JP7298847B2 - 農業用被覆材の巻き取り装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された農業用被覆材の巻き取り装置は、台座部材と、ハンドル付き操作軸と、芯管とを備えている。この巻き取り装置は、ハンドル付き操作軸を操作して芯管を回転させることによって、芯管に農業用被覆材を巻き取ることができる。
本発明は、このような実情に鑑みて、農業用被覆材を真っ直ぐに綺麗に巻き取ることができる農業用被覆材の巻き取り装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る農業用被覆材の巻き取り装置は、農業用被覆材が巻回されるロール体を水平に支持する支持軸と、前記支持軸を前記ロール体の軸心回りに回転させる回転駆動機構と、前記農業用被覆材を前記ロール体に未だ巻回されていない部分にて支持する支持部と、を備え、前記支持部は、前記ロール体と離間して配置され且つ前記農業用被覆材に当接する軸体と、前記軸体の軸心方向を変更可能な変更機構と、を有し、前記変更機構は、前記軸体の一端部が取り付けられた可動部材と、前記可動部材を移動させる移動機構と、を有し、前記軸体の他端部は、前記移動機構による移動が不能な不動部材に取り付けられており、前記移動機構は、操作レバーと、前記可動部材と前記操作レバーとを連携する連携部材とを有し、前記操作レバーは、第1操作レバーと第2操作レバーを含み、前記第1操作レバーと前記第2操作レバーは、前記軸体を挟んで互いに反対側に配置されているとともに、連動して同じ方向に揺動する。
好ましくは、前記軸体は、第1軸体と、前記第1軸体との間で前記農業用被覆材を挟持する第2軸体とを含む。
好ましくは、前記軸体は、前記ロール体と前記第1軸体との間で前記農業用被覆材に当接する第3軸体を含む。
図1は、本発明の一実施形態に係る農業用被覆材S1の巻き取り装置1の全体構成を示している。
農業用被覆材S1は、圃場の地面を被覆するように地面上に敷設されるシート等である
。具体的には、農業用被覆材S1は、例えば、果樹園の地面を被覆するように敷設される反射シートである。この反射シートは、太陽光を反射することによって果実の色付きを向上させるために使用されるシートであって、例えば、合成樹脂製フィルムの表面にアルミニウム層を設けて構成されたシートである。農業用被覆材S1が使用される果実としては、例えば、りんご、さくらんぼ、ぶどう等が挙げられるが、これらに限定はされない。
図1に示すように、巻き取り装置1は、台車2、支持軸3、機枠4、支持部5を備えている。以下、説明の便宜上、図1における矢印Xで示す方向を機枠幅方向、矢印X1で示す方向を幅方向一方側、矢印X2で示す方向を幅方向他方側という。
以下、巻き取り装置1の各構成要素について詳しく説明する。
支持軸3は、農業用被覆材S1が巻回されるロール体13を水平(地面と平行)に支持する。ロール体13は、円筒体であって、表面(外周面)に農業用被覆材S1が巻き付けられる。ロール体13は、軸心回りの一方(図1の矢印E1方向)に回転することによって、農業用被覆材S1を巻き取ることができる。また、ロール体13は、軸心回りの他方(図1の矢印E2方向)に回転することによって、農業用被覆材S1を繰り出すことができる。支持軸3の回転は、後述する回転駆動機構によって行われる。
図1~図4等に示すように、支持部5は、ロール体13と離間して配置され且つ農業用
被覆材S1に当接する軸体70と、軸体70の軸心方向を変更可能な変更機構80と、を有している。
図6、図7に示すように、第1軸体71、第2軸体72、第3軸体73の軸心方向の一端側は、それぞれ一方軸74A、74B、74Cにより支持されている。第1軸体71、第2軸体72、第3軸体73の他端側は、それぞれ他方軸75A、75B、75Cより支持されている。一方軸74A、74B、74Cは、それぞれ第1軸体71、第2軸体72、第3軸体73の軸心方向の一端側に挿入されている。他方軸75A、75B、75Cは、それぞれ第1軸体71、第2軸体72、第3軸体73の軸心方向の他端側に挿入されている。一方軸74A、74B、74Cは、機枠幅方向Xに移動可能な可動部材81に取り付けられている。他方軸75A、75B、75Cは、機枠幅方向Xに移動不能な不動部材82に取り付けられている。可動部材81は、後述する移動機構100による移動が可能な部材である。不動部材82は、移動機構100による移動が不能な部材である。
回転体84Bとは、軸体70と直交する水平方向(機枠幅方向X)に間隔をあけて配置されている。
第1連結部材103Aは、第1操作レバー101Aと可動部材81とを連結している。第1連結部材103Aは、一端側が第1操作レバー101Aに設けられた第1係止孔105に係止され、他端側が可動部材81の幅方向一方側に設けられた第2係止孔106に係止されている。第2連結部材103Bは、第2操作レバー101Bと可動部材81とを連結している。第2連結部材103Bは、一端側が第2操作レバー101Bに設けられた第3係止孔107に係止され、他端側が可動部材81の幅方向他方側に設けられた第4係止孔108に係止されている。
第2挿通部材104Bは、第2連結部材103Bの下方に配置されている。第2挿通部
材104Bは、一端側が第2操作レバー101Bに設けられた第6係止孔112に係止されている。第2挿通部材104Bの他端側は、固定体109に挿通されている。
以下、移動機構100の作用(動作)について説明する。
図4に示す状態から第1操作レバー101Aを幅方向一方側(図4の矢印F1方向)に揺動すると、第1連結部材103Aが幅方向一方側に引っ張られ、可動部材81が幅方向一方側(図4の矢印H1方向)に移動する。このとき、回転体84がガイド材86の上面に当接しながら回転(転動)するため、可動部材81の移動が円滑に行われる。
また、第1操作レバー101Aを幅方向一方側に揺動すると、第1挿通部材104Aが幅方向一方側に引っ張られる。そのため、第1挿通部材104Aは、第1挿通孔109aを通りながら幅方向一方側(図4の矢印J1方向)に移動する。また、第2操作レバー101Bが第1操作レバー101Aと連動して幅方向一方側に揺動することにより、第2挿通部材104Bは、第2挿通孔109bを通りながら幅方向一方側に移動する。
図4に示す状態から第2操作レバー101Bを幅方向他方側(図4の矢印F2方向)に揺動すると、第2連結部材103Bが幅方向他方側に引っ張られ、可動部材81が幅方向他方側(図4の矢印H2方向)に移動する。このとき、回転体84がガイド材86の上面に当接しながら回転(転動)するため、可動部材81の移動が円滑に行われる。
また、第2操作レバー101Bを幅方向他方側に揺動すると、第2挿通部材104Bが幅方向他方側に引っ張られる。そのため、第2挿通部材104Bは、第2挿通孔109bを通りながら幅方向他方側(図4の矢印J2方向)に移動する。また、第1操作レバー101Aが第2操作レバー101Bと連動して幅方向他方側に揺動することにより、第1挿通部材104Aは、第1挿通孔109aを通りながら幅方向他方側に移動する。
、第2操作レバー101Bを幅方向他方側に揺動した後の状態を示している。また、図示していないが、第2操作レバー101Bを幅方向一方側(図4の矢印F1方向)に揺動すると、可動部材81が幅方向一方側に移動し、第1操作レバー101Aが幅方向一方側に揺動する。
上記したように、変更機構80によれば、第1操作レバー101A又は第2操作レバー101Bを操作することによって、軸体70をロール体13と平行な第1姿勢P1と非平行な第2姿勢P21,P22とに変更可能である。
軸心方向C1に移動する。
ール体13への巻き取り作業の最中に不具合が発生した場合には、切換部110から手を離すことによって、速やかに巻き取りを停止することができる。
切換部110は、押圧操作具でなく、回転操作具や切換スイッチであってもよい。また、切換部110は、第1支持体14の側方や下方に設けられていてもよい。
台車2は、台座6、車輪7、連結部8を有している。
台座6は、枠体9と上板10とを有している。台座6は、平面視にて長方形状である。
枠体9は、平面視にて長方形の枠体である。枠体9は、左枠材9L、右枠材9R、前枠材9F、後枠材9Bから構成されている。左枠材9Lは、台座6の左縁を構成しており、前後方向に延びている。右枠材9Rは、台座6の右縁を構成しており、前後方向に延びている。前枠材9Fは、台座6の前縁を構成しており、左枠材9Lの前端部と右枠材9Rの前端部とを接続している。後枠材9Bは、台座6の後縁を構成しており、左枠材9Lの後端部と右枠材9Rの後端部とを接続している。
。
回転支持機構16は、台車2の進行方向に対する機枠4の向きを変更して支持可能である。台車2の進行方向は、車輪7の回転によって台車2が進行可能な方向であり、具体的には前後方向である。回転支持機構16は、機枠4を、台車2の進行方向に対して支持軸3の軸心方向が直交する第1の向き(図11~図14、図16参照)と、台車2の進行方向に対して支持軸3の軸心方向が一致する第2の向き(図15、図17、図18参照)とに変更して支持可能である。また、回転支持機構16は、台車2の進行方向に対する機枠4の向きを、第1の向きと第2の向きとの間の任意の向き(斜め向き)に変更して支持することもできる。
6は、下フレーム4Dの上部に固定されることによって、台車2上に搭載されている。管材46は、第1管材461と第2管材462とを含む。第1管材461及び第2管材462は、角パイプから構成されている。第1管材461と第2管材462とは、互いに平行に配置され、支持軸3の軸心方向と平行に延びている。可動材47は、第1可動材471と第2可動材472とを含む。第1可動材471と第2可動材472とは、互いに平行に配置され、支持軸3の軸心方向と平行に延びている。
図11、図14、図16等に示すように、機枠4は、可動材47の管材46に対する位置を固定する固定具18を有している。固定具18は、ねじ部と頭部とを備えた雄ねじから構成されている。固定具18は、第1固定具181と第2固定具182とを含む。第1可動材471及び第1管材461にはそれぞれ貫通孔が形成されており、これらの貫通孔が上下に重なった状態で第1固定具181のねじ部を挿通することによって、第1可動材471の第1管材461に対する位置が固定される。第2可動材472及び第2管材462にはそれぞれ貫通孔が形成されており、これらの貫通孔が上下に重なった状態で第2固定具182のねじ部を挿通することによって、第2可動材472の第2管材462に対する位置が固定される。尚、第1可動材471及び第2可動材472には、長さ方向に間隔をあけて複数の貫通孔が形成されていることが好ましい。これによって、第1可動材471の第1管材461に対する固定、第2可動材472の第2管材462に対する固定を、複数の異なる位置で行うことができる。
図11、図13、図16等に示すように、第1可動材471及び第2可動材472の突出部位471b,472bの端部(突出端)には、第2支持体15が接続されている。図12、図16等に示すように、第2支持体15は、第1横材15a、第2横材15b、第1縦材15c、第2縦材15d、第3縦材15e、第1斜め材15f、第2斜め材15g
を有している。
本実施形態の場合、動力伝達機構22により回転駆動力が伝達される原動機は、機枠4(下フレーム4D)に搭載された原動機20であるが、後述する走行車両12に搭載された原動機53を使用してもよい。走行車両12に搭載された原動機53を使用する場合、走行車両12に搭載された原動機53の回転駆動力が、動力伝達機構22を介して支持軸(第1支持軸3A)に伝達される。この場合、機枠4に搭載された原動機20を省略することができる。
切換部110は、連係部材122を介してテンションプーリ24dと連結される。
連係部材122は、引っ張りばね等の付勢部材(図示略)によって、テンションプーリ24dをベルト24cから離反させる方向に付勢される。切換部110が押圧されていないとき、テンションプーリ24dは付勢部材の付勢力によってベルト24cから離反する。これにより、原動機20の回転駆動力は第1支持軸3Aに伝達されず、第1支持軸3Aは回転しない。
但し、切換部110の構成は、上述した構成には限定されず、回転駆動機構の駆動と停止とを切り換え可能であれば他の構成を採用することもできる。例えば、切換部110は、バッテリ21と原動機20との電気的な接続を許容又は遮断するスイッチであってもよい。この場合、切換部110を押圧したときに、バッテリ21と原動機20との電気的な接続が許容されて原動機20が駆動し、第1支持軸3Aが回転する。また、切換部110の押圧を解除したときに、バッテリ21と原動機20との電気的な接続が遮断されて原動機20が停止し、第1支持軸3Aが停止する。
走行車両12は、牽引を必要とせずに自力走行が可能な車両である。図20、図21に示すように、走行車両12は、車体50と走行装置51とを備えている。
車体50には、運転席52が搭載されている。運転席52の背凭れ部の上端は、走行車両12の最も高い位置にある。走行車両12の高さ(地面から背もたれ部の上端までの高さ)は、巻き取り装置1の高さよりも低い。これにより、走行車両12に乗った作業者は
、果樹園等で果樹の枝等への接触を回避して走行することができる。
走行車両12には、原動機53が搭載されている。本実施形態の場合、原動機53は、エンジンであるが、モータであってもよい。原動機53は、車体50の後部に搭載されている。原動機53の前方に運転席52が設けられている。車体50の前部には、バッテリ54が搭載されている。原動機53がエンジンである場合、車体50にはオルタネータが搭載される。オルタネータは、エンジンの回転駆動力を受けて発電する。オルタネータの発電により生じた電気は、バッテリ54に蓄えられる。原動機53がモータである場合、モータはバッテリ54から供給される電力により駆動する。原動機53の上方及び側方は、原動機カバー55により覆われている。
操舵装置57は、操縦台56に支持されている。アクセルペダル58は、操縦台56の側方(右方)に設けられている。アクセルペダル58は、前進用ペダル58Fと後進用ペダル58Rとを含む。前進用ペダル58Fは、後進用ペダル58Rの前方に配置されている。ブレーキペダル59は、操縦台56の側方(左方)に設けられている。操縦台56の前方は、前カバー60により覆われている。
走行車両12は、ステップ62を備えている。ステップ62は、運転席52の下側に設けられている。ステップ62は、第1足置き部62aと第2足置き部62bとを有している。第1足置き部62aは、操縦台56の両側(左側と右側)に位置する。また、第1足置き部62aは、前カバー60の両側(左側と右側)に位置する。第1足置き部62aは、前輪51Fの上方に配置されている。第2足置き部62bは、第1足置き部62aの後方に設けられている。第2足置き部62bは、操縦台56と運転席52との間に配置されている。
農業用被覆材を圃場の地面等に敷設する場合、走行車両12の後部に台車2を連結し、農業用被覆材S1が巻回されたロール体13の一端部を第1支持軸3Aに支持し、他端部を第2支持軸3Bに支持する。次いで、機枠4を第1の向きとした状態(図13参照)で、ロール体13から農業用被覆材S1の一部分を引き出して、当該一部分を圃場の地面G1等に固定する。この状態で走行車両12を走行させて台車2を移動させることによって、ロール体13から農業用被覆材S1が巻き出される(図12、図18参照)。そして、台車2を所定の場所まで移動させることにより、農業用被覆材S1を圃場の地面等の上に所定範囲に亘って敷設することができる。
農業用被覆材S1の巻き取りが完了すると、走行車両12を走行させて台車2を移動させることにより、巻き取り装置1を圃場等から離脱させる。このとき、機枠4を第2の向き(図15参照)に変更することによって、巻き取り装置1の幅(巻き取り装置1の走行車両12の幅方向における長さ)を小さくすることができる。また、長さ変更機構によって、機枠4の長さ(支持軸3の軸心方向の長さ)を短縮することもできる。そのため、例えば、果樹園において果樹の間を通って走行車両12を走行させるときに、巻き取り装置1が果樹に接触することを防止できる。
農業用被覆材S1の巻き取り装置1は、農業用被覆材S1が巻回されるロール体13を水平に支持する支持軸3と、支持軸3をロール体13の軸心回りに回転させる回転駆動機構と、農業用被覆材S1をロール体13に未だ巻回されていない部分にて支持する支持部5と、を備え、支持部5は、ロール体13と離間して配置され且つ農業用被覆材S1に当接する軸体70と、軸体70の軸心方向を変更可能な変更機構80と、を有する。
また、変更機構80は、軸体70をロール体13と平行な第1姿勢P1と非平行な第2姿勢P21,P22とに変更可能である。
被覆材S1がロール体13の軸方向の一方側又は他方側にずれたときには、軸体70をロール体13と非平行な第2姿勢P21,P22に変更することで、ズレを修正することができる。これにより、農業用被覆材S1を真っ直ぐに綺麗にロール体13に巻き取ることが可能となる。
この構成によれば、農業用被覆材S1がロール体13に巻き取られる前に第1軸体71と第2軸体72との間を通過することによって、農業用被覆材S1の表面に付着したゴミや汚れを落とすことができる。また、農業用被覆材S1を第1軸体71と第2軸体72との間で確実に支持することができる。
この構成によれば、第3軸体73によって農業用被覆材S1にテンションを付与することができるため、ロール体13に巻き取られる農業用被覆材S1に皺や弛みが生じることを防止できる。
この構成によれば、移動機構100によって可動部材81を移動させることにより、軸体70の他端部を移動させることなく、軸体70の一端部を簡単に且つ確実に移動させることができる。
この構成によれば、軸体70の軸心方向を変更可能な構成を採りながら、巻き取り装置1の設置面積(平面視の大きさ)を小さくすることができる。
また、移動機構100は、操作レバー101と、可動部材81と操作レバー101とを連携する連携部材102とを有する。
また、操作レバー101は、第1操作レバー101Aと第2操作レバー101Bを含み、第1操作レバー101Aと第2操作レバー101Bは、軸体70を挟んで互いに反対側に配置されているとともに、連動して同じ方向に揺動する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
3 支持軸
5 支持部
13 ロール体
70 軸体
71 第1軸体
72 第2軸体
73 第3軸体
80 変更機構
81 可動部材
82 不動部材
100 移動機構
101 操作レバー
101A 第1操作レバー
101B 第2操作レバー
102 連携部材
P1 第1姿勢
P21,P22 第2姿勢
S1 農業用被覆材
Claims (5)
- 農業用被覆材が巻回されるロール体を水平に支持する支持軸と、
前記支持軸を前記ロール体の軸心回りに回転させる回転駆動機構と、
前記農業用被覆材を前記ロール体に未だ巻回されていない部分にて支持する支持部と、
を備え、
前記支持部は、前記ロール体と離間して配置され且つ前記農業用被覆材に当接する軸体と、前記軸体の軸心方向を変更可能な変更機構と、を有し、
前記変更機構は、前記軸体の一端部が取り付けられた可動部材と、前記可動部材を移動させる移動機構と、を有し、
前記軸体の他端部は、前記移動機構による移動が不能な不動部材に取り付けられており、
前記移動機構は、操作レバーと、前記可動部材と前記操作レバーとを連携する連携部材とを有し、
前記操作レバーは、第1操作レバーと第2操作レバーを含み、
前記第1操作レバーと前記第2操作レバーは、前記軸体を挟んで互いに反対側に配置されているとともに、連動して同じ方向に揺動する農業用被覆材の巻き取り装置。 - 前記変更機構は、前記軸体を前記ロール体と平行な第1姿勢と非平行な第2姿勢とに変更可能である請求項1に記載の農業用被覆材の巻き取り装置。
- 前記軸体は、第1軸体と、前記第1軸体との間で前記農業用被覆材を挟持する第2軸体とを含む請求項1又は2に記載の農業用被覆材の巻き取り装置。
- 前記軸体は、前記ロール体と前記第1軸体との間で前記農業用被覆材に当接する第3軸体を含む請求項3に記載の農業用被覆材の巻き取り装置。
- 前記軸体は、前記ロール体の下方に配置され、
前記移動機構は、前記可動部材を前記ロール体の軸心方向と直交する水平方向に移動させる請求項1~4のいずれか1項に記載の農業用被覆材の巻き取り装置。
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