JP7292077B2 - パッケージ素子の製造方法およびパッケージ素子 - Google Patents
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Description
対向する表面と裏面とを有し、第1シーリングリングと、前記第1シーリングリングの内側に形成されたデバイス領域と、前記第1シーリングリングの外側に形成されたボンディングパッドとを含むデバイスが、前記表面側に複数配置されたデバイスウエハを準備する工程と、
対向する表面と裏面とを有し、前記第1シーリングリングに対応するように設けられた第2シーリングリングと、前記第2シーリングリングの内側に形成された第1窪みとを含むリッドが、前記表面側に複数配置されたリッドウエハを準備する工程と、
前記デバイスウエハの前記表面と前記リッドウエハの前記表面とを対向させて、前記第1シーリングリングと前記第2シーリングリングとをシール層を挟んで重ねる工程と、
真空雰囲気内で前記シール層を加熱し、前記第1シーリングリングと前記第2シーリングリングとを前記シール層で接合する工程と、
前記デバイスウエハと前記リッドウエハとを切断して、前記デバイスと前記リッドとの間に前記デバイス領域が真空状態で封止されたパッケージ素子とする工程と、を含み、
前記デバイスウエハは、複数の前記デバイスからなるデバイス群の繰り返しを含み、前記リッドウエハは、複数の前記リッドからなるリッド群の繰り返しを含むことを特徴とするパッケージ素子の製造方法である。
対向する表面と裏面とを有し、第1シーリングリングと、前記第1シーリングリングの内側に形成され、複数のデバイスが設けられたデバイス領域とを含む第1ウエハと、
対向する表面と裏面とを有し、前記第1シーリングリングに対応するように設けられた第2シーリングリングを含む第2ウエハとを含み、
前記第1ウエハの前記表面と前記第2ウエハの前記表面とを対向させた状態で、前記第1シーリングリングと前記第2シーリングリングとがシール層で接続されて、前記第1ウエハと前記第2ウエハとの間に前記デバイス領域を封止する中空部が形成されたパッケージ素子であって、
前記デバイスは、有効画素と、出力レベル参照画素と、前記有効画素および前記出力レベル参照画素からの電気信号を用いて信号処理を行う読出回路とを含み、
前記第2ウエハの前記表面に遮光膜が設けられ、前記第2ウエハの前記裏面から入射する赤外線光が、前記出力レベル参照画素に入射するのを阻止したことを特徴とするパッケージ素子である。
図1は、全体が100で表される、本発明の実施の形態1にかかる真空パッケージセンサの平面図であり、図2は、図1の真空パッケージセンサをII-II方向に見た場合の断面図である。図2に示すように、真空パッケージセンサ100は、デバイス10とリッド20とが、シール30により接合され、内部に中空部40を備えた構造を有する。中空部40は真空に維持される。
図13~図17を参照しながら、全体が200で表される本発明の実施の形態2にかかる真空パッケージセンサの製造方法について説明する。本発明の実施の形態2にかかる製造方法は、実施の形態1の製造方法と、リッドウエハ31の製造工程が異なっている。具体的には、実施の形態1では、工程(e)において、リッドウエハ31の裏面に反り調整用の窪み38を形成するが、本発明の実施の形態2にかかる製造方法では、窪み38を形成する代わりに、リッドウエハ31を切断する。
図18、19を参照しながら、リッドウエハ31に形成されたリッド群9と窪み38を構成するパラメータについて説明する。図18は、リッドウエハ31の一部の平面図であり、図19は、図18のリッドウエハ31の、XIX-XIX方向に見た場合の断面図である。
図20は、全体が300で表される、本発明の実施の形態3にかかる真空パッケージセンサの断面図である。図20は、図1のII-IIと同じ方向に見た場合の断面図であり、図20中、図1、2と同一符合は、同一または相当箇所を示す。
図24は、全体が400で表される、本発明の実施の形態4にかかる真空パッケージセンサの断面図である。図24は、図1のII-IIと同じ方向に見た場合の断面図であり、図24中、図1、2と同一符合は、同一または相当箇所を示す。
図25は、全体が500で表される、本発明の実施の形態5にかかる真空パッケージセンサの断面図である。図25は、図1のII-IIと同じ方向に見た場合の断面図であり、図25中、図1、2と同一符合は、同一または相当箇所を示す。
図26は、全体が600で表される、本発明の実施の形態6にかかる真空パッケージセンサの断面図である。図26は、図1のII-IIと同じ方向に見た場合の断面図であり、図26中、図1、2と同一符合は、同一または相当箇所を示す。
図27は、全体が700で表される、本発明の実施の形態7にかかる真空パッケージセンサの断面図である。図27は、図1のII-IIと同じ方向に見た場合の断面図であり、図27中、図1、2と同一符合は、同一または相当箇所を示す。
Claims (7)
- 対向する表面と裏面とを有し、第1シーリングリングと、前記第1シーリングリングの内側に形成され、複数のデバイスが設けられたデバイス領域とを含む第1ウエハと、
対向する表面と裏面とを有し、前記第1シーリングリングに対応するように設けられた第2シーリングリングを含む第2ウエハとを含み、
前記第1ウエハの前記表面と前記第2ウエハの前記表面とを対向させた状態で、前記第1シーリングリングと前記第2シーリングリングとがシール層で接続されて、前記第1ウエハと前記第2ウエハとの間に前記デバイス領域を封止する中空部が形成されたパッケージ素子であって、
前記デバイスは、有効画素と、出力レベル参照画素と、前記有効画素および前記出力レベル参照画素からの電気信号を用いて信号処理を行う読出回路とを含み、
前記第2ウエハの前記表面に遮光膜が設けられ、前記第2ウエハの前記裏面から入射する赤外線光が、前記出力レベル参照画素に入射するのを阻止し、
前記第2ウエハの前記表面に、前記第2シーリングリングの内側に形成された窪み領域を含み、前記遮光膜は、前記窪み領域内に設けられ、
前記窪み領域は、前記有効画素と前記出力レベル参照画素とで挟まれる分離領域に対向する領域に凸部を有し、前記凸部の上に延在するように前記遮光膜が設けられたことを特徴とするパッケージ素子。 - 前記遮光膜は、前記シール層と同じ材料からなることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ素子。
- 前記窪み領域は、前記出力レベル参照画素に対向する領域に凸部を有し、前記凸部の上に前記遮光膜が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ素子。
- 前記窪み領域は、さらに、複数の前記有効画素で挟まれる分離領域に対向する領域に凸部を有し、前記凸部の上にも前記遮光膜が設けられ、前記第2ウエハの前記裏面から入射する赤外線光の、前記有効画素への入射角度を制限することを特徴とする請求項1に記載のパッケージ素子。
- 前記窪み領域は、さらに、前記有効画素に対向する領域が粗面化された粗面化領域であることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ素子。
- 上記粗面化領域は、前記窪み領域の表面に形成された複数の凸部からなることを特徴とする請求項5に記載のパッケージ素子。
- 前記凸部は、前記第2ウエハの一部からなることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のパッケージ素子。
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