JP6975899B2 - ミルクフォーマ - Google Patents
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Description
図1は、本開示の実施の形態に係る飲料供給装置1の構成について説明するためのブロック図である。図1に示すように、飲料供給装置1は、ミルクフォーマ100と、コーヒーサーバ200と、ノズルユニット300と、を有する。
以下、コーヒーサーバ200について説明する。図2は、コーヒーサーバ200の構成を説明するための図である。コーヒーサーバ200は、図2に示すように、湯タンク201と、湯ポンプ202と、フィルタ203と、給湯弁204と、コーヒー側給湯配管205と、昇降装置206と、シリンダユニット207と、キャップ208と、コーヒー配管212と、ミル213と、を有する。
以下、ミルクフォーマ100について説明する。図3は、ミルクフォーマ100の構成を説明するための図である。図3に示すように、ミルクフォーマ100は、エアポンプ101と、エア供給管102と、湯ポンプ103と、湯供給管104と、エア・湯供給管106と、ミルク供給管107と、混合部108と、ギヤポンプ109と、制御部120と、を有する。
以下、上記説明した構成を有するミルクフォーマ100の動作について説明する。ミルクフォーマ100の制御部120は、例えば飲料供給装置1の外面に設けられたボタン、スイッチ、タッチパネル等の操作部を介してミルクを使用した飲料の生成を指示する操作がなされると、ミルクを使用した飲料の種類に応じて下記のような動作を行う。なお、この操作部は、上記コーヒーサーバに対する指示を受け付ける操作部と共通でもよいし、異なっていてもよい。
コールドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合、制御部120は、電磁弁111、電磁弁114を閉じた状態で、ピンチバルブ116を開き、ギヤポンプ109を正方向に回転させる。なお、ギヤポンプ109の正方向への回転とは、ギヤポンプ109の上流側から供給されたミルク等がギヤポンプ109の下流側へと移送される回転方向を意味する。これにより、ミルクパック600内のミルクは、ミルク供給管107、混合部108、ギヤポンプ109およびミルク移送管303を通って図1に示すミルクノズル301から飲料容器(図示せず)へ供給される。また、スチームドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合、ミルクノズル301に供給されたミルクは、ミルクノズル301に設けられた図示しない蒸気用配管から供給される蒸気によって温められた後に飲料容器へ供給される。
フォームドミルク(コールドまたはホット)を使用した飲料の生成が指示された場合、制御部120は、電磁弁114を閉じた状態で、電磁弁111を開き、エアポンプ101を作動させる。同時に、制御部120は、ピンチバルブ116を開き、ギヤポンプ109を正方向に回転させる。これにより、混合部108において空気とミルクとが混合され、ギヤポンプ109に供給される。ギヤポンプ109の回転により空気とミルクとが好適に撹拌され、フォームドミルクとなってミルク移送管303およびミルクノズル301から飲料容器へ供給される。ホットのフォームドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合、フォームドミルクはミルクノズル301において蒸気用配管から供給される蒸気によって温められた後に飲料容器へ供給される。
ミルク飲料が飲料容器へ供給された後、制御部120は、電磁弁111およびピンチバルブ116を閉じた状態で、電磁弁114を開き、湯ポンプ103を作動させ、同時にギヤポンプ109を正回転させる。すると、湯タンク201内の湯が湯供給管104、エア・湯供給管106、混合部108、およびギヤポンプ109を通ってミルク移送管303へ供給される。これにより、湯供給管104、エア・湯供給管106、混合部108、ギヤポンプ109、およびミルク移送管303の内部に残留したミルクが湯によって排出されることで洗浄され、衛生状態が好適に保たれる。洗浄に使用された湯は、ミルクノズル301から飲料供給装置1の外へ排出される。なお、湯供給管104、エア・湯供給管106、混合部108、ギヤポンプ109、およびミルク移送管303の内部の洗浄は、ミルクフォーマ100がミルク飲料の供給を行った後には限られない。例えば、定期的に所定の時間、湯による洗浄を行うようにしてもよい。具体的には30分〜2時間程度毎に、湯による洗浄を行うようにしてもよいし、より長い時間洗浄を行うようにしてもよい。
以下、混合部108およびギヤポンプ109の構造について説明する。図4は、混合部108およびギヤポンプ109の外観を説明するための図である。図4Aは混合部108およびギヤポンプ109の正面図であり、図4Bは右側面図である。
図7は、図4BにおけるC−C断面図である。図7は、混合部108のチューブ継手401,402、およびF型継手403の断面と、ギヤポンプ109の本体ケース501、駆動ギヤ504および従動ギヤ505の断面と、を含む。
図7に示すように、ギヤポンプ109の本体ケース501は、本体部5012と、流入口5013と、流出口5014と、を有する。本体ケース501は、例えばPPS等の樹脂等で形成されることが望ましい。
以下、上記説明した構成を有するミルクフォーマ100の動作について説明する。ミルクフォーマ100の制御部120は、例えば飲料供給装置1の外面に設けられたボタン、スイッチ、タッチパネル等の操作部を介してミルクを使用した飲料の生成を指示する操作がなされると、ミルクを使用した飲料の種類に応じて下記のような動作を行う。なお、この操作部は、上記コーヒーサーバに対する指示を受け付ける操作部と共通でもよいし、異なっていてもよい。
図9は、コールドミルクまたはスチームドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合のミルクフォーマ100の動作を説明するためのシーケンス図である。
図10は、フォームドミルク(コールドまたはホット)を使用した飲料の生成が指示された場合のミルクフォーマ100の動作を説明するためのシーケンス図である。
以上説明したように、本開示の実施の形態に係るミルクフォーマ100は、空気を供給するエアポンプ101と、湯タンク201の湯を供給する湯ポンプ103と、ミルクを貯蔵したミルクパック600(ミルク貯蔵庫)、エアポンプ101および湯ポンプ103に入口側が接続され、ギヤの回転によって少なくともミルク、空気、または湯のいずれかを入口側から出口側へ移送するギヤポンプ109と、閉じた状態でミルクパック600とギヤポンプ109との接続を遮断可能なピンチバルブ116(ミルクバルブ)と、エアポンプ101、湯ポンプ103、およびギヤポンプ109の駆動を制御する制御部120と、を有し、制御部120は、ピンチバルブ116が開いた状態でギヤポンプ109、またはギヤポンプ109およびエアポンプ101を駆動させてミルクを移送するミルク移送制御の後に、ピンチバルブ116が開いた状態でギヤポンプ109を停止させエアポンプ101を駆動させて、ミルクパック600とギヤポンプ109とを接続するミルク供給管107(ミルク流路)およびギヤポンプ109内のミルクをミルクパック600へ戻す戻し制御を行い、戻し制御の後にピンチバルブ116を閉じ、湯ポンプ103およびギヤポンプ109を駆動させてギヤポンプ109内を湯で洗浄する洗浄制御を行う。
100 ミルクフォーマ
101 エアポンプ
102 エア供給管
103 湯ポンプ
104 湯供給管
105 接続点
106 エア・湯供給管
107 ミルク供給管
108 混合部
109 ギヤポンプ
111,114 電磁弁
112,113,115 逆止弁
116 ピンチバルブ
120 制御部
200 コーヒーサーバ
201 湯タンク
202 湯ポンプ
203 フィルタ
204 給湯弁
205 コーヒー側給湯配管
206 昇降装置
207 シリンダユニット
208 キャップ
209 シリンダ
210 ピストン
211 抽出孔
212 コーヒー配管
213 ミル
300 ノズルユニット
301 ミルクノズル
302 コーヒーノズル
303 ミルク移送管
304 コーヒー移送管
401,402 チューブ継手
403 F型継手
501 本体ケース
502 ハウジング
503 モータ
504 駆動ギヤ
505 従動ギヤ
506 駆動軸
507 カップリング
508 モータ駆動軸
509 蓋
510 Oリング
511 Xリング
512 固定用押しバネ
513 フック
514 固定部
515 カギ部
516 固定ピン
600 ミルクパック
4011 第1嵌入部
4012 第2嵌入部
4013 第1供給孔
4021 第3嵌入部
4022 第4嵌入部
4023 第2供給孔
4031 混合室
4032 ミルク流入部
4033 エア・湯流入部
4034 流出部
4035 本体部
5011 凸部
5012 本体部
5013 流入口
5014 流出口
5015 内壁面
Claims (3)
- 空気を供給するエアポンプと、
湯タンクの湯を供給する湯ポンプと、
ミルクを貯蔵したミルク貯蔵庫、前記エアポンプおよび前記湯ポンプに入口側が接続され、ギヤの回転によって少なくともミルク、空気、または湯のいずれかを前記入口側から出口側へ移送するギヤポンプと、
閉じた状態で前記ミルク貯蔵庫と前記ギヤポンプとの接続を遮断するミルクバルブと、
前記エアポンプ、前記湯ポンプ、および前記ギヤポンプの駆動を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記ミルクバルブが開いた状態で前記ギヤポンプ、または前記ギヤポンプおよび前記エアポンプを駆動させてミルクを移送するミルク移送制御の後に、前記ミルクバルブが開いた状態で前記ギヤポンプを停止させ前記エアポンプを駆動させて、前記ミルク貯蔵庫と前記ギヤポンプとを接続するミルク流路内のミルクを前記ミルク貯蔵庫へ戻す戻し制御を行い、前記戻し制御の後に前記ミルクバルブを閉じ、前記湯ポンプおよび前記ギヤポンプを駆動させて前記ギヤポンプ内を湯で洗浄する洗浄制御を行う、
ミルクフォーマ。 - 前記制御部は、前記洗浄制御の後に、前記ミルクバルブを閉じた状態で前記湯ポンプの駆動を停止し、前記エアポンプおよび前記ギヤポンプを駆動させて前記ギヤポンプ内の湯を前記出口側から排出する湯排出制御を行う、
請求項1に記載のミルクフォーマ。 - 前記エアポンプおよび前記ミルク貯蔵庫と前記ギヤポンプとの間に設けられ、フォームドミルクの生成時にミルクと空気とを混合させるための混合部をさらに有し、
前記洗浄制御において、前記湯は前記混合部内および前記ギヤポンプ内を洗浄し、
前記湯排出制御において、前記混合部内および前記ギヤポンプ内の湯が前記ギヤポンプの出口側から排出される、
請求項2に記載のミルクフォーマ。
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JP2018006351A JP6975899B2 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | ミルクフォーマ |
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