JP7308217B2 - 保持構造を有するシェービングユニット - Google Patents

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Description

本発明は、シェービングデバイスにおける使用のためのシェービングユニットに関し、シェービングユニットは、支持部材と、支持部材によって支持される少なくとも2つの毛切断ユニットとを含み、各毛切断ユニットは、毛入口開口を備える外部切断部材と、回転軸について外部切断部材に対して回転可能であり、複数の毛切断要素を有する、内部切断部材とを含み、シェービングユニットは、支持部材に解放可能に連結可能であり、シェービングユニットの組み立てられた状態において支持部材に対する動作位置において少なくとも2つの毛切断ユニットを保持するように構成される、保持構造を更に含み、保持構造は、少なくとも2つの毛切断ユニットの各々について、少なくとも1つの係止要素を含む係止部材を含み、少なくとも1つの係止要素は、シェービングユニットの組み立てられた状態において、それぞれの毛切断ユニットの外部切断部材に向かってバネ力によって付勢され、外部切断部材の係合要素によって係合されて、回転軸についての外部切断部材の回転を防止する。
本発明は、更に、シェービングヘッドをシェービングデバイスの本体に解放可能に連結するように構成された連結部材を含むベース構造と、ベース構造に解放可能に連結可能な冒頭段落に記載するタイプのシェービングユニットとを含む、シェービングヘッドに関する。
本発明は、更に、アクチュエータを収容する本体と、アクチュエータによって駆動されるために本体に解放可能に連結可能な前述のタイプのシェービングヘッドとを含む、シェービングデバイスに関する。
各毛切断ユニットが毛入口開口を備える外部切断部材と外部切断部材に対して回転可能な内部切断部材とを含む、2つ又はそれよりも多くの毛切断ユニットを有する、シェービングユニットはよく知られている。そのようなシェービングユニットにおいて、内部切断部材は、通常、例えば、内部切断部材を回転させる駆動スピンドルによって付勢されて外部切断部材と接触して、外部切断部材と内部切断部材の協働を可能にして、毛を効果的に切断する。回転する内部切断部材によって加えられる摩擦力及び毛切断力の影響の下での毛切断ユニットのための支持部材に対する外部切断部材の回転を防止するために、知られているシェービングユニットは、そのような回転を防止するための係止構造を含む。知られている係止構造は、支持部材上に設けられた1つ又はそれよりも多くの突起を含み、1つ又はそれよりも多くの突起は、支持部材に対する毛切断ユニットの動作位置において、外部切断部材の周方向フランジに設けられた対応する数の圧痕と係合する。そのような係止構造は、例えば、洗浄後に、シェービングユニットを組み立てるときに、ユーザにとっての困難を生じさせる。シェービングユニットを組み立てるとき、ユーザは、保持構造を支持部材に連結する前に、前記突起に対して前記圧痕を正確に整列させなければならない。ユーザがそうすることに失敗すると、支持部材に対する外部切断部材の斜め位置の結果として、シェービングユニットは、組立中に又は後に使用中に損傷させられることがあり、或いはシェービングユニットは、最適に機能しないことがある。
上述の問題は、特許文献1から知られている冒頭段落に述べたタイプのシェービングユニットによって部分的に解決されている。この知られているシェービングユニットは、支持部材によって支持された3つの毛切断ユニットを含む。支持部材に対する外部切断部材の回転は、係止要素によって防止され、係止要素は、毛切断ユニットの動作位置において、外部切断部材に向かうバネ力によって付勢され、外部切断部材の周方向フランジに設けられた圧痕と係合する。知られているシェービングユニットは、全ての3つの毛切断ユニットを支持部材に対するそれらの動作位置に保持するよう、支持部材に解放可能に連結可能な単一の共通の保持部材を含む。係止要素は、毛切断ユニットのための共通の保持部材に締結された弾性シート材料の単一の多角形フレーム上に一体的に形成される。シェービングユニットを組み立てるときに、ユーザは、関連する内部切断部材が外部切断部材内に配置された状態で、各外部切断部材を支持部材に設けられたそれぞれの開口内に配置しなければならない。このステップでは、外部切断部材を前記開口の中心線に対する任意の回転位置に配置することができ、それはユーザにとって便利である。次のステップにおいて、ユーザは、共通の保持部材を支持部材に連結しなければならない。このステップにおいて係止要素が外部切断部材の圧痕に対して整列させられないとき、係止要素は、外部切断部材のフランジに対して付勢される。引き続き、シェービングユニットが起動(アクティブ化)されると、支持部材への共通の保持部材の連結後に係止部材に対して適切に整列させられない1つ又はそれよりも多くの外部切断部材は、係止要素が対応する圧痕と整列させられる且つ対応する圧痕内に付勢されるまで、回転する内部切断部材の摩擦力及び毛切断力によって回転され、それによって、外部切断部材を更なる回転に対して自動的に係止する。この知られているシェービングユニットの不利点は、共通の保持部材と共通の保持部材に締結された係止要素を支持する単一の多角形フレームとが、シェービングユニットの設計自由度、特に毛切断ユニットの空間的配置に関する設計自由度を制限することである。その結果、知られているシェービングユニットは、毛切断ユニットの単なる平面配置を有する。
本発明の目的は、既知のシェービングユニットの不利点を有さない冒頭段落に記載するタイプのシェービングユニットを提供することである。特に、本発明の目的は、既知のシェービングユニットと比較して、シェービングユニットの組立中のユーザのための類似の又は改良された使いやすさを提供しながら、毛切断ユニットの空間的配置に関してより改良された設計自由度を備えるようなシェービングユニットを提供することである。
前記目的を達成するために、本発明によれば、冒頭段落に述べたようなタイプのシェービングユニットは、保持構造が、少なくとも2つの毛切断ユニットの各々のそれぞれの毛切断ユニットについて、別個の保持部材を含み、別個の保持部材は、支持部材に解放可能に連結可能であり、少なくとも2つの毛切断ユニットの任意の他の毛切断ユニットから独立して、それぞれの毛切断ユニットを支持部材に対する動作位置において別個に保持するように構成され、それぞれの毛切断ユニットについて提供される係止部材は、任意の他の係止部材から別個に配置され、少なくとも2つの毛切断ユニットの任意の他の毛切断ユニットについて提供され、それぞれの毛切断ユニットについて提供される別個の保持部材と一体化されることを特徴とする。本発明に従ったシェービングユニットの組立状態において、各毛切断ユニットは、他の毛切断ユニットとは独立して支持部材に個別にかつ解放可能に連結される別個の保持部材によって、支持部材に対するその動作位置に保持される。外部切断部材に向かうバネ力によって付勢され、その回転を防止するように外部切断部材によって係合される、1つ又はそれよりも多くの係止要素を含む、係止部材は、別個の保持部材と一体化され、結果的に、他の毛切断ユニットについて提供される係止部材とは別個に配置される。この組成物は、支持部材に対して、保持部材に一体化される、別個の保持部材及び別個の係止部材の空間的配置に関する大きな設計自由度を提供する。その結果、前記組成物は、支持部材の形状に関する大きな設計
自由度も提供し、結果的に、支持部材によって支持される毛切断ユニットの空間的配置に関する大きな設計自由度も提供する。支持部材は、例えば、強く湾曲した形状、例えば、球の一部の形状を有してよい。他方、別個の係止部材は、ユーザが外部切断部材を支持部材の対応する開口内の任意の回転位置に配置することができる点において、シェービングユニットの組立中に特許文献1のシェービングユニットと比較して少なくとも類似の程度のユーザ快適性を提供する。使用の容易さは更に向上する。何故ならば、別個の保持部材に一体化される係止部材の相互に別個の配置は、ユーザが、別個の保持部材及びその中に一体化される係止部材を別々に解放することによって毛切断ユニットを支持部材から1つずつ取り外すこと及び毛切断ユニットを1支持部材内に1つずつ戻して配置することを可能にするからである。
本発明に従ったシェービングユニットの実施形態において、支持部材は、ベース部材を含み、少なくとも2つの毛切断ユニットの各々のそれぞれの毛切断ユニットについて、ベース部材によって枢動的に支持される別個の支持要素を含み、それぞれの毛切断ユニットについて提供される別個の保持部材は、それぞれの毛切断ユニットを動作位置において保持するためにそれぞれの毛切断ユニットについて提供される支持要素に解放可能に連結可能である。別個の保持部材に一体化された係止部材の相互に別個の配置は、一体化された別個の係止部材を備える別個の保持部材が別個の支持要素に個別に連結されて別個の支持要素と共に枢動することを可能にする。別個の支持要素は、毛切断ユニットが支持部材のベース部材に対して個別に独立的に枢動することを可能にするので、毛切断ユニットの向きを毛切断ユニットと接触する皮膚の局所的輪郭に個別に適合させることができる。
本発明に従ったシェービングユニットの更なる実施形態において、係合要素は、外部切断部材の周方向フランジに設けられた圧痕を含む。圧痕は、付勢された係止要素との単純で信頼性の高い相互作用を提供する。
本発明に従ったシェービングユニットの好ましい実施形態において、支持部材は、別個の保持部材の各々のそれぞれ1つについて、それぞれの毛切断ユニットの回転軸についての支持部材に対する別個の保持部材の回転運動によって支持部材に対するそれぞれの別個の保持部材の連結を可能にするように構成される連結構造を含む。この実施形態において、毛切断ユニットのための別個の保持部材は、毛切断ユニットの回転軸についての回転運動によって支持部材に連結される。この目的のために、連結構造は、例えば、差込式連結を含むことがある。連結ステップの間の別個の保持部材の回転運動の結果として、保持部材に一体化される係止要素は、係止要素が、連結ステップの前に保持部材を支持部材上に配置した後に、係合要素と未だ整列及び係合させられていない場合には、外部切断部材の係合要素と整列させられることがあり、結果的に、外部切断部材の係合要素と係合するよう付勢されることがある。よって、この実施形態は、ユーザによるシェービングユニットの組立中に既に回転に対する外部切断部材の自動的係止を提供することがある。
本発明に従ったシェービングユニットの更なる実施形態において、係止部材は、別個の保持部材のベース部分に締結されるバネ部材を含み、少なくとも1つの係止要素は、バネ部材に取り付けられる。この実施形態は、別個の保持部材への別個の係止部材の一体化及び単純な構造を提供する。
本発明に従ったシェービングユニットの一層更なる実施形態において、ベース部分は、主に環状であり、バネ部材は、中央部分と、2つの端部分とを有する、半環状であり、係止要素は、バネ部材の中央部分に取り付けられ、バネ部材の2つの端部分は、別個の保持部材のベース部分に取り付けられる。この実施形態は、係止部材のバネ部材の堅牢な構造、係止要素に対する比較的大きな付勢力、及び付勢方向における係止要素のための比較的大きな運動経路を提供する。
半環状バネ部材を含む本発明に従ったシェービングユニットの一層更なる実施形態では、シェービングユニットの組立状態において、バネ部材は、外部切断部材から見て外方に向くベース部分の側に配置される。この実施形態では、シェービングユニットの組立状態において、半環状バネ部材は、別個の保持部材のベース部分の前記側に寄り掛かるので、バネ部材の中央部分に取り付けられた係止要素は、外部切断部材の係合要素に対して付勢方向における明確な(well-defined)位置を有する。ベース部分の前記側での半環状バネ部材の配置は、ユーザによるシェービングユニットの組立中に、係止要素が外部切断部材の係合要素と直ちに係合しないときに、バネ部材を十分な程度まで変形させることを更に可能にする。
本発明に従ったシェービングユニットの更なる好ましい実施形態において、ベース部分は、主に環状であり、係止部材は、2つの半環状バネ部材と、2つの係止要素とを含み、各係止要素は、2つのバネ部材のそれぞれ1つのバネ部材の中央部分に取り付けられ、各バネ部材は、別個の保持部材のベース部分に取り付けられる2つの端部分を有する。本実施形態において、2つの係止要素は、外部切断部材の回転を防止するために設けられ、それによって、別個の係止部材の係止機能が改良される。2つの半環状バネ部材は、環状ベース部分の側面に環状構成で設けられてよく、それによって、別個の係止部材の堅牢な構造、係止要素に対する比較的大きな付勢力、及び付勢方向における係止要素の比較的大きな運動経路を提供することがある。
本発明に従ったシェービングユニットの一層更なる好ましい実施形態において、係止部材の2つの半環状バネ部材及び2つの係止要素は、単一の金属ブレードから一体的に形成されている。このようにして、別個の係止部材を、例えば、金属切断及び曲げプロセスによって、単一の金属ブレードから簡単に製造することができ、そして、例えば、別個の保持部材上に一体的に設けられる取付要素の周りで金属ブレードの一部を更に曲げることによって、簡単な方法において別個の保持部材に取り付けることができる。
本発明に従ったシェービングユニットの更なる実施形態において、バネ部材は、シェービングユニットの組立状態において外部切断部材に面するベース部分の側でベース部分に設けられる凹みチャンバ内に配置される。この実施形態において、凹みチャンバは、シェービングユニットの組立中に、係止要素が外部切断部材の係合要素と直ちに係合しないときに、バネ部材を十分な程度まで変形させることを可能にする。
更に、本発明によれば、冒頭段落において述べたタイプのシェービングヘッドは、シェービングヘッド中で使用されるシェービングユニットが、前述の本発明に従ったシェービングユニットであることを特徴とする。
更に、本発明によれば、冒頭段落において述べたタイプのシェービングデバイスは、シェービングデバイス中で使用されるシェービングヘッドが、前述の本発明に従ったシェービングヘッドであることを特徴とする。
本発明のより良い理解のために並びに本発明がどのように実施されることがあるかをより明確に示すために、ほんの一例として添付図面を参照する。
本発明に従ったシェービングデバイスの実施形態を示している。 本発明に従ったシェービングユニットを含む図1のシェービングデバイスで用いられる本発明のシェービングヘッドの実施形態を示している。 図2に示すシェービングユニットの保持要素、毛切断ユニット及び支持要素を示している。 図3の保持部材を詳細に示しており、保持部材の係止部材及びベース部分を別々に示している。 保持部材に統合された係止部材を備える図3の保持部材を示している。 本発明に従ったシェービングユニットの代替的な実施形態の保持部材を示している。
図1は、本発明に従ったシェービングデバイス1の実施形態を示している。シェービングデバイス1は、本発明に従った本体3とシェービングヘッド5とを含む。本体3は、図1には見えないアクチュエータ、例えば、電気モータを収容する。シェービングヘッド5は、本体3に解放可能に連結可能であり、3つの毛切断ユニット7a、7b、7cを含む。シェービングヘッド5が本体3に連結される図1に示す状態では、シェービングデバイス1がユーザによってアクティブ化(起動)されるときに、毛切断ユニット7a、7b、7cをアクチュエータによって駆動させることができる。
シェービングヘッド5は、図2により詳細に示されている。シェービングヘッド5は、本発明に従ったベース構造9とシェービングユニット11とを含む。ベース構造9は、シェービングヘッド5をシェービングデバイス1の本体3に解放可能に連結するように構成された連結部材13を含む。連結部材13は、図2に概略的に示されているに過ぎず、本体3に設けられた協働するスナップコネクタ(snap connector)と係合するための機械的スナップコネクタを含んでよい。そのようなスナップコネクタは、当業者によく知られている。シェービングユニット11は、シェービングヘッド5のベース構造9に解放可能に連結可能である。図1は、シェービングユニット11がベース構造9に連結された動作状態におけるシェービングヘッド5を示している。図2は、シェービングユニット11がベース構造9から分離された状態におけるシェービングヘッド5を示している。ベース構造9及びシェービングユニット11は、ベース構造9へのシェービングユニット11の解放可能な連結のために、図2には示されていない任意の適切な協働する連結要素、例えば、当業者によく知られている協働する機械的スナップコネクタを備えてよい。
図2に更に示すように、ベース構造9は、3つの回転可能な駆動スピンドル15a、15b、15cを含み、各駆動スピンドルは、シェービングユニット11がベース構造9に連結されるときに、3つの毛切断ユニット7a、7b、7cのそれぞれ1つを回転可能に駆動させるためにある。シェービングヘッド5が本体3に連結されるときに、ベース構造9に配置される図2には見えない適切な伝達機構を介して、本体3内のアクチュエータによって駆動スピンドル15a、15b、15cを駆動させることができる。ベース構造9は、シェービングユニット11がベース構造9に連結されてるときに、毛切断ユニット7a、7b、7cによって切断される毛を収集するための、3つの毛収集チャンバ17a、17b、17cを更に含む。
シェービングユニット11は、支持部材を含み、図2に示すようなシェービングユニット11を組立状態において支持部材によって支持される3つの毛切断ユニット7a、7b、7cを更に含む。代替的な実施形態において、本発明に従ったシェービングユニットは、異なる数の毛切断ユニット、例えば、2つの毛切断ユニット又は3つよりも多くの毛切断ユニットを含んでよい。シェービングユニット11の支持部材は、ベース部材19を含み、3つの毛切断ユニット7a、7b、7cの各々について、別個の支持要素21a、21b、21cを含む。図1及び図2に示すように、ベース部材19は、支持要素21a、21b、21cが配置される3つの開口を備える支持フレームである。ベース部材19は、シェービングヘッド5のベース構造9へのシェービングユニット11の解放可能な連結のための連結要素も含む。
図3は、シェービングユニット11の3つの支持要素のうちの1つの支持要素21aを、関連する毛切断ユニット7a及び関連する保持部材23aと共に、相互に分解された状態で示している。毛切断ユニット7aは、外部切断部材25aと、内部切断部材27aとを含む。外部切断部材25aは、一般的に、複数の毛進入開口31が設けられた環状シェービングトラック29を有する円筒形キャップの形態にある。外部切断部材25aは、シェービングトラック29から離れたキャップの側面に設けられた周方向フランジ33を更に含む。内部切断部材27aは、内部切断部材27aの支持部材37上に環状構成で設けられた複数の毛切断要素35を有する。支持部材37は、シェービングヘッド5の組立状態において関連する駆動スピンドル15aを受け入れるための中央連結キャビティ39を有する。前記組立状態において、内部切断部材27aは、駆動スピンドル15aによって回転軸41について外部切断部材25aに対して回転可能である。外部切断部材25aに対する内部切断部材27aの回転中に、外部切断部材25aの毛進入開口31を貫入する毛は、内部切断部材27aの毛切断要素35に設けられた切断エッジと外部切断部材25aの毛進入開口31の側壁に設けられた対向切断エッジとの間の相互作用によって切断される。毛切断ユニット7aと同様に、毛切断ユニット7b,7cの各々は、外部切断部材25a及び内部切断部材27aにそれぞれ類似する、外部切断部材及び内部切断部材を含むことに留意のこと。
保持部材23aは、主に環状のベース部分43を含み、ベース部分43は、シェービングユニット11の組立状態において支持部材21aに対する動作位置に毛切断ユニット7aを保持するよう、支持部材21aに解放可能に連結可能である。この目的のために、保持部材23aは、環状のベース部分43上の2つの正反対の周方向位置に設けられた2つの差込型の連結要素45を含む。図3には、2つの差込型の連結要素45のうちの1つのみが見える。差込型の連結要素45は、支持要素21aの内壁上の2つの正反対の位置に設けられた2つの連結突起47と協働し且つ係合するように構成される。図3に示す分解状態から開始して、毛切断ユニット7aを支持要素21aに対するその動作位置に導いて保持するために、ユーザは、毛切断要素35が環状シェービングトラック29に接触するように、内部切断部材27aを外部切断部材25a内に配置しなければならない。引き続き、ユーザは、外部切断部材25aの周方向フランジ33が支持要素21aの内壁に設けられた環状内部リム49に当接するように、シェービングユニット7aを支持要素21a内に配置しなければならない。最後に、ユーザは、外部切断部材25aの周方向フランジ33上に保持部材23aを配置して、保持部材23aの2つの差込型の連結部材45を支持部材21aの2つの連結突起47との係合に導くことによって、保持部材23aを支持部材21aに連結しなければならない。ユーザが外部切断部材25aに対して保持部材23aを正しく整列させるのを助けるために、保持部材23aは、外部切断部材25aのキャップの内壁と接触するために環状ベース部分43上の2つの正反対の位置に設けられた2つの整列要素51を含む。差込型の連結要素45及び連結突起47は、回転軸41についての支持部材21aに対する保持部材23aの回転運動を介して相互係合に導かれる。その結果、周方向フランジ33は、支持要素21aの環状内部リム49と保持部材23aのベース部分43の環状当接面53との間で回転軸41に平行な方向において係止される。ユーザによる保持部材23aの回転は、当接面53から離れたベース部分43の側面に設けられた2つの指グリップ部分55によって容易にされる。図2に示すように保持部材23aが支持要素21aに連結された状態で、内部切断部材27aは、保持部材23aのベース部分43に設けられた内部環状フランジ57による回転軸41に平行な方向における多少の遊びを伴って、外部切断部材25aの所定の位置に保持される。引き続き、シェービングユニット11がシェービングヘッド5のベース構造9に連結されると、内部切断部材27aの毛切断要素35は、駆動スピンドル15aによって、外部切断部材25aのシェービングトラック29と動作的に接触するように付勢される。
シェービングユニット11は、保持部材23aと類似の方法においてそれぞれの支持要素21b、21cに解放可能に連結可能である、他の毛切断ユニット7b、7cの各々について、保持部材23aと類似の別個の保持部材23b、23cを含むことに留意のこと。それによって、3つの毛切断ユニット7a、7b、7cの各々は、毛切断ユニット7a、7b、7cのうちの任意の1つの毛切断ユニットから独立して、それぞれの支持要素21a、21b、21cに対する動作位置において別々に保持される。その結果、図2に示すようなシェービングヘッド5の状態において、各保持部材23a、23b、23cは、その関連する支持要素21a、21b、21cから別々に解放されることができるので、毛切断ユニット7a、7b、7cの各々は、関連する支持部材21a、21b、21cから別々に解放されることができる。保持部材23a、23b、23cは、シェービングユニット11の保持構造を共に形成し、保持構造は、シェービングユニット11の組立状態において3つの毛切断ユニット7a、7b、7cを支持部材に対する動作位置に保持するよう、シェービングユニット11の支持部材に解放可能に連結可能である。
支持要素21aは、シェービングユニット11の組立状態において外部切断部材25aを取り囲む、図1に見える皮膚接触面59を含む。支持要素21aは、シェービングユニット11の組立状態において外部切断部材25aを受けて収容する、図3に見える主に円筒状の受け部材61を含む。支持要素21aは、シェービングユニット11のベース部材19によって枢動的に支持される。この目的のために、支持要素21aは、支持要素21a上の2つの正反対の位置に配置された2つのピボット部材63を含む。2つのピボット部材63は、支持要素21aが配置されるベース部材19の開口付近に設けられた、図では見えない2つの協動するピボット部材と係合する。ピボット部材63によって、支持要素21aは、ベース部材19に設けられた2つの協動するピボット部材の位置によって画定されるピボット軸65について、毛切断ユニット7aと共に、ベース部材19に対して枢動する。他の支持要素21b、21cは、支持要素21aに類似するので、各支持要素21a、21b、21cは、支持要素21a、21b、21cのうちの任意の他の支持要素とは無関係に、ベース部材19に対して個々に枢動することに留意のこと。よって、シェービングユニット11が湾曲した皮膚表面上で使用されるとき、ベース部材19に対する毛切断ユニット7a、7b、7cの向きを局所的な皮膚輪郭に個別に適合させることができるので、毛切断ユニット7a、7b、7cは、皮膚との最適な接触を維持する。
図示しない本発明に従ったシェービングユニットの代替的な実施形態において、支持要素21a、21b、21cは省略され、シェービングユニットの支持部材は、毛切断ユニットを支持するための共通のベース部材を含むに過ぎない。この代替的な実施形態では、図1に示す実施形態と同様に、保持構造は、各々のそれぞれの毛切断ユニットのための別個の保持部材を含む。しかしながら、保持部材は、各々、ベース部材に解放可能に連結可能であるので、シェービングユニットの組立状態において、毛切断ユニット7a、7b、7cは、ベース部材に対して主として静止動作位置を有するに過ぎない。ベース部材は、各保持部材のために、ベース部材に対するそれぞれの保持部材の解放可能な連結を可能にする連結構造を含む。前記連結構造は、それぞれの保持部材に設けられた、差込型の連結要素45に類似する、2つの差込型の連結要素と協働するためにベース部材に設けられた、連結突起47に類似する2つの連結突起を含んでよい。
シェービングユニット11の動作中、回転する内部切断部材27aは、外部切断部材25aに対して摩擦力を加える。更に、毛を切断する際の内部切断部材27aと外部切断部材25aとの間の協働の結果、回転する内部切断部材27aは、シェービングユニット11の動作中に外部切断部材25aに対して毛切断関連力を加える。これらの摩擦力及び毛切断関連力は、外部切断部材25aに加えられる回転軸41の周りの機械的トルクを誘発する。通常動作中の前記機械的トルクの影響の下での回転軸41についての外部切断部材25aの回転を防止するために、シェービングユニット11の保持構造は、各毛切断ユニット7a、7b、7cのために、係止部材67を含む。図4Aは、図3に示すような毛切断ユニット7aのために設けられた保持部材23aを示しており、ベース部材43及び係止部材67は別々に示されている。図4Bは、保持部材23aを示しており、係止部材67は、保持部材23aに一体化されている。毛切断ユニット7b及び毛切断ユニット7cのためにそれぞれ設けられた保持部材23b及び23cは、各々、それらの中に一体的に配置された類似の係止部材67を有する。よって、本発明によれば、毛切断ユニット7a、7b、7cの各々それぞれ1つのために設けられた係止部材67は、毛切断ユニット7a、7b、7cのうちの任意の他の毛切断ユニットのために設けられた任意の他の係止部材67とは別個に配置され、毛切断ユニット7a、7b、7cのそれぞれ1つのために設けられた関連する別個の保持部材23a、23b、23cと一体化される。
図4A及び図4Bに示すように、係止部材67は、2つの半環状のバネ部材71a、71bを含む。各バネ部材71a、71bは、中央部分73a、73bと、2つの端部分75a、77a、75b、77bを有する。係止部材67は、2つの係止要素79a、79bを更に含む。係止要素79aは、バネ部材71aの中央部分73aに取り付けられ、係止要素79bは、バネ部材71bの中央部分73bに取り付けられる。2つの係止要素79a、79b及び2つの半環状バネ部材71a、71bは、適切な金属切断及び曲げプロセスによって単一の金属ブレードから一体的に形成される。バネ部材71aの端部分75a及びバネ部材71bの端部分75bは、第1の取付部分81aを介して相互に連結される。バネ部材71aの端部分77a及びバネ部材71bの端部分77bは、第2の取付部分81bを介して相互に接続される。第1及び第2の取付部分81a、81bも、前記単一の金属ブレードから係止部材67上に一体的に形成される。図4Bに示すように、第1及び第2の取付部分81a、81bは、環状ベース部分43上の2つの正反対の位置に一体的に設けられた2つの取付要素83a、83bのそれぞれの1つにそれぞれ接続される。取付要素83a、83bへの第1及び第2の取付部分81a、81bの接続は、適切な金属曲げプロセスによって確立されてよい。よって、バネ部材71a、71bの両端部分75a、77a;75b、77bは、第1及び第2の取付部分81a、81bを介してベース部分43に取り付けられる一方で、バネ部材71a、71bの中央部分73a、73bは、バネ部材71a、71bの弾性変形によって回転軸41に平行な方向においてベース部分43から離れる方向に自由に動く。
図4Bに示すように、バネ部材71a、71bは、環状当接面53とは反対のベース部分43の側に配置される。その結果、シェービングユニット11の組立状態において、バネ部材71a、71bは、外部切断部材25aから見て外方を向くベース部分43の側に配置される。係止要素79a、79bは、各々、ベース部分43を通じて提供される2つの開口85のそれぞれの1つを通じて延びる。図4Bに示すようにバネ部材71a、71bがベース部分43に対して位置する、バネ部材71a、71bの静止位置において、係止要素79a、79bは、各々、2つの正反対の位置において当接面53に対して突出する。図4Bでは、係止要素79aのみが見える一方で、係止要素79bは係止要素79aと正反対の整列要素51の背後に隠されていることに留意のこと。
外部切断部材25aの周方向フランジ33が支持要素21aの環状内部リム49と保持部材23aのベース部分43の当接面53との間で回転軸41に平行な方向に保持される、シェービングユニット11の組立状態において、係止要素79a、79bは、図4Bに示すようなそれらの突出位置にある。これらの位置において、係止要素79a、79bは、バネ部材71a、71bのバネ力によって外部切断部材25aに向かって付勢され、外部切断部材25aに設けられた2つの係合要素のそれぞれの1つと係合する。図3に示す実施形態において、2つの係合要素は、外部切断部材25aの周方向フランジ33における2つの正反対の位置に設けられた2つの圧痕87a、87b(indentations)である。シェービングユニット11の組立状態における係止要素79a、79b及び圧痕87a、87bの相互係合によって、回転する内部切断部材27aによって加えられる摩擦力及び毛切断関連力の影響の下での回転軸41についての外部切断部材25aの回転は防止される。
別個の保持部材23a、23b、23cに一体化された弾性的に付勢された係止要素79a、79bを含む係止部材67は、例えば、ユーザが洗浄のために支持要素21a、21b、21cから毛切断ユニット7a、7b、7cを取り外したときに、ユーザによるシェービングユニット11の簡便な組立を可能にする。具体的には、前述のように図3に示す分解状態から開始して、毛切断ユニット7aを支持要素21aに対するその動作位置に導いて保持するときに、ユーザは、保持部材23aを支持要素21aに連結する前に、内部切断部材27aが外部切断部材25a内に配置された状態で、外部切断部材25aを支持要素21aの回転軸41に対する任意の角度位置に配置することが可能にされる。換言すれば、ユーザは、外部切断部材25aを支持要素21a内に配置するときに、回転軸41についての外部切断部材25aの角度位置を整列させる必要がない。引き続き、ユーザが保持部材23aを外部切断部材25aの周方向フランジ33上に配置するときに、突出係止要素79a、79bは、圧痕87a、87bと偶発的に係合する。そのような場合、外部切断部材25aは、保持部材23aに対する回転に対して直ちに係止され、結果的に、保持部材23aが支持要素21aに完全に連結されるまで、ユーザが引き続き保持部材23aを回転させると、保持部材23aと共に回転する。しかしながら、最も普通の場合、即ち、外部切断部材25aのフランジ33上に保持部材23aを初期配置する間に、係止要素79a、79bは、圧痕87a、87bと直接係合せず、係止要素79a、79bは、外部切断部材25aのフランジ33に当接する。その結果、係止要素79a、79bは、ベース部分43から離れる方向へのバネ部材71a、71bの中央部分73a、73bの弾性的な変形の下で、ベース部分43に設けられた開口85内の凹み位置に押し込まれる。引き続き、保持部材23aを支持要素21aに連結するために、ユーザが保持部材23aを回転させると、係止要素79a、79bは、場合によっては、保持部材23aの前記回転中にバネ部材71a、71bによって圧痕87a、87bと係合して、圧痕87a、87b内に押し込まれることがあり、その結果、外部切断部材25aは、保持部材23aに対する回転に対して係止される。これは、明らかに、保持部材23aを外部切断部材25aのフランジ33に最初に配置した後の圧痕87a、87bに対する係止要素79a、79bの角度位置及び保持部材23aを支持要素21aに連結するのに必要とされる全角度回転に依存する。保持部材23aを支持要素21aに連結した後に、係止要素79a、79bが依然として圧痕87a、87bと係合しないとき、係止要素79a、79bは、シェービングデバイスの起動(アクティブ化)後、バネ部材71a、71bによって圧痕87a、87bと係合し、圧痕87a、87b内に押し込まれる。そのような場合には、シェービングデバイスの起動後、外部切断部材25aは、係止要素79a、79bが圧痕87a、87bに係合するまで、回転する内部切断部材27aによって加えられる摩擦力及び毛切断関連力の影響の下で、連結された保持部材23aに対して回転軸41について初期的に回転する。シェービングユニット11内への他の毛切断ユニット7b、7cの組立が類似の方法で進行し、回転に対するその外部切断部材の自動的な係止を類似の簡便な方法においてもたらすことは、明らかである。回転に対する前記自動的な係止を含む前記組立が、各々の毛切断ユニット7a、7b、7cについて、任意の他の毛切断ユニット7a、7b、7cとは別個に且つ任意の他の毛切断ユニット7a、7b、7cから独立して、ユーザによって行われてよいことも明らかであろう。
本発明に従ったシェービングユニットの代替的な実施形態において、係止部材は、単一の係止要素のみを含んでよい。単一の係止要素は、前述のバネ部材71aと同様に、単一の半環状バネ部材に取り付けられてよい。単一の半環状バネ部材は、保持部材の環状ベース部分に取り付けられた2つの端部分と、単一の係止要素を支持する中央部分とを有することがある。更なる代替的な実施形態において、係止要素を支持する係止部材のバネ部材は、異なる形状を有してよく、前述のバネ部材71aと比べて異なる方法及び異なる位置でベース部分に締結されてよい。バネ部材及び係止要素は、例えば、射出成形プロセスによって、単一のプラスチック材料からベース部分と一体的に形成されてよい。係止部材上に設けられる係止要素の数は、2よりも多くてよい。
本発明に従ったシェービングユニットの代替的な実施形態の例が、図5に示されており、図5は、保持部材23a、23b、23cの代わりにシェービングユニット11において使用されることがある代替的な保持部材123を詳細に示している。保持部材123は、外部切断部材25aの周方向フランジ33上の動作位置において示されている。支持要素及び内部切断部材は、図5に示されていない。保持部材123は、保持部材23a、23b、23cのベース部分43に実質的に類似する主に環状のベース部分143を含む。保持部材123は、2つのブレードバネ部材171を有する係止部材167を含み、2つのブレードバネ部材は、各々、シェービングユニットの組み立てられた状態において外部切断部材25aに面するベース部分143の側でベース部分143に設けられた凹みチャンバ173内に配置される。図5では、ブレードバネ部材171のうちの1つのみ及び凹みチャンバ173のうちの1つのみが見える。他のブレードバネ部材及び他の凹みチャンバは、ベース部分143内の正反対の位置に配置されている。係止要素179は、ブレードバネ部材171の曲げられた端部分によって形成されている。ブレードバネ部材171は、ベース部分143の環状当接面153と実質的に面一の位置に取り付けられた金属キャリヤプレート175と一体に形成される。図5に示す動作位置において、係止要素179は、外部切断部材25aのフランジ33にある圧痕87aに係合している。シェービングユニットの組立中、保持部材23aに対する前述のようなフランジ33上での保持部材123の初期的な配置後、係止要素179は圧痕87aに直ちに係合せず、係止要素179はフランジ33に当接し、ブレードバネ部材171は凹みチャンバ173内に弾性的に変形して、凹みチャンバ173内の係止要素179の凹み位置を可能にする。係止部材167及びその係止要素179の動作は、前述のような係止部材67及び係止要素79a、79bの動作と類似である。
前述の記述及び図面中で本発明を詳細に記載し且つ例示したが、そのような記述及び例示は、説明的及び/又は例示的であると考えられるべきであり、限定的な意味において考えられてならない。本発明は、開示の実施形態に限定されない。
当業者は、特許請求する発明を実施する際に、図面、本開示、及び添付の請求の範囲の研究から、開示の実施形態に対する他の変形を理解して実施することができる。請求項において、「含む」という語は、他の要素又はステップを除外せず、単数形の表現は、複数を除外しない。記述の明確性及び簡潔性のために、構成は、同じ実施形態の一部として又は別個の実施形態の一部として本明細書に開示されるが、本発明の範囲は開示の構成の全部又は一部の組み合わせを有する実施形態を含む場合があることが理解されるであろう。特定の手段が相互に異なる従属項において引用されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に用い得ないことを示さない。
米国特許第4,318,223号明細書

Claims (12)

  1. シェービングデバイスにおける使用のためのシェービングユニットであって、
    当該シェービングユニットは、支持部材と、該支持部材によって支持される少なくとも2つの毛切断ユニットとを含み、各毛切断ユニットは、
    - 毛進入開口を備える外部切断部材と、
    - 回転軸について前記外部切断部材に対して回転可能であり、複数の毛切断要素を有する、内部切断部材とを含み、
    当該シェービングユニットは、前記支持部材に対して解放可能に連結可能であり、当該シェービングユニットの組立状態において、前記少なくとも2つの毛切断ユニットを前記支持部材に対する動作位置に保持するように構成される、保持構造を更に含み、
    該保持構造は、前記少なくとも2つの毛切断ユニットの各々のそれぞれの毛切断ユニットについて、少なくとも1つの係止要素を含む係止部材を含み、前記少なくとも1つの係止要素は、当該シェービングユニットの前記組立状態において、バネ力によって前記それぞれの毛切断ユニットの前記外部切断部材に向かって付勢され、前記回転軸についての前記外部切断部材の回転を防止するよう前記外部切断部材の係合要素によって係合され、
    前記保持構造は、前記少なくとも2つの毛切断ユニットの各々のそれぞれの毛切断ユニットについて、別個の保持部材を含み、該別個の保持部材は、前記支持部材に解放可能に連結可能であり、前記少なくとも2つの毛切断ユニットの任意の他の毛切断ユニットから独立して、前記それぞれの毛切断ユニットを前記支持部材に対する動作位置において別個に保持するように構成され、
    前記それぞれの毛切断ユニットについて提供される前記係止部材は、前記少なくとも2つの毛切断ユニットの任意の他の毛切断ユニットについて提供される、任意の他の係止部材から別個に配置され、前記それぞれの毛切断ユニットについて提供される前記別個の保持部材と一体化されることを特徴とする、
    シェービングユニット。
  2. 前記支持部材は、ベース部材を含み、前記少なくとも2つの毛切断ユニットの各々のそれぞれの毛切断ユニットについて、前記ベース部材によって枢動的に支持される別個の支持要素を含み、前記それぞれの毛切断ユニットについて提供される前記別個の保持部材は、前記それぞれの毛切断ユニットを前記動作位置において保持するために前記それぞれの毛切断ユニットについて提供される前記支持要素に解放可能に連結可能である、請求項1に記載のシェービングユニット。
  3. 前記係合要素は、前記外部切断部材の周方向フランジに設けられる凹みを含む、請求項1又は2に記載のシェービングユニット。
  4. 前記支持部材は、前記別個の保持部材の各々のそれぞれ1つについて、前記それぞれの毛切断ユニットの前記回転軸についての前記支持部材に対する前記別個の保持部材の回転運動によって前記支持部材に対する前記それぞれの別個の保持部材の連結を可能にするように構成される連結構造を含む、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載のシェービングユニット。
  5. 前記係止部材は、前記別個の保持部材のベース部分に締結されるバネ部材を含み、前記少なくとも1つの係止要素は、前記バネ部材に取り付けられる、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載のシェービングユニット。
  6. 前記ベース部分は、主に環状であり、前記バネ部材は、中央部分と、2つの端部分とを有する、半環状であり、前記係止要素は、前記バネ部材の前記中央部分に取り付けられ、前記バネ部材の前記2つの端部分は、前記別個の保持部材の前記ベース部分に取り付けられる、請求項5に記載のシェービングユニット。
  7. 当該シェービングユニットの前記組立状態において、前記バネ部材は、前記外部切断部材とは反対の前記ベース部分の側に配置される、請求項6に記載のシェービングユニット。
  8. 前記ベース部分は、主に環状であり、前記係止部材は、2つの半環状バネ部材と、2つの係止要素とを含み、各係止要素は、前記2つのバネ部材のそれぞれ1つのバネ部材の中央部分に取り付けられ、各バネ部材は、前記別個の保持部材の前記ベース部分に取り付けられる2つの端部分を有する、請求項5に記載のシェービングユニット。
  9. 前記係止部材の前記2つの半環状バネ部材及び前記2つの係止要素は、単一の金属ブレードから一体的に形成されている、請求項8に記載のシェービングユニット。
  10. 前記バネ部材は、当該シェービングユニットの前記組立状態において前記外部切断部材に面する前記ベース部分の側で前記ベース部分に設けられる凹みチャンバ内に配置される、請求項5に記載のシェービングユニット。
  11. シェービングヘッドであって、
    当該シェービングヘッドをシェービングデバイスの本体に解放可能に連結するように構成される連結部材を含むベース構造と、
    該ベース構造に解放可能に連結可能であるシェービングユニットとを含み、
    該シェービングユニットは、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載のシェービングユニットである、
    シェービングヘッド。
  12. シェービングデバイスであって、
    アクチュエータを収容する本体と、
    前記アクチュエータによって駆動されるために前記本体に解放可能に連結可能であるシェービングヘッドとを含み、
    該シェービングヘッドは、請求項11に記載のシェービングヘッドである、
    シェービングデバイス。
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