JP7305159B2 - 収納ケース - Google Patents

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Description

本発明は、収納ケースに関する。
下記特許文献1に記載の収納ケースは、複数段に積上げられたフレームと、各フレーム内にスライド可能に収容された抽斗(ケース体)と、を含んで構成されている。また、フレームは、外枠と、外枠の4隅の角部から上側へ突出された4本の支柱と、を含んで構成されており、外枠と支柱とが、一体に形成されている。
このため、収納ケースを組立てるときには、外枠と支柱とを組付ける必要がなくなるため、収納ケースの組立性を向上することができる。
実用新案登録第3028537号
しかしながら、上記収納ケースでは、収納ケースの分解状態において、フレームが、フレーム同士を上下に積重ねるネスティング可能に構成されていない。これにより、例えば、収納ケースの梱包形態が比較的大型化となる。このため、上記収納ケースでは、収納ケースの輸送効率を向上させるという点において、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、組立性を向上しつつ、梱包形態の省スペース化を図ることができる収納ケースを提供することを目的とする。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、骨格フレームと、上側へ開放された箱状に形成されると共に、前後方向にスライド可能に前記骨格フレームに収容されたケース体と、を備え、前記骨格フレームは、前記ケース体が載置される底フレームと、前記底フレームに一体に形成され、前記底フレームの後端部における幅方向両端部から上側へ突出された一対のリヤ支柱と、前記底フレームに一体に形成され、前記底フレームの前端側部分における幅方向両端部から上側へ突出された一対のフロント支柱と、を含んで構成されており、前記底フレームの幅方向両側部には、前記フロント支柱と前記リヤ支柱との間において、前記底フレームの幅方向の最外形よりも幅方向内側へ窪んだ一対の抉り部が形成されており、前記抉り部は、前記底フレームの幅方向両側部における前記フロント支柱と前記リヤ支柱との間の部位の全体に亘って前後方向に延在され、前記抉り部の底面は、平面視で、前記底フレームの幅方向外側へ凸となる湾曲面として構成されており、前記骨格フレームのネスティング時に、下側の前記骨格フレームの前記フロント支柱が、上側の前記骨格フレームにおける前記抉り部の前端部の内部に配置されると共に、上側の前記骨格フレームの前記湾曲面が、下側の前記骨格フレームにおける前記フロント支柱の後側の角部に当接する収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記底フレームは、矩形枠状に形成され、前記底フレームの外周縁部には、下側へ屈曲され且つ前記抉り部を構成する外周リブが形成され、前記底フレームの幅方向両側の外周部には、前後方向に延在された一対の第1補強部が形成されており、前記第1補強部が、前記底フレームの上側へ隆起され且つ下側へ開放された溝状に形成されている収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1補強部の前端部が、前側へ向かうに従い前記骨格フレームの幅方向外側へ傾斜されて前記フロント支柱に接続されており、前記第1補強部の後端部が、前記骨格フレームの幅方向外側へ屈曲されて前記リヤ支柱に接続されている収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1補強部の内部には、前記第1補強部と前記抉り部を構成する前記外周リブとを連結する補強リブが形成されている収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記底フレームには、前記第1補強部に対して前記骨格フレームの幅方向内側において、前後方向に延在された第2補強部が形成されており、前記第2補強部は、前記底フレームの下側へ隆起され且つ上側へ開放された溝状に形成されると共に、前記第1補強部と連続して形成されている収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記底フレームの後側の外周部には、左右方向に延在され且つ一対の前記リヤ支柱を連結する第3補強部が形成され、前記第3補強部が、前記底フレームの上側へ隆起され且つ下側へ開放された溝状に形成されており、前記骨格フレームには、前記第1補強部と前記第3補強部とを連結する連結リブが形成されている収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記フロント支柱の上端部及び前記リヤ支柱の上端部には、天板が組付けられており、前記ケース体の開口端面と当該ケース体の上側に配置された前記天板の下端面との上下方向の位置が一致している収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、複数の前記骨格フレームが、上下に積み上げられた状態に組付けられており、前記ケース体の開口端面と当該ケース体の上側に配置された前記骨格フレームの下端面との上下方向の位置が一致している収納ケースである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、組立性を向上しつつ、梱包形態の省スペース化を図ることができる。
本実施の形態に係る収納ケースにおける骨格フレームのネスティング状態を示す右斜め上方から見た斜視図である。 本実施の形態に係る収納ケースを示す右斜め上方から見た斜視図である。 図2に示される骨格フレームの上側から見た平面図である。 図3に示される骨格フレームの右斜め上方から見た斜視図である。 図3に示される骨格フレームの左斜め下方から見た斜視図である。 (A)は、図2に示されるケース体の上側から見た平面図であり、(B)は、(A)のケース体の右側から見た側断面図(図6(A)の6B-6B線断面図)である。 (A)は、図6(A)に示されるケース体の右斜め上方から見た斜視図であり、(B)は、(A)のケース体の左斜め下方から見た斜視図である。 図2に示される天板の右斜め下方から見た斜視図である。 (A)は、図2に示される骨格フレームのフロント支柱と天板との連結状態を示す前側から見た断面図(図2の9A-9A線断面図)であり、(B)は、図2に示される骨格フレームのフロント支柱同士の連結状態を示す前側から見た断面図(図2の9B-9B線断面図)である。 図2に示される収納ケースの右側部を一部破断した状態で示す斜視図である。 図1に示される骨格フレームのネスティング状態を示す上側から見た平面図である。 (A)は、図2に示される収納ケースの梱包形態を示す側面図であり、(B)は、4段の収納ケースの梱包形態を示す側面図である。 (A)は、5段の収納ケースの梱包形態を示す側面図であり、(B)は、6段の収納ケースの梱包形態を示す側面図である。
以下、図面を用いて、本実施の形態に係る収納ケース10について説明する。なお、図面において適宜示される矢印UP,矢印FR,矢印RHは、それぞれ収納ケース10の上側、前側、右側(幅方向一方側)を示している。そして、以下の説明において、上下、前後、左右の方向を示して説明するときには、特に断りのない限り、収納ケース10の上下方向、前後方向、左右方向を示すものとする。
(収納ケースの全体構成について)
図2に示されるように、収納ケース10は、全体として略直方体状に形成されている。この収納ケース10は、収納ケース10の骨格を構成する複数(本実施の形態では、3個)の骨格フレーム20と、複数(本実施の形態では、3個)のケース体70と、収納ケース10の上端部を構成する天板80と、を含んで構成されている。
収納ケース10では、複数の骨格フレーム20同士が、上下に積上げられた状態に組付けられており、ケース体70が、それぞれの骨格フレーム20の内部に前後方向にスライド可能に収容されている。そして、天板80が、最上段の骨格フレーム20に組付けられて、最上段に配置されたケース体70を上側から覆っている。
なお、本実施の形態では、収納ケース10が、骨格フレーム20を3段に積上げた構成になっているが、使用状況に応じて、骨格フレーム20を2段以上に積上げた構成にしてもよいし、骨格フレーム20を1段にした構成にしてもよい。以下、収納ケース10の各構成について説明する。
(骨格フレームについて)
図3~図5に示されるように、骨格フレーム20は、樹脂材(本実施の形態では、ポリプロピレン(PP))によって構成されている。また、詳細については後述するが、収納ケース10の組立前の状態(分解状態)では、骨格フレーム20が、骨格フレーム20同士を上下に積重ねる、ネスティング可能に構成されている。骨格フレーム20は、骨格フレーム20の底部を構成する「底フレーム」としての枠フレーム30と、枠フレーム30から上側へ延出された左右一対のフロント支柱50及び左右一対のリヤ支柱60と、を含んで構成されている。
枠フレーム30は、上下方向を板厚方向とする板状に形成されると共に、上側から見た平面視で、左右方向を長手方向とする略矩形枠状に形成されている。これにより、枠フレーム30は、左右方向に延在され且つ枠フレーム30の前端部を構成するフロントフレーム部30Fと、左右方向に延在され且つ枠フレーム30の後端部を構成するリヤフレーム部30Rと、前後方向に延在され且つフロントフレーム部30F及びリヤフレーム部30Rの長手方向両端部を連結する左右一対のサイドフレーム部30Sと、を含んで構成されており、枠フレーム30の内部には、孔部30Aが形成されている。また、枠フレーム30の外周縁部には、下側へ屈曲された外周リブ31が形成されており、枠フレーム30の内周縁部には、下側へ屈曲された内周リブ32が形成されている。外周リブ31及び内周リブ32は、枠フレーム30の周方向に延在されている。そして、上下方向における外周リブ31の下端と内周リブ32の下端との位置が一致している。
ここで、枠フレーム30の詳細について説明する前に、先にフロント支柱50及びリヤ支柱60について説明する。フロント支柱50は、上下方向を軸方向とし且つ下側へ開放された略有底矩形筒状に形成されて、枠フレーム30の前端側部分の幅方向(左右方向)両端部から上側へ延出されている。これにより、フロント支柱50が、骨格フレーム20の幅方向両側の最外形の一部を構成している。また、フロント支柱50における、前側の角部の一方(詳しくは、枠フレーム30の幅方向内側に配置された角部)には、支柱側傾斜面50Aが形成されている。支柱側傾斜面50Aは、平面視で、枠フレーム30の幅方向内側へ向かうに従い後側へ傾斜している。
フロント支柱50の上端部には、フロント嵌合部51が形成されている。フロント嵌合部51は、嵌合筒部52を有しており、嵌合筒部52は、上下方向を軸方向とする略矩形筒状に形成されて、フロント支柱50の頂壁から上側へ突出されている。また、平面視における嵌合筒部52の外形が、フロント支柱50の外形よりも小さく設定されており、嵌合筒部52の内部とフロント支柱50の内部とが連通されている。
嵌合筒部52における左右の側壁の一方(詳しくは、枠フレーム30の幅方向内側に配置された側壁)には、切欠部52Aが形成されており、切欠部52Aは、左右方向から見て、上側へ開放された略半円状に形成されている。また、嵌合筒部52における左右の側壁の一方には、切欠部52Aの前側において、係合フック52Bが形成されており、係合フック52Bは、当該側壁から、枠フレーム30の幅方向内側へ突出している。
また、嵌合筒部52の前側及び後側には、左右一対の嵌合リブ53がそれぞれ形成されている。すなわち、フロント嵌合部51には、4箇所の嵌合リブ53が形成されている。嵌合リブ53は、左右方向を板厚方向として、フロント支柱50の頂壁から上側へ突出されると共に、嵌合筒部52に接続されている。なお、嵌合筒部52の前側に配置された一対の嵌合リブ53の一方(詳しくは、枠フレーム30の幅方向内側に配置された嵌合リブ53)では、前面が、フロント支柱50の支柱側傾斜面50Aに対応して傾斜している。さらに、嵌合リブ53の上端部には、リブ傾斜面53Aが形成されており、リブ傾斜面53Aは、上側へ向かうに従い嵌合筒部52側へ傾斜している。
フロント支柱50の下端部における左右の側壁の一方(詳しくは、枠フレーム30の幅方向内側に配置された側壁)には、矩形状の係合孔50B(図5参照)が貫通形成されている。そして、骨格フレーム20同士を上下に積上げた状態に組付けるときには、下側の骨格フレーム20におけるフロント嵌合部51が、上側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の下端部内に嵌入されると共に、上側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の下端が、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の頂壁に載置される構成になっている。また、このときには、下側の骨格フレーム20の係合フック52Bが、上側の骨格フレーム20の係合孔50Bに挿入されて、上下の骨格フレーム20が上下方向に係合する構成になっている(図9(B)参照)。
リヤ支柱60は、上下方向を軸方向とし且つ下側へ開放された略有底矩形筒状に形成されて、枠フレーム30の後側の両角部から上側へ延出されている。これにより、リヤ支柱60が、フロント支柱50と共に、骨格フレーム20の幅方向両側の最外形の一部を構成している。また、リヤ支柱60は、フロント支柱50の支柱側傾斜面50Aを除いて、フロント支柱50と同様に構成されている。すなわち、リヤ支柱60の外形が略矩形状に形成されており、フロント支柱50及びリヤ支柱60の前後方向及び左右方向(厚み方向)の寸法が、一致している。また、前後方向に並ぶリヤ支柱60及びフロント支柱50の左右方向の位置が一致している。
リヤ支柱60の上端部には、リヤ嵌合部61が形成されており、リヤ嵌合部61は、フロント嵌合部51と同様に構成されている。すなわち、リヤ嵌合部61は、リヤ支柱60の頂壁から上側へ突出された略矩形筒状の嵌合筒部62を有している。また、嵌合筒部62の左右の側壁の一方には、上側へ開放された略半円状の切欠部62Aが形成されている。さらに、嵌合筒部62の左右の側壁の一方には、切欠部62Aの前側において、枠フレーム30の幅方向内側へ突出された係合フック62Bが形成されている。さらに、嵌合筒部62の前側及び後側には、左右一対の嵌合リブ63がそれぞれ形成されており、嵌合リブ63の上端部には、リブ傾斜面63Aが形成されている。
さらに、リヤ支柱60の下端部における左右の側壁の一方には、フロント支柱50と同様に、矩形状の係合孔60B(図5参照)が貫通形成されている。そして、骨格フレーム20同士を上下に積上げた状態に組付けるときには、下側の骨格フレーム20のリヤ嵌合部61が、上側の骨格フレーム20におけるリヤ支柱60の下端部内に嵌入されると共に、上側の骨格フレーム20におけるリヤ支柱60の下端が、下側の骨格フレーム20におけるリヤ支柱60の頂壁に載置される構成になっている。また、このときには、下側の骨格フレーム20の係合フック62Bが、上側の骨格フレーム20の係合孔60Bに挿入されて、上下の骨格フレーム20が上下方向に係合する構成になっている。
枠フレーム30の説明に戻って、枠フレーム30の幅方向両側の側部(すなわち、サイドフレーム部30Sの外周リブ31)には、フロント支柱50とリヤ支柱60との間の位置において、抉り部33が形成されている。抉り部33は、枠フレーム30の幅方向外側へ開放され且つ前後方向に延在された凹状に形成されると共に、枠フレーム30の幅方向の最外形よりも幅方向内側へ窪んで(凹んで)いる。つまり、抉り部33を構成する外周リブ31が、枠フレーム30の幅方向外側へ開放された凹状に屈曲形成されている。また、抉り部33の前側の開口端が、フロント支柱50の後面に接続され、抉り部33の後側の開口端が、リヤ支柱60の前面に接続されている。これにより、抉り部33が、枠フレーム30の幅方向両側部におけるフロント支柱50とリヤ支柱60との間の部位の全体に亘って前後方向に延在されている。
抉り部33の底面(すなわち、枠フレーム30の幅方向両側の側面を構成する面)は、湾曲面33Aとして構成されており、湾曲面33Aは、平面視で、枠フレーム30の幅方向外側へ緩やかな凸となる円弧状に湾曲している。具体的には、湾曲面33Aの前後方向中央部が、湾曲面33Aの頂部となるように、湾曲面33Aが緩やかに湾曲している。湾曲面33Aの前後方向それぞれの端には後述する前側傾斜面33Bおよび後側傾斜面33Cが連結されるが、前側傾斜面33B及び後側傾斜面33Cを含まない湾曲面33Aの端をそれぞれ基準にした時に33Aの頂部が1mm~5mm、好ましくは1.5mm~2mmの範囲で外側に湾曲する。また、湾曲面33Aは、骨格フレーム20の幅方向両側の最外形に対して、フロント支柱50及びリヤ支柱60の厚み寸法と略同じ量分だけ、枠フレーム30の幅方向内側へオフセットした位置に配置されている。換言すると、フロント支柱50及びリヤ支柱60が、湾曲面33Aに対して、フロント支柱50及びリヤ支柱60の厚み寸法と略同じ量分だけ、枠フレーム30の幅方向外側へオフセットしている。
そして、詳細については後述するが、骨格フレーム20をネスティングした状態では、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の下端側の部分が、上側の骨格フレーム20の抉り部33の前端部内に配置されて、湾曲面33Aに対して骨格フレーム20の幅方向外側に隣接して配置される構成になっている(図1及び図11参照)。さらに、この状態では、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の後側の角部50C(詳しくは、枠フレーム30の幅方向内側に配置された後側の角部)が、上側の骨格フレーム20の湾曲面33Aに当接する構成になっている(図11参照)。すなわち、上側の骨格フレーム20における湾曲面33Aの頂部が、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50よりも後側に配置される構成になっている。
抉り部33の前端側の面は、前側傾斜面33Bとして構成されており、前側傾斜面33Bは、湾曲面33Aの前端から前側へ延出されて、フロント支柱50の後面に接続されている。また、前側傾斜面33Bは、平面視で、前側へ向かうに従い枠フレーム30の幅方向外側へ傾斜している。さらに、左右方向に対する前側傾斜面33Bの傾斜角度が、左右方向に対するフロント支柱50の支柱側傾斜面50Aの傾斜角度と一致する設定になっている。そして、骨格フレーム20のネスティング時には、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の支柱側傾斜面50Aが、上側の骨格フレーム20における抉り部33の前側傾斜面33Bに当接する構成になっている(図11参照)。
抉り部33の後端側の面は、後側傾斜面33Cとして構成されており、後側傾斜面33Cは、湾曲面33Aの後端から後側へ延出されて、リヤ支柱60の前面に接続されている。また、後側傾斜面33Cは、平面視で、後側へ向かうに従い骨格フレーム20の幅方向外側へ傾斜している。
図10にも示されるように、枠フレーム30のサイドフレーム部30Sには、外周部において、前後方向に延在された第1補強部34が形成されている。第1補強部34は、枠フレーム30に対して上側へ隆起されると共に、第1補強部34の長手方向から見て、下側へ開放された略逆U字形溝状に形成されている。この第1補強部34は、抉り部33を構成する外周リブ31と連続して形成されている。具体的には、第1補強部34は、抉り部33を構成する外周リブ31の上端部から上側へ延出された外側補強壁34Aと、外側補強壁34Aの上端部から枠フレーム30の幅方向内側へ延出された頂壁34Bと、頂壁34Bにおける枠フレーム30の幅方向内側端部から下側へ延出された内側補強壁34Cと、を含んで構成されている。
また、第1補強部34の外側補強壁34Aは、上側へ向かうに従い枠フレーム30の幅方向内側へ若干傾斜している。さらに、外側補強壁34Aは、抉り部33の形状に対応して、平面視で枠フレーム30の幅方向外側へ開放された凹状に形成されている。すなわち、外側補強壁34Aの前端部及び後端部が、抉り部33の前側傾斜面33B及び後側傾斜面33Cに対応して傾斜している。
第1補強部34の前端部は、平面視で、前側へ向かうに従い枠フレーム30の幅方向外側へ傾斜して、フロント支柱50の後端部に接続されている。また、第1補強部34の後端部は、平面視で、骨格フレーム20の幅方向外側へ屈曲して、リヤ支柱60の前端部に接続されている。
サイドフレーム部30Sには、第1補強部34に対して枠フレーム30の幅方向内側に隣接した位置において、前後方向に延在された第2補強部35が形成されている。第2補強部35は、枠フレーム30に対して下側へ隆起されると共に、第2補強部35の長手方向から見て、上側へ開放された略U字形溝状に形成されている。そして、前後方向から見た断面視で、サイドフレーム部30Sの外周側の部分が、凹凸状に形成されるように、第2補強部35が、第1補強部34(の内側補強壁34C)と連続して形成されている。
なお、第2補強部35の前端部は、平面視で、前側へ向かうに従い枠フレーム30の幅方向外側へ傾斜されて、フロント支柱50の下端部に接続されている。また、第2補強部35の後端部における前後方向の位置が、第1補強部34の後端部における前後方向の位置と一致するように設定されている。
また、枠フレーム30の裏面には、一対の第1補強部34の内部において、複数(本実施の形態では、6箇所)の補強リブ36が、それぞれ形成されている。補強リブ36は、前後方向を板厚方向とした略三角形板状に形成されて、前後方向に所定の間隔を空けて配置されている。この補強リブ36は、第1補強部34の頂壁34Bから下側へ延出して、頂壁34Bと、第1補強部34の外側補強壁34A及び湾曲面33Aを構成する外周リブ31と、を連結している(図10参照)。
枠フレーム30におけるリヤフレーム部30Rには、外周部において、左右方向に延在された第3補強部37が形成されている。第3補強部37は、枠フレーム30に対して上側へ隆起されると共に、第3補強部37の長手方向から見て、下側へ開放された略逆U形溝状に形成されている。そして、枠フレーム30の後側の外周リブ31が、上側へ延出されて、第3補強部37の後壁を構成している。また、第3補強部37の長手方向両端部は、左右一対のリヤ支柱60の後端部に接続されており、左右一対のリヤ支柱60が第3補強部37によって連結されている。
さらに、枠フレーム30の上面には、第1補強部34と第3補強部37との間の位置において、前後方向に延在された左右一対の連結リブ38が形成されている。連結リブ38は、左右方向を板厚方向とした略矩形板状に形成されて、第1補強部34の内側補強壁34Cの後端部から後側へ延出されている。そして、第1補強部34(内側補強壁34C)の後端部と第3補強部37の長手方向両端部とが、連結リブ38によって連結されている。これにより、枠フレーム30の幅方向両側部には、第1補強部34(内側補強壁34C)と連結リブ38とによって構成された補強用のリブが、前後方向に沿って直線状に形成されて、第3補強部37に接続されている。
また、枠フレーム30の裏面には、リヤ支柱60の下端部から枠フレーム30の幅方向内側へ延出された左右一対のサイドリブ39R(図5参照)が形成されている。サイドリブ39Rは、前後方向を板厚方向とする略矩形板状に形成されており、サイドリブ39Rの先端部が、枠フレーム30における後側の内周リブ32に接続されている。これにより、枠フレーム30の後端部には、サイドリブ39Rと後側の内周リブ32によって構成された補強用のリブが、左右方向に沿って直線状に形成されて、左右一対のリヤ支柱60を連結している。
枠フレーム30におけるフロントフレーム部30Fの上面には、孔部30Aの前側において、複数(本実施の形態では、3箇所)の第1摺動突起40が形成されており、第1摺動突起40は、左右方向に所定の間隔を空けて並んで配置されている。第1摺動突起40は、左右方向から見て、略三角形状に形成されて、左右方向に延在されている。また、第1摺動突起40の頂部は、上側へ凸となる略円弧状に湾曲されている。
枠フレーム30におけるサイドフレーム部30Sの上面には、第1摺動突起40に対して枠フレーム30の幅方向外側において、左右一対の第2摺動突起41をさらに形成してもよい。第2摺動突起41を設ける場合には、左右方向から見て、略半円状に形成されて、左右方向に延在されている。
(ケース体について)
図2、図6、及び図7に示されるように、ケース体70は、樹脂材(本実施の形態では、ポリプロピレン(PP))によって構成されている。ケース体70は、上側へ開放された略矩形箱状に形成されている。具体的には、ケース体70は、上下方向を板厚方向とし且つ左右方向を長手方向とする略矩形板状の底壁70Aと、底壁70Aの幅方向(左右方向)両端部から上側へ延出された左右一対の側壁70Bと、底壁70Aの後端部から上側へ延出された後壁70Cと、底壁70Aの前端部から上側へ延出された前壁70Dと、を含んで構成されている。
また、側壁70Bの前端部には、ケース体70の幅方向外側へ張出された左右一対の張出部71が形成されている。すなわち、側壁70Bの前端部には、ケース体70の幅方向外側へ屈曲された第1張出壁部71Aと、第1張出壁部71Aの先端部から前側へ延出され且つ前壁70Dの幅方向両端部に接続された第2張出壁部71Bと、が形成されている。ケース体70の張出部71を除く左右方向の寸法は、左右方向における骨格フレーム20の一対の第1補強部34間の距離よりも若干小さく設定されている。そして、ケース体70が、骨格フレーム20に前後方向にスライド可能に収容されている。具体的には、ケース体70が、骨格フレーム20に収容された収容位置(図2において実線にて示される位置)と、収容位置から前側へ引き出された引出位置(図2の最下段のケース体70において2点鎖線にて示される位置)と、の間をスライドする構成になっている。
なお、ケース体70の収容位置では、ケース体70の張出部71が骨格フレーム20のフロント支柱50の前側に隣接配置されて、収容位置におけるケース体70の後側への移動が制限される構成になっている。また、ケース体70の収容位置では、骨格フレーム20の第1補強部34が、ケース体70における側壁70Bの下端部の幅方向外側に隣接して配置されている。これにより、ケース体70が収容位置と引出位置との間をスライドするときに、第1補強部34がケース体70をガイドするようになっている。
また、ケース体70の骨格フレーム20への収容状態では、ケース体70の開口端面(上端面)と、ケース体70の上側に配置された骨格フレーム20(の外周リブ31)の下端面との上下位置が一致するように、ケース体70の高さ寸法が設定されている(図10参照)。
さらに、収納ケース10の分解状態では、ケース体70が、ケース体70同士を上下に積重ねる、ネスティング可能に構成されている。すなわち、ケース体70の側壁70B、後壁70C、及び前壁70Dが、下側へ向かうに従いケース体70の内部側へ傾斜している。また、上下方向に対する側壁70Bの傾斜角度が、上下方向に対する第2張出壁部71Bの傾斜角度よりも大きく設定されている。このため、ケース体70が骨格フレーム20に収容された状態では、正面視で、ケース体70の側面(第2張出壁部71Bの側面)が、略上下方向に沿って配置されるようになっている。また、上下方向に対する前壁70Dの傾斜角度は、上下方向に対する後壁70Cより小さく設定されている。これにより、ケース体70同士のネスティングを可能にしつつ、ケース体70が骨格フレーム20に収容された状態における、正面視での収納ケース10の意匠性を向上できる構成になっている。
ケース体70の底壁70Aには、上側へ隆起された絞り部72が形成されており、絞り部72は、平面視で、左右方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。また、底壁70Aの下面には、絞り部72が形成された部位において、複数(本実施の形態では、3本)の第1摺動リブ73が形成されている。第1摺動リブ73は、前後方向に延在されると共に、骨格フレーム20の第1摺動突起40に対応した位置に配置されている。また、第1摺動リブ73の下端部が、底壁70Aの下面よりも下側へ若干突出している。そして、ケース体70が、前後方向にスライドするときには、第1摺動リブ73の下端部が、骨格フレーム20の第1摺動突起40上を摺動する構成になっている。
また、底壁70Aの下面には、絞り部72に対してケース体70の幅方向外側において、左右一対の第2摺動リブ74が形成されている。第2摺動リブ74は、前後方向に延在されると共に、骨格フレーム20の第2摺動突起41に対応した位置に配置されている。第2摺動リブ74の後端部は、第2摺動リブ74の他の部分よりも下側へ若干突出されており、第2摺動リブ74の後端部の下端部が、左右方向から見て、下側へ凸となる略円弧状に形成されている。そして、ケース体70の収容位置では、第2摺動リブ74の前端部が骨格フレーム20の第2摺動突起41上に載置されると共に、第2摺動リブ74の後端部が骨格フレーム20における枠フレーム30(サイドフレーム部30S)の上面に載置されている。そして、ケース体70が、前後方向にスライドするときには、第2摺動リブ74の下端部が、骨格フレーム20の第2摺動突起41上を摺動する構成になっている。
また、ケース体70の底壁70Aの後端部には、左右一対のストッパ75が形成されている。ストッパ75は、底壁70Aから下側へ突出されると共に、骨格フレーム20の孔部30A内に配置されている。ストッパ75は、下側から見た下面視で、後側へ開放された略U字形板状に形成されている。そして、ケース体70が引出位置に引出されたときには、ストッパ75の前面が、骨格フレーム20の孔部30Aにおける前側の内周リブ32に当接するようになっている。これにより、引出位置におけるケース体70の前側への移動が制限される構成になっている。
ケース体70の後壁70Cにおける上端部には、幅方向両端部において、左右一対の脚片76が形成されている。脚片76は、左右方向を板厚方向とし且つ上下方向に延在された略矩形板状に形成されて、後壁70Cから後側へ突出されている。そして、ケース体70同士をネスティングした状態では、上側のケース体70の脚片76の下端が、下側のケース体70の開口端面に載置される構成になっている。
ケース体70の側壁70Bにおける第1張出壁部71Aの下端部には、台座部77が形成されている。台座部77は、底壁70Aから上側へ延出されると共に、後側且つ下側へ開放された凹状に形成されている。台座部77の内部には、台座リブ77Aが形成されており、台座リブ77Aは、左右方向を板厚方向とした板状に形成されて、上下方向に延在されている。そして、ケース体70同士をネスティングした状態では、上側のケース体70の台座部77(台座リブ77A)の下端が、台座部77の上端面に載置される構成になっている。
ケース体70の前壁70Dには、前壁70Dの幅方向両端部を除く部分において、後側へ隆起された凹部78が形成されており、凹部78は、前側且つ下側へ開放されている。また、前壁70Dには、凹部78における上端部の前側において、下側へ張出された取手片79が形成されている。取手片79は、前後方向を板厚方向し且つ左右方向に延在された略長尺板状に形成されて、凹部78の上端部に対して前側に離間して配置されている。これにより、取手片79と凹部78の上端部との間には、空間が形成されている。そして、使用者が取手片79を把持して、ケース体70を前後にスライドするように構成されている。
(天板について)
図2及び図8に示されるように、天板80は、上下方向を板厚方向とし左右方向を長手方向とする略矩形板状に形成されている。また、天板80の外周縁部には、下側へ屈曲された外周壁81が形成されており、外周壁81は、天板80の周方向全周に亘って形成されている。天板80の下面には、幅方向(左右方向)両端部において、前後方向に延在された、左右一対の第1リブ82が形成されている。第1リブ82は、左右方向を板厚方向とした長尺板状に形成されており、第1リブ82の長手方向両端部が外周壁81に接続されている。また、天板80の下面には、左右方向に延在された、3箇所の第2リブ83が形成されている。第2リブ83は、前後方向を板厚方向とした長尺板状に形成されており、第2リブ83の長手方向両端部が外周壁81に接続されている。
また、1箇所の第2リブ83は、天板80の後端部に配置されている。これにより、天板80の後側の角部には、外周壁81、第1リブ82、及び第2リブ83によって構成された、リヤ側嵌合部84が形成されており、リヤ側嵌合部84は、略矩形筒状に形成されている。このリヤ側嵌合部84は、骨格フレーム20のリヤ嵌合部61に対応して形成されており、リヤ嵌合部61がリヤ側嵌合部84の内部に嵌入されることで、天板80が最上段の骨格フレーム20に組付けられるようになっている。なお、リヤ側嵌合部84における第1リブ82には、骨格フレーム20の係合フック52Bが挿入される係合孔85が貫通形成されている。
また、2箇所の第2リブ83は、天板80の前端側の部分において、前後方向に離間して配置されている。これにより、天板80の前端側部分における幅方向両端部には、外周壁81、第1リブ82、及び2箇所の第2リブ83によって構成された、フロント側嵌合部86が形成されており、フロント側嵌合部86は、略矩形筒状に形成されている。このフロント側嵌合部86は、骨格フレーム20のフロント嵌合部51に対応して形成されており、フロント嵌合部51がフロント側嵌合部86の内部に嵌入されることで、天板80が最上段の骨格フレーム20に組付けられるようになっている(図9(A)参照)。なお、フロント側嵌合部86における第1リブ82には、骨格フレーム20の係合フック52Bが挿入される係合孔87が貫通形成されている。
また、天板80が最上段の骨格フレーム20に組付けられた状態では、天板80の下端面(外周壁81、第1リブ82、及び第2リブ83の下端面)と、最上段に配置されたケース体70の開口端面(上端面)と、の上下位置が一致するように、外周壁81、第1リブ82、及び第2リブ83の天板80からの延出長さが設定されている。すなわち、天板80の外周壁81の下端面と、最上段に配置されたケース体70の開口端面と、が面一に配置されている(図10参照)。
(作用効果)
次に、収納ケース10の分解状態において、骨格フレーム20をネスティングするときの手順、及び収納ケース10の梱包形態について説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
(骨格フレームのネスティングについて)
複数の骨格フレーム20をネスティングするときには、一方の骨格フレーム20の上側に、他方の骨格フレーム20を配置する。このとき、上側の骨格フレーム20を下側の骨格フレーム20に対して、フロント支柱50(リヤ支柱60)の前後方向の寸法分だけ、前側にずらして配置する。これにより、平面視で、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50が、上側の骨格フレーム20の抉り部33の前端部に重なるように配置される。この状態で、上側の骨格フレーム20を下側へ移動させて、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50の上端部を、上側の骨格フレーム20の抉り部33の前端部内に挿入させる。そして、上側の骨格フレーム20を下側へさらに移動させて、上側の骨格フレーム20の抉り部33(外周リブ31)の下端を、下側の骨格フレーム20の第1補強部34の頂壁34Bに載置させる。これにより、図1及び図11に示されるように、骨格フレーム20のネスティングが完了する。
また、骨格フレーム20がネスティングされた状態では、上側の骨格フレーム20のフロント支柱50が、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の前側に隣接して配置される。さらに、この状態では、上側の骨格フレーム20の湾曲面33Aが、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50の後側の角部50C(詳しくは、フロント支柱50の側面と角部50Cとの境界部)に当接する。
(収納ケースの梱包形態について)
次に、輸送時等における収納ケース10の梱包形態について説明する。なお、本実施の形態では、収納ケース10が、骨格フレーム20を3段に積上げた形態であるが、骨格フレーム20を4段、5段、及び6段に積み上げた形態の収納ケース10の梱包形態についても、併せて説明する。
図12(A)に示されるように、3段の収納ケース10の梱包状態では、前述した手順によって、3個の骨格フレーム20を上下に積重ねてネスティングする。また、3個のケース体70を上下に積重ねてネスティングする。そして、3段にネスティングされたケース体70を、ネスティングされた最上段の骨格フレーム20内に収容する。さらに、ネスティングされた最上段のケース体70の開口端面上に、天板80を載置する。以上により、3段の収納ケース10の梱包形態が、図12(A)に示される形態になる。
図12(B)に示されるように、4段の収納ケース10の梱包状態では、前述した手順によって、2個の骨格フレーム20を上下に積重ねてネスティングする。また、4個のケース体70を上下に積重ねてネスティングする。そして、4段にネスティングされたケース体70を、ネスティングされた最上段の骨格フレーム20内に収容する。
この状態で、残りの骨格フレーム20のうちの1個を、上下に反転させて、最上段のケース体70に載置させる。具体的には、骨格フレーム20の内部に、ネスティングされたケース体70を挿入させつつ、骨格フレーム20の第1補強部34の頂壁34Bを、最上段のケース体70の開口端面に載置させる。また、この状態では、ケース体70に載置された骨格フレーム20のフロント支柱50を、最下段に配置された骨格フレーム20のフロント支柱50に対して後側へ近接した位置に配置させるように、骨格フレーム20をケース体70に載置させる。
そして、残りの骨格フレーム20を、上下に反転させて、ケース体70に載置された骨格フレーム20にネスティングする。具体的には、残りの骨格フレーム20を、ケース体70に載置された骨格フレーム20に対して、フロント支柱50の前後方向の寸法分だけ後側へずらしてネスティングする。さらに、ネスティングされた最上段の骨格フレーム20に天板80を載置させる。以上により、4段の収納ケース10の梱包形態が、図12(B)に示される形態になる。
つまり、4段の収納ケース10の梱包形態では、2段にネスティングされた骨格フレーム20、4段にネスティングされたケース体70、上下に反転された状態で2段にネスティングされた骨格フレーム20、及び天板80が、下からこの順番で積重ねられている。
図13(A)に示されるように、5段の収納ケース10の梱包状態では、4段の収納ケース10の梱包状態と同様の手順によって行われるが、5段にネスティングされたケース体70を載置するための下側の骨格フレーム20のネスティングの段数が3段になっている。すなわち、5段の収納ケース10の梱包形態では、3段にネスティングされた骨格フレーム20、5段にネスティングされたケース体70、上下に反転された状態で2段にネスティングされた骨格フレーム20、及び天板80が、下からこの順番で積重ねられている。
図13(B)に示されるように、6段の収納ケース10の梱包状態では、5段の収納ケース10の梱包状態と同様に手順によって行われるが、6段にネスティングされたケース体70に載置される上側の骨格フレーム20のネスティングの段数が3段になっている。すなわち、6段の収納ケース10の梱包形態では、3段にネスティングされた骨格フレーム20、6段にネスティングされたケース体70、上下に反転された状態で3段にネスティングされた骨格フレーム20、及び天板80が、下からこの順番で積重ねられている。
以上により、収納ケース10では、4段以上の梱包状態において、骨格フレーム20を2組のネスティング状態に分割して、分割されたネスティング状態の骨格フレーム20によって、ネスティングされたケース体70を上下に挟み込む形態になっている。このため、骨格フレーム20を2組のネスティング状態に分割しない梱包形態と比べて、収納ケース10における前後方向の梱包スペースが拡大することを抑制できるようになっている。
ここで、収納ケース10の骨格フレーム20では、骨格フレーム20の底部を構成する枠フレーム30と、フロント支柱50及びリヤ支柱60と、が一体に形成されている。このため、収納ケース10の組立時には、枠フレーム30と、フロント支柱50及びリヤ支柱60と、を組付ける必要がなくなる。これにより、骨格フレーム20において、枠フレーム30と、フロント支柱50及びリヤ支柱60と、を別体で構成した場合と比べて、収納ケース10の組立性を向上することができる。
また、枠フレーム30の幅方向両側部には、枠フレーム30の幅方向の最外形よりも幅方向内側へ窪んだ抉り部33が形成されており、抉り部33は、枠フレーム30の幅方向外側へ開放された凹状に形成されている。そして、骨格フレーム20のネスティング時には、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50が、上側の骨格フレーム20における抉り部33の内部に配置される。これにより、枠フレーム30にリヤ支柱60及びフロント支柱50を一体に形成した骨格フレーム20であっても、骨格フレーム20を上下に積重ねた状態にネスティングすることができる。したがって、収納ケース10の梱包形態の省スペース化を図ることができると共に、ひいては収納ケース10の郵送効率を向上することができる。
また、抉り部33が、枠フレーム30の幅方向両側部におけるフロント支柱50とリヤ支柱60との間の部位の全体に亘って前後方向に延在されている。さらに、抉り部33の底面は、湾曲面33Aとして構成されており、湾曲面33Aが、平面視で、枠フレーム30の幅方向外側へ緩やかな凸となる円弧状に湾曲している。そして、骨格フレーム20のネスティング状態では、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50が、上側の骨格フレーム20における抉り部33の前端部の内部に配置されると共に、上側の骨格フレーム20の湾曲面33Aが、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の後側の角部50Cに当接する。これにより、収納ケース10の意匠性を向上しつつ、ネスティング状態において、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対して前側へずれることを抑制できる。
すなわち、ネスティング状態において、上側の骨格フレーム20における下側の骨格フレーム20に対する前側へのずれを抑制するという観点からすると、例えば、骨格フレーム20の抉り部33の前後方向の寸法を、フロント支柱50の前後方向の寸法よりも若干大きくした構成(以下、この構成を「比較例1」と称する)にすることが考えられる。この場合には、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50が、上側の骨格フレーム20の抉り部33に嵌まり込み、フロント支柱50と抉り部33とが前後に係合するようになる。これにより、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対して前側へずれることを抑制できる。しかしながら、比較例1の構成では、骨格フレーム20の幅方向外側へ開放された抉り部33が、骨格フレーム20の幅方向両側部において局部的に形成される。このため、比較例1では、骨格フレーム20の意匠性、ひいては収納ケース10の意匠性が低下する可能性がある。
一方、例えば、抉り部33の底面を、平面視で前後方向に沿った直線状に形成した構成(以下、この構成を「比較例2」と称する)では、骨格フレーム20のネスティング状態において、上側の骨格フレーム20の抉り部33が、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50の角部50Cに当接しなくなる。このため、骨格フレーム20のネスティング状態において、上側の骨格フレーム20の前側への移動が規制されなくなる。これにより、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対してずれ易くなり、収納ケース10の梱包状態が崩れる可能性がある。
これに対して、本実施の形態の骨格フレーム20では、抉り部33が、枠フレーム30の幅方向両側部におけるフロント支柱50とリヤ支柱60との間の部位の全体に亘って前後方向に延在されている。このため、骨格フレーム20の幅方向外側へ開放された抉り部33が骨格フレーム20の幅方向両側部において局部的に形成されることを抑制できる。これにより、上記比較例1の構成と比べて、骨格フレーム20の意匠性を向上することができると共に、ひいては、収納ケース10の意匠性を向上することができる。
さらに、抉り部33の底面は、湾曲面33Aとして構成されており、湾曲面33Aが、平面視で、枠フレーム30の幅方向外側へ凸となる円弧状に湾曲している。また、骨格フレーム20のネスティング状態では、上側の骨格フレーム20の湾曲面33Aが、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の角部50Cに当接する。これにより、上側の骨格フレーム20の湾曲面33Aでは、フロント支柱50(角部50C)に当接された部位と湾曲面33Aの頂部(前後方向中央部)との間の部分が、下側の骨格フレーム20におけるフロント支柱50の角部50Cよりも、幅方向外側に配置される。このため、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対して前側へ相対移動しようとすると、上側の骨格フレーム20の湾曲面33Aが、下側のフロント支柱50の角部50Cに食い込むようになる。これにより、上記比較例2の構成と比べて、上側の骨格フレーム20の前側への移動を抑制することができる。以上により、本実施の形態の骨格フレーム20によれば、収納ケース10の意匠性を向上しつつ、ネスティング状態において、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対して前側へずれることを抑制できる。したがって、例えば、収納ケース10の梱包状態を良好に維持することができる。
また、枠フレーム30は、矩形枠状に形成されている。これにより、枠フレーム30において、孔部30Aを省略した構成と比べて、骨格フレーム20の軽量化を図ることができる。さらに、枠フレーム30のサイドフレーム部30Sの外周部には、前後方向に延在された第1補強部34が形成されており、第1補強部34が、枠フレーム30の上側へ隆起され且つ下側へ開放された溝状に形成されている。これにより、矩形枠状に形成された骨格フレーム20(特に、サイドフレーム部30S)の曲げ剛性を高くすることができる。したがって、骨格フレーム20の軽量化を図りつつ、骨格フレーム20の曲げ剛性を高くすることができる。
また、ケース体70の骨格フレーム20への収容状態では、骨格フレーム20の第1補強部34がケース体70の側壁70Bの下端部に対して骨格フレーム20の幅方向外側に隣接して配置されている。これにより、骨格フレーム20の曲げ剛性を高くするための第1補強部34を活用して、ケース体70のスライド時においてケース体70をガイドすることができる。
また、第1補強部34の前端部が、前側へ向かうに従い骨格フレーム20の幅方向外側へ傾斜されてフロント支柱50に接続されている。さらに、第1補強部34の後端部が、骨格フレーム20の幅方向外側へ屈曲されてリヤ支柱60に接続されている。このため、リヤ支柱60の下端部及びフロント支柱50の下端部が、第1補強部34によって連結されている。これにより、リヤ支柱60及びフロント支柱50のそれぞれの下端部(根元部)を、第1補強部34によって補強することができる。その結果、例えば、リヤ支柱60及びフロント支柱50の倒れ等を抑制することができる。
また、第1補強部34の内部には、補強リブ36が形成されており、補強リブ36は、第1補強部34の頂壁34Bと、第1補強部34の外側補強壁34A及び抉り部33の湾曲面33Aを構成する外周リブ31と、を連結している。このため、湾曲面33Aを構成する外周リブ31を、補強リブ36によって補強することができる。その結果、当該外周リブ31が骨格フレーム20の幅方向内側への撓み変形することを抑制できる。これにより、骨格フレーム20のネスティング状態における、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対して前側へずれることを効果的に抑制できる。
また、枠フレーム30のサイドフレーム部30Sには、前後方向に延在された第2補強部35が形成されており、第2補強部35は、枠フレーム30の下側へ隆起され且つ上側へ開放された溝状に形成されている。そして、第2補強部35が、第1補強部34に対して骨格フレーム20の幅方向内側に隣接して配置されて、第1補強部34と連続して形成されている。このため、枠フレーム30(サイドフレーム部30S)の外周部が、凹凸状に形成されている。これにより、枠フレーム30におけるサイドフレーム部30Sの曲げ剛性を一層高くすることができる。
また、枠フレーム30の後側の外周部には、左右方向に延在された第3補強部37が形成されており、第3補強部37が、枠フレーム30の上側へ隆起され且つ下側へ開放された溝状に形成されている。このため、枠フレーム30におけるリヤフレーム部30Rの曲げ剛性を高くすることができる。
また、第3補強部37は、左右一対のリヤ支柱60の下端部を連結している。このため、リヤ支柱60の下端部(根元部)を、第3補強部37によって補強することができる。これにより、例えば、リヤ支柱60の倒れ等を抑制することができる。
さらに、枠フレーム30の上面には、前後方向に延在された連結リブ38が形成されており、連結リブ38は、第1補強部34及び第3補強部37を連結している。具体的には、連結リブ38が、第1補強部34の内側補強壁34Cの後端部から後側へ延出されて、第3補強部37に接続されている。このため、枠フレーム30の外周部には、第1補強部34、連結リブ38、及び第3補強部37によって構成された補強部が、連続して形成されると共に、当該補強部が、平面視で前側へ開放された略U字形状に形成されている。したがって、枠フレーム30の全体の曲げ剛性を効果的に高くすることができる。
また、枠フレーム30の裏面には、リヤ支柱60から枠フレーム30の幅方向内側へ延出されたサイドリブ39Rが形成されており、サイドリブ39Rの先端部が、後側の内周リブ32に接続されている。このため、枠フレーム30の後端部には、内周リブ32とサイドリブ39Rとによって構成された補強用のリブが、左右方向に直線状に延在されて、左右一対のリヤ支柱60を連結している。したがって、枠フレーム30の後端部の曲げ剛性を効果的に高くすることができると共に、リヤ支柱60の倒れを効果的に抑制することができる。
また、収納ケース10では、最上段に配置されたケース体70の開口端面と天板80の下端面との上下位置が一致している。これにより、ケース体70の内部に異物が浸入することを抑制することができる。
また、収納ケース10では、下側のケース体70の開口端面と上側の骨格フレーム20の下端面との上下位置が一致している。これにより、ケース体70の内部に異物が浸入することを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、骨格フレーム20の抉り部33が、フロント支柱50とリヤ支柱60との間の部位の全体に亘って前後方向に延在されているが、抉り部33をフロント支柱50とリヤ支柱60との間に局部的に形成してもよい。例えば、抉り部33の前後方向の寸法を、フロント支柱50の前後方向の寸法よりも若干大きい寸法に設定すると共に、抉り部33をフロント支柱50の後側に隣接配置してもよい。この場合には、骨格フレーム20のネスティング状態において、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50が、上側の骨格フレーム20の抉り部33に嵌合されるため、上側の骨格フレーム20の前側へのずれを防止することができる。
また、本実施の形態では、骨格フレーム20の枠フレーム30が、矩形枠状に形成されているが、枠フレーム30において、孔部30Aおよび内周リブ32を省略して、枠フレーム30を矩形板状に形成してもよい。さらに、この場合には、ケース体70のストッパ75が挿入される溝状の孔部を、枠フレーム30に形成してもよい。
また、本実施の形態では、補強リブ36が、第1補強部34の頂壁34Bと、第1補強部34の外側補強壁34A及び抉り部33(外周リブ31)と、を連結する構成になっているが、補強リブ36の構成は、これに限らない。例えば、補強リブ36によって、第1補強部34の内側補強壁34Cと、頂壁34Bと、外側補強壁34A及び抉り部33(外周リブ31)と、を連結する構成にしてもよい。これにより、湾曲面33Aを構成する外周リブ31が、骨格フレーム20の幅方向内側へ撓み変形することを効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態では、補強リブ36の前後位置は特に規定していないが、補強リブ36の前後位置を以下のように設定してもよい。すなわち、骨格フレーム20のネスティング時にフロント支柱50の角部50Cが当接する湾曲面33Aの部位に対応した位置に、複数の補強リブ36の内の1つが配置されるように、補強リブ36の前後位置を設定してもよい。これにより、骨格フレーム20のネスティング時に、湾曲面33Aを構成する外周リブ31が、骨格フレーム20の幅方向内側へ撓み変形することをより一層効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態では、骨格フレーム20の湾曲面33Aが、凹凸のない面として構成されているが、湾曲面33Aに上下方向に延在された規制リブ等を形成してもよい。具体的には、骨格フレーム20のネスティング時に、下側の骨格フレーム20のフロント支柱50の角部50Cに当接する規制リブを、湾曲面33Aに形成してもよい。これにより、骨格フレーム20のネスティング時に、上側の骨格フレーム20が下側の骨格フレーム20に対して前側へずれることを、一層抑制することができる。また、湾曲面33Aに規制リブを形成する場合には、抉り部33の底面を平面視で前後方向に直線状に沿った面として構成してもよい。
10 収納ケース
20 骨格フレーム
30 枠フレーム(底フレーム)
31 外周リブ
33 抉り部
33A 湾曲面
34 第1補強部
35 第2補強部
36 補強リブ
37 第3補強部
38 連結リブ
50 フロント支柱
50C 角部
60 リヤ支柱
70 ケース体
80 天板

Claims (8)

  1. 骨格フレームと、
    上側へ開放された箱状に形成されると共に、前後方向にスライド可能に前記骨格フレームに収容されたケース体と、
    を備え、
    前記骨格フレームは、
    前記ケース体が載置される底フレームと、
    前記底フレームに一体に形成され、前記底フレームの後端部における幅方向両端部から上側へ突出された一対のリヤ支柱と、
    前記底フレームに一体に形成され、前記底フレームの前端側部分における幅方向両端部から上側へ突出された一対のフロント支柱と、
    を含んで構成されており、
    前記底フレームの幅方向両側部には、前記フロント支柱と前記リヤ支柱との間において、前記底フレームの幅方向の最外形よりも幅方向内側へ窪んだ一対の抉り部が形成されており、
    前記抉り部は、前記底フレームの幅方向両側部における前記フロント支柱と前記リヤ支柱との間の部位の全体に亘って前後方向に延在され、
    前記抉り部の底面は、平面視で、前記底フレームの幅方向外側へ凸となる湾曲面として構成されており、
    前記骨格フレームのネスティング時に、下側の前記骨格フレームの前記フロント支柱が、上側の前記骨格フレームにおける前記抉り部の前端部の内部に配置されると共に、上側の前記骨格フレームの前記湾曲面が、下側の前記骨格フレームにおける前記フロント支柱の後側の角部に当接する収納ケース。
  2. 前記底フレームは、矩形枠状に形成され、
    前記底フレームの外周縁部には、下側へ屈曲され且つ前記抉り部を構成する外周リブが形成され、
    前記底フレームの幅方向両側の外周部には、前後方向に延在された一対の第1補強部が形成されており、前記第1補強部が、前記底フレームの上側へ隆起され且つ下側へ開放された溝状に形成されている請求項1に記載の収納ケース。
  3. 前記第1補強部の前端部が、前側へ向かうに従い前記骨格フレームの幅方向外側へ傾斜されて前記フロント支柱に接続されており、
    前記第1補強部の後端部が、前記骨格フレームの幅方向外側へ屈曲されて前記リヤ支柱に接続されている請求項2に記載の収納ケース。
  4. 前記第1補強部の内部には、前記第1補強部と前記抉り部を構成する前記外周リブとを連結する補強リブが形成されている請求項2又は請求項3に記載の収納ケース。
  5. 前記底フレームには、前記第1補強部に対して前記骨格フレームの幅方向内側において、前後方向に延在された第2補強部が形成されており、
    前記第2補強部は、前記底フレームの下側へ隆起され且つ上側へ開放された溝状に形成されると共に、前記第1補強部と連続して形成されている請求項2~請求項4の何れか1項に記載の収納ケース。
  6. 前記底フレームの後側の外周部には、左右方向に延在され且つ一対の前記リヤ支柱を連結する第3補強部が形成され、前記第3補強部が、前記底フレームの上側へ隆起され且つ下側へ開放された溝状に形成されており、
    前記骨格フレームには、前記第1補強部と前記第3補強部とを連結する連結リブが形成されている請求項2~請求項5の何れか1項に記載の収納ケース。
  7. 前記フロント支柱の上端部及び前記リヤ支柱の上端部には、天板が組付けられており、
    前記ケース体の開口端面と当該ケース体の上側に配置された前記天板の下端面との上下方向の位置が一致している請求項1~請求項6の何れか1項に記載の収納ケース。
  8. 複数の前記骨格フレームが、上下に積み上げられた状態に組付けられており、
    前記ケース体の開口端面と当該ケース体の上側に配置された前記骨格フレームの下端面との上下方向の位置が一致している請求項1~請求項7の何れか1項に記載の収納ケース。
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