JP4956595B2 - コーヒー用の抽出装置および抽出装置を用いてコーヒー飲料を生産するための方法 - Google Patents

コーヒー用の抽出装置および抽出装置を用いてコーヒー飲料を生産するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載のクレマ弁を備えるコーヒー用の抽出装置および請求項10のプリアンブルに記載の抽出装置を用いてコーヒー飲料を生産するための方法に関する。
今日、クレマは、コーヒー飲料の実質的一部をなしている。これは、コーヒーアロマの大部分をよいコーヒーフレーバーに結び付けるものであり、そのため、よいコーヒーフレーバーに実質的に寄与している。クレマの形成は、さまざまな要因の影響を受ける。例えば、抽出されたコーヒーの品質と抽出プロセスの種類の影響を受ける。
欧州特許出願公開第1743554A1号明細書に完全自動コーヒーメーカー用の抽出装置が記載されており、そこでは、クレマ弁は抽出ユニットおよびコーヒー出口に接続されている。クレマ弁は、封止栓と圧縮バネを備える抽出ユニットで抽出されるコーヒーの流出量を調節する。高圧下で抽出されたコーヒーが圧縮されて封止栓上の開口部に通されると、コーヒーが渦巻いて、非常に細かい孔の開いた泡が生成されクレマを形成する。このコーヒーメーカーを使用した場合、クレマの生成は、コーヒーメーカーの利用者の影響を実用上受けることがありえない。そのため、それぞれの場合においてコーヒーメーカーに収められているコーヒーまたはコーヒー飲料は、それぞれの場合において視覚的に似ているように見える。
コーヒー用の他の知られている抽出装置では、機械式スロットル装置が取り付けられ、これを使って、スロットル調整装置の機械的調整を行い抽出室から離れた場所にあるコーヒー出口の端部から流れ出るコーヒーの流量のスロットル調整を行うことが可能である。このスロットル調整は、生み出されるクレマの量に影響を及ぼすけれども、一方でこの影響はむしろ小さい。さらに、スロットル調整は、コーヒー温度に対し影響を及ぼし、したがって、抽出されるコーヒーの品質にも影響を及ぼす。さらに、スロットル調整装置が詰まる危険性もある。
今日では、例えば、カプチーノ、ラテマッキアート、エスプレッソ、リステロットなどの各種のポピュラーなコーヒー飲料が多数存在する。文化、地域的習慣、またはコーヒーメーカーの利用者の個人的好みに応じて、クレマの量および細孔サイズに対し定められる要件は異なる。
欧州特許出願公開第1743554A1号明細書
本発明は、上述の不利点を回避し、コーヒー用の抽出装置を製作する目的に基づいており、この方法では、単純な手段を用いて、それぞれのクレマの量をさまざまな範囲で変えることが可能であり、またさまざまな特性を持つクレマの多数のバリエーションを生み出すことが可能である。本明細書では、優先的に、コーヒーアロマが結び付けられ、それぞれのコーヒー飲料、文化、および/または地域的習慣および/またはコーヒーメーカーの利用者の個人的好みに適合されうるクレマが生み出される。
この目的は、請求項1に記載の特徴を具備する抽出装置および請求項9に記載の特徴を具備する方法を用いて達成される。
コーヒー用の抽出装置は、コーヒーを抽出するための抽出ユニット、クレマ弁、およびコーヒー出口を備え、抽出ユニット、クレマ弁、およびコーヒー出口は、抽出ユニット内で抽出されたコーヒーがクレマ弁を通じてコーヒー出口に誘導されるように互いに接続され、クレマ弁は、抽出されたコーヒーが、クレマ弁のクレマ室内で渦を巻きクレマを生み出すように設計されている。
本発明によれば、抽出装置は、ガスをクレマ室内に注入するための注入装置とガスが注入される毎にプリセットされている量のガスが毎回注入されるように設計されている、ガスのプリセットされている量は可変パラメータとなっている、クレマ室内に注入される量のガスの投与を行うための投与装置を備える。
ガスは、注入装置の助けを借りて、より好ましくはコーヒー飲料の調製段階において抽出されたコーヒーがクレマ室内に流れ込む期間に、クレマ室内に注入できる。抽出ユニットから流れ出るコーヒーは、注入されたガスの周りで流れる。注入されたガスによりコーヒーが渦を巻いて昇ることで、細かい孔の開いている泡、つまりクレマのコーヒー中への形成が増幅される。生み出されるクレマの量と種類、より好ましくはクレマの細孔サイズは、例えば、注入されたガスの量および圧力などの複数の要因の影響をガスの注入時に受ける。
本発明によれば、ガスの注入毎に注入装置を使ってクレマ室内に注入できるガスの量は、それぞれの場合においてプリセットされた値であるが、これは抽出装置の可変パラメータとなり、必要ならば変更できる。このパラメータの大きさに応じて、連続ガス注入時に該当する場合に、異なる量のガスがクレマ室内に注入される。それぞれの場合におけるガスのそれぞれの注入が、コーヒー飲料の調製時に実行される場合、達成されるのは、異なる量のガスが異なるコーヒー飲料中に注入され、結果として、生み出されるクレマの量はそれぞれの場合においてプリセットされているガスの量の関数として変化するということである。異なるコーヒー飲料は、したがって、異なる量のクレマを有する(注入されるガスの量に依存する)。
抽出装置の一実施形態では、注入装置は、ホースポンプ、ピストンポンプ、他のポンプ、または耐圧ボトルを備え、注入ガスは、好ましくは、空気、CO、または香味料である。ホースポンプ、ピストンポンプ、または他のポンプを使用することで、例えば、クレマ室に注入できる例えば外気を適切に加圧することが可能である。耐圧ボトルにガスを貯蔵することも可能である。ここで、耐圧ボトルは、外気または例えば二酸化炭素COを充填することができる。さら、耐圧ボトルに香味料を充填し、クレマ室内に注入するときに前記香味料を外気と混合することも考えられる。
投与装置は、ガスのそれぞれの注入の制御、より好ましくは注入されたそれぞれのガスの量の制御を可能にし、また所定の量および種類のクレマをコーヒー飲料上で生成することを可能にする。
一実施形態では、投与装置は、ガス用のそれぞれのポンプの始動および/または停止を行うための装置、および/または注入装置がガスの注入を制御するための制御可能弁および/または制御可能スロットル調整機構を備えている場合には、それぞれの制御可能弁を調節するための装置および/またはそれぞれの制御可能スロットル調整機構を調節するための装置を備える。それぞれのポンプの始動および停止を行うための装置または制御可能弁を調節するための装置またはそれぞれの制御可能スロットル調整機構を調節するための装置を使用することで、クレマ室内に注入されるガスの時間および量が決定できる。
一実施形態では、ガスは、低い陽圧で注入されうる。抽出室では、ある圧力下でコーヒーが抽出され、その後、コーヒーはクレマ弁内の開口部を通じてクレマ室内に流れ込む。抽出室から流れ出るコーヒーが、注入装置内に流れ込むのを防ぐために、ガスは、注入装置から少なくとも同じ大きさの圧力によりクレマ室内に注入されなければならない。コーヒーが抽出室からクレマ室内に流れ込むときに圧力が増大するので、ガスによるコーヒーの最適な渦巻きまたコーヒーの混合さえも、それに加えて発生し、その結果、非常に細かい孔が開いている泡が形成される。
他の実施形態では、クレマ室に注入されるガスの量(つまり、注入装置からクレマ室内に注入されるガスの「プリセットされている量」)は、プリセットされた制限範囲内でプログラム可能または調節可能および/または選択可能である。プログラミングまたは設定を行うことにより、コーヒーメーカーの製造業者または当業者によって、個別のコーヒー飲料についてクレマの量および種類がプリセットされうる。したがって、地域的または文化的嗜好に応じて、クレマの特定の量および/または細孔サイズをプリセットできる。抽出装置の利用者は、個人的好みに応じてクレマの量および細孔サイズを選択することができる。
注入されたガスの「リセットされた量」をプログラミングまたは設定および/または選択するために、それぞれに適したさまざまな手段がある。例えば、注入されたガスのプリセットされた量に対するさまざまな値、または注入されたガスのプリセットされた量と等しい制御パラメータに対するさまざまな量は、利用者側でプリセット値のうちの1つを選択できる抽出装置の制御ユニットにおいてプリセットすることが可能である(例えば、キーボード、タッチスクリーンディスプレイ、回転つまみ、スライド式コントローラの助けを借りて、または注入されるガスのプリセットされた量を表すパラメータを変更することを可能にする他の手段の助けを借りて)。また、上述の方法で選択された値をメモリに、例えば、抽出装置の制御ユニットのメモリに格納することも可能であり、その場合、制御ユニットは、抽出装置を制御する際に格納されている値を考慮し、それぞれの場合における抽出装置の動作時に、格納されている値に対応する量のガスがクレマ室に注入されるようにする。それとは別に、それぞれの場合に利用者側で、ユーザーインターフェイス(例えば、キーボード、音声制御、またはデータを入力するのに適している他のインターフェイス)を介して注入されるガスのプリセットされている量に対する値を入力することも可能であり、抽出装置の制御装置は、抽出装置を制御するときに入力されたそれぞれの値を適宜考慮する。
他の実施形態では、注入装置は、ノズルを使ってガスをクレマ室に注入し、ノズルはクレマ室内のコーヒーの流れの方向に関して10°から170°の間の角度で、好ましくはクレマ室内のコーヒーの流れの方向に対して10°から90°の間の角度で、クレマ室内に配列される。ここで、ノズルは、クレマ室内への抽出されたコーヒーの入口開口部上に配列される。ノズルのこのような配列により、ガスは、渦を巻いて昇るコーヒー内に直接注入される。その結果、ガスとのコーヒーの最適な混合が生じる。
コーヒー飲料を調製するための本発明による方法は、コーヒー用の抽出装置を用いてコーヒー飲料を調製するために使用され、この抽出装置は、コーヒーを抽出するための少なくとも1つの抽出ユニット、クレマ弁、およびコーヒー出口を備え、コーヒー飲料の調製時に、抽出ユニットから抽出されたコーヒーは、クレマ弁内を流れてコーヒー出口から出る。本明細書のクレマ弁は、抽出されたコーヒーがクレマ弁のクレマ室内を渦を巻いて通りクレマが形成されるように設計されている。それに加えて、ガスがクレマ室内に注入され、第1のコーヒー飲料の調製時に第1の量のガスがクレマ室内に注入され、第2のコーヒー飲料の調製時に、第2の量のガスがクレマ室内に注入されるが、ただし、第1の量と第2の量は異なる。
注入されたガスの量の投与により、抽出ユニットから流れ出るコーヒーが渦を巻き続けている間にクレマ室内に形成されるクレマの量および種類は、予め定められ、また−ガスのそれぞれの量に応じて−修正される。
一実施形態では、それぞれのガス注入が開始する時点および/またはそれぞれのガス注入の持続時間および/または注入されるガスの圧力は、変更される。時間の関数として注入されるガスの量および圧力をプリセットすることにより、所定のクレマに割り当てられる(量と種類に関して)プロファイルが定義される。
さまざまなパラメータ、例えば、クレマ室内に注入されるガスの量および/または圧力を変更すると、形成されるクレマの量および細孔サイズが変化する。例えば、より好ましくは、抽出室からコーヒーが流れ出るときのガス注入の時間または持続時間は、クレマの量に影響を及ぼす。それぞれのパラメータを時間の関数として設定することにより、さまざまなクレマの量および異なる細孔サイズに−選択されたコーヒー飲料、地域的習慣、および/または個人的好みに応じて−割り当てられうる異なるプロファイルをプリセットすることができる。メモリ(例えば、電子メモリ、より好ましくはそれぞれの抽出装置の制御ユニットのメモリ)にさまざまなプロファイルを保存することができる。
好ましい一実施形態では、陽圧は、クレマ室内にガスを注入することによりクレマ室内に生じ、残留水が、コーヒーの抜き取りまたは洗浄プロセスの後にクレマ室および/または抽出ユニットとコーヒー出口との間の液体管路からコーヒー出口へ運ばれる。
クレマ室内に陽圧を発生させることにより、クレマ室内に、または液体管路内に存在する残留水は、コーヒー出口に送られる。残留水を取り除くことで、クレマ弁、液体管路、およびコーヒー出口は、洗浄される。コーヒー残留物は、抽出装置から取り除かれ、淀んでいる残留水による石灰の形成が、低減される。それと同時に、次のコーヒーの引き出しの際に洗い流される、このコーヒー飲料の品質を損なう残留水の冷却が防止される。
本発明およびより好ましくは本発明による装置の例示的な実施形態、および本発明による方法の詳細は、付属の図面を参照しつつ以下で説明される。
抽出ユニットおよびクレマ弁を備える抽出装置を示す略図である。 クレマ弁および注入装置を備える図1による抽出ユニットを示す分解組立図である。 クレマ弁および注入装置を備える図2による抽出ユニットを示す側面図である。 コーヒー飲料の上に載っているクレマを示す側面図である。 図4と同様だが、細かい孔がさらに増えているクレマを示す図である。
図1は、本発明によるコーヒー用の抽出装置10の略図を示している。図面の抽出装置10は、任意の形態の生コーヒー、例えばコーヒー豆または挽いたコーヒーが保管される容器35を備える。挽いたコーヒーは、コーヒー供給管路36を通って、抽出ユニット11の抽出室12に送り込まれる。抽出室12において、コーヒーは、給水管路33を介して抽出室12と同様に接続されている、水タンク32からの水とともに抽出される。抽出ユニット11の流出側に、クレマ弁21が配置されている。抽出されたコーヒーは、クレマ弁21および液体管路30を通ってコーヒー出口31へ流れ、カップ41に注がれる。クレマ弁21は、抽出されたコーヒーがクレマ弁21のクレマ室内を渦を巻いて通ることができ、その結果クレマが形成されるように設計されている。
さらに、ガスをクレマ弁21に注入するための注入装置27は、抽出装置10内に配置される。注入装置27は、ポンプ29、ガスホース28、さらにクレマ室内で終端するノズルを備える。ポンプ29からのガスは、ガスホース28を通りクレマ弁21に送られる。クレマ弁21で、ガスはノズルを通してクレマ室内に注入され、抽出ユニット11から流れ出るコーヒーと混合される。必要に応じてポンプ29の始動および/または停止を行うことができる投与装置37を通じて、コーヒー内に注入されるクレマ室内に注入されたガスの量が決定される。
ポンプ29とは別に、制御可能弁および/または制御可能スロットル調整機構を備える圧力容器も使用されうる。ここで、制御可能弁は、必要に応じて投与装置37によって調節される(例えば、開閉される)か、または投与装置37のスロットル調整機構は、適宜必要に応じて調節される。組み合わせることも可能であり、例えばポンプ29は、弁またはスロットル調整機構および/または圧力容器と一緒に使用されうる。したがって、投与装置37は、それぞれのポンプ29の始動および/または停止を行うための装置および/またはそれぞれの制御可能弁を調節するための装置および/またはそれぞれの制御可能スロットル調整機構を調節するための装置を備える。
単純な一実施形態では、外気は、例えば、ホースポンプまたはピストンポンプ内で圧縮され、クレマ室内に直接注入される。それぞれの場合のポンプ29は、ちょうどガスがクレマ室内に注入されるときに投与装置37を通じて始動される。例えば、ポンプ29に供給される電気出力を変更することにより、ポンプ29によって発生する圧力またはガス量が変化しうる。
また、さらにガスをクレマ室内に注入することなくコーヒー飲料を得ることも可能である。これは、クレマはクレマ弁21によって最低限の量のみが生成されることを意味する。この場合、ポンプに電気エネルギーを供給する必要はない。注入装置27およびポンプ29は、クレマ室内に存在する抽出ユニット11から流れ出るコーヒーの圧力を十分に封止できなければならず、したがってコーヒーが注入装置27内に流れ出すことが防止される。したがって、注入装置27は、エネルギーを消費せずにクレマ室内の圧力を封止することができるように設計されるものとする。それに加えて、制御可能弁をクレマ室からコーヒーがガスホース28内に還流するのを防ぐノズルの近くで使用することもできる。それとは別に、液体の流れがガスホース内を通るのを防止するために、ガスホース28を圧着するか、または閉じることもできる。
すでに述べたように、例えば抽出装置10から離れた場所で充填されるポンプ29の代わりに圧力容器を使用することもできる。この場合の圧力容器には、例えば二酸化炭素CO、酸素Oなどのガスまたは例えば香味料を充填することができる。圧力容器は、さらに、ポンプ29を通じて充填され、圧縮空気の貯蔵ユニットとしても使用されうる。ガス注入を行うために、制御可能弁を耐圧ボトル上に配列するか、または耐圧ボトルとクレマ室との間のガスの接続管路内に組み込むこともできる。したがって、注入されたガスの量およびガス注入の開始時刻は、ガス注入のそれぞれの持続時間とともに、必要に応じて変更できる。
図2は、クレマ弁21および注入装置27を備える抽出ユニット11の分解組立図を示している。クレマ弁21は、ガスホース28を通じてポンプ29と接続される。ガスホース28は、クレマ弁21のノズル26に接続される。クレマ弁21は、弁ハウジング19を備え、その内部にクレマ室20が形成されており、閉鎖栓24はクレマ室20内で下げられている。閉鎖栓24は、圧縮バネ23によって押し下げられ、圧縮バネ23は液体管路30の端部と接触する。
クレマ弁21は、抽出プランジャ13内に組み込まれ、抽出プランジャ13は押されると抽出シリンダ15内に入る。抽出プランジャ13と抽出シリンダ15を一緒に押すことで、コーヒーが抽出される抽出室12が形成される。抽出プロセスに続いて、抽出プランジャ13が抽出シリンダ15内に押し込まれるという点において抽出プロセスの後に残る残留コーヒー粉末から水が取り出される。次いで、コーヒー残留物が、イジェクタピストン16によって抽出シリンダ15から残留物容器中に排出される。この後、抽出装置は、他のコーヒー抽出プロセスで使用できる状態にある。
図3は、クレマ弁21および注入装置を備える抽出ユニット11の側面図を示している。抽出プロセスにおいて、コーヒー粉末が、温水により抽出室12内で抽出される。水は、例えば、抽出室12の底部から流れ込む。抽出プロセスを使用する場合でも、クレマの形成は、例えば、事前抽出、さらには抽出温度および抽出圧力を通じて影響を受ける可能性がある。抽出されたコーヒー水は、クレマ弁21への抽出プランジャ13に取り付けられている金属篩14を通過して流れる。金属篩14は、コーヒー粉末が抽出室12から流れ出るのを防ぐ。
抽出プロセスは、圧力下で実行される。クレマ弁21内の圧縮バネ23は、閉鎖栓24のみが対応する圧力で抽出されたコーヒーを抽出室12からクレマ弁21のクレマ室20内に流し出せるような適切な寸法のものでなければならない。閉鎖栓24の形状とコーヒーを抽出室12から流し出す高い圧力とにより、閉鎖栓24およびクレマ弁21の表面にそって渦が生じる。膨張と渦巻きで、クレマがコーヒーの中に形成される。この後、コーヒーは液体管路30を通ってコーヒー出口31に流れる。
抽出装置27は、クレマ弁21に固定されている。ガスは、抽出装置27を介して、ノズル26を通りクレマ室20内に注入されうる。ノズル26は、好ましくは、約0.5mmの直径を有する。ここで、ガスは、抽出室12から流れ出るコーヒーの中に注入される。閉鎖栓24の近くにあるクレマ弁21上のノズル26が、抽出室12から流れ出るコーヒーの流れの方向18に関して10°から170°の間の角度αで配列される(流れの方向は、図3において参照記号18が付されている矢印が示す方向である)場合に実用的であることが実証されている。さらに、ノズル26が、抽出室12から流れ出るコーヒーの流れの方向18に対して10°から90°の間の角度αで配列される場合に特に有利であることが実証されている。その結果、ガスとコーヒーの混合が最適化され、その結果、大量の小さな泡が形成される。これらの小さな泡が、細かい孔が開いている泡、つまりクレマを形成する。
例えばクレマ室20内に注入されるガスの量、注入されたガスの圧力、およびガス注入が開始する時刻などのさまざまなパラメータに応じて、生成されるクレマの種類および量が異なる。
ガス量およびガス圧力を時間の関数として指定することにより、プロファイルが定義される。プロファイルは、種類および量が予め定められているクレマに割り当てられる。メモリ(図に示されていない)に、さまざまなプロファイルを格納することができる。このようなメモリは、例えば、電子メモリであってよく、メモリを抽出装置10用のそれぞれの制御ユニットに、格納されているプロファイルが制御ユニットからアクセス可能なように割り当てるのが実用的である。さまざまなプロファイルを通じて、特定のコーヒー飲料に対し地域的習慣に対応するクレマを形成することができる。プロファイルのパラメータは、例えば、抽出装置10の製造業者または事業者側でプリセットすることもできる。さらに、1つまたは複数のプロファイルを、個人的好みに応じて抽出装置の利用者向けに追加格納するか、またはコーヒー飲料を引き出した後に利用者が設定することができる。
抽出装置10の故障を防ぎ、高品質のコーヒー飲料を生産するために、抽出装置10にはきちんとした手入れが必要である。コーヒー飲料を引き出した後にクレマ弁21内にガスを注入することにより、設計上の特徴のため抽出プロセスの後も残る残留水をクレマ弁21および液体管路30およびコーヒー出口31から抜き取ることができる。また、洗浄プロセスが終わってから、ガスをクレマ室20内に注入することで抽出装置10から残留水を取り除くこともできる。同様に、ガス量およびガス圧力のパラメータは、洗浄の種類に応じて、特定のプロファイルに従って時間の関数としてプリセットすることも可能である。
図4および5は、それぞれ、異なるクレマ42を有するコーヒー飲料40を入れたカップ41を示している。図4では、形成されるクレマ42の量が少なくなっている。したがって、コーヒー飲料40上のクレマ42の高さひいてはクレマ42の全体積は、図5よりも小さい。図5のクレマ42では、クレマ42を形成するためのパラメータは、図4と比較して、より細かい孔が開いている泡ひいてはより細かい孔が開いているクレマが形成されるようにプリセットされた。品質と細孔度の次に、クレマ42は、そのアロマと着色の点でも異なることがある。例えば、香味料を追加することで、クレマ42のアロマまたは風味が影響を受けることがある。例えばミルクまたはさまざまな生コーヒータイプを追加することにより、クレマ42の着色が、さらに影響を受ける可能性がある。
コーヒー飲料40は、大部分、実質的に生コーヒーを水で抽出したものからなる。それに加えて、ミルク、砂糖、または例えば、チョコレートパウダーもしくはチョコレート液を抽出されたコーヒーに混ぜることができる。このようにして、文化的および地域的習慣ならびに抽出装置の利用者の個人的好みに応じて、多くのさまざまなコーヒー飲料が調製され、対応する個別のクレマ42がそれぞれの場合において形成されうる。
注入装置27によってクレマ室20内に注入されるガスのそれぞれの量を必要な場合に利用者側で変更できるようにするために、抽出装置10は、ユーザーインターフェイス(図1〜5には示されていない)を備え、利用者は、このユーザーインターフェイスの助けを借りて、それぞれの場合においてクレマ室20内に注入されるガスの量を指定することができる。キーボード、タッチスクリーンディスプレイ、回転つまみ、スライド式コントローラ、音声制御、またはデータを入力するのに適している他のインターフェイスは、ユーザーインターフェイスとして好適である。抽出装置10の動作時に、投与装置37により、ガスが注入される毎に、それぞれの場合において指定されたガスの量に対応する一定量のガスがそれぞれの場合において注入されることが保証される。
10 コーヒー用の抽出装置
11 抽出ユニット
12 抽出室
13 抽出プランジャ
14 金属篩
15 抽出シリンダ
16 イジェクタピストン
18 流れの方向
19 弁ハウジング
20 クレマ室
21 クレマ弁
23 圧縮バネ
24 閉鎖栓、液体管路
26 ノズル
27 注入装置
28 ガスホース
29 ポンプ
30 液体管路
31 コーヒー出口
32 水タンク
35 容器
36 コーヒー供給管路
37 投与装置
40 コーヒー飲料
41 カップ
42 クレマ

Claims (15)

  1. コーヒー飲料を作るための抽出装置(10)であって、
    コーヒーを抽出するための抽出ユニット(11)と、
    クレマ弁(21)と、
    コーヒー出口(31)と、
    を備え、
    前記抽出ユニット(11)、前記クレマ弁(21)、および前記コーヒー出口(31)は、前記抽出ユニット(11)でコーヒー飲料を調製するために、抽出されたコーヒーが前記クレマ弁(21)を通り前記コーヒー出口(31)に送られるように互いに接続され、
    前記クレマ弁(21)は、前記抽出されたコーヒーが前記クレマ弁(21)のクレマ室(20)内で渦を巻いて通ることができ、その結果クレマ(42)が形成されるように設計される抽出装置において、
    前記抽出装置は、
    ガスを前記クレマ室(20)内に注入するための注入装置(27)と、
    前記ガスの注入毎にプリセットされた量の前記ガスがそれぞれの場合において注入されるように設計され、前記ガスの前記プリセットされた量が変更可能なパラメータとなっている、前記クレマ室(20)内に注入される量の前記ガスを投与するための投与装置(37)とを備えることを特徴とする抽出装置。
  2. 前記注入装置(27)は、ホースポンプ(29)、ピストンポンプ(29)、他のポンプ、または耐圧ボトル、および/または前記ガスの注入を制御するための制御可能弁および/または制御可能スロットル調整機構であることを特徴とする請求項1に記載の抽出装置。
  3. 前記投与装置(37)は、前記それぞれのポンプ(29)の始動および/または停止を行うための装置および/または前記制御可能弁を調節するための装置および/または前記制御可能スロットル調整機構を調節するための装置を備えることを特徴とする請求項2に記載の抽出装置。
  4. 前記注入されるガスは、好ましくは、空気、CO、または香味料であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の抽出装置。
  5. 前記クレマ室(20)内に注入される前記ガスの量は、プログラム可能または調節可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の抽出装置。
  6. 前記クレマ室(20)内に注入される前記ガスの量は、プリセットされた制限範囲内で選択されうることを特徴とする請求項5に記載の抽出装置。
  7. 前記注入装置(27)は、ノズル(26)を使って前記ガスを前記クレマ室(20)内に注入し、前記ノズル(26)は、前記クレマ室(20)内の前記コーヒーの流れの方向(18)に関して10°から170°の間の角度(α)で、好ましくは前記コーヒーの前記流れの方向(18)に対して10°から90°の間の角度(α)で配列されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の抽出装置。
  8. 前記ノズル(26)は、前記クレマ室(20)内に入る前記抽出されたコーヒー用の入口開口部で終端することを特徴とする請求項7に記載の抽出装置。
  9. コーヒー用の抽出装置(10)を用いてコーヒー飲料を作るための方法であって、前記抽出装置(10)は、少なくとも、
    コーヒーを抽出するための抽出ユニット(11)と、
    クレマ弁(21)と、
    コーヒー出口(31)と、
    を備え、
    コーヒー飲料の調製時に、抽出されたコーヒーは、前記抽出ユニット(11)から前記クレマ弁(21)を通って前記コーヒー出口(31)へ流れ、
    前記クレマ弁(21)は、前記抽出されたコーヒーが前記クレマ弁(21)のクレマ室(20)内で渦を巻いて通ることができ、その結果クレマ(42)が形成されるように設計される方法において、
    第1のコーヒー飲料の調製時に、第1の量のガスが前記クレマ室(20)内に注入され、第2のコーヒー飲料の調製時に、第2の量のガスが前記クレマ室(20)内に注入され、前記第1の量と前記第2の量は異なることを特徴とする方法。
  10. 前記それぞれのガス注入が開始する時点および/または前記ガス注入の持続時間および/または前記注入されるガスの圧力は、変更されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 時間の関数として前記注入されるガスの前記量および前記圧力をプリセットすることにより、所定の特性を持つクレマ(42)に割り当てられている格納されているプロファイルがプリセットされることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記ガスは、前記クレマ室(20)内に抽出されたコーヒーが入った後、前記流れの方向(18)に関して10°から170°の間の角度(α)で、好ましくは前記コーヒーの前記流れの方向(18)に対して10°から90°の間の角度(α)で、ノズル(26)により注入されることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記クレマ室(20)内に注入される前記ガスの量は、所定の制限範囲内でプログラムされるか、設定されるか、および/または選択されることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 残留水は、コーヒーの引き出しまたはガスの前記注入による洗浄プロセスに続いて前記抽出ユニット(11)と前記コーヒー出口(31)との間の前記クレマ室(20)および/または液体管路(24)から前記コーヒー出口(31)に運ばれることを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. コーヒーの引き出しまたは洗浄プロセスに続いて、ガスを前記クレマ室(20)内に注入することにより前記クレマ室(20)内に陽圧が発生することを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の方法。
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