JP2007260104A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Kazunori Kanzaki
和紀 神崎
Hideyuki Minezaki
秀之 峯崎
Noboru Chigira
登 千木良
Manabu Ueno
学 上野
Osamu Inoue
修 井上
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Abstract

【目的】コーヒー挽き豆からコーヒー飲料を確実に抽出することができ、さらに、香味や旨味を十分に引き出した高温のコーヒー飲料を供給することが可能な飲料供給装置を提供することを目的とする。
【構成】電磁ポンプ8a、8bを駆動して水リザーバ4に貯留している飲料水を圧送すると、その送出圧で抵抗弁25の弁が開いて加熱タンク20に貯留している高温の湯が湯管路24に押し出されてコーヒー抽出機40に圧送される。キャニスタ26から供給されたコーヒー豆をミル27で挽いた挽き豆をシュート28からコーヒー抽出機40に供給して圧縮した挽き豆に圧送された高温の湯が通過するとコーヒー飲料が抽出され、飲料管路29を通流してノズル31からカップCに注がれ、飲料管路29を通流するコーヒー飲料は飲料流量計30で流量が計量されて制御部に流量信号が出力される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コーヒー挽き豆からコーヒー飲料を抽出するコーヒー抽出機を備えた飲料供給装置に関するものである。
例えば、この種の飲料供給装置は、コーヒー豆を所定の粒度に挽いたコーヒー挽き豆(以下、適宜「挽き豆」という)をシリンダに供給して圧縮し、加圧された高温の湯を通過させることによってコーヒー飲料を抽出するコーヒー抽出機を備えている。このコーヒー抽出機は、上下方向に貫通した円筒状のシリンダと、このシリンダの下部に収容されているピストンと、シリンダが傾斜状態のときに上方から挿入されるキャップと、シリンダが直立状態のときに挽き豆をシリンダに導くシュートなどを備え、キャップには、シリンダに外部から湯を圧送するための湯管路が設けられる一方、ピストンには、シリンダで抽出されたコーヒー飲料を外部に送り出すための飲料管路が設けられている。
このコーヒー抽出機でコーヒー飲料を抽出するには、キャニスタ(コーヒー豆貯蔵容器)に貯蔵しているコーヒー豆をミルで挽いた挽き豆をシリンダに供給した後、シリンダを傾斜させ、この傾斜動作に同期させてキャップをシリンダに挿入する。次に、ピストンをシリンダ内で上昇させ、キャップと協働してシリンダに収容された挽き豆を圧縮した後、ポンプを駆動して所定値の圧力(例えば、1.0MPa)で湯管路からシリンダに湯を圧送すると、湯が圧縮された挽き豆を通過する際にコーヒー成分を含んだコーヒー飲料が抽出され、飲料管路から送出される。所定時間を経過すると湯の圧送を停止し、ピストンを更に上昇させ、キャップと協働して挽き豆を圧搾し、コーヒー飲料を飲料管路に絞り出した後、ピストンを下降させ、このピストンの下降によって生じる負圧に基づいて飲料管路に残留するコーヒー飲料をシリンダ内で圧搾された挽き豆に吸引させる。次に、キャップをシリンダから離脱させた後、ピストンを上昇させ、圧搾によって挽き豆を固形化した抽出滓をシリンダの外部に露出するように押し上げ、シリンダを軸を中心として回動し、傾斜状態から直立状態に移行し、シリンダの外部に露出した抽出滓を滓バケツに落下させた後、ピストンを最下部まで降下させて待機状態とする(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−345407号公報
ところで、上記のようなコーヒー抽出機を備えた飲料供給装置で、シリンダ内で圧縮されている挽き豆から抽出するコーヒー飲料の抽出効率を高め、さらに高温のコーヒー飲料を抽出して供給するには、挽き豆が有しているコーヒー成分がすべて抽出されるように高温の湯を圧送して挽き豆の内深くまで湯を浸透させる必要がある。
しかしながら、コーヒー抽出機を備えるカップ式飲料自動販売機やコーヒーディスペンサでは、機内に各種機器を配設する都合上、湯を貯留する温水タンクをコーヒー抽出機から離れた位置に配設せざるを得ない場合が多く、そのような場合には温水タンクから圧送された湯が湯管路を通流している間の熱損失により温度低下が生じて、コーヒー抽出機では必ずしも香味や旨味を十分に引き出したコーヒー飲料を抽出することができず、さらに、ベンドステージに載置したカップにコーヒー飲料を注ぐまでの飲料管路でも温度が下がり、微温いコーヒー飲料を提供する虞があった。
本発明は、上記実情に鑑みて、コーヒー挽き豆からコーヒー飲料を確実に抽出することができ、さらに、香味や旨味を十分に引き出した高温のコーヒー飲料を供給することが可能な飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る飲料供給装置は、挽き豆供給部から供給されてコーヒー抽出機で圧縮したコーヒー挽き豆に水リザーバに連通する水管路で送出した飲料水を加熱タンクで加熱した湯を通過させて抽出したコーヒー飲料を供給する飲料供給装置において、
前記水管路には、前記飲料水を圧送する複数のポンプと、該ポンプで圧送された飲料水を計量して流量信号を出力する水流量計とを設け、該水流量計が出力する流量信号に基づいてポンプ駆動時間を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る飲料供給装置は、上述した請求項1において、前記加熱タンクとコーヒー抽出機を連通する湯管路には、加熱タンクからの湯の送出圧力が所定値より大きいときに弁を開いて湯をコーヒー抽出機に供給する抵抗弁を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る飲料供給装置は、上述した請求項1または2において、前記加熱タンクとコーヒー抽出機を断熱壁で構成された抽出室に収容したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る飲料供給装置は、上述した請求項1乃至3の何れかにおいて、前記抽出されたコーヒー飲料を供給する飲料管路を通過したコーヒー飲料を計量して流量信号を出力する飲料流量計を設け、前記制御手段は飲料流量計が出力する流量信号に基づいて、計量したコーヒー飲料の流量が所定値以下の時は不足分の湯を前記ポンプを駆動して前記コーヒー抽出機に追加供給して所定量のコーヒー飲料を抽出することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る飲料供給装置によれば、水管路に、飲料水を圧送する複数のポンプと、該ポンプで圧送された飲料水を計量して流量信号を出力する水流量計とを設け、該水流量計が出力する流量信号に基づいてポンプ駆動時間を制御する制御手段を備えたことにより、一方のポンプが故障して飲料水の送出量が減少しても、水流量計が出力する流量信号に基づいてポンプ駆動時間を制御することにより、1杯分のコーヒー飲料を抽出するのに必要とする所定量の飲料水を圧送して、コーヒー挽き豆からコーヒー飲料を確実に抽出することができる飲料供給装置を実現することが可能となる。
また、本発明の請求項2に係る飲料供給装置によれば、加熱タンクとコーヒー抽出機を連通する湯管路に、加熱タンクからの湯の送出圧力が所定値より大きいときに弁を開いて湯をコーヒー抽出機に供給する抵抗弁を設けたことにより、電磁弁などを設けることなく、ポンプの駆動に連動させて加熱タンクで高温に加熱されている湯をコーヒー抽出機に高圧で供給してコーヒー飲料を抽出することができ、コストの低減化を図ることが可能となる。
また、本発明の請求項3に係る飲料供給装置によれば、加熱タンクとコーヒー抽出機を断熱壁で構成された抽出室に収容したことにより、加熱タンクヒータの発する熱で保温され、湯温が低下することが防がれるので、高温、高圧の湯を圧縮されているコーヒー挽き豆に通過させ、コーヒー挽き豆の内深くまで湯を浸透させて、コーヒー挽き豆が有しているコーヒー成分を抽出できるので、コーヒー挽き豆から効率よくコーヒー成分を抽出して、香味や旨味を十分に引き出した高温のコーヒー飲料を供給することができる。
また、本発明の請求項4に係る飲料供給装置によれば、抽出されたコーヒー飲料を供給する飲料管路を通過したコーヒー飲料を計量して流量信号を出力する飲料流量計を設け、制御手段は飲料流量計が出力する流量信号に基づいて、計量したコーヒー飲料の流量が所定値以下の時は不足分の湯をポンプを駆動してコーヒー抽出機に追加供給して所定量のコーヒー飲料を抽出することにより、加熱タンクや湯管路、抵抗弁に気泡が混入していても所定量のコーヒー飲料を確実に抽出して供給することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の概略構成を示すブロック図である。この飲料供給装置1には、コーヒー豆を所定の粒度に挽いたコーヒー挽き豆(以下、適宜「挽き豆」という)をシリンダに供給して圧縮し、圧送された高温の湯を通過させることによってコーヒー飲料を抽出するコーヒー抽出機40を備えている。
水入口弁(電磁弁)3を開くと、取水管2から供給された飲料水が水リザーバ4に貯えられる。水リザーバ4は所定量(例えば、800ml)の飲料水を貯留する容器で、貯留水位を検出して水位信号を出力する検出スイッチ(図示せず)を備えたフロートスイッチ5が設けられ、水リザーバ4に貯留している飲料水が下限水位になると水入口弁3を開いて給水し、上限水位になると水入口弁3を閉じて給水を停止する。
水リザーバ4には水管路6が連通され、水管路6には水をろ過するストレーナ7と電磁ポンプ8a、8bが接続され、制御部90(図3参照)が電磁ポンプ8a、8bに信号を出力すると、水リザーバ4に貯留している水を加熱タンク20に圧送する。また、電磁ポンプ8a、8bの下流側の水管路6には、電磁ポンプ8a、8bで加熱タンク20に圧送している飲料水を計量して流量信号を出力する水流量計9と、電磁ポンプ8a、8bが圧送している水圧がコーヒー飲料を抽出するのに適した所定値の圧力(例えば、1.0MPa)を一定圧力上回ったときに弁を開放して圧力を逃がすリリーフ弁10とを設けている。
電磁ポンプ8a、8bは、例えば、特開2002−122069号公報で示されているように、電流が流される電磁コイルと、該電磁コイルの中心部に上ばねと下ばねとで支えられて配設された電磁プランジャと、電磁コイルの一方側に配された磁気ロッドと、電磁プランジャと共に往復動し、吸入弁と吐出弁と協働してポンプ作用を行なうピストンとから成り、吸入口から吸入した飲料水を所定値の圧力(例えば、1.0MPa)で吐出口から圧送するポンプであり、制御部90が出力する信号で、1杯分のコーヒー飲料を抽出するのに要する所定量(例えば、150ml)の飲料水を加熱タンク20に圧送する。
加熱タンク20は、タンク本体21と、供給された飲料水を加熱するヒータ22と、貯留している湯温を検出する湯温センサ23とを有し、貯留している湯を所定の温度(例えば、95℃)に保持している。タンク本体21は、ステンレス鋼板などの金属板からなり、耐圧性(例えば、2.0MPa)を有する所定容量(例えば、300ml)の円筒状の密閉容器で構成され、その周囲は断熱材で覆われている。
このように構成された加熱タンク20には、コーヒー飲料抽出の都度、使用する所定量の水がタンク本体21の下端部から供給される。タンク本体21の上端部には湯管路24が接続され、抵抗弁25を介してコーヒー抽出機40に連通している。そして、コーヒー飲料を抽出する時は電磁ポンプ8a、8bを駆動して水リザーバ4に貯留している飲料水を圧送すると、その送出圧で抵抗弁25の弁が開いて加熱タンク20に貯留している高温の湯が湯管路24に押し出されてコーヒー抽出機40に圧送される。キャニスタ26から供給されたコーヒー豆をミル27で挽いた挽き豆をシュート28からコーヒー抽出機40に供給して圧縮した挽き豆に加熱タンク20から圧送された高温の湯が通過する際にコーヒー成分を含んだコーヒー飲料が抽出され、飲料管路29を通流してノズル31からカップCに注がれ、飲料管路29を通流するコーヒー飲料は飲料流量計30で流量が計量されて制御部90に流量信号が出力される。また、加熱タンク20と湯管路24、抵抗弁25およびコーヒー抽出機40は断熱壁で構成された抽出室32に収容され、ヒータ22の発する熱で保温される。
図2は、抵抗弁25の側断面図を示している。図2(a)は、抵抗弁25の弁が閉じられている状態を示し、接続部25aには湯が流入する流入孔25bに弁座25cが設けられ、接続部25dには湯が流出する流出孔25eが設けられて、接続部25aと接続部25dはねじ部25fで固定されている。そして、常時は弁体25gが加圧ばね25hで弁座25cに圧接され、湯が流入孔25bから流出孔25eへ通流することを禁止し、流入孔25b内の圧力が所定値(例えば、0.05MPa)を越えると弁体25gが圧力で押されて加圧ばね25hを圧縮し、弁体25gが図2(b)に示す位置に移動すると、弁座25cと弁体25gとの間に隙間(流路)25iができて、湯が流入孔25bから流出孔25eへ通流することが許可される。
このように、電磁ポンプ8a、8bを駆動して水リザーバ4に貯留している飲料水を圧送すると、水管路6で連通している加熱タンク20を介して湯管路24で接続している抵抗弁25に、湯が流入孔25bから流出孔25eへ通流することが許可される所定値の圧力(例えば、0.05MPa)より大きい圧力(例えば、1.0MPa)が作用して、弁体25gが圧力で押されて加圧ばね25hを圧縮して弁体25gが移動すると、弁座25cと弁体25gとの間に隙間25iができて、湯が流入孔25bから流出孔25eに流れて、高温、高圧の湯がコーヒー抽出機40に供給される。この抵抗弁25を加熱タンク20とコーヒー抽出機40を連通する湯管路24に設けたことにより、電磁弁などを設けることなく、電磁ポンプ8a、8bの駆動に連動させて加熱タンク20で高温に加熱されている湯をコーヒー抽出機40に高圧で供給してコーヒー飲料を抽出することができる。
図3は、飲料供給装置1の制御ブロック図を示し、コーヒー飲料を抽出して供給する制御を行う制御部(制御手段)90と、電磁ポンプ8a、8bで加熱タンク20に圧送している飲料水を計量して制御部90に流量信号を出力する水流量計9と、加熱タンク20に貯留している湯の温度を検出して制御部90に湯温信号を出力する湯温センサ23と、コーヒー抽出機40で抽出されて飲料管路29を通流するコーヒー飲料を計量して制御部90に流量信号を出力する飲料流量計30と、制御部90が信号を出力すると水リザーバ4に貯留している飲料水を加熱タンク20に圧送する電磁ポンプ8a、8bと、加熱タンク20に供給された飲料水を加熱するヒータ22と、貯蔵しているコーヒー豆を供給するキャニスタ26と、供給されたコーヒー豆を挽いて挽き豆にするミル27と、供給された挽き豆を圧縮して湯を通過させてコーヒー飲料を抽出するコーヒー抽出機40と、飲料供給装置1の制御データを記憶するメモリ91と、基準クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウントして時間を計測してこれらの機器を所定時間動作させるためのタイマー92を有している。
次に、コーヒー抽出機40のコーヒー飲料抽出動作を説明するための模式図である図4を参照しながら、コーヒー飲料抽出動作について説明する。
先ず、図4(a)に示すように、コーヒー抽出機40のシリンダユニット42およびシリンダキャップ44はいずれも、図に示す待機位置に位置し、ピストン49は下限位置に位置している。そして、キャニスタ26から供給されたコーヒー豆をミル27で挽いた所定量の挽き豆Gがシュート28および挽き豆投入部46を介してシリンダ43に送り込まれる。
シリンダ43へ挽き豆Gを送り込んだ後、モータ59を駆動することにより駆動ギヤ60の回転に伴って大径ギヤ61が回転し、抽出位置センサ(図示せず)が抽出位置を検出するとモータ59を停止する。これにより、大径ギヤ61は、図4(a)に示す位置から同図(b)に示すように、略180度回転して停止する。
この大径ギヤ61の回転に伴い、シリンダユニット42がシリンダ抽出位置に回動する一方、シリンダキャップ44がキャップ抽出位置にスライドする。この場合、シリンダユニット42がシリンダ抽出位置に先に到達し、その直後、シリンダキャップ44がシリンダ43の上部開口に挿入される。
これにより、図4(c)に示すように、シリンダ43は、シリンダキャップ44によって密閉される。次いで、ピストン駆動モータ51を駆動することにより、ピストン49がシリンダキャップ44に向かって上昇し、挽き豆Gを所定の圧縮率で圧縮する。その後、電磁ポンプ8a、8bを駆動すると水リザーバ4に貯留している飲料水を水管路6で連通している加熱タンク20に圧送し、加熱タンク20で高温に加熱されている湯は湯管路24に設けられている抵抗弁25の弁体25gを移動させて隙間25iを通流してシリンダ43内で圧縮されている挽き豆Gに供給される。水流量計9が計量している飲料水の量が1杯分のコーヒー飲料を抽出するのに必要とする所定量(例えば、150ml)に達すると、制御部90は電磁ポンプ8a、8bを停止する。この場合、電磁ポンプ8a、8bの一方が故障して飲料水の送出量が減少しても、1杯分のコーヒー飲料を抽出するのに必要とする所定量に達するように制御部90が水流量計9が出力する流量信号に基づいてポンプ駆動時間を制御する。加熱タンク20から押し出された湯は湯管路24を通流してコーヒー抽出機40に供給されて圧縮している挽き豆Gを通過してコーヒー飲料を抽出するが、加熱タンク20と湯管路24、抵抗弁25およびコーヒー抽出機40は断熱壁で構成された抽出室32(図1参照)に収容されているので、ヒータ22の発する熱で保温されて、湯温が低下することが防がれ、高温、高圧の湯がシリンダ43内で圧縮されている挽き豆Gを通過すると、挽き豆Gの内深くまで湯が浸透して、挽き豆Gが有しているコーヒー成分がすべて抽出されるので、挽き豆Gから効率よくコーヒー成分を抽出し、コーヒー成分が抽出されたコーヒー飲料は、ピストン49に設けたコーヒー飲料抽出フィルタ(図示せず)でろ過されて飲料管路29を通流してノズル31から香味や旨味を十分に引き出した高温のコーヒー飲料がカップCに注がれる。そして、コーヒー抽出機40で抽出されて飲料管路29を通流するコーヒー飲料を計量する飲料流量計30が計量しているコーヒー飲料の量が1杯分のコーヒー飲料としての所定量(例えば、140ml)以下の時は電磁ポンプ8a、8bを再度駆動して不足分の湯をコーヒー抽出機40に追加供給して所定量のコーヒー飲料を抽出すると、加熱タンク20や湯管路24、抵抗弁25に気泡が混入していても所定量のコーヒー飲料を確実に抽出して供給することができる。
以上のコーヒー飲料抽出動作の終了後、モータ59を駆動すると、シリンダキャップ44がシリンダ43から離れ、シリンダ43の上部開口が開放される。また、同時に、ピストン49が上限位置まで上昇し、抽出滓をシリンダ43から押し出す。そして、この状態から、モータ59を再度駆動すると、シリンダユニット42およびシリンダキャップ44がそれぞれ待機位置に戻るとともに、抽出滓がスクレーパ55に当接してシリンダ43から欠き落とされて図示しない滓バケツに回収される。また、シリンダユニット42がシリンダ待機位置に戻った後、ピストン駆動モータ51を駆動すると、次回のコーヒー飲料抽出に備えて、ピストン49が下限位置まで下降して待機状態となる。
本発明の実施の形態である飲料供給装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した抵抗弁の側断面図である。 図1に示した飲料供給装置の制御ブロック図である。 図1に示したコーヒー抽出機のコーヒー飲料抽出動作を説明する模式図である。
符号の説明
1 飲料供給装置
4 水リザーバ
8a 電磁ポンプ
8b 電磁ポンプ
9 水流量計
20 加熱タンク
22 ヒータ
23 湯温センサ
24 湯管路
25 抵抗弁
26 キャニスタ
27 ミル
29 飲料管路
30 飲料流量計
32 抽出室
40 コーヒー抽出機
42 シリンダユニット
43 シリンダ
44 シリンダキャップ
46 挽き豆投入部
49 ピストン

Claims (4)

  1. 挽き豆供給部から供給されてコーヒー抽出機で圧縮したコーヒー挽き豆に水リザーバに連通する水管路で送出した飲料水を加熱タンクで加熱した湯を通過させて抽出したコーヒー飲料を供給する飲料供給装置において、
    前記水管路には、前記飲料水を圧送する複数のポンプと、該ポンプで圧送された飲料水を計量して流量信号を出力する水流量計とを設け、該水流量計が出力する流量信号に基づいてポンプ駆動時間を制御する制御手段を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記加熱タンクとコーヒー抽出機を連通する湯管路には、加熱タンクからの湯の送出圧力が所定値より大きいときに弁を開いて湯をコーヒー抽出機に供給する抵抗弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の飲料供給装置。
  3. 前記加熱タンクとコーヒー抽出機を断熱壁で構成された抽出室に収容したことを特徴とする請求項1または2記載の飲料供給装置。
  4. 前記抽出されたコーヒー飲料を供給する飲料管路を通過したコーヒー飲料を計量して流量信号を出力する飲料流量計を設け、前記制御手段は飲料流量計が出力する流量信号に基づいて、計量したコーヒー飲料の流量が所定値以下の時は不足分の湯を前記ポンプを駆動して前記コーヒー抽出機に追加供給して所定量のコーヒー飲料を抽出することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料供給装置。
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