JP2018532443A - 制御注出口を有する泡立てデバイス - Google Patents

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Abstract

流体フォームを生成するためのデバイス(100)であって、流体が導入され得る容器(10)と、容器(10)の内容積部内で回転可能であり、流体を混合し、泡立てることができる泡立てツール(20)と、容器(10)からの流体の調製物の注出を可能にするための少なくとも1つの注出口(23)と、容器(10)を保持することができ、泡立てツール(20)の回転をもたらす駆動ユニット(30)を備えている基部と、を備え、少なくとも1つの注出口(23)が、容器(10)の内部における流体の泡立てを規定する1つ又は複数のパラメータに応じて、開放するか、又は部分的若しくは完全に閉鎖するように作動され、これらのパラメータは:調製時間、流体温度、流体内において泡立てツールによって加えられるトルク、泡立てツールの回転速度、又は泡立てツールの回転方向のうちの1つ又はこれらの組み合わせである、デバイス(100)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体を泡立てるための泡立てデバイスに関し、より詳細には、本発明は、ミルクを泡立てるためのデバイスであって、この泡立てデバイスは、特定のパラメータに応じて機能可能な注出口を備えている、泡立てデバイスに関する。
フォームは、2つの相、水相及び気(空気)相からなる。したがって、流体フォームは、流体構造体内に多くの気体の気泡を閉じ込めることによって形成される物質である。流体フォームを生成することは、これらの気体の気泡の発生だけでなく、安定したフォームを供給するために流体構造体全体内へのこれらの気泡の充填及び保持も必要とする。
流体を泡立てる際に、直面する主な困難は、所望のフォームを、制御された再現可能な仕方で生成すること、及びまた、フォームを安定させ、それを所与の期間、安定した状態で維持することである。
ミルクを泡立てるためのデバイスが現況技術において知られている。ミルクの泡立ては通例、ミルクが配置された貯蔵器又は容器の内部で運動する回転部分によって実行される。通例、この回転部分は、容器の底部部分に設けられた泡立て器として構成されている。ミルクの泡立てはミルクの攪拌によって行われ、それが結果として空気を液膜の内部に閉じ込める。しかし、これらの周知のデバイスに関する問題は、得られるフォームの特性の精密な制御及び調整の達成が非常に困難であることであり、プロセスの再現性が主たる課題となる。
また、現況技術には、泡立てを生じさせるために、容器内に充填されたミルク内に熱蒸気を注入するデバイスがある。しかし、以上の泡立てプロセスの精密な制御、及び再現性が通例、これらの周知のデバイスにおける課題である。
また、現況技術のデバイスでは、例えば、回転部分の速度、又はミルク内に注入される蒸気の温度及び/若しくは圧力のように、ミルクの泡立てに影響を及ぼすいくつかの因子が存在する。
更に、従来技術において周知の混合及び/又は泡立てデバイスでは、注出口は通例、開放した状態で常時維持され、カップ内に送出される混合物はプロセス全体を通じて同じ特性を有しない。実際に、開始時には、より液状の(安定でない)フォーム、又は適切に混合されていない配合物のいずれかが送出され、その後、よりとろりとした(及びより安定したフォーム)、又はより良好に混合された配合物のいずれかが以後に送出される。泡立てデバイスの場合には、通例、容器内に残っているフォームは、ほとんどの場合、注出口を通して送出されるにはとろりとしすぎている。これは、厳しい衛生上の問題を呈し、したがって、容器、デバイス全体の頻繁な洗浄を必要とする。
したがって、本発明は、周知の従来技術の欠点を回避するために、特定のパラメータに応じて動作可能である制御注出口を有する、流体を泡立てるための、好ましくは、ミルクを泡立てるための、デバイスに関する。
第1の態様によれば、本発明は、流体フォームを生成するためのデバイスであって、流体が導入され得る容器と、容器の内容積部内で回転可能であり、流体を混合し、泡立てることができる泡立てツールと、容器からの流体の調製物の注出を可能にするための少なくとも1つの注出口と、容器を保持することができ、泡立てツールの回転をもたらす駆動ユニットを備えている基部と、を備えているデバイスに関する。本発明のデバイスの少なくとも1つの注出口は、容器の内部における流体の泡立てを規定する1つ又は複数のパラメータに応じて、開放するか、又は部分的若しくは完全に閉鎖するように作動される。
注出口は、以下のパラメータ:調製時間、流体温度、流体内において泡立てツールによって加えられるトルク、泡立てツールの回転速度、又は泡立てツールの回転方向のうちの1つ又はこれらの組み合わせに応じて作動される。
本発明によれば、少なくとも1つの注出口は好ましくは、容器において、重力による容器からの流体の調製物の注出を可能にするような場所に配置されている。また、好ましくは、少なくとも1つの注出口は、部分的若しくは完全に閉鎖するよう、確実に圧迫及び/又は挟圧されるための十分な可撓性を有する。
通例、本発明のデバイス内の駆動ユニットは、泡立てツールに機械的に結合されているか、又は駆動ユニットは、泡立てツールが容器の内部で回転させる磁場を発生させる。
本発明の一実施形態によれば、レシピ調製の終了時における泡立てツールの回転速度は、調製プロセスの最中における泡立てツールの回転速度以下であり、泡立てツールの回転方向を反転させることができる。
好ましくは、本発明のデバイスの少なくとも1つの注出口は、その洗浄を可能にするために、デバイスの残りの部分から取り外し可能であり、かつ/又は配置可能である。
可能な配置によれば、少なくとも1つの注出口は、好ましくは低い位置において、容器に対して半径方向又は接線方向のいずれかに配置されている。
別の可能な配置によれば、少なくとも1つの注出口は、容器の軸線と垂直に、又は容器の軸線と平行に配置されている。
本発明に係る別の配置は、少なくとも1つの注出口が容器の軸線に対してある角度αで傾いて配置されており、αは通例、0°〜180°に含まれることである。
更に別の配置は、容器が、前記容器を保持する基部に対して特定の角度βで傾いて配置されており、βは0°〜90°に含まれ、好ましくは、0°であるか、又は5°〜45°に含まれるかのいずれかであることである。
好ましくは、泡立てツールは、1つ又は複数の攪乱要素、好ましくは、1つ又は複数の起伏を備えている。また、好ましくは、泡立てツールは、この泡立てツールが容器内で回転する際の吸引効果を補償するための1つ又は複数の開口部を更に備えている。
本発明によれば、デバイスが、容器に上下に配置された2つの注出口を備えていることも可能であり、通例、容器に上下に配置され、各注出口は、容器の内部における流体の泡立てを規定する1つ又は複数のパラメータに応じて、開放するように、又は部分的若しくは完全に閉鎖するように独立して作動される。
好ましくは、注出口は、提供されるべき目標レシピに応じて順次動作させられる。
また、通例、本発明のデバイスは、流体を加熱することができる加熱ユニットを更に備えていることができる。
以下の本発明の実施形態の「発明を実施するための形態」を、添付図面の図と併せて読むことにより、当業者には、本発明の更なる特徴、利点、及び目的が明らかとなるであろう。
本発明に係る、制御注出口を有する泡立てデバイスの全体切断図を示す。 図2aおよび図2bは、本発明に係る制御注出口を有する泡立てデバイスの注出口の、接線方向又は半径方向の、2つの可能な配置を示す。 図3aおよび図3bは、本発明に係る制御注出口を有する泡立てデバイスの注出口の、水平方向又は鉛直方向の、2つの可能な配置を示す。 図4aおよび図4bは、本発明に係る制御注出口を有する泡立てデバイスにおける、容器が傾斜しており、注出口がそれぞれ水平方向又は鉛直方向である、可能な配置を示す。 図5aおよび図5bは、本発明に係る制御注出口を有する泡立てデバイスにおける、容器が水平方向であるか、又は傾斜している、2つの可能な配置を示す。 図6aおよび図6bは、本発明に係る制御注出口を有する泡立てデバイスにおける2つの注出口の可能な配置を示す。
添付の図1に概略的に示されるように、本発明は、泡立てられるべき流体が配置される容器10と、泡立てツール20とを備えている泡立てデバイス100に言及する。泡立てツール20は、静止している容器10に対して運動し、通例、シャフト21の周りに回転する。泡立てツール20は好ましくは、円盤又は泡立て器22として構成されており、通例、泡立て器の中心に配置されたシャフト21の周りに回転する。
更に、本発明の泡立てデバイス100は、泡立てツール20を同伴して回転させるように構成された駆動ユニット30を備えている。実際には、それは、泡立て器22に連結された垂直シャフト21を同伴して回転させる。本発明の泡立てデバイス100は、泡立てられた流体が調製されると注出される、注出口23を更に備えている。通例、注出口23は、可撓性を有するように作られており、好ましくは、シリコーンで作製されており、注出口23は制御又は操作することができる(注出口23は、通例、注出口23を構成する可撓性の導管を圧迫又は挟圧することによって、少なくとも部分的に閉鎖することができる)。
本発明によれば、本説明にて以下において詳細に更に説明されるように、注出口23は、デバイスによって、容器20の内部における泡立てプロセスの少なくとも一部の間は閉鎖されたままであり、流体の泡立て特性を決定する特定のパラメータに達すると、制御された仕方で開放されるような仕方で制御される。
好ましくは、本発明によれば、泡立てツール20は容器10の内部の中心に配置されている。つまり、垂直シャフト21は容器10の中心に配置される、即ち、容器軸線と整列されることになる。しかし、泡立てツールは容器10の中心又は内容積部に対して中心を外して配置されていることも可能である。即ち、このとき、垂直シャフト21は容器の軸線に対してオフセットして配置されることになる。また、本発明のデバイスの別の可能な配置によれば、泡立てツール20(具体的には、泡立て器22)は、容器10の内容積部の内部で傾斜して、又は傾いて、即ち、容器軸線に対して傾いて配置されていることも可能である。
本発明の駆動ユニット30は、直接結合され、垂直シャフト21を同伴して回転させるモータを備えていることができるか、又は駆動ユニット30はまた、泡立てツール20から機械的に切り離されていることも可能である。2番目の場合には、駆動ユニット30は磁場を発生することになり、磁場に応じて泡立て器22は容器10の内部で垂直シャフト21の周りに運動可能にされることになる。したがって、この場合には、泡立て器22が、駆動ユニット30によって発生される磁場の内部に少なくとも部分的に位置付けられることを可能にするよう、駆動ユニット30と泡立て器22とは特定の距離分離されていることになる。本実施形態では、駆動ユニット30は好ましくは、少なくとも1つの第1の磁石を備えていることになり、泡立て器22もまた、少なくとも1つの第2の磁石を備えていることになり、それにより、少なくとも1つの第1の磁石及び少なくとも1つの第2の磁石は、駆動ユニット30の回転を泡立て器22上に非接触で伝達するよう適合されることになる。泡立て器22が磁気的に駆動されるという事実のおかげで、泡立てツール20における(シャフト21と泡立て器22との間の)摩擦が少なくなり、その結果、エネルギー消費が少なくなり、デバイスの寿命が延びる。
通例、駆動ユニット30は、図1に示されるように、駆動ユニット30が、泡立てデバイス100を載置することができる基部を提供するような仕方で構成されている。
本発明によれば、容器10は好ましくは、その容易な洗浄を可能にするために、デバイス100の残りの部分から、具体的には、駆動ユニット30から、容易に分離することができるジャグ又は同様のものとして構成されている。また、本発明によれば、デバイス100を用いて、冷たいフォーム、温かいフォーム、又は常温のフォームを調製することができる。
したがって、注出口23は、注出口23が完全に開放した位置から、注出口23が少なくとも部分的に閉鎖するか、又は完全に閉鎖する位置へ変化することができる。可撓管に対して行われる圧縮を変更することによって、開口部のレベルを所望に応じて変更し、調節することができ、流体の泡立てプロセスを規定することになる特定のパラメータに応じて制御することもできる。好ましくは、注出口23の閉鎖はデバイス100によって上述のパラメータに応じて自動的に行われる。
通例、本発明のデバイスの注出口23の作動は自動的に行われ、そのため、ユーザはそれを作動させる必要がない。好ましくは、これは、挟圧又は圧迫要素を作動させるモータによって行われる。挟圧又は圧迫要素は、作動されると、注出口23を圧迫させられる。注出口23は、十分に可撓性を有するように作られているため、圧縮又は挟圧され、それにより、注出口23は製品の出口を部分的又は完全に閉鎖する。このような機能を可能にする任意の機械的機構が可能であり、本発明の範囲内に含まれるであろう。このような機構の利点は、挟圧要素又は機械的機構は実際には注出口23の外部部分に触れるのみであり、そのため、流体との接触がなく、汚染のリスクがないことである。
図6a及び図6bは、1つのみの注出口23の代わりに、通例上下に配置された、2つの注出口が存在する配置を示す。各注出口は別個に制御され、同様に別個に挟圧又は圧縮される。通例、容器の下方部分に配置された注出口は流体又は液体流体を注出し、この注出口の上方に配置された注出口は代わりに流体フォームを注出することになる。これらの2つの注出口は独立して制御され、別個の挟圧要素を用いて部分的又は完全に閉鎖される。即ち、各注出口の開口部の独立した制御を行うことによって、本発明のデバイスによってレシピを提供することができる。これは、単に、注出口を、異なって、かつ/又は順次作動させることによって、所望に応じて、フォーム及び/又は流体の異なる層を上下に配置することができるためである。
泡立てを規定し、注出口23の開放/閉鎖を制御するパラメータは、通例、とりわけ、フォームの調製のための経過時間、容器10の内部における流体又は泡立てられた流体の温度、泡立て器22によって加えられるトルク(容器内における流体の密度及び粘性に直接関連する)、泡立て器22の回転速度、泡立て器22の回転方向である。これらのパラメータは流体の泡立て特性に直接影響を及ぼすため、通例、本発明のデバイスはこれらのパラメータのうちの1つ又は複数を制御し、注出口23を(完全に、又は或る程度まで)開放又は閉鎖する。一例として、デバイス内における調製プロセスの開始時には、注出口23は完全に閉鎖する。通例、泡立て器22が容器10内で回転し始める際に、容器10の内部の流体は低い温度(常温又は冷温)にある。回転は流体の温度を増大させる。このプロセスの間に、泡立て器の回転方向及び泡立て器の回転速度は、意図されるフォームの種類に依存した特定の値を有する。更に、泡立て器22によって加えられるトルクを測定することによって、フォームの密度又は粘性を推測することもでき、そのため、経過時間、流体の温度、及びトルク(回転速度の値及び回転方向は変更されないと仮定する)のパラメータは、すでに調製されたフォームの種類に関する情報をデバイス100に提供し、これが、次に、注出口23の(完全な、又は或る程度までの)開放を自動的にトリガすることができる。これは明らかに、デバイス内で調製されたフォームの注出を可能にする。
好ましくは、また、本発明によれば、プロセスの終了時において、容器10内の任意の残りのフォームの全注出及び排出を助けるために(調製又は泡立てプロセスと区別される、排出プロセスと呼ぶことができるもの)、泡立て器22の回転は同じ状態にとどまり、同じ速度にされ得るか、あるいはそれは(泡立て器22の完全停止にまでさえも)低下させることができ、使用される公称速度、又はより低い速度で反転させることもできる。
上述されたプロセスは、デバイス100に接続された制御システムによって自動的に制御され得るか、又はそれは、ユーザによって行われるか、若しくは実施されるべき特定のアクションをトリガすることもできる。いずれの場合にも、泡立てプロセスはデバイスの内部で制御されることになり、注出口23は、得るべき流体フォームの所望の値又は特性に従って作動されることになる(実際には、レシピの値について述べることができるであろう)。
たとえ、注出口23が部分的に開放するか、又は閉鎖することができることが本発明の範囲内に含まれる場合でも、その典型的な機能は、完全に閉鎖するか、又は完全に開放するかのどちらかであり、泡立てプロセスの開始時には閉鎖しており、フォームが調製され、カップ又は同様のものに注出されると、開放するということになる(明らかに、容器の内部の残りのフォームの排出プロセスの間は、注出口23は開放した状態のままとどまる)。
本発明によれば、注出口23は、その容易な洗浄を可能にするために、デバイス100の残りの部分から取り外し可能にすることができ、また、配置可能にすることもできる。注出口23の直径は通例、2〜20mm、好ましくは、4〜10mmに含まれる。注出口23の管は、可撓性を有するように作られており、少なくともその部分的閉鎖まで確実に挟圧又は圧縮されることを可能にするような硬さを有する。注出口23は通例、40〜70ショアに含まれる硬さを有することになる。
更に、添付の図に示されるとおりの、本発明のデバイスの異なる実施形態又は実施例が可能である。注出口23はシャフト21に対して特定の角度アルファ(α)で傾いていることができる。アルファは90°〜180°に含まれる。通例、注出口23は容器基部の外周径に配置されており、図2a及び図2bに示されるように、容器基部外周に対して接線方向又は半径方向のいずれかに配置されている。好ましくは、注出口23は容器の下方部分に配置されている。例えば、図3a〜bに、別の配置が示されている。この場合、注出口23は、シャフト21と垂直、又は軸シャフト21と平行に配置され得る(即ち、容器10又はジャグのように、鉛直に配置され得る)。容器10が、駆動ユニット30が配置されている基部に対して傾いて配置されていることも可能である(図4a、図4b参照)。上述の基部に対して角度ベータ(β)が形成されることになり、角度βは通例、0°〜90°に含まれ、好ましくは、0°であるか、又は5°〜45°に含まれるかのいずれかである。
また、デバイス100が、レシピ及び泡立てプロセスが終了した後に、ユーザがプロセスの終結に気付くよう、点滅するか、又は色を変更するled又は同様の報知要素を更に備えていることも可能である。
図5aに示されるように、容器がデバイス10内に鉛直に配置されている場合には、泡立て器22が、流体を泡立てるために流体構造内への空気の取り込みを助け、泡立て器の回転によって作り出される渦を強める攪乱要素を備えていることが好ましい。図5bに示される事例は、好ましくは、水平方向の基部に対して角度ベータ(β)で傾いているか、又は傾斜している容器10内に配置された、平坦な泡立て器を備えているであろう。この場合には、容器10の傾きが、流体を泡立てるべく空気を取り込むために十分となり、泡立て器22内の攪乱要素は必須でなくなるであろう。泡立て器22が平坦に作られている場合、利点は、流体が保持され得るか、又は留まり得る空洞が存在しないため、洗浄がより容易であることである。また、泡立て器22は、泡立て器が容器の底部に近接して回転する際に生み出される吸引効果を、泡立て器が高すぎる吸引抵抗を有することなく、補償するための開口部を備えていることもできる。泡立てを向上させるために、泡立て器22は、通例、起伏の形状で設けられる、1つ又は複数の攪乱要素を更に備えていることができる。これらの起伏は通例、0.5〜5mmに含まれる、より好ましくは、1mmの深さを有する。起伏は、泡立て器22の面のうちの一方、又は両面上に設けられているか、あるいは容器10の内壁上、典型的には、流体が通例運動する下方内壁に設けることさえできる。
更に、図6a〜bに示されるように、本発明のデバイスは、好ましくは上下に配置された、1つを超える、典型的には2つの注出口23を備えていることができる。この実施例は、容器内で調製されたフォーム及び流体を送出する場合に有利であり、下方の注出口は液体部分を注出し、上方の注出口はフォームを注出する。両方の注出口は、1つの注出口のみの場合について以前に説明されたとおりに制御される。
本発明のデバイスを用いて、異なる特性を有するフォーム、微小フォームとして通例知られる小さなサイズの気泡を有する液状フォーム(例えば、ラテアート配合物を調製するために用いられる)、又はより大きなサイズの気泡を内部に有する、よりとろりとしたフォームを得ることができる。
泡立て器22の典型的な回転速度のための値として、本発明は、泡立てプロセスの間に、2000rpm〜8000rpm、好ましくは、2500rpm(小さな気泡サイズを有する、より液状のフォームを与える)〜4000rpm(よりとろりとしたフォームを送出する)に含まれる速度で泡立て器を回転させることになる。通例、容器の内部における残りのフォームの排出プロセスの間に、泡立て器は、好ましくは、300rpm〜500rpmに含まれる、より低い速度で回転することになる。
本発明の容器10の最も典型的な構成は直線円筒状のものである。しかし、また、容器10の外部形状が直線円筒状に作られており、その一方で、容器の内部空洞が、例えば、円錐台状であることも可能である。しかし、容器の任意の他の形状又は構成もまた可能であり、本発明の範囲内に含まれるであろうことは明らかである。
以下においては、ミルクの泡立てを考慮して本発明の説明が与えられる。しかし、本発明は流体としてミルクに限定されず、他の流体、例えば、チョコレート、コーヒーなどに適用することもできる。その結果、ミルクフォームと異なる他のフォームも本発明によって達成することができる。本発明においてミルクについて述べている際、純粋なミルクだけでなく、カゼイン、タンパク質、又はその他のもののような起泡剤から作られる泡立てベースの流体でもあることを理解されたい。また、本発明において、起泡及び泡立ては同義語として理解されるべきである。
本発明の泡立てデバイスは、冷たいフォーム、ひんやりしたフォーム、常温のフォーム、及び/又は温かいフォームを送出することができる。温かい流体フォームを送出するために、泡立てデバイス100は好ましくは、追加の利用可能エネルギー及び/又はタンパク質の変性のゆえに泡立て効果を高めることができる加熱器又は加熱ユニットを更に備えている。更に、温かいミルクフォームは通例、カプチーノ又は同様のもののような飲料を調製するために所望される。加熱器は、泡立てツール20内、又は容器10内、又は基部30内のいずれかに組み込むことができる。
本発明の泡立てデバイス100はまた、流体の泡立てが行われる際の飛び散りを回避するために有用な蓋又はカバーを備えていることもできる。
本発明は、本発明の好ましい実施形態を参照して説明されているが、添付の特許請求の範囲によって規定されている、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって多くの修正及び変形を実施することができる。

Claims (15)

  1. 流体フォームを生成するためのデバイス(100)であって、
    前記流体が導入され得る容器(10)と、
    前記容器(10)の内容積部内で回転可能であり、前記流体を混合し、泡立てることができる泡立てツール(20)と、
    前記容器(10)からの前記流体の調製物の注出を可能にするための少なくとも1つの注出口(23)と、
    前記容器(10)を保持することができ、前記泡立てツール(20)の回転をもたらす駆動ユニット(30)を備える基部と、を備えている、デバイス(100)において、
    前記少なくとも1つの注出口(23)が、前記容器(10)の内部における前記流体の泡立てを規定する1つ又は複数のパラメータに応じて、開放するか、又は部分的若しくは完全に閉鎖するように作動されることを特徴とする、デバイス(100)。
  2. 前記注出口(23)が、以下のパラメータ:調製時間、流体温度、前記流体内において前記泡立てツールによって加えられるトルク、前記泡立てツールの回転速度、又は前記泡立てツールの回転方向のうちの1つ又はこれらの組み合わせに応じて作動される、請求項1に記載のデバイス(100)。
  3. 前記少なくとも1つの注出口(23)が、前記容器(10)において、重力による前記容器(10)からの前記流体の調製物の注出を可能にするような場所に配置されている、請求項1又は2に記載のデバイス(100)。
  4. 前記少なくとも1つの注出口(23)が、部分的若しくは完全に閉鎖するよう、確実に圧迫及び/又は挟圧されるための十分な可撓性を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  5. 前記駆動ユニット(30)が、前記泡立てツール(20)に機械的に結合されているか、又は前記泡立てツール(20)を前記容器(10)の内部で回転させる磁場を発生させる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  6. レシピ調製の終了時における前記泡立てツール(20)の回転速度が、調製プロセスの最中における前記泡立てツール(20)の回転速度以下であり、前記泡立てツール(20)の回転方向を反転させることができる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  7. 前記少なくとも1つの注出口(23)が、前記少なくとも1つの注出口(23)の洗浄を可能にするために、前記デバイス(100)の残りの部分から取り外し可能であり、かつ/又は配置可能である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  8. 前記少なくとも1つの注出口(23)が前記容器(10)に対して半径方向又は接線方向のいずれかに配置されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  9. 前記少なくとも1つの注出口(23)が、前記容器(10)の軸線と垂直に、又は前記容器(10)の前記軸線と平行に配置されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  10. 前記少なくとも1つの注出口(23)が前記容器(10)の軸線に対してある角度(α)で傾いて配置されており、前記角度(α)は好ましくは90°〜180°に含まれる、請求項1〜9のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  11. 前記容器(10)が、前記容器(10)を保持する前記基部に対して特定の角度(β)で傾いて配置されており、前記角度(β)は好ましくは、0°〜90°に含まれ、好ましくは、0°であるか、又は5°〜45°に含まれるかのいずれかである、請求項1〜10のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  12. 前記泡立てツール(20)が、1つ又は複数の攪乱要素、好ましくは、1つ又は複数の起伏を備えている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  13. 前記泡立てツール(20)が、前記泡立てツール(20)が前記容器(10)内で回転する際の吸引効果を補償するための1つ又は複数の開口部を備えている、請求項1〜12のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  14. 前記デバイス(100)が、前記容器(10)に上下に配置された2つの注出口を備えており、各注出口は、前記容器(10)の内部における前記流体の泡立てを規定する1つ又は複数のパラメータに応じて、開放するように、又は部分的若しくは完全に閉鎖するように独立して作動される、請求項1〜13のいずれか一項に記載のデバイス(100)。
  15. 前記注出口が、提供される目標レシピに応じて順次動作させられる、請求項14に記載のデバイス(100)。
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