JP2004174092A - コーヒー飲料製造装置 - Google Patents

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JP2004174092A JP2002346099A JP2002346099A JP2004174092A JP 2004174092 A JP2004174092 A JP 2004174092A JP 2002346099 A JP2002346099 A JP 2002346099A JP 2002346099 A JP2002346099 A JP 2002346099A JP 2004174092 A JP2004174092 A JP 2004174092A
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Kazuhiro Takahashi
和弘 高橋
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Abstract

【課題】きめの細かい良質な泡を発生できると共に、濃い豊潤な味と香りが得られるコーヒー飲料製造装置を提供する。
【解決手段】湯タンク1からの湯は、ギヤポンプ4によりニードル弁10を介してコーヒー抽出機11に給湯され、同時にコーヒー抽出機11は所定の粒度に粉砕されたコーヒー豆の挽き豆が供給され、コーヒー液が抽出される。コーヒー抽出機11の抽出側の配管17には、抽出電磁弁15及びニードル弁16が調整機構として設けられ、この調整機構とニードル弁10によって、コーヒー抽出機の抽出部の圧力が0.30MPa以上になるように調整される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーヒー飲料製造装置に関し、特に、コーヒーの挽き豆に高温の湯を加圧供給して抽出されたコーヒー液の上部にきめの細かい泡を形成し、かつ濃い豊潤な味と香りのコーヒーを得るためのコーヒー飲料製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコーヒー飲料製造装置として、所定の粒度に粉砕されたコーヒー豆の挽き豆を耐圧構造を有する抽出室に供給し、この挽き豆にポンプで加圧した所定の高温の湯を通過させることによってコーヒー液を抽出するものがある。
【0003】
このコーヒー飲料製造装置によると、挽き豆の抽出時に高温の湯を使用することでコーヒー成分の溶出が促進される。また、湯を加圧して供給することにより挽き豆の組織内に湯が浸透し、その結果、濃いコーヒー液が得られる。このようにして抽出されるコーヒーとしてエスプレッソコーヒーが知られている。
【0004】
また、最近では、カップに注がれたコーヒー液にきめの細かい良質な泡が充分に形成されることが、味覚的および視覚的に好ましいとされている。この泡を形成する条件の1つに抽出時の圧力があり、抽出開始時から抽出室内の抽出圧を所定の高圧に高める必要がある。
【0005】
コーヒー粒(挽き豆)に高温の湯を通過させてコーヒー液を抽出するコーヒー飲料製造装置として、例えば、湯タンク部において水をヒータで加熱して湯を生成し、湯タンク部に貯留されている湯をポンプで給湯すると同時に、コーヒーミルからコーヒー挽き豆をコーヒー抽出機に供給し、このコーヒー抽出機で抽出されたコーヒー液をカップに供給する構成のコーヒー飲料製造装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
特許文献1においては、コーヒー抽出機の下流側に抽出湯の流動と開放を制御する弁機構(電磁弁、逆止弁等)により、コーヒーの泡を生成することができる。また、本出願人は特願2002−19079号においてコーヒー飲料製造装置を提案している。このコーヒー飲料製造装置に係る特許出願は未だ公開されていないので、「従来の技術」を構成するものではないが、加圧ポンプの加圧圧力を電気的に調整したり、フローワッシャを追加することにより抽出機部分の圧力と流量を制御することにより、コーヒーの泡を生成することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−076244号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコーヒー飲料製造装置によると、特許文献1の場合、弁機構はコーヒーの泡を抽出するのに効果があるものの、抽出初期において電磁弁等で流動を停止させ、数秒後に開放するだけでは、泡はできるものの、きめの細かい泡にはならない。また、逆止弁を使用して一定圧力以上の場合だけ開放状態になるようにした場合でも、抽出中のコーヒー抽出機部分の圧力を所定の範囲に制御しなければ、きめの細かい泡にならない。また、豊潤な味と香りを引き出すためには流量を制御する必要があり、制御が難しくなる。
また、特願2002−19079号の場合、きめの細かい泡を抽出することが難しく、また、コーヒー抽出中の流量はコーヒー抽出機の上流側だけで制御しようとしており、挽き豆の粗さや量が変化したときにも一定の圧力、流量を維持することは困難である。
【0009】
従って、本発明の目的は、きめの細かい良質な泡を発生でき、更には、濃い豊潤な味と香りを得ることのできるコーヒー飲料製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、所定温度の湯を湯タンクに貯留しておき、所定の粒度に粉砕されたコーヒー豆の挽き豆をコーヒー抽出機に供給し、ポンプにより前記湯タンクから配管を介して前記湯を前記コーヒー抽出機に供給してコーヒー液を抽出するコーヒー飲料製造装置において、前記コーヒー抽出機の抽出部の圧力が0.30MPa以上になるように調整する調整機構を設けたことを特徴とするコーヒー飲料製造装置を提供する。
【0011】
この構成によれば、調整機構によってコーヒー抽出機の抽出部の圧力が0.30MPa以上になるように調整されるので、きめの細かい良質な泡が得られると同時に、濃い豊潤な味と香りを得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を基に説明する。
図1は、本発明によるコーヒー飲料製造装置の構成を示す。
湯タンク1は、数リットルの飲料水を貯水でき、この飲料水をヒータ(図示せず)で例えば97℃に加熱して保温する。この湯タンク1には、配管2の一端が接続され、この配管2の途中には電磁弁3が配設されている。また、湯タンク1の底部には湯を加圧して排出するギヤポンプ4が取り付けられており、ギヤポンプ4と配管2の間にはバイパス管5が接続され、このバイパス管5の途中にはギヤポンプ4内の湯を湯タンク1に戻すリリーフ弁6が設けられている。また、ギヤポンプ4の排出口には配管7の一端が接続されており、この配管7の途中には流量計8が設けられている。配管2および7の他端には、配管9の一端が接続され、この配管9の途中には湯の供給流量を制御する弁機構としてのニードル弁10、及び湯の逆流を防止するための逆止弁19が配設されている。配管9の他端にはコーヒー抽出機11が接続され、このコーヒー抽出機11の上部には、シュート12が設置され、この上部にはコーヒー豆を高速回転する粉砕刃(図示せず)で粉砕して所定の粒度にするコーヒーミル13が設置され、このコーヒーミル13の上部にはコーヒー豆を貯蔵すると共に、このコーヒー豆をコーヒーミル13へ供給する豆貯蔵容器14が設置されている。コーヒー抽出機11の下部には、抽出系を形成する配管17が接続され、この配管17の途中にコーヒー液の排出を制御する抽出電磁弁15およびニードル弁16が設けられている。この抽出電磁弁15およびニードル弁16により調整機構が形成される。配管17の下方には図示しないカップが配設される。
【0013】
なお、カップには、コーヒー液の注入と共に購買者の要望により砂糖やクリームが注入されるが、これらの供給系については図示及び説明を省略している。また、コーヒーミル13からシュート12に挽き豆を供給する際、計量器により計量が行われるが、これらについても図示を省略している。
【0014】
ニードル弁10の流出側には圧力センサ18aが取り付けられ、ニードル弁16の流入側には圧力センサ18bが取り付けられている。これら圧力センサ18a,18bには、制御部40が接続されている。制御部40はコーヒー飲料製造装置の全体を制御するもので、CPUを用いて構成されている。この制御部40には、電磁弁3、ギヤポンプ4、リリーフ弁6、流量計8、抽出電磁弁15等も接続され、制御の対象となる。
【0015】
ところで、コーヒー抽出機11で抽出したコーヒー液をカップに注ぎ、その上部に泡を形成するには、コーヒー抽出機11の下流側にニードル弁等の流量調整機構を設け、抽出の初期においてコーヒー抽出機11が一定圧力(0.4MPa:約4.0kgf/cm)以上の時に開弁し、減圧を行えばよい。しかし、この制御を行っただけでは、大量の泡を発生できるものの、大きなサイズの泡になってしまい、きめ細かな泡にはならない。
【0016】
しかし、本発明者は、弁開放後のコーヒー抽出中において、抽出部(図1内のP3)を所定の圧力(0.30MPa:約3.0kgf/cm)以上に保ちながら、抽出部の前後(図1内のP2、P3)で所定の減圧(0.05〜0.20MPa)を続けることにより、きめの細かい良質な泡を形成できることを見いだした。
或いは、コーヒー抽出機11への湯供給流量を5〜7ml/秒に下がるようにし、かつ、コーヒー抽出中の流量を3.5〜6.5ml/秒になるようにしても達成されることを見いだした。
【0017】
以上のような抽出制御は、抽出電磁弁15及びニードル弁10を制御することにより達成される。抽出電磁弁15の制御は、流量計8及び圧力センサ18a,18bの検出結果に基づいて制御部40により行われる。また、ニードル弁10の調整は、例えば、保守管理者等の手動により行われる。
【0018】
コーヒーの挽き豆に高温の湯を加圧供給してコーヒー液を抽出するエスプレッソコーヒーにおいては、味と香り、視覚が重要である。即ち、(1)抽出されたコーヒー液上部にきめの細かいコーヒーの泡が抽出及び保持されること、(2)濃い豊潤な味と香りがあることである。きめ細かな泡の発生と同時に濃い豊潤な味と香りのコーヒーを得るためには、次の条件で達成できることが確かめられた。コーヒー抽出中にコーヒー抽出機11の圧力(P3)を所定圧力範囲(0.35〜0.71MPa:約3.5〜7.1kgf/cm)に保ち、かつ、抽出中の流量を所定流量範囲(3.5〜6.5ml/秒)に制御すればよい。或いは、前記コーヒー抽出機への湯の供給流量を5〜7ml/秒にし、前記抽出中のコーヒー液の流量を3.5〜6.5ml/秒とすることによっても達成される。
【0019】
以上のように、ギヤポンプ4より後段でコーヒー抽出機11よりも前段の部位に、弁機構(本発明ではニードル弁10)を設けると共に、コーヒー抽出機11の後段に調整機構(本発明では抽出電磁弁15及びニードル弁16)を設け、上記圧力値及び流量値に設定することにより、きめ細かな泡の発生と共に濃い豊潤な味と香りのコーヒーを得ることができる。なお、ニードル弁16に代えて逆止弁を用いてもよい。また、調整機構は、抽出電磁弁15のみ、ニードル弁16のみの構成でもよいし、「抽出電磁弁15+ニードル弁16」の構成であってもよい。或いは、電動弁であってもよい。電動弁は、電磁弁とニードル弁の機能を併せ持つものであり、開動作時に開度を調整することができる。このことから、上記圧力値や流量値にする自動制御を流量計8及び圧力センサ18a,18bの検出結果に基づいて制御部40により行うことができる。
【0020】
図2は、コーヒー抽出機11の概略構成を示す。コーヒー抽出機11は、コーヒーミル13からシュート12を介して供給される挽き豆を収容するシリンダー21、シリンダー21に挿入されるピストン22、ピストン22を駆動するピストン駆動モータ23、このモータ23とピストン22を連結するトルク伝達部24を備え、これらがシリンダーユニットDを形成している。コーヒー抽出機11は、更に、シリンダーユニットDの全体を所定の角度に傾斜させるためのモータ25、シリンダーユニットDが傾斜したときにシリンダー21に装着されるキャップ26、このキャップ26をモータ25を駆動源としてシリンダー21に係合させるギヤ27を備える。ギヤ27は回転軸27aにより軸支されている。配管9はキャップ26を貫通している。なお、Wはシュート12の下部に設けられたワイパーである。
【0021】
図3は、制御部40の詳細構成を示す。
制御部40は、CPUによる主制御部41、制御プログラムやデータを記憶するメモリ42、クロック信号を生成して主制御部41へ供給するタイマー46を備えて構成されている。主制御部41には、電磁弁3、ギヤポンプ4、リリーフ弁6、流量計8、抽出電磁弁15、圧力センサ18a,18b、ピストン22を駆動するピストン駆動用モータ23、キャップ26の開閉を行うキャップ駆動用モータ25、購買者の注文(ボタン操作)に応じた供給制御を行う供給制御部43、湯タンク1内の湯の温度を検出する湯温センサ44、キャップ26の上死点及び下死点を検出する光センサ45a,45b、滓廃棄位置を検出する光センサ45c、コーヒー抽出機11のピストン22の上死点及び下死点を検出する光センサ45d,45e、挽き豆を計量する計量エンコーダ47、コーヒーミル13の回転刃を回転させるためのミルモータ48等が接続されている。
【0022】
図4の(a)〜(h)は、コーヒー抽出過程でのコーヒー抽出機11における主要な動作を順番に示したものである。図4及び図1を参照して動作を説明する。
図4の(a)は、シリンダー21に挽き豆Pを供給する段階を示す。シリンダー21は直立した状態にあり、挽き豆Pはコーヒーミル13からシュート12を介してシリンダー21に供給される。
【0023】
図4の(b)は抽出準備工程の第1の状態を示し、挽き豆の供給が終わったシリンダー21は直立の状態にあるが、ピストン駆動モータ23に通電してギヤ27を駆動し、作動させることにより、シリンダーユニットDの全体を矢印の方向に回動させ、シリンダー21を所定の角度に傾斜させる。そして、キャップ26でシリンダー21の頭部を密封し、図4の(c)の状態となる。
【0024】
図4の(c)は抽出準備工程の第2の状態を示し、シリンダーユニットDの傾斜に同期してキャップ26を下降させてシリンダー21に挿入し、ピストン駆動モータ23の駆動を停止する。このとき、ギヤ27は図4の(a)に示す状態から180度回転した位置で停止する。
【0025】
図4(d)及び(e)は、それぞれコーヒー抽出の第1段階及び第2段階を示す。図4(d)では、ピストン駆動モータ23が作動し、トルク伝達部24を介してピストン22が押し上げられ、シリンダー21内の挽き豆が圧縮される。さらに、キャップ26で密封されたシリンダー21に高温かつ加圧された湯が配管9を通して供給され、圧縮された挽き豆からコーヒー液が抽出される。
【0026】
配管9を通して湯を供給する前に、ギヤポンプ4を短時間作動させて、ギヤポンプ4内のぬるい湯をバイパス管5及びリリーフ弁6を経て湯タンク1に戻し、新たに高温の湯を配管7,9に送る操作が行なわれる。ギヤポンプ4内の湯の交換が終わると、ギヤポンプ4を一旦停止し、リリーフ弁6を閉じる。リリーフ弁6が閉じた状態で、図4の(d)のように配管17からシリンダー21に高温かつ加圧された湯が供給される。
【0027】
抽出工程の第2の状態を示す図4の(e)では、ピストン22が更に押し上げられ、シリンダー21中のコーヒー液が配管17に送られるとともに、挽き豆の抽出滓が圧縮される。このとき配管9は、不図示の開放弁により大気に開放される。
【0028】
図4(f)は、抽出滓の廃棄準備工程(シリンダー21を減圧する段階)を示し、ピストン駆動モータ23が逆回転することでピストン22が押し下げられ、配管9中の湯と、配管17中のコーヒー液がシリンダー21に吸い込まれる。
【0029】
図4(g)は、シリンダー21からキャップ26を外す段階を示す。モータ25及びギヤ27の作動によりキャップ26がシリンダー21の頭部から離され、さらにピストン駆動モータ23の作動によってピストン22が再び押し上げられ、挽き豆の抽出滓Rがシリンダー21から押し上げられる。
【0030】
図4(h)は、抽出滓を廃棄する段階を示す。モータ25及びギヤ27の作動によってシリンダーユニットDは矢印の方向に回動し、シリンダー21が直立の状態になる。この回転の際、シリンダー21から押し出されていた抽出滓は、シュート12の下部のワイパーWにより掻き落とされて、図示しないバケットに落下し、廃棄される。
【0031】
次に、コーヒー飲料製造装置の動作を説明する。ここでは、供給終了後に次の供給動作で使用する挽き豆をシリンダー21に供給し、キャップ26とピストン22によって圧縮を行うまでを1工程として説明する。
【0032】
オペレータが、図示しない操作部を操作して抽出開始入力を行うと、対応する信号が供給制御部43から主制御部41に出力され、電磁弁3が開かれる。同時に、ギヤポンプ4が低速で駆動され、配管7に少量の湯が送出される。これにより、配管7内に滞留する湯が電磁弁3を介して配管2に圧送され、湯タンク1に戻されると共に、湯タンク1から供給される約90℃〜95℃の高温の湯で配管7が暖気される。配管7の暖気が終了すると、ギヤポンプ4の駆動が停止し、ついで電磁弁3が閉じられる。
【0033】
なお、ギヤポンプ4の駆動停止から電磁弁3を閉じるまでの間にオペレータが抽出実行ボタン(図示せず)を押した場合、供給制御部43から主制御部41に供給信号が出力される。主制御部41は、供給信号の入力に基づいて電磁弁3を閉じ、供給動作を実行する。
【0034】
挽き豆の供給後、モータ25を駆動してコーヒー抽出機11のシリンダーユニットDを抽出位置まで傾斜させる。この傾斜動作に同期してシリンダー21にキャップ26が挿入され、同時に光センサ45bがONになる。光センサ36CのON信号に基づいて主制御部41は、モータ駆動回路(図示せず)に通電信号を出力してピストン駆動モータ23を駆動する。これにより、ピストン22が上昇し、シリンダー21内に収容された挽き豆をタンピング(圧縮)する。このタンピング時におけるピストン駆動モータ23の電流値は、電流検出回路(図示せず)で検出され、供給するコーヒー液に応じた所定の電流値が検出されると、ピストン駆動モータ23が制動され、その後に通電が停止する。
【0035】
次に、ギヤポンプ4が駆動され、6〜8気圧の圧力で約90℃〜95℃に加熱された高温の湯がシリンダー21に供給される。このコーヒー液の抽出動作において、コーヒー抽出機11内の挽き豆は逆止弁19の耐圧に応じた圧力の湯に曝される。このことによって抽出初期からコーヒー成分を充分に溶出した濃いコーヒー液が抽出される。逆止弁19はコーヒー液の供給圧が耐圧以上になると開かれ、配管17を介してカップ(図示せず)にコーヒー液が注がれる。このとき、カップに注がれたコーヒー液の上部には、きめの細かい泡が形成される。
【0036】
コーヒー液の抽出が終了すると、ギヤポンプ4の駆動は停止する。ピストン駆動モータ23を駆動してピストン22を更に上昇させる。このピストン22の上昇動作に基づいて抽出滓をパッキングすることにより滓中のコーヒー液が絞られる。
【0037】
抽出滓の廃棄は、モータ25を駆動してキャップ26をシリンダー21から分離した後、ピストン駆動モータ23を正転駆動してピストン22を上昇させることによって抽出滓を上方に押し上げてシリンダー21の頂上部より露出させ、この状態でモータ25を駆動してシリンダーユニットDを直立位置へ回動させる。この回動によって抽出滓はシュート12の下部側壁に設けられたワイパーWに当接してシリンダーユニットDから払い落とされる。抽出滓の除去後、ピストン駆動モータ23を逆転駆動してピストン22を下降させることによって供給動作が終了する。
【0038】
供給動作の終了後、計量器(図示せず)からシリンダー21に挽き豆が供給される。この挽き豆は、先の供給動作中にコーヒーミル13で所定の粒度に粉砕し、計量器に供給しておいたものである。供給後、モータ25を駆動してシリンダーユニットDを傾斜させ、シリンダー21にキャップ26を挿入する。続いて、ピストン22を上昇させてシリンダー21内に収容された挽き豆をタンピングする。タンピングが終了すると供給待機状態となる。この状態では、次の供給要求があったときに速やかに湯の供給を開始できるので、コーヒー液の供給時間を短縮化することができる。
【0039】
図1の構成では、コーヒー抽出機11の前段及び後段にニードル弁10,16を設けたが、ニードル弁10を省略し、ニードル弁16のみを設ける構成であっても、上記したきめ細かい泡の発生及び豊潤な味と香りを得ることができる。しかし、使用を継続して行く内に弁部にコーヒー粉の詰まりを生じることがあり、これを未然にトラブルを防止するためには、図1の構成のようにするのが望ましい。
【0040】
また、コーヒー抽出機11の後段に抽出電磁弁15のみを設けた場合(電磁弁の口径が大きすぎる場合)は、コーヒ一の泡はできるものの、減圧が急激に1度だけなされるため、大きめの泡が形成されてしまうのと、流量が多くなりすぎ、且つ抽出機部の圧力も低下するため、味の良いコーヒーを得にくい。
【0041】
抽出電磁弁15だけで、抽出後の流動の制御と抽出中の一定の減圧機構(抽出部の所定圧力確保と所定流量の制御)を達せられるのが最も好ましい。抽出電磁弁15は抽出の初期だけ閉じられ、以後は開いておくことができれば、コーヒー吐出口における配管内を乾燥状態に保つことができ、衛生的な問題を解決できる。これを実現するためには電動弁を用いればよい。この場合、開閉のタイミングと弁の開度を電動弁制御部により最適に制御することにより、適切な弁の開閉と抽出機部の圧力、流量に制御できる。
【0042】
〔実施例〕
表1は、図1の構成によるコーヒー飲料製造装置のサンプル例を示す。ここでは、レギュラーコーヒーを対象とし、蒸らし時間(ON→OFF→抽出)が2秒→3秒→、供給量155〜170グラムという条件で行った。圧力P1〜P4は図1に図示のP1〜P4に対応し、圧力値の単位はMPaである。なお、味、泡、及び残留物は、経験及び実績に基づいて判定した。また、比較例は、抽出電磁弁15を設けない場合の値であり、P4=P3である。
【0043】
【表1】
Figure 2004174092
【0044】
表1から明らかなように、各部の圧力を0.3以上にしたとき、味、泡ともにまずまずの結果が得られたが、抽出電磁弁15を設けた図1の構成の方がきめの細かい良質な泡を得られることがわかった。
【0045】
以上説明したように、上記した構成によれば、ギヤポンプ4より後段でコーヒー抽出機11よりも前段の部位に、ニードル弁10による流量調整機構を設けると共に、コーヒー抽出機11の後段に電磁弁15による弁機構とニードル弁16による流量制御機構を設け、コーヒー抽出機11の抽出部の圧力を0.3MPa以上になるように、望ましくは、0.35〜0.71MPaの範囲に調整、制御することにより、きめ細かな泡の発生と同時に濃い豊潤な味と香りのコーヒーを得ることができる。
【0046】
上記実施の形態においては、圧力センサ18a,18bを設けた構成にしたので、センサの検出結果をコーヒー飲料製造装置において表示したり、外部に通知できる構成にすれば、製造工場やメンテナンスの際に調整作業が容易に行えるようになる。
【0047】
更に、上記構成では、湯タンク1からの給湯にギヤポンプ4を用いたが、これは低圧送量なために配管内の昇圧による湯の圧送不良を回避でき、かつ小型であることから採用したものであるが、同様の性能を有するポンプであれば、他の型式のポンプであってもよい。
【0048】
また、上記実施の形態においては、ホットコーヒーの製造について説明したが、本発明はアイスコーヒーを供給するコーヒー飲料製造装置にも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明のコーヒー飲料製造装置によると、コーヒー抽出機の抽出部の圧力が0.30MPa以上になるように調整する調整機構を設けたことにより、きめの細かい良質な泡が得られると同時に、濃い豊潤な味と香りを得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコーヒー飲料製造装置の概略構成図である。
【図2】図1のコーヒー抽出機の概略構成図である。
【図3】図1の制御部の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のコーヒー飲料製造装置のコーヒー抽出過程におけるコーヒー抽出機の主要な動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 湯タンク
2,7,9,17 配管
3 電磁弁
4 ギヤポンプ
5 バイパス管
6 リリーフ弁
8 流量計
10,16 ニードル弁
11 コーヒー抽出機
12 シュート
13 コーヒーミル
14 豆貯蔵容器
15 抽出電磁弁
18a,18b 圧力センサ
19 逆止弁
21 シリンダー
22 ピストン
23 ピストン駆動モータ
24 トルク伝達部
25 モータ
26 キャップ
27 ギヤ
27a 回転軸
40 制御部
41 主制御部
42 メモリ
43 供給制御部
44 湯温センサ
45a,45b,45c 光センサ
46 タイマー
47 計量エンコーダ
48 ミルモータ
D シリンダーユニット
W ワイパー

Claims (6)

  1. 所定温度の湯を湯タンクに貯留しておき、所定の粒度に粉砕されたコーヒー豆の挽き豆をコーヒー抽出機に供給し、ポンプにより前記湯タンクから配管を介して前記湯を前記コーヒー抽出機に供給してコーヒー液を抽出するコーヒー飲料製造装置において、
    前記コーヒー抽出機の抽出部の圧力が0.30MPa以上になるように調整する調整機構を設けたことを特徴とするコーヒー飲料製造装置。
  2. 前記調整機構は、前記抽出部の圧力調整に加え、前記コーヒー抽出機の前後の減圧を0.05〜0.20MPaになるように調整することを特徴とする請求項1記載のコーヒー飲料製造装置。
  3. 前記調整機構は、前記配管に設けられた弁機構と、
    前記コーヒー抽出機の抽出側の配管に設けられた圧力・流量調整機構とを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のコーヒー飲料製造装置。
  4. 前記弁機構は、ニードル弁であり、
    前記圧力・流量調整機構は、ニードル弁、電磁弁、電動弁、又はニードル弁と電磁弁の組み合わせであることを特徴とする請求項3記載のコーヒー飲料製造装置。
  5. 前記調整機構は、前記抽出部の圧力を0.35〜0.71MPaの範囲に調整することを特徴とする請求項1又は3記載のコーヒー飲料製造装置。
  6. 前記調整機構は、前記抽出部の圧力調整に加え、前記コーヒー抽出機により抽出中のコーヒー液の流量を3.5〜6.5ml/秒に調整することを特徴とする請求項5記載のコーヒー飲料製造装置。
JP2002346099A 2002-11-28 2002-11-28 コーヒー飲料製造装置 Pending JP2004174092A (ja)

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