JP2013116215A - ミルク供給装置並びにこれを組み込んだ飲料ディスペンサ - Google Patents

ミルク供給装置並びにこれを組み込んだ飲料ディスペンサ Download PDF

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Abstract

【課題】 ミルクラインのサニタリー性はもちろん、誰が操作しても常に同じ状態で上質なフォームドミルクが生成できる新規なミルク供給装置とこれを適用した飲料ディスペンサの開発を課題とする。
【解決手段】 本発明のミルク供給装置1は、冷蔵室R2で低温保管されたミルクMを目的作用位置まで移送するミルクラインL1と、該ラインに蒸気や熱水を合流させる蒸気・熱水ラインL2との合流部41をベンチュリ状に形成し、この合流部41に蒸気や熱水を勢い良く送り込むことにより、ミルクMを冷蔵室R2から吸引し、目的作用位置に送るようにした装置であって、ミルクラインL1には、蒸気・熱水ラインL2との合流部41の前段に、ミルク流路を開閉する制御バルブ43を具えるようにしたことを特徴とする。また制御バルブ43は、弁体45の姿勢設定によりラインを流れるミルク流量も調整できる形式であることが望ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばカプチーノやカフェラテ等の飲料物(ミルクメニュー飲料)を一杯分ずつ淹れられるようにした飲料ディスペンサに適するミルク供給装置に関するものであり、特にミルクラインのサニタリー性はもちろん、液体状の冷温ミルク(生乳)を極めてキメの細かい上質なフォームドミルク(泡立ちミルク)に仕立てることが誰にでもでき、また何回生成しても常に同じレベルに仕立てることができる新規なミルク供給装置と、これを組み込んだ飲料ディスペンサに係るものである。
コーヒー等の飲料物を生成する飲料ディスペンサには、より本格的に且つ上質に仕立てるべく、装置内で飲料物を一杯分ずつ淹れるようにしたものがある。このような飲料ディスペンサ(コーヒーマシン)にあっては、ミルクも飲料物のメニューに応じて高品質に仕立てる必要があり、例えばカプチーノやカフェラテ等の場合には、冷温状態で保存された液体ミルク(生乳)を、蒸気と接触させて加熱するものであり、また空気も混合させて、よりキメの細かい上質なフォームドミルク(泡立ちミルク)に仕立てることが求められている。すなわち嗜好品であるコーヒーは、多少、高価になっても、本格的な味わいや香り等の質が追求されることが多く、そのため、このような飲料ディスペンサ(コーヒーマシン)においても、カプチーノやカフェラテ等のミルクメニューを淹れる場合には、その質を大きく決定付けるミルクも、よりキメの細かい高品質な状態の仕立て(仕上がり)が求められている。
ところで、従来の飲料ディスペンサにおいてミルクを泡立て、カップ等に供給するにあたっては、ベンチュリの吸引作用によって冷蔵庫(ミルククーラー)からミルクを吸引(サックアップ)し、これを空気と撹拌混合して泡立てる手法が知られている(例えば特許文献1参照)。
この手法は、例えばミルク供給ラインに蒸気供給ラインを合流させておき、この合流部をベンチュリ状に形成しておくものである。そして、ベンチュリ状の合流部に蒸気を勢い良く送り込むことで、ミルクを吸引するものであり、当然、この合流部で蒸気と接触したミルクは加熱されるものである。また、このようにして得た加熱ミルクをより能率的に泡立てるために、加熱ミルクをエア(エアポンプから供給されたエア)とともに高速旋回させながら撹拌する手法(いわゆる渦流ミキサーもしくはボルテックスミキサー)が採られることが多かった。
しかし、このようなミルクの泡立・供給手法については以下のような問題があった。
まず、一回のサックアップ終了後にミルク供給管内に残ったミルクが貯留部に戻されることがあり(ミルク戻し)、この場合には冷蔵中のミルク全体を汚染してしまうことがあり、問題であった。特に、一回毎のミルク生成のインターバルが比較的長い程、ミルク供給ライン内に付着・残留したミルクが原因で、経路内に雑菌が繁殖し易くなるものであった。
また、上記手法では、例えば適宜の圧力蒸気を一定時間、合流部に送り込むことによりミルクの供給量(吸引量)を設定することが多いが、ミルクの供給量が安定しないという問題があった。これは、冷蔵されたミルクの量は、ミルク供給を繰り返す都度、徐々に減って行くため(ミルクの高さが徐々に低くなって行くため)、時間で制御してもミルクの供給量が均一化しないものと考えられる。
このようなことから、ミルク戻しを無くす手法としてチュービングポンプを使用したミルク供給手法が案出されている(例えば特許文献2参照)。ここでチュービングポンプとは、複数のローラを有したロータの外周側にポンピングチューブを設けるものであり、このロータを回転させることにより、ローラによるポンピングチューブの押圧変形位置を順次供給側へと変位させてチューブ内の液体(ここではミルク)を供給側へと移送するポンプである。このためチュービングポンプでは、ローラが必ずポンピングチューブを外側から押圧した状態で停止することになり、これによりミルク戻しも防止でき、極めて衛生的という点で効果を奏する。
しかし、このようなチュービングポンプにおいても以下のような問題があった。
まず、ポンピングチューブは使用に伴い本来の弾性が徐々に弱まり(いわゆる「へたり」)、ローラがチューブを通過しても、次第に元の状態(未使用時の初期状態)に戻り難くなるという問題があった。当然、このような状態になると、移送量が減少したり、ポンピング作動にバラツキを生じたりするものである。もちろん、このようなことを防ぐために、ポンピングチューブを短期間で交換することも考えられるが、これを頻繁に行なうには維持費(ランニングコスト)が嵩み、また適切な交換時期も曖昧であった(最適な交換時期を客観的に判断することは難しかった)。
また、チュービングポンプでは、常にローラがチューブを押圧するため、交換時にもローラがチューブを押す状態でセッティングすることになり、このセッティング(押圧状態)が作業者によってバラツキ易いという問題があった。また、たとえ同一人物が同じような状態でセッティング作業を行ったと思っても、実際にはセッティングに微妙な差が出ることがあり(セッティング状況にバラツキが生じ易いものであり)、これも問題であった。もちろん、このようなセッティング状況のバラツキは、コーヒーマシンで言えば、生成するコーヒーの品質が一定にならないことにつながるものである。
特開平6−22856号公報 特表2006−525052号公報
本発明は、このような背景を認識してなされたものであって、チュービングポンプを用いることなくミルク戻しを防止し、また渦流ミキサーの形態を採ることなくキメの細かいフォームドミルクが仕立てられるようにし、更には誰が操作しても常に同じ状態に上質なフォームドミルクが生成できるようにした新規なミルク供給装置とこれを適用した飲料ディスペンサの開発を試みたものである。
まず請求項1記載のミルク供給装置は、
冷蔵室で低温保管されたミルクを目的作用位置まで移送するミルクラインと、
このミルクラインに対し蒸気や熱水を合流させる蒸気・熱水ラインとを具え、
またこれらのラインの合流部は、ベンチュリ状に形成されるものであり、この合流部に蒸気や熱水を勢い良く送り込むことにより、ミルクを冷蔵室から吸引し、目的作用位置に送るようにした装置において、
前記ミルクラインには、蒸気・熱水ラインとの合流部の前段に、ミルク流路を開閉する制御バルブを具えるようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項2記載のミルク供給装置は、前記請求項1記載の要件に加え、
前記ミルクラインに設けられる制御バルブは、弁体の姿勢設定によりラインを流れるミルクの流量も調整するバルブであることを特徴として成るものである。
また請求項3記載のミルク供給装置は、前記請求項2記載の要件に加え、
前記制御バルブには、弁体の表面に、外部からミルクラインに連通する溝が形成され、ミルクの吸引と同時に外部からエアも導入し、ミルクとともにエアを目的作用位置に向けて移送するようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項4記載のミルク供給装置は、前記請求項3記載の要件に加え、
前記弁体の表面に形成された溝からミルクラインに導入されるエアは、弁体がミルクラインと連通している限りは、弁体の姿勢に関わらず一定量のエアを導入するものであることを特徴として成るものである。
また請求項5記載のミルク供給装置は、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、
前記制御バルブは、弁箱内で弁体を回動させることにより、ミルクラインの開閉操作及びミルクラインを流れるミルク流量を制御するバルブであり、
また、この制御バルブは、弁体を回動駆動させるサーボモータと、弁体の回動位置情報を検出するロータリーエンコーダとを具え、このロータリーエンコーダの信号を検出しながらサーボモータで弁体を回動駆動させるものであることを特徴として成るものである。
また請求項6記載の飲料ディスペンサは、
コーヒー液等の飲料液を生成する飲料液生成装置と、冷蔵状態のミルクを飲料液に適した状態に仕立てるミルク供給装置とを具えて成る飲料ディスペンサにおいて、
前記ミルク供給装置には、請求項1、2、3、4または5記載のミルク供給装置が適用されることを特徴として成るものである。
これら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1記載の発明によれば、ミルクをベンチュリ状の合流部の吸引作用によって目的作用位置に向けて移送するが、ミルクライン側において上記合流部の前段には制御バルブを設けるため、ミルクの吸引を行うときだけ制御バルブを開放(連通)させ、吸引が終わると同時に制御バルブを閉鎖(非連通)させることができ、これにより一旦、蒸気や熱水と接触したミルクが冷蔵室に戻ること(ミルク戻し)を完全に防ぐことができ、冷蔵状態のミルクを極めて衛生的に保存することができる。
また制御バルブはミルクラインに対し着脱自在に組み込むことができ、その場合にはミルクラインの分解・洗浄が容易に行なえ、ミルクラインを衛生的に維持管理することができる。因みに、従来は、上記ミルク戻しを防止するものとしてチュービングポンプが使用されることがあり、これは回転するロータの外周側にポンピングチューブが設けられ、ロータに設置された複数のローラのうち、幾つかが常にポンピングチューブを押圧することで、ミルク戻しを防止する構造となっていた。チュービングポンプでは、このポンピングチューブが交換できるように着脱自在となっているが、ポンピングチューブを一旦、取り外すと(洗浄時や交換時など)、次に取り付ける際に、前と同じ状態に取り付けることが難しく、また作業者によっても取り付け状態に差が生じ易く、実際には常に同じ状態に装着することが極めて難しかった。このためチュービングポンプを適用したミルク供給手法では、結果としてミルクの仕立てに差異が生じることが多かった。これに対し本願発明は、ミルク戻しを防止する制御バルブの着脱が容易に行なえ、ミルクラインの分解・洗浄が行い易く、取り付け状態の差も生じ難いものである。
また請求項2記載の発明によれば、制御バルブはミルクラインの開閉制御(流路の連通/非連通)だけでなく、連通時にどの程度のミルクを流すのかという流量制御も行えるため、例えば高温ミルクと一口に言っても、その温度設定が種々行え、バリエーション豊富なミルクの仕立てが可能となる。
また請求項3記載の発明によれば、弁体表面にエア導入溝が形成されるため、ミルクと同時にエアも移送することができ、高温ミルクの他、キメの細かいフォームドミルク(泡立ちミルク)を生成することもできる。なお、主に制御バルブでフォームドミルクが生成できる本発明は、極めてシンプルな泡立て構造と言え、この点で格別な効果を奏する。すなわち、従来は、ミルクと蒸気とエア(エアポンプからのエア)とを渦流ミキサーで高速撹拌して泡立てを行うことが多かったが、本発明はこのような撹拌室を要せずに(ほぼ制御バルブのみで)フォームドミルクが生成できるものであり、これは装置の簡略化のみならず、日常の洗浄等、メンテナンス性の向上・衛生管理の徹底という点で格別な効果を奏する。
また請求項4記載の発明によれば、弁体のエア導入溝からミルクラインに導入されるエアは、弁体の姿勢に関わらず一定の導入量であるため、弁体の姿勢設定によりエア導入量の比率(ミルク流量(移送量)に対するエアの比率)が変えられ、弁体の姿勢を制御することでミルクの泡立ちレベルをコントロールすることができる。すなわち、弁体の姿勢に関わらずエア導入量は一定であるものの、弁体の姿勢設定によりミルクの流量が調整できるため、結果的にエアの導入割合(ミルクの吸引量に対するエアの比率)が調整でき、ミルクの泡立ち状態を弁体の姿勢で正確に制御することができる。
また請求項5記載の発明によれば、制御バルブには、弁体を回動駆動させるサーボモータと、弁体の回動位置情報を検出するロータリーエンコーダとを具えるため、弁体の回動位置を正確且つ確実に制御することができ、弁体の回動位置設定によってフォームドミルクの泡立ちレベルをより一層、精緻にコントロールすることができる。なお、このこと(フォームドミルクの泡立ちレベルが弁体の回動位置によって正確に管理できること)は、ミルクの生成を何回行なっても、弁体の角度設定を同一に設定しておけば、常に、同じ状態(高レベル)のフォームドミルクが仕立てられること(再現性が高く、操作者による差が生じないこと)を意味する。また弁体の角度設定は、一回のミルク生成中の中で変化させることもできる。例えばミルク生成開始直後は、高温ミルク(泡立ちのない高温ミルク)としておき、これを徐々に弁体の角度を変えて行き、フォームドミルクに変性させて行く等の操作も精緻に且つ再現性の高い状態で行えるものである。
また請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5のミルク供給装置を適用するため、ユーザが選択する飲料物のメニューに応じて様々な状態にミルクを仕立てることができ、上質のコーヒー(飲料物)を常に安定した状態で淹れることができる。因みに、従来、極めてキメの細かい上質なフォームドミルクを人手で生成するには、これに関する教育を専門に受けた職人(イタリアではバリスタと称される)でなければ生成が困難であったが、本発明では、このような上質のフォームドミルクを誰がやっても(専門的な教育を受けた人でなくても)常に同じ状態に仕立てることができるものである。このため、カプチーノやカフェラテあるいはティーラテといった、フォームドミルクが飲料物の質を大きく決定付けるミルクメニューであっても、常時、高品質の状態でユーザに提供することができる。
本発明のミルク供給装置の一例を示す斜視図、並びにミルクラインの制御バルブや合流部周辺を拡大して示す説明図である。 同上、ミルク供給装置の内部構造を示す正面図並びに平面図である。 ミルクの貯留部から制御バルブまでを冷蔵室内に納めるようにしたミルク供給装置を部分的に示す正面図(a)、並びにミルクの貯留部から制御バルブ及び合流部までを冷蔵室内に納めるようにしたミルク供給装置を部分的に示す正面図(b)である。 制御バルブを示す斜視図(a)、並びにその内部構造を示す正面図及び平面図(b)、並びに弁体の角度によってミルクラインの流量制御を行う様子を示す説明図(c)である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に述べるものをその一つとするとともに、更にその技術思想内において改良し得る種々の手法を含むものである。
まず本発明の主体はミルク供給装置1であるが、この装置を適用した飲料ディスペンサも本発明の対象である。すなわちミルク供給装置1によって仕立てたミルク(フォームドミルクや高温ミルク)の用途として、主にコーヒー液等の飲料液に添加し、カプチーノ等のミルクメニュー飲料として供することを想定している。このため、本明細書においても、飲料(ミルクメニュー飲料)について未だミルクを添加していない状態のものを「飲料液」とし(例えばコーヒー液)、ミルクを添加した後のものを「飲料物」とする(例えばカプチーノ)。なお、飲料液としてはコーヒー液の他、紅茶液や緑茶液等が挙げられる。また、飲料物としてはカプチーノの他、カフェラテ、ティーラテ、ココア等が挙げられ、要は、ミルクの添加を要する種々のミルクメニュー飲料が挙げられる。もちろん、生成したミルクの使用方法(用途)としては、必ずしも飲料物に限定されるものではなく、苺などの果物にかけたり、ケーキやパン等につけたりする等、種々の食材(用途)が想定され得る。
本発明のミルク供給装置1は、冷蔵された液体のミルク(生乳)Mから泡立ちのない高温ミルクが生成できることはもちろん、極めてキメの細かい泡立ちミルク(フォームドミルク)も生成できるものである(以下、生成後のミルクの代表例としてフォームドミルクを例に挙げる)。そのため、本発明のミルク供給装置1は、飲料用(ミルクメニュー)としてはカプチーノやカフェラテあるいはティーラテ等に適しており、コーヒードリップマシンやエスプレッソマシンあるいはティーブリューワー等の飲料液生成装置と組み合わせて、もしくはこれらと一体で設けること(いわゆる内蔵型)等が想定されるが、以下の実施例では、一例として図1に示すように、ミルク供給装置1を単独で用いることを想定する。すなわち、以下の実施例で述べるミルク供給装置1は、仕立てたミルクをカップCや皿に注ぎ入れる注出室R1を独自に具えるものである。因みに、仕立てたミルクを注ぎ入れるカップCには、既にコーヒー液等の飲料液が注がれている場合もあり得るし、まだ何も入っておらずミルク注入後に飲料液をカップCに入れることもあり得る。
ミルク供給装置1は、個々の飲料物に見合った状態にミルクMを仕立てられるようにしたものであり、誰が装置を操作しても、ミルクの仕上がり、特にフォームドミルクの泡のレベルが常に同じ状態に仕立てられるようにしたものである。もちろんミルク戻しがなく衛生的であることが大前提となっている。
また、ミルク供給装置1は、上述した注出室R1の他、ミルクMを低温貯蔵する冷蔵室R2と、蒸気や熱水を生成するための水を貯留する貯水室R3とを具えて成り、これらが開閉扉10Aを具えた装置本体10内に構成されている。以下、各室について説明する。
注出室R1は、生成したフォームドミルク等をカップC等に注ぎ入れる空間(部位)であり、ミルク吐出用の注出ノズル11と、カップC等を載置するための載置台12とを具えて成るものである。載置台12は、ミルク等がこぼれることを考慮して格子状等に形成され、ここにドレンDが接続されることが好ましい(図3(a)参照)。因みに、本発明では、ミルクMを泡立てる際、渦流ミキサーとしての旋回室(撹拌室)を設けないため、注出時にミルク等がこぼれる可能性や、飛散する可能性は低いと考えられるが、ドレンD等、こぼれた液体を速やかに廃棄する機能を具えておくことが好ましい。
また、注出室R1には、専用の開閉扉13が設けられることが好ましく、これはカップCを出し入れする都度、大きな開閉扉10Aを開閉するのは、冷蔵室R2の冷却効率が低下するためである。
次に冷蔵室R2について説明する。冷蔵室R2は、ミルクMを低温貯蔵する空間(部位)であり、一例として図2に示すように、断熱壁21に取り囲まれるとともに、前記開閉扉10Aによって閉塞可能に形成される。
なおミルクMは、一例として市販のゲーブルトップ型の1リットルミルクパックMP入りのものが適用され、このパック状態のまま冷蔵されるものであり、冷蔵室R2には適宜の数(ここでは二本)のミルクパックMPがストックされ得るものである。また本実施例では、このミルクパックMPにミルク汲み上げ管22を差し込み、ここからベンチュリの吸引作用によってミルクMを定量移送するものである。
もちろん、ミルクMは必ずしも市販のミルクパックMPの状態で貯留される必要はなく、例えばミルクMを一旦、大容量のタンクやピッチャー等に移し替えて貯留し、ここからカップCに供給する形態も採り得る。しかし、市販のミルクパックMPは、製造段階で極めて高い衛生管理の下で充填や密閉等の作業が行われるため、本実施例では、この商品形態を活かして、そのままパック状態で使用するものである。
因みに、室内のミルクMをより効率的に冷蔵すべく、冷蔵室R2内には、例えばアルミニウムなど比較的熱伝導性の高い金属板材を内張りしておくことが好ましく、図中符号23は、この内張りに接触するように設けられたペルチェ素子であり、図中符号24は、このペルチェ素子23(高温側)の放熱を促進させるためのヒートシンクである。また、図中符号25は、このヒートシンク24を冷却するための冷却ファンであり、図中符号26はエアフィルタである。更に、図中符号27は、装置内に熱が籠もるのを防止するための排気口である。
次に貯水室R3について説明する。貯水室R3は、蒸気や熱水を生成するための水を貯留する部位であり、一例として図2に示すように、ここには容量2リットルの水タンク31が収容される。そして、このタンク内の水が、給水管32によって蒸気・熱水ボイラ33に送られ、ここで蒸気や熱水に生成されるものである。なお、図中符号34は、給水管32の途中に設けられたバイブレーションポンプであり、これは水タンク31から水を汲み上げ、蒸気・熱水ボイラ33に移送するためのものである。
またミルク供給装置1は、図1に示すように、ミルクMを冷蔵室R2(ミルクパックMP)から目的作用位置(本実施例の場合には注出室R1の注出ノズル11)まで移送するミルクラインL1と、前記蒸気・熱水ボイラ33で生成された蒸気や熱水を移送する蒸気・熱水ラインL2とを具えて成り、これらが途中で合流するように形成される(ここを合流部41とする)。
この合流部41は、ベンチュリ状に形成され、合流部41に蒸気・熱水を勢い良く送り込むことで、冷蔵状態のミルクMを目的作用位置(注出ノズル11)に移送(吸引)するように形成される(いわゆるベンチュリの吸引作用)。このため、ミルクパックMP(冷蔵室R2)から合流部41までは液体状であったミルクMが、合流部41で蒸気や熱水と接触してフォームドミルクや高温ミルクとなるものであり、合流部41より下流側のミルクラインL1では、この状態に仕立てられたフォームドミルク等が移送され、注出ノズル11からカップCに注がれるものである。
なお、図1等では、ベンチュリ状の合流部41について、蒸気・熱水ラインL2(蒸気の流れ)が上下方向になるように合流部41を配置したが、蒸気・熱水ラインL2が水平方向になるように合流部41を配置することも可能であり、この配置態様は種々の変更が可能である。
またミルクラインL1には、合流部41より上流側(前段側)の位置に、当該ラインの流路を開閉する制御バルブ43を設けるものであり、これによりミルクラインL1を流れるミルクM(移送されるミルクM)は、順次、制御バルブ43・合流部41を経て、注出室R1(注出ノズル11)に移送されるものである。もちろん制御バルブ43の操作は、ミルクMを注出室R1に移送するときだけ流路を開放する(流路を連通させる)操作とし、ミルクMを供給していない間は、流路を閉鎖する(遮断する)ものであり、これによりミルク戻しを完全に防止することができる。
以下、制御バルブ43の具体的構造について更に詳細に説明する。
制御バルブ43は、例えば図1の拡大図や図4に示すように、バルブの外郭を成し、ミルクラインL1に取り付けられる弁箱(ボディ)44と、この弁箱44内で回動してミルク流路を開閉する弁体(ディスク)45とを具えて成るものである。
弁箱44の内側に構成される弁体45は、例えばほぼ円柱状に形成された本体内にミルクラインL1とほぼ同じ径寸法のミルク流路が形成され(これを弁体内流路45aとする)、弁体45を回動させることで弁体内流路45aを動かして、ミルク流路の開閉(連通−遮断)を行うように形成される。もちろん、図1の拡大図に示すように、弁体内流路45aをミルクラインL1(流路)に合致させた連通状態が開(開放状態)であり、弁体内流路45aをミルクラインL1(流路)に対し傾斜または直交させ、流路を完全に遮るようにした状態が閉(閉鎖状態)である。
なお、このような形態の制御バルブ43であれば、必ずしも開−閉(ON−OFF)のいずれかではなく、例えば図4(c)の(ii)に示すように、弁体45(弁体内流路45a)の回動角度を調節することにより、合流部41に送るミルクMの移送量を絞ること(流量制御)も可能である。すなわち図4(c)の(ii)は、弁体45の回動角度によって、ミルクラインL1に対する弁体内流路45aの連通量を調整するバルブ形式であり、制御バルブ43を単なる切換弁として機能させるのではなく、流量調整弁としても機能させるものである。
また、このような構成上、弁体45には、図示を省略するロータリーエンコーダを設けることが好ましく、更にはこの弁体45の回動駆動をサーボモータSMで行うことが好ましく、これにより弁体45の角度(回動位置)、ひいてはミルクMの流量制御が精密に行い得るものである。
もちろん制御バルブ43(弁体45)の駆動(回転駆動)は、AC/DCに関わらず種々のモータで駆動させることができる。また制御バルブ43の駆動は、ソレノイド式のものでもよく、この場合、単一のソレノイドによって弁体45を中間停止させない2ポジションの設定としてもよいし、あるいは二作用のソレノイドを設け、更にこれにラチェット機構等を組み合わせて歩進的に何段階かの開閉制御ができるようにしてもよい。
また弁体45の表面には、一例として図4(a)・(b)に示すように、外部から弁体内流路45aに通じるエア導入溝46を設けることが好ましく、これはミルクMの吸引(ベンチュリの吸引作用)とともにエアを移送中のミルクMに取り込み、混合するための構造である。これにより、ミルクMは合流部41で接触する蒸気と相まって、極めてキメの細かいフォームドミルクに生成される。すなわち、本実施例では、ベンチュリ状の合流部41と制御バルブ43という極めてシンプルな構成により(つまり渦流ミキサーとしての撹拌室等を用いることなく)、上質のフォームドミルクが生成できるものである。
なお、エア導入溝46からミルクMが外部に流出してしまう心配はないものであり、これは、エア導入溝46が極めて小さな溝(溝深さの浅い溝)であり、またエア導入溝46に作用する圧力が負圧(ベンチュリの吸引作用による負圧)であるためである。
また、エア導入溝46は、常に弁体内流路45aに通じており、弁体内流路45aがミルクラインL1に多少でも連通していれば常に一定量のエアをライン内に導入するものである。一方、ミルクラインL1によって移送されるミルクMは、上述したように弁体45の角度によって変化するものである。このように連通時には弁体45がいかなる角度でもエア導入量は一定でありながら、弁体45の角度によってミルクMの吸引量が変わるため、ミルクMに対するエアの混合比率を変化させることができ(ミルクMの導入量を少なくするように弁体45を回動させれば、エア導入の比率としては高めることができ)、フォームドミルクの泡立ちレベルを弁体45の角度によって異ならせることができるものである。すなわち、エア導入溝46を有した弁体45の角度調整によって、フォームドミルクの泡立ちレベルまでも正確に制御できるものである。
因みに、弁体45を全開にした場合(弁体内流路45aをミルクラインL1に一致させた場合)にも、エアはミルクラインL1に導入されるが、この際、生成されるミルクの状態としては、ほとんど泡立ちのない高温ミルクとなるように、エア導入溝46が設定される。
また、弁体45の角度(回動位置)は、上述したようにロータリーエンコーダ及びサーボモータSMにより精緻に制御できるため、一旦、弁体45の角度設定(プログラミング)を行えば、高レベルのフォームドミルクの生成が、誰が行っても、また何回やっても、同一の状態で実現できるものである(再現性が確実である)。また、上記ロータリーエンコーダ及びサーボモータSMを使ったミルク生成では、一回のミルク生成の中であっても、例えば生成当初は高温ミルクであったものを生成途中からフォームドミルクに変更する等の仕立て方も再現性が高く、何回でも実現できるものである。
なお、弁体45の外観形状は、必ずしも円柱状でなくても良く、弁体45の姿勢設定によりON−OFFが行えるバルブ形式であれば、種々のものが適用できるものであるが、上述したように流量調整も併せて行えるものが好ましい。
また、図2に示す実施例では、ミルクラインL1は、ミルクパックMPから制御バルブ43の上流側(前段部分)までを冷蔵室R2に納める構造であるが、例えば図3(a)に示すようにミルクパックMPから制御バルブ43までを冷蔵室R2に納めるようにしてもよく、または図3(b)に示すようにミルクパックMPから制御バルブ43を経て合流部41までを冷蔵室R2に納めるようにすることも可能である。ただし、合流部41には高温の蒸気や熱水が内部を通過し、合流部41の外側にもその熱が伝わるため、冷蔵室R2の冷却効率からすれば、図3(b)は必ずしも好ましくない。また、ミルクパックMPから制御バルブ43までの区間に、冷温状態のミルクMが残留することを考慮すると、ミルクパックMPから制御バルブ43までを冷蔵室R2に納める図3(a)が最も望ましい形態と言える。
なお、制御バルブ43は、ミルクラインL1に対し簡易に着脱できることが好ましく、例えばミルクラインL1に(合流部41の直前)、制御バルブ43を単に嵌め込む/引く抜くだけのシンプルな取り付けであることが望ましく、更には吸い上げ管22も制御バルブ43から容易に着脱できることが望ましく、これはミルクラインL1の分解・洗浄を行い易くし、当該ラインの衛生管理を徹底するためである。
本発明のミルク供給装置1は、以上のような基本構造を有するものであり、以下、本ミルク供給装置1を、コーヒードリップマシン等の飲料液生成装置と組み合わせた場合、つまり本ミルク供給装置1を飲料ディスペンサの一構成部材として適用した場合について説明する。
このような場合(ミルク供給装置1を飲料液生成装置と組み合わせた場合)、仕立てたフォームドミルク等の注出(カップCへの注出)を、飲料液生成装置の注出室で行うのであれば、上記ミルク供給装置1で述べた注出室R1は必ずしも必要ではない。その代わり、ミルク供給装置1のミルクラインL1を飲料液生成装置の注出室まで取り回し(延長し)、仕立てたフォームドミルク等を注出室のノズルからカップCに注入するものである。また、このような場合に、飲料液生成装置の注出室(注出ノズル)がミルクMを移送する目的作用位置に該当するものである。
なお、ミルク供給装置1を飲料液生成装置と一体化した場合(いわゆる内蔵型)も、基本的には同様であるが、この場合には、一体化用のケーシングでミルクラインL1を覆うなどして、当該ラインを露出させないようにする(隠蔽する)ことができるものである。
また、本発明のミルク供給装置1を適用した飲料ディスペンサとしては、コーヒー等の飲料物が、もともと嗜好品であることに因み、ユーザが購入する都度、淹れられるフレッシュブル型のものを基本とする。すなわちコーヒーの場合には、一杯分ずつ豆から挽いてドリップする、いわゆるエスプレッソタイプのものであり、紅茶や緑茶の場合には、その都度、葉から抽出するティーブリューワータイプである。もちろん、ミルクMの添加を要する飲料物であれば、必ずしも、その都度、生成するフレッシュブル型のものである必要はなく、例えば原料粉をお湯に溶かして作るソリュブルコーヒー(可溶性コーヒー)やココア等、いわゆるインスタントタイプのものにも本発明のミルク供給装置1を適用することは可能である。
本発明のミルク供給装置は、カプチーノやカフェラテ等のミルクメニューが淹れられるようにした飲料ディスペンサに適用されることはもちろん、フォームドミルクを適用することが好ましい種々の食材、例えばフォームドミルクは砂糖を加えなくても甘く感じられるため、ダイエット食品やカロリー制限食等にかけるなど、疑似的な甘味を加えたいものへの適用も考えられる。
1 ミルク供給装置
R1 注出室
R2 冷蔵室
R3 貯水室
L1 ミルクライン
L2 蒸気・熱水ライン

1 ミルク供給装置
10 装置本体
10A 開閉扉

R1 注出室
11 注出ノズル
12 載置台
13 開閉扉

R2 冷蔵室
21 断熱壁
22 汲み上げ管
23 ペルチェ素子
24 ヒートシンク
25 冷却ファン
26 エアフィルタ
27 排気口

R3 貯水室
31 水タンク
32 給水管
33 蒸気・熱水ボイラ
34 バイブレーションポンプ

L1 ミルクライン
41 合流部(ベンチュリ状)
43 制御バルブ

43 制御バルブ
44 弁箱(ボディ)
45 弁体(ディスク)
45a 弁体内流路
46 エア導入溝

M ミルク
MP ミルクパック
C カップ
D ドレン
SM サーボモータ

Claims (6)

  1. 冷蔵室で低温保管されたミルクを目的作用位置まで移送するミルクラインと、
    このミルクラインに対し蒸気や熱水を合流させる蒸気・熱水ラインとを具え、
    またこれらのラインの合流部は、ベンチュリ状に形成されるものであり、この合流部に蒸気や熱水を勢い良く送り込むことにより、ミルクを冷蔵室から吸引し、目的作用位置に送るようにした装置において、
    前記ミルクラインには、蒸気・熱水ラインとの合流部の前段に、ミルク流路を開閉する制御バルブを具えるようにしたことを特徴とするミルク供給装置。
  2. 前記ミルクラインに設けられる制御バルブは、弁体の姿勢設定によりラインを流れるミルクの流量も調整するバルブであることを特徴とする請求項1記載のミルク供給装置。
  3. 前記制御バルブには、弁体の表面に、外部からミルクラインに連通する溝が形成され、ミルクの吸引と同時に外部からエアも導入し、ミルクとともにエアを目的作用位置に向けて移送するようにしたことを特徴とする請求項2記載のミルク供給装置。
  4. 前記弁体の表面に形成された溝からミルクラインに導入されるエアは、弁体がミルクラインと連通している限りは、弁体の姿勢に関わらず一定量のエアを導入するものであることを特徴とする請求項3記載のミルク供給装置。
  5. 前記制御バルブは、弁箱内で弁体を回動させることにより、ミルクラインの開閉操作及びミルクラインを流れるミルク流量を制御するバルブであり、
    また、この制御バルブは、弁体を回動駆動させるサーボモータと、弁体の回動位置情報を検出するロータリーエンコーダとを具え、このロータリーエンコーダの信号を検出しながらサーボモータで弁体を回動駆動させるものであることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のミルク供給装置。
  6. コーヒー液等の飲料液を生成する飲料液生成装置と、冷蔵状態のミルクを飲料液に適した状態に仕立てるミルク供給装置とを具えて成る飲料ディスペンサにおいて、
    前記ミルク供給装置には、請求項1、2、3、4または5記載のミルク供給装置が適用されることを特徴とする飲料ディスペンサ。
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