JP7306256B2 - 竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム及び監視方法 - Google Patents
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Description
このような竪型粉砕機は、回転テーブルの中央に粉砕原料が供給されると回転テーブルの回転により、粉砕原料が回転テーブルの外周部へと移動する。外周部では粉砕ローラが圧接して回転しているので、粉砕原料は、粉砕ローラと回転テーブルの間へ侵入して粉砕される。そして、回転テーブルの外周面とケーシングの内周面との間の環状通路から吹き上がる熱空気によって、熱空気とともに粉粒体が乾燥されながらケーシング内を上昇する。粉粒体は、ケーシング内の上部に設けた分級手段によって振り分けられて所定粒度の製品が外部へ排出される。分級手段を通過できない粗粉は再度回転テーブル上に落下して粉砕される。
ローラタイヤの摩耗量の管理は安定操業を行っていく上で重要な管理値とされているが、その測定方法は竪型粉砕機の停止時のオフラインでしか行えず、その際、計測器具を用いて作業効率の悪い環境の中で行うため、測定精度確保上の課題があり、非常に非効率な作業となっていた。
また、摩耗量計測は、例えば半年に一度の定期休転時などしか行えず、途中経過を確認することもできず極めて少ない情報量で摩耗寿命を推定するしかなかった。つまり半年に一回の情報で半年後の摩耗量を予測していた。
このため、寿命が想定より早くなると想定外のローラタイヤ交換のために、操業停止や計画外のメンテナンス作業を行うリスクが発生していた。
一方、このリスクを避けるためローラタイヤの寿命がまだ十分であるにも関わらず交換するという無駄を発生させている面もあった。
このように、従来、摩耗管理が重要な役目があるとわかっていながらも、測定方法が困難であるためにきめ細やかな管理を行うことが難しかった。
前記竪型粉砕機用ローラタイヤの振動を検出する振動計と、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤと回転テーブルの間の粉砕原料の原料層厚を測定する層厚計と、
粉砕運転中の前記回転計と前記層厚計の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行うローラタイヤ寿命予測部と、
粉砕運転中の前記竪型粉砕機用ローラタイヤを前記回転テーブル上から上昇させた惰性回転中の前記回転計と前記振動計の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤのローラベアリングの異常検出を行うベアリング異常検出部と、
を備えたことを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システムを提供することにある。
上記第1の手段によれば、粉砕機の運転中に精度良くローラタイヤの寿命予測及びローラベアリングの異常を検出できる。またローラタイヤ毎のローラタイヤ寿命予測及びローラベアリングの異常を検出できる。従って不測のトラブルを未然に防止でき、非生産時間を少なくして安定した連続運転が可能となる。
上記第2の手段によれば、運転中の回転数及び層厚の実測値から精度良いローラタイヤ寿命予測が実現できる。
上記第3の手段によれば、惰性回転中の回転数及び振動値から精度良いローラベアリングの異常を検出できる。
外周に連続する凹凸部を形成し、軸心を前記竪型粉砕機用ローラタイヤの軸心と同軸とし、前記竪型粉砕機用ローラタイヤと一体的に回転する回転検知リングと、
前記回転検知リングの軌道付近に設けてパルス信号を検出して前記竪型粉砕機用ローラタイヤの回転数を求める非接触センサを有することを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システムを提供することにある。
上記第4の手段によれば、ローラ回転数(ローラタイヤの回転数をいう、以下同じ)を精度良く測定できる。またローラベアリングが異常劣化しても回転数を求めることができる。パルス信号の検知によって回転速度の変化、回転角度を求めることができる。またローラ内部の軸受異常、潤滑状況なども知ることができる。
前記竪型粉砕機用ローラタイヤの振動を検出する工程と、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤと回転テーブルの間の粉砕原料の原料層厚を測定する工程と、
粉砕運転中の前記回転数と前記原料層厚の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行う工程と、
粉砕運転中の前記竪型粉砕機用ローラタイヤを前記回転テーブル上から上昇させた惰性回転中の前記回転数と前記振動の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤのローラベアリングの異常検出を行う工程と、
を有することを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視方法を提供することにある。
上記第5の手段によれば、粉砕機の運転中に精度良くローラタイヤの寿命予測及びローラベアリングの異常を検出できる。またローラタイヤ毎のローラタイヤ寿命予測及びローラベアリングの異常を検出できる。従って不測のトラブルを未然に防止でき、非生産時間を少なくして安定した連続運転が可能となる。
上記第6の手段によれば、運転中の回転数及び層厚の実測値から精度良いローラタイヤ寿命予測が実現できる。
上記第7の手段によれば、惰性回転中の回転数及び振動値から精度良いローラベアリングの異常を検出できる。
図7は、竪型粉砕機の構成概略図である。図示のように竪型粉砕機10は、ケーシング12と、回転テーブル14と、回転テーブル14の上面外周部を円周方向に等分する位置に配置した複数個の粉砕ローラ16と、回転テーブル14の外周に沿って形成した環状通路40と、ケーシング12の上部に設けた分級手段30と、回転テーブル14の外周縁部上に取り付けたダムリング48を主な基本構成としている。
粉砕ローラ16は、支点となる下部ケーシング12Bに回動自在に軸着したアーム20を介して油圧シリンダ24のピストンロッドに連結されている。粉砕ローラ16は油圧シリンダ24の作動によって回転テーブル上面14Aに押圧されて、回転テーブル14に粉砕原料を介して従動することによって回転する。
ケーシング12の回転テーブル上面14Aの上方には、分級手段30が設けられている。
固定羽根30cの下端部には、内部コーン30e及びフィード管30fが設けられている。内部コーン30eは、上方から下方に向かって径が小さくなる漏斗状に形成し、フィード管30fは、内部コーン30eの下端に接続する円筒状に形成し、分級手段30を通過できなかった粉粒体を捕捉して、フィード管30fを介して下部の排出口から回転テーブル上面14Aへ供給する構造となっている。
内部コーン30eには、原料投入シュート34が接続している。この原料投入シュート34を介して原料投入口32から回転テーブル上面14Aに原料が投入される。
原料投入シュート34から投入した原料は、回転テーブル上面14Aを渦巻き状の軌跡を描きながら回転テーブル上面14Aの外周部に移動して、回転テーブル上面14Aと粉砕ローラ16の間に噛み込まれ粉砕される。そして、粉砕された粉粒体の一部は、回転テーブル上面14Aの外縁部に周設されて原料の層厚を調整するダムリング48を乗り越えて、回転テーブル上面14Aの外周部とケーシング12の隙間である環状通路40へと向かう。ここで、下部ケーシング12Bの回転テーブル14の下方には、所定温度に加熱された熱空気を導入するためのガス導入口42を設けている。
竪型粉砕機10内に投入した原料と、回転テーブル14と粉砕ローラ16に粉砕されて後述するダムリング48を乗り越えた粉粒体の一部は、環状通路40からの熱空気によって吹き上げられてケーシング12内を上昇し、分級手段30に到達する。
ここで、径及び質量の大きな粉粒体は、分級手段30の固定羽根30c及び回転羽根30bを通過することができず、内部コーン30eに落下して再度粉砕ローラ16に噛み込まれて粉砕される。一方、径の小さな粉粒体は、隙間を開けて並べられた固定羽根30c及び回転羽根30bの間を抜けて分級手段30を通過して上部取出口44よりケーシング12外へ取り出される。
また、粉砕ローラ16に噛み込まれずそのまま環状通路40に達したような一部の極大の粒径の原料は、環状通路40より回転テーブル14の下方に落下して下部取出口46より竪型粉砕機10の外に取り出される。
図1は、竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システムの構成概略図である。図示のように本発明の竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム50は、竪型粉砕機用ローラタイヤ17(粉砕ローラ16及び補助ローラのローラタイヤをいう)の回転数を検出する回転計51と、前記竪型粉砕機用ローラタイヤ17の振動を検出する振動計52と、前記竪型粉砕機用ローラタイヤ17と回転テーブル14の間の粉砕原料の原料層厚を測定する層厚計54と、粉砕運転中の前記回転計51と前記層厚計54の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤ17の寿命予測を行うローラタイヤ寿命予測部60と、粉砕運転中の前記竪型粉砕機用ローラタイヤ17を前記回転テーブル上から上昇させた惰性回転中の前記回転計51と前記振動計52の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤ17のローラベアリングの異常検出を行うベアリング異常検出部70を備えている。
振動計52は、ローラタイヤのローラタイヤ軸に直接取り付けて、ローラタイヤ軸の振動状態を測定できる。
層厚計54は、アーム20に取り付けたストライカー(反射板)と、ストライカーにレーザ光を照射するレーザセンサを有している。このような構成の層厚計54は、ローラタイヤの上下運動(原料層厚の変化)に連動して、アーム20に取り付けたストライカーもアームの軸回りをスイング移動する際、ストライカーにレーザ光を照射した反射光によりレーザセンサとストライカーの間の距離を計測して、レバー比(R2(アーム軸心とストライカーまでの距離)/R1(アーム軸心とローラタイヤと回転テーブルの接触中心までの距離))から原料層厚を検出することができる。なお回転計51、振動計52、層厚計54はローラタイヤ毎に設置することにより個別にローラタイヤ寿命予測及びベアリング異常検出が行える。
図4はローラタイヤ寿命予測のグラフである。同図(1)はローラ回転数と経過時間(H)の関係を示すグラフである。ローラタイヤ寿命予測部60では、まず運転中のローラ新品時の回転数を記録する。ローラ回転数は一定回転の回転テーブル14に押し付けられて、その回転周速と摩擦力で同期してローラタイヤが回転させられているが、同期する点やローラタイヤ径によって回転周速が異なってくる。また粉砕機の運転中では粉砕物の状況などによって回転テーブル14上の原料層厚が常に変化している。それに伴ってローラ回転数も変動するので、一定幅を持って変動しているが、ローラタイヤの摩耗が進行してくるとローラタイヤ径が小さくなり徐々に回転数が速くなってくる。そこで所定時間(例えば4000時間)経過時の運転中のローラ回転数を記録する。ローラタイヤ新品時のローラ回転数がa1rpmで、4000時間経過時のローラ回転数がa2rpmとする。またローラ限界時のローラ回転数をa3rpm(寿命設定値)とする。a1とa2を結ぶ直線(一次関数)とa3(定数)の交点が寿命時間となる。なお、ローラ回転数は層厚を同じ条件とする。層厚が厚くなると層間すべりが生じてローラタイヤの回転が不安定となるからである。そのため、前記一次直線の関係を再現するためには層厚を一定範囲にしなければならない。
ローラ回転数は運転の影響による変動が大きく、摩耗に対する変化率が少ないために正確な寿命予測が困難であるため、本発明ではテーブル原料層厚の計測値も寿命予測のデータとして併用する。同図(2)は原料層厚(mm)と経過時間(H)の関係を示すグラフである。ローラタイヤ寿命予測部60では、まず運転中のローラタイヤ新品時の層厚を記録する。ローラタイヤの摩耗が進行してくるとローラ回転数が増えて層厚が小さくなる。そこで所定時間(例えば4000時間)経過時の層厚を記録する。ローラタイヤ新品時の層厚がb1mmで、4000時間経過時の層厚がb2mmとする。またローラ限界時の層厚をb3mm(寿命設定値)とする。b1とb2を結ぶ直線(一次関数)とb3(定数)の交点が寿命時間となる。
図5はローラベアリング異常検出のグラフである。同図(1)はローラ惰性回転数(rpm)と経過時間(H)の関係を示すグラフである。ベアリング異常検出部70は、まず惰性回転中のローラタイヤ新品時の回転数c1rpmを記録する。ローラベアリングの摩耗が進行してくると回転が滞り徐々に回転数が遅くなってくる。ベアリング限界摩耗時のローラ回転数をc3rpm(異常設定値)とする。c1とc3(定数)の交点がローラベアリング異常となる。
同図(2)はローラ振動値(m/s)と経過時間(H)の関係を示すグラフである。ベアリング異常検出部70は、まず惰性回転中のローラ新品時の振動d1m/sを記録する。ローラベアリングの摩耗が進行してくると回転が滞り徐々に振動が大きくなってくる。ベアリング限界摩耗時の振動値をd3m/s(異常設定値)とする。d1とd3(定数)の交点がローラベアリング異常となる。なおローラベアリングの摩耗原因は、ベアリング内にダストが混入すること、又は経年劣化が挙げられる。ベアリング内にダストが混入すると急激に摩耗が進行する。
上記構成による本発明の竪型粉砕機用ローラタイヤ17の監視方法について、以下説明する。
ローラタイヤ毎に設置した回転計51、振動計52、層厚計54でローラタイヤ新品時の回転数、振動、ローラタイヤと回転テーブル14の間の粉砕原料の原料層厚を測定し記録する。
図6は表示部の説明図である。表示部80は、竪型粉砕機用ローラタイヤ17の監視システム50と電気的に接続した(遠隔の)運転制御室に設置したシステムのモニタ等である。同図に示すように表示部の表示画面には、監視対象の運転中のローラ斜視図が表示される。本実施形態では4基のローラ(NO1~4)それぞれの回転数、層厚、振動値の実測値が表示される。
ローラタイヤ寿命予測部60では、所定時間経過後のローラタイヤの回転数及び層厚を記録し、前記a1とa2を結ぶ直線(一次関数)とa3(定数)の交点(寿命時間)を求める。また前記b1とb2を結ぶ直線(一次関数)とb3(定数)の交点(寿命時間)を求める。この2つのデータ(回転数及び層厚)からローラタイヤ毎のローラタイヤ寿命予測を行う。
ベアリング異常検出部70では、ローラタイヤの回転数及び振動を監視して、前記c1とc3(定数)が交わるとき、ローラベアリング異常と判断する。また前記d1とd3(定数)の交わるとき、ローラベアリング異常と判断する。
表示部80は、ローラタイヤ毎に使用時間、寿命時間、ベアリング正常又は異常を表示し、さらに、ローラ回転数、原料層厚、振動の推移(同図中は回転数と原料層厚)を表示する。オペレータは表示画面から全ローラタイヤの稼働状態を把握できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
また、本発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
12 ケーシング
12B 下部ケーシング
14 回転テーブル
14A 回転テーブル上面
15 テーブルライナ
16 粉砕ローラ
17 ローラタイヤ
20 アーム
24 油圧シリンダ
30 分級手段
30a 回転軸
30b 回転羽根
30c 固定羽根
30e 内部コーン
30f フィード管
32 原料投入口
34 原料投入シュート
40 環状通路
42 ガス導入口
44 上部取出口
48 ダムリング
50 竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム
51 回転計
51a 回転検知リング
51b 非接触センサ
52 振動計
54 層厚計
60 ローラタイヤ寿命予測部
70 ベアリング異常検出部
80 表示部
Claims (7)
- 竪型粉砕機用ローラタイヤの回転数を検出する回転計と、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤの振動を検出する振動計と、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤと回転テーブルの間の粉砕原料の原料層厚を測定する層厚計と、
粉砕運転中の前記回転計と前記層厚計の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行うローラタイヤ寿命予測部と、
粉砕運転中の前記竪型粉砕機用ローラタイヤを前記回転テーブル上から上昇させた惰性回転中の前記回転計と前記振動計の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤのローラベアリングの異常検出を行うベアリング異常検出部と、
を備えたことを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム。 - 請求項1に記載された竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システムであって、
前記ローラタイヤ寿命予測部は、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤの初期設定時と所定時間経過時の回転数をプロットし結んだ直線と寿命設定値の交点、及び初期設定時と所定時間経過時の層厚値をプロットし結んだ直線と寿命設定値の交点から前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行うことを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム。 - 請求項1又は請求項2に記載された竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システムであって、
前記ベアリング異常検出部は、ローラ惰性回転数及び振動値があらかじめ定めた異常設定値を超えたときに前記ローラベアリングの異常を検出することを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム。 - 請求項1ないし3のいずれか1に記載された竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システムであって、
前記回転計は、
外周に連続する凹凸部を形成し、軸心を前記竪型粉砕機用ローラタイヤの軸心と同軸とし、前記竪型粉砕機用ローラタイヤと一体的に回転する回転検知リングと、
前記回転検知リングの軌道付近に設けてパルス信号を検出して前記竪型粉砕機用ローラタイヤの回転数を求める非接触センサを有することを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視システム。 - 竪型粉砕機用ローラタイヤの回転数を検出する工程と、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤの振動を検出する工程と、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤと回転テーブルの間の粉砕原料の原料層厚を測定する工程と、
粉砕運転中の前記回転数と前記原料層厚の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行う工程と、
粉砕運転中の前記竪型粉砕機用ローラタイヤを前記回転テーブル上から上昇させた惰性回転中の前記回転数と前記振動の測定値に基づいて、前記竪型粉砕機用ローラタイヤのローラベアリングの異常検出を行う工程と、
を有することを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視方法。 - 請求項5に記載された竪型粉砕機用ローラタイヤの監視方法であって、
前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行う工程は、前記竪型粉砕機用ローラタイヤの初期設定時と所定時間経過時の回転数をプロットし結んだ直線と寿命設定値の交点、及び初期設定時と所定時間経過時の層厚値をプロットし結んだ直線と寿命設定値の交点から前記竪型粉砕機用ローラタイヤの寿命予測を行うことを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視方法。 - 請求項5又は6に記載された竪型粉砕機用ローラタイヤの監視方法であって、
前記ローラベアリングの異常検出を行う工程は、ローラ惰性回転数及び振動値があらかじめ定めた異常設定値を超えたときに前記ローラベアリングの異常を検出することを特徴とする竪型粉砕機用ローラタイヤの監視方法。
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