えは、制御部40からの指令に応じて行われる。
制御部40は、飲料生成部11、表示部21、カップ検出部31、投光部32、撮像部33、扉開閉検知部35、扉開閉ロック機構36を接続し、記憶部41に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。
制御部40は、装置全体を制御する制御部であり、判定部40a及び飲料供給制御部40bを有する。判定部40aは、撮像部33が取得した撮像画像におけるカップCの色情報をもとにカップCの色を判定する。
飲料供給制御部40bは、判定部40aによって判定されたカップの色に対応する飲料を生成し、カップCに供給する制御を行う。カップの色に対応する飲料には、上記のように、コーヒー、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノがある。なお、カップの色には、ミルク(ホットミルク)のみを示すものであってもよい。
飲料生成部11は、コーヒー抽出部11a及びミルク生成部11bを有する。コーヒー抽出部11aは、抽出機の抽出シリンダ内に、コーヒー豆などの粉砕された原料と湯とを投入し、ペーパーフィルタ上で攪拌した後に、抽出シリンダの上面開口をシリンダヘッドで閉成して加圧し、ペーパーフィルタを介してコーヒーなどの飲料を抽出し、ノズル23bから吐出する。ミルク生成部11bは、必要に応じて、ミルクタンクから供給されるミルクに蒸気及び空気を混合してミルクが泡立てられたフォームドミルクを生成し、さらに、ミルクタンクから供給されるミルクに蒸気を混合してミルクが温められたスチームミルクを生成し、ノズル23aから吐出する。この際、飲料供給制御部40bは、フォームドミルク生成期間におけるミルク吐出速度を、スチームミルク生成期間におけるミルク吐出速度よりも速くするようにしている。ミルク生成部11bの詳細については後述する。
<飲料供給制御処理>
次に、図3に示したフローチャートを参照して制御部40による飲料供給制御処理手順について説明する。
図3に示すように、制御部40は、まず、カップ検出部31によりカップCが飲料供給部22に有ると検出されたか否かを判断する(ステップS101)。すなわち、カップ検出部31は、カップCがステージ24に載置されたか否かを検出する。
カップCが有ると検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部40は、扉開閉検知部35の検知結果をもとに、開閉扉22aが閉であるか否かを判断する(ステップS102)。開閉扉22aが閉でない場合(ステップS102:No)には、ステップS102の判断処理を繰り返す。
一方、制御部40は、開閉扉22aが閉である場合(ステップS102:Yes)には、投光部32によるカップCの表面への投光を行って、撮像部33にカップCを含む撮像画像の取得を指示して撮像画像を取得し、撮像画像内の色情報をもとにカップCの色判定を行う(ステップS103)。
その後、判定部40aは、判定された色に対応するカップCの飲料の種類を判定する(ステップS104)。例えば、カップCの色が茶色である場合、カフェラテであると判定し、カップCの色が白色である場合、ブレンドコーヒーであると判定し、カップCの色が紺色である場合、プレミアムコーヒーであると判定する。
その後、制御部40は、表示部21に対して、判定したカップCに供給する飲料の表示と、確認の文言が表示された入力部21aのタッチを案内する案内表示を行う(ステップS105)。
その後、制御部40は、入力部21aがタッチされたか否かを判断する(ステップS106)。入力部21aがタッチされない場合(ステップS106:No)、制御部40は、ステップS106の判断処理を繰り返す。一方、入力部21aがタッチされた場合(ステップS106:Yes)、制御部40は、扉開閉ロック機構36を用いて開閉扉22aを閉状態にロックし(ステップS107)、飲料生成部11に対して、供給する飲料の生成及び供給の処理を行わせる(ステップS108)。
その後、制御部40は、飲料生成部11による飲料供給が終了したか否かを判断する(ステップS109)。飲料供給が終了していない場合(ステップS109:No)には、制御部40は、ステップS108に戻って飲料の生成及び供給の処理を続行する。
一方、飲料供給が終了した場合(ステップS109:Yes)には、制御部40は、扉開閉ロック機構36による開閉扉22aの閉状態のロックを解除し(ステップS110)、本処理を終了する。なお、上記の処理は所定期間ごとに繰り返し行う。
<ミルク生成部の回路構成>
図4は、飲料生成部11内のミルク生成部11bの回路構成を示す図である。図4に示すように、ミルク生成部11bは、蒸気供給部51、空気供給部52、ミルク供給部53、及び、混合部としてのT型のジョイントJ2を有する。
蒸気供給部51は、蒸気タンク51a、ヒータ51b及び蒸気弁51cを有する。蒸気タンク51aは、ヒータ51bの加熱によって蒸気を生成し、貯留する。蒸気タンク51a内の蒸気は、蒸気タンク51aとT型のジョイントJ1とを接続する配管L1上に設けられた蒸気弁51cを介してジョイントJ1側に吐出される。ヒータ51b及び蒸気弁51cは、制御部40によって制御される。制御部40は、蒸気弁51cの開度を制御し、一定流量の蒸気を吐出させる。
空気供給部52は、エアポンプ52a、ポンプ駆動部52bを有する。エアポンプ52aは、ポンプ駆動部52bの駆動制御のもと、エアポンプ52aとジョイントJ1とを接続する配管L2上に設けられた逆止弁V1を介してジョイントJ1側に空気を吐出する。なお、ポンプ駆動部52bは、制御部40によって制御される。制御部40は、ポンプ駆動部52bを制御して、一定流量の空気を吐出させる。
ジョイントJ1は、配管L1を介した蒸気及び配管L2を介した空気を混合し、配管L3を介してジョイントJ2側に吐出する。
ミルク供給部53は、チューブポンプ53a、ポンプ駆動部53b及びミルクタンク53cを有する。チューブポンプ53aは、ミルク供給用ポンプとして機能し、ポンプ駆動部53bの駆動制御のもと、チューブポンプ53aとジョイントJ2との間を接続する配管L4を介して、ミルクタンク53c内のミルクをジョイントJ2側に吐出する。ミルクタンク53cは、液体用複合容器(バックインボックス)にミルクを貯留している。なお、ポンプ駆動部53bは、制御部40によって制御される。
ジョイントJ2は、ミルク、蒸気及び空気を混合してミルクを泡立てたフォームドミルクを生成するとともに、ミルク及び蒸気を混合してミルクを温めたスチームミルクを生成する混合部である。ジョイントJ2の配管L3側及び配管L4側には、それぞれ逆止弁V2,V3が配置される。ジョイントJ2は、吐出したミルクに対して、蒸気及び空気の混合流体が直交方向から接触し、ミルク泡を生成する。
制御部40は、ミルク生成期間を、ミルク供給部53から供給されるミルクに蒸気及び空気を混合してミルクを泡立てたフォームドミルクを生成するフォームドミルク生成期間と、ミルク供給部53から供給されるミルクに蒸気を混合してミルクを温めたスチームミルクを生成するスチームミルク生成期間とに分け、ポンプ駆動部53bを制御して、フォームドミルク生成期間におけるミルク吐出速度(チューブポンプ53aの回転速度)と、スチームミルク生成期間におけるミルク吐出速度(チューブポンプ53aの回転速度)とを個別に制御する。制御部40は、フォームドミルク生成期間におけるミルク吐出速度を、スチームミルク生成期間におけるミルク吐出速度よりも速くするようにする。
フォームドミルク生成期間におけるミルク吐出速度を速くすると、泡が細かくなり、泡の細かさを示す泡レベルを上げることができる。一方、スチームミルク生成期間におけるミルク吐出速度を遅くすると、単位体積あたりのミルクに対して蒸気の熱量が多く伝わり、所望のミルク温度にすることができる。なお、フォームドミルク生成期間のミルク吐出速度は、泡の細かさの所望レベルに応じたミルク吐出速度とすればよい。また、フォームドミルク生成期間は、泡の生成量に応じて予め設定された1以上の設定期間とし、飲料種別に応じて選択された1つの設定期間としてもよい。
ジョイントJ2によって生成されたフォームドミルク及びスチームミルクは、配管L5を介してノズル23aに送出され、カップCに供給される。
なお、コーヒー抽出部11aは、制御部40の制御のもと、ミルク生成部11bの処理と並行して、コーヒーを抽出し、抽出したコーヒーを、ノズル23bを介してカップCに吐出する。なお、飲料種別がホットミルクである場合、コーヒー抽出部11aによる処理は行われず、ミルク生成部11bはスチームミルクのみを生成する。
<ミルク生成制御処理>
図5は、ミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。ここでは、フォームドミルクを有するカフェラテを生成する場合について説明する。図5に示すように、カップ検出部31がカップCを時点t0で検出すると(図5(a))、その後、時点t1において入力部21aに表示された確認ボタンが押下される(図5(b))。さらに、時点t1において、扉開閉ロック機構36がロックされ(図5(c))、コーヒー抽出部11aによるコーヒー抽出処理が開始され(図5(d))、ミルク生成部11bによるミルク生成(ミルク販売)が開始される(図5(e))。
蒸気弁51cは、確認ボタンの押下が終了した時点t2において開となり、一定流量a1の蒸気が期間ΔT0、配管L1,L3,L5に吐出される。これにより、各配管L1,L3,L5、ジョイントJ1,J2が温められる。
その後、時点t3から時点t5までの期間がミルク生成期間となる。ミルク生成期間は、フォームドミルク生成期間ΔT1とスチームミルク生成期間ΔT2とに分けられる。時点t3から時点t4までのフォームドミルク生成期間ΔT1、一定流量a1の蒸気及び一定流量b1の空気がジョイントJ1で混合され、混合された流体がジョイントJ2に吐出される(図5(f),(h))とともに、チューブポンプ53aが回転速度ω1(>ω2)でミルクをジョイントJ2に吐出し(図5(g))、ミルクと蒸気と空気とが混合されて泡立てられたフォームドミルクを生成する。
その後、時点t4から時点t5までのスチームミルク生成期間ΔT2、チューブポンプ53aが回転速度ω2(<ω1)でミルクをジョイントJ2に吐出し(図5(g))、ジョイントJ2において一定流量a1の蒸気(図5(f))と混合し、蒸気によって所望温度に温められたスチームミルクを生成する。
その後、時点t5から時点t6までの期間ΔT3の間、蒸気をブローし、配管上の残液を吹き飛ばし、さらに、時点t7から時点t8までの期間ΔT4の間、二度目の蒸気のブローを行い、配管上の残液をさらに吹き飛ばす処理を行う(図5(f))。
その後、時点t9において、コーヒー抽出が終わり(図5(d))、さらに、時点t10において最終的なミルク生成が終わる(図5(e))と、扉開閉ロック機構36のロックを解除し(図5(c))、その後の時点t11においてカップCの取り出しによるカップ検出がOFFになる(図5(a))。
なお、カフェオレやホットミルクなどのように、フォームドミルクが不要の場合、フォームドミルク生成期間ΔT1の処理は割愛され、スチームミルク生成期間ΔT2の処理のみが行われる。
本実施の形態では、フォームドミルク生成期間ΔT1とスチームミルク生成期間ΔT2とのミルク吐出速度を個別に制御し、フォームドミルク生成期間ΔT1のミルク吐出速度をスチームミルク生成期間ΔT2のミルク吐出速度よりも速くして、フォームドミルクの泡の細かさである泡レベルを高めつつ、スチームミルクの温度を所望温度に温めることができる。また、フォームドミルク生成期間ΔT1とスチームミルク生成期間ΔT2とのミルク吐出速度を個別に制御しているので、ミルクを含む飲料の販売期間を短縮するなどの制御が可能になる。また、スチームミルクの生成とは別個に、フォームドミルクの泡レベルや泡量を任意に制御することができる。
また、本実施の形態では、空気の有無、すなわちエアポンプの起動有無によってフォームドミルク生成期間ΔT1とスチームミルク生成期間ΔT2とを切り分けるようにしているので、フォームドミルク生成期間ΔT1とスチームミルク生成期間ΔT2と切替制御が容易となる。
なお、上記の実施の形態では、ミルクの吐出速度をチューブポンプ53aによって制御していたが、これに限らず、各種ポンプ、例えばギアポンプやシリンジポンプなどを用いてもよい。
<変形例1>
図6は、本変形例1によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。上記の実施の形態のミルク生成期間では、フォームドミルク生成期間ΔT1においてフォームドミルクを生成した後、スチームミルク生成期間ΔT2においてスチームミルクを生成するようにしていたが、本変形例1では、最初にスチームミルク生成期間ΔT11においてスチームミルクを生成し、その後、時点t14から、フォームドミルク生成期間ΔT12においてフォームドミルクを生成するようにしている。
なお、スチームミルク生成期間ΔT11は、スチームミルク生成期間ΔT2と同じ期間であり、チューブポンプ53a及びエアポンプ52aに対する制御も同じである。また、フォームドミルク生成期間ΔT12は、フォームドミルク生成期間ΔT1と同じ期間であり、チューブポンプ53a及びエアポンプ52aに対する制御も同じである。すなわち、本変形例1では、実施の形態におけるスチームミルク生成とフォームドミルク生成とを時間的に逆にしたものである。
本変形例1では、先に生成されたスチームミルクの中をフォームドミルクが通るため、フォームドミルクの泡の水分量が増え、湿った泡が生成され、口当たりの良いカフェラテを生成することができる。
<変形例2>
図7は、本変形例2によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。本変形例2では、ミルク生成期間を時間的に3つの期間に分け、最初の期間(時点t3~t24)及び最後の期間(時点t25~t5)にそれぞれスチームミルクを生成するスチームミルク生成期間ΔT21,ΔT23を割り当て、スチームミルク生成期間ΔT21,ΔT23に挟まれた中間の期間(時点t24~t25)に、フォームドミルクを生成するフォームドミルク生成期間ΔT22を割り当てている。
なお、スチームミルク生成期間ΔT21,ΔT23は、スチームミルク生成期間ΔT2と同様に、チューブポンプ53aを駆動し、エアポンプ52aをオフにしている。また、フォームドミルク生成期間ΔT22は、フォームドミルク生成期間ΔT1と同様に、エアポンプ52aを駆動し、チューブポンプ53aの回転速度をスチームミルク生成期間ΔT21,ΔT23の回転速度よりも大きくし、ミルクの吐出速度を大きくして単位ミルク供給量を大きくしている。
本変形例2では、先に生成されたスチームミルクの量が少なく調整されるため、フォームドミルクの泡の湿り気を調整することができる。なお、時点t24,t25の位置は予め設定できるとともに、チューブポンプ53aの回転速度やエアポンプ52aの単位空気供給量も予め設定することができる。
<変形例3>
図8は、本変形例3によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。本変形例3では、変形例2におけるスチームミルク生成期間T23においてエアポンプ52aを駆動してフォームドミルク生成期間としている。このフォームドミルク生成期間では、エアポンプ52aの単位空気供給量をフォームドミルク生成期間ΔT22に比して小さくしているとともに、チューブポンプ53aを回転速度ω3にしてスチームミルク生成期間Δ21の回転速度ω2よりも小さくしている。
本変形例3では、フォームドミルクの泡の量、泡の高さ、異なった性質の泡の混合などを自由に変更設定して、各種のカフェラテを生成できるようにしている。
<変形例4>
図9は、本変形例4によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。本変形例4では、変形例3におけるフォームドミルク生成期間ΔT22におけるチューブポンプ53aの回転速度(単位ミルク供給量)及びエアポンプ52aの単位空気供給量を時間的に変化させるようにしている。図6では、チューブポンプ53aの回転速度(単位ミルク供給量)及びエアポンプ52aの単位空気供給量を時間的に減少させる制御がなされている。これにより、様々な好みに合わせたカフェラテを生成することができる。
<変形例5>
図10は、本変形例5によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。本変形例5では、時点t3から時点t5までのミルク生成期間を3つの期間に分け、時点t3から時点t31までの期間及び時点t31から時点t32までの期間をそれぞれスチームミルク生成期間ΔT31,ΔT32として割り当て、時点t32から時点t5までの期間をフォームドミルク生成期間ΔT33として割り当てている。
そして、図10(a)~図10(d)に示すように、フォームドミルク生成期間ΔT33を、フォームドミルク生成期間ΔT43(時点t42~t5),ΔT53(時点t52~t5),ΔT63(時点t62~t5)のように順次長くしている。また、スチームミルク生成期間ΔT31を、スチームミルク生成期間ΔT41(時点t3~t41),ΔT51(時点t3~t51),ΔT61(時点t3~t61)のように順次短くしている。なお、スチームミルク生成期間ΔT31,ΔT41,ΔT51、ΔT61の単位ミルク供給量は同じであり、ミルク生成期間におけるミルク供給量を同じにするため、スチームミルク生成期間ΔT32及びフォームドミルク生成期間ΔT33の単位ミルク供給量を、スチームミルク生成期間ΔT42,ΔT52,ΔT62及びフォームドミルク生成期間ΔT43,ΔT53,ΔT63のように順次少なくしている。また、フォームドミルク生成期間ΔT33,ΔT43,ΔT53,ΔT63の単位空気供給量は同じにしている。
ここで、図10(a)~図10(d)のミルク生成制御による結果の一例を、図11に示すように、カップCの底から泡の上端までの全体高さhと泡高さhaとで示すと、図10(a)~図10(d)では、全体高さhがそれぞれ61mm、62mm、65mm、66mmであり、泡高さhaがそれぞれ13mm、14mm、17mm、20mmであった。これにより、少なくとも、フォームドミルク生成期間ΔT33,ΔT43,ΔT53,ΔT63の期間を長くすることによって泡高さhaを高くすることが確認できた。
なお、エアポンプ52aの単位供給量を増大していけば、さらに泡高さhaを高くできるともに、泡のきめ細かさも高くすることができる。
本変形例5では、ミルク生成期間を3つの期間に分け、各期間の長さを調整し、さらに単位ミルク供給量、単位空気供給量を調整することによって各種の好みに応じたカフェラテを生成することができる。
<変形例6>
図12は、本変形例6によるミルク生成制御処理の一例を示すタイムチャートである。上記の実施の形態及び変形例では、チューブポンプ53aとエアポンプ52aとの制御を、スチームミルク生成期間とフォームドミルク生成期間とにそれぞれ同期させていたが、本変形例6では、チューブポンプ53aとエアポンプ52aとの制御を同期させずにチューブポンプ53aとエアポンプ52aとがそれぞれ個別に制御するようにしている。なお、この制御は、結果的にスチームミルク生成期間とフォームドミルク生成期間とをさらに多分割することと等価なものである。
本変形例6では、チューブポンプ53aがミルク生成期間を時点t71,t73で3分割し、各期間で単位ミルク供給量を変化させている。また、エアポンプ52aは、ミルク生成期間を時点t72,t74で3分割し、時点t3から時点t72までの期間及び時点t74から時点t5までの期間でオフにし、時点t72から時点t74までの期間でオンするようにしている。
この変形例6は、ミルク生成期間を5つに分け、時点t3から時点t71、時点t71~時点72、時点t74から時点t5までの3つの期間をスチームミルク生成期間ΔT71,ΔT72,ΔT75に設定し、時点t72から時点t73、時点t73から時点t74の2つの期間をフォームドミルク生成期間ΔT73,ΔT74に設定したことに他ならない。
なお、上記の実施の形態及び変形例における単位ミルク供給量は、チューブポンプ53aの吐出速度を変化させることによって変化させることができる。すなわち、チューブポンプ53aの回転速度を変化させることにより、単位ミルク供給を変化させることができる。
一方、単位空気供給量は、エアポンプ52aの吐出速度変化させることによって変化させることができる。また、単位空気供給量は、エアポンプ52aを複数設置し、各エアポンプの起動個数を変化させることによって段階的に変化させることができる。
また、上記の実施の形態及び変形例は、ミルク生成期間を複数の期間に分け、各期間を1以上のフォームドミルク生成期間と1以上のスチームミルク生成期間とに割り当て、1以上のフォームドミルク生成期間及び1以上のスチームミルク生成期間における単位ミルク供給量及びフォームドミルク生成期間における単位空気供給量をそれぞれ可変に設定制御した一例に過ぎない。
本実施の形態及び変形例では、所望の泡高さ、所望の泡のきめ細かさ、異なる性質の泡の混合、所望の泡の湿り気など調整した複数の設定制御を行うことができ、これにより、様々なカスタマイズ性の高いカフェラテなどの各種飲料を生成制御することができるともに、バリエーションが多い飲料を柔軟に生成制御することができる。
なお、上記の実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 飲料供給装置
10 本体キャビネット
11 飲料生成部
11a コーヒー抽出部
11b ミルク生成部
20 前面扉
21 表示部
21a 入力部
22 飲料供給部
22a 開閉扉
23 ノズルユニット
23a,23b ノズル
24 ステージ
24a ストッパ
27 入口
31 カップ検出部
32 投光部
33 撮像部
35 扉開閉検知部
36 扉開閉ロック機構
40 制御部
40a 判定部
40b 飲料供給制御部
41 記憶部
51 蒸気供給部
51a 蒸気タンク
51b ヒータ
51c 蒸気弁
52 空気供給部
52a エアポンプ
52b,53b ポンプ駆動部
53 ミルク供給部
53a チューブポンプ
53c ミルクタンク
a1,b1 一定流量
C カップ
h 全体高さ
ha 泡高さ
J1,J2 ジョイント
L1~L5 配管
t0~t11,t14,t24,t25,t31,t32,t41,t42,t51,t52,t61,t62 時点
V1,V2,V3 逆止弁
ΔT0,ΔT3,ΔT4期間
ΔT1,ΔT12,ΔT22,ΔT33,ΔT43,ΔT53,ΔT63,ΔT73,ΔT74 フォームドミルク生成期間
ΔT2,ΔT11,ΔT21,ΔT23,ΔT31,ΔT32,ΔT41,ΔT42,ΔT51,ΔT52,ΔT61,ΔT62,ΔT71,ΔT72,ΔT75 スチームミルク生成期間
ω1,ω2,ω3 回転速度

Claims (13)

  1. 飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、
    蒸気タンクから蒸気を供給する蒸気供給部と、
    エアポンプにより空気を供給する空気供給部と、
    ミルクタンクからミルク供給用ポンプによりミルクを供給するミルク供給部と、
    前記蒸気及び前記空気の混合を可能にする第1ジョイントと、
    前記第1ジョイントから供給された前記蒸気と前記空気との混合流体又は前記蒸気と前記ミルク供給部から供給された前記ミルクとを混合する第2ジョイントと、
    前記ミルクを前記カップに供給するミルク生成期間を複数の期間に分け、各期間を前記第2ジョイントにおいて前記ミルク供給部から供給されるミルクに前記蒸気及び前記空気を混合してミルクを泡立てたフォームドミルクを生成する1以上のフォームドミルク生成期間と前記第2ジョイントにおいて前記ミルク供給部から供給されるミルクに前記蒸気を混合してミルクを温めたスチームミルクを生成する1以上のスチームミルク生成期間とに割り当て、前記1以上のフォームドミルク生成期間及び前記1以上のスチームミルク生成期間における前記ミルク供給用ポンプによる単位ミルク供給量及び前記フォームドミルク生成期間における前記エアポンプによる単位空気供給量をそれぞれ独立して可変に設定制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記制御部は、前記1以上のフォームドミルク生成期間及び前記1以上のスチームミルク生成期間の各期間を可変に設定制御することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記制御部は、前記ミルク供給用ポンプによるミルク吐出速度を可変に設定制御することにより、前記単位ミルク供給量を可変に設定制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記ミルク供給用ポンプは、チューブポンプであり、
    前記単位ミルク供給量は、前記チューブポンプの回転速度により決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料供給装置。
  5. 前記制御部は、前記エアポンプのエア吐出速度を可変に設定制御することにより、前記単位空気供給量を可変に設定制御することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  6. 前記エアポンプは、複数であり、
    前記制御部は、前記エアポンプの起動個数を可変に設定制御することにより、前記単位空気供給量を可変に設定制御することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  7. 前記制御部は、前記1以上のフォームドミルク生成期間における単位ミルク供給量を、前記スチームミルク生成期間における単位ミルク供給量よりも多くすることを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  8. 前記1以上のフォームドミルク生成期間の単位ミルク供給量は、泡の細かさのレベルに応じた単位ミルク供給量であることを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  9. 前記1以上のフォームドミルク生成期間は、泡の生成量に応じて設定される期間であることを特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  10. 前記1以上のフォームドミルク生成期間における単位空気供給量は、泡の生成量に応じて設定される単位空気供給量であることを特徴とする請求項1~9のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  11. 前記1以上のフォームドミルク生成期間は、少なくとも1つの前記スチームミルク生成期間の後に割り当てられることを特徴とする請求項1~10のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  12. 前記制御部は、前記ミルク生成期間の前に前記蒸気を流し、前記第1ジョイント、前記第2ジョイント、及び該第1ジョイントから吐出ノズルまでの間の配管を温めることを特徴とする請求項1~11のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
  13. 前記制御部は、前記ミルク生成期間の後に前記蒸気を噴出し、前記第2ジョイント及び該第2ジョイントから吐出ノズルまでの間の配管のミルクを除去することを特徴とする請求項1~12のいずれか一つに記載の飲料供給装置。
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